JP3047730U - ポケット型ティッシュ用ケース - Google Patents

ポケット型ティッシュ用ケース

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JP3047730U
JP3047730U JP1997008729U JP872997U JP3047730U JP 3047730 U JP3047730 U JP 3047730U JP 1997008729 U JP1997008729 U JP 1997008729U JP 872997 U JP872997 U JP 872997U JP 3047730 U JP3047730 U JP 3047730U
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pocket
plate portion
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tissue
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保彦 ▲たか▼木
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サンワ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティッシュを最後まで容易に取り出すことが
できるとともに、ポケット型ティッシュをケース内に容
易迅速に入れることができるポケット型ティッシュ用ケ
ースを提供する点にある。 【解決手段】 ティッシュ取出用の開口部2Aを備えた
上板部2と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底
板部3と、前記上板部2の外縁部と底板部3の外縁部と
の間を塞ぐための側板部4とを備え、前記上板部2と底
板部3との間にポケット型ティッシュPを載置するため
の載置板5を上下動可能に設け、この載置板5と底板部
3との間に該載置板5を上板部2側に移動付勢するため
のコイルスプリング6を設けるとともに、前記側板部4
の上端に前記上板部2を水平方向から係合して移動案内
するための案内溝15を備えさせ、且つ、該側板部4の
上方開口部を閉塞した状態で上板部2の係止部16,1
8を側板部4に係止保持させるための被係止部17,1
9を側板部4に備えさせたことを特徴とするポケット型
ティッシュ用ケースを構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ポケット型ティッシュ(所謂ポケットティッシュ)のティッシュを 収納し、且つ、収納したポケット型ティッシュのビニール袋内のティッシュを取 り出すためのティッシュ取出用の開口部を備えたポケット型ティッシュ用ケース に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ポケット型ティッシュが町等で頻繁に配られたり、景品等に使用された りして、ポケット型ティッシュを手にする機会が非常に多くなってきている。こ のため、ポケット型ティッシュの数が非常に多くなってくると、ポケットに常備 する他、余ったポケット型ティッシュを部屋内や車内等で使用することが増えて きている。このように部屋内や車内等で使用する場合には、ポケット型ティッシ ュをそれ専用のケースに入れて使用されることが一般的である。前記ポケット型 ティッシュは、ポケットに収納することができる程度の大きさを有するティッシ ュのことをいう。
【0003】 しかしながら、上記ポケット型ティッシュ用ケースは、6面を備えた密閉容器 の上板部にティッシュを取り出すためのティッシュ取出用の開口部を備えさせて いるだけであるため、ティッシュの枚数が少なくなると、前記開口部から奥まで 指を突っ込んでティッシュを引っ張り出さなければならず、ティッシュの取り出 しがやり難いものであった。特に、ポケット型ティッシュを収納するための上下 方向の寸法を大きくしたケースにおいて、上記不都合を顕著にするものであった 。 又、ポケット型ティッシュ用ケース内にポケット型ティッシュを入れる場合に は、ティッシュ取出用の小さな開口部を通して行わなければならないため、ポケ ット型ティッシュを入れ難く、使用面において改善の余地があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、ティッシュを最後ま で容易に取り出すことができるとともに、ポケット型ティッシュをケース内に容 易迅速に入れることができるポケット型ティッシュ用ケースを提供する点にある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題解決のために、ティッシュ取出用の開口部を備えた上板 部と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底板部と、前記上板部の外縁部と 底板部の外縁部との間を塞ぐための側板部とを備え、前記上板部と底板部との間 にポケット型ティッシュを載置するための載置板を上下動可能に設け、この載置 板と底板部との間に該載置板を上板部側に移動付勢するためのコイルスプリング を設けるとともに、前記側板部の上端に前記上板部を水平方向から係合して移動 案内するための案内溝を備えさせ、且つ、該側板部の上方開口部を閉塞した状態 で上板部の係止部を側板部に係止保持させるための被係止部を側板部に備えさせ て、ポケット型ティッシュ用ケースを構成した。 従って、載置板が上板部側に移動付勢されているから、ティッシュの枚数が少 なくなっても、ポケット型ティッシュが上板部側に移動されて、ティッシュを開 口部を通して常に同じ位置から取り出すことができる。そして、ポケット型ティ ッシュをケース内に入れる場合には、上板部を水平方向外方側に移動させて側板 部の上方開口部を開放状態にし、ポケット型ティッシュを載置板上に容易迅速に セットすることができる。
【0006】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板部と、これの下方に設定間隔を置いて 位置する底板部と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐための側 板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポケット型ティッシュを載置するた めの載置板を上下動可能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板部 側に移動付勢するためのコイルスプリングを設け、前記側板部を4枚の板部を屈 曲可能な連結部により連結したものでなり、これら4枚の板部のうちの少なくと も1枚の板部の外面に写真や印刷物等を係止保持可能な係止保持部を備えさせて 、ポケット型ティッシュ用ケースを構成した。 請求項1と同様に、ティッシュを開口部を通して常に同じ位置から取り出すこ とができる。そして、板部の外面に備えさせた係止保持部にカレンダーやスケジ ュール表等の印刷物や写真、あるいはプロマイド等を係止させることができる。
【0007】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板部と、これの下方に設定間隔を置いて 位置する底板部と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐための側 板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポケット型ティッシュを載置するた めの載置板を上下動可能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板部 側に移動付勢するためのコイルスプリングを設け、前記側板部を4枚の板部を屈 曲可能な連結部により連結したものでなり、これら4枚の板部のうちの少なくと も1枚の板部の外面に袋を係止させるための係止部を備えさせて、ポケット型テ ィッシュ用ケースを構成した。 請求項1と同様に、ティッシュを開口部を通して常に同じ位置から取り出すこ とができる。そして、板部の外面に備えさせた係止部に使用済みのティッシュや ゴミ、あるいは新たなポケット型ティッシュ等を入れるための袋を係止させるこ とができる。
【0008】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板部と、これの下方に設定間隔を置いて 位置する底板部と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐための側 板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポケット型ティッシュを載置するた めの載置板を上下動可能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板部 側に移動付勢するためのコイルスプリングを設け、前記側板部を4枚の板部を屈 曲可能な連結部により連結したものでなり、これら4枚の板部のうちの少なくと も1枚の板部の外面に写真や印刷物等を係止保持可能な係止保持部を備えさせ、 且つ、残る板部のうちの少なくとも1枚の板部の外面に袋を係止させるための係 止部を備えさせて、ポケット型ティッシュ用ケースを構成した。 請求項1と同様に、ティッシュを開口部を通して常に同じ位置から取り出すこ とができる。そして、板部の外面に備えさせた係止保持部にカレンダーやスケジ ュール表等の印刷物や写真、あるいはプロマイド等を係止させることができるし 、他の板部の外面に備えさせた係止部に使用済みのティッシュやゴミ、あるいは 新たなポケット型ティッシュ等を入れるための袋を係止させることができる。
【0009】 ティッシュ取出用の開口部を備えた矩形状のポケット型ティッシュと略同形の 上板部と、この上板部と同形で、且つ、それの下方に設定間隔を置いて位置する 底板部と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐための側板部と、 前記上板部と底板部との間に上下動可能に設けられたティッシュ載置用の載置板 と、この載置板と前記底板部との間に設けられたスプリングとからなり、前記側 板部が4枚の板部を屈曲可能な連結部により連結して一枚の板状体に構成し、且 つ、この一枚の板状体の両端部に、該板状体を環状にした状態で係止連結する係 止解除可能な係止部を備えさせ、この環状にした側板部の上端に前記上板部を水 平方向から係合して移動案内するための案内溝を備えさせ、且つ、該側板部の上 方開口部を閉塞した状態で上板部の係止部を側板部に係止保持させるための被係 止部を側板部に備えさせ、前記底板部が側板部下方から下方へ移動することを接 当阻止するためのストッパー部を側板部の内面に設けて、ポケット型ティッシュ 用ケースを構成した。 ポケット型ティッシュ用ケースを構成する場合には、例えば載置板と底板部と の間にスプリングを配置した状態において、載置板の外縁部と底板部の外縁部と を覆うように一枚の板状体に構成された側板部を、環状にした後、側板部の両端 を係止連結する。この後、側板部の上端の係止案内溝に上板部を水平方向から係 合した状態で内方側に移動させて上板部を側板部に係止保持させ、ポケット型テ ィッシュ用ケースの組み立てを完了するのである。又、ポケット型ティッシュ用 ケースを構成する部品のうちの上板部、側板部、底板部が全て板状のものである ため、運搬時等においてこれらを積み重ねることができ、一挙に多数のポケット 型ティッシュ用ケースの部品を運搬することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】 図1〜図3に、部屋内又は車内等で使用されるポケット型ティッシュ用ケース 1が示されている。前記ポケット型ティッシュ用ケース1は、ティッシュ取出用 の開口部2Aを備えた上板部2と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底板 部3と、前記上板部2の外縁部と底板部3の外縁部との間を塞ぐための側板部4 とを主要構成部材としている。前記上板部2、底板部3、側板部4は、ここでは 合成樹脂で構成しているが、紙や木又は金属、あるいはセラミックス等、どのよ うな材料で構成してもよい。前記底板部3の下面をマジックテープや両面テープ 等を用いて固定部に固定した状態で使用するようにしてもよい。前記ポケット型 ティッシュ用ケース1内にポケット型ティッシュを1個のみ入れて使用する場合 が一般的であるが、2個以上入れて使用してもよい。尚、図1及び図6では、前 記側板部4と底板部3とを別体形成しているが、これら2つの部材3,4を一体 形成して実施することも可能である。
【0011】 図6にも示すように、前記上板部2と底板部3との間にポケット型ティッシュ Pを載置するための合成樹脂製の載置板5を上下動可能に設けるとともに、この 載置板5と底板部3との間に該載置板5を上板部2側に移動付勢するための弾性 体としてのコイルスプリング6を設けて、ティッシュの枚数が少なくなっても、 ティッシュTを開口部2Aを通して同じ位置から取り出すことができるように、 ポケット型ティッシュPを上板部2側に移動付勢するように構成している。前記 載置板5は、合成樹脂で構成する他、紙や木又は金属、あるいはセラミックス等 、どのような材料で構成してもよい。 前記開口部2Aを、図7にも示すように、ポケット型ティッシュの長手方向に 沿って長孔2aを形成するとともに、この長孔2aと直交する方向に指が入る程 度の切欠き2b,2bを形成した形状に構成することによって、ポケット型ティ ッシュからまず最初にティッシュTを掴み上げる際に、例えば親指を一方の切欠 き2bに挿入し、且つ、人指し指を他方の切欠き2bに挿入した後、2つの指を 矢印で示す方向に移動させながらティッシュTを掴むことによって、容易にティ ッシュTを掴み上げることができる利点がある。
【0012】 前記載置板5の下面及び底板部3の上面にそれぞれ、前記コイルスプリング6 の端部を外嵌固定するための嵌合部としての円柱状の凸部7を備えさせることに よって、コイルスプリング6の両端部を、載置板5の下面及び底板部3の上面に 備えさせた凸部7,7にそれぞれ外嵌させるだけでコイルスプリング6と載置板 5及び底板部3との組付けを完了することができるようにしている。前記別体形 成された凸部7を、前記載置板5の下面及び底板部3の上面に接着剤又は熱溶着 により固定する他、載置板5及び底板部3に一体形成してもよい。又、前記凸部 7に代えて、コイルスプリング6の先端を係止可能なフック等を用いてもよく、 コイルスプリング6の両端部を固定するための具体構成は、これらのものに限定 されるものではない。
【0013】 前記側板4は、図4にも示すように、2枚の長辺板部8,9とこれよりも短い 短辺板部10,11の4枚の板部8,9,10,11と、これら板部8,9,1 0,11同士を屈曲可能な合成樹脂製の連結部12により接着剤を用いて又は熱 溶着により連結して、一枚の板状体に構成している。そして、前記一枚の板状体 に構成された側板4の両端部のうちの一端に、前記連結部12と同一材料で構成 した係止部13を備えさせ、この係止部13の端部に上下方向に沿って形成され た複数個の係止孔13A…に係止する複数個の凸部14…を他端に貫通して溶着 している。従って、側板4を環状にした後、係止孔13A…とこれに対応する凸 部14…とを係合させることによって、その環状にした姿勢に固定することがで きるようにしている。
【0014】 前記上板部2、底板部3、側板部4、載置板5を構成する合成樹脂としては、 ポリプロピレンやポリエチレン等から成形してもよいし、このポリプロピレンや ポリエチレンにガラス繊維を混ぜ合わせて成形することによって、保形強度をア ップさせることができるようにしてもよい。
【0015】 前記長辺板部8,9の上端それぞれには、前記上板部2を水平方向から係合し て移動案内するための案内溝15が形成されている。又、前記一方の短辺板部1 0の上端側に、前記上板部2の一端下面に接着固定された水平姿勢の係合部とし ての係合片16が水平方向から係合するための被係合部としての係合孔17を形 成するとともに、前記他方の短辺板部11の上端部に、前記上板部2の他端下面 に接着固定された上下姿勢の係合部としての係合片18が水平方向から係合する ための被係合部としての切欠部19を形成している。前記上板部2を側板部4に 係合保持させるための係合部及び被係合部を2組設ける他、1組設けて実施して もよいし、又3組以上設けて実施してもよい。尚、前記上板部2の下面に、図7 に示すように、下方に突出する左右一対の突起30,30が形成されている。こ れら突起30,30は、上板部2の閉塞状態で短辺板部10よりも内側に位置す るように設定されており、上板部2を容易に開放できないようにするための抵抗 部材として機能するように構成している。
【0016】 前記短辺板部10,11の中央部には、内部を覗くことができる開口部20が それぞれ形成されており、側板部4に対する載置板5の上下位置を開口部20を 通して確認することによって、ポケットティッシュ内のティッシュの残枚数を大 まかに確認することができるようにしている。又、前記長辺板部8,9及び短辺 板部10,11の下端部内面それぞれには、前記底板部3が側板部4下端から下 方へ移動することを接当阻止するためのストッパー部としての突出部21が内部 に突出する状態で形成されており、底板部3が側板部4から抜け落ちることがな いようにしている。又、前記突出部21の真上の適当箇所には、前記突出部21 よりも突出度合いの小さい突起部22が形成されており、底板部3が側板部4の 上方に移動することを抑制することができるようにしている。
【0017】 前記ポケット型ティッシュ用ケース1を組み立てる場合を説明すれば、コイル スプリング6の両端部を、載置板5の下面及び底板部3の上面に備えさせた凸部 7,7にそれぞれ外嵌させた状態において、載置板5の外縁部と底板部3の外縁 部とを覆うように一枚の板状体に構成された側板部4を、環状にした後、側板部 4の両端を係止連結する。このとき、前述したように、底板部3が突出部21と 突起部22との間に保持されるように配置することになる。この後、側板部4の 上端に形成の前記一対の案内溝15に上板部2の左右端部を水平方向から係合し た状態で内方側に移動させて上板部2を側板部4に係合保持させ、ポケット型テ ィッシュ用ケース1の組み立てを完了するのである。このように、工具等を使用 することなく、容易迅速にポケット型ティッシュ用ケースを組み立てることがで きるだけでなく、ポケット型ティッシュ用ケース1を構成する部品のうちの上板 部2、側板部4、底板部3、載置板5が全て板状のものであるため、不要時には 、折り畳んでコンパクトにした状態で収納しておくこともでき、組み立て面及び 収納面において優れたものである。例えば、図8に示すように、側板部4を2つ 折りにし、この2つ折りにした側板部4の上側に上板部2、載置板5を重ね、且 つ、下側に底板部3を重ねてコンパクトにした状態で袋詰めを行い、このように 袋詰めされたポケット型ティッシュ用ケースの多数を積み重ねて運搬することが 可能になり、運搬面においても有利となる。尚、前記袋詰めを行う場合には、コ イルスプリング6も合わせて袋内に収納することになる。
【0018】 前記4枚の板部8,9,10,11のうちの1枚の長辺板部9の外面に写真や カレンダーK、その他印刷物等を係止保持可能な係止保持部26を備えさせ、且 つ、残る板部8,10,11のうちの特定の短辺板部11の外面側に袋を係止さ せるための係止部27を突出させている。具体的には、図3及び図5に示すよう に、前記長辺板部9の外面の4隅に外側に突出する爪部26Aを一体形成して、 前記係止保持部26を構成している。そして、これら4個の爪部26A…に係止 された印刷物等の下端を支持するための一対の突起部28,28を長辺板部9の 外面下部に形成している。従って、4個の爪部26A…の内面と長辺板部9の外 面との間に印刷物等を挟持させるとともに、一対の突起部28,28にて印刷物 等が下方に移動することを接当阻止することができるようにして、印刷物等をセ ットするようにしている。前記係止保持部26の具体構成は、印刷物等を係止保 持できるものであればどのような構成でもよく、上記構成に限定されるものでは ない。又、図2に示すように、前記底板部3の短辺のうちの一方の短辺から2本 のL型突出部27A,27Aを一体形成して、前記係止部27を構成している。 尚、図2及び図3に示す11A,11Aは、前記L型突出部27A,27Aを逃 がすために板部11に形成した切欠きである。そして、このL型突出部27A, 27Aにビニール製の袋29(図11に示す)の上端に形成の一対の切れ目29 A,29Aを引っ掛けることにより、袋29をセットするのである。前記切れ目 29A,29Aを下方側ほど下方に位置する下向き湾曲状に形成しているから、 袋29の下側を持って切れ目を上方から下方に位置するL型突出部27A,27 Aに向かって引っ掛ける際において、切れ目に水平方向に裂ける方向の力が作用 しても、切れ目の方向と水平方向に裂ける方向、つまり水平方向とが異なること から、切れ目29A,29Aを裂け難くすることができる。又、前記切れ目29 A,29Aを、図12に示すように、逆台形状に形成してもよい。前記係止部2 7の具体構成は、袋29を引っ掛けることができる構成であればどのような構成 でもよく、上記構成に限定されるものではない。
【0019】 前記実施例では、載置板5の下面中央部と底板部3の上面中央部との間に単一 のコイルスプリング6を設けたが、図9に示すように、2個のコイルスプリング 6を設定間隔を置いて載置板5の下面と底板部3の上面との間に設けることによ って、載置板5の水平姿勢の維持がし易いようにしてもよいし、又、図10に示 すように、4個のコイルスプリング6を載置板5の下面の4つの角部と底板部3 の上面の4つの角部との間に設けて実施することによって、前記載置板5の水平 姿勢の維持がより確実に行えるようにしてもよく、コイルスプリングの個数は何 個でもよい。尚、図9及び図10では、上板部2を省略している。
【0020】
【考案の効果】
請求項1によれば、ポケット型ティッシュのティッシュの残枚数が何枚であっ ても、常にポケット型ティッシュが開口部側に移動付勢されているから、ティッ シュを最後まで容易に取り出すことができ、使用面において優れたポケット型テ ィッシュ用ケースを提供することができる。しかも、側板部の上方開口部を開放 状態にしてポケット型ティッシュをケース内に入れることができ、ポケット型テ ィッシュをケース内に容易迅速に入れることができる。
【0021】 請求項2によれば、請求項1と同様に、ティッシュを開口部を通して常に同じ 位置から取り出すことができる。そして、板部の外面に備えさせた係止保持部に カレンダーやスケジュール表等の印刷物や写真、あるいはプロマイド等を係止さ せることができ、他のものの展示台としても使用可能な付加価値の高いものにす ることができる。
【0022】 請求項3によれば、請求項1と同様に、ティッシュを開口部を通して常に同じ 位置から取り出すことができる。そして、板部の外面に備えさせた係止部に使用 済みのティッシュは勿論のこと、ゴミや新たなポケット型ティッシュ等を入れる ための袋を係止させることができ、便利に使用することができるポケット型ティ ッシュ用ケースを提供することができる。
【0023】 請求項4によれば、請求項1と同様に、ティッシュを開口部を通して常に同じ 位置から取り出すことができる。そして、板部の外面に備えさせた係止保持部に カレンダーやスケジュール表等の印刷物や写真、あるいはプロマイド等を係止さ せることができるし、他の板部の外面に備えさせた係止部に使用済みのティッシ ュは勿論のこと、その他ゴミ入れにしたり、あるいは新たなポケット型ティッシ ュ等を入れるための袋を係止させることができ、多機能を備えたポケット型ティ ッシュ用ケースを提供することができる。
【0024】 請求項5によれば、載置板と底板部との間にスプリングを配置した状態で、側 板部を環状にした後、側板部の両端を係止連結し、続いて、上板部を側板部に係 止保持させることによって、ポケット型ティッシュ用ケースの組み立てを完了さ せることができるから、工具等を使用することなく、容易迅速にポケット型ティ ッシュ用ケースを組み立てることができるだけでなく、不要時には、折り畳んで コンパクトにした状態で収納しておくこともでき、組み立て面及び収納面におい て優れたものである。又、折り畳んでコンパクトにすることができるから、積み 重ねて運搬することもでき、運搬面においても有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポケット型ティッシュ用ケースの全体斜視図
【図2】ポケット型ティッシュ用ケースの分解斜視図
【図3】上板部を側板部に水平方向から係合する直前の
状態を示す斜視図
【図4】側板部の展開図
【図5】側板部の要部を示す平面図
【図6】ポケット型ティッシュ用ケースの縦断面図
【図7】上板部の底面図
【図8】2つ折りにした側板部の上下に上板部、底板
部、載置板を重ねた状態わ示す側面図
【図9】ポケット型ティッシュ用ケースの別の形態を示
す分解斜視図
【図10】ポケット型ティッシュ用ケースの別の形態を
示す分解斜視図
【図11】袋の上部を示す正面図
【図12】別の切れ目の入った袋の上部を示す正面図
【符号の説明】
1 ポケット型ティッシュ用ケース 2 上板部 2A 開口部 2a 長孔 2b 切欠き 3 底板部 4 側板部 5 載置板 6 コイルスプリング(弾性体) 7 凸部 8,9 長辺板部 10,11 短辺板部 12 連結部 13 係止部 13A 係止孔 14 凸部 15 案内溝 16 係合片(係
合部) 17 係合孔(被係合部) 18 係合片(係
合部) 19 切欠部(被係合部) 20 開口部 21 突出部( ストッパー部) 22 突起部 26 係止保持部 26A 爪部 27 係止部 27A L型突出部 28 突起部 29 袋 29A 切れ目 30 突起 P ポケット型
ティッシュ T ティッシュ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板
    部と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底板部
    と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐ
    ための側板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポ
    ケット型ティッシュを載置するための載置板を上下動可
    能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板
    部側に移動付勢するためのコイルスプリングを設けると
    ともに、前記側板部の上端に前記上板部を水平方向から
    係合して移動案内するための案内溝を備えさせ、且つ、
    該側板部の上方開口部を閉塞した状態で上板部の係止部
    を側板部に係止保持させるための被係止部を側板部に備
    えさせたことを特徴とするポケット型ティッシュ用ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板
    部と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底板部
    と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐ
    ための側板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポ
    ケット型ティッシュを載置するための載置板を上下動可
    能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板
    部側に移動付勢するためのコイルスプリングを設け、前
    記側板部を4枚の板部を屈曲可能な連結部により連結し
    たものでなり、これら4枚の板部のうちの少なくとも1
    枚の板部の外面に写真や印刷物等を係止保持可能な係止
    保持部を備えさせてなるポケット型ティッシュ用ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板
    部と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底板部
    と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐ
    ための側板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポ
    ケット型ティッシュを載置するための載置板を上下動可
    能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板
    部側に移動付勢するためのコイルスプリングを設け、前
    記側板部を4枚の板部を屈曲可能な連結部により連結し
    たものでなり、これら4枚の板部のうちの少なくとも1
    枚の板部の外面に袋を係止させるための係止部を備えさ
    せてなるポケット型ティッシュ用ケース。
  4. 【請求項4】 ティッシュ取出用の開口部を備えた上板
    部と、これの下方に設定間隔を置いて位置する底板部
    と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部との間を塞ぐ
    ための側板部とを備え、前記上板部と底板部との間にポ
    ケット型ティッシュを載置するための載置板を上下動可
    能に設け、この載置板と底板部との間に該載置板を上板
    部側に移動付勢するためのコイルスプリングを設け、前
    記側板部を4枚の板部を屈曲可能な連結部により連結し
    たものでなり、これら4枚の板部のうちの少なくとも1
    枚の板部の外面に写真や印刷物等を係止保持可能な係止
    保持部を備えさせ、且つ、残る板部のうちの少なくとも
    1枚の板部の外面に袋を係止させるための係止部を備え
    させてなるポケット型ティッシュ用ケース。
  5. 【請求項5】 ティッシュ取出用の開口部を備えた矩形
    状のポケット型ティッシュと略同形の上板部と、この上
    板部と同形で、且つ、それの下方に設定間隔を置いて位
    置する底板部と、前記上板部の外縁部と底板部の外縁部
    との間を塞ぐための側板部と、前記上板部と底板部との
    間に上下動可能に設けられたティッシュ載置用の載置板
    と、この載置板と前記底板部との間に設けられたスプリ
    ングとからなり、前記側板部が4枚の板部を屈曲可能な
    連結部により連結して一枚の板状体に構成し、且つ、こ
    の一枚の板状体の両端部に、該板状体を環状にした状態
    で係止連結する係止解除可能な係止部を備えさせ、この
    環状にした側板部の上端に前記上板部を水平方向から係
    合して移動案内するための案内溝を備えさせ、且つ、該
    側板部の上方開口部を閉塞した状態で上板部の係止部を
    側板部に係止保持させるための被係止部を側板部に備え
    させ、前記底板部が側板部下方から下方へ移動すること
    を接当阻止するためのストッパー部を側板部の内面に設
    けてなるポケット型ティッシュ用ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11349069A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Dainippon Printing Co Ltd 紙葉類用容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11349069A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Dainippon Printing Co Ltd 紙葉類用容器

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