JP2011063297A - 収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに重なり合うことなく積層されて収容された複数のシート状部材を一枚ずつ容易に取り出すことが可能な収容容器を提供すること。
【解決手段】一枚の熱可塑性シート材から一体的に形成され、複数のシート状部材50を積層して収容可能な収容容器1であって、底面部11及び底面部11の周縁から起立する周壁部12を有し天面が開口された収容容器本体10と、収容容器本体10の天面を覆う蓋体20と、収容容器本体10と蓋体20とを開閉可能に連結する連結部30と、蓋体20の内面の略中央部に配置されシート状部材50を係止可能な係止部材40と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、収容容器に関する。より詳しくは、一枚の熱可塑性シート材から一体的に形成され、複数のシート状部材を積層して収容可能な収容容器に関する。
従来、ティッシュやウェットティッシュ等のシート状部材を複数枚積層して収容する収容容器本体と、この収容容器本体に設けられた取り出し口とを備える収容容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以上の収容容器では、複数枚のシート状部材は、それぞれ所定の折線で折り畳まれた状態で、上下方向に隣り合うシート状部材の端部同士が互いに重なり合うように積層されて収容容器本体に収容されている。この収容容器によれば、複数枚のシート状部材のうち最も取り出し口側に配置されたシート状部材を取り出し口から取り出した場合には、取り出されたシート状部材に隣り合って配置されているシート状部材の端部が取り出し口から脱出する。これにより、収容容器本体に収容された複数枚のシート状部材を一枚ずつ容易に取り出すことができる。
特開平10−179443号公報
しかしながら、以上の技術では、端部同士を一部重ね合わせて積層することが困難なシート状部材(例えば、不織布製の使い捨てマスク)を複数枚積層した場合には、積層されたシート状部材を一枚ずつ取り出すことはできなかった。
従って、本発明は、互いに重なり合うことなく積層されて収容された複数のシート状部材を一枚ずつ容易に取り出すことが可能な収容容器を提供することを目的とする。
本発明は、一枚の熱可塑性シート材から一体的に形成され、複数のシート状部材を積層して収容可能な収容容器であって、底面部及び該底面部の周縁から起立する周壁部を有し天面が開口された収容容器本体と、前記収容容器本体の天面を覆う蓋体と、前記収容容器本体と前記蓋体とを開閉可能に連結する連結部と、前記蓋体の内面の略中央部に配置され前記シート状部材を係止可能な係止部材と、を備える収容容器に関する。
また、前記収容容器は、少なくとも前記蓋体が可撓性を有して構成されることが好ましい。
また、前記係止部材は、該係止部材の一端側が前記蓋体の内面に固定され、該係止部材の他端側が前記蓋体の内面から離間していることが好ましい。
また、前記蓋体は、前記収容容器本体の天面を覆う天面部と、該天面部の周縁から該天面部に対して略垂直に延びる周面部と、を備え、前記周面部は、前記蓋体が前記収容容器本体の天面を覆った状態で、前記周壁部の外側に配置されることが好ましい。
また、前記係止部材は、メカニカルファスナのフック部材により構成され、前記シート状部材は、不織布により構成されたマスクであることが好ましい。
また、前記マスクは、着用時に着用者の顔の一部を覆うカップ部、及び着用者の耳に掛けられる耳掛け部を備え、前記収容容器本体に収容された状態で前記耳掛け部が前記係止部材と重なり合う位置に配置されることが好ましい。
本発明の収容容器によれば、互いに重なり合うことなく積層されて収容された複数のシート状部材を一枚ずつ容易に取り出すことが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る収容容器の閉状態を示す斜視図である。 第1実施形態の収容容器の開状態を示す斜視図である。 第1実施形態の収容容器の閉状態を示す平面図である。 第1実施形態の収容容器の開状態を示す平面図である。 図3のX−X線断面図である。 図4のY−Y線断面図である。 第1実施形態の収容容器の使用手順を示す断面図であり、収容容器を閉状態とした状態を示す図である。 第1実施形態の収容容器の使用手順を示す断面図であり、収容容器本体の底面部及び蓋体の天面部を押圧して収容容器を変形させた状態を示す図である。 第1実施形態の収容容器の使用手順を示す断面図であり、収容容器本体の底面部及び蓋体の天面部の押圧を解除した状態を示す図である。 第1実施形態の収容容器の使用手順を示す断面図であり、収容容器を開状態とした図である。 第2実施形態の収容容器の閉状態における断面図である。 第3実施形態の収容容器の閉状態における断面図である。 第3実施形態の収容容器の開状態における断面図である。
以下、本発明の収容容器の好ましい各実施形態について図面を参照しながら説明する。
先ず、第1実施形態の収容容器1について、図1〜図6を参照しながら説明する。
第1実施形態の収容容器1は、図1〜図6に示すように、シート状部材としての折り畳まれた状態の使い捨てマスク50を複数枚積層して収容可能な収容容器であり、一枚の熱可塑性シート材から、シート成型により一体的に形成される。この収容容器1は、可撓性を有して構成される。より具体的には、収容容器1は、後述の収容容器本体10及び蓋体20が可撓性を有して構成される。
収容容器1は、図2及び図4に示すように、収容容器本体10と、蓋体20と、収容容器本体10と蓋体20とを連結する連結部30と、蓋体20の内面に配置される係止部材40と、を備える。
収容容器本体10は、図2及び図4に示すように、底面部11と、この底面部11の周縁から起立する周壁部12と、を備え、天面が開口されている。この収容容器本体10には、複数枚の使い捨てマスク50が積層されて収容される。
底面部11は、図4に示すように、折り畳まれた状態の使い捨てマスク50と略同形状に形成されている。具体的には、底面部11の平面視における形状は、一の半径が内方に向かって湾曲した略扇形形状を有している。また、この底面部11の外面の略中央部(後述する係止部材40と重なり合う位置)には、収容容器1から使い捨てマスク50を取り出す場合に押圧すべき位置を示す表示(図示せず)が付されている。
周壁部12は、図5及び図6に示すように、底面部11の周縁からこの底面部11に対して略垂直に起立している。周壁部12は、シート材がコの字状に折り返されて形成された二重構造部121と、この二重構造部121の外側部分を構成するシート材の先端側が外側に折り曲げられて形成された本体側リブ部122と、を備える。二重構造部121における外側部分には、図2に示すように、外側に突出する複数の突起部123が形成されている。
蓋体20は、図2及び図4に示すように、収容容器本体10の天面を覆う天面部21と、この天面部21の周縁に設けられる周面部22と、を備える。
天面部21は、収容容器本体10の底面部11と略同形に形成されている。また、図1及び図3に示すように、この天面部21の外面の略中央部(後述する係止部材40と重なり合う位置)には、収容容器1から使い捨てマスク50を取り出す場合に押圧すべき位置を示す表示24が付されている。
周面部22は、図5及び図6に示すように、天面部21の周縁の全周から天面部21に対して略垂直に延びて形成されている。この周面部22の先端には、シート材が周面部22に対して略垂直に外側に折り返されて形成された蓋側リブ部23が設けられている。また、周面部22の内面には、図2に示すように、上述の複数の突起部123に対応する位置に、複数の突起部123の形状に対応する形状の複数の凹部221が形成されている。
連結部30は、収容容器本体10と蓋体20とが互いに重なり合った閉状態(図1、図3及び図5参照)と、収容容器本体10と蓋体20とが開かれた開状態(図2、図4及び図6参照)とを変更可能に連結する。より具体的には、連結部30は、図6に示すように、本体側リブ部122と蓋側リブ部23とを連結している。この連結部30は、一の半径が内方に向かって湾曲した略扇形形状の収容容器本体10及び蓋体20のそれぞれにおける直線状に形成された半径部分同士を連結する(図4参照)。連結部30には、中心線の延びる方向に沿って複数の折り曲げ線31が形成されており、連結部30がこれらの折り曲げ線31により折り曲げられることで収容容器本体10と蓋体20とが重ね合わせられる。
係止部材40は、蓋体20の天面部21の内面の略中央部に配置される。ここで、天面部21の略中央部とは、天面部21における周縁の近傍を除く領域を示す。
第1実施形態では、係止部材40は、シート状の基部と、この基部の一方の面に設けられた複数のフックと、を備えるメカニカルファスナのフック部材により構成されている。この係止部材40は、図5及び図6に示すように、基部の一端側が蓋体20の内面に固定され、他端側が蓋体20の内面から離間している。
使い捨てマスク50は、図2〜図4に示すように、着用者の顔の一部を覆うカップ部51と、着用者の耳に掛けられる一対の耳掛け部52とを備える。この使い捨てマスク50は、一対の耳掛け部52が重なり合うように2つ折りに折り畳まれたシート状の状態で収容容器本体10に積層されて収容される。また、使い捨てマスク50は、収容容器本体10に収容された状態で、耳掛け部52が係止部材40と重なり合う位置に配置される(図3参照)。
第1実施形態では、着用者の耳に与える違和感を軽減する観点から、耳掛け部52を構成する不織布は、カップ部51を構成する不織布よりも肌触りの良好な素材(表面の繊維が毛羽立った不織布)により形成されている。
カップ部51を構成する不織布としては、メルトブローン不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布等を用いることができる。また、カップ部51として、これらの不織布により構成されたシートを複数枚積層して一体的な構造としたシート材料を用いてもよい。
具体的には、内側の層及び外側の層に強度の高いスパンボンド不織布を用い、中間の層にフィルタ機能の高いメルトブローン不織布を用いた不織布の積層体を、カップ部51として好適に用いることができる。この場合、カップ部51を構成する複数枚の不織布のシートそれぞれの坪量は、好ましくは10〜30g/m、より好ましくは15〜25g/mである。
耳掛け部52を構成する不織布としては、ポリプロピレン繊維により構成され伸縮性を備えたスパンレース不織布や、表面に配置される繊維によりループ構造が形成されたスパンボンド不織布や、捲縮繊維を含んで構成される不織布等を用いることができる。
以上の収容容器1は、開状態においては、収容容器本体10と蓋体20とが連結部30の中心線を対称軸として線対称に配置される(図2及び図4参照)。また、閉状態においては、蓋体20の周面部22が収容容器本体10の周壁部12の外側を覆うように配置される(図1及び図6参照)。この状態では、収容容器本体10の周壁部12に形成された複数の突起部123と、蓋体20の周面部22に形成された複数の凹部221とが係合している。
収容容器1を構成するシート材としては、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフラレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂を用いることができる。また、シート成型後の収容容器1を構成するシート材の厚さは、収容容器1に好適な可撓性を備えさせるという観点から、好ましくは0.1〜1.0mm、より好ましくは0.2〜0.5mmである。特に、収容容器1の蓋体20の天面部21におけるシート材の厚さが上記範囲の厚さに構成されることが好ましい。
次に、第1実施形態の収容容器1の使用手順について、図7A〜図7Dを参照しながら説明する。図7A〜図7Dは、それぞれ、収容容器1の使用手順を示す断面図である。
先ず、図7Aに示すように、収容容器本体10に複数枚の使い捨てマスク50を積層した状態で、収容容器1を閉状態としておく。
この状態で、使用者は、図7Bに示すように、収容容器本体10の底面部11の表示(図示せず)が設けられた部分、及び蓋体20の天面部21の表示24(図7では図示せず)が設けられた部分を押圧する。すると、シート材がシート成型されて形成された収容容器1は、底面部11と天面部21とが互いに近づく方向に撓んで変形する。そして、積層された複数枚の使い捨てマスク50のうちの最も上層(天面部21側)に配置された使い捨てマスク50と係止部材40とが接触し、この係止部材40と接触した使い捨てマスク50は、係止部材40に係合されて係止される。
次いで、図7Cに示すように、使用者が底面部11及び天面部21の押圧を解除すると、収容容器1の形状は、押圧される前の状態に復元される。このとき、複数枚の使い捨てマスク50のうちの最も上層に配置された使い捨てマスク50は、係止部材40により係止されて蓋体20側で保持される。ここで、積層された複数の使い捨てマスク50は、互いに所定の係合力により係合されているが、係止部材40と使い捨てマスク50との係合力は、積層された使い捨てマスク50同士の係合力よりも大きい。また、最も上層に配置された使い捨てマスク50と、この使い捨てマスク50の下層に配置された使い捨てマスク50との間には、下層に配置され所定の係合力で係合された複数の使い捨てマスク50の重量が作用する。これにより、収容容器1の形状が復元された場合には、最も上層に配置された使い捨てマスク50のみが蓋体20側に保持される。
次いで、図7Dに示すように、収容容器1を開状態とすると、蓋体20側には、一枚の使い捨てマスク50が係止部材40に係止された状態で取り出される。
以上説明した第1実施形態の収容容器1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)複数枚の使い捨てマスク50を積層して収容する収容容器本体10及び蓋体20を一枚の熱可塑性シート材から形成し、蓋体20の内面に係止部材40を配置した。これにより、収容容器本体10の底面部11及び蓋体20の天面部21を互いに近づく方向に変形させることで、複数の使い捨てマスク50のうちの最も天面部21側に配置された使い捨てマスク50のみを係止部材40に係止させられる。よって、収容容器1を開状態にすることで、一枚の使い捨てマスク50を容易に取り出すことができる。即ち、互いに重なり合うことなく積層されて収容された複数の使い捨てマスク50を一枚ずつ容易に取り出すことができる。
(2)シート成型により形成された収容容器1は、周面部22が設けられた周縁近傍における変形性が乏しい。そこで、係止部材40を、天面部21の略中央部に配置した。これにより、天面部21を容易に変形させられるので、使い捨てマスク50を係止部材40に確実に係止させられる。よって、使い捨てマスク50の取り出し性能を向上できる。
(3)係止部材40の一端側を天面部21に固定し、他端側を天面部21から離間させた。これにより、係止部材40と使い捨てマスク50とをより接触しやすくできるので、使い捨てマスク50の取り出し性能をより向上できる。
(4)収容容器1の閉状態において、蓋体20の周面部22により収容容器本体10の周壁部12の外側を覆わせた。よって、収容容器1の密封性を向上できる。
(5)使い捨てマスク50では、着用者の耳に与える違和感を軽減する観点から、耳掛け部52を構成する不織布を、カップ部51を構成する不織布よりも肌触りの良好な素材(表面の繊維が毛羽立った不織布や捲縮繊維を含んで構成される不織布)により形成する。そこで、係止部材40をメカニカルファスナのフック部材により構成し、このフック部材を使い捨てマスク50の耳掛け部52に重なり合う位置に配置した。これにより、フック部材に対する使い捨てマスク50の係合力を向上できる。よって、使い捨てマスク50の取り出し性能をより向上できる。
(6)収容容器本体10に本体側リブ部122を設け、蓋体20に蓋側リブ部23を設けた。これにより、シート成型により形成された収容容器1の強度を向上できる。
次に、本発明の収容容器の第2実施形態について、図8を参照しながら説明する。尚、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図8は、第2実施形態の収容容器1Aの閉状態を示す断面図である。
第2実施形態の収容容器1Aは、主として、複数の使い捨てマスク50の収容状態、及び係止部材40の配置において第1実施形態と異なる。より具体的には、第2実施形態の収容容器1Aは、収容容器本体10に積層された複数の使い捨てマスク50が2列に収容されている。また、蓋体20の天面部21の内面には、2列の使い捨てマスク50の積層体それぞれに重なり合う位置に、2つの係止部材40が配置されている。
第2実施形態の収容容器1Aによれば、上記(2)〜(6)の効果を奏する他、以下のような効果を奏する。
(7)使い捨てマスク50の積層体を2列に配置すると共に、それぞれの積層体に重なり合う位置に2つの係止部材40を配置した。よって、一度に2枚の使い捨てマスク50を取り出すことができる。
次に、本発明の収容容器の第3実施形態について、図9A及び図9Bを参照しながら説明する。図9Aは、第3実施形態の収容容器1Bの閉状態における断面図であり、図9Bは、開状態における断面図である。
第3実施形態の収容容器1Bは、主として、収容容器本体10Bの構成において第1実施形態と異なる。
より具体的には、第3実施形態では、図9A及び図9Bに示すように、収容容器本体10Bは、蓋体20と同様の形状に形成される。即ち、収容容器本体10Bの周壁部12Bは、一層(一重)のシート材により構成されている。
第3実施形態の収容容器1Bでは、閉状態において蓋体20の周面部22は、収容容器本体10Bの周壁部12Bの外側を覆うように配置されず、図9Aに示すように、本体側リブ部122Bと蓋側リブ部23とが当接する。
第3実施形態の収容容器1Bによれば、上記(1)〜(3)、(5)及び(6)の効果を奏する。
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、第1実施形態〜第3実施形態では、係止部材40をメカニカルファスナのフック部材により構成したが、これに限らない。即ち、係止部材を粘着剤により構成してもよい。これにより、収容容器本体に、メカニカルファスナとの係合力の弱いシート状部材(例えば、フィルムにより形成されたシート状部材)を収容した場合にも、シート状部材を一枚ずつ容易に取り出すことができる。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、シート状部材として使い捨てマスク50を用いたが、これに限らない。即ち、シート状部材として、ティッシュやアイマスク等を用いてもよい。
1,1A,1B 収容容器
10 収容容器本体
11 底面部
12 周壁部
20 蓋体
21 天面部
22 周面部
30 連結部
40 係止部材
50 使い捨てマスク(シート状部材)
51 カップ部
52 耳掛け部

Claims (6)

  1. 一枚の熱可塑性シート材から一体的に形成され、複数のシート状部材を積層して収容可能な収容容器であって、
    底面部及び該底面部の周縁から起立する周壁部を有し天面が開口された収容容器本体と、
    前記収容容器本体の天面を覆う蓋体と、
    前記収容容器本体と前記蓋体とを開閉可能に連結する連結部と、
    前記蓋体の内面の略中央部に配置され前記シート状部材を係止可能な係止部材と、を備える収容容器。
  2. 前記収容容器は、少なくとも前記蓋体が可撓性を有して構成される請求項1に記載の収容容器。
  3. 前記係止部材は、該係止部材の一端側が前記蓋体の内面に固定され、該係止部材の他端側が前記蓋体の内面から離間している請求項1又は2に記載の収容容器。
  4. 前記蓋体は、前記収容容器本体の天面を覆う天面部と、該天面部の周縁から該天面部に対して略垂直に延びる周面部と、を備え、
    前記周面部は、前記蓋体が前記収容容器本体の天面を覆った状態で、前記周壁部の外側に配置される請求項1から3のいずれかに記載の収容容器。
  5. 前記係止部材は、メカニカルファスナのフック部材により構成され、
    前記シート状部材は、不織布により構成されたマスクである請求項1から4のいずれかに記載の収容容器。
  6. 前記マスクは、着用時に着用者の顔の一部を覆うカップ部、及び着用者の耳に掛けられる耳掛け部を備え、前記収容容器本体に収容された状態で前記耳掛け部が前記係止部材と重なり合う位置に配置される請求項5に記載の収容容器。
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