JPH07158026A - 路面切削機 - Google Patents

路面切削機

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JPH07158026A
JPH07158026A JP5308089A JP30808993A JPH07158026A JP H07158026 A JPH07158026 A JP H07158026A JP 5308089 A JP5308089 A JP 5308089A JP 30808993 A JP30808993 A JP 30808993A JP H07158026 A JPH07158026 A JP H07158026A
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JP
Japan
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rotation
rotary cutting
stop
road surface
traveling
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JP5308089A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Murahashi
高嘉 村橋
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面切削機の危険回避能力を高める。 【構成】 走行体に取付けられた回転式切削体と、回転
式切削体の回転および回転停止を指令する指令スイッチ
14とを備えた路面切削機に対して、走行体1のフート
ブレーキ装置を作動させるブレーキペダル10の踏込み
操作の有無を検出する検出スイッチ11と、ブレーキペ
ダル10の踏込み操作が検出されたとき、指令スイッチ
14から回転指令がされている状態でも回転式切削体4
の回転を停止させる回転停止器15とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凍結路面等を所望形状
に切削する路面切削機に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイールローダをベースとした路面切削
機として、例えば特開平4−350206号公報に記載
のものがある。図7は上記公報記載の路面切削機の概略
を示すもので、1は走行体、2は走行体1の前面に設け
られ不図示の昇降シリンダにより昇降される昇降アー
ム、3は昇降アーム2により支持された削氷装置であ
る。削氷装置3は、不図示の油圧モータで回転駆動され
る回転式切削体4と、この回転式切削体4の後方に配置
されるブレード5とを備える。回転式切削体4は例えば
螺旋状に捩れた羽根部材4aの外周に超硬合金製の切削
刃4bを多数取付けて構成される。このような作業機で
は、走行体1により凍結路上を走行しつつ回転式切削体
4を回転させて凍結路面EBを粗面状態に切削し、切削
された路面を後続のブレード5で整形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】凍結路面の切削作業は
その大部分が公道上で行なわれる。このため、作業中に
車両や歩行者が誤って接近することがあり、その都度、
危険回避のために走行体1に設けたフートブレーキ装置
のブレーキペダルを踏込み操作して減速し、かつ回転式
切削体4の回転起動スイッチをオフにして回転式切削体
4の回転を停止する必要がある。しかしながら、このよ
うな2つの操作は煩わしく、咄嗟の際に対応が遅れるお
それもある。また、例えば油圧系の異常により回転式切
削体4を駆動する油圧モータが過回転した場合など、何
等かの異常状態が発生したときも回転式切削体4を直ち
に停止させることが望ましい。
【0004】本発明の目的は、従来よりも危険回避能力
を高めることが可能な路面切削機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図7に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、走
行体1と、この走行体1に取付けられた回転式切削体4
と、回転式切削体4の回転および回転停止を指令する指
令手段14とを備えた路面切削機に適用され、走行体1
のフートブレーキ装置を作動させるブレーキペダル10
の踏込み操作の有無を検出する検出手段11と、ブレー
キペダル10の踏込み操作が検出されたとき、指令手段
14から回転指令がされている状態でも回転式切削体4
の回転を停止させる回転停止手段15とを備えることに
より上述した目的を達成する。請求項2の発明では、図
4に示すように、ブレーキペダル10の踏込み操作中で
あっても、回転停止手段15による回転式切削体4の回
転停止を解除して指令手段14からの回転指令に応答し
た回転式切削体4の回転を許容する停止解除手段21を
設けた。請求項3の発明では、図5に示すように、回転
停止手段15による回転式切削体4の回転停止後にブレ
ーキペダル10の踏込み操作が解除されたときでも、指
令手段14からの回転指令に拘らず回転式切削体4の回
転停止状態を継続させる停止継続手段31と、この停止
継続手段31による回転停止継続状態を解除する停止継
続解除手段32とを設けた。請求項4の発明では、図2
に示すように、走行体1が、原動機で駆動される可変容
量形油圧ポンプ101の押除け容積の増減により油圧ポ
ンプ101と閉回路接続された走行用油圧モータ104
の回転数を変化させて走行速度を制御可能なHST油圧
走行駆動回路を搭載する。請求項5の発明は、図6およ
び図7に示すように、走行体1に取付けられた回転式切
削体4と、この回転式切削体4の回転および回転停止を
指令する指令手段14とを備えた路面切削機に適用さ
れ、路面切削機の異常状態を検出する異常検出手段4
1,42と、異常状態が検出されたとき指令手段14か
ら回転指令がされている状態でも回転式切削体4の回転
を停止させる回転停止手段15とを設けることにより上
述した目的を達成する。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、指令手段14からの指令
に応答して回転式切削体4が回転している状態でブレー
キペダル10が踏込み操作されると回転式切削体4の回
転が停止する。請求項2の発明では、ブレーキペダル1
0を踏込んだ状態で回転式切削体4を回転させる必要が
生じたとき、回転停止手段15による回転停止を停止解
除手段21で解除する。請求項3の発明では、ブレーキ
ペダル10の踏込み操作により回転式切削体4の回転が
停止した場合、ブレーキペダル10の踏込み操作を解除
しても停止継続手段31により回転停止状態が継続され
る。回転式切削体4の回転を再開するときは停止継続解
除手段32により回転停止状態を解除する。HST油圧
走行駆動回路を搭載した請求項4の走行体では、油圧ポ
ンプ101の押除け容積の減少により油圧モータ104
の回転数を低下させて走行体1を減速させることができ
るため、作業時の速度調整のためにフートブレーキのブ
レーキペダル10が踏込み操作される頻度は少なく、歩
行者の飛び出しなど咄嗟の場合にブレーキペダル10が
踏込み操作される。このため、ブレーキペダル10の踏
込み操作をオペレータの作業中断の意思と見做すことが
できる。請求項5の発明では、路面切削機の異常状態が
検出されると回転式切削体4の回転が停止する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】
−第1実施例− 以下、図1〜図3を参照して本発明の第1実施例を説明
する。なお、図7に示す路面切削機との共通部分につい
ては同一符号を使用して説明を省略する。
【0009】まず、図2により本実施例の路面切削機に
搭載されたHST油圧走行駆動回路を説明する。図2の
回路では、走行体1に搭載された不図示の原動機で駆動
される可変容量形油圧ポンプ101と、走行体1の駆動
輪102(図7参照)を減速器103を介して駆動する
油圧モータ104とが一対の主管路105,106によ
り閉回路接続される。油圧ポンプ101の押除け容積を
設定するレギュレータシリンダ107は油圧源108か
ら減圧弁109および切換弁110を介して供給される
駆動圧により駆動される。減圧弁109の二次圧は走行
体1の運転席の足元に設けられたアクセルペダル111
の踏込み量が大きいほど高くなるように制御される。切
換弁110を所望する走行方向に応じてA位置またはB
位置に切換えた上でアクセルペダル111の踏込み量を
調整すると、その踏込み量に応じてレギュレータシリン
ダ107の駆動量が変化して油圧ポンプ101の押除け
容積が増減し、これにより油圧モータ104の回転数が
変化して走行体1の走行速度が調整される。
【0010】次に、図3により回転式切削体4(図7参
照)の油圧駆動回路を説明する。図3において1点鎖線
L−Lより下側は走行体1側の油圧回路、上側は削氷装
置3側の油圧回路であり、両回路は削氷装置3を走行体
1へ取付ける際にセルフシールカップリング401で接
続される。走行体1側には不図示の原動機で駆動される
油圧ポンプ402と、油圧ポンプ402の吐出油の供給
方向を切換える電磁弁403とが設けられ、削氷装置3
側には回転式切削体4を回転させる油圧モータ404
と、パイロット管路405pから導かれる油圧モータ4
04の駆動圧で切換え制御される切換弁405が設けら
れている。電磁弁403のソレノイド部403sが非励
磁のときは油圧ポンプ402の吐出油が電磁弁403か
らタンクTへ戻されるとともに、切換弁405がばね4
05aの力で中立位置に復帰して切換弁405内の逆止
弁405bにより油圧モータ404からの戻り油が閉じ
込められる。ソレノイド部403sが励磁されて電磁弁
403がA位置からB位置へ切換わると、油圧ポンプ4
02の吐出圧が切換弁405のパイロット管路405p
に導かれて切換弁405が切換えられ、油圧モータ40
4へ圧油が供給されて回転式切削体4が回転する。
【0011】電磁弁403のソレノイド部403sの励
磁および非励磁は図1に示す回路により切換え制御され
る。図1において10は走行体1の運転席の足元位置に
設けたブレーキペダルである。ブレーキペダル10を踏
込み操作すると、走行体1に設けられた不図示のフート
ブレーキ装置が作動して走行体1が減速するとともに、
ブレーキスイッチ11がオンして電源12から走行体1
の後部に設けたブレーキランプ13へ通電され、ブレー
キランプ13が点灯する。電磁弁403のソレノイド部
403sは起動スイッチ14およびリレー15のリレー
接点15aがともにオンしたとき励磁され、いずれか一
方がオフであれば非励磁となる。起動スイッチ14は走
行体1の運転席の近傍に設けられオペレータによりオン
・オフされる。リレー15は、リレーコイル15bの励
磁によりリレー接点15aが開放されるノーマルクロー
ズ型のものであり、リレーコイル15bはブレーキスイ
ッチ11のオンにより励磁される。なお、16はブレー
キランプ13側への電流の逆流を阻止するダイオードで
ある。
【0012】以上の構成によれば、ブレーキペダル10
の非操作状態で起動スイッチ14をオンすると、電源1
2から電磁弁403のソレノイド部403sへの回路が
閉成して電磁弁403がB位置(図3参照)に切換わ
り、油圧モータ404が起動されて回転式切削体4が回
転する。回転式切削体4の回転中にブレーキペダル10
が踏込み操作されると、ブレーキスイッチ11がオンと
なってリレーコイル15bが励磁されるため、リレー接
点15aが開放されてソレノイド部403sの励磁が解
除され電磁弁403がA位置に復帰する。このため、図
3に示す油圧モータ404への圧油の供給が絶たれて回
転式切削体4が停止する。この際、切換弁405の中立
位置への復帰により油圧モータ404からの戻り油が閉
じ込められて吐出側圧力が上昇するため、回転式切削体
4が慣性で回転を続けることもない。
【0013】この実施例では、アクセルペダル111の
緩め操作に対応した油圧ポンプ101の押除け容積の低
下により、走行用の油圧モータ104の吐出側に閉じ込
み圧が立上がって走行体1が減速するので、作業時の速
度調整のためにブレーキペダル10が踏込み操作される
頻度は少なく、歩行者の飛び出しなど咄嗟の場合にブレ
ーキペダル10が踏込み操作される。このため、ブレー
キペダル10の踏込み操作をオペレータの作業中断の意
思と見做すことができ、オペレータの意思に反して回転
式切削体4が一々停止する煩わしさもない。
【0014】−第2実施例− 図4により本発明の第2実施例を説明する。なお、上述
した第1実施例との共通部分には同一符号を付し、説明
を省略する。図4に示すように、本実施例は、起動スイ
ッチ14と電磁弁403のソレノイド部403sとの間
に、停止解除スイッチ21をリレー15のリレー接点1
5aと並列に接続したものである。この停止解除スイッ
チ21は、押し釦21aをばね21sに抗して押し込み
操作したときにオンとなり、押し込み操作を中止すると
ばね21sにより押し釦21aがオフ位置へ復帰する自
動復帰型のものであり、運転席の近傍に設けられてい
る。
【0015】本実施例によれば、起動スイッチ14がオ
ンのときに停止解除スイッチ21をオンすると、電源1
2から電磁弁403のソレノイド部403sへの回路が
起動スイッチ14および停止解除スイッチ21により閉
成される。したがって、ブレーキスイッチ11のオン・
オフに拘らず電磁弁403のソレノイド部403sを励
磁して回転式切削体4を回転させることができる。図7
の路面切削機では、回転式切削体4に氷雪が固着した場
合、昇降アーム2により削氷装置3を上昇させ、回転式
切削体4を回転させて雪落とし作業を行なうが、本実施
例ではこの種の作業時に停止解除スイッチ21をオンし
てブレーキペダル10を踏込むことにより、走行体1を
安定させることができる。なお、停止解除スイッチ21
をオフしたときは第1実施例と同様である。
【0016】−第3実施例− 図5により本発明の第3実施例を説明する。なお、上述
した第1実施例との共通部分には同一符号を付し、説明
を省略する。図5に示すように、本実施例では、第1実
施例の回路に対して、リレー31および停止継続解除ス
イッチ32を追加したものである。リレー31はリレー
コイル31bの励磁によりリレー接点31aが閉成する
ノーマルオープン型のものであり、リレー接点31aは
電源12とリレー15のリレーコイル15bとの間の回
路を開閉する。リレーコイル31bはブレーキスイッチ
11および停止継続解除スイッチ32のオンにより励磁
される。停止解除スイッチ32は、押し釦32aをばね
32sに抗して押し込み操作したときにオフとなり、押
し込み操作を中止するとばね32sにより押し釦32a
がオン位置へ復帰する自動復帰型のものであり、運転席
の近傍に設けられている。
【0017】本実施例によれば、起動スイッチ14がオ
ンのときにブレーキペダル10が踏込み操作されてブレ
ーキスイッチ11がオンすると、第1実施例と同様にリ
レーコイル15bが励磁されてリレー接点15aが開放
され、電磁弁403のソレノイド部403sの励磁が解
除されて回転式切削体4が停止する。また、ブレーキペ
ダル10の踏込み時に停止継続解除スイッチ32がオフ
側へ押し込み操作されていなければ、ブレーキスイッチ
11のオンによりリレーコイル31bが励磁されてリレ
ー接点31aが閉じ、これにより電源12からリレー接
点31aを介してリレーコイル15bへ通じる回路も閉
成する。リレーコイル31bの励磁は、停止継続解除ス
イッチ32をその押し釦32aの押し込み操作でオフし
ない限り継続される。このため、ブレーキペダル10の
踏込み操作が解除されてもリレーコイル15bは励磁を
続け、起動スイッチ14がオンであっても回転式切削体
4は停止したままとなる。回転式切削体4の回転を再開
するには、停止継続解除スイッチ32をその押し釦32
aの押し込み操作により一旦オフし、リレーコイル31
bの励磁を解除してリレー接点31aを開放させればよ
い。なお、リレー接点31aが一旦開くと、リレーコイ
ル31bはブレーキスイッチ11がオンしない限り非励
磁状態に保持される。
【0018】路面切削機のオペレータが何らかの危険を
感知してブレーキペダル10を踏込み操作した場合、走
行体1の停止によりブレーキペダル10の踏込みが解除
される可能性が高い。この時点で危険が排除されている
とは限らないので、安全が確認されるまでは回転式切削
体4の回転を再開しないことが望ましいが、本実施例で
はリレー31によりブレーキペダル10の踏込み解除後
も回転式切削体4の回転停止が継続され、停止継続解除
スイッチ32により回転再開を指令できるので、そのよ
うな要請に答えることができる。
【0019】−第4実施例− 図6により本発明の第4実施例を説明する。なお、上述
した第3実施例との共通部分には同一符号を付し、説明
を省略する。図6に示すように、本実施例は第3実施例
のリレー15,31と電源12との間に、異常検出検出
スイッチ41をブレーキスイッチ11と並列に接続した
ものである。この異常検出スイッチ41は異常検出装置
42からの異常検出信号に応答してオンするものであ
る。異常検出装置42は路面切削機の各部の制御状態を
監視して異常が発生したときに異常検出信号を出力す
る。監視情報としては、例えば、油圧モータ104,4
04の負荷圧力、走行体1の走行速度が挙げられ、これ
らの値が通常作業時の適正範囲を越えたとき異常状態と
判断する。
【0020】本実施例によれば、異常検出装置42によ
り異常状態が検出されると異常検出スイッチ41がオン
してリレー15,31のリレーコイル15b,31bが
ともに励磁され、ブレーキペダル10を踏込んだときと
同様に回転式切削対4の回転が停止する。異常検出スイ
ッチ41がオフになっても、オペレータが安全を確認し
て停止継続解除スイッチ32の押し釦32aを押し込み
操作しない限り回転式切削体4の回転は再開されない。
【0021】以上の実施例ではブレーキスイッチ11を
ブレーキランプ13の点滅用と共用したが、専用の検出
スイッチを設けてもよい。ブレーキペダル10で作動す
るフートブレーキ装置が油圧式のものであれば、フート
ブレーキの作動圧力を圧力スイッチで検出してもよい。
リレー15,31に代え、マイクロコンピュータにより
油圧モータ404の回転および回転停止を制御してもよ
い。第2実施例と第3実施例や第4実施例を組合わせて
もよい。路面切削機はHST油圧走行駆動回路を搭載し
たものに限定されず、凍結路面の切削を用途するもの以
外にも例えば未舗装路の切削や整形に適用されるものも
含まれる。
【0022】以上の実施例では、起動スイッチ14が指
令手段を、ブレーキスイッチ11が検出手段を、リレー
15が回転停止手段を、停止解除スイッチ21が停止解
除手段を、リレー31が停止継続手段を、停止継続解除
スイッチ32が停止継続解除手段を、異常検出スイッチ
41および異常検出装置42が異常検出手段をそれぞれ
構成する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4の発明によれば、回転式切削体が回転している状態で
ブレーキペダルが踏込み操作されると回転式切削体の回
転が停止するため、危険回避の必要が生じた場合にブレ
ーキペダルの踏込み操作とは別の操作で回転式切削体の
回転を停止させる必要がなく、路面切削機の危険回避能
力を高めることができる。特にHST油圧走行駆動装置
を搭載した走行体に適用される請求項4の発明では、ブ
レーキペダルの踏込み操作をオペレータの作業中断の意
思と見做すことができるので、オペレータの意思と回転
式切削体の回転および回転停止とを一致させることがで
きる。請求項2の発明では、ブレーキペダルを踏込んだ
状態でも必要に応じて回転式切削体を回転させることが
できるので便利である。請求項3の発明では、ブレーキ
ペダルの踏込み操作により回転式切削体が一旦停止する
と、ブレーキペダルの踏込み操作を解除しても回転停止
状態が継続するので安全性が高い。請求項5の発明で
は、路面切削機の異常状態が検出されると回転式切削体
の回転が停止するので、異常状態下での回転の継続によ
る事故が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電気回路図。
【図2】第1実施例に係る路面切削機の走行用の油圧回
路図。
【図3】第1実施例に係る路面切削機の回転式切削体駆
動用の油圧回路図。
【図4】本発明の第2実施例の電気回路図。
【図5】本発明の第3実施例の電気回路図。
【図6】本発明の第4実施例の電気回路図。
【図7】路面切削機の一例を示す図。
【符号の説明】
1 走行体 2 昇降アーム 3 削氷装置 4 回転式切削体 10 ブレーキペダル 11 ブレーキスイッチ 14 起動スイッチ 15,31 リレー 21 停止解除スイッチ 32 停止継続解除スイッチ 41 異常検出スイッチ 42 異常検出装置 101 可変容量形油圧ポンプ 104 走行用の油圧モータ 111 アクセルペダル 404 回転式切削体の油圧モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体と、この走行体に装着された回転
    式切削体と、この回転式切削体の回転および回転停止を
    指令する指令手段とを備えた路面切削機において、 前記走行体のフートブレーキ装置を作動させるブレーキ
    ペダルの踏込み操作の有無を検出する検出手段と、 前記ブレーキペダルの踏込み操作が検出されたとき、前
    記指令手段から回転指令がされている状態でも前記回転
    式切削体の回転を停止させる回転停止手段と、を備える
    ことを特徴とする路面切削機。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキペダルの踏込み操作中であ
    っても、前記回転停止手段による前記回転式切削体の回
    転停止を解除して前記指令手段からの回転指令に応答し
    た前記回転式切削体の回転を許容する停止解除手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の路面切削機。
  3. 【請求項3】 前記回転停止手段による前記回転式切削
    体の回転停止後に前記ブレーキペダルの踏込み操作が解
    除されたときでも、前記指令手段からの回転指令に拘ら
    ず前記回転式切削体の回転停止状態を継続させる停止継
    続手段と、この停止継続手段による回転停止継続状態を
    解除する停止継続解除手段とを設けたことを特徴とする
    請求項1記載の路面切削機。
  4. 【請求項4】 前記走行体は、原動機で駆動される可変
    容量形油圧ポンプの押除け容積の増減により該油圧ポン
    プと閉回路接続された走行用油圧モータの回転数を変化
    させて走行速度を制御可能なHST油圧走行駆動回路を
    搭載することを特徴とする請求項1記載の路面切削機。
  5. 【請求項5】 走行体に取付けられた回転式切削体と、
    この回転式切削体の回転および回転停止を指令する指令
    手段とを備えた路面切削機において、 路面切削機の異常状態を検出する異常検出手段と、 前記異常状態が検出されたとき、前記指令手段から回転
    指令がされている状態でも前記回転式切削体の回転を停
    止させる回転停止手段と、を備えることを特徴とする路
    面切削機。
JP5308089A 1993-12-08 1993-12-08 路面切削機 Pending JPH07158026A (ja)

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JP5308089A JPH07158026A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 路面切削機

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Publication Number Publication Date
JPH07158026A true JPH07158026A (ja) 1995-06-20

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ID=17976739

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JP5308089A Pending JPH07158026A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 路面切削機

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JP (1) JPH07158026A (ja)

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