JPH0715553U - ウェットティシュー収納容器 - Google Patents
ウェットティシュー収納容器Info
- Publication number
- JPH0715553U JPH0715553U JP4669293U JP4669293U JPH0715553U JP H0715553 U JPH0715553 U JP H0715553U JP 4669293 U JP4669293 U JP 4669293U JP 4669293 U JP4669293 U JP 4669293U JP H0715553 U JPH0715553 U JP H0715553U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wet tissue
- lid
- storage container
- wet
- locking means
- Prior art date
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- Granted
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウェットティシュー収納容器において、ティ
シューの取り出しを容易にする。 【構成】 ウェットティシュー収納容器1の蓋板7の内
面にウェットティシュー10を止着可能な係止手段15
を設ける。
シューの取り出しを容易にする。 【構成】 ウェットティシュー収納容器1の蓋板7の内
面にウェットティシュー10を止着可能な係止手段15
を設ける。
Description
【0001】
この考案は、ウェットティシューの収納容器に関する。
【0002】
汚れを拭き取るためなどに使用するアルコールその他の薬液を含浸させたウェ ットティシューは、周知である。かかるウェットティシューの一枚ずつを互いに 折り込み積層したり、連続したウェットティシューに所要間隔をあけて幅方向の ミシン目を入れたうえでロール芯に巻き取ることによって、ウェットティシュー を収納容器から一枚ずつ取り出すことができるようにする技術も周知である。か かる収納容器は、通常、ウェットティシューを収納する容器本体や薬液の揮散と 塵埃による汚れとを防ぐための蓋部材を有する他に、中蓋を有する場合がある。 中蓋には、スリットや小孔を設けて、次に取り出すべきウェットティシューの一 端を覗かせることができる。
【0003】
ところで、ウェットティシューを一枚ずつ収納容器から取り出す場合に、積層 状態にあるティッシューは濡れているから互いに密着し、最上層の一枚だけを摘 持するのが容易でないという問題がある。中蓋のスリットからティシューの一端 を覗かせる技術の場合には、その問題を解決することはできるのだが、次に取り 出すべきティシューがスリットの内側へ落ちてしまい取り出すことができなくな るとか、スリットから覗く長さが不足して極めて摘持し難い場合を生ずるという 問題がある。
【0004】 そこで、この考案は、開閉する蓋の内面にウェットティシューを一時的に止着 可能な係止手段を設け、蓋が開くと、次に取り出すべきティシューが蓋に止着し て持ち上げられるようにすることで前記問題を解決することを課題にしている。
【0005】
前記課題を解決するためにこの考案が手段とするところは、以下のとおりであ る。
【0006】 この考案においては、連続的に取り出すことが可能に複数枚のウェットティシ ューを収納する容器本体と、その本体にヒンジ機構を介して開閉する蓋とを備え たウェットティシュー収納容器が前提である。
【0007】 かかる前提において、前記蓋の内面にウェットティシューの少なくとも次に取 り出すべき一枚を止着可能な係止手段が設けてあることがこの考案の特徴である 。
【0008】 この考案の好ましい実施態様においては、前記係止手段にフック部を備えたテ ープファスナを使用する。
【0009】
このように構成したウェットティシュー収納容器においては、蓋が閉じると蓋 内面の係止手段に、例えば積層したウェットティシューの最上層の一枚が止着可 能であり、次に蓋が開くと、止着したウェットティシューは持ち上げられて、そ れを摘持することが容易になる。
【0010】
この考案に係るウェットティシュー収納容器の詳細を添付の図面を参照して説 明すると、以下のとおりである。
【0011】 図1は、ウェットティシュー収納容器1の斜視図であり、本体2に対し蓋板7 が開いた状態にある。
【0012】 図2は、図1のX−X線断面図であるが、蓋板7は閉じた状態にある。
【0013】 図1、2において、容器1は、折り込み積層した不織布製のウェットティシュ ー10を収納する容器本体2と、本体2に対し着脱可能な蓋部材3とによって構 成されている。本体2は、プラスチック製の矩形の容器であって、底板2Aと四 周の側壁2B〜2Eとを有する。蓋部材3は、側壁2B〜2Eに嵌脱可能な嵌合 溝4を備えたプラスチック製の周縁部材5と、部材5と一体に形成されたヒンジ 部6を介して蓋部材3または本体2に対しスナップ係合しながら開閉する蓋板7 と、部材5と一体に形成されウェットティシュー10を1枚ずつ分離して取り出 すためのスリット11を備えた中蓋12とを有する。蓋板7の内面中央にはウェ ットティシュー10を止着するための係止手段15がある。この係止手段15は 、ウレタンスポンジからなるクッション部材16と、これに接合する商品名ベル クロで知られる細かなフック部(図示せず)を多数有するテープファスナ17と によって構成され、クッション部材16は、接着剤その他適宜の手段によって蓋 板7に接合してある。
【0014】 このように構成した容器1ではウェットティシュー10を一枚取り出すと、次 に取り出すべきティシュー10がスリット11から覗く(図1参照)。次に蓋板 7を閉じると、係止手段15とそのティシュー10とが中蓋12に支えられて圧 接状態となり、不織布製のティシュー10は、その繊維がテープファスナー17 のフックに絡み付くことによって一時的に止着する。それにより、ティシュー1 0が中蓋12の内側へ落ちて取り出し不能になるという事態を防ぐことができる 。
【0015】 図3は、図2の容器1において蓋板7が開いた状態を示す。蓋板7は、止着し たティシュー10を図示のように取り出して持ち上げることになるから、ティシ ュー10のその後の摘持が極めて容易になる。
【0016】 容器1において、蓋部材3を本体2から取り外すことにより、ウェットティシ ュー10を補充したり詰め替えたりすることができる。図において、ウェットテ ィシュー10は、保存用の防湿袋20に入れたまま使用してある。
【0017】 図4は、図2と異なる構造の容器1の断面図である。本体2の底部には、コイ ルスプリングまたは発泡プラスチックからなる弾性部材21があり、袋20に入 ったウェットティシュー10を押し上げ、係止手段15に圧接させている。容器 1にスリット11を備えた中蓋12がなく、ウェットティシュー10を袋20か ら直接取り出すような場合であっても、このように弾性部材21を使うことによ り、積層したウェットティシュー10の最上層のものを常に係止手段15に止着 させて、確実に1枚ずつ取り出すことができるから、濡れて互いに密着したティ シュー10を苦労して摘持する必要がない。
【0018】
この考案に係るウェットティシュー収納容器においては、蓋板の内面にウェッ トティシューを止着するための手段を設けたから、ウェットティシューを1枚ず つ取り出すことが容易になる。
【図1】ウェットティシュー収納容器の斜視図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】蓋板が開いた状態にある図2の断面図。
【図4】図2と異なる構造の容器の断面図。
1 ウェットティシュー収納容器 2 本体 7 蓋(蓋板) 10 ウェットティシュー 15 係止手段 16 クッション性材料 17 テープファスナ
Claims (3)
- 【請求項1】連続的に取り出すことが可能に複数枚のウ
ェットティシューを収納する容器本体と、該本体にヒン
ジ機構を介して開閉する蓋とを備えたウェットティシュ
ー収納容器において、 前記蓋の内面に前記ウェットティシューの少なくとも次
に取り出すべき一枚を止着可能な係止手段が設けてある
ことを特徴とする前記収納容器。 - 【請求項2】前記係止手段がフック部を備えたテープフ
ァスナである請求項1記載の収納容器。 - 【請求項3】前記係止手段が発泡プラスチックからなる
クッション性材料を介在させて前記蓋の内面に接合して
ある請求項1記載の収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046692U JP2585023Y2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ウェットティシュー収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046692U JP2585023Y2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ウェットティシュー収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715553U true JPH0715553U (ja) | 1995-03-14 |
JP2585023Y2 JP2585023Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=12754441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993046692U Expired - Lifetime JP2585023Y2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ウェットティシュー収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585023Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 1993-08-27 JP JP1993046692U patent/JP2585023Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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JP2585023Y2 (ja) | 1998-11-11 |
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