JPH0716544Y2 - 操向操作装置 - Google Patents

操向操作装置

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JPH0716544Y2
JPH0716544Y2 JP9281890U JP9281890U JPH0716544Y2 JP H0716544 Y2 JPH0716544 Y2 JP H0716544Y2 JP 9281890 U JP9281890 U JP 9281890U JP 9281890 U JP9281890 U JP 9281890U JP H0716544 Y2 JPH0716544 Y2 JP H0716544Y2
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和正 北川
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、機体の進行方向を軌道修正する時などの緩旋
回は、ステアリング操作具によって、ピストンを操向ク
ラッチ切りのストロークまで迅速に伸長させると共に、
急旋回の際には、更にステアリング操作具を操作し、そ
の操作量に応じてピストンを操向ブレーキの制動するス
トロークまで伸長出来るようにした操向操作装置に関す
る。
(ロ)従来技術 従来から特公昭58−9035号公報に記載の如き技術が公知
とされていたのである。
該従来技術においては、ピストンの全のストローク伸長
によって、操向クラッチを切り、操向ブレーキを制動す
るように構成した操向操作装置であって、該ピストンの
油圧シリンダには操向クラッチ切りのストロークに対応
する中間ストローク部位に排出油路を形成して、ここに
それぞれ開閉弁(可変リリーフ弁)を介装し、ピストン
の操向バルブを切換えた後で、任意に作動可能に構成し
ている。
即ち、開閉弁(可変リリーフ弁)を作動せずに、操向バ
ルブを切換えただけの時には、ピストンが排出油路に至
ったストロークまで伸長せずに、操向クラッチだけが切
られ機体が緩旋回する。
開閉弁(可変リリーフ弁)を作動させた時には、ピスト
ンがそれ以上伸長して、操向クラッチのみならず操向ブ
レーキまで制動し、機体が急旋回するのである。
しかし、上記従来技術においては、次のような不具合が
あったのである。
第1に、左右2本の排出油路のそれぞれに配管等によっ
て2個の開閉弁(可変リリーフ弁)を接続しなければな
らず、組立工数が増加し、またコストもアップするので
ある。
第2に、2本の油圧ピストンを収納したケーシングの外
部に、2個の開閉弁(可変リリーフ弁)を収納したケー
シングを貼設することが必要であるので、操向操作装置
の全体が大きくなるという不具合があったのである。
第3に、操向バルブとして三位置切換型のバルブを用い
るのでコストが高くなっていたのである。
第4に、ステアリング操向具1に操向バルブと開閉弁
(可変リリーフ弁)とを、操向バルブを切換えた後に、
開閉弁(可変リリーフ弁)を操作する連動機構を必要と
し、これが高コストの原因となっていたのである。
本考案はこのような従来技術の不具合を解消するもので
ある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は、従来技術の以上のような不具合を解消するも
のであり、ピストンを収納するバルブケースに排出油路
を形成せず、又、開閉弁(可変リリーフ弁)を無くすこ
とにより、余分な配管を無くし、組立行程を減らし、低
コストで小型の操向操作装置を構成したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
左右の走行装置のそれぞれを独立的に、駆動停止する操
向クラッチと、制動する操向ブレーキを設け、該操向ク
ラッチと操向ブレーキを、油圧シリンダ室内のピストン
を伸長することにより作動させる構成において、該油圧
シリンダ室内のピストンにドレーン油孔を穿設し、該ド
レーン油孔内にスライドスプールを摺動変位自在に重合
嵌装し、該スライドスプールには油圧シリンダに流入さ
せる圧油の一部をドレーン油孔に排出する油孔を穿設
し、スライドスプールを操作するステアリング操作具
を、油孔がピストンにより閉鎖する方向に摺動操作可能
とし、該油孔がピストンにより閉鎖されるまでのストロ
ーク量に応じて、ピストンを伸長させ、操向クラッチ切
りのストロークから、操作ブレーキの制動のストローク
までを得るように構成したものである。
また、操向操作装置において、ステアリング操作具1に
て揺動されるプッシュアーム6L,6Rにより、前記スライ
ドスプール3L,3Rの基端を接当押圧し摺動可能に連結
し、他の操作具によってソレノイドピンが突出自在とさ
れた電磁ソレノイドA,Bを設け、該電磁ソレノイドA,Bの
ソレノイドピンが接当する接当片7L,7Rをスライドスプ
ールの基端に固設したものである。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。
第1図は、本考案の操向操作装置を示す全体斜視図、第
2図はバルブケース2とスライドスプール3とピストン
4の部分を示す後面断面図、第3図は操向クラッチ切り
を電磁ソレノイドAにより自動操作する場合の後面断面
図、第4図は操向クラッチ切りをステアリング操作具1
により手動にて行う状態の後面断面図、第5図は操向ブ
レーキ作動状態まで至った場合の後面断面図、第6図は
操向クラッチ切りまでで操向ブレーキ作動までは至らな
い状態の後面断面図、第7図はコンバインの刈取部27に
設けた自動操向センサーsl,srの平面図、第8図は本考
案の電磁ソレノイドA,Bの回路図、第9図はミッション
ケース内の駆動スケルトンを示す図面である。
第9図において全体的な構成を説明する。
ミッションケースMの内部には、左右対称に操向クラッ
チと操向ブレーキが構成されている。左右対称であるの
で一方だけを説明する。
ミッションケースMの上段に設けた主変速装置と副変速
装置により変速された後の回転が、操向軸21の中央部に
固設された大径ギア17に伝達される。該大径ギア17の左
右側面に操向ギア18,18が穿設されており、該操向ギア1
8,18に操向摺動体の操向クラッチ爪19,19が噛合・離脱
して動力の断接を行う。
また該操向摺動体には一体的に操向ブレーキ摩擦板20が
付設されており、前記操向ギア18と操向クラッチ爪19の
噛合状態が切れた後に、操向ブレーキ摩擦板20が制動を
開始すべく構成されている。該操向摺動体は係合溝24を
具備しており、該係合溝24に、第1図の操向シフター15
L,15Rが嵌装されているのである。
該操向ギア18と操向クラッチ爪19の間で動力伝達の断接
が行われた後の回転が、操向クラッチ爪19のギアから車
軸25の上のギア22と噛合し、該車軸25から駆動スプロケ
ット23を駆動する。
以上の構成により、ステアリング操作具1を操作して、
ピストン4を伸長短縮させることにより、シフター回動
アーム5L,5Rが操作され、該シフター回動アーム5L,5Rが
操向シフター15L,15Rを回動し、係合溝24により操向摺
動体を左右摺動するのである。該操向摺動体の左右摺動
により、まず操向クラッチが切れ、次に操向ブレーキが
制動するのである。
操向クラッチが切れただけでは緩旋回であり、操向ブレ
ーキまで制動すると急旋回となる。
次に第1図,第2図において、操向操作装置を説明す
る。
ミッションケースMの後面に操向シフター15L,15Rの回
動枢支軸15aが突出されており、該回動枢支軸15aにシフ
ター回動アーム5L,5Rが固定されている。
そして該シフター回動アーム5L,5Rは該部分でクロスし
ており、上部に設けたステアリング操作具1の回動方向
と、操向シフター15L,15Rの操作する方向を一致させて
いる。
バルブケース2はケーシングを構成しており、該バルブ
ケース2の内部に2本の縦孔を穿設し、該2本の左右の
縦孔の内部に油圧シリンダ室2L,2Rを構成し、該油圧シ
リンダ室2L,2Rの内部にピストン4L,4Rとその外周の付勢
バネ12L,12Rを嵌装している。
そしてピストン4L,4Rの内部に穿設したドレーン孔4aの
内部のスライドスプール3L,3Rを上下に摺動可能として
いる。
該スライドスプール3の外周と、油圧シリンダ室2L,2R
の間で、ピストン4L,4Rを伸長する為の油室を構成して
いる。
本考案の油圧シリンダ室2L,2Rに供給する圧油は、油圧
ポンプPより吐出した圧油を分流弁FDにより左右に分流
するだけで、そのまま常時、左右の油圧シリンダ室2L,2
Rに供給しているのである。
操向バルブというようなものは無いのである。
スライドスプール3L,3Rが油圧シリンダ室2L,2Rから上方
へ突出し、該スライドスプール3L,3Rの突出部に操向ク
ラッチ付勢バネ11L,11Rと操向ブレーキ付勢バネ8L,8Rが
重複状態で二段バネとして介装されている。該操向クラ
ッチ付勢バネ11L,11Rと操向ブレーキ付勢バネ8L,8Rの外
周をバネカバー13L,13Rにより被覆している。
スライドスプール3L,3Rが油圧シリンダ室2L,2Rから上方
に突出した突出部にプッシュアーム6L,6Rの接当ピン25
L,25Rの部分が接当されている。
該プッシュアーム6L,6Rは中央に枢支軸6aを具備した2
本の回動アームであり先端に接当ピン25L,25Rを突出
し、該接当ピン25L,25Rによりスライドスプール3L,3Rを
押圧する。プッシュアーム6L,6Rは2本がクロスしてい
る。
該プッシュアーム6L,6Rのクロスの状態を解消する為
に、プッシュアーム6L,6Rとステアリング操作具1とを
連結するワイヤー14L,14Rもクロスしている。
ステアリング操作具1は凸型状に構成されており、下部
の中央を枢支軸1aで枢支している。
そして枢支軸1aの両側の突出アーム部分にワイヤー14L,
14Rの上端が連結された係止ピン30L,30Rが突出されてい
る。
次に第3図から第6図において、スライドスプール3L,3
Rとピストン4L,4Rと油圧シリンダ室2L,2Rの構成を説明
する。
スライドスプール3L,3Rはピストン4L,4Rのドレーン孔4a
の内部に摺動自在に嵌装されており、該ドレーン孔4aは
タンクに連通しており油圧が開放される油路となってい
る。
そして第4図の如く、スライドスプール3L,3Rの油孔3a
の部分がピストン4L,4Rの内部の孔で閉塞されている場
合には、油圧シリンダ室2L,2Rは閉鎖状態であり、操向
バルブV1からの圧油により、ピストン4L,4Rを下方に押
して伸長させる油圧力が作用するのである。
そしてピストン4L,4Rが徐々に下方へ伸長されると、ス
ライドスプール3L,3Rはそのままの位置であり、油孔3a
も同じ位置であるので、油孔3aがピストン4L,4Rの重合
状態から開放されて、油圧シリンダ室2L,2Rとドレーン
孔4aが油孔3aを介して連通する状態が発生するのであ
る。それが「緩旋回」の開始であり、第6図の状態であ
る。
更にステアリング操作具1を回動すると、プッシュアー
ム6L,6Rによりスライドスプール3L,3Rが押し込まれ、操
向クラッチ付勢バネ11L,11Rを押した状態から操向ブレ
ーキ付勢バネ8L,8Rも同時に押す状態となり、操向ブレ
ーキの制動が開始されることをオペレーターに知らせて
いる。
そして更に第5図の如く、スライドスプール3L,3Rが押
しこまれると、油孔3aが閉鎖されるので、圧油が油圧シ
リンダ室2L,2Rに流入しピストン4L,4Rを押し下げるので
ある。そしてピストン4L,4Rが十分に伸長し、第5図の
如く油孔3aと重合してドレーン油孔4aから圧油が噴出
し、付勢バネ12L,12Rからの付勢力と、圧油の押圧力が
バランスした位置で停止するのである。
またステアリング操作具1とワイヤー14L,14Rとプッシ
ュアーム6L,6Rにより、スライドスプール3L,3Rを操作す
る構成では、刈取部27に設けた自動操向センサーsl,sr
による自動操向が出来ないので、スライドスプール3L,3
Rの上端部に接当片7L,7Rを左右に突出し、該接当片7L,7
Rに電磁ソレノイドA・Bのピンが押圧接当すべく構成
している。
該電磁ソレノイドA,Bは、第8図に示す如く、自動操向
センサーsl,srと緊急停止スイッチKとが並列配置され
た回路に直列に介装されており、自動操向センサーsl,s
rにより位置を検出しながら、電磁ソレノイドA,Bを操作
して自動操向するのである。
(ヘ)考案の作用 次に本考案の作用を説明する。
〔直進時〕
スライドスプールは2段バネによって付勢され油圧シリ
ンダ室に油孔が部分的に開口しており、該油圧シリンダ
室に常時流入する圧油の一部がタンク側に排出されてい
る。この時の油圧シリンダ室2L,2R内の油圧力はピスト
ン4の付勢バネ12とバランスしておりピストン4が伸長
することはない。
〔緩旋回〕
ステアリング操作具1を左右一方向に傾動すると、スラ
イドスプール3は2段バネ11,8の内の長くて弱い操向ク
ラッチ付勢バネ11L,11Rに抗して一気にピストン4内を
スライドする。
このストロークはピストン4の操向クラッチ切りのスト
ロークに相当する。スライドスプール3の油孔3aがピス
トン4の内周にて閉鎖されるので油圧シリンダ室2L,2R
に常時流入している圧油がピストン4を伸長させる。油
孔3aが再び油圧シリンダ室2L,2Rに開口し、油圧シリン
ダ室2L,2R内の油圧力がピストン4の付勢バネ12L,12Rと
バランスするまで低下すると、ピストン4の伸長が停止
し操向クラッチだけが切られる。
〔自動旋回〕
自動操向センサーsl,srがONし、旋回側の電磁ソレノイ
ドA,Bが作動し、上記ストローク分だけスライドスプー
ル3を押しさげる。
〔急旋回〕
ステアリング操作具1を更に第5図の如く傾動すると、
スライドスプール3が操向ブレーキ付勢バネ8L,8Rに抗
して下降し、油孔3aをピストン4の内周にて閉鎖し、油
圧シリンダ室2L,2R内の圧力が高まり、ピストン4が伸
長し、油孔3aが開口して、油圧シリンダ室2L,2R内の圧
力がピストン4の付勢バネ12の付勢力とバランスした時
点でピストン4の伸長が停止する。従って操向クラッチ
を切った後の操向ブレーキの作動は油孔3aの閉鎖ストロ
ーク量に応じたピストン4の伸長を得て行われるので、
操向ブレーキの効き具合の調整はステアリング操向具1
の傾動量を持って行うことが出来るのである。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
する。
請求項(1)の如く構成したので、スライドスプール3
をピストン4内に重合配置し、スライドスプール3の油
孔3aをピストン4の内周で閉鎖したストローク量に応じ
て、ピストン4が伸長するので、従来必要であった開閉
弁(可変リリーフ弁)を不要にすることができ、よって
バルブケース2と開閉弁(可変リリーフ弁)とを連結す
るパイピングが不要となり、組立工数が低減され、低コ
ストに仕上げることが出来たのである。
また、スライドスプール3をピストン4内に重合配置す
るので、実質上2本の油圧シリンダ室2L,2Rを収納する
バルブケース2だけで済、操向操作装置全体が小型化す
る。
またバルブケース2へは分流弁FDによって常時圧油を供
給するだけで良いので、三位置切換型の操向バルブが不
要であり、コストが安くなるのである。
また操向バルブが不要に出来たことにより、ステアリン
グ操作具1にスライドスプール3を連係するだけで済む
ので、従来の連動機構も不要となる。
請求項(2)の如く構成したので、電磁ソレノイドA,B
のピンの突出量を、スライドスプール3が操向クラッチ
を切るだけのストロークに対応する量に設定し、他の操
作具を自動操向センサーsl,srにするだけで、簡単に自
動操向仕様を追加した操向装置が得られるのである。
またその他の操作具を手動とし、これを操作すると左右
の電磁ソレノイドA,Bが同時に作動するようにしておけ
ば、スイッチ1個で機体を緊急停止することも可能とな
ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の操向操作装置を示す全体斜視図、第
2図はバルブケース2とスライドスプール3とピストン
4の部分を示す後面断面図、第3図は操向クラッチ切り
を電磁ソレノイドAにより自動操作する場合の後面断面
図、第4図は操向クラッチ切りをステアリング操作具1
により手動にて行う状態の後面断面図、第5図は操向ブ
レーキ作動状態まで至った場合の後面断面図、第6図は
操向クラッチ切りまでで操向ブレーキ作動までは至らな
い状態の後面断面図、第7図はコンバインの刈取部27に
設けた自動操向センサーsl,srの平面図、第8図は本考
案の電磁ソレノイドA,Bの回路図、第9図はミッション
ケース内の駆動スケルトンを示す図面である。 1……ステアリング操作具 2……バルブケース 2L,2R……油圧シリンダ室 3L,3R……スライドスプール 4L,4R……ピストン 5L,5R……シフター回動アーム 6L,6R……プッシュアーム A,B……電磁ソレノイド sl,sr……自動操向センサー FD……分流弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の走行装置のそれぞれを独立的に、駆
    動停止する操向クラッチと、制動する操向ブレーキを設
    け、該操向クラッチと操向ブレーキを、油圧シリンダ室
    内のピストンを伸長することにより作動させる構成にお
    いて、該油圧シリンダ室内のピストンにドレーン油孔を
    穿設し、該ドレーン油孔内にスライドスプールを摺動変
    位自在に重合嵌装し、該スライドスプールには油圧シリ
    ンダに流入させる圧油の一部をドレーン油孔に排出する
    油孔を穿設し、スライドスプールを操作するステアリン
    グ操作具を、油孔がピストンにより閉鎖する方向に摺動
    操作可能とし、該油孔がピストンにより閉鎖されるまで
    のストローク量に応じて、ピストンを伸長させ、操向ク
    ラッチ切りのストロークから、操作ブレーキの制動のス
    トロークまでを得るように構成したことを特徴とする操
    向操作装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の操向操作装置におい
    て、ステアリング操作具1にて揺動されるプッシュアー
    ム6L,6Rにより、前記スライドスプール3L,3Rの基端を接
    当押圧し摺動可能に連結し、他の操作具によってソレノ
    イドピンが突出自在とされた電磁ソレノイドA,Bを設
    け、該電磁ソレノイドA,Bのソレノイドピンが接当する
    接当片7L,7Rをスライドスプールの基端に固設したこと
    を特徴とする操向操作装置。
JP9281890U 1990-09-03 1990-09-03 操向操作装置 Expired - Lifetime JPH0716544Y2 (ja)

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