JPH07156653A - ウェザーストリップの型成形コーナー部の構造 - Google Patents
ウェザーストリップの型成形コーナー部の構造Info
- Publication number
- JPH07156653A JPH07156653A JP5330015A JP33001593A JPH07156653A JP H07156653 A JPH07156653 A JP H07156653A JP 5330015 A JP5330015 A JP 5330015A JP 33001593 A JP33001593 A JP 33001593A JP H07156653 A JPH07156653 A JP H07156653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- weather strip
- corner part
- die forming
- forming corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体取付角度に合わせて、容易に押出成形部
の挟角を変更することが出来、金型の共通化がはかれる
ウエザーストリップを提供する。 【構成】 ウエザーストリップの２本の押出成形部２
０，２０をある角度で接続するに当たって、両押出成形
部２０，２０と一体に型成形コーナー部３０を介在させ
てなるウエザーストリップの型成形コーナー部あって、
車体の取付角度に合わせて、押出成形部２０，２０の挟
角を変化出来るように、圧縮による収縮を最も受ける型
成形コーナー部の肉厚の一部３５を他の部分よりも薄肉
にすることよって、型成形コーナー部３０の剛性を小さ
くして、収縮を容易にし、押出成形部２０，２０の挟角
の変更を容易にしたものである。
の挟角を変更することが出来、金型の共通化がはかれる
ウエザーストリップを提供する。 【構成】 ウエザーストリップの２本の押出成形部２
０，２０をある角度で接続するに当たって、両押出成形
部２０，２０と一体に型成形コーナー部３０を介在させ
てなるウエザーストリップの型成形コーナー部あって、
車体の取付角度に合わせて、押出成形部２０，２０の挟
角を変化出来るように、圧縮による収縮を最も受ける型
成形コーナー部の肉厚の一部３５を他の部分よりも薄肉
にすることよって、型成形コーナー部３０の剛性を小さ
くして、収縮を容易にし、押出成形部２０，２０の挟角
の変更を容易にしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２本の押出成形部をあ
る角度で接続するに当たって、介在させるウエザースト
リップの型成形コーナー部に関するものである。
る角度で接続するに当たって、介在させるウエザースト
リップの型成形コーナー部に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１を参考にして説明する。図中に二等
辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰した記号を
使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を表わし、
非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従来、略コの
字状断面の本体部分１１の開口端に、リップ１２，１２
を中心に向かって突設した形状のウエザーストリップの
２本の押出成形部２０，２０をある角度で接続するに当
たって、両押出成形部２０，２０と一体に型成形した型
成形コーナー部３０を介在させている。
辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰した記号を
使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を表わし、
非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従来、略コの
字状断面の本体部分１１の開口端に、リップ１２，１２
を中心に向かって突設した形状のウエザーストリップの
２本の押出成形部２０，２０をある角度で接続するに当
たって、両押出成形部２０，２０と一体に型成形した型
成形コーナー部３０を介在させている。
【０００３】しかしながら、上記従来のウエザーストリ
ップの型成形の型成形コーナー部３０は、それぞれ車体
の取付角度Ａに合わせて型成形するようになっており、
しかもその角度Ａは３ドア・４ドアによって、１０度程
度違うため、それに合わせて数種類の金型を準備してお
く必要があり、しかも、誤って、種類の異なる金型を使
用することもあり、コスト面からも金型の共通化が求め
られている。なお、従来のものは、押出成形部２０，２
０の挟角を、車体の取付角度に合わせて変更しようとし
ても、特に型成形コーナー部３０の剛性が大きく、変更
困難である。
ップの型成形の型成形コーナー部３０は、それぞれ車体
の取付角度Ａに合わせて型成形するようになっており、
しかもその角度Ａは３ドア・４ドアによって、１０度程
度違うため、それに合わせて数種類の金型を準備してお
く必要があり、しかも、誤って、種類の異なる金型を使
用することもあり、コスト面からも金型の共通化が求め
られている。なお、従来のものは、押出成形部２０，２
０の挟角を、車体の取付角度に合わせて変更しようとし
ても、特に型成形コーナー部３０の剛性が大きく、変更
困難である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップの型成形の型成形
コーナー部３０は、車体の取付角度に合わせて型成形す
るようになっており、取付角度に合わせて数種類の金型
を準備しておく必要があること、誤って、種類の異なる
金型を使用することもあること、コスト面からも金型の
共通化が求められていることである。
点は、上記従来のウエザーストリップの型成形の型成形
コーナー部３０は、車体の取付角度に合わせて型成形す
るようになっており、取付角度に合わせて数種類の金型
を準備しておく必要があること、誤って、種類の異なる
金型を使用することもあること、コスト面からも金型の
共通化が求められていることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】図２乃至図５を参考にし
て説明する。本発明は、ウエザーストリップの２本の押
出成形部２０，２０をある角度で接続するに当たって、
両押出成形部２０，２０と一体に型成形コーナー部３０
を介在させてなるウエザーストリップの型成形コーナー
部であって、車体の取付角度に合わせて、押出成形部２
０，２０の挟角を変化出来るよう、圧縮による収縮を最
も受ける型成形コーナー部の肉厚の一部を他の部分より
も薄肉にすることよって、型成形コーナー部３０の剛性
を小さくして、収縮を容易にし、押出成形部２０，２０
の挟角の変更を容易にしたものである。
て説明する。本発明は、ウエザーストリップの２本の押
出成形部２０，２０をある角度で接続するに当たって、
両押出成形部２０，２０と一体に型成形コーナー部３０
を介在させてなるウエザーストリップの型成形コーナー
部であって、車体の取付角度に合わせて、押出成形部２
０，２０の挟角を変化出来るよう、圧縮による収縮を最
も受ける型成形コーナー部の肉厚の一部を他の部分より
も薄肉にすることよって、型成形コーナー部３０の剛性
を小さくして、収縮を容易にし、押出成形部２０，２０
の挟角の変更を容易にしたものである。
【０００６】
【実施例】実施例について説明すると、１０はウエザー
ストリップであって、それぞれ略コの字状断面の本体部
分１１の開口端に、リップ１２，１２を中心に向かって
突設してある。２０，２０は２本の押出成形部、３０は
その両押出成形部２０，２０をある角度で接続するに当
たって、介在させる型成形コーナー部であって、前記両
押出成形部２０，２０と一体に型成形してあり、しか
も、押出成形部２０，２０の挟角を車体の取付角度に応
じて、容易に変更することが出来るよう、挟角変更（主
として拡大）時に、最も大きい圧縮を受ける型成形コー
ナー部３０の肉厚の一部を他の部分よりも薄肉にし、型
成形コーナー部３０の剛性を小さくする。なお、３５，
３５は薄肉部分である。
ストリップであって、それぞれ略コの字状断面の本体部
分１１の開口端に、リップ１２，１２を中心に向かって
突設してある。２０，２０は２本の押出成形部、３０は
その両押出成形部２０，２０をある角度で接続するに当
たって、介在させる型成形コーナー部であって、前記両
押出成形部２０，２０と一体に型成形してあり、しか
も、押出成形部２０，２０の挟角を車体の取付角度に応
じて、容易に変更することが出来るよう、挟角変更（主
として拡大）時に、最も大きい圧縮を受ける型成形コー
ナー部３０の肉厚の一部を他の部分よりも薄肉にし、型
成形コーナー部３０の剛性を小さくする。なお、３５，
３５は薄肉部分である。
【０００７】作用について説明すると、型成形コーナー
部３０の肉厚の一部を他の部分よりも薄肉にしてあるた
め、押出成形部２０，２０の挟角を、車体の取付角度Ｂ
に応じて狭めた場合、薄肉部分３５，３５が波打ちし
て、それに追従し、１種類の角度の金型を準備すること
で、異なる車体の取付角度に十分対応することが出来
る。なお、型成形コーナー部３０にスリットを入れて、
押出成形部２０，２０の挟角変更に対する型成形コーナ
ー部３０の追従性を向上させることが出来るが、スリッ
トよりの水漏れが起こる。それに対して、本発明による
ものは、水漏れに対する不安は全くない。
部３０の肉厚の一部を他の部分よりも薄肉にしてあるた
め、押出成形部２０，２０の挟角を、車体の取付角度Ｂ
に応じて狭めた場合、薄肉部分３５，３５が波打ちし
て、それに追従し、１種類の角度の金型を準備すること
で、異なる車体の取付角度に十分対応することが出来
る。なお、型成形コーナー部３０にスリットを入れて、
押出成形部２０，２０の挟角変更に対する型成形コーナ
ー部３０の追従性を向上させることが出来るが、スリッ
トよりの水漏れが起こる。それに対して、本発明による
ものは、水漏れに対する不安は全くない。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
１種類の角度の金型を準備することで、異なる車体の取
付角度に十分対応することが出来ると共に、水漏れ等の
不具合も生じない。
１種類の角度の金型を準備することで、異なる車体の取
付角度に十分対応することが出来ると共に、水漏れ等の
不具合も生じない。
【図１】従来例によって得られたウエザーストリップの
型成形コーナー部の正面図及び端面図である。
型成形コーナー部の正面図及び端面図である。
【図２】実施例によって得られたウエザーストリップの
型成形コーナー部の正面図及び端面図である。
型成形コーナー部の正面図及び端面図である。
【図３】図２のＣ−Ｃ切断端面図である。
【図４】実施例によって得られたウエザーストリップの
押出成形部の挟角を、車体の取付角度に合わせて、狭め
た場合の型成形コーナー部の作用を示す斜視図である。
押出成形部の挟角を、車体の取付角度に合わせて、狭め
た場合の型成形コーナー部の作用を示す斜視図である。
【図５】図４のＤ−Ｄ切断端面図である。
１０ ウエザーストリップ １１ 本体部分 １２ リップ ２０ 押出成形部 ３０ 型成形コーナー部 ３５ 薄肉部分
Claims (1)
- 【請求項１】 ウエザーストリップ（１０）の２本の押
出成形部（２０，２０）をある角度で接続するに当たっ
て、両押出成形部（２０，２０）と一体に型成形コーナ
ー部（３０）を介在させてなるウエザーストリップの型
成形コーナー部において、車体の取付角度に合わせて、
押出成形部（２０，２０）の挟角を変化出来るよう、型
成形コーナー部（３０）の一部を他の部分に比較して、
薄肉にし、剛性を小さくすることよりなるウエザースト
リップの型成形コーナー部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5330015A JPH07156653A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ウェザーストリップの型成形コーナー部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5330015A JPH07156653A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ウェザーストリップの型成形コーナー部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156653A true JPH07156653A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18227824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5330015A Pending JPH07156653A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | ウェザーストリップの型成形コーナー部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156653A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6021609A (en) * | 1998-03-20 | 2000-02-08 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Glass run |
| EP1512570A2 (en) * | 2003-09-08 | 2005-03-09 | Nissan Motor Company, Limited | Seal structure for a vehicle |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5330015A patent/JPH07156653A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6021609A (en) * | 1998-03-20 | 2000-02-08 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Glass run |
| EP1512570A2 (en) * | 2003-09-08 | 2005-03-09 | Nissan Motor Company, Limited | Seal structure for a vehicle |
| EP1512570A3 (en) * | 2003-09-08 | 2007-02-21 | Nissan Motor Company, Limited | Seal structure for a vehicle |
| US7320199B2 (en) | 2003-09-08 | 2008-01-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Seal structure for a vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |