JP4711837B2 - 緩衝機能付き包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、様々な物品の配送に使用する緩衝機能付き包装箱に関するものである。
従来、下記特許文献1には、蓋の両側縁から折曲片を延出し、各折曲片を、その基端及び中間に入れた直線状の折目線に沿って内外へ屏風状に折り曲げ、折曲片の反発により、物品を弾力的に保持して、衝撃から保護するものが記載されている。
登録実用新案第3024295号公報
しかしながら、上記のような包装箱では、例えば、通信販売の商品配送等において、大小様々な物品の梱包に使用すると、折目線に沿った折曲部で十分な反発力が得られず、緩衝性が不足する場合がある。
そこで、この発明は、様々な大きさの物品を確実に緩衝して保護できる包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る包装箱は、箱体の側壁から下部の内フラップ及び外フラップを延出し、各対の内フラップ及び外フラップを順次内側へ折り曲げて箱体の底壁を形成し、底壁の内フラップに、横方向に並んだ山形の折目線を稜線とする折曲部を設け、内フラップを折曲部で上方外側へ折り返して、その先端側の脚板間に物品を載置する受板を渡し、折曲部の反発力が受板に作用するようにしたのである。
また、この構成に代えて、箱体の底壁上に緩受体を設置し、緩受体として、受板の両端に脚板を連設し、受板と脚板の境界に、横方向に並んだ山形の折目線を稜線とする折曲部を設けたものを使用し、物品を載置する受板から脚板を折曲部で下方内側へ折り曲げ、折曲部の反発力が受板に作用するようにしたのである。
さらに、上記各包装箱において、物品に上記と同様の緩受体を載せ、物品に当接する受板から脚板を折曲部で上方内側へ折り曲げ、箱体の封緘に伴い、折曲部の反発力が受板に作用するようにしたのである。
この包装箱では、受板に折曲部の反発力が作用し、その反発力が横方向に並んだ山形の折目線により強力となるので、様々な大きさの物品を受板により弾力的に保持して、衝撃から確実に保護することができる。また、物品の大きさに応じた多種の緩衝材を用意しておく必要もなく、包装コストを抑制することができ、梱包作業の効率も向上する。
まず、この発明の第1実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
この包装箱は、図1のブランク及び図2の組立分解斜視図に示すように、段ボールシートを材料とする箱体1、底受体21及び緩受体31から構成され、通信販売される商品等の物品Gの梱包に使用するものである。
箱体1のブランクでは、各一対の側壁2,3が交互に連設され、一方の側壁3の外側に継代片4が連設されている。側壁2の下端には内フラップ5が、側壁3の下端には外フラップ6が連設され、側壁2の上端には内フラップ7が、側壁3の上端には外フラップ8がそれぞれ連設されている。
ブランク下部の各内フラップ5の中間部には、横方向に並んだ押罫による山形の折目線aが菱形をなすように対称に配置され、その頂部間に谷折用の縦方向の切目線bが入れられて、折目線aを稜線とする折曲部Fが設けられ、折曲部Fより先端側が脚板9とされている。各内フラップ5の先端中央部には、切込により係合凹部10が設けられている。
底受体21のブランクでは、受板22の両側に折目線を介して折曲片23が連設され、受板22の両端中央部には、係合片24が突設されている。
緩受体31のブランクでは、受板32の両端に脚板33が連設され、受板32と各脚板33の境界には、箱体1の内フラップ5と同様、横方向に並んだ押罫による山形の折目線aが菱形をなすように対称に配置され、その頂部間に谷折用の縦方向の切目線bが入れられて、折目線aを稜線とする折曲部Fが設けられている。
上記のようなブランクを組み立てて、通信販売で発送する商品等の物品を梱包する際には、図2に示すように、箱体1のブランクにおいて、各一対の側壁2,3を角筒状に折り曲げて、継代片4を反対側の側壁2に貼り付け、下部の内フラップ5及び外フラップ6を内側へ順次折り曲げて、底壁を形成する。
次に、両側の内フラップ5をそれぞれ折曲部Fで上方外側へ折り返し、底受体21の受板22から折曲片23を上方へ折り曲げて、受板22を補強し、図3に示すように、対向する脚板9の間に受板22を掛け渡して、係合片24を係合凹部10に係合させ、受板22に物品Gを載せる。
その後、緩受体31の受板32から両側の脚板33を折曲部Fで上方へ折り曲げて、物品Gに受板32を載せ、図4及び図5に示すように、脚板33を内側へ折り曲げつつ、上部の内フラップ7及び外フラップ8を内側へ順次折り曲げて、箱体1を封緘する。
このような包装箱では、底受体21の受板22と、緩受体31の受板32とにそれぞれ折曲部Fの反発力が作用し、この反発力は、横方向に並んだ山形の折目線aにより強力となるので、様々な大きさの物品Gを受板22,32により上下から挟み込むように弾力的に保持して、衝撃から確実に保護することができる。
また、物品Gの大きさに応じた多種の緩衝材を用意しておく必要もなく、包装コストを抑制することができ、緩衝材の選択の手間が省かれるので、梱包作業の効率も向上する。
次に、この発明の第2実施形態を図6乃至図8に基づいて説明する。
この包装箱は、箱体1として、下部の内フラップ5に折曲部や脚板のない通常の溝切り型段ボール箱を使用し、箱体1の底壁上に、上記第1実施形態と同様の緩受体31を設置している。そして、この緩受体31の受板32から脚板33を折曲部Fで下方内側へ折り曲げ、受板32に物品Gを載置するようにしている。
このような包装箱では、上下の緩受体31の受板32に折曲部Fの反発力が作用し、その反発力が上記第1実施形態のものと同様、横方向に並んだ山形の折目線aにより強力となるので、様々な大きさの物品Gを一対の受板32により上下から挟み込むように弾力的に保持して、衝撃から確実に保護することができる。
なお、上記各実施形態において、折曲部Fは、横方向に並んだ山形の折目線aを菱形をなすように対称に配置しているが、直線状の押罫から成る折目線の片側に、横方向に並んだ山形の折目線aを三角形をなすように配置してもよい。
この発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の組み立てに伴う分解斜視図 同上の物品梱包過程を示す斜視図 同上の物品梱包状態を示す斜視図 同上の縦断正面図 この発明の第2実施形態に係る包装箱の組み立てに伴う分解斜視図 同上の物品梱包状態を示す斜視図 同上の縦断正面図
符号の説明
1 箱体
2,3 側壁
4 継代片
5,7 内フラップ
6,8 外フラップ
9 脚板
10 係合凹部
21 底受体
22 受板
23 折曲片
24 係合片
31 緩受体
32 受板
33 脚板
a 折目線
b 切目線
F 折曲部

Claims (3)

  1. 箱体1の側壁2,3から下部の内フラップ5及び外フラップ6を延出し、各対の内フラップ5及び外フラップ6を順次内側へ折り曲げて箱体1の底壁を形成し、その内フラップ5に、横方向に並んだ山形の折目線aを稜線とする折曲部Fを設け、内フラップ5を折曲部Fで上方外側へ折り返して、その先端側の脚板9間に物品を載置する受板22を渡し、折曲部Fの反発力が受板22に作用するようにした緩衝機能付き包装箱。
  2. 箱体1の底壁上に緩受体31を設置し、緩受体31として、受板32の両端に脚板33を連設し、受板32と脚板33の境界に、横方向に並んだ山形の折目線aを稜線とする折曲部Fを設けたものを使用し、物品を載置する受板32から脚板33を折曲部Fで下方内側へ折り曲げ、折曲部Fの反発力が受板32に作用するようにした緩衝機能付き包装箱。
  3. 請求項1又は2に記載の包装箱において、物品上に請求項2に記載した緩受体31を載せ、物品に当接する受板32から脚板33を折曲部Fで上方内側へ折り曲げ、箱体1の封緘に伴い、折曲部Fの反発力が受板32に作用するようにした緩衝機能付き包装箱。
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