JPH0524578U - 扇風機の包装用仕切体 - Google Patents

扇風機の包装用仕切体

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JPH0524578U
JPH0524578U JP7349491U JP7349491U JPH0524578U JP H0524578 U JPH0524578 U JP H0524578U JP 7349491 U JP7349491 U JP 7349491U JP 7349491 U JP7349491 U JP 7349491U JP H0524578 U JPH0524578 U JP H0524578U
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三郎 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公害の発生原因となっている発泡スチロール
製のパッドを用いずに、分解された扇風機の各部品を包
装箱内に位置決めする。 【構成】 対向一対の第1仕切板20a、20bの両端
部を第1連結板10および第2連結板50で連結し、こ
の第1仕切板20a、20bの一端側に、載置台構成板
40によって扇風機本体のモーター部分の載置台を形成
すると共に他端側に第2仕切板30a、30bを連設し
た主部材1には、第2連結板50に扇風機本体の支柱部
分を嵌め込む凹部を形成すると共に載置台の上方には切
目23a、23bによって第1仕切板20a、20bに
舌片24a、24bを形成する。この舌片24a、24
bには、副部材2を差し込んで、その支持板60に形成
された穴63をモーターの突出部に係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、扇風機を包装箱に収納する際に使用する包装用仕切体に関する。
【0002】
【従来の技術と考案の課題】
扇風機を、段ボール製の包装箱に詰めて工場等から出荷する場合は、扇風機を 、扇風機本体、羽根および羽根カバーに分解し、図7(a)および(b)に示す ように、包装箱Aに嵌め込まれる発泡スチロール製のパッド80で扇風機本体B のモーター部と台座部とを上下に挟み込むと共に、そのパッド80の空スペース に羽根Cおよび羽根カバーDを挾み込んで各部品を包装箱A内に位置決めするの が一般的である。
【0003】 しかし、発泡スチロール製のパッドは、使用後の廃棄処理が確立されておらず 、公害の発生原因となるため、無公害性材料により上述したパッドを形成するこ とが望まれている。
【0004】 そこで、この考案の課題は、上述した発泡スチロール製のパッドを使用せずに 、包装箱と同材料である段ボール等の厚紙によって形成された仕切体によって分 解した扇風機の各部品を包装箱内に位置決めすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、包装箱を、扇風機本体を収納する中 央領域と羽根および羽根カバーを収納する側部領域とに区画する1対の第1仕切 板20a、20bの一端側の下コーナー部に、それぞれ切り欠き部21a、21 bを形成し、この切り欠き部21a、21bより上側の端縁同士を、第1連結板 10を介して連結し、この第1連結板10の下端縁に、前記切り欠き部21a、 21bに沿うように折り曲げて扇風機本体のモーター部の載置台を形成する載置 台構成板40を連設し、前記第1仕切板20a、20bの他端には、扇風機本体 の台座部と前記羽根カバーとを仕切る第2仕切板30a、30bを連接すると共 に一方の第1仕切板20aとそれに連なる第2仕切板30aとの間には、下半部 に切目22aを設け、この切目22aに差し込まれる第2連結板50を、他方の 第1仕切板20bから切り起し、この第2連結板50の上端には、中央部に扇風 機本体の支柱部分を嵌め込む凹部を形成すると共にその凹部の外側に前記切目2 2a上部の第1仕切板20aに係合する切目53を設けた段ボール等の厚紙によ って形成された扇風機の包装用仕切体を提供したのである。
【0006】
【作用】
以上のように構成された包装用仕切体を包装箱に入れ、載置台の第1仕切板2 0a、20b間に扇風機本体のモーター部分を載せると共に第2連結板50の凹 部に扇風機本体の支柱部分を嵌め込む。
【0007】 そして、第1仕切板20a、20b、第2仕切板30a、30bおよび包装箱 の内面によって囲われた部分に羽根および羽根カバーを収容すると、各部品が安 定よく整理された状態で包装箱に収納される。
【0008】 使用後は、包装箱と同様に廃棄処理を行なう。
【0009】
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。 図1に示す包装仕切体は、図2に示すように、主部材1と副部材2とから成り 、両部材1、2は段ボール等の厚紙によって形成されている。
【0010】 前記主部材1は、図3に示す1枚のブランクから組み立てられる。 このブランクは、一端の下コーナー部に切り欠き部21a、21bを有し、か つ他端に第2仕切板30a、30bが連設された一対の第1仕切板20a、20 bの前記切り欠き部21a、21b上部の端縁同士を、取手穴11を有する第1 連結板10によって連結し、この第1連結板10の下端縁に折目線71を介して 前記切り欠き部21a、21bまで張り出す載置台構成板40を連設したもので ある。
【0011】 前記第1連結板10と第1仕切板20a、20bとの間には折目線72、73 が設けられており、第1仕切板20a、20bと第2仕切板30a、30bとの 間には、上半部に折目線74、75が設けられている。
【0012】 一方の第1仕切板20bには、前記折目線75の下端から延びる切目22bに よって切り起こされる第2連結板50が形成されており、他方の第1仕切板20 aと、それに連なる第2仕切板30aとの間には、折目線74の下側に第2連結 板50の端部が差し込まれる切目22aが形成されている。
【0013】 また、各第1仕切板20a、20bには、第1連結板10の近傍に、2本の切 目23a、23bによってそれぞれ舌片24a、24bが形成され、第1仕切板 20aには羽根カバーの取手部と係合する舌片25aが、第1仕切板20bには 羽根カバーの突起と係合する切り欠き部25bが形成されている。
【0014】 前記第2連結板50の上端には、折り曲げて扇風機本体の支柱部分を嵌め込む 凹部を形成するための切目51および折目線52が設けられ、その外側に、前記 切目22aに差し込まれた状態で、その切目22a上部の第1仕切板20aに係 合する切目53が形成されている。
【0015】 前記載置台構成板40は、前記切り欠き部21a、21bの縁長X+Yと同一 長さであり、折目線71から距離Yだけ離れた位置に折目線41と切り起し片4 2が形成されている。
【0016】 この切り起し片42は、前記切り欠き部21a、21bに形成された切目26 a、26bに差し込まれるものであり、各切り起し片42の中央部には、その切 目26a、26bに差し込んだ状態で第1仕切板20a、20bに係合する切目 42aが形成されている。
【0017】 以上のように構成されたブランクは、図2に示すように、2枚の第1仕切板2 0a、20bが対向するように折り曲げると共に第2仕切板30a、30bをそ れぞれ外側に折り曲げ、それに伴って起こされた第2連結板50を切目22aに 差し込むと共に切目53を第1仕切板20aに係合させて第1仕切板20a、2 0bを平行状態に保持する。
【0018】 そして、載置台構成板40を折り曲げて前記第1仕切板20a、20bの切り 欠き部21a、21bに当接させ、切り起し片42を切目26a、26bに差し 込むと共に切り起し片42の切目42aを第1仕切板20a、20bに係合させ ると扇風機本体のモーター部分の載置台が出来上り、主部材1の組み立てが完了 する。
【0019】 前記副部材2は、図4に示すように、前記第1仕切板20a、20bに形成さ れた舌片24a、24bと略同一幅の支持板60の幅方向の両側に折目線76を 介して起立板61を連設したものであり、前記支持板60には、舌片24a、2 4bに嵌め込まれるスリット62および扇風機本体のモーターの突出部に係合す る穴63が形成されている。
【0020】 以上のように構成された包装用仕切体を用いて扇風機を包装箱に梱包するには 、まず、組み立てられた主部材1を包装箱Aに入れ、図5に示すように、載置台 の第1仕切板20a、20b間に扇風機本体Bのモーター部分を載せると共に切 目51および折目線52を形成した部分に扇風機本体の支柱部分を嵌め込む。
【0021】 そして、副部材2の支持板60を舌片24a、24bに差し込み、モーターの 突出部分に穴63を係合させると、扇風機本体Bが包装箱の中央部に位置決めさ れる。
【0022】 次に、図6に示すように、第1仕切板20a、20b、第2仕切板30a、3 0bおよび包装箱によって囲われた部分に羽根カバーCおよび羽根Dを収容する と共に羽根カバーCの取手および突起をそれぞれ第1仕切板20a、20bの舌 片25aおよび切り欠き部25bに係合させる。
【0023】 最後に、主部材1および副部材2によって形成された収納部3に付属部品を入 れて包装箱Aの蓋を閉じると梱包が完了する。
【0024】 なお、前記第2仕切板30a、30b、載置台構成板40および副部材2はそ れぞれ包装箱Aの内面に当接する大きさに形成されているため、包装箱A内で仕 切体がずれることがない。
【0025】 この実施例では、副部材2によって扇風機本体Bのモーター部分を位置決めす るようにしているが、必ずしもこれに限定されず、例えば、一方の第1仕切板2 0aからモーターの突出部分に係合する穴を備えたモーターの保持板を切り起す と共に他方の第1仕切板20bに、その保持板の先端部が差し込まれるスリット を形成することによってモーター部分の位置決めを行なうこともできる。
【0026】 それ以外の方法としては、第1仕切板20a、20bと第1連結板10との連 結コーナー部を内側に切り起してモーター部分に係合させたり、モーター部分に 紙管等を嵌せて位置決めすることも可能である。
【0027】
【効果】
以上のように、この考案の包装用仕切体は、段ボール等の厚紙によって形成さ れたブランクを、貼着することなく単に折り曲げて形成する構成にしたため、組 み立てが簡単でしかも低コストに製造できる。
【0028】 また、使用後は、段ボール製の包装箱と共に回収して再生利用したり、焼却等 による廃棄を行うことができるので、公害の発生原因になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例を示す斜視図
【図2】同上の分解斜視図
【図3】主部材の組み立て用ブランクを示す平面図
【図4】副部材の組み立て用ブランクを示す平面図
【図5】使用状態を示す断面図
【図6】同上の平面図
【図7】(a)は従来例を示す断面図、(b)は同上の
平面図
【符号の説明】
1 主部材 2 副部材 3 収納部 10 第1連結板 11 取手穴 20a、20b 第1仕切板 21a、21b 切り欠き部 22a、22b、23a、23b 切目 24a、24b、25a 舌片 25b、切り欠き部 26a、26b 切目 30a、30b、第2仕切板 40 載置台構成板 41 折目線 42 切り起し片 42a 切目 50 第2連結板 51、53 切目 52 折目線 60 支持板 61 起立板 62 スリット 63 穴 71〜76 折目線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装箱を、扇風機本体を収納する中央領
    域と羽根および羽根カバーを収納する側部領域とに区画
    する1対の第1仕切板20a、20bの一端側の下コー
    ナー部に、それぞれ切り欠き部21a、21bを形成
    し、この切り欠き部21a、21bより上側の端縁同士
    を、第1連結板10を介して連結し、この第1連結板1
    0の下端縁に、前記切り欠き部21a、21bに沿うよ
    うに折り曲げて扇風機本体のモーター部の載置台を形成
    する載置台構成板40を連設し、前記第1仕切板20
    a、20bの他端には、扇風機本体の台座部と前記羽根
    カバーとを仕切る第2仕切板30a、30bを連接する
    と共に一方の第1仕切板20aとそれに連なる第2仕切
    板30aとの間には、下半部に切目22aを設け、この
    切目22aに差し込まれる第2連結板50を、他方の第
    1仕切板20bから切り起し、この第2連結板50の上
    端には、中央部に扇風機本体の支柱部分を嵌め込む凹部
    を形成すると共にその凹部の外側に前記切目22a上部
    の第1仕切板20aに係合する切目53を設けた段ボー
    ル等の厚紙によって形成された扇風機の包装用仕切体。
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