JP2546325Y2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JP2546325Y2 JP2546325Y2 JP1990400257U JP40025790U JP2546325Y2 JP 2546325 Y2 JP2546325 Y2 JP 2546325Y2 JP 1990400257 U JP1990400257 U JP 1990400257U JP 40025790 U JP40025790 U JP 40025790U JP 2546325 Y2 JP2546325 Y2 JP 2546325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- packaging box
- slit
- fold lines
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Stackable Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばトマト等の青
果物を包装する包装箱に関する。
果物を包装する包装箱に関する。
【０００２】
【従来の技術と考案の課題】例えば、トマトの包装箱と
しては、図４および図５に示すものがある。
しては、図４および図５に示すものがある。
【０００３】図４に示す包装箱は、端壁７２の上端縁に
棧板７３を連設し、この棧板７３の両側縁に側壁７１の
外面に折り重なる保持板７４を連設し、この保持板７４
の先端縁に連設された舌片７５を側壁７１に設けられた
スリット７６に差し込んで形状を保持するものである。
しかし、このような包装箱にあっては、棧板７３を外す
と箱自体がくずれてしまうため、トマトを入れるときに
も棧板７３を固定した状態で行わなければならず使い勝
手が悪い。
棧板７３を連設し、この棧板７３の両側縁に側壁７１の
外面に折り重なる保持板７４を連設し、この保持板７４
の先端縁に連設された舌片７５を側壁７１に設けられた
スリット７６に差し込んで形状を保持するものである。
しかし、このような包装箱にあっては、棧板７３を外す
と箱自体がくずれてしまうため、トマトを入れるときに
も棧板７３を固定した状態で行わなければならず使い勝
手が悪い。
【０００４】これに対して、図５に示す包装箱は、側壁
８１の両側部に連設される係合片８４によって一応箱の
形状が保持されるため、棧板８２を外した状態でトマト
を入れることができる。しかし、棧板８２に設けられた
舌片８３を差し込むためのスリット８６を有する折り曲
げ片８５を側壁８１の上端縁に突出した状態に連設する
必要があり、使用材料が多くなる。また、箱の幅が大き
くなると、前記係合片８４の長さが長くなるため、使用
するブランクに無駄が生じるといった欠点もある。
８１の両側部に連設される係合片８４によって一応箱の
形状が保持されるため、棧板８２を外した状態でトマト
を入れることができる。しかし、棧板８２に設けられた
舌片８３を差し込むためのスリット８６を有する折り曲
げ片８５を側壁８１の上端縁に突出した状態に連設する
必要があり、使用材料が多くなる。また、箱の幅が大き
くなると、前記係合片８４の長さが長くなるため、使用
するブランクに無駄が生じるといった欠点もある。
【０００５】そこで、この考案の課題は、棧板を外して
も形状が保持され、しかも少ない使用材料で無駄なく組
み立てることのできる包装箱を提供することにある。
も形状が保持され、しかも少ない使用材料で無駄なく組
み立てることのできる包装箱を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案の包装箱は、底壁１０の周縁に折目線６
１、６２を介して側壁２０と端壁３０とを連設し、端壁
３０の上端縁および両側縁には折目線６３、６４を介し
て棧板４０および前記側壁２０の外面に重ね合わされる
保持板５０を連設し、前記棧板４０の両側縁には折目線
６５を介して舌片４１を連設し、前記保持板５０の上端
縁および下端縁には折目線６６、６７を介して保持板５
０に対してほぼ直角に折り曲げられる折り曲げ片５１お
よび舌片５２を連設し、前記側壁２０には折目線６１に
沿って前記舌片５２が差し込まれるスリット２１を形成
し、前記折り曲げ片５１には折目線６６に沿って前記舌
片４１が差し込まれるスリット５１ａを形成する構成を
採用したのである。
め、この考案の包装箱は、底壁１０の周縁に折目線６
１、６２を介して側壁２０と端壁３０とを連設し、端壁
３０の上端縁および両側縁には折目線６３、６４を介し
て棧板４０および前記側壁２０の外面に重ね合わされる
保持板５０を連設し、前記棧板４０の両側縁には折目線
６５を介して舌片４１を連設し、前記保持板５０の上端
縁および下端縁には折目線６６、６７を介して保持板５
０に対してほぼ直角に折り曲げられる折り曲げ片５１お
よび舌片５２を連設し、前記側壁２０には折目線６１に
沿って前記舌片５２が差し込まれるスリット２１を形成
し、前記折り曲げ片５１には折目線６６に沿って前記舌
片４１が差し込まれるスリット５１ａを形成する構成を
採用したのである。
【０００７】
【作用】以上のように構成された包装箱は、側壁２０お
よび端壁３０を起立させて、保持板５０に連設された舌
片５２を側壁２０に設けられたスリット２１に差し込む
と、棧板４０を固定しなくても側壁２０および端壁３０
の起立状態が保持される。また、前記保持板５０の長さ
は箱の大きさに影響されることがなく、折り曲げ片５１
も側壁２０の長手方向に連設されるので、組み立て用の
ブランクにおいて前記折り曲げ片５１だけが外側に張り
出すような形状にならない。
よび端壁３０を起立させて、保持板５０に連設された舌
片５２を側壁２０に設けられたスリット２１に差し込む
と、棧板４０を固定しなくても側壁２０および端壁３０
の起立状態が保持される。また、前記保持板５０の長さ
は箱の大きさに影響されることがなく、折り曲げ片５１
も側壁２０の長手方向に連設されるので、組み立て用の
ブランクにおいて前記折り曲げ片５１だけが外側に張り
出すような形状にならない。
【０００８】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１に示す包装箱は、図３に示すブランク
から組み立てられる。
から組み立てられる。
【００１０】底壁１０の周縁には折目線６１、６２を介
して対向する一組の側壁２０と、対向する一組の端壁３
０とが連設され、この端壁３０の上端縁および両側縁に
は折目線６３、６４を介して棧板４０および前記側壁２
０の外面に折り重ねられる保持板５０が連設されてい
る。また、前記棧板４０の両側縁には折目線６５を介し
て舌片４１が連設され、前記保持板５０の上下端縁には
それぞれ折目線６６、６７を介して折り曲げ片５１およ
び舌片５２が連設されている。
して対向する一組の側壁２０と、対向する一組の端壁３
０とが連設され、この端壁３０の上端縁および両側縁に
は折目線６３、６４を介して棧板４０および前記側壁２
０の外面に折り重ねられる保持板５０が連設されてい
る。また、前記棧板４０の両側縁には折目線６５を介し
て舌片４１が連設され、前記保持板５０の上下端縁には
それぞれ折目線６６、６７を介して折り曲げ片５１およ
び舌片５２が連設されている。
【００１１】前記側壁２０には、折目線６１に沿って前
記舌片５２が差し込まれるスリット２１が形成され、前
記折り曲げ片５１には折目線６６に沿って前記舌片４１
が差し込まれるスリット５１ａが形成されている。従っ
て、図２に示すように、側壁２０および端壁３０を起立
させた状態で、前記保持板５０を側壁２０の外面に折り
重ねて舌片５２をスリット２１に差し込み、棧板４０を
内側に折り曲げて舌片４１をスリット５１ａに差し込む
と包装箱が組み立てられる。
記舌片５２が差し込まれるスリット２１が形成され、前
記折り曲げ片５１には折目線６６に沿って前記舌片４１
が差し込まれるスリット５１ａが形成されている。従っ
て、図２に示すように、側壁２０および端壁３０を起立
させた状態で、前記保持板５０を側壁２０の外面に折り
重ねて舌片５２をスリット２１に差し込み、棧板４０を
内側に折り曲げて舌片４１をスリット５１ａに差し込む
と包装箱が組み立てられる。
【００１２】なお、前記側壁２０の上端中央部には突起
２２が形成され、下端部にはその突起２２が嵌り込む大
きさの切り欠き部２３が形成されている。また、端壁３
０の上端中央部には、棧板４０を切り起こして成る突起
３１が形成されている。これらは、いずれも包装箱を積
み重ねたときのズレを防止するためのものである。
２２が形成され、下端部にはその突起２２が嵌り込む大
きさの切り欠き部２３が形成されている。また、端壁３
０の上端中央部には、棧板４０を切り起こして成る突起
３１が形成されている。これらは、いずれも包装箱を積
み重ねたときのズレを防止するためのものである。
【００１３】以上のように構成された包装箱は、箱内に
トマト等の青果物を入れるときに邪魔になる棧板４０を
起こしても、側壁２０および端壁３０の起立状態が保持
されるので使い勝手が良い。
トマト等の青果物を入れるときに邪魔になる棧板４０を
起こしても、側壁２０および端壁３０の起立状態が保持
されるので使い勝手が良い。
【００１４】
【効果】以上のように構成したため、この考案の包装箱
は、棧板４０を起こした状態でも側壁２０および端壁３
０の起立状態が保持され、トマト等の青果物を入れると
きに都合が良い。しかも、その保持状態を確保するため
に用いられる保持板５０の長さが箱の大きさに影響され
ず、また、組み立て用のブランクにおいて折り曲げ片５
１だけが外側に張り出すような形状にならないため、少
ない材料で無駄なく組み立てることができ、非常に経済
的である。
は、棧板４０を起こした状態でも側壁２０および端壁３
０の起立状態が保持され、トマト等の青果物を入れると
きに都合が良い。しかも、その保持状態を確保するため
に用いられる保持板５０の長さが箱の大きさに影響され
ず、また、組み立て用のブランクにおいて折り曲げ片５
１だけが外側に張り出すような形状にならないため、少
ない材料で無駄なく組み立てることができ、非常に経済
的である。
【図１】この考案の一実施例を示す斜視図
【図２】同上の組み立て途中を示す斜視図
【図３】同じく組み立て用のブランクを示す平面図
【図４】従来例を示す斜視図
【図５】他の従来例を示す斜視図
１０ 底壁 ２０ 側壁 ２１ スリット ２２ 突起 ２３ 切り欠き部 ３０ 端壁 ３１ 突起 ４０ 棧板 ４１ 舌片 ５０ 保持板 ５１ 折り曲げ片 ５１ａ スリット ５２ 舌片 ６１〜６７ 折目線
Claims (1)
- 【請求項１】 底壁１０の周縁に折目線６１、６２を介
して側壁２０と端壁３０とを連設し、端壁３０の上端縁
および両側縁には折目線６３、６４を介して棧板４０お
よび前記側壁２０の外面に重ね合わされる保持板５０を
連設し、前記棧板４０の両側縁には折目線６５を介して
舌片４１を連設し、前記保持板５０の上端縁および下端
縁には折目線６６、６７を介して保持板５０に対してほ
ぼ直角に折り曲げられる折り曲げ片５１および舌片５２
を連設し、前記側壁２０には折目線６１に沿って前記舌
片５２が差し込まれるスリット２１を形成し、前記折り
曲げ片５１には折目線６６に沿って前記舌片４１が差し
込まれるスリット５１ａを形成した包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990400257U JP2546325Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990400257U JP2546325Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 包装箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0489726U JPH0489726U (ja) | 1992-08-05 |
| JP2546325Y2 true JP2546325Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31878530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990400257U Expired - Lifetime JP2546325Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546325Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6170389B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2017-07-26 | 江崎グリコ株式会社 | 段ボール製ケース |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5791423A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | Infrared-ray detector |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP1990400257U patent/JP2546325Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0489726U (ja) | 1992-08-05 |
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