JP6930344B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両に関する。
特許文献1に記載の作業車両は、運転座席に着座センサを設け、オペレータの離席時にエンジンを停止する制御を備えることにより、運転座席におけるオペレータ操作による機器作動を確保した上で、地上作業等のために離席した場合について、エンジンの切り忘れ等による車両の無人移動を防止して安全を確保することができる。
また、作業車両のPTO軸から動力を供給して水ポンプや木材破砕機等の定置型作業機械を作動させる場合は、PTO軸の近傍に設けた定置作業スイッチを操作すると、走行系の伝動遮断および駐車ブレーキ作動を条件に、PTO軸の作動とともに着座信号を送出することにより、オペレータの離席があっても、エンジン作動下における車両の無人移動を防止して安全を確保しつつ、エンジン作動によるPTO軸の定置作動を含む地上作業等が可能となる。
特許文献2に記載の作業車両はPTOクラッチを作動させる定置PTO操作具と、運転席の着座の有無を検出する着座センサを備え、制御装置は定置PTO操作具が操作される前に、着座センサによる離席の検出が、所定時間継続した場合は、エンジンを停止し、運転席に設けた前記着座センサによる離席の検出が、所定時間継続する前に前記定置PTO操作具が操作された場合は、前記PTOクラッチを係合させてPTO軸を作動させることにより、運転席への着座を前提として作動する制御システムによって安全な作業走行を可能とした上で、簡易な操作のみで、離席時の安全確保とPTO装置の安定した定置作動を可能としている。
特開平1−155037号公報 特開2017−7377号公報
しかし、上記の技術では、定置作業中にトラブルが発生し、直ちにPTOの駆動を停止したい場合に有効な方法がなかった。また、車体のどこかに停止スイッチを設けることが考えられるが、緊急時に素早く停止するには作業者が正しくスイッチの位置を把握しているなどの条件が必要であった。
本発明では定置作業において、緊急時でも素早く対処することが可能な作業車両を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく次のような特徴を有する。
第1の特徴は、制御装置(C)により制御されるPTOクラッチ(3a)を介して、エンジン(2)の動力を外部に出力するPTO軸(3)と、
前記PTOクラッチ(3a)を運転席(5)に着座した状態で作動させるPTO操作具(3e)と、
前記PTOクラッチ(3a)を前記運転席(5)から離席した状態で作動させる定置PTO操作具(3b)と、を備え、
前記制御装置(C)は定置PTO操作具(3b)によりPTO軸(3)が駆動しているときに他の操作具の操作を検知した場合、PTO軸(3)の駆動を停止するものであって、前記操作具とは、作業車両(1)の前後進を切り換える前後進レバー(3d)と、主変速部(4e)の変速を切り換える主変速レバー(3g)と、副変速部(4g)の変速を切り換える副変速レバー(3h)である作業車両。
これにより、定置作業中であれば操作しやすいレバー類の操作具を操作すればPTOの駆動を停止できるため、緊急の場合でも素早く対処することが可能となる。
第2の特徴は、第1の特徴を有する作業車両において、PTOの回転数を検出するPTO回転数センサ(24)を備え、前記PTO制御部は定置PTO操作具(3b)によりPTOが駆動しているとき、PTOの回転数の変動が所定の値を超えた時にPTOを停止する安全モードを備えたことを特徴とする。
これにより、PTO回転数の変動を監視して異常な負荷により回転数が想定を超えて変動した場合、自動でPTOの駆動を停止できるため、緊急時に素早く対処することが可能となる。
第3の特徴は、第2の特徴を有する作業車両において、前記安全モードのオンオフを切り替える安全モードスイッチ(S)を前記定置PTO操作具(3b)の近傍に設けたことを特徴とする。
これにより、もともと負荷変動が想定される作業を行う場合に定置PTO操作具(3b)の操作時に安全モードスイッチ(S)を操作して安全モードを解除しておくことによってPTO駆動が逐一停止してしまうことを防止できる。
第4の特徴は、第2または第3の特徴を有する作業車両において、前記PTO制御部は定置PTO操作具(3b)によりPTOが駆動を開始した後、所定の時間が経過したら、前記安全モードを自動的にオンにすることを特徴とする。
これにより、定置作業開始後に安全モードの入れ忘れを防止することができる
以上の特徴を有する作業車両によれば、定置作業において、緊急時でも素早く対処することが可能となる。
PTO制御のフローチャート トラクタの伝動系統展開図 変速伝動制御システムの入出力ブロック図 トラクタの側面図 PTO安全制御のフローチャート
本発明の作業車両についての実施例を図面に基づき説明する。
作業車両1の動力出力機構PTO(Power Take Off)はPTO軸3から動力を出力し、接続した作業機械を動かす仕組みである。トラクタの伝動系統展開図を図2に示すように、エンジン2の回転駆動力がミッションケースT内部のPTOクラッチ3aを介してPTO変速装置3fに伝達し、変速装置3fの各ギアの組み合わせに応じて適宜減速された回転駆動力が車両後部のPTO軸3から外部に出力される。
ミッションケースTは、エンジン動力を受ける入力軸2aから走行車輪4a,4bの走行系とPTO軸3の作業系とに分けて伝動する。一方の走行系は、前後進切換部4cに加えて、主変速部4e、高低切換部4f、副変速部4gを経て後輪差動部4hと前輪差動部4jに伝動する。後輪差動部4hには、左右ブレーキ4d,4dを設ける。他方の作業系は、PTOクラッチ3aからPTO軸3に伝動する。
伝動調節用の前後進切換部4c、主変速部4e、高低切換部4fおよび、走行車輪制動用の左右ブレーキ4d,4d、PTOクラッチ3aは、それぞれ前後進切換ソレノイドバルブv1、主変速第1ソレノイドバルブv2、主変速第2ソレノイドバルブv3、高低切換ソレノイドバルブv4、右ブレーキソレノイドバルブv5、左ブレーキソレノイドバルブv5、PTOクラッチソレノイドバルブv6を介して制御装置Cによって油圧制御可能に構成する。
前後進切換部4cは、マイコンなどで構成される制御装置Cに接続された前後進レバー位置センサ21が、前後進レバー3dの操作位置を検知して、その操作位置に応じて制御装置Cから前後進ソレノイドバルブv1に電流が流されることにより、油路が切り替わって前後進クラッチ11が操作されることで、駆動輪の正転と逆転を切り替える。
主変速部4eと高低切換部4fは主変速レバー位置センサ22が、主変速レバー3gの操作位置を検知して、その操作位置に応じて制御装置Cから主変速第1ソレノイドバルブv2および主変速第2ソレノイドバルブv3と高低切換ソレノイドバルブv4に電流が流されることにより、第1主変速クラッチ12および第2主変速クラッチ13をそれぞれ操作する第一主変速シリンダ18および第2主変速シリンダ19と、高低切換クラッチ14が操作されることで、主変速部4eで4段、高低切換部4fで2段の4×2=8段の変速を行う。
副変速部4gは副変速レバー3hを操作すると、リンク機構で接続している第1副変速クラッチ15および第2副変速クラッチ16が操作されて4段の変速が行われる。また、副変速レバー3hの操作位置は副変速レバー位置センサ23により検知されて、制御装置Cに入力される。
左右ブレーキ4d,4dはブレーキペダル3iにより直接操作されて後輪を制動する操作系統のほかに、制御装置Cから左右ブレーキソレノイドバルブv5,v5に電流が流されることにより左右ブレーキシリンダ17,17が操作されて後輪を制動する、電気的な操作系統を有する。
PTOクラッチ3aは、後述するPTOスイッチ3eまたは定置PTO操作具の一例としての定置PTOスイッチ3bの入力などを認識した制御装置Cから、PTOクラッチソレノイドバルブv6に電流が流されることにより、PTO軸3への動力の伝達・遮断が操作される。
制御装置Cは、図3の制御ブロック図に示すように、作業車両1の外部からPTO軸3の回転を入切操作する定置PTOスイッチ3bからの入切信号、運転席5(図3参照)に着座した運転手がPTO軸3の回転を入切操作するPTOスイッチ3eからの入切信号、前後進レバー操作位置センサ21からの前後進レバー3dの操作位置信号、主変速レバー操作位置センサ21からの主変速レバー3gの操作位置信号、副変速レバー操作位置センサ21からの副変速レバー3hの操作位置信号、運転者の着座を検出するシートスイッチ5aからの着座有無信号、定置PTO作業の安全モードを入切操作する安全モードスイッチSからの安全モード入切信号などが入力される。
また、制御装置Cは、作業車両1の前後進を切り換える前後進クラッチ11を電気的に操作する前後進切換ソレノイドバルブv1への電流、作業車両1の走行速度を変速する第1主変速シリンダを電気的に操作する主変速第1ソレノイドバルブv2への電流、第1主変速シリンダと共に作業車両1の走行速度を変速する第2主変速シリンダを電気的に操作する主変速第2ソレノイドバルブv3への電流、主変速部4eで変速された回転動力を、さらに2段階に変速する高低切換部4fの高低切換クラッチ14を、電気的に切り替え操作する高低切換ソレノイドバルブv4への電流、左右ブレーキ4d,4dを作動させる左右ブレーキシリンダ17,17を電気的に操作する左右ブレーキソレノイドバルブv5,v5への電流、PTO軸3の回転を入切する油圧PTOクラッチ3aを電気的に操作するPTOクラッチソレノイドバルブv6への電流が出力制御される。
さらに、制御装置Cは、エンジン制御装置2cと信号を送受信し、エンジン制御装置2cはエンジン2への燃料供給バルブv7を制御する。
PTO軸3の作動については、連結した作業機を走行駆動するためのPTOスイッチ3eに加えて、定置型作業機40を定置駆動するための定置PTO操作具として定置PTOスイッチ3bを別設する。この定置PTOスイッチ3bは、トラクタの側面図を図4に示すように、後輪フェンダF等のPTO軸3の近傍に配置する。また、定置PTOスイッチ3bの近傍にはPTO軸3の回転数をPTO回転数センサ24により検出、監視して所定以上の回転数の変動(例えば、10%)があればPTO軸3の駆動を停止する安全モードを入切する安全モードスイッチSを備える。
また、定置型作業機40とは木材破砕機やPTO入力式の発電機またはポンプなどであり、作業車両1に接続して作業車両1を走行させることなくPTO軸3から駆動力だけを取り出して、作業を行うタイプの作業機である。このような作業機を用いて作業を行う場合、運転者は作業車両1から降車して作業を行う場合が多い。
その他シートスイッチ5aは運転席5の下部に設置され、運転席5近傍には主変速レバー3g、副変速レバー3hが設置され、運転席5前方のステアリングホイール6の下方近傍に前後進レバー3d、走行時にPTO軸3を駆動するPTOスイッチ3eが設置されている。
PTO軸3の作動制御について、制御装置C内の処理を説明すると、そのフローチャートを図1に示すように、定置PTOスイッチ3bの操作を判定する第1の制御処理ステップ(以下において、「S1」の如く略記する。)により、定置PTOスイッチ3bがオンであれば、左右の両ブレーキ4dを作動させ(S2)、同時にPTOクラッチ3aを接続させて(S3)PTO軸3を駆動する。
また、定置PTOスイッチ3bがオンでなければ、左右の両ブレーキ4dの作動を解除し(S4)、PTOスイッチ3eの操作を判定する(S5)。PTOスイッチ3eがオンであれば、左右の両ブレーキ4dは作動させずにPTOクラッチ3aのみ接続して、PTO軸3を駆動する(S6)。PTOスイッチ3eがオフであれば、PTOクラッチ3aの遮断信号を送信して処理を終了する(S7)。
また、定置PTO作動に際してパーキングブレーキの操作を条件として定置PTO作動を可能とする制御システムでは、パーキングブレーキのレバー位置センサの付設およびレバー位置判定の制御処理が必要となるが、走行系ブレーキ4dの作動によって機体固定を確保することにより、制御構成の簡易化が可能となり、さらに、操作の程度によってブレーキ力が変動するパーキングブレーキより、確実な制動作用を得ることができる。
図5は作業車1の実施形態の一例としてのPTO安全制御フローチャートである。制御装置Cは運転席5の下部に設けられたシートスイッチ5aから離席状態を検出すると、制御装置C内部のタイマで離席状態継続時間の計測を開始する。離席状態が所定時間(例えば、10秒)継続したかどうかを判定する(S8)。離席状態が所定時間継続した場合はエンジン2を停止する(S9)ことにより、エンジン2の切忘れや、運転者不在のまま作業車1が走行することを防止する。
離席状態が所定時間継続するまでの間は定置PTOスイッチ3bがオン操作されたかどうかを判定する(S10)。定置PTOスイッチ3bがオン操作されていない場合は、オン操作が行われるか、離席状態が所定時間継続するまで判定を繰り返す。
離席状態が所定時間継続するまでに定置PTOスイッチ3bがオン操作された場合はPTOクラッチ3aを接続し、PTO軸3の駆動を開始する(S11)。このとき、制御装置Cは内部のタイマでPTO軸3の駆動開始からの時間を計測開始する。
定置PTOスイッチ3bによりPTO軸3が駆動されているときには、定置PTOスイッチ3b以外のあらゆる他の操作具の操作を検知したかどうかを判定する(S5)。他の操作具の操作を検出した場合は直ちにPTOクラッチ3aを遮断してPTO軸3の駆動を停止する(S6)。ここでいう他の操作具とは制御装置Cにより操作されたことを電気的に検出できるものであれば何でもよい。例えば、前後進レバー位置センサ21の入力値の変化で検出する前後進レバー3dの操作や、主変速レバー位置センサ22の入力値の変化で検出する主変速レバー3gの操作、副変速レバー位置センサ23の入力値の変化で検出する副変速レバー3hの操作などが該当する。
そのほか、図示しない灯火装置の操作具やクラクション、ステアリングホイール6の操作検出によりPTO軸3の駆動を停止しても良いし、シートスイッチ5aが変化した場合にPTO軸3の駆動を停止しても良い。このように、あらゆる操作具の操作により定置作業中のPTO軸3の駆動を停止させることで、定置作業機40の異常振動や不具合等、緊急を要する事態が発生した場合に作業者が停止スイッチの場所や停止操作方法を把握していなくても、近くにあるいずれかの操作具を動かすことにより素早く対処することが可能となる。
定置PTOスイッチ3bによりPTO軸3が駆動されているときには、他の操作具は緊急PTO停止操作具としての役割を持つため、この条件下での操作時では通常の機能は作動しないほうが良い。例えば、定置作業中に前後進レバー3dが前進方向に操作されても、前後進クラッチ11は接続されずに中立状態を保つほうが安全上好ましい。
他の操作具の操作を特に検出しない場合、制御装置CはPTO軸3の駆動開始後に安全モードスイッチSがOFF操作されているかどうかを判定する。OFF操作されている場合には、そのままPTO軸3の駆動を継続しつつ、他の操作具の操作が有るか否かの監視(S5)を継続する。
安全モードスイッチSのOFF操作がない場合には、PTO軸3の駆動開始から所定時間(例えば、10秒)が経過したか否かを判定する(S8)。所定時間経過した場合は自動で安全モードをオンにすることにより(S9)、安全モードの入れ忘れを防止する。また、所定時間が経過する前であっても、安全モードスイッチS10がオン操作されたか否かを判定し(S10)、オン操作された場合は直ちに安全モードをオンにする(S9)。
PTO軸3の駆動開始から所定時間が経過するか、安全モードスイッチSがオン操作されるまでは、そのままPTO軸3の駆動を継続しつつ、他の操作具の操作が有るか否かの監視(S5)を継続する。
安全モードがオンになると(S9)、制御装置CはPTO回転センサ24の検出値からPTO軸3の回転数の変化量を監視し(S11)、変化量が所定の値(例えば、定格回転数から10%以上の変動)があった場合には、直ちにPTOクラッチ3aを遮断してPTO軸3の駆動を停止する(S6)。変化量が所定の値を超えない範囲であれば、そのままPTO軸3の駆動を継続しつつ、他の操作具の操作が有るか否かの監視(S5)を継続する。
この安全モードがオンになると、定置作業機40に異常な負荷がかかった場合などに自動でPTO軸3の駆動が停止するため、安全に定置作業を行うことができる。具体的には木材破砕機などの定置作業機40への投入物に金属などが混入した場合や、定置作業機40が破損した場合などに素早く対処できる。
初めから後負荷がかかる作業が想定される場合は、予め安全モードスイッチSをオフ操作しておくことで(S7)、PTO軸3の回転数変動により逐一作業が停止してしまうような事態の発生を防止できる。
また本実施例においては、定置PTO作業における負荷の監視をPTO軸3の回転数検出により行う例を示したが、エンジン回転数を監視しても良い。そのほか、傾斜センサなどで異常振動を検出してPTO軸3の駆動を制御しても良い。
C 制御装置
S 安全モードスイッチ
1 作業車両
2 エンジン
3 PTO軸
3a PTOクラッチ
3b 定置PTOスイッチ(定置PTO操作具)
3d 前後進レバー(他の操作具)
3g 主変速レバー(他の操作具)
3h 副変速レバー(他の操作具)
5 運転席
5a 着座センサ
24 PTO回転数センサ

Claims (4)

  1. 制御装置(C)により制御されるPTOクラッチ(3a)を介して、エンジン(2)の動力を外部に出力するPTO軸(3)と、
    前記PTOクラッチ(3a)を運転席(5)に着座した状態で作動させるPTO操作具(3e)と、
    前記PTOクラッチ(3a)を前記運転席(5)から離席した状態で作動させる定置PTO操作具(3b)と、を備え、
    前記制御装置(C)は定置PTO操作具(3b)によりPTO軸(3)が駆動しているときに他の操作具の操作を検知した場合、PTO軸(3)の駆動を停止するものであって、前記操作具とは、作業車両(1)の前後進を切り換える前後進レバー(3d)と、主変速部(4e)の変速を切り換える主変速レバー(3g)と、副変速部(4g)の変速を切り換える副変速レバー(3h)である作業車両。
  2. PTOの回転数を検出するPTO回転数センサ(24)を備え、
    前記PTO制御部は定置PTO操作具(3b)によりPTOが駆動しているとき、PTO軸(3)の回転数の変動が所定の値を超えた時にPTOを停止する安全モードを備えた、
    請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記安全モードのオンオフを切り替える安全モードスイッチ(S)を前記定置PTO操作具(3b)の近傍に設けた、
    請求項2に記載の作業車両。
  4. 前記PTO制御部は定置PTO操作具(3b)によりPTOが駆動を開始した後、所定の時間が経過したら、前記安全モードを自動的にオンにする、
    請求項2または3に記載の作業車両
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