JPH0741841B2 - 液圧補助力制御装置 - Google Patents

液圧補助力制御装置

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JPH0741841B2
JPH0741841B2 JP20405390A JP20405390A JPH0741841B2 JP H0741841 B2 JPH0741841 B2 JP H0741841B2 JP 20405390 A JP20405390 A JP 20405390A JP 20405390 A JP20405390 A JP 20405390A JP H0741841 B2 JPH0741841 B2 JP H0741841B2
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アルノ・レーリンゲル
ラインホルト・アプト
エルンスト・フアツセ
ヴオルフガング・イエルク
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ダイムラー―ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、補助力かじ取りの場合普通のかじ取りハンド
ルに属する操作側軸部分と、これに対して同軸的な制御
伝動装置側軸部分と、一方の軸部分に設けられて移動可
能なスプールを持つ制御弁装置と、両方の軸部分の相対
回転に関係してスプールを移動させる制御機構と、両方
の軸部分の間で作用するばね装置とを備え、このばね装
置が両方の軸部分及び制御機構を相対中立位置へ押しや
る、液圧補助力制御装置特に自動車用液圧補助力かじ取
り装置(サーボかじ取り装置)に関する。
〔従来の技術〕
このような液圧補助力制御装置はドイツ連邦共和国特許
出願公告第1924032号明細書に示されている。ここでは
両方の軸部分の間のばね装置はねじり棒ばねとして構成
されて、両軸部分の縦穴に収容されている。このねじり
棒ばねはその端部をそれぞれ軸部分に相対回転しないよ
うに結合され、この結合を行なうピンが、両軸部分及び
ねじり棒ばねの対応する端部にあつて互いに一直線をな
す放射状穴を貫通している。これに伴う製造費は比較的
高い。
なおこの公知の補助力かじ取り装置において、ねじり棒
ばねがこわく構成されていても、両軸部分の間に僅かな
トルクが作用すると、このねじり棒ばねが弾性的に撓む
という欠点がある。その結果、伝達されるトルクが小さ
くても、制御弁装置のスプールが中立位置から移動して
しまう。それにより常に補助力が作用する。これは特に
補助力かじ取り装置においてしばしば望ましくない。な
ぜならば、それにより道路の性質又は走行状態がかじ取
りハンドルにおける主観的な運転感覚に殆ど影響を及ぼ
さないからである。
欧州特許第0190960号明細書に示す液圧補助力かじ取り
装置では、操作側軸部分及びこれに対して同軸的な制御
伝動装置側軸部分が互いに弾性的に連結されて、両方の
軸部分の相対回転の際、これらの間に設けられる環状部
材が軸線方向に移動される。この軸線方向行程は、伝動
レバーにより制御弁装置のスプールへ伝達される。
この構造も比較的費用がかかる。なおこの場合も、両方
の軸部分の間に比較的小さいトルクが作用しても、制御
弁装置のスプールが移動される。なぜならば、ばね装置
をこわく構成しても、小さな力によりばね装置は僅かで
あつても撓むからである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3545858号明細書から
公知の補助力かじ取り装置では、制御弁装置のスプール
の制御機構として、2つの同軸的な軸部分の間に制御レ
バーが設けられて、一方の軸部分又はこれに固定的に結
合される部分に、軸中心線に対してほぼ平行な偏心軸線
の周りに揺動可能に枢着され、また他方の軸部分又はこ
れに固定的に結合される部分に、前記の軸線及び軸中心
線から放射状に離れた所で揺動可能に枢着され、制御レ
バー端部によりスプールを操作する。制御レバーと一方
の軸部分との間にばね装置が作用して、一方の軸部分に
関する中立位置へ制御レバーを押しやる。従つて制御レ
バーは二重の機能を引受け、即ち一方ではスプールの操
作に役立ち、他方ではばね装置と共に戻し力を発生し
て、両方の軸部分及び制御レバーを相対中立位置へ押し
やる。
なお公知の補助力かじ取り装置では、制御レバーが一方
の軸部分に設けられるストツパと相互作用することによ
つて、両方の軸部分の可能な相対回転も制限する。
この公知の補助力かじ取り装置は、占有場所が少なく、
補助力かじ取り装置の圧力源の所要動力が比較的小さい
という点ですぐれている。更にばね装置は、大きい予荷
重を持つことができ、従つて両方の軸部分の間の最小ト
ルクで初めてその相対回転を許すので、最小トルク超過
の際初めて最小トルクが発生される。しかしこの公知の
補助力かじ取り装置の構造の簡単化が望ましい。
〔発明が解決しようとする課題〕
さて本発明の課題は、組立て費用が特に少ない補助力制
御装置を提供すると共に、両方の軸部分の間の最小トル
クに達した際初めて補助力が発生されるようにすること
である。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、ばね装置とし
て、2つの脚を結合するコイルばね範囲を持ち予荷重を
かけられる脚付きねじりばねが設けられ、一方の軸部分
又はこれに固定的に結合される部分に、脚付きねじりば
ねのコイルばね範囲を収容する端面中心凹所と、この脚
付きねじりばねの脚用支持部として役立つ肩部を持つ放
射状スリツトとが設けられ、他方の軸部分又はこれに固
定的に結合される部分に設けられる別のスリツトへ脚付
きねじりばねの脚が入り込み、両方の軸部分の相対中立
位置において、脚付きねじりばねの両方の脚がそれぞれ
両方のスリツトの一方の壁に当たつている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、補助力制御装置の組立ての際、脚付き
ねじりばねは一方の軸部分又はこれに固定的に結合され
る部分にある凹所へ挿入される。脚付きねじりばねはそ
の予荷重のため凹所の壁又はスリツトとの摩擦結合によ
り凹所内に保持されるので、脚付きねじりばねは挿入さ
れた状態を維持する。それにより脚付きねじりばねは、
両方の軸部分を相対中立位置で実際上力なしにはめ合わ
すことができる位置をとる。なお脚付きねじりばねが両
方の軸部分の間で直接作用し、制御機構とは別に設けら
れていると有利である。この機能的分離により、制御機
構及びばね装置の組立てが更に容易になる。
〔実施例〕
本発明の特に好ましい実施例を図面に基いて以下に説明
する。
本発明による補助力かじ取り装置としてのサーボかじ取
り装置の動作原理を示す第1図によれば、このかじ取り
装置は自動車の運転席の前に設けられる普通のかじ取り
ハンドル1を持ち、このかじ取りハンドルは、それに相
対回転しないように結合されるかじ取り軸2を介して、
制御伝動装置としてのかじ取り歯車装置3を操作し、か
じ取りハンドル1の回転方向に応じてこのかじ取り歯車
装置3が、かじ取りリンク機構を介して自動車のかじ取
り車輪5を右方又は左方へ旋回させる。かじ取りハンド
ル1を操作するのに必要な力を少なくするため、サーボ
モータ6が設けられて、かじ取り歯車装置3の動作を補
助し、すなわちかじ取り車輪5のかじ取りに必要な操作
力の一部を発生する。
サーボモータ6は複動ピストン7を持つピストン−シリ
ンダ装置として構成でき、ピストン7の一方の側にある
室8か又はピストン7の他方の側にある室9が高い圧力
の流体一般に圧油を供給されることによつて、ピストン
が右方又は左方へ移動する。
ピストン7のそのつど所望の移動を行なわせるため、室
8及び9を液圧導管10及び11を介してポンプ12の吐出側
に接続し、その際室8及び9の圧力を制御弁装置13によ
り制御又は変化することができる。
制御弁装置13は、かじ取り軸2の2つの軸部分2′と
2″との間に接続されている制御機構15により制御され
る。両方の軸部分2′及び2″は、かじ取り軸2により
伝達すべき操作力の影響を受けて、互いに限られた範囲
だけ相対回転でき、その際第1図には示してないばね装
置が軸部分2′と2″との間で荷重をかけられて、これ
らの軸部分2′及び2″を常に中立位置へ押しやろうと
する。軸部分2′及び2″の相対回転は、制御機構15に
より制御弁装置13のスプール16の移動行程に変換され
る。
スプール16はピストン状部分として、軸部分2′又は
2″に固定的に結合される制御弁装置13のハウジングの
穴17内に移動可能に設けられている。スプール16及び穴
17には切欠き19,20及び22ないし24が設けられて、スプ
ール16にある切欠き19,20が、スプール16の軸線方向に
おいて、穴17の切欠き22ないし24の間に残る突起より幅
広くなつている。切欠き19及び20には制御縁26ないし29
が設けられて、切欠き22ないし24にある制御縁32ないし
35と後述するように相互作用する。
既に述べた液圧導管10及び11は、切欠き19及び20により
形成される室から分岐している。切欠き23により形成さ
れる室は、ポンプ12の吐出導管37に接続され、このポン
プの吸入導管38は液圧流体だめ39に通じている。切欠き
22及び24により形成される室は、導管40及び41を経て流
体だめ39に接続されている。
スプール16の図示した中立位置で、吐出導管37を経て切
欠き23へ供給される流体は、この切欠きの両端で制御縁
27と33及び28と34との間を通つて切欠き19及び20へ流
れ、そこから液圧導管10及び11従つてサーボモータ6の
室8及び9へ流入すると共に、制御縁26と32及び29と35
との間を通つて切欠き22及び24へ達し、そこから導管40
及び41を通つて流体だめ39へ戻る。
スプール16の図示した中立位置では、制御縁28と34との
間及び29と35との間に残る断面は、制御縁27と33との間
及び26と32との間の自由断面と同じ大きさであるため、
切欠き19及び20により形成される室も同じ圧力を導くの
で、室8及び9に同じ圧力が現われる。
さて制御機構15がスプール16を例えば左方へ移動させる
と、制御縁27と33との間及び29と35との間の自由間隙が
狭くなり、制御縁26と32との間及び28と34との間の自由
間隙が広くなる。それにより切欠き19及び20に形成され
る室に異なる圧力が現われ、そ際切欠き19への流体の流
入が絞られ、この切欠き19からの流体の流出が絞られな
いのに対し、切欠き20への流入は絞られず、この切欠き
20からの流出が絞られるので、切欠き19の範囲には低い
圧力が得られ、切欠き20の範囲には高い圧力が得られ
る。極端な場合制御縁27と33との間を通つて切欠き19へ
の流入が完全に遮断され、一方切欠き20への流入は完全
に自由になり、制御縁29と35との間を通る流出が完全に
遮断される。
切欠き19及び20により形成される室の異なる圧力は、液
圧導管10及び11を経てサーボモータ6の室8及び9にも
現われるので、スプール16の左方への移動の際ピストン
7も左方へ移動され、その際生ずる操作力はスプール16
の移動の程度に関係している。
スプール16が右方へ移動されると、サーボモータ6の室
8及び9に逆の方向の圧力勾配が現われるので、スプー
ル16の移動の程度に関係する操作力でピストン7が右方
へ移動される。
スプール16の移動の程度は制御機構15にそのつど生ずる
制御行程に関係し、この制御行程は、かじ取り軸2によ
り伝達すべきトルクに関係する軸部分2′と2″との相
対回転の程度に関係しているので、かじ取り軸2の回転
方向に応じて、かじ取り車輪5からかじ取りハンドル1
の操作に抗して及ぼされる抵抗が大きいほど、スプール
16は一方又は他方の方向に大きく移動される。それに応
じてサーボモータ6により発生される操作力を増大し
て、かじ取りハンドル1により行なわれるかじ取り装置
の操作を補助する。
サーボモータ6により発生される操作力とかじ取り軸2
により伝達されるトルクとの関係又は比例関係は、付加
的な構造手段により変えることができる。
例えばスプール16の両方の端部に軸線方向盲穴42及び43
を設け、スプール16にある通路44及び45を経てこれらの
盲穴を、切欠き19及び20により形成される室に接続し、
これらの室に液圧導管10及び11を接続することができ
る。盲穴42及び43にはピストン46及び47が移動可能に設
けられ、移動距離が環状ストツパ48により制限される。
ピストン46及び47に作用する圧縮ばね49のピストンから
遠い方の端部は、制御弁装置13のハウジングの固定部分
に支持されている。
図示した配置により、サーボモータ6により発生される
操作力が直接かじ取り軸2に反作用を及ぼすので、かじ
取り軸2により伝達されるトルクと操作力との間にすぐ
れた直線関係が得られる。
第2図に構造を示す補助力制御装置の実施例では、かじ
取りハンドル1(第1図)に相対回転しないように結合
される一方の軸部分2′に対して同軸的に、ウオーム軸
51に続く他方の軸部分としての出力側軸部分2″が設け
られている。
ウオーム軸51の回転の際、かじ取り歯車装置のハウジン
グ53内に案内されて側面歯54により扇形歯車55にかみ合
うピストン7がウオーム軸51上を移動し、この扇形歯車
55がかじ取り車輪5(第1図)を制御する図示しないリ
ンク機構を駆動する。
ピストン7はハウジング53内でその端部に設けられる室
8と9とを互いに隔離する。これらの室8及び9は液圧
流体を満たされ、異なる圧力を受けて、軸部分2′及び
これに伝動結合される軸部分2″の回転により、ウオー
ム軸51が回転せしめられる。従つてピストン7はハウジ
ング53と共に第1図のサーボモータ6に対応する装置を
形成している。第2図の室8及び9に液圧流体を供給す
る導管10及び11(第1図)は第2図には示してない。
軸部分2′及び2″の互いに向き合う端部の間、又はこ
れらの軸部分2′及び2″に固定的に設けられる部分
(端部片)の間には、双腕の制御レバーとして構成され
る制御機構15が設けられている。この制御レバー15は、
軸部分2′及び2″の軸線に対して平行に偏心して端部
片50″に取付けられるピン56上に回転可能に支持されて
いる。この制御レバー15の両方の自由端は、ピン56に対
して平行な湾曲片又は突起15′及び15″を持つている。
軸部分2′及び2″の軸線から遠い方にある突起15′
は、第2図及び第3図からわかるように、軸部分2′の
端部片50′にある放射状スリツト57に係合している。軸
部分2′及び2″の軸線の近くにある他方の突起15″
は、軸部分2″の端部片50″の中心端面開口を通つて、
制御弁装置13のスプール16に枢着されている。このスプ
ール16は、軸部分2″の端部片50″の横穴内に、軸部分
2′及び2″の軸線に対して直角に移動可能に設けられ
ている。
制御レバー15の突起15′を持つ比較的短いレバー腕は、
軸部分2′及び2″の軸線から比較的大きく離れた所で
軸部分2′の端部片50′に結合され、端部片15″を持つ
レバー腕は比較的長いので、軸部分2′と2″又はそれ
らの端部片50′と50″との比較的小さい相対回転が、ス
プール16の比較的大きい移動を行なわせる。
特に第3図からわかるように、軸部分2′の端部片50′
は下方へ突出する突起を持つ著しく非円形の断面を持
ち、軸部分2″の端部片50″にある類似の非円形端面凹
所へ軸線方向に入り込んで、端部片50′及び50″がかみ
合い継手のように、ただし遊隙をもつて互いに連結さ
れ、互いに限られた回転を行なうことができる。端部片
50′と50″とのこの限られた相対回転に応じて、制御レ
バー15も限られた揺動を行ない、この揺動に応じてスプ
ール16が限られた移動を行なう。
端部片50′及び50″従つて軸部分2′及び2″は、脚付
きねじりばね58により互いに中立位置へ荷重をかけら
れ、この中立位置で制御レバー15従つてスプール16も中
立位置をとる。
脚付きねじりばね58はその両方の脚を結合するコイルば
ね範囲を持ち、軸部分2′の端部片50′にあつて端部片
50″の方へ開く端面中心凹所としての盲穴59へこのコイ
ルばね範囲が挿入されている(特に第3図参照)。
脚付きねじりばね58は予荷重をかけられて、そのコイル
ばね範囲が盲穴59の壁にある支持点60に当たり、端部片
50′及び50″が第3図に示す相対中立位置をとると、脚
付きねじりばね58の脚が端部片50′にある肩部61に当た
り、同時にこれらの脚の自由端が、端部片50″にあつて
肩部61に対して一直線をなす放射状スリツト63の壁62に
当たる。放射状スリツト63は端部片50′に面した端部片
50″の端面で開いており、同様に端部片50′の端面に端
部片50″の方へ開くている放射状スリツト64が設けら
れ、その一方の壁は前記の肩部61により形成されてい
る。
端部片50′と50″とが相対回転せしめられると、1つの
肩部61が脚付きねじりばね58の対応する脚から離れる
が、この脚は端部片50″にある放射状スリツト63の壁62
上に載つたままである。同時に他方の肩部61は、脚付き
ねじりばね58の他方の脚を、端部片50″にある放射状ス
リツト63の壁62から離す。それにより、端部片50′及び
50″がその相対中立位置から外れると、脚付きねじりば
ね58の荷重は端部片50′及び50″の回転方向に関係なく
高められる。
図示した脚付きねじりばね58は比較的大きい予荷重と比
較的小さいばね率とを持つことができる。これは、端部
片50′と50″との間に、脚付きねじりばね58の予荷重に
より規定される最小トルクが作用する時に初めて、端部
片50′と50″が互いに回転せしめられることを意味して
いる。比較的小さいばね率のため、最小トルクの超過後
端部片50′と50″との相対回転を行なうのに、比較的小
さい付加的トルクで充分である。
これは、かじ取り車輪5のかじ取りに必要な力が、脚付
きねじりばね58の予荷重に関係する限界値を超過する時
初めて、サーボモータ6(第1図)が作用することも意
味している。この限界値を超過すると、サーボモータ6
は運転者によりかじ取りハンドル1に生ずべきかじ取り
力を制限するように作用し、即ちかじ取り力は脚付きね
じりばね58の予荷重により規定される限界値より僅か上
にある。
それにより運転者は道路状態に対してよい感覚を与えら
れる。なぜならば、比較的小さい抵抗に抗してのみかじ
取り車輪5をかじ取りする多数のかじ取り操作は、サー
ボモータ6の補助なしに充分行なわれるからである。他
方かじ取り車輪5を大きい抵抗に抗してかじ取りするか
じ取り操作特に操車は、サーボモータ6による可能な著
しい補助のため、容易に行なうことができる。
上述した補助力制御装置の組立ては有利に簡単である。
軸部分2″にある端部片50″は同時に制御弁装置13のハ
ウジングを形成している。この端部片50″又は制御弁装
置13のハウジングには、更に制御レバー15がピン56によ
り支持されているので、この制御レバー15を制御弁装置
13と共に端部片50″に予め組込んでおくことができる。
脚付きねじりばね58は最初に端部片50′に取付けておく
ことができ、その際脚付きねじりばね58は、その予荷重
のため、盲穴59の壁にある支持点60及び肩部61に摩擦結
合により保持される。
今や制御レバー15が端部片50″に対して中立位置へもた
らされ、それから端部片50′に挿入されている脚付きね
じりばね58によりこの端部片50′が、端部片50″に対し
て同軸的な中立位置へもたらされ、端部片50″へ向かつ
て軸線方向に移動される。その際制御レバー15の突起1
5′が端部片50′の放射状スリツト57へはまり、脚付き
ねじりばね58の脚の自由端が端部片50″の放射状スリツ
ト63へはまる。
なお両方の端部片50′及び50″が、かじ取り歯車装置ハ
ウジング53に続いているか又はかじ取り歯車装置ハウジ
ング53を閉鎖するハウジング70内に収容され、従つて容
易に組立て可能なモジユールを構成していると、有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による補助力かじ取り装置の原理的構成
図、第2図はその構造的に好ましい実施例の軸部分の軸
中心線を通る断面図、第3図は第2図のIII−III線によ
る軸部分の断面図、第4図は第2図のIV−IV線による断
面図、第5図は第2図のV−V線による断面図である。 2……軸部分軸、2′,2″……軸部分、3……制御伝動
装置(かじ取り歯車装置)、13……制御弁装置、15……
制御機構(制御レバー)、16……スプール、50′,50″
……軸部分の部分(端部片)、58……ばね装置(脚付き
ねじりばね)、59……凹所、61……肩部、63,64……放
射状スリツト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト・フアツセ ドイツ連邦共和国ヴアイブリンゲン・ヘー クナツヘル・ヘーエ55 (72)発明者 ヴオルフガング・イエルク ドイツ連邦共和国シユトウツトガルト1・ ローゼンベルクシユトラーセ155 (56)参考文献 特開 昭62−152970(JP,A) 特開 昭49−44427(JP,A) 特開 昭53−49725(JP,A) 実開 昭53−60235(JP,U)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作側軸部分と、これに対して同軸的な制
    御伝動装置側軸部分と、一方の軸部分に設けられて移動
    可能なスプールを持つ制御弁装置と、両方の軸部分の相
    対回転に関係してスプールを移動させる制御機構と、両
    方の軸部分の間で作用するばね装置とを備え、このばね
    装置が両方の軸部分及び制御機構を相対中立位置へ押し
    やるものにおいて、ばね装置として、2つの脚を結合す
    るコイルばね範囲を持ち予荷重をかけられる脚付きねじ
    りばね(58)が設けられ、一方の軸部分(2′)又はこ
    れに固定的に結合される部分(50′)に、脚付きねじり
    ばね(58)のコイルばね範囲を収容する端面中心凹所
    (59)と、この脚付きねじりばねの脚用支持部として役
    立つ肩部(61)を持つ放射状スリツト(64)とが設けら
    れ、他方の軸部分(2″)又はこれに固定的に結合され
    る部分(50″)に設けられる別のスリツト(63)へ脚付
    きねじりばね(58)の脚が入り込み、両方の軸部分
    (2′,2″)の相対中立位置において、脚付きねじりば
    ね(58)の両方の脚がそれぞれ両方のスリツト(63,6
    4)の一方の壁に当たつていることを特徴とする、液圧
    補助力制御装置。
  2. 【請求項2】軸部分(2′,2″)の互いに向き合う端部
    又はこれに固定的に設けられる部分(50′,50″)がが
    み合い継手のように遊隙をおいて互いに係合しているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の補助力制御装置。
  3. 【請求項3】脚付きねじりばね(58)が比較的大きい予
    荷重と比較的少ないばね率とを持つていることを特徴と
    する、請求項1に記載の補助力制御装置。
  4. 【請求項4】制御機構として双腕制御レバー(15)が設
    けられ、その軸中心線側の長いレバー腕が制御弁装置
    (13)のスプール(16)を操作し、軸中心線に対してほ
    ぼ放射状に外方へ向く短いレバー腕が一方の軸部分
    (2′)又はこれに固定的に結合される部分(50′)に
    係合し、制御レバー(15)が、他方の軸部分(2″)又
    はこれに固定的に結合される部分(50″)に、軸中心線
    に対して平行に偏心した軸線の周りに揺動可能に支持さ
    れていることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに
    記載の補助力制御装置。
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