JP3050271U - フィルムカートリッジおよびシート状物の収納具 - Google Patents

フィルムカートリッジおよびシート状物の収納具

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JP3050271U
JP3050271U JP1997011784U JP1178497U JP3050271U JP 3050271 U JP3050271 U JP 3050271U JP 1997011784 U JP1997011784 U JP 1997011784U JP 1178497 U JP1178497 U JP 1178497U JP 3050271 U JP3050271 U JP 3050271U
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本 佳 照 有
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムカートリッジとともにシート状物を
確実に収納保持することができ、しかもシート状物保持
手段を着脱することができる、フィルムカートリッジお
よびシート状物の収納具を提供する。 【解決手段】 収納具本体12の背表紙部12aには、
カートリッジ保持部14およびシート状物保持部100
が連結される。シート状物保持部100には、シート状
物保持具114が着脱可能に取り付けられる。シート状
物保持具114は、基材116を含み、その表面にはパ
イプ状部材118が設けられる。パイプ状部材118の
一端部には収納具本体の連結具110に嵌合する第1の
連結部120が形成され、他端部には第2の連結部12
4が形成され、外周面がポケット保持部128となる。
さらに、基材116に接続された挟持部材138を折り
曲げた際に基材116と対向する面には、第2の連結部
124と嵌合する第3の連結部140が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はフィルムカートリッジおよびシート状物の収納具に関し、特にたとえ ばAPS(アドバンスト・フォト・システム)のフィルムカートリッジをそのイ ンデックスプリントシートとともに収納して整理するための収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、APSの普及に伴い、現像済のフィルムを格納したフィルムカートリッ ジを収納整理するためのホルダが種々提供されており、そのようなものの一例が たとえば登録実用新案公報3021811号公報に開示されている。このホルダ では、インデックスプリントシートを収納するための透明ポケットがケース本体 に直接固着されている。また、他の従来品の中には、そのような透明ポケットが ケース本体ないしファイル本体に取り外し可能に挟持されているものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のホルダは、透明ポケットがケース本体に直接固着されて いるものであったためインデックスプリントシートのみを持ち運ぶのに不便であ った。また、従来、取り外し可能なインデックスプリントシートのホルダを有す るものもあるが、その場合には当該ホルダをケース本体に単に挟持させているだ けであったため、ケース本体を開いた際に勝手に抜け落ちたりするおそれがあり 不便であった。さらに、インデックスプリントシートを透明ポケットに収納し、 当該透明ポケットに綴じ穴を穿設して金属棒などでなる綴杆で綴じ合わせる構造 も考えられるが、その場合に綴杆が細いと透明ポケットの綴じられている部分に 大きな力がかかって破れやすくなるという不都合がある。
【0004】 それゆえに、本考案の主たる目的は、フィルムカートリッジとともにシート状 物を確実に収納保持することができ、しかもシート状物保持手段を着脱すること ができる、フィルムカートリッジおよびシート状物の収納具を提供することであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるフィルムカートリッジおよびシート状物の収納具は、収納具本 体と、収納具本体の内側に設けられフィルムカートリッジを着脱可能に保持する カートリッジ保持手段と、収納具本体の内側のカートリッジ保持手段とは別の箇 所に設けられインデックスシートなどのシート状物を収納して保持するシート状 物保持手段とを含む収納具であって、シート状物保持手段は、基材と、基材の収 納具本体に対向する面に設けられ、基材を収納具本体に設けられた連結具に着脱 可能に嵌合させるための第1の連結部と、シート状物を収納するポケットと、基 材の収納具本体とは反対側の面に設けられ、ポケットに穿設された綴じ穴に嵌合 されるポケット保持部と、ポケット保持部の基材と反対側の端部に形成される第 2の連結部と、基材にヒンジ部を介して一体に連結され、ヒンジ部で折り返され ることによりポケットを間に挟みつつ基材と対向して配置される挟持部材と、挟 持部材の基材と対向する面に第2の連結部と中心軸を同じくする位置に設けられ 、第2の連結部に着脱可能に嵌合される第3の連結部とを含む、フィルムカート リッジおよびシート状物の収納具である。
【0006】 この収納具では、カートリッジ収納手段によってフィルムカートリッジが保持 され、シート状物保持手段によってインデックスプリントシートやネガフィルム などのシート状物が保持される。したがって、フィルムカートリッジとシート状 物とを同時に収納して整理することができる。この収納具のシート状物保持手段 は、シート状物を収納するポケットに穿設された綴じ穴にポケット保持部を嵌合 し、その上に挟持部材をヒンジ部で折り返して配置し、第2の連結部と第3の連 結部とが嵌合されると、基材と挟持部材とが第2および第3の連結部によって閉 環されてポケットが勝手に脱落しなくなる。そして、第1の連結部と収納具本体 の連結具とを嵌合させることにより、シート状物保持手段が収納具本体に取り付 けられる。そのため、収納時にはシート状物を確実に保持することができる。一 方、連結具と第1の連結部との嵌合をはずして、シート状物保持手段を収納具本 体から取り外すことにより、シート状物を収納したポケットを保持した状態のま ま持ち運ぶことができる。さらに、第2の連結部と第3の連結部との嵌合をはず すことにより、基材と挟持部材とが開環されるので、ポケットを取り外したりす ることができる。
【0007】 また、本考案において、シート状物収納手段は、一端部が基材の収納具本体と は反対側の面に一体に形成され、他端部が基材と離間する方向に延びるパイプ状 部材を含み、連結具は、収納具本体に嵌合突部として形成され、第1の連結部は 、パイプ状部材の一端部が基材の収納具本体と対向する面に開口して連結具と嵌 まり合う嵌合凹部として形成され、第2の連結部は、パイプ状部材の他端部に嵌 合凹部として形成され、第3の連結部は、第2の連結部と嵌まり合う嵌合突部と して形成され、さらにパイプ状部材の外周面がポケット保持部となることが好ま しい。 この場合には、基材に一体に形成されたパイプ状部材の内径部を利用して第1 および第2の連結部が形成され、パイプ状部材の外径部を利用してポケット保持 部が形成されることになる。したがって、シート状物保持手段の構造がシンプル になり、製造も容易化される。また、このシート状物保持手段が、パイプ状部材 の外径部を利用してポケット保持部が形成されるので、ポケット保持部を比較的 太く形成することができ、それに合わせて、ポケットに比較的大きな綴り孔を穿 設することができる。そのため、ポケットの損傷が起こりにくい。
【0008】 さらに、本考案において、シート状物収納手段は、連結具には第1の係着小突 部が形成され、第1の連結部には、連結具と嵌合した際に第1の係着小突部と着 脱可能に掛かり合う第2の係着小突部が形成され、第2の連結部には第3の係着 小突部が形成され、第3の連結部には、第2の連結部と嵌合した際に第3の係着 小突部に掛かり合う第4の係着小突部が形成されることが好ましい。 この場合には、連結具と第1の係着部とを嵌合した際に第1の係着小突部と第 2の係着小突部が着脱可能に掛かり合うので、使用者が取り外そうとして力を加 えない限り連結具と第1の係着部とが勝手に外れることなくしっかりと連結され る。同様に第2の係着部と第3の係着部とを嵌合した際に、第3の係着小突部と 第4の係着小突部が着脱可能に掛かり合うので、使用者が取り外そうとして力を 加えない限り第2の係着部と第3の係着部とが勝手に外れることなくしっかりと 連結される。
【0009】 また、本考案において、カートリッジ保持手段は、収納具本体に接続される基 板と、基板に略直交して延びるよう形成され、略菱形柱状のフィルムカートリッ ジの側面を保持するための第1の壁部と、第1の壁部に略直交して延びるよう形 成され、フィルムカートリッジの両端部をそれぞれ保持するための第2の壁部と 、第1の壁部および第2の壁部で囲まれた内側に収納されたフィルムカートリッ ジが勝手に離脱しないようにするためスプールの両端部に嵌合される突部と、第 1の壁部および第2の壁部で囲まれた内側に収納されるフィルムカートリッジの 側面に当接されて、フィルムカートリッジを回動可能に保持するとともに、フィ ルムカートリッジを回転させることにより第1の壁部と協働してフィルムカート リッジを突部との嵌合が外れる方向へ移動させるためのガイド部とを含み、第2 の壁部は、比較的硬質でかつ弾性を有する材質で形成され、突部は当該第2の壁 部の内面に形成され、さらに突部をフィルムカートリッジのスプールの軸方向前 後へ変位可能にするとともにフィルムカートリッジの中心方向へ付勢するための 貫通溝が突部の周囲に設けられ、しかも突部は、略半円球状の曲面を有して形成 されることが好ましい。
【0010】 この場合には、第1および第2の壁部で囲まれた内側に略菱形柱状フィルムカ ートリッジが収納され、そのスプールの両端部に突部が嵌合されることにより、 カートリッジが勝手に離脱しないように保持される。このときカートリッジの側 面はガイド部によっても保持される。一方、カートリッジを取り出す際には、カ ートリッジを回転させると、第1の壁部によってカートリッジの側面の位置が規 制されつつ、略菱形柱状のカートリッジの角部がガイド部に沿って動くので、カ ートリッジが収納手段の底部から離間する方向へ移動することとなる。その結果 、突部とスプールとの嵌合が外れ、フィルムカートリッジを取り出すことができ る。一方、カートリッジを取り出したり収納したりする際には、貫通溝を形成す ることにより突部が変位可能に設けられているので、突部がフィルムから離間す る方向へ押し開かれる。そのため、フィルムカートリッジの出し入れをスムーズ に行うことができる。さらに、第2の壁部が比較的硬質な材質で形成されるので 、フィルムカートリッジの両端部をしっかりと保持することができる。また、カ ートリッジを収納具内に出し入れする際に第2の壁部がガイドとして作用するた め、出し入れを確実に行うことができる。しかも、第2の壁部は弾性をも有する ので、スプールの軸方向前後へ変位した突部に連続する部分が撓むと弾性力によ り元の形状に戻ろうとする力が働き、その結果突部がカートリッジの中心方向へ 付勢される。また、突部が、略半円球状の曲面を有して形成されるので、カート リッジの回転および嵌合の嵌め外しを滑らかに行うことができ、収納具へのフィ ルムカートリッジの出し入れがスムーズに行える。
【0011】 また、本考案において、収納具本体の外側面にはプリント写真などのシート状 物を収納するための収納部が形成され、収納部の外側がシート状物を外部から見 ることができるよう透明な隔壁で覆われることが好ましい。 この場合には、収納部にプリント写真などのシート状物を収納し、そのシート 状物を外部から見ることができる。そのため、たとえば収納されているフィルム カートリッジに撮影されている写真を収納しておけば、収納具に収納されている フィルムカートリッジに何が撮影されているのかを一目で判別することができる 。また、カタログやパンフレットを収納して外部から見られるようにすることも できる。
【0012】 本考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う 以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1は本考案にかかるフィルムカートリッジおよびシート状物の収納具の一例 を示す斜視図である。 図1に示す収納具10は、たとえば比較的硬質でしかも弾性を有する合成樹脂 でなる収納具本体12を含む。このような合成樹脂は、たとえばポリプロピレン 、ポリアセタール、ABS、ポリスチロールなどの公知の材料から適宜選択され る。図2は収納具本体12の内側面を示す平面図であり、図3は収納具本体12 の外側面を示す平面図である。この収納具本体12は、ケース状のものである。 収納具本体12は背表紙部12aを含む。背表紙部12aの幅方向一方側には、 フィルムカートリッジ(以下、単にカートリッジという。)を着脱可能に保持す るためのカートリッジ保持部14がヒンジ部12bを介して折り曲げ自在に連結 される。また、背表紙部12aの幅方向他方側にはシート状物を収納して保持す るためのシート状物保持部100がヒンジ部12cを介して折り曲げ自在に連結 される。シート状物としては、たとえばAPSのインデックスプリントシートが あるがこれに限るものではない。
【0014】 シート状物保持手段としてのシート状物保持部100は、基板102を含む。 基板102がヒンジ部12cを介して背表紙部12aに連結される。基板102 の背表紙部12a側を除く3方には起立壁104、106、108が立設される 。基板102の内面には、その厚み方向に突き出すようにして、図2および図4 に示すように2つの連結具110が幅方向に所定の間隔をおいて一体的に形成さ れる。この連結具110は、図8に示すようにパイプ状のものであるが、外形を 嵌合突部として用いるものである。連結具110の外口縁部には、略半円形状の 第1の係着小突部112が一体的に形成される。これらの第1の係着小突部11 2は、後述する第2の係着小突部122との着脱可能に係着させるためのもので ある。製造時の金型の移動を考慮して、いずれも図2図示左方のみに突き出すよ う形成され、右方には形成されない。
【0015】 シート状物保持部100には、シート状物保持手段としてのシート状物保持具 114が着脱可能に取り付けられる。シート状物保持具114は、図9に示すよ うに、細長い板状の基材116を含む。基材116の表面にはたとえば2つのパ イプ状部材118が一体に設けられる。2つのパイプ状部材118は、基板10 2上の上述した2つの連結具110の間隔と同じ間隔をおいて基材116表面上 に配置され、それぞれの一端部が基材116表面に一体に固着される。パイプ状 部材118の一端部には、第1の連結部120が嵌合凹部として形成される。こ の第1の連結部120は、パイプ状部材118の一端部の開口部の内部を利用し たものであり、基材116の裏面に開口するよう基材116を厚み方向に貫通し て形成される。第1の連結部120の内径は、その内部に少なくとも連結具11 0を嵌合し得る大きさに形成される。また、第1の連結部120の内周面には、 図11に示すように、連結具110の第1の係着小突部112に着脱可能に掛か り合う第2の係着小突部122が形成される。この第2の係着小突部122は、 第1の係着小突部112に対応する位置において、第1の連結部120の内周面 に平面略半円形状で断面略半円状に形成される。また、図11に示すように、第 1の連結部120の開口部は連結具110を嵌入しやすいようにテーパー状に形 成される。
【0016】 また、パイプ状部材118は、基材116の表面から離間する方向に突き出し 設けられる。そして、パイプ状部材118の他端部には、第2の連結部124が 嵌合凹部として形成される。この第2の連結部124は、パイプ状部材118の 他端部の開口部の内部を利用したものである。第2の連結部124の内径は、そ の内部に少なくとも後述する第3の連結部140を嵌合し得る大きさに形成され る。また、第2の連結部124の内口縁部には、図11に示すように、断面略三 角形状の第3の係着小突部126が形成される。この第3の係着小突部126は 、第1の連結部120の内周面に平面略半円形状に形成される。平面略半円形状 にするのは、後述する第4の係着小突部142との掛かり合いを着脱可能にする ためである。なお、この第3の係着小突部126の方が第2の係着小突部122 よりも大きくかつしっかりと掛かり合うような形状に形成されているのは、連結 具110と第1の連結部120との着脱の頻度の方が、第2の連結部124と後 述する第3の連結部140との着脱の頻度よりも多いことを考慮したものである 。
【0017】 そして、このパイプ状部材118の外周面がポケット保持部128となる。ポ ケット保持部128は、図12に示すように、透明ポケット130に形成された 綴じ穴132に嵌合されるものである。この透明ポケット130は、透明な合成 樹脂フィルムで形成された袋状のものであり、図1に示すように、収納されるべ きシート状物を出し入れするための開口部134がたとえば側端縁に形成されて いる。そして、上端縁近傍にたとえば2つの円形の綴じ穴132が合成樹脂フィ ルムを厚み方向に貫通して形成される。ポケット保持部128の大きさ、すなわ ちパイプ状部材118の外径寸法は、透明ポケット130を綴じ込むことができ るように綴じ穴132の直径よりも若干小さく形成されるが、パイプ状部材11 8の外径を利用しているので綴じ穴132の直径が大きい場合にもそれに対応し て比較的大きなポケット保持部128とすることができる。逆に言えば、パイプ 状部材118の太さに合わせて綴り孔132の直径も大きくすることができる。 そのため、透明ポケット130が綴じられる部分が損傷しにくい。また、ポケッ ト保持部128が中空のパイプ状なので使用する樹脂量を節約でき、製品の軽量 化も図られる。また、パイプ状部材118に複数の機能を持たせているので、シ ート状物保持具114の構造がシンプルになり、製造も容易化される。
【0018】 また、基材116の幅方向の一端部には、ヒンジ部136を介して折り曲げ自 在に略L字形状の挟持部材138が一体に接続される。挟持部材138の略L字 形状に折れ曲がっている部分も折り曲げ自在のヒンジ部として形成してもよい。 挟持部材138をヒンジ部136で折り曲げた際に基材116と対向する面には 、第2の連結部124に嵌合する嵌合突部としての第3の連結部140が形成さ れる。この第3の連結部140は、図10に示すようにパイプ状のものであるが 、外形を嵌合突部として用いるものである。第3の連結部140の外径は、嵌合 凹部としての第2の連結部124に嵌合することのできる大きさに形成される。 また、第3の連結部140の外口縁部には、図10に示すように、略半円形状の 第4の係着小突部142が一体的に形成される。第4の係着小突部142は、第 3の係着小突部126と着脱可能に掛かり合うものである。この第4の係着小突 部142は、図10(B)に示すように、第3の連結部140の外周部に断面略 三角形状の切り欠き144を形成することにより相対的に突き出るように形成さ れる。
【0019】 複数の透明ポケット130は、図12および図13に示すように、ポケット保 持部128によって保持される。利用者は、各透明ポケット130内に収納され たインデックスプリントシートを外部から見て、焼き増ししたい写真を選択した りすることができる。透明ポケット130にインデックスプリントシートを収納 する場合には、カートリッジ保持部14によって保持されるフィルムカートリッ ジの個数と同じ枚数の透明ポケット130が設けられ、それぞれにインデックス プリントシートが収納される。この場合、ポケット保持部128の基材116表 面からの高さが、透明ポケット130を複数枚積層した際の厚みに略対応してお り、ポケット保持部128の高さによって収納できる透明ポケット130の最大 枚数が決まる。
【0020】 このシート状物保持具114は、収納具本体12の連結具110と第1の連結 部120と第2の連結部124と第3の連結部140とがそれぞれ同一の中心軸 上に配列されるよう形成される。使用時には、透明ポケット130に穿設された 綴じ穴132にポケット保持部128を嵌合し、基材116との間に透明ポケッ ト130を挟みつつ挟持部材138をヒンジ部136で折り返し、第2の連結部 124と第3の連結部140とが嵌合される。すると、基材116と挟持部材1 38とが第2および第3の連結部124,140によって図13に示すように閉 環されて透明ポケット130が勝手に脱落しなくなる。そして、第1の連結部1 20と収納具本体12の連結具110とを嵌合させることにより、シート状物保 持具114が収納具本体12に取り付けられる。そのため、透明ポケット130 内にシート状物を収納して確実に保持することができる。一方、連結具110と 第1の連結部120との嵌合をはずして、シート状物保持具114を収納具本体 12から取り外すことにより、シート状物を収納した透明ポケット130を複数 保持した状態のまま持ち運ぶことができる。さらに、第2の連結部124と第3 の連結部140との嵌合をはずすことにより、基材116と挟持部材138とが 開環されるので、シート状物保持具114から透明ポケット130を取り外した りすることができる。
【0021】 次に、この収納具10のカートリッジ保持部14について説明する。 このカートリッジ保持部14は、APSのカートリッジ1を着脱可能に保持す るためのものである。APSのカートリッジ1は、図5,図6および図19に示 すように、略菱形柱状のものであり、その内部にフィルムが格納される。そして 、カートリッジ1は、フィルムの出入口2を有し、さらにその出入口2と端部面 の対角線方向に対向した部分に角部3を有する。出入口2と角部3との間は滑ら かな曲面を有する側面4で接続される。また、カートリッジ1の略中心部には、 スプール5が設けられる。スプール5はフィルムを巻き取る軸である。スプール 5の両端部には凹部6が形成されており、その凹部6がカートリッジ1の両端部 に露出している。APSのカートリッジ1は、その特有の形状のため、図6(I V)に示すように、側面4とスプール5の中心との間の長さaに比べて、角部3 とスプ−ル5の中心との間の長さbが長いという特徴を有する。この長さの違い を利用して、このカートリッジ保持部14は、後述する作用を得ている。
【0022】 本実施形態では、カートリッジ保持部14が収納具本体12と一体に形成され ている。このカートリッジ保持部14は、カートリッジ1を収納保持するための カートリッジ保持手段としてのホルダとしてのカートリッジ収納部16を複数有 するものである。ここでは、たとえば16個のカートリッジ収納部16を有する カートリッジ保持部14について説明する。カートリッジ保持部14は、基板1 8を含む。基板18は、ヒンジ部12bを介して収納具本体12に接続される。
【0023】 基板18には、図4に示すように第1の壁部20が複数立設される。第1の壁 部20は、後述するガイド部30と協働してカートリッジ1の側面4を保持する ためのものである。第1の壁部20は、互いに所定の間隔をおいて図6に示すよ うに互いに平行に複数形成される。また、第1の壁部20と略直交するようにし て、図5および図4に示すように、複数の第2の壁部22が互いに所定の間隔を おいて略平行に形成される。複数の第1の壁部20は、複数の第2の壁部22に よって連結され、両者で囲まれた空間がカートリッジ1を収納するための空間と なる。第2の壁部22は、カートリッジ1の両端部を規制し保持するためのもの である。第2の壁部22は、第1の壁部20と一体に設けられる。
【0024】 カートリッジ1を間に挟んだ第2の壁部22の内側面には、それぞれカートリ ッジ1のスプール5の凹部6に嵌合させるための突部24が形成される。この突 部24は、図4および図5に示すように、凹部6の直径と略同じ直径を有する略 半円球状の曲面を有する突起である。突部24をスプール5の凹部6に嵌合する ことにより、カートリッジ1がカートリッジ収納部16に固定され勝手に抜け出 して離脱することが防止される。
【0025】 また、突部24の周囲には、たとえば略U字形状の貫通溝26が第2の壁部2 2を厚み方向に貫通して形成される。そして、貫通溝26で囲まれた内側が突部 24をカートリッジ1の軸方向中心へ向かって付勢するための付勢片28として 働く。すなわち、第2の壁部22は、たとえばポリプロピレン、ポリアセタール 、ABS、ポリスチレンなどの比較的硬質で弾性を有する材質で形成されている ので、貫通溝26を図6に示すように形成すると、貫通溝26が形成されずに第 2の壁部22と繋がっている部分を支点として突部24が内側へ付勢される。な お、貫通溝26の形状はこれに限るものではなく、たとえば略コの字形状でもよ い。
【0026】 さらに、互いに所定の間隔をおいて立設された第1の壁部20間には、カート リッジ1の側面4の形状にフィットする滑らかな曲面を有するガイド部30が形 成される。ガイド部30は、カートリッジ収納部16の底部を構成し、対向する 第1の壁部20と協働してカートリッジ1の側面を保持するものである。図6に 示すように、ガイド部30の一端部は、第1の壁部20の図6図示上端部に一体 に接続され、ガイド部30の他端部は、別の第1の壁部20の図6図示下端部に 一体に接続される。このガイド部30の他端部の裏面は、略平面形状を有してそ の裏面において、シート状物に面接触し得るよう形成されている。また、このガ イド部30は、図2および図5に示すように、カートリッジ1の両端部側のみに それぞれ形成され、それらの中間部の矩形状の部分は厚み方向に貫通している。 なお、図6図示下端部とは、言い換えればカートリッジ収納部16の底部16a 側であり、図6図示上端部とは、言い換えればカートリッジ収納部16にカート リッジを出し入れするための開口部16b側である。
【0027】 ガイド部30は、第1の壁部20および第2の壁部22で囲まれた内側に収納 されるカートリッジ1の側面4に当接されて、カートリッジ1を回動可能に保持 するとともに、カートリッジ1を回転させることにより対向する第1の壁部と協 働してカートリッジ1をスプール5の凹部6と突部24との嵌合が外れる方向へ 移動させるためのものである。そのため、このカートリッジ収納部16は、図6 (II)に示すように、突部24の中心からガイド部30までの長さcが、カー トリッジ1の中心から角部3までの長さbよりも短くなるよう形成される。また 、図6(III)に示すように、カートリッジ1を出し入れ状態にセットした際 にカートリッジ1の角部3が当接する部分pと、カートリッジ1を挟んで対向す る第1の壁部20との間の長さdは、カートリッジ1の中心から側面4までの2 倍の長さ2aよりも短く形成される。そのため、図6(III)に示すように、 出し入れ状態のカートリッジ1は、ガイド部30のp部と対向する第1の壁部2 0との間にカートリッジ収納部16の底部から少し浮き上がった状態で保持され る。このとき、長さbと長さcとの関係により、図7(B)に示すように、カー トリッジ1のスプール5の凹部6と突部24との嵌合も外れるので、カートリッ ジ1を取り出しやすい。また、ガイド部30の一端部とカートリッジ1を挟んで 対向する第1の壁部20との間の長さは、略2aとなるよう形成される。そのた め、カートリッジ1を収納状態にしたときには、図6(I)および図7に示すよ うにカートリッジ1がカートリッジ収納部16にすっぽりと嵌まり込む。ここで 、カートリッジ1の出し入れ状態とは、カートリッジ1のフィルムの出入口2が 第1の壁部20の延びる方向と同一方向へ開口する向きであり、収納状態とは出 入口2が第1の壁部20と直交する向きに開口する向きである。
【0028】 収納操作時には、カートリッジ1は、図6(IV)の向きでカートリッジ収納 部16に嵌め込まれ、図6(III)に示す状態にされる。次に、図6図示反時 計回りに90度回転させつつ押し込むことにより、図6(II)に示す状態を経 て、図6(I)に示すように、第1の壁部20と第2の壁部22とガイド部30 とで囲まれた内側にカートリッジ1がすっぽりと収納される。このとき図7(B )に示す状態から図7(A)に示す状態になり、突部24が押し開かれた状態か ら元の状態に戻ろうと付勢されてカートリッジ1のスプール5の凹部6に嵌合さ れる。したがって、カートリッジ1が勝手に脱落することなく確実に保持される 。また、この実施形態のカートリッジ収納部16においては、突部24と付勢片 28の形成された部分以外の第2の壁部22が、突部24から見てカートリッジ 収納部16の開口部16b側にも形成されており、その部分がカートリッジ収納 部16へカートリッジ1へ差し込む際にカートリッジ1の両端部を規制するガイ ドとして働くので、収納操作および取出操作を行いやすい。
【0029】 一方、カートリッジ1を取り出す際には、図6(I)の収納状態のカートリッ ジ1を図6図示時計方向へ90度回転させると、第1の壁部20によってカート リッジ1の側面4の位置が規制されつつ、略菱形柱状のカートリッジ1の角部3 がガイド部30に沿って動き、図6(II)に示す状態を経て、図6(III) に示す状態になる。このとき、図7(A)に示す状態から図7(B)に示すよう にカートリッジ1の両端部面によって、突部24がスプール5の軸方向両外側へ 付勢力以上の力によって押し開かれ、突部24とスプール5の凹部6との嵌合が 外れる。そのため、カートリッジ1を容易に取り出すことができる。また、この カートリッジ収納部16は、突部24が略半円球状の曲面を有して形成されてい るので、カートリッジ1の回転および嵌合の嵌め外しを滑らかに行うことができ 、収納具10へのカートリッジ1の出し入れがスムーズに行える。
【0030】 次に、図1に示す収納具10の外側面に形成されるシート状物収納部40につ いて説明する。このシート状物収納部40は、たとえばハイビジョン写真Phや パンフレットないし説明書などのシート状物を収納するためのものである。図1 7(B)に示すように、カートリッジ保持部14の外側面には、略全面にシート 状物収納部40としての四角い凹部が形成される。このシート状物収納部40の 深さ方向の底面は、図3および図4にも示すようにカートリッジ収納部16の裏 面である。カートリッジ保持部14の4方には、図4および図5に示すように、 起立壁42、44、46および48が立設される。このうち起立壁44は、図4 に図示する最も右側に形成された第1の壁部20と共通し、起立壁48は最も左 側に形成された第1の壁部20と共通するものである。そして、起立壁42、4 4、46および48の一端部がそれぞれシート状物収納部40側に延長されてシ ート状物収納部40の4方を囲む側壁となる。そして、シート状物収納部40の 外側には、透明な合成樹脂で形成された平板状の隔壁50が配置される。隔壁5 0は、シート状物を保持しつつ外部からシート状物収納部40内のシート状物を 見るためのものである。この隔壁50の幅方向一端側の高さ方向の上下隅部近傍 には、図15に示すように、たとえば半円球状の突部52がそれぞれ高さ方向上 下へ突き出し形成される。これらの突部52は、図16に示すように、収納部本 体12に形成された軸受部56に回動自在に嵌合される。この軸受部56は、図 3に示すように、収納具本体12に高さ方向の上下にそれぞれ形成される。また 、隔壁50の幅方向他端側の高さ方向の上下隅部近傍には、図15に示すように 、たとえば半円球状の突部54がそれぞれ高さ方向上下へ突き出し形成される。 この突部54は、突部52よりも小さく形成される。これらの突部54は、図1 6に示すように、収納部本体12に形成された突部止部58に嵌合される。この 突部止部58も、図3に示すように、収納具本体12に高さ方向の上下にそれぞ れ形成される。隔壁50は、突部52を軸受部56に回動自在に軸支することに より、図17に示すように開閉可能に収納部本体12に取り付けられる。隔壁5 0を図17(A)に示すように閉じた際には、突部56が突部止部58に嵌合し て留め付けられる。隔壁50を開動させてシート状物を出し入れする際には、使 用者は、収納具本体12に形成された凹部60に指を入れ隔壁50の端面に指を 引っかけて操作する。凹部60は、後述する閉鎖具62の幅方向一端側の中央部 を凹ませて形成される。
【0031】 この収納具10は、平面短冊状の端面略弓形状の閉鎖具62を含む。閉鎖具6 2は、カートリッジ保持部14の背表紙部12aとは反対側にヒンジ部64を介 して折り曲げ自在に一体に連結される。閉鎖具62は、カートリッジ保持部14 とシート状物保持部100とを図18に示すように閉じ合わせた際にそれらが勝 手に開かないように閉鎖するためのものである。閉鎖具62の内面には、線状突 部66が厚み方向に突出して形成される。線状突部66を、収納具本体12の起 立壁106の外面に突き出し形成された別の線状突部68に引っ掛けることによ り収納具10は図18(A)に示すように閉じた状態で固定することができる。 収納具10を開く際には、シート状物保持部100の基板102の外側面に形成 された凹部70に指を入れ閉鎖具62の端面に指を引っかけて操作する。
【0032】 また、この収納具10は全体が透明な合成樹脂で形成されており、背表紙部1 2aの外部から内部を透かし見ることができる。そこで、この収納具10では、 図1に示すように背表紙部12aの内側に短冊状の背見出し80が配置される。 そして、背見出し80の幅方向両側は、背表紙部12aの内側面の幅方向両側部 に立設された片部材82によって保持される。また、背見出し80の高さ方向上 下は、背表紙部12aに立設された略Tの字形状の係止部84によって保持され る。そして、背見出し80の背表紙部12aと反対側の面には、短冊状の押さえ 板86が配置される。押さえ板86の幅方向両側の略中央部には、図14に示す ようにそれぞれ突き出し片88が形成される。突き出し片88に対応する箇所の 片部材82は切り欠かれており、その切り欠かれた部分82aに突き出し片88 は収納される。押さえ板86を取り付けたり取り外したりする操作の際には、突 き出し片88を両側から撮み持って操作することができる。また、押さえ板86 の長さ方向両端部には、図14に示すように係止部84を両側から挟持するよう にして取り付けるための取付部90が形成される。背見出し80は、押さえ板8 6と背表紙部12aとで挟持されるようにして収納具本体12の内側に固定され る。
【0033】 図19は、カートリッジ保持部14の変形例を示す斜視図である。このカート リッジ保持部14は、上述と同じカートリッジ収納部16を8つ有するものであ るが、収納具本体12と分離した独立のものとして形成されている点で異なる。 また、このカートリッジ保持部14は、その周縁部にたとえば略楔形状の連結突 部90とそれに嵌まり合う連結凹部92とが形成される。連結突部90と連結突 部92とは、図20に示すように、互いに着脱自在に嵌まり合うものである。連 結突部90と連結突部92とを嵌合させることにより、たとえば図21に示すも のと同様に、複数のカートリッジ保持部14を連結することができる。複数のカ ートリッジ保持部14を連結したものは、たとえば机の引出に入れて使用したり することもできる。また、複数のカートリッジ保持部14を連結したものをファ イル表紙にたとえば超音波溶接してファイルとして用いることもできる。
【0034】 なお、上述の実施形態の説明では、カートリッジ1の両端側の突部24がそれ ぞれ付勢されているものについて説明したが、たとえば図21に示すように、カ ートリッジ1の一端側の突部24のみを付勢し、他端側の突部24′を固定する ようにしてもよい。また、第2の壁部22のガイド機能を必要としない場合には 、突部24の上方の第2の壁部22を形成せずに突部24を有する付勢片28が 立設されるようにしてもよい。
【0035】
【考案の効果】
上述のように、本考案にかかるフィルムカートリッジおよびシート状物の収納 具によれば、フィルムカートリッジとともにインデックスプリントシートやネガ フィルムなどのシート状物を確実に収納保持することができる。しかも、インデ ックスプリントシートの保持手段を着脱することができるので、シート状物のみ を持ち運びたい場合にも便利である。さらに、本考案にかかる構造によればポケ ット保持部を比較的太くすることが容易であるので、ポケットが綴られている部 分から破れたりするなどの不都合が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる収納具の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】収納具本体の内側面を示す平面図である。
【図3】収納具本体の外側面を示す平面図である。
【図4】図2の線IV−IVにおける断面図である。
【図5】図2の線V−Vにおける断面図解図である。
【図6】カートリッジ収納部を図2の線VI−VIで切
断してみた図解図である。
【図7】(A)はカートリッジ収納部にカートリッジが
収納された状態を示す図解図であり、(B)はカートリ
ッジ収納部からカートリッジが取り出される状態を示す
図解図である。
【図8】(A)は図2の線VIII−VIIIにおける
断面図であり、(B)はその平面図である。
【図9】(A)はシート状物保持具の背面図であり、
(B)はその平面図であり、(C)はその正面図であ
り、(D)はその側面図である。
【図10】(A)は、図9(B)の線Xで囲まれた部分
の要部拡大図であり、(B)はその線XB−XBにおけ
る断面図である。
【図11】(A)は、図9(B)の線XIで囲まれた部
分の要部拡大図であり、(B)はその線XIB−XIB
における断面図である。
【図12】図9に示すシート状物保持具の使用状況を示
す横断面図解図である。
【図13】図9に示すシート状物保持具の使用状況を示
す縦断面図解図である。
【図14】(A)は押さえ板を示す平面図であり、
(B)はその線XIVB−XIVBにおける断面図であ
る。
【図15】(A)は隔壁を示す平面図であり、(B)は
その側面図である。
【図16】(A)は図3の線XVIA−XVIAにおけ
る断面図解図であり、(B)は図3の線XVIB−XV
IBにおける断面図解図である。
【図17】(A)は隔壁を閉じた状態を示す斜視図であ
り、(B)は隔壁を開いた状態を示す斜視図である。
【図18】(A)は収納具を閉じた状態を示す斜視図で
あり、(B)は収納具を開く途中の段階を示す要部斜視
図であり、(C)は収納具を開いた状態を示す要部斜視
図である。
【図19】カートリッジ保持部の変形例を示す斜視図で
ある。
【図20】図19に示すカートリッジ保持部の要部の作
用を示す図解図である。
【図21】カートリッジ保持部の変形例を連結した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 収納具 12 収納具本体 14 カートリッジ保持部 16 カートリッジ収納部 18 基板 20 第1の壁部 22 第2の壁部 24 突部 26 貫通溝 28 付勢片 30 ガイド部 40 シート状物収納部 50 隔壁 52 突部 54 突部 56 軸受部材 58 突部止部 60 凹部 100 シート状物保持部 102 基板 104、106、108 起立壁 110 連結具 112 第1の係着小突部 114 シート状物保持具 116 基材 118 パイプ状部材 120 第1の連結部 122 第2の係着小突部 124 第2の連結部 126 第3の係着小突部 128 ポケット保持部 130 透明ポケット 132 綴じ穴 134 開口部 136 ヒンジ部 138 挟持部材 140 第3の連結部 142 第4の係着小突部 144 切り欠き

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納具本体と、 前記収納具本体の内側に設けられフィルムカートリッジ
    を着脱可能に保持するカートリッジ保持手段と、 前記収納具本体の内側の前記カートリッジ保持手段とは
    別の箇所に設けられインデックスシートなどのシート状
    物を収納して保持するシート状物保持手段とを含む収納
    具であって、 前記シート状物保持手段は、基材と、 前記基材の前記収納具本体に対向する面に設けられ、前
    記基材を前記収納具本体に設けられた連結具に着脱可能
    に嵌合させるための第1の連結部と、 シート状物を収納するポケットと、 前記基材の前記収納具本体とは反対側の面に設けられ、
    前記ポケットに穿設された綴じ穴に嵌合されるポケット
    保持部と、 前記ポケット保持部の前記基材と反対側の端部に形成さ
    れる第2の連結部と、、 前記基材にヒンジ部を介して一体に連結され、前記ヒン
    ジ部で折り返されることにより前記ポケットを間に挟み
    つつ前記基材と対向して配置される挟持部材と、 前記挟持部材の前記基材と対向する面に前記第2の連結
    部と中心軸を同じくする位置に設けられ、前記第2の連
    結部に着脱可能に嵌合される第3の連結部とを含む、フ
    ィルムカートリッジおよびシート状物の収納具。
  2. 【請求項2】 一端部が前記基材の前記収納具本体とは
    反対側の面に一体に形成され、他端部が前記基材と離間
    する方向に延びるパイプ状部材を含み、 前記連結具は、前記収納具本体に嵌合突部として形成さ
    れ、 前記第1の連結部は、前記パイプ状部材の一端部が前記
    基材の前記収納具本体と対向する面に開口して前記連結
    具と嵌まり合う嵌合凹部として形成され、 前記第2の連結部は、前記パイプ状部材の他端部に嵌合
    凹部として形成され、 前記第3の連結部は、前記第2の連結部と嵌まり合う嵌
    合突部として形成され、さらに前記パイプ状部材の外周
    面が前記ポケット保持部となる、請求項1に記載のフィ
    ルムカートリッジおよびシート状物の収納具。
  3. 【請求項3】 前記連結具には第1の係着小突部が形成
    され、 前記第1の連結部には、前記連結具と嵌合した際に前記
    第1の係着小突部と着脱可能に掛かり合う第2の係着小
    突部が形成され、 前記第2の連結部には第3の係着小突部が形成され、 前記第3の連結部には、前記第2の連結部と嵌合した際
    に前記第3の係着小突部に掛かり合う第4の係着小突部
    が形成された、請求項2に記載のフィルムカートリッジ
    およびシート状物の収納具。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジ保持手段は、前記収納
    具本体に接続される基板と、 前記基板に略直交して延びるよう形成され、略菱形柱状
    のフィルムカートリッジの側面を保持するための第1の
    壁部と、 前記第1の壁部に略直交して延びるよう形成され、前記
    フィルムカートリッジの両端部をそれぞれ保持するため
    の第2の壁部と、 第1の壁部および第2の壁部で囲まれた内側に収納され
    た前記フィルムカートリッジが勝手に離脱しないように
    するためスプールの両端部に嵌合される突部と、 第1の壁部および第2の壁部で囲まれた内側に収納され
    る前記フィルムカートリッジの側面に当接されて、前記
    フィルムカートリッジを回動可能に保持するとともに、
    前記フィルムカートリッジを回転させることにより前記
    第1の壁部と協働して前記フィルムカートリッジを前記
    突部との嵌合が外れる方向へ移動させるためのガイド部
    とを含み、 前記第2の壁部は、比較的硬質でかつ弾性を有する材質
    で形成され、 前記突部は当該第2の壁部の内面に形成され、さらに前
    記突部を前記フィルムカートリッジのスプールの軸方向
    前後へ変位可能にするとともに前記フィルムカートリッ
    ジの中心方向へ付勢するための貫通溝が前記突部の周囲
    に設けられ、 しかも前記突部は、略半円球状の曲面を有して形成され
    た、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のフィル
    ムカートリッジおよびシート状物の収納具。
  5. 【請求項5】 前記収納具本体の外側面にはプリント写
    真などのシート状物を収納するための収納部が形成さ
    れ、 前記収納部の外側が前記シート状物を外部から見ること
    ができるよう透明な隔壁で覆われた、請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載のフィルムカートリッジおよび
    シート状物の収納具。
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