JPH0811649A - 自動車用ウエザストリップの取付け構造 - Google Patents
自動車用ウエザストリップの取付け構造Info
- Publication number
- JPH0811649A JPH0811649A JP6170198A JP17019894A JPH0811649A JP H0811649 A JPH0811649 A JP H0811649A JP 6170198 A JP6170198 A JP 6170198A JP 17019894 A JP17019894 A JP 17019894A JP H0811649 A JPH0811649 A JP H0811649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- weather strip
- forming part
- mold forming
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型形成部と押出成形部とを接続して構成さ
れ、ハードトップ車のドア開口部に装着されるウエザス
トリップのシール性を向上させる。 【構成】 リテーナ10のドアガラスに対して内側のフ
ランジ部10aに、型成形部20の端部に対応して位置
設定された切欠12、12aを形成する。型成形部20
の端部に、リテーナ10へ型成形部20を装着させた状
態で切欠12、12aに嵌入し、かつフランジ部10a
に沿ったサイドルーフレール5に圧接する突起部21、
21aを一体に形成する。
れ、ハードトップ車のドア開口部に装着されるウエザス
トリップのシール性を向上させる。 【構成】 リテーナ10のドアガラスに対して内側のフ
ランジ部10aに、型成形部20の端部に対応して位置
設定された切欠12、12aを形成する。型成形部20
の端部に、リテーナ10へ型成形部20を装着させた状
態で切欠12、12aに嵌入し、かつフランジ部10a
に沿ったサイドルーフレール5に圧接する突起部21、
21aを一体に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードトップ車のドア
開口部に装着されるように型形成部と押出成形部とを接
続して構成される自動車用ウエザストリップの取付け構
造に関するものである。
開口部に装着されるように型形成部と押出成形部とを接
続して構成される自動車用ウエザストリップの取付け構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードトップ車においては、図4に示す
ように、ボデーのドア開口部1のルーフサイドレール及
びセンタピラーに取付けられたリテーナにウエザストリ
ップ9が取付けられている。このウエザストリップの直
線部分は押出成形部3で形成され、端末部4、コーナ部
4a或はセンタピラーへの分岐部分4bは型成形部で形
成され、互の端部を加硫接着されている。
ように、ボデーのドア開口部1のルーフサイドレール及
びセンタピラーに取付けられたリテーナにウエザストリ
ップ9が取付けられている。このウエザストリップの直
線部分は押出成形部3で形成され、端末部4、コーナ部
4a或はセンタピラーへの分岐部分4bは型成形部で形
成され、互の端部を加硫接着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、図5に示
すように、型成形部には材料又は成形方法の相違により
段差6a或はひけ6bが形成される場合がある。また、
ウエザストリップの組付け時にその位置決めが正確に行
われなかったことにより、或はドア開閉を繰返す過程で
伸び等が生じることがある。つまり、この種のウエザス
トリップのシール性については改良の余地が残されてい
た。
すように、型成形部には材料又は成形方法の相違により
段差6a或はひけ6bが形成される場合がある。また、
ウエザストリップの組付け時にその位置決めが正確に行
われなかったことにより、或はドア開閉を繰返す過程で
伸び等が生じることがある。つまり、この種のウエザス
トリップのシール性については改良の余地が残されてい
た。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、冒頭に
述べた類のウエザストリップのシール性を向上させるこ
とを目的とする。
述べた類のウエザストリップのシール性を向上させるこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、ハードトップ車のドア開口部のサイドル
ーフレールに取付けられたリテーナに装着され、かつ押
出成形部と型形成部とを接続して構成されている自動車
用ウエザストリップの取付け構造において、リテーナの
ドアガラスに対して内側のフランジ部に、型成形部の端
部に対応して位置設定された切欠を形成し、型成形部の
端部に、リテーナへ型成形部を装着させた状態で切欠に
嵌入し、かつフランジ部に沿ったサイドルーフレール面
に圧接する突起部を一体に形成したことを特徴とする。
成するために、ハードトップ車のドア開口部のサイドル
ーフレールに取付けられたリテーナに装着され、かつ押
出成形部と型形成部とを接続して構成されている自動車
用ウエザストリップの取付け構造において、リテーナの
ドアガラスに対して内側のフランジ部に、型成形部の端
部に対応して位置設定された切欠を形成し、型成形部の
端部に、リテーナへ型成形部を装着させた状態で切欠に
嵌入し、かつフランジ部に沿ったサイドルーフレール面
に圧接する突起部を一体に形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】突起部が切欠に係合することにより、型成形部
自体及びこれに接続する押出成形部の位置決めが正確に
行われ、かつドアのくり返しの開閉過程でずれることが
なくなる。型成形部は突起部のサイドルーフレール面へ
の圧接によりガラス内面に向けて押されることにより、
型成形部にひけ或は段差が生じていてもシール性が補償
される。
自体及びこれに接続する押出成形部の位置決めが正確に
行われ、かつドアのくり返しの開閉過程でずれることが
なくなる。型成形部は突起部のサイドルーフレール面へ
の圧接によりガラス内面に向けて押されることにより、
型成形部にひけ或は段差が生じていてもシール性が補償
される。
【0007】
【実施例】図1乃至図3を基に図4に示すウエザストリ
ップ9に本発明を適用した場合の実施例について説明す
る。図1Bにおいて、20はウエザストリップ9の車両
前方側のコーナ部4aに本発明を適用した型成形部を示
すもので、その前後の押出成形部3に加硫接着されてい
る。図1Aに示すように、ドア開口部1のサイドルーフ
レール5にクリップ11で取付けられたリテーナ10の
ドアガラス内側のフランジ部10aには、型成形部20
の両端部の位置に対応して切欠12、12aが形成され
ている。型成形部20の両端部には、切欠12、12a
に嵌入されて突出するように一体成形された突起部2
1、21aが型成形により一体に形成されている。
ップ9に本発明を適用した場合の実施例について説明す
る。図1Bにおいて、20はウエザストリップ9の車両
前方側のコーナ部4aに本発明を適用した型成形部を示
すもので、その前後の押出成形部3に加硫接着されてい
る。図1Aに示すように、ドア開口部1のサイドルーフ
レール5にクリップ11で取付けられたリテーナ10の
ドアガラス内側のフランジ部10aには、型成形部20
の両端部の位置に対応して切欠12、12aが形成され
ている。型成形部20の両端部には、切欠12、12a
に嵌入されて突出するように一体成形された突起部2
1、21aが型成形により一体に形成されている。
【0008】突起部21、21aは、ドアガラス8に対
して内側の型成形部20の壁面から突出し、切欠12、
12aで位置決めされるように対応する断面形状に形成
されると共に、その突出長は切欠12、12aに沿った
サイドルーフレール5のフランジ部5aに圧接するよう
に設定されている。同様に残りのコーナ部4aの型成形
部の両端部にも突起部が形成されている。
して内側の型成形部20の壁面から突出し、切欠12、
12aで位置決めされるように対応する断面形状に形成
されると共に、その突出長は切欠12、12aに沿った
サイドルーフレール5のフランジ部5aに圧接するよう
に設定されている。同様に残りのコーナ部4aの型成形
部の両端部にも突起部が形成されている。
【0009】図3に示すように、分岐部分4bのT字形
の型成形部30のセンタピラー35に沿って垂直部分
は、前部及び後部サイドドアガラス用に一体に形成され
ると共に、中心部をクリップ39でセンタピラー35に
取付けられたリテーナ36に装着され、その上方からモ
ール38が装着されている。型成形部30の下端部に
は、リテーナ36のドアガラス8に対して内側のフラン
ジ部36aに形成された切欠37に嵌合して突出し、か
つセンタピラー35のフランジ部35aに圧接する突起
部31が形成されている。型成形部30の水平部分の両
端部にも図1に示すような突起部が形成されて、全部で
4個の突起部が形成されている。
の型成形部30のセンタピラー35に沿って垂直部分
は、前部及び後部サイドドアガラス用に一体に形成され
ると共に、中心部をクリップ39でセンタピラー35に
取付けられたリテーナ36に装着され、その上方からモ
ール38が装着されている。型成形部30の下端部に
は、リテーナ36のドアガラス8に対して内側のフラン
ジ部36aに形成された切欠37に嵌合して突出し、か
つセンタピラー35のフランジ部35aに圧接する突起
部31が形成されている。型成形部30の水平部分の両
端部にも図1に示すような突起部が形成されて、全部で
4個の突起部が形成されている。
【0010】このようなウエザストリップ9の取付け構
造により、型成形部20、30が切欠12、12a、3
7で位置決めされ、したがってドア開閉がくり返される
過程でのウエザストリップ9の位置ずれが防止される。
また、これらの型成形部が突起部21、21a、31を
介してフランジ部5a、35aでドアガラス8の内面に
押圧されることにより、シール性を損なう段差或はひけ
が生じていてもドアガラス8の内面で押圧変形されて、
シール性が補償される。
造により、型成形部20、30が切欠12、12a、3
7で位置決めされ、したがってドア開閉がくり返される
過程でのウエザストリップ9の位置ずれが防止される。
また、これらの型成形部が突起部21、21a、31を
介してフランジ部5a、35aでドアガラス8の内面に
押圧されることにより、シール性を損なう段差或はひけ
が生じていてもドアガラス8の内面で押圧変形されて、
シール性が補償される。
【0011】尚、前述の実施例に代えて、端末部4の型
成形部の上端部にも同様な突起部を形成したり、コーナ
部の型成形部の一方の端部或はT字形分岐部分の型成形
部の下端にのみ突起部を形成することも考えられる。本
発明は、一方のボデー側面に1個のサイドドアを備えた
センタピラー無しのハードトップ車にも適用可能であ
る。
成形部の上端部にも同様な突起部を形成したり、コーナ
部の型成形部の一方の端部或はT字形分岐部分の型成形
部の下端にのみ突起部を形成することも考えられる。本
発明は、一方のボデー側面に1個のサイドドアを備えた
センタピラー無しのハードトップ車にも適用可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ウエザストリ
ップの型成形部の突起部が、リテーナの切欠へ係合する
ことにより、ウエザストリップが正確に位置付けされ、
くり返しのドア開閉でずれることもなくなる。したがっ
て、型成形部が突起部によりガラス内面に押されること
と併せてウエザストリップのシール性能が向上する。
ップの型成形部の突起部が、リテーナの切欠へ係合する
ことにより、ウエザストリップが正確に位置付けされ、
くり返しのドア開閉でずれることもなくなる。したがっ
て、型成形部が突起部によりガラス内面に押されること
と併せてウエザストリップのシール性能が向上する。
【0013】請求項2の発明によれば、T字形型形成部
の垂直部にも突起部及びリテーナ切欠を形成することに
より、センタピラー上端部のウエザストリップのシール
性も向上する。
の垂直部にも突起部及びリテーナ切欠を形成することに
より、センタピラー上端部のウエザストリップのシール
性も向上する。
【図1】本発明のウエザストリップの取付け構造の斜視
図を示すもので、同図Aはコーナ部のリテーナ部分の斜
視図、同図Bはこのリテーナ部分に装着される型形成部
の斜視図である。
図を示すもので、同図Aはコーナ部のリテーナ部分の斜
視図、同図Bはこのリテーナ部分に装着される型形成部
の斜視図である。
【図2】同型形成部の装着状態を示す断面図である。
【図3】同ウエザストリップのセンタピラーへの分岐部
分の型成形部の断面図である。
分の型成形部の断面図である。
【図4】本発明が適用されるドア開口部のウエザストリ
ップの概略側面図である。
ップの概略側面図である。
【図5】図4のウエザストリップの型成形部と押出成形
部との接続部分の縦断面図である。
部との接続部分の縦断面図である。
3 押出成形部 5 サイドルーフレール 5a、36a フランジ部 9 ウエザストリップ 10、36 リテーナ 12、12a、37 切欠 20、30 型成形部 21、21a、31 突起部 35 センタピラー
Claims (2)
- 【請求項1】 ハードトップ車のドア開口部のサイドル
ーフレールに取付けられたリテーナに装着され、かつ押
出成形部と型形成部とを接続して構成されている自動車
用ウエザストリップの取付け構造において、 リテーナのドアガラスに対して内側のフランジ部に、型
成形部の端部に対応して位置設定された切欠を形成し、 型成形部の端部に、リテーナへ型成形部を装着させた状
態で切欠に嵌入し、かつフランジ部に沿ったサイドルー
フレール面に圧接する突起部を一体に形成したことを特
徴とする自動車用ウエザストリップの取付け構造。 - 【請求項2】 サイドルーフレールから分岐したセンタ
ピラーに取付けられたリテーナの上端部に装着されるT
字形型形成部の下端部に、リテーナのドアガラスに対し
て内側のフランジ部に形成された切欠に嵌入してフラン
ジ部に沿ったセンタピラー面に圧接する突起部を一体に
形成したことを特徴とする請求項1の自動車用ウエザス
トリップの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170198A JPH0811649A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 自動車用ウエザストリップの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170198A JPH0811649A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 自動車用ウエザストリップの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811649A true JPH0811649A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15900494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170198A Pending JPH0811649A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 自動車用ウエザストリップの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142763A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車ドア用シール材及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6170198A patent/JPH0811649A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142763A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車ドア用シール材及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070403 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |