JPH0858281A - フック構造体およびフック構造体の折り畳み方法 - Google Patents

フック構造体およびフック構造体の折り畳み方法

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JPH0858281A
JPH0858281A JP22114494A JP22114494A JPH0858281A JP H0858281 A JPH0858281 A JP H0858281A JP 22114494 A JP22114494 A JP 22114494A JP 22114494 A JP22114494 A JP 22114494A JP H0858281 A JPH0858281 A JP H0858281A
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摩 卓 二 志
Yutaka Arai
井 裕 新
Shungo Matsumoto
本 俊 吾 松
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フロッピー・ディスク使用時にはフック部を
所定位置に突き出させ、不必要時には折り畳みを可能と
する。 【構成】 フック部30と綴じ代部26とを一体とし、
相互の境界附近に折曲部32,34を形成する。フック
を折曲部で綴じ代部に折り曲げ保持し、フック部は綴じ
代部より外側に突き出る。あるいは、フック部30と収
納部24との境界附近に折曲部を形成し、フック部を折
曲部て収納部に折り曲げて保持して、フック部を収納部
より外側に突き出させる。フック構造体の折り畳み方法
は、一体的に形成したフック部と綴じ代部とを折り畳
み、フック部を綴じ代部側に保持し、フック部を綴じ代
部から外側に突き出すか、一体的に形成されたフック部
と収納部とを折り畳み、フック部を収納部側に保持し、
フック部を収納部より外側に突き出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フック構造体および
フック構造体の折り畳み方法に関し、たとえば、とくに
フック部を引っ掛けてファイルを収納することができる
ボックスファイル等に用いて好適な、懸垂兼綴じ込みフ
ァイリング用具のフック構造体およびフック構造体の折
り畳み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この考案の背景となるフロッピーディク
スを収納するハンギングフォルダーは、図17に示すよ
うに、収納部1にフロッピーディクスを収納する凹部2
が形成され、上端に収納部を吊り下げる吊り下げ部材3
が摺動自在に固定されてなる。この図17に示すフロッ
ピーディクス用ハンギングフォルダーは、収納部1の上
端長手方向に固定される吊り下げ部材3は、その長手方
向に直線状嵌合部4が形成され、その嵌合部4にて収納
部1に係止され、着脱自在に取り付けられるものであ
る。
【0003】また、図18に示すフロッピーディクス用
ハンギングフォルダーは、収納部5にフロッピーディク
スを収納する収納凹部6が形成され、その上部には左右
一対のフック部7が形成されている。この左右一対のフ
ック部7は、収納部5の左右端縁近傍に上方に向けて突
き出し形成された嵌合固定部8に摺動自在に固定された
フック部材9が設けられ、フックを必要とするときには
収納部5より左右側方に向けてフック部材9を突き出さ
せ、不必要時には、嵌合固定部8内に摺動させて入れ込
み固定することができるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフロッピーディ
クス用ハンギングフォルダーは、吊り下げ部材あるいは
フック部材を別の部材で構成し、たとえば嵌合してケー
ス部に係止して取り付けたり、あるいは嵌合固定部に摺
動自在に固定して、フック部材をケースの側方に向けて
突き出させたりあるいはケースと同幅となるように収納
したりするため、複雑な構造となっている。そのため、
加工費が高くなる。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、使
用時にはフック部を所定位置に突き出させ、不必要時に
は折り畳むことができるように形成された、フック構造
体およびフック構造体の折り畳み方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のフック構造体
は、フック部と綴じ代部とが一体的に形成され、フック
部と綴じ代部との境界近傍に折曲部が形成され、フック
部が折曲部にて綴じ代部に折り曲げて保持され、フック
部が綴じ代部より外側に突き出るものである。請求項2
のフック構造体は、フック部が収納部と一体的に形成さ
れ、フック部と収納部の境界近傍に折曲部が形成され、
フック部を折曲部にて収納部に折り曲げて保持され、フ
ック部が収納部より外側に突き出るものである。請求項
3のフック構造体は、フック部と綴じ代部とは、綴じ代
部よりフック部が外側に突き出るように一体的に形成さ
れ、フック部と綴じ代部との境界近傍に前記フック部が
突き出る方向と直交または斜交する方向に折曲部が形成
され、フック部が折曲部にて綴じ代部に折り曲げて保持
され、フック部が綴じ代部より外側に突き出るものであ
る。請求項4のフック構造体は、フック部と収納部と
は、綴じ代部よりフック部が外側に突き出るように一体
的に形成され、フック部と収納部の境界近傍に前記フッ
ク部が突き出る方向と直交または斜交する方向に折曲部
が形成され、フック部を折曲部にて収納部に折り曲げて
保持され、フック部が収納部より外側に突き出るもので
ある。請求項5のフック構造体は、フック部が綴じ代部
側に第1の折曲部を介して突き出し且つ一体的に形成さ
れるとともに、前記第1の折曲部と交差する方向に第2
の折曲部を形成され、第1の折曲部にて綴じ代部に折り
重ねられたフック部が第2の折曲部で折曲されて綴じ代
部側より外側に突き出るように形成されたものである。
請求項6のフック構造体は、フック部が収納部側に第1
の折曲部を介して突き出し且つ一体的に形成されるとと
もに、前記第1の折曲部と交差する方向に第2の折曲部
を形成され、第1の折曲部にて収納部側に折り重ねられ
たフック部が、第2の折曲部で折曲されて収納部側より
外側に突き出るように形成されたものである。請求項7
のフック構造体の折り畳み方法は、一体的に形成された
フック部と綴じ代部とを折り畳み、フック部を綴じ代部
側に保持し、フック部を綴じ代部より外側に突き出させ
る方法である。請求項8のフック構造体の折り畳み方法
は、一体的に形成されたフック部と収納部とを折り畳
み、フック部を収納部側に保持し、フック部を収納部よ
り外側に突き出させる方法である。請求項9のフック構
造体の折り畳み方法は、一体的に形成されたフック部と
綴じ代部とをフック部を綴じ代部より突き出させる方向
と略平行に折り畳み、且つフック部を前記突き出させる
方向と交差する方向に折り畳み、フック部を綴じ代部に
保持する方法である。請求項10のフック構造体の折り
畳み方法は、一体的に形成されたフック部と収納部とを
フック部を収納部より突き出させる方向と略平行に折り
畳み、且つフック部を前記突き出させる方向と交差する
方向に折り畳み、フック部を収納部に保持する方法であ
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、フック部と綴じ代部
とが一体的に形成され、フック部と綴じ代部との境界近
傍に折曲部が形成され、フック部が折曲部にて綴じ代部
に折り曲げて保持され、フック部が綴じ代部より外側に
突き出る。請求項2の発明によれば、フック部が収納部
と一体的に形成され、フック部と収納部の境界近傍に折
曲部が形成され、フック部を折曲部にて収納部に折り曲
げて保持され、フック部が収納部より外側に突き出る。
請求項3の発明によれば、フック部と綴じ代部とは、綴
じ代部よりフック部が外側に突き出るように一体的に形
成され、フック部と綴じ代部との境界近傍に前記フック
部が突き出る方向と直交または斜交する方向に折曲部が
形成され、フック部が折曲部にて綴じ代部に折り曲げて
保持され、フック部が綴じ代部より外側に突き出る。請
求項4の発明によれば、フック部と収納部とは、綴じ代
部よりフック部が外側に突き出るように一体的に形成さ
れ、フック部と収納部の境界近傍に前記フック部が突き
出る方向と直交または斜交する方向に折曲部が形成さ
れ、フック部を折曲部にて収納部に折り曲げて保持さ
れ、フック部が収納部より外側に突き出る。請求項5の
発明によれば、フック部が綴じ代部側に第1の折曲部を
介して突き出し且つ一体的に形成されるとともに、前記
第1の折曲部と交差する方向に第2の折曲部を形成さ
れ、第1の折曲部にて綴じ代部に折り重ねられたフック
部が第2の折曲部で折曲されて綴じ代部側より外側に突
き出るように形成されている。請求項6の発明によれ
ば、フック部が収納部側に第1の折曲部を介して突き出
し且つ一体的に形成されるとともに、前記第1の折曲部
と交差する方向に第2の折曲部を形成され、第1の折曲
部にて収納部側に折り重ねられたフック部が、第2の折
曲部で折曲されて収納部側より外側に突き出るように形
成されている。請求項7の発明によれば、一体的に形成
されたフック部と綴じ代部とを折り畳み、フック部を綴
じ代部側に保持し、フック部を綴じ代部より外側に突き
出させる。請求項8の発明によれば、一体的に形成され
たフック部と収納部とを折り畳み、フック部を収納部側
に保持し、フック部を収納部より外側に突き出させる。
請求項9の発明によれば、一体的に形成されたフック部
と綴じ代部とをフック部を綴じ代部より突き出させる方
向と略平行に折り畳み、且つフック部を前記突き出させ
る方向と交差する方向に折り畳み、フック部を綴じ代部
に保持する。請求項10の発明によれば、一体的に形成
されたフック部と収納部とをフック部を収納部より突き
出させる方向と略平行に折り畳み、且つフック部を前記
突き出させる方向と交差する方向に折り畳み、フック部
を収納部に保持する。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フック部と綴
じ代部とが一体的に形成され、フック部と綴じ代部との
境界近傍に折曲部が形成され、フック部が折曲部にて綴
じ代部に折り曲げて保持され、フック部が綴じ代部より
外側に突き出るので、フック部の使用時にはフック部を
綴じ代部より外側に突き出させ、フック部の不使用時に
はフック部を綴じ代部側に保持できる。また、フック部
と綴じ代部とが一体的に形成されているので、製作のコ
ストを低く抑えることができる。請求項2の発明によれ
ば、フック部が収納部と一体的に形成され、フック部と
収納部の境界近傍に折曲部が形成され、フック部を折曲
部にて収納部に折り曲げて保持され、フック部が収納部
より外側に突き出るので、フック部の使用時にはフック
部を収納部より外側に突き出させ、フック部の不使用時
にはフック部を収納部側に保持できる。また、フック部
と収納部とが一体的に形成されているので、製作のコス
トを低く抑えることができる。請求項3の発明によれ
ば、フック部と綴じ代部とは、綴じ代部よりフック部が
外側に突き出るように一体的に形成され、フック部と綴
じ代部との境界近傍に前記フック部が突き出る方向と直
交または斜交する方向に折曲部が形成され、フック部が
折曲部にて綴じ代部に折り曲げて保持され、フック部が
綴じ代部より外側に突き出るので、フック部の使用時に
はフック部を綴じ代部より外側に突き出させ、フック部
の不使用時にはフック部を綴じ代部側に確実に保持でき
る。また、フック部と綴じ代部とが一体的に形成されて
いるので、製作のコストを低く抑えることができる。請
求項4の発明によれば、フック部と収納部とは、収納部
よりフック部が外側に突き出るように一体的に形成さ
れ、フック部と収納部の境界近傍に前記フック部が突き
出る方向と直交または斜交する方向に折曲部が形成さ
れ、フック部を折曲部にて収納部に折り曲げて保持さ
れ、フック部が収納部より外側に突き出るので、フック
部の使用時にはフック部を収納部より外側に突き出さ
せ、フック部の不使用時にはフック部を収納部側に確実
に保持できる。また、フック部と収納部とが一体的に形
成されているので、製作のコストを低く抑えることがで
きる。請求項5の発明によれば、フック部が綴じ代部側
に第1の折曲部を介して突き出し且つ一体的に形成され
るとともに、前記第1の折曲部と交差する方向に第2の
折曲部を形成され、第1の折曲部にて綴じ代部に折り重
ねられたフック部が第2の折曲部で折曲されて綴じ代部
側より外側に突き出るように形成されているので、フッ
ク部の使用時にはフック部を綴じ代部より外側に突き出
させ、フック部の不使用時にはフック部を綴じ代部側に
確実に保持できる。また、フック部と綴じ代部とが一体
的に形成されているので、製作のコストを低く抑えるこ
とができる。請求項6の発明によれば、フック部が収納
部側に第1の折曲部を介して突き出し且つ一体的に形成
されるとともに、前記第1の折曲部と交差する方向に第
2の折曲部を形成され、第1の折曲部にて収納部側に折
り重ねられたフック部が、第2の折曲部で折曲されて収
納部側より外側に突き出るように形成されているので、
フック部の使用時にはフック部を収納部より外側に突き
出させ、フック部の不使用時にはフック部を収納部側に
確実に保持できる。また、フック部と収納部とが一体的
に形成されているので、製作のコストを低く抑えること
ができる。請求項7の発明によれば、一体的に形成され
たフック部と綴じ代部とを折り畳み、フック部を綴じ代
部側に保持し、フック部を綴じ代部より外側に突き出さ
せているので、フック部の使用時にはフック部を綴じ代
部側より外側に突き出させ、フック部の不使用時にはフ
ック部を綴じ代部側に保持できる。請求項8の発明によ
れば、一体的に形成されたフック部と収納部とを折り畳
み、フック部を収納部側に保持し、フック部を収納部よ
り外側に突き出させているので、フック部の使用時には
フック部を収納部側より外側に突き出させ、フック部の
不使用時にはフック部を収納部側に保持できる。請求項
9の発明によれば、一体的に形成されたフック部と綴じ
代部とをフック部を綴じ代部より突き出させる方向と略
平行に折り畳み、且つフック部を前記突き出させる方向
と交差する方向に折り畳み、フック部を綴じ代部に保持
するので、フック部の使用時にはフック部を綴じ代部側
より外側に突き出させ、フック部の不使用時にはフック
部を綴じ代部側に確実に保持できる。請求項10の発明
によれば、一体的に形成されたフック部と収納部とをフ
ック部を収納部より突き出させる方向と略平行に折り畳
み、且つフック部を前記突き出させる方向と交差する方
向に折り畳み、フック部を収納部に保持するので、フッ
ク部の使用時にはフック部を収納部側より外側に突き出
させ、フック部の不使用時にはフック部を収納部側に確
実に保持できる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例たるフック構造
体を利用したフロッピーディクス用懸垂兼綴じ込みファ
イリング用具の正面図である。図2は図1図示例の背面
図である。図3は、図1図示例の平面図である。図4
は、図1図示例の底面図である。図5は、図1のA−A
断面図である。図6は、図1図示例の要部の斜視図であ
る。
【0011】このフロッピーディクス用ハンギングフォ
ルダー20は、図9に示すように、ボックスファイル1
0の開口部の12の周縁に設けられた引っ掛け部14に
引っ掛け、収納部16内に垂下させて、フロッピーディ
クス等の収納物を収納するに好適なものである。
【0012】ハンギングフォルダー20は、フロッピー
ディクスA(図6図示)を収納する収納用凹部22を備
える収納部24と、前記収納部24の上端縁の長手方向
に形成される綴じ代部26と、前記綴じ代部26の左右
端縁に第1の折曲部32を介して上側方に向けて突き出
し設けられたフック部30とからなり、ポリプロピレン
等の合成樹脂で一体成形されてなる。
【0013】フック部30は、この発明に係るフック構
造体およびフック構造体の折り畳み方法を利用したもの
であり、綴じ代部26の両端近傍に形成された第1の折
曲部32を介して綴じ代部26の長手方向に平行に連設
され、収納部24とは反対側に突き出した形状で、綴じ
代部26と一体的に成形されている。フック部30は、
第1の折曲部32の内側端縁近傍あるいは第1の折曲部
32より内側の位置において、第1の折曲部32と直交
する方向にフック部30の上端縁から下端縁に至る第2
の折曲部34が形成され、フック部30と収納部24と
の境界は第1の折曲部32においてのみ接続されてい
る。そして、その余の部分、すなわち内側より第1の折
曲部32の内端縁、この実施例においてはほぼ第2の折
曲部34の近傍までスリット36が形成されている。し
たがって、フック部30は、第2の折曲部34にて、内
側部が外方、すなわち収納部24の両側方に向けてそれ
ぞれ折り曲げられ、突き出されるように形成されてい
る。フック部30は、第2の折曲部34よりも外側部3
0aに、第2の固定部たる平面円形状の嵌合凸部38が
形成され、第2の折曲部34を挟んでフック部の内側部
30bに貫通孔40が形成されている。嵌合凸部38
は、第2の嵌合部を構成し、円筒状でフック部30と一
体成形され、貫通孔40は、前記嵌合凸部38を貫挿し
たときその間に間隙が生じる径にてフック部30の表面
から裏面に亘って貫通されている。
【0014】綴じ代部26は、前記第1の折曲部32を
挟んで対向するように第2の固定部たる嵌合凹部42が
形成され、第1の折曲部32にてフック部30を綴じ代
部26側に折り曲げたとき前記第2の固定部たる嵌合凸
部38が、第1の嵌合部を構成する嵌合凹部42と嵌合
するように、その内径が嵌合凸部38の外径と略々同じ
に形成され、その外径が貫通孔40より小さく形成され
ている。
【0015】すなわち、第2の折曲部34でフック部の
内側部30bを折曲しフック部の外側部30aに折り重
ねたとき、貫通孔40内に嵌合凸部38が貫挿され、且
つ第1の折曲部32でフック部30を折曲し綴じ代部2
6に折り重ねたとき、フック部30の嵌合凸部38が綴
じ代部26の嵌合凹部42と嵌合するよう形成されてい
る。そして、フック部の内側部30bの内側上部には、
第1の折曲部32および第2の折曲部34にてフック部
30を折り曲げてフック部の内側部30bを外側に突き
出したときには下方に向くように凹部44が凹設されて
いる。したがって、図9に示すように、フック部30の
凹部44でボックスファイルの引っ掛け部に引っ掛ける
ことができるハンギングフォルダーになる。
【0016】また、図10に示すように、第2の折曲部
32でフック部の内側部30bを折り曲げないで第1の
折曲部32のみ折り曲げ、フック部の外側部30aに形
成された嵌合凸部38を綴じ代部26の嵌合凹部42に
嵌合すれば、フック部の内側部30bに貫設された貫通
孔40と綴じ代部26に貫設された綴じ孔46に対向し
て1つの綴じ孔を構成するように形成されているので、
綴じ代部26の他の綴じ孔48と協動してリングファイ
ルのリングに綴じるときの綴じ孔としての役割を果た
す。
【0017】収納部24は、フロッピーディクスを収納
する収納用凹部22が形成されているが、この収納用凹
部22は、平面方形でフロッピーディクスの厚みの深さ
を有する。また、それぞれの収納用凹部22は、この収
納用凹部22内に収納されたフロッピーディクスが不用
意に脱落することがないように、図6で示すように、フ
ロッピーディクスの下端縁あるいは上端縁近傍を挟み込
む脱落防止部たる舌状凸片50が形成され且つフロッピ
ーディクスの下端縁と上端縁とをフロッピーディクスの
収納用凹部22の上端縁もしくは下端縁に弾発するよう
にしてフロッピーディクスの脱落防止する脱落防止部た
る弾発片52が形成されている。連続して設けられた収
納用凹部22には、脱落防止部たる舌状凸片50および
弾発片52がそれぞれ形成されているので、フロッピー
ディクスが不用意に脱落することはなく、ハンギングフ
ォルダーとしてあるいはファイルとしていずれの形態と
して用いたときも、所定の位置にフロッピーディクスが
収納されることになる。
【0018】なお、この実施例においては、収納用凹部
22が中央の区画壁54を挟んで前面と後面に対向して
形成され、且つ水平方向においては区画壁56を挟んで
連続して3つの収納用凹部22が形成されるとともに垂
直方向において区画壁58を挟んで連続して2個の収納
用凹部が形成されているので、前面において6つの収納
用凹部22が形成され且つ後面において6つの収納用凹
部22が形成されている。
【0019】図12は、この発明の別の実施例たるフッ
ク構造体を利用したフロッピーディクス用ハンギングフ
ォルダーを示す斜視図である。図13は図12図示のフ
ック構造体の折り畳み方法を示す図解図である。図14
は、図12図示のフック構造体の別の折り畳み方法を示
す図解図である。
【0020】ハンギングフォルダー120は、フロッピ
ーディクスを収納する収納用凹部122を備える収納部
124と、前記収納部124の上端縁の長手方向に形成
される綴じ代部126と、前記綴じ代部126の左右端
縁に第1の折曲部132を介して上側方に向けて突き出
し設けられたフック部130とからなり、ポリプロピレ
ン等の合成樹脂で一体成形されてなる。
【0021】フック部130は、この発明に係るフック
構造体およびフック構造体の折り畳み方法を利用したも
のであり、綴じ代部126の両端近傍に形成された第1
の折曲部132を介して綴じ代部126の長手方向と直
交する方向に連設され、収納部124とは反対側に突き
出した形状で、綴じ代部126と一体的に成形されてい
る。フック部130は、第1の折曲部132の内側端縁
近傍から、第1の折曲部132と斜交する方向にフック
部130の内側下端縁から外側端縁に至る第2の折曲部
134が形成されている。フック部130は、第2の折
曲部134よりも下側部130aに、第2の固定部たる
平面円形状の嵌合凸部138が形成され、第2の折曲部
134を挟んでフック部の内側部130bに貫通孔14
0が形成されている。嵌合凸部138は、第2の嵌合部
を構成し、円筒状でフック部130と一体成形され、貫
通孔140は、前記嵌合凸部138を貫挿したときその
間に間隙が生じる径にてフック部130の表面から裏面
に亘って貫通されている。
【0022】綴じ代部126は、前記第1の折曲部13
2を挟んで対向するように第2の固定部たる嵌合凹部1
42が形成され、第1の折曲部132にてフック部13
0を綴じ代部126側に折り曲げたとき前記第2の固定
部たる嵌合凸部138が、第1の嵌合部を構成する嵌合
凹部142と嵌合するように、その内径が嵌合凸部13
8の外径と略々同じに形成され、その外径が貫通孔14
0より小さく形成されている。すなわち、図13(B)
で示すように、第2の折曲部134でフック部の内側部
130bを折曲しフック部の下側部130aに折り重ね
たとき、貫通孔140内に嵌合凸部138が貫挿され、
且つ図13(C)で示すように、第1の折曲部132で
フック部130を折曲し綴じ代部126に折り重ねたと
き、フック部130の嵌合凸部138が綴じ代部126
の嵌合凹部142と嵌合するよう形成されている。そし
て、フック部130の外側縁上部には、第1の折曲部1
32および第2の折曲部134にてフック部130を折
り曲げてフック部の内側部130bを外側に突き出した
ときには下方に向くように凹部144が凹設されてい
る。
【0023】また、図14に示すように、第2の折曲部
132でフック部の内側部130bを折り曲げないで第
1の折曲部132のみ折り曲げ、フック部の下側部13
0aに形成された嵌合凸部138を綴じ代部126の嵌
合凹部142に嵌合すれば、リングファイルのリングに
綴じるフォルダーとしての役割を果たす。
【0024】収納部124は、フロッピーディクスを収
納する収納用凹部122が形成されているが、この収納
用凹部122は、平面方形でフロッピーディクスの厚み
の深さを有することは図1図示例と同様である。
【0025】なお、この発明は前記実施例に限定される
ことなく、種々変更することができる。
【0026】たとえば、フック部を第2の折曲部を介し
て綴じ代部の外側に突き出し設けるのではなく、図15
に示すように、第1の折曲部200を介してフック部2
02が綴じ代部204に平行して連設され、第1の固定
部たる嵌合凸部206がフック部202に形成されると
ともに綴じ代部204側に第2の固定部たる嵌合凹部2
08が形成され、第2の折曲部200にてフック部20
2を外側方に向けて折り曲げて突き出させ、フック部2
02の凹部210が収納部212の外側に位置してハン
ギングフォルダーとして機能するようにしてもよい。
【0027】また、図1図示例において、図10に示す
ようにフック部30を第1の折曲部28において折り畳
み、綴じ代部26に重ね合わせた状態からフック部30
を元の状態に戻すべく嵌合凸部38を嵌合凹部42より
脱嵌し易くするために、図16に示すように、つまみ部
60をフック部30の最外端縁に形成してもよい。
【0028】その他、たとえば、フック部と綴じ代部と
が平行に且つ一体的に形成され、フック部と綴じ代部と
の境界近傍に折曲部が形成され、フック部を折曲部にて
綴じ代部に折り曲げて保持され、フック部が綴じ代部よ
り外側に突き出る、フック構造体としてもよく、特に、
フック部が、綴じ代部側に平行に第1の折曲部を介して
突き出し且つ一体的に形成されるとともに、前記第1の
折曲部と斜交差する方向に第2の折曲部を形成され、第
1の折曲部にて綴じ代部に折り重ねられたフック部が第
2の折曲部で折曲されて綴じ代部側より外側に突き出る
ように形成されたものとしてもよい。
【0029】また、フック部を綴じ代部と平行に且つ一
体的に形成するのではなく、フック部を収納部と一体的
に形成し、フック部と収納部の境界近傍に折曲部が形成
され、フック部を折曲部にて収納部に折り曲げて保持さ
れ、フック部が収納部より外側に突き出る、フック構造
体としてもよく、特に、フック部が収納部側に第1の折
曲部を介して突き出し且つ一体的に形成されるととも
に、前記第1の折曲部と交差する方向に第2の折曲部を
形成され、第1の折曲部にて収納部側に折り重ねられた
フック部が、第2の折曲部で折曲されて収納部側より外
側に突き出るように形成されたものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例たるフック構造体を利用し
たフロッピーディクス用懸垂兼綴じ込みファイリング用
具の正面図である。
【図2】図1図示例の背面図である。
【図3】図1図示例の平面図である。
【図4】図1図示例の底面図である。
【図5】図1のA−A断面図である。
【図6】図1図示例の要部の斜視図である。
【図7】図1図示例において、第1の折曲部にてフック
部を折曲げた状態を示す平面図である。
【図8】図1図示例において、第1の折曲部および第2
の折曲部にてフック部を折曲げた状態を示す平面図であ
る。
【図9】図1図示例をハンギングフォルダーとして用い
た状態を示す参考図である。
【図10】図1図示例において、第1の折曲部において
フック部を綴じ代部側に折曲げた状態を示す平面図であ
る。
【図11】図1図示例をリングファイルに綴じた状態を
示す図解図である。
【図12】この発明の別の実施例たるフック構造体を利
用したフロッピーディクス用懸垂兼綴じ込みファイリン
グ用具の正面図である。
【図13】図1図示のフック構造体の折り畳み方法を示
す図解図である。
【図14】図1図示のフック構造体の別の折り畳み方法
を示す図解図である。
【図15】別の実施例を示す図解図である。
【図16】図1図示例の変形例を示す図解図である。
【図17】従来例を示す斜視図である。
【図18】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 ハンギングフォルダー 22 収納凹部 24 収納部 26 綴じ代部 30 フック部 30a 外側部 30b 内側部 32 第1の折曲部 34 第2の折曲部 36 スリット 38 嵌合凸部 40 貫通孔 42 嵌合凹部 44 凹部 46 綴じ孔 48 綴じ孔 50 凸片 52 弾発片 120 ハンギングフォルダー 122 収納凹部 124 収納部 126 綴じ代部 128 第1の折曲部 130 フック部 130a 外側部 130b 内側部 132 第1の折曲部 134 第2の折曲部 138 嵌合凸部 140 貫通孔 142 嵌合凹部 144 凹部 146 綴じ孔 148 綴じ孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フック部と綴じ代部とが一体的に形成さ
    れ、フック部と綴じ代部との境界近傍に折曲部が形成さ
    れ、フック部が折曲部にて綴じ代部に折り曲げて保持さ
    れ、フック部が綴じ代部より外側に突き出る、フック構
    造体。
  2. 【請求項2】 フック部が収納部と一体的に形成され、
    フック部と収納部の境界近傍に折曲部が形成され、フッ
    ク部を折曲部にて収納部に折り曲げて保持され、フック
    部が収納部より外側に突き出る、フック構造体。
  3. 【請求項3】 フック部と綴じ代部は、綴じ代部よりフ
    ック部が外側に突き出るように一体的に形成され、フッ
    ク部と綴じ代部との境界近傍に前記フック部が突き出る
    方向と直交または斜交する方向に折曲部が形成され、フ
    ック部が折曲部にて綴じ代部に折り曲げて保持され、フ
    ック部が綴じ代部より外側に突き出る、フック構造体。
  4. 【請求項4】 フック部と収納部とは、収納部よりフッ
    ク部が外側に突き出るように一体的に形成され、フック
    部と収納部の境界近傍に前記フック部が突き出る方向と
    直交または斜交する方向に折曲部が形成され、フック部
    を折曲部にて収納部に折り曲げて保持され、フック部が
    収納部より外側に突き出る、フック構造体。
  5. 【請求項5】 フック部が綴じ代部側に第1の折曲部を
    介して突き出し且つ一体的に形成されるとともに、前記
    第1の折曲部と交差する方向に第2の折曲部を形成さ
    れ、第1の折曲部にて綴じ代部に折り重ねられたフック
    部が第2の折曲部で折曲されて綴じ代部側より外側に突
    き出るように形成された、請求項1記載のフック構造
    体。
  6. 【請求項6】 フック部が収納部側に第1の折曲部を介
    して突き出し且つ一体的に形成されるとともに、前記第
    1の折曲部と交差する方向に第2の折曲部を形成され、
    第1の折曲部にて収納部側に折り重ねられたフック部
    が、第2の折曲部で折曲されて収納部側より外側に突き
    出るように形成された、請求項2記載のフック構造体。
  7. 【請求項7】 一体的に形成されたフック部と綴じ代部
    とを折り畳み、フック部を綴じ代部側に保持し、フック
    部を綴じ代部より外側に突き出させる、フック構造体の
    折り畳み方法。
  8. 【請求項8】 一体的に形成されたフック部と収納部と
    を折り畳み、フック部を収納部側に保持し、フック部を
    収納部より外側に突き出させる、フック構造体の折り畳
    み方法。
  9. 【請求項9】 一体的に形成されたフック部と綴じ代部
    とをフック部を綴じ代部より突き出させる方向と略平行
    に折り畳み、且つフック部を前記突き出させる方向と交
    差する方向に折り畳み、フック部を綴じ代部に保持す
    る、請求項7記載のフック構造体の折り畳み方法。
  10. 【請求項10】 一体的に形成されたフック部と収納部
    とをフック部を収納部より突き出させる方向と略平行に
    折り畳み、且つフック部を前記突き出させる方向と交差
    する方向に折り畳み、フック部を収納部に保持する、請
    求項8記載のフック構造体の折り畳み方法。
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