JPS6012482B2 - 素線張力制御装置 - Google Patents

素線張力制御装置

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JPS6012482B2
JPS6012482B2 JP3540176A JP3540176A JPS6012482B2 JP S6012482 B2 JPS6012482 B2 JP S6012482B2 JP 3540176 A JP3540176 A JP 3540176A JP 3540176 A JP3540176 A JP 3540176A JP S6012482 B2 JPS6012482 B2 JP S6012482B2
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JP
Japan
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speed
detector
tension
weight
wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP3540176A
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English (en)
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JPS52118927A (en
Inventor
典裕 元松
雅弥 豊島
与文 俵矢
康弘 岸
義 東
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はェアスピニング工法による吊橋ケーブル架線に
用いられる素線張力制御装置に関する。
ェァスピニング工法による吊橋ケーブル架設において架
線中の亜鉛メッキ鋼線(以下繁線とする)はほべ一定の
張力を保つことが必要である。従来この素線張力の制御
は人手によって行なっており、第1図に示す様に素線緊
張塔3内の重錘4の位置を作業者が見ながら曳素速度の
調整とアンリーラ2のブレーキ力の調整を手動操作して
いた。この図で1はブレーキ、5は素線、7はホ−リン
グロープであり、ロープ7は第2図に示すようにアンカ
ー10からアンカー10′に張りわたされ、曳素駆動装
置9およびガイドローラー9′を介してエンドレスに張
られている。8はキャットウオーク(作業足場)である
このホーリングロープ7には、スピニングホイール6が
固定されている。また第3図に示すようにアンリーラ2
のリール11には蓑線5が必要量巻かれており、リール
から繰り出された素線5がガイドシープ13およびフロ
ーティングシープ12間に図示の如く張り渡されたのち
スピニングホィール6に巻き掛けられ、その端部はすで
にスピニングされた素線群と束ねられ、アンカー亀川こ
仮固定されている。今スピニングホイール6がアンカー
10からアンカー10′に向け走行すると、アンリーラ
2の制動力を強くすると車錘4は上方へ「弱くすれば下
方へ移動する。
また曳素速度、加減速度によっても車錘移動が考えられ
る。すなわちこの方法ではアンリーラーブレーキ操作と
曳素駆動袋道の運転に熟練を要し、スピニング最高速度
で240の/min、平均速度180の/min程度が
限度である。また上記に加え今後吊橋規模が大きくなり
「リール重量の増大と高速化が必要となる。すなわち素
線緊張塔3の高さはリール重量〜 スピニング速度に比
例し高くなる。このことにより車鐘4を見ながらの手敷
調整にたよるスピニソグ作業ではケーブル工事の工期は
著しく長くなる。この発明は前記欠点を排除しト高速で
安定した素綾張力制御装置を提供することを目的とする
ものである。
次に実施例を参照しながら本発明を詳細に説明する。第
4図〜第6図は本発明の実施例を示す。
先ず第4図に示すように本発明では素線緊張塔3に環状
チェン亨5を張り「その下端をチェンスプロケツト16
にまた上端をシープ23に噛合せ、このシープ23の回
転軸に位置検出器22および速度検出器14を取付ける
。またフローティングシーブ12の下部に取付けた車錘
4からアーム3亀突出させ、このアームの先端をチェン
1鼠こ固定する。また第5図に示すように〜ホーリング
ロープ駆動装置9のドラムー了の回転軸にはシープ1隻
、ベルト28を介して曳素速度検出器2亀を連結する。
富8‘まドラム包7の駆動源である。第6図は張力制御
回路を示し、曳素速度検出器21の出力つまりロープ7
の進行速度に比例した信号S,は増幅器24に加えられ
「位置検出器22および速度検出器亀4からの雲鐘4の
塔内位置および昇降速度を示す信号S2,S3は増幅器
26? 蟹科功ロえられる。
増幅器24の出力は直接、また増幅器25の出力は電圧
調整器(アツテネータ)28を介しそれぞれ加減算器2
7‘こ入力される。加減算器27の出力は補償回路30
を介して第2の加減算器31の一方の入力端に加えられ
、増幅器26の出力は電圧調整器2gを介してその他方
の入力端に加えられる。この加減算器31の出力は、サ
ーボ増幅器32、油圧ポンプ33を介して、アンリーラ
リール11の回転を制御する。次に本発明装置の動作を
説明するにt素線5の架線に当っては曳素駆動装置9を
起動させてホーリングロープ7を一定速度で循環させ「
そのスピニングホィール6に「一端をアンカーに固定
した素綾5を第6図等に示すように掛け、ホイール6で
素線5の折返し部をロープ了に沿って引張って行く形で
該素線を架線して行く。ホイール6の進行に伴なつてア
ンリーラ2は素線5を繰り出し「油圧ポンプ33しアン
リーラ2による素線繰り出しがロープ?の曳素速度より
速ければ素線緊張塔3の車錘4の位置は下降し、これと
は逆に遅ければ重錘4は上昇する。つまり車錘4の位置
(高さ)は「 ロープ7の曳素速度に対する秦線5の繰
出し速度のずれ(誤差の積分値)を示し、両者が一致す
るとき重錘母の位置は不変となり、素線5には重錘4に
よる一定張力が加わる。第6図の制御系は秦線繰り出し
速度をロープ7の曳黍速度の追従させる「つまり一致さ
せる制御を行なう。即ち、検出器21により検出された
曳素速度信号S,は素線線出し1こ対する速度指令とし
て入力しも検出器22で検出された重鏡位置信号S2が
曳素速度に対する素線線出し速度の誤差を補正する補正
量として加減算器2T‘こ入り、該速度指令を修正する
。即ち車鍵4が素線緊張塔3の中央基準位置より下にあ
ればその位置ずれ量に応じて該速度指令を減少させ「こ
れとは逆に上にあれば増大させる。この加減の程度はア
ッテネータ28もこより調節できる。こうして修正され
た速度指令は「制御系の遅れを補償する回路30を通っ
たのち加減算器31に入り「 こ)で童錘4の昇降速度
に比例した速度帰還量で更に修正されたのち増幅器32
に入りもこ)で増幅されたのちサーボバルブを調整しも
油圧ポンプ33の吐油量を調節してアンリーラリール軍
事の回転速度を加減遠し÷素綾5の線出し速度をロープ
?の曳素速度に追従させる。
なお油圧ポンプ33の代りに電動機などを用いてもよい
また戻りの制御も同様である。第7図はも第6図の制御
系を伝達関数で示すプoック図である。
この図に示すように補償回路3Q‘ま1ノ(1十T,S
)で表わされる補償を行ない〜 こ・でT,は位相遅れ
補償時定数、Sはラフ。ラス演算子である。またKpは
ループゲインである。鎖線枠35はアンリーラリール1
1の油圧騒動機構のうちのサーボ回路を〜 また鎖線枠
36は同主回路を示す。サーボ回路35においてKaは
サーボアンプゲインもKSvはサーボ弁流量ゲイン「
35aは飽和要素、Aはシリンダ面積、Knはポンプ角
度フィードバック係数である。主回路36においてKS
pはポンプ流量ゲイン、1′R2 ,十ん′BR2)Sはもれと圧縮を示す伝達関係数でR
2は比例定数、Vは系内の油量、Bは作動油圧縮率であ
る。
またDmは油圧モータの容量、JはアンIJーラの慣性
モーメントである。更に、素線緊張塔3におけるRはド
ラム径、Nは重錘にか)る秦線本数であり、またKvは
車錘の速度帰還ゲイン、Kf,は同位暦帰還ゲインであ
る。素線緊張塔3における車錘4の運動は、Fpを車錘
位置、グ;を油圧モータの回転角、るcを素線速度の油
圧モータ回転角換算値とすると、R(6′6C)=N器
.・・.・・{1)で表わされ、この車錘位置およ
びその時間変化が検出器22,14で検出され、加減算
器27,31へ帰還される。
検出器22,14の出力をVs5,VS2、ポンプ角度
帰還量をVS3とすればサーボ回路35への入力信号は
Vv,一Vs2一Vs3となり、VS.はVS,=6,
−VS5)Kp ……‘2}1十T,
Sとなる。
サーボ弁はKa(Vs,一Vs2−Vs3)なる入力V
S4を受けてQ′=K柵・KS4なるサーボポンプ流量
Q′を出力する。サーボシリンダはこれを受けてQ′=
A・群 ‐‐‐‐‐●{31なるシリンダ移動
量(主回路ポンプ煩転角)Xを生じる。
主回路36においては油圧ポンプはQ=KSp・×
……(41なる流量Qを吐出し、こ
の油は油圧モータ速度に消費される流量QS,もれ流量
Q〆,圧縮流量Qcに分配される。油圧モータにおいて
は関係式 Q刊m等 .・・.・・【5’ 1等:(PL+F3)Dm ….・・{6’が成立し
、回転角8iが出力される。
なおPLは系内の油圧力、Fsは素線張力および摩擦力
を圧力換算したものである。以上詳細に説明したように
、本発明によれば曳素速度を基準とし、これに重錘位置
による修正を加えて素線操出し速度を曳素速度に追従さ
せ、ひいては重錘位置を塔内基準位置に自動的に保持し
、また車錘昇降速度による帰還を加えて車鐘位置の急激
な変化を抑えたので、素線張力を常にほゞ一定に保つこ
とができ、か)る丈態で迅速に架線作業を行なうことが
できる。
またアンリーラは騒動装置で駆動するようにしたので、
秦線緊張塔の高さを低くすることができる。
即ち素線曳素の加速時には秦線張力が増大する懐向があ
り、アンリーラに単にブレーキを取付けて素線張力を確
保する方式では該加速時に車錘が高く持ち上げられ「こ
れに耐えられるよう素線緊張塔の高さを高くする必要が
あるが、本発明ではこの時駆動装置は駆動力を発生して
積極的に秦線を繰り出すので車錘が高く持ち上げられる
ことはなく、素線緊張塔の高さはそれ程高くする必要が
ない。数値例を拳げると長大吊橋では、プレーキ方式で
は必要素線緊張塔高さは25〜30のにも及ぶのに対し
、本発明の駆動方式ではこれは4〜5mで済む。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の制御方式の説明、第4図〜第6
図は本発明の方法を説明する説明図およびブロック図、
第1図は第6図の動作説明図のブロック図である。 図面で2はアンリーラ、7はホーリングロ−プ、5は素
線である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アンリーラより繰り出され、素線緊張塔を経て吊橋
    両端のアンカー間に張り渡されたホーリングロープに取
    付けられたスピニングホイールにより曳索される素線の
    張力制御装置において、アンリーラを駆動する駆動装置
    と、スピニングホイールにより曳索速度を検出する検出
    器、素線緊張塔内にあって素線に一定張力を与える重錘
    の塔内位置を検出する検出器および該重錘の昇降速度を
    検出する検出器と、これら曳索速度検出器、位置検出器
    、および速度検出器の出力を入力されて該駆動装置を制
    御し、素線繰出し速度を定張力状態で曳索速度に追従さ
    せる制御回路とを備えることを特徴とする素線張力制御
    装置。
JP3540176A 1976-03-31 1976-03-31 素線張力制御装置 Expired JPS6012482B2 (ja)

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JP3540176A JPS6012482B2 (ja) 1976-03-31 1976-03-31 素線張力制御装置

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