JPH051421Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051421Y2 JPH051421Y2 JP1987180580U JP18058087U JPH051421Y2 JP H051421 Y2 JPH051421 Y2 JP H051421Y2 JP 1987180580 U JP1987180580 U JP 1987180580U JP 18058087 U JP18058087 U JP 18058087U JP H051421 Y2 JPH051421 Y2 JP H051421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- tongue piece
- sides
- cards
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、写真、名刺、はがき、および各種の
カード類を整理保存するホルダーに関するもので
ある。
カード類を整理保存するホルダーに関するもので
ある。
従来の技術
従来、写真、名刺、はがき、および各種のカー
ド類を整理保存するためのホルダーとして、台紙
の両面に透明な合成樹脂フイルムを重ね合わせ、
三辺を閉鎖し一辺を開口した複数の収納ポケツト
を設け、それを何枚か綴じ込んだものがあつた。
しかし、近来急増しているオレンジカードやテレ
フオンカード等の蒐集マニアにとつて、これら従
来のものを使用すると、各種カードが滑り易い材
質になつているので、ホルダーを斜めにしたり振
動を与えたりすると、カードが収納ポケツトから
脱落してしまい、大変不便であつた。また、写真
や名刺等の場合も同様な不便さがあつた。
ド類を整理保存するためのホルダーとして、台紙
の両面に透明な合成樹脂フイルムを重ね合わせ、
三辺を閉鎖し一辺を開口した複数の収納ポケツト
を設け、それを何枚か綴じ込んだものがあつた。
しかし、近来急増しているオレンジカードやテレ
フオンカード等の蒐集マニアにとつて、これら従
来のものを使用すると、各種カードが滑り易い材
質になつているので、ホルダーを斜めにしたり振
動を与えたりすると、カードが収納ポケツトから
脱落してしまい、大変不便であつた。また、写真
や名刺等の場合も同様な不便さがあつた。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、名刺や写真等は勿論、オレンジカー
ドやテレフオンカードのような滑り易い材質のカ
ード類の整理保存であつても、ホルダーを斜めに
したり振動を与えたときカード類の脱落がなく、
かつ、構造が簡単で安価に製造できるようなカー
ド類のホルダーを目的とする。
ドやテレフオンカードのような滑り易い材質のカ
ード類の整理保存であつても、ホルダーを斜めに
したり振動を与えたときカード類の脱落がなく、
かつ、構造が簡単で安価に製造できるようなカー
ド類のホルダーを目的とする。
問題点を解決する手段
本考案は前述の目的を達成するため、カード類
のホルダーを、透明な合成樹脂フイルムを重ね合
わせたシートに、カードが挿入可能な大きさに四
辺を折り曲げ又は溶着した収納部を複数収納部を
複数個形成し、各収納部の表面および裏面の一辺
近傍に、両端を収納部の四辺より内側に位置させ
た突状をなし、かつ表裏互いに交叉させる切線を
設け、その切線内を表面の舌片および裏面の舌片
としてカード挿入口にすると共に、舌片を左右い
ずれかに偏倚した頂点を有するものとし、表面の
舌片と裏面の舌片の頂点どうしを互いに位置をず
らせてなる、構成とした。
のホルダーを、透明な合成樹脂フイルムを重ね合
わせたシートに、カードが挿入可能な大きさに四
辺を折り曲げ又は溶着した収納部を複数収納部を
複数個形成し、各収納部の表面および裏面の一辺
近傍に、両端を収納部の四辺より内側に位置させ
た突状をなし、かつ表裏互いに交叉させる切線を
設け、その切線内を表面の舌片および裏面の舌片
としてカード挿入口にすると共に、舌片を左右い
ずれかに偏倚した頂点を有するものとし、表面の
舌片と裏面の舌片の頂点どうしを互いに位置をず
らせてなる、構成とした。
作 用
したがつて、舌片を上方に聞けば、そこからカ
ード類が容易に挿入でき、挿入後は舌片がフイル
ムの弾性により元に戻つてカード類の表面に当接
し、蓋の役目をして収納部を閉鎖する。この際、
舌片を形成する切線の両端が収納部の四辺より内
側に位置しているので、例えば封筒の蓋のように
折れ曲がつて開いてしまうような復元力を失うこ
とがなく、必ず元に戻つて収納部全体が一枚のフ
イルム状になり、カード類を収納部の中に保持し
脱落を完全に防止する。
ード類が容易に挿入でき、挿入後は舌片がフイル
ムの弾性により元に戻つてカード類の表面に当接
し、蓋の役目をして収納部を閉鎖する。この際、
舌片を形成する切線の両端が収納部の四辺より内
側に位置しているので、例えば封筒の蓋のように
折れ曲がつて開いてしまうような復元力を失うこ
とがなく、必ず元に戻つて収納部全体が一枚のフ
イルム状になり、カード類を収納部の中に保持し
脱落を完全に防止する。
舌片は収納部の上辺部に設けるのが一般的であ
るが、側辺部又は下辺部に設けてもいいし、舌片
を形成するものなら、いずれの形状でも同様な作
用効果が得られる。
るが、側辺部又は下辺部に設けてもいいし、舌片
を形成するものなら、いずれの形状でも同様な作
用効果が得られる。
なお、切線の両端に円形小孔を設けると、繰り
返しの使用に対しても両端部から裂けることのな
い強い収納部が得られる。収納部は四辺を溶着し
てもよいが、一辺を折り返し他の三辺を溶着して
形成してもよく、溶着部分は連続線でもよいが断
続線であつてもよい。また、表面の舌片と裏面の
舌片を、不等辺三角形等の偏倚した頂点を表裏互
いにずらせると、カードを保持する舌片の箇所が
相違するので、カードを一方から挿入すると必ず
他方の舌片に当接し、他方の挿入口から飛び出す
ことがない。また、振動等やホルダーを逆さにし
ても、カードを保持する蓋の位置がずれているた
め、カードが蓋から飛び出すことはない。
返しの使用に対しても両端部から裂けることのな
い強い収納部が得られる。収納部は四辺を溶着し
てもよいが、一辺を折り返し他の三辺を溶着して
形成してもよく、溶着部分は連続線でもよいが断
続線であつてもよい。また、表面の舌片と裏面の
舌片を、不等辺三角形等の偏倚した頂点を表裏互
いにずらせると、カードを保持する舌片の箇所が
相違するので、カードを一方から挿入すると必ず
他方の舌片に当接し、他方の挿入口から飛び出す
ことがない。また、振動等やホルダーを逆さにし
ても、カードを保持する蓋の位置がずれているた
め、カードが蓋から飛び出すことはない。
実施例
本考案の一実施例を図面によつて説明する。
第1〜2図の実施例において、透明な合成樹脂
フイルムを折り返して重ね合わせたシート1は、
一方の側部を複数の綴じ孔2を有する綴じ部3と
し、残部を基板4としてある。基板4には、四辺
5を溶着して閉鎖した収納部6を複数個設けて、
カード7が挿入可能な大きさに形成してある。
フイルムを折り返して重ね合わせたシート1は、
一方の側部を複数の綴じ孔2を有する綴じ部3と
し、残部を基板4としてある。基板4には、四辺
5を溶着して閉鎖した収納部6を複数個設けて、
カード7が挿入可能な大きさに形成してある。
収納部6の表面8および裏面9には、上辺近傍
の両端部で収納部6の上辺および側辺5より僅か
内側に、円形小孔10,10を通しで設けてあ
る。円形小孔10,10は、互いに間隔をカード
7の幅より大きくし、収納部6の下辺5までの距
離をカード7の長さより大きくなるような位置に
設けてある。収納部6の表面8および裏面9に
は、円形小孔10,10より下辺5方向に突出す
る不等辺三角形の二辺をなす切線11および1
1′を、互いの頂点をずらして交叉するように設
けてあり、その三角形の内方を舌片12および1
2′としてある。
の両端部で収納部6の上辺および側辺5より僅か
内側に、円形小孔10,10を通しで設けてあ
る。円形小孔10,10は、互いに間隔をカード
7の幅より大きくし、収納部6の下辺5までの距
離をカード7の長さより大きくなるような位置に
設けてある。収納部6の表面8および裏面9に
は、円形小孔10,10より下辺5方向に突出す
る不等辺三角形の二辺をなす切線11および1
1′を、互いの頂点をずらして交叉するように設
けてあり、その三角形の内方を舌片12および1
2′としてある。
カード7を収納部6に収納するのには、第1〜
2図に示すように表面8の舌片12を弾発に抗し
て上方に折り曲げて開き、その開口部よりカード
7を挿入すると、カード7の端部は裏面9の切線
11′より下面に当接しつつ収納部6の下方に挿
入される。カード7の下端部が収納部6の下辺5
に当接するとカード7全体が収納部6内に挿入さ
れるので、舌片12の把持を離すとフイルムの弾
性により必ず元に戻り、切線11が接触して表面
8が一枚のフイルム状になる。これは切線11の
両端が収納部6の四辺5より内側にあるため、繰
り返しの使用でも折り目ができず復元力を失わな
いためである。舌片12はカード7の表面を当接
して蓋の役目を果たし、かつ、表裏の舌片12,
12′のカード保持箇所が互いに相違しているた
め、ホルダーを斜めにしたり振動を与えたりして
も、カード7が舌片12,12′から脱落しない。
2図に示すように表面8の舌片12を弾発に抗し
て上方に折り曲げて開き、その開口部よりカード
7を挿入すると、カード7の端部は裏面9の切線
11′より下面に当接しつつ収納部6の下方に挿
入される。カード7の下端部が収納部6の下辺5
に当接するとカード7全体が収納部6内に挿入さ
れるので、舌片12の把持を離すとフイルムの弾
性により必ず元に戻り、切線11が接触して表面
8が一枚のフイルム状になる。これは切線11の
両端が収納部6の四辺5より内側にあるため、繰
り返しの使用でも折り目ができず復元力を失わな
いためである。舌片12はカード7の表面を当接
して蓋の役目を果たし、かつ、表裏の舌片12,
12′のカード保持箇所が互いに相違しているた
め、ホルダーを斜めにしたり振動を与えたりして
も、カード7が舌片12,12′から脱落しない。
また、裏面9の舌片12′よりカード7を挿入
するときも、同様にして収納できる。
するときも、同様にして収納できる。
第3図の実施例は、収納部6の上辺5を折り返
し、他の三辺5を点線状の断続的な溶着で形成し
たものであつて、他の構成および作用は前述の実
施例と同一である。
し、他の三辺5を点線状の断続的な溶着で形成し
たものであつて、他の構成および作用は前述の実
施例と同一である。
第4図の実施例は、収納部6を四辺5のコーナ
ー部のみの溶着とし、中間部を抜いた状態にする
と共に、切線11,11′を偏倚した楕円状にし
て舌片12,12′をなし、かつ表面8と裏面9
における楕円状の切線11,11′の頂点をずら
し互いに交叉させて形成したものであつて、他の
構成および作用は前述の実施例と同一である。
ー部のみの溶着とし、中間部を抜いた状態にする
と共に、切線11,11′を偏倚した楕円状にし
て舌片12,12′をなし、かつ表面8と裏面9
における楕円状の切線11,11′の頂点をずら
し互いに交叉させて形成したものであつて、他の
構成および作用は前述の実施例と同一である。
考案の効果
本考案は以上のような構成なので、たとえ滑り
易い材質のカード類であつても、ホルダーを逆に
したり斜めにしたり、あるいは振動を与えたりし
ても、カード類の脱落を完全に防止できる。ま
た、繰り返し使用しても、舌片の弾性がへたつて
折り目ができ、開いたままになるようなことがな
いので、カードの脱落がなく、さらに、切線の両
端に小孔があるので裂けることもない。その上、
構造が簡単で安価に製造ができるので、名刺や写
真等は勿論、カード蒐集マニア用として最適なカ
ード類のホルダーとなる。
易い材質のカード類であつても、ホルダーを逆に
したり斜めにしたり、あるいは振動を与えたりし
ても、カード類の脱落を完全に防止できる。ま
た、繰り返し使用しても、舌片の弾性がへたつて
折り目ができ、開いたままになるようなことがな
いので、カードの脱落がなく、さらに、切線の両
端に小孔があるので裂けることもない。その上、
構造が簡単で安価に製造ができるので、名刺や写
真等は勿論、カード蒐集マニア用として最適なカ
ード類のホルダーとなる。
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は第
1図の−線拡大断面図、第3〜4図は他の実
施例の部分平面図である。 1……シート、5……四辺、6……収納部、7
……カード、8……表面、9……裏面、10……
円形小孔、11,11′……切線、12,12′…
…舌片。
1図の−線拡大断面図、第3〜4図は他の実
施例の部分平面図である。 1……シート、5……四辺、6……収納部、7
……カード、8……表面、9……裏面、10……
円形小孔、11,11′……切線、12,12′…
…舌片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明な合成樹脂フイルムを重ね合わせたシー
ト1に、カード7が挿入可能な四辺5を祈り曲
げ又は溶着した収納部6を複数個形成し、各収
納部6の表面8および裏面9の一辺5近傍に、
両端を収納部6の四辺5より内側に位置させた
突状をなし、かつ表裏互いに交叉させる切線1
1および11′を設け、その切線11,11′内
を表面の舌片12および裏面の舌片12′とし
てカード7挿入口にすると共に、舌片12,1
2′を左右いずれかに偏倚した頂点を有するも
のとし、表面の舌片12と裏面の舌片12′の
頂点どうしを互いに位置をずらせてなる、カー
ド類のホルダー。 (2) 切線11,11′の両端に、円形小孔10を
設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載のカ
ード類のホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987180580U JPH051421Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987180580U JPH051421Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0185083U JPH0185083U (ja) | 1989-06-06 |
JPH051421Y2 true JPH051421Y2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=31472094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987180580U Expired - Lifetime JPH051421Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051421Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012482B2 (ja) * | 1976-03-31 | 1985-04-02 | 新日本製鐵株式会社 | 素線張力制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5486235U (ja) * | 1977-11-30 | 1979-06-19 | ||
JPS6012482U (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | 西山 進 | はがき等の書類整理用シ−ト |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP1987180580U patent/JPH051421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012482B2 (ja) * | 1976-03-31 | 1985-04-02 | 新日本製鐵株式会社 | 素線張力制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0185083U (ja) | 1989-06-06 |
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