JPH0751345Y2 - カード入れ - Google Patents
カード入れInfo
- Publication number
- JPH0751345Y2 JPH0751345Y2 JP2970193U JP2970193U JPH0751345Y2 JP H0751345 Y2 JPH0751345 Y2 JP H0751345Y2 JP 2970193 U JP2970193 U JP 2970193U JP 2970193 U JP2970193 U JP 2970193U JP H0751345 Y2 JPH0751345 Y2 JP H0751345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- back side
- notch
- held
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、カード入れ、たとえ
ば、ファイルの表表紙等に、名刺等のカードを入れて、
保持することができるように形成された、カード入れに
関する。
ば、ファイルの表表紙等に、名刺等のカードを入れて、
保持することができるように形成された、カード入れに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のファイルに形成された名刺入れ
は、たとえば図１９および図２０に示すように、ファイ
ルを構成する前表紙部１の一部に直線状の細い切り込み
３ａ，３ｂを該前表紙部１を構成するボードに形成した
り、あるいは図２１および図２２に示すように、直線状
の比較的太い切り込み５ａ，５ｂを形成して、カードの
角を差し込むことができるように構成されている。すな
わち、従来のこの名刺入れは、名刺の対角線上の２つの
角を構成する幅方向の上下辺と縦方向の左右辺に斜めに
交差した形で単純に切り込みを入れるのみで構成されて
いる。
は、たとえば図１９および図２０に示すように、ファイ
ルを構成する前表紙部１の一部に直線状の細い切り込み
３ａ，３ｂを該前表紙部１を構成するボードに形成した
り、あるいは図２１および図２２に示すように、直線状
の比較的太い切り込み５ａ，５ｂを形成して、カードの
角を差し込むことができるように構成されている。すな
わち、従来のこの名刺入れは、名刺の対角線上の２つの
角を構成する幅方向の上下辺と縦方向の左右辺に斜めに
交差した形で単純に切り込みを入れるのみで構成されて
いる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この従来の
名刺入れでは、単に幅方向の上下の辺と縦方向の左右の
辺に斜めに交差するように単に切り込みを入れているの
みであるから、ファイルを構成するボードが比較的硬い
場合、図１９および図２０に示す例の場合は特にカード
を入れにくく、時にはカードの角を折ってしまうことが
あり、また、図２１および図２２に示す例の場合には、
不用意にカードが抜け落ちてしまうきらいがある。
名刺入れでは、単に幅方向の上下の辺と縦方向の左右の
辺に斜めに交差するように単に切り込みを入れているの
みであるから、ファイルを構成するボードが比較的硬い
場合、図１９および図２０に示す例の場合は特にカード
を入れにくく、時にはカードの角を折ってしまうことが
あり、また、図２１および図２２に示す例の場合には、
不用意にカードが抜け落ちてしまうきらいがある。
【０００４】それゆえに、この考案は、基材に形成され
た切り込みにカードの角を入れやすく、また、一旦カー
ドの角を挿入して保持させた後は、比較的切り込みより
カードが抜け落ちにくい、カード入れを提供することで
ある。
た切り込みにカードの角を入れやすく、また、一旦カー
ドの角を挿入して保持させた後は、比較的切り込みより
カードが抜け落ちにくい、カード入れを提供することで
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案は、少なくとも
カードの角を差し込み保持するように、基材に形成され
た切り込みを備え、該切り込みよりカードの角側に位置
し、カードの表側が接合して保持されるように表側保持
部が形成され、該切り込みよりカードの内側に位置し、
カードの裏側が接合し、カード保持前は切り込みに沿っ
て前記表側保持部よりカードの裏側に向けて段差がある
ように凹んで形成され、カード保持時はカードの裏側よ
り表側保持部に向けて弾圧して保持するように裏側保持
部が形成された、カード入れである。
カードの角を差し込み保持するように、基材に形成され
た切り込みを備え、該切り込みよりカードの角側に位置
し、カードの表側が接合して保持されるように表側保持
部が形成され、該切り込みよりカードの内側に位置し、
カードの裏側が接合し、カード保持前は切り込みに沿っ
て前記表側保持部よりカードの裏側に向けて段差がある
ように凹んで形成され、カード保持時はカードの裏側よ
り表側保持部に向けて弾圧して保持するように裏側保持
部が形成された、カード入れである。
【０００６】
【作用】基材に形成された切り込みよりカードの角側に
位置し、カードの表側が接合して保持されるように表側
保持部が形成され、且つ、裏側保持部が、前記切り込み
よりカードの内側に位置し、カードの裏側が接合し、カ
ード保持前は切り込みに沿って前記保持表側保持部より
カードの裏側に向けて段差があるように凹んで形成され
ているので、若干カードの角が曲がった形状で切り込み
に挿入されるとともに、裏側保持部が、カードの裏側よ
り表側保持部に向けて弾圧して保持するように形成され
ているので、カード保持時は、カード表側保持部に向け
て弾圧する。
位置し、カードの表側が接合して保持されるように表側
保持部が形成され、且つ、裏側保持部が、前記切り込み
よりカードの内側に位置し、カードの裏側が接合し、カ
ード保持前は切り込みに沿って前記保持表側保持部より
カードの裏側に向けて段差があるように凹んで形成され
ているので、若干カードの角が曲がった形状で切り込み
に挿入されるとともに、裏側保持部が、カードの裏側よ
り表側保持部に向けて弾圧して保持するように形成され
ているので、カード保持時は、カード表側保持部に向け
て弾圧する。
【０００７】
【考案の効果】この考案によれば、裏側保持部が、切り
込みよりカードの内側に位置し、カード保持前は切り込
みに沿って表側保持部よりカードの裏側に向けて段差が
あるように凹んで形成されているので、比較的カードの
角を差し込みやすい。また、裏側保持部が、カード保持
時にカードの裏側より表側保持部に向けて弾圧して保持
するように形成されているので、一旦切り込みにカード
の角を差し込み保持させたならば、比較的カードが切り
込みより抜け落ちにくい。
込みよりカードの内側に位置し、カード保持前は切り込
みに沿って表側保持部よりカードの裏側に向けて段差が
あるように凹んで形成されているので、比較的カードの
角を差し込みやすい。また、裏側保持部が、カード保持
時にカードの裏側より表側保持部に向けて弾圧して保持
するように形成されているので、一旦切り込みにカード
の角を差し込み保持させたならば、比較的カードが切り
込みより抜け落ちにくい。
【０００８】この考案の上述の目的，その他の目的，特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【０００９】
【実施例】図１乃至図１５は、この考案の一実施例であ
る名刺入れが形成されたファイルを示す図で、図１はそ
の正面図である。
る名刺入れが形成されたファイルを示す図で、図１はそ
の正面図である。
【００１０】このファイル１０は、比較的弾力性を有す
る紙製ボードから成り、前表紙部１２と後表紙部１４の
間にはファイルの厚みを形成するために複数の折り曲げ
部１６・・・が形成され、さらに後表紙部１４に続いて
同様な複数の折り曲げ部１８・・・を介してカバー２０
が形成されている。また、後表紙部１４の幅方向縁に
は、すなわち上下縁にはサイドカバー２２ａ，２２ｂが
前記折り曲げ部１６，１８と同様な折り曲げ部２４・・
・を介して形成され、このサイドカバー２２ａ，２２ｂ
およびカバー２０は、後表紙部１４の内側に向けて折り
曲げられている。
る紙製ボードから成り、前表紙部１２と後表紙部１４の
間にはファイルの厚みを形成するために複数の折り曲げ
部１６・・・が形成され、さらに後表紙部１４に続いて
同様な複数の折り曲げ部１８・・・を介してカバー２０
が形成されている。また、後表紙部１４の幅方向縁に
は、すなわち上下縁にはサイドカバー２２ａ，２２ｂが
前記折り曲げ部１６，１８と同様な折り曲げ部２４・・
・を介して形成され、このサイドカバー２２ａ，２２ｂ
およびカバー２０は、後表紙部１４の内側に向けて折り
曲げられている。
【００１１】このファイル１０においては、カバー２０
に、この考案に係るカード入れ３０が形成されている。
このカード入れ３０は、名刺等のカード５０の角５２
ａ，５２ｂ，５２ｃ，５２ｄを差し込み保持するように
形成されており、カード５０は、その幅方向の縁すなわ
ち上縁５４と下縁５６および縦方向の両縁すなわち左縁
５８および右縁６０が直交してカードの角５２ａ，５２
ｂ，５２ｃ，５２ｄが形成されている。そして、このカ
ード入れ３０は、そのカード５０の角を構成する上縁５
４、下縁５６、左縁５８および右縁６０に対し略々斜め
に交差するように、円弧状の切り込み３２ａ，３２ｂ，
３２ｃおよび３２ｄが形成されている。
に、この考案に係るカード入れ３０が形成されている。
このカード入れ３０は、名刺等のカード５０の角５２
ａ，５２ｂ，５２ｃ，５２ｄを差し込み保持するように
形成されており、カード５０は、その幅方向の縁すなわ
ち上縁５４と下縁５６および縦方向の両縁すなわち左縁
５８および右縁６０が直交してカードの角５２ａ，５２
ｂ，５２ｃ，５２ｄが形成されている。そして、このカ
ード入れ３０は、そのカード５０の角を構成する上縁５
４、下縁５６、左縁５８および右縁６０に対し略々斜め
に交差するように、円弧状の切り込み３２ａ，３２ｂ，
３２ｃおよび３２ｄが形成されている。
【００１２】そして、切り込み３２ａ，３２ｂ，３２ｃ
および３２ｄよりカードの角５２ａ，５２ｂ，５２ｃお
よび５２ｄ側に位置し、カード５０の表側６２に接合し
て保持するように、表側保持部３４ａ，３４ｂ，３４ｃ
および３４ｄが形成されている。
および３２ｄよりカードの角５２ａ，５２ｂ，５２ｃお
よび５２ｄ側に位置し、カード５０の表側６２に接合し
て保持するように、表側保持部３４ａ，３４ｂ，３４ｃ
および３４ｄが形成されている。
【００１３】そして、前記切り込み３２ａ，３２ｂ，３
２ｃおよび３２ｄよりカード５０の内側に位置し切り込
み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３２ｄに沿って形成さ
れ、カード５０保持時はカード５０の裏側６４に接合す
るが、カード保持前は、前記表側保持部３４ａ，３４
ｂ，３４ｃおよび３４ｄよりカード５０の裏側６４に向
けて段差があるように凹んで、裏側保持部３６ａ，３６
ｂ，３６ｃおよび３６ｄが形成されている。
２ｃおよび３２ｄよりカード５０の内側に位置し切り込
み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３２ｄに沿って形成さ
れ、カード５０保持時はカード５０の裏側６４に接合す
るが、カード保持前は、前記表側保持部３４ａ，３４
ｂ，３４ｃおよび３４ｄよりカード５０の裏側６４に向
けて段差があるように凹んで、裏側保持部３６ａ，３６
ｂ，３６ｃおよび３６ｄが形成されている。
【００１４】すなわち、切り込み３２ａ，３２ｂ，３２
ｃおよび３２ｄよりカード５０から見て外側が表側保持
部３４ａ，３４ｂ，３４ｃ，３４ｄを構成し、該切り込
み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３２ｄよりカード５０
から見て内側が裏側保持部３６ａ，３６ｂ，３６ｃおよ
び３６ｄを構成している。
ｃおよび３２ｄよりカード５０から見て外側が表側保持
部３４ａ，３４ｂ，３４ｃ，３４ｄを構成し、該切り込
み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３２ｄよりカード５０
から見て内側が裏側保持部３６ａ，３６ｂ，３６ｃおよ
び３６ｄを構成している。
【００１５】裏側保持部３６ａ，３６ｂ，３６ｃおよび
３６ｄには、切り込み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３
２ｄの円弧に沿って扇型に、カードの裏側６４に向けて
凹んで凹部３８ａ，３８ｂ，３８ｃおよび３８ｄが形成
されている。そして、裏側保持部の凹部３８ａ，３８
ｂ，３８ｃおよび３８ｄと表側保持部３４ａ，３４ｂ，
３４ｃおよび３４ｄとの間には段差があり、カード５０
が保持される前は、図３に示すように、カバー２０を構
成するボードのおよそ半分の位置まで下がっている。
３６ｄには、切り込み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３
２ｄの円弧に沿って扇型に、カードの裏側６４に向けて
凹んで凹部３８ａ，３８ｂ，３８ｃおよび３８ｄが形成
されている。そして、裏側保持部の凹部３８ａ，３８
ｂ，３８ｃおよび３８ｄと表側保持部３４ａ，３４ｂ，
３４ｃおよび３４ｄとの間には段差があり、カード５０
が保持される前は、図３に示すように、カバー２０を構
成するボードのおよそ半分の位置まで下がっている。
【００１６】そして、カード５０を保持するときは、カ
ード５０の角５２ａ，５２ｂ，５２ｃおよび５２ｄは若
干折れ曲がり、裏側保持部３６ａ，３６ｂ，３６ｃおよ
び３６ｄの凹部３８ａ，３８ｂ，３８ｃおよび３８ｄの
内側と表側保持部３４ａ，３４ｂ，３４ｃおよび３４ｄ
の切り込み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３２ｄ側の内
部との間において若干折れ曲がり保持され、凹部３８
ａ，３８ｂ，３８ｃおよび３８ｄの弾性により、カード
の裏側６４より表側保持部３４ａ，３４ｂ，３４ｃおよ
び３４ｄに向けて弾圧して保持するように形成されてい
る。
ード５０の角５２ａ，５２ｂ，５２ｃおよび５２ｄは若
干折れ曲がり、裏側保持部３６ａ，３６ｂ，３６ｃおよ
び３６ｄの凹部３８ａ，３８ｂ，３８ｃおよび３８ｄの
内側と表側保持部３４ａ，３４ｂ，３４ｃおよび３４ｄ
の切り込み３２ａ，３２ｂ，３２ｃおよび３２ｄ側の内
部との間において若干折れ曲がり保持され、凹部３８
ａ，３８ｂ，３８ｃおよび３８ｄの弾性により、カード
の裏側６４より表側保持部３４ａ，３４ｂ，３４ｃおよ
び３４ｄに向けて弾圧して保持するように形成されてい
る。
【００１７】この考案は、前記ファイルに用いられる場
合に限らず、図１６乃至１８に示すように、２つ折れタ
イプのファイル８０に形成してもよい。このファイル８
０は、前表紙部８２と後表紙部８４とを折り曲げ部８６
・・・を介して連設してなり、その前表紙部８２の一部
にカード入れ３０が形成されている。
合に限らず、図１６乃至１８に示すように、２つ折れタ
イプのファイル８０に形成してもよい。このファイル８
０は、前表紙部８２と後表紙部８４とを折り曲げ部８６
・・・を介して連設してなり、その前表紙部８２の一部
にカード入れ３０が形成されている。
【図１】この考案の一実施例である名刺入れを形成した
ファイルの正面図である。
ファイルの正面図である。
【図２】図１図示実施例の名刺入れを示す平面図であ
る。
る。
【図３】図２の線ＩＩＩ−ＩＩＩにおける断面図であ
る。
る。
【図４】図２図示実施例の名刺の保持時の正面図であ
る。
る。
【図５】図４の線Ｖ−Ｖにおける断面図である。
【図６】図１図示例の左側面図である。
【図７】図１図示例の右側面図である。
【図８】図１図示例の底面図である。
【図９】図１図示例を折り畳んだ状態における正面図で
ある。
ある。
【図１０】図９図示例の平面図である。
【図１１】図９図示例の左側面図である。
【図１２】図９図示例の右側面図である。
【図１３】図９の線ＸＩＩＩ−ＸＩＩＩにおける断面図
である。
である。
【図１４】図１図示例の背面図である。
【図１５】図１図示例を展開した状態の正面図である。
【図１６】この考案に係るカード入れが形成された別の
ファイルを示す正面図である。
ファイルを示す正面図である。
【図１７】図１６図示例の展開した状態の平面図であ
る。
る。
【図１８】図１６図示例の展開した状態の正面図であ
る。
る。
【図１９】従来例の図解図である。
【図２０】図１９図示の従来例の名刺を入れた状態を示
す図解図である。
す図解図である。
【図２１】別の従来例を示す図解図である。
【図２２】図２１図示の従来例の名刺を入れた状態を示
す図解図である。
す図解図である。
１０ ファイル １２ 前表紙部 １４ 後表紙部 １６，１８ 折り曲げ部 ２０ カバー ２２ａ，２２ｂ サイドカバー ２４ 折り曲げ部 ３０ カード入れ ３２ａ，３２ｂ，３２ｃ，３２ｄ 切り込み ３４ａ，３４ｂ，３４ｃ，３４ｄ 表側保持部 ３６ａ，３６ｂ，３６ｃ，３６ｄ 裏側保持部 ３８ａ，３８ｂ，３８ｃ，３８ｄ 凹部 ５０ カード ５２ａ，５２ｂ，５２ｃ，５２ｄ カードの角 ５４ 上縁 ５６ 下縁 ５８ 左縁 ６０ 右縁 ６２ カードの表側 ６４ カードの裏側 ８０ ファイル ８２ 前表紙部 ８４ 後表紙部 ８６ 折り曲げ部
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくともカードの角を差し込み保持す
るように、基材に形成された切り込みを備え、 該切り込みよりカードの角側に位置し、カードの表側が
接合して保持されるように表側保持部が形成され、 該切り込みよりカードの内側に位置し、カードの裏側が
接合し、カード保持前は切り込みに沿って前記表側保持
部よりカードの裏側に向けて段差があるように凹んで形
成され、カード保持時はカードの裏側より表側保持部に
向けて弾圧して保持するように裏側保持部が形成され
た、カード入れ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2970193U JPH0751345Y2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | カード入れ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2970193U JPH0751345Y2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | カード入れ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681777U JPH0681777U (ja) | 1994-11-22 |
| JPH0751345Y2 true JPH0751345Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=12283423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2970193U Expired - Lifetime JPH0751345Y2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | カード入れ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751345Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002347377A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-04 | Nakabayashi Co Ltd | ホルダー台紙 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP2970193U patent/JPH0751345Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0681777U (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |