JPH1016561A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents
自動車用ウエザストリップInfo
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- JPH1016561A JPH1016561A JP8188621A JP18862196A JPH1016561A JP H1016561 A JPH1016561 A JP H1016561A JP 8188621 A JP8188621 A JP 8188621A JP 18862196 A JP18862196 A JP 18862196A JP H1016561 A JPH1016561 A JP H1016561A
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- wall
- extruded body
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Abstract
部のシール壁とのたわみ荷重を略同一とし、もってたわ
み荷重の違いから生じるシール性の低下を防止すること
ができる自動車用ウエザストリップを得る。 【解決手段】 ウエザストリップは、押出成形体と型成
形部2とで構成される。型成形部2の車内側側壁5によ
るシール壁9の接続支持位置5aは押出成形体のブリッ
ジ部によるシール壁の接続支持位置と略一致する。型成
形部2の肉厚は、型成形部2の車内側側壁5の車内側面
の主要部が押出成形体の車内側側壁の車内側面より車外
側に奥まって位置するように設定される。型成形部2の
シール壁9は、押出成形体のシール壁の接続支持位置間
のスパンに略等しい、接続支持位置5a,8b間のスパ
ンSwでドアガラス40の上縁を受け止めてシールす
る。
Description
ア開口縁に装着されるウエザストリップに関するもので
ある。
ボデーのドア開口縁には、ドアガラス40の周縁をシー
ルするためのウエザストリップが装着される。特に後部
ドア41に対応するルーフ部42及びリアピラー部43
に装着されるウエザストリップ50は、図6に示すよう
に、ルーフ部42に取り付けられる押出成形体20と、
リアピラー部43に取り付けられる押出成形体30と、
ルーフ部42とリアピラー部43とのコーナー部に取り
付けられる型成形部51とで構成される。
けられる取付基部21と、取付基部21から延びる車内
側側壁22及び車外側側壁23と、両側壁22,23に
接続支持されてドアガラス40の上縁をシールするシー
ル壁24とを備える。車内側側壁22の中空空間25を
隔てた車外側には、ブリッジ部26が取付基部21とシ
ール壁24との間に橋設され、車内側側壁22を補強す
るとともにシール壁24のたわみ荷重を適度に大きくし
ている。押出成形体20には、取付基部21とブリッジ
部26と車外側側壁23とシール壁24とによって、中
空部28が形成されている。押出成形体20,30は、
各々の全体がEPDMゴム(エチレン・プロピレン・ジ
エン共重合体)により一体的に押出成形された後、加硫
発泡されてなるスポンジゴム製のものである。
わせ端部を金型(図示略)内にセットし、そのキャビテ
ィに前記ゴムを充填して型成形部51を設けることによ
り相互に型接続されている。型成形部51は、図7に示
すように、押出成形体20の取付基部21、車内側側壁
22、車外側側壁23及びシール壁24にそれぞれ対応
する、取付基部52、車内側側壁53、車外側側壁54
及びシール壁55を備える。取付基部52はスリット5
6を備え、型成形後にスリット56から中空部形成用の
中子60を抜き取ってから、図8に示すように、スリッ
ト56を接着することにより、型成形部51に中空部5
7が形成される。中空部57は前記方法で形成されるた
め、型成形部51には、押出成形体20のブリッジ部2
6に対応するブリッジ部を設けることができない。
ストリップ50には次のような問題があった。すなわ
ち、ドアガラス40が上昇しきるとき、その上縁は、押
出成形体20のシール壁24及び型成形部51のシール
壁55に当接し、シール壁24,55が中空部28,5
7側にたわみ変形することによってシールされる。この
とき、押出成形体20のシール壁24は、図6及び図8
に示すように、ブリッジ部26による接続支持位置26
aと車外側側壁23による接続支持位置23bとの間の
スパンSbでドアガラス40の上縁を受け止めるのに対
し、型成形部51のシール壁55は、図8に示すよう
に、車内側側壁53による接続支持位置53aと車外側
側壁54による接続支持位置54bとの間のスパンSw
でドアガラス40の上縁を受け止める。スパンSwはス
パンSbより長く、型成形部51のシール壁55のたわ
み荷重は押出成形体20のシール壁24のたわみ荷重よ
り小さくなるため、該たわみ荷重の違いによって、型成
形部51側でシール性が低下する。
53を厚く形成し、型成形部51の接続支持位置53a
を、押出成形体20の接続支持位置26aに一致させた
型成形部59の使用も考えられる。この構成によれば、
型成形部59の接続支持位置53a,54b間のスパン
Swを、スパンSbに合わせることができる。しかし、
型成形部59では、車内側側壁53が厚い分だけ余分な
材料を必要とし、全体重量も増えることになる。また、
前記ゴム製の型成形部59では、厚さが増すほど成形後
のひけ(収縮)が大きくなるため、シール壁55の形状
が予定通りになりにくい。
続される押出成形体のシール壁と型成形部のシール壁と
のたわみ荷重を略同一とし、もってたわみ荷重の違いか
ら生じるシール性の低下を防止することのできる自動車
用ウエザストリップを提供することにある。
に、本発明の自動車用ウエザストリップは、自動車ボデ
ーのドア開口縁に沿って取り付けられるウエザストリッ
プの押出成形体が、取付基部と、該取付基部から延びる
車内側側壁、車外側側壁及び該両側壁間のブリッジ部
と、該両側壁及びブリッジ部に接続支持されてドアガラ
スの上縁をシールするシール壁とを備え、ドア開口縁に
おけるルーフ部とピラー部とのコーナー部に取り付けら
れる型成形部が、取付基部と、該取付基部から延びる車
内側側壁及び車外側側壁と、該両側壁に接続支持されて
ドアガラスの上縁をシールするシール壁とを備え、押出
成形体と型成形部とが該型成形部の型成形時に型接続さ
れてなる自動車用ウエザストリップにおいて、型成形部
の車内側側壁によるシール壁の接続支持位置を押出成形
体のブリッジ部によるシール壁の接続支持位置と略一致
させ、型成形部の車内側側壁の車内側面の主要部が押出
成形体の車内側側壁の車内側面より車外側に奥まって位
置するように設定したことを特徴としている。
に、少なくとも1つのリブを形成することが好ましい。
ついて、図面を参照して説明する。なお、本形態例の実
施部位は、従来例と同じく図5に示される後部ドア41
に対応するルーフ部42及びリアピラー部43に装着さ
れるウエザストリップ1である。
に、ルーフ部42に取り付けられる押出成形体20と、
リアピラー部43に取り付けられる押出成形体30と、
ルーフ部42とリアピラー部43とのコーナー部に取り
付けられる型成形部2とで構成される。
ので同一符号を付して重複説明を避けるが、付言すれ
ば、取付基部21はルーフ部42に固着されたリテーナ
44に取り付けられており、ブリッジ部26は中間部分
がブリッジ補助部27によって車内側側壁22に連結さ
れている。また、車内側側壁22のシール壁側端部から
車内側に向かっては、ルーフ部42に取り付けられたト
リム45に圧接するように、シールリップ29が突設さ
れている。
基部21、車内側側壁22、車外側側壁23、シール壁
24にそれぞれ対応する、取付基部31、車内側側壁3
2、車外側側壁33及びシール壁34を備えるが、その
詳細については、本発明と直接関係が無いので説明を省
略する。
PDMゴムにより一体的に押出成形された後に加硫発泡
されてなるスポンジゴム製のものである。押出成形体2
0,30を所定の長さに切断してから、それらの突合わ
せ端部を金型(図示略)内にセットし、そのキャビティ
にEPDMゴムを充填して型成形部2を形成形すること
により、相互に型接続されている。
押出成形体20の取付基部21に対応して接続する取付
基部3を備え、該取付基部3はルーフ部42に固着され
たリテーナ44に取り付けられる。取付基部3は、型成
形後に中空部形成用の中子19を抜き取るためのスリッ
ト4を備え、スリット4は中子19を抜き取った後に接
着・閉口される。
体20の車内側側壁22及びブリッジ部26と対応して
接続する車内側側壁5が延設されている。車内側側壁5
の車外側面はブリッジ部26の車外側面と対応してい
る。型成形部2の肉厚は、車内側側壁5の車内側面のシ
ール壁9寄りの部分が、図4に示すように、押出成形体
20の車内側側壁22の車内側面より車外側に奥まって
位置するように設定されている。車内側側壁5の車内側
面の前記車外側に奥まって位置した部分には、型成形部
2の長さ方向に間隔をおいた5つのリブ7が形成されて
いる。
体20の車外側側壁23と対応して接続する車外側側壁
8が延設されている。さらに、型成形部2は、両側壁
5,8に接続支持されてドアガラス40の上縁を包むよ
うにシールする、押出成形体20のシール壁24と対応
して接続するシール壁9を備える。型成形部2の車内側
側壁5によるシール壁9の接続支持位置5aは、押出成
形体20のブリッジ部26によるシール壁24の接続支
持位置26aと一致し、型成形部2の車外側側壁8によ
るシール壁9の接続支持位置8bは、押出成形体20の
車外側側壁23によるシール壁24の接続支持位置23
bと一致している。
5と車外側側壁8とシール壁9とによって、押出成形体
20の中空部28と対応して連通する中空部10が形成
されている。車内側側壁5のシール壁側端部から車内側
に向かっては、ルーフ部42に取り付けられたトリム4
5に圧接するように、押出成形体20のシールリップ2
9と対応して接続するシールリップ11が突設されてい
る。
ドアガラス40が上昇しきるとき、その上縁は、押出成
形体20のシール壁24及び型成形部2のシール壁9に
当接し、シール壁24,9が中空部28,10側にドア
ガラス40の上縁を包むようにたわみ変形することによ
ってシールされる。このとき、押出成形体20のシール
壁24は接続支持位置26a,23b間のスパンSbで
ドアガラス40の上縁を受け止め、型成形部2のシール
壁9は接続支持位置5a,8b間のスパンSwでドアガ
ラス40の上縁を受け止める。接続支持位置26aと5
a、23bと8bはそれぞれ一致しているため、型成形
部2の接続支持位置5a,8b間のスパンSwは、押出
成形体20の接続支持位置26a,23b間のスパンS
bと略等しく、従って、シール壁9,24間のたわみ荷
重は略同一となり、もってたわみ荷重の違いから生じる
シール性の低下は生じない。
の車内側面の主要部が押出成形体20の車内側側壁22
の車内側面より車外側に奥まって位置するように設定さ
れているため、必要材料を少なくして全体重量の増加を
抑制することができ、さらに、成形後のひけを小さくし
てシール壁9の形状を予定通りに形成できる。
ものではなく、例えば次のように発明の趣旨から逸脱し
ない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)ルーフ部からフロントピラー部にかけて、又はル
ーフ部からセンターピラー部にかけて装着されるウエザ
ストリップに実施すること。 (2)型成形部2の車内側側壁5の車内側面にリブ7を
設けないこと。
上記の通り構成されているので、型接続される押出成形
体のシール壁と型成形部のシール壁とのたわみ荷重を略
同一とし、もってたわみ荷重の違いから生じるシール性
の低下を防止することができるという優れた効果を奏す
る。
ップを車外側から見た斜視図である。
形後に車内側から見た斜視図である。
る。
見た斜視図である。
形後の断面図である。
る型成形部の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車ボデーのドア開口縁に沿って取り
付けられるウエザストリップの押出成形体は、取付基部
と、該取付基部から延びる車内側側壁、車外側側壁及び
該両側壁間のブリッジ部と、該両側壁及びブリッジ部に
接続支持されてドアガラスの上縁をシールするシール壁
とを備え、 前記ドア開口縁におけるルーフ部とピラー部とのコーナ
ー部に取り付けられる型成形部は、取付基部と、該取付
基部から延びる車内側側壁及び車外側側壁と、該両側壁
に接続支持されてドアガラスの上縁をシールするシール
壁とを備え、 前記押出成形体と型成形部とが該型成形部の型成形時に
型接続されてなる自動車用ウエザストリップにおいて、 前記型成形部の車内側側壁によるシール壁の接続支持位
置を前記押出成形体のブリッジ部によるシール壁の接続
支持位置と略一致させ、前記型成形部の車内側側壁の車
内側面の主要部が前記押出成形体の車内側側壁の車内側
面より車外側に奥まって位置するように設定したことを
特徴とする自動車用ウエザストリップ。 - 【請求項2】 前記型成形部の車内側側壁の車内側面に
少なくとも1つのリブを形成したことを特徴とする請求
項1記載の自動車用ウエザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18862196A JP3718910B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 自動車用ウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18862196A JP3718910B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 自動車用ウエザストリップ |
Publications (2)
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---|---|
JPH1016561A true JPH1016561A (ja) | 1998-01-20 |
JP3718910B2 JP3718910B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=16226896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18862196A Expired - Fee Related JP3718910B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 自動車用ウエザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3718910B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008207642A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2012011859A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
JP2013199143A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ルーフウエザストリップ |
JP2014008826A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18862196A patent/JP3718910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008207642A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | ガラスラン |
JP2012011859A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
JP2013199143A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ルーフウエザストリップ |
JP2014008826A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
US8991102B2 (en) | 2012-06-28 | 2015-03-31 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Door weather strip |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3718910B2 (ja) | 2005-11-24 |
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