JP2003231519A - 段ボール箱 - Google Patents

段ボール箱

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JP2003231519A JP2002063350A JP2002063350A JP2003231519A JP 2003231519 A JP2003231519 A JP 2003231519A JP 2002063350 A JP2002063350 A JP 2002063350A JP 2002063350 A JP2002063350 A JP 2002063350A JP 2003231519 A JP2003231519 A JP 2003231519A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラップに与える損傷を抑制し、蓋をした状
態を確実に維持できる段ボール箱を提供する。 【解決手段】 第1フラップ7Aに、第4フラップ7D
の側の突端縁から対応する壁面2Aに向けて延びる被挿
入部9を設け、第4フラップ7Dに、その突端縁から対
応する壁面2Dに向けて延びるスリット12を設け、該
スリット12の両側に、被挿入部9から第1フラップ7
Aの内面側に挿入される挿入部13と、第1フラップ7
Aの外面側に位置する押圧部14とを設け、第1フラッ
プ7Aに、第1フラップ7Aの被挿入部9の縁を浮き上
げる浮上手段(指差穴11)を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットメルトやテ
ープ止めなどの固着をすることなく蓋をする段ボール箱
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の段ボール箱は、その上蓋が4方
を囲繞する壁面の各端縁に設けたフラップにより構成さ
れている。そのうち、固着することなく蓋をすることが
可能な段ボール箱としては、例えば実公平1−1850
1号で、対向する一対の第1フラップに差込孔を設け、
第1フラップと隣接する一対の第2フラップに差込部を
設けたものが提供されている。
【0003】この段ボール箱は、一対の第1フラップに
より壁面の上部を覆った状態で、第2フラップを第1フ
ラップ上に折り曲げ、一対の第1フラップの差込孔に各
第2フラップの差込部を差し込むことにより閉鎖状態を
維持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記段
ボール箱は、開閉を繰り返して何回も使用する所謂通い
方式の輸送箱として適用されるため、使用する度に差込
部が弱く軟質になり、使用できない状態になるという問
題がある。具体的には、差込部の剛性が低下すると、蓋
をした状態を保持する力が不足するため、蓋に浮き上が
りが生じ、使用できない。
【0005】また、第2フラップの差込部を第1フラッ
プの差込孔に差し込む際には、差込部を斜め下向きに差
し込まなければならないため、差込部の先端が段ボール
箱内に収容した物品に干渉し、作業性が悪いうえ、差込
部は勿論、物品も損傷する可能性がある。
【0006】そこで、本発明では、フラップに与える損
傷を抑制し、蓋をした状態を確実に維持できる段ボール
箱を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の段ボール箱は、4方を囲繞する壁面の上下
端に、それぞれ対向する第1,第3フラップおよび第
2,第4のフラップを設け、これらフラップを折り曲げ
て蓋をする段ボール箱において、4個のフラップのう
ち、少なくとも第1フラップに、第4フラップの側の突
端縁から対応する壁面に向けて延びる被挿入部を設け、
前記第4フラップに、その突端縁から対応する壁面に向
けて延びるスリットを設け、該スリットの両側に、前記
被挿入部から第1フラップの内面側に挿入される挿入部
と、第1フラップの外面側に位置する押圧部とを設け、
対向する前記第1フラップおよび第3フラップの少なく
とも一方に、前記第1フラップの被挿入部の縁を浮き上
げる浮上手段を設け、折り曲げた第1フラップの被挿入
部の縁を前記浮上手段により浮き上げた状態で、前記第
4フラップの挿入部を前記第1フラップの被挿入部から
該第1フラップの内面側に挿入することにより、第4フ
ラップの挿入部を除く部分で隣接する前記第1フラップ
および第3フラップの一側外面を重畳して蓋をする構成
としている。
【0008】前記段ボール箱によれば、第1フラップの
被挿入部に第4フラップの挿入部を挿入する際には、浮
上手段により浮き上げた状態とすることができる。その
ため、蓋をする作業性の向上を図ることができる。ま
た、前記挿入作業は、第1フラップと略平行な水平方向
で行うことができる。その結果、第1および第4フラッ
プに損傷を与えることを抑制できるとともに、内部に収
容した物品に損傷を与えることを防止することができ
る。
【0009】前記段ボール箱では、前記浮上手段は、前
記第1フラップに設けた指差穴からなり、該指差穴にユ
ーザが指を差し込んで前記被挿入部の縁を浮き上げるよ
うにすることが好ましい。このようにすれば、簡単な構
成で第1フラップにおける被挿入部の縁を浮き上げた状
態に保持できる。
【0010】この場合、前記被挿入部を第1フラップの
両側に設けるとともに、前記挿入部と押圧部とを第1フ
ラップの両側に隣接する第2,第4フラップにそれぞれ
設け、前記指差穴を前記被挿入部の近傍にそれぞれ設け
た構成としてもよい。
【0011】また、前記第1,第3フラップの少なくと
も一方に、他方のフラップに重畳させる突出部を設ける
ことが好ましい。このようにすれば、第1フラップの内
面側に第4フラップの挿入部を挿入することによる第1
フラップの浮き上がりを抑制できる。
【0012】さらに、前記浮上手段は、前記第1フラッ
プおよび第3フラップとをその端縁が重なり合う寸法に
形成し、これら第1および第3フラップの少なくとも一
方にその肉厚を切断して設けた打抜係止部からなり、該
打抜係止部を対向するフラップの縁に係止して前記被挿
入部の縁を浮き上げるようにしてもよい。ここで、前記
肉厚を切断して設けた打抜係止部とは、切欠部やスリッ
トを意味する。このようにすれば、第4フラップの挿入
部を挿入する際には、一方の手のみで挿入することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1から図4は、第1実施形態に係
る段ボール箱1を示す。この段ボール箱1は、ホットメ
ルトやテープ止めなどの固着をすることなく蓋をする通
い方式の輸送箱として使用されるもので、上蓋を構成す
る第1から第4のフラップ7A〜7Dを順番に折り曲げ
て蓋をするものである。
【0014】この段ボール箱1は、例えば、図示しない
紙器打抜装置によって段ボール紙を図4に示す連続した
一枚の展開状態で打ち抜き、その打抜製品1’の所定位
置を折り曲げるとともに貼着することにより形成され
る。なお、段ボール紙は、一対の表紙と裏紙との間に波
状に連続する中しんを設けた周知のものである。
【0015】前記打抜製品1’は、図4(A)に示すよ
うに、その幅が広い一対の壁面2A,2Cと、幅が狭い
一対の壁面2B,2Dとの4個の壁面2A〜2Dが直線
状に連続するように設けられている。これら壁面2A〜
2Dの各境界部分には、肉厚を圧縮するようにして形成
した折曲線3が設けられている。
【0016】前記壁面2A〜2Dのうち、図4(A)中
左側端に位置する第1の壁面2Aには、逆側端に位置す
る第2の壁面2Bの縁に糊付けするための糊代部4が設
けられている。この糊代部4と壁面2Aとの境界部分に
は、折曲線5が設けられている。また、4個の壁面2A
〜2Dのうち、幅が狭い壁面2B,2Dの上側には、持
上作業用の把持穴6が設けられている。
【0017】前記壁面2A〜2Dの上端には、蓋をする
際に順番に折り曲げる第1の上フラップ7A、第2の上
フラップ7B、第3の上フラップ7Cおよび第4の上フ
ラップ7Dが設けられている。なお、本実施形態の打抜
製品1’は、第1の上フラップ7Aと第2の上フラップ
7Bとが、糊代部4による貼着で隣接する形状とされて
いる。また、これら上フラップ7A〜7Dのうち、幅が
広い上フラップ7A,7Cは、その突端が組み立てた段
ボール箱1の中央に位置する寸法とされている。即ち、
その突出長さは、幅が狭い壁面2B,2Dの幅の略半分
とされている。
【0018】前記上フラップ7A〜7Dと対応する各壁
面2A〜2Dとの境界部分には、折曲線8が設けられて
いる。
【0019】本実施形態では、前記上フラップ7A〜7
Dのうち、左側端に位置する第1の上フラップ7Aには
被挿入部9が設けられている。この被挿入部9は、右側
に隣接する第4の上フラップ7Dの側において、その突
端縁から対応する壁面2Aに向けて延びるように設けた
切り欠きからなる。また、上フラップ7Aには、前記被
挿入部9の下端から右側下端の隅部に向けて延びる折曲
線10が設けられている。さらに、この上フラップ7A
には、その中央から被挿入部9の側寄りである右側に指
差穴11が設けられている。これら折曲線10と指差穴
11は、この上フラップ7Aにおいて、前記被挿入部9
の縁を浮き上げる浮上手段を構成する。
【0020】また、組立状態において、前記第1の上フ
ラップ7Aと前記被挿入部9の側に隣接し、最後に折り
曲げる第4の上フラップ7Dには、第1の上フラップ7
Aの側の縁から所定間隔をもって、突端縁から対応する
壁面2Dに向けて延びるスリット12が設けられてい
る。そして、第4の上フラップ7Dでは、前記スリット
12の右側が前記被挿入部9から第1の上フラップ7A
の内面側に挿入される挿入部13を構成し、左側が第1
の上フラップ7Aの外面側に位置する押圧部14を構成
する。また、この第4の上フラップ7Dには、前記スリ
ット12の下端と折曲線8との間に位置するように、幅
方向に延びる挿入作業用折曲線15が設けられている。
【0021】なお、図4(B)に示すように、前記被挿
入部9は、第4の上フラップ7Dの側に位置する側縁か
らの距離L1が、第4の上フラップ7Dの突出長さL2
より短い位置とされている。また、前記被挿入部9にお
ける第1の上フラップ7Aの突端縁からの切り込み長さ
L3と、前記挿入部13における第4の上フラップ7D
の中央からの距離L4とは、被挿入部9の長さL3が若
干大きくなるように形成されている。さらに、押圧部1
4は、その突出長さを挿入部13より短く形成されてい
る。
【0022】さらに、前記壁面2A〜2Dの下端には、
下蓋を構成する第1から第4の下フラップ16A〜16
Dが設けられている。そのうち、幅が広い第1,第3の
下フラップ16A,16Cは内側フラップを構成し、幅
が狭い第2,第4の下フラップ16B,16Dは外側フ
ラップを構成する。これら下フラップ16A〜16Dの
うち、幅が広い内側の下フラップ16A,16Cは、対
応する上フラップ7A,7Cと同様に、その突端が組み
立てた段ボール箱1の中央に位置する寸法とされてい
る。
【0023】これら下フラップ16A〜16Dと対応す
る各壁面2A〜2Dとの境界部分には、折曲線17が設
けられている。
【0024】前記内側フラップを構成する下フラップ1
6A,16Cには、所定間隔をもって一対の差込係止穴
18が設けられている。これら差込係止穴18は、略コ
字形状に3辺を切断した舌片形状をなし、その連続部分
には折曲線19が設けられている。
【0025】また、外側フラップを構成する下フラップ
16B,16Dには、その両側に前記差込係止穴18を
貫通して内方に差し込む一対の差込係止部20が設けら
れている。これら差込係止部20は、差込係止穴18の
外側縁に位置するように設けた切断線20aと、該切断
線20aの内端から突端縁にかけて延びるように設けた
折曲線20bとからなる。
【0026】なお、前記打抜製品1’に形成する全ての
折曲線3,5,8,10,15,17,19,20b
は、組立状態で内面側となる段ボール紙の裏紙の側が窪
むように形成されている。
【0027】前記構成の段ボール箱1は、糊代部4を反
対側に位置する第2の壁面2Bの縁に糊付けし、所定位
置の折曲線3に沿って折り曲げ、2つに折り重ねた状態
でユーザに供給される。
【0028】そして、ユーザが前記段ボール箱1を組み
立てる際には、各壁面2A〜2Dによって4方を矩形状
に囲繞させた状態で、上下を逆向きとし、下フラップ1
6A,16Cを折曲線17に沿って折り曲げ、互いの突
端縁を突き合わせる。
【0029】ついで、下フラップ16B,16Dに形成
した各差込係止部20を折曲線20aに沿って内側に折
り曲げる。そして、これら下フラップ16B,16Dを
折曲線17に沿って折り曲げながら、下フラップ16
A,16Cの差込係止穴18から前記差込係止部20を
内部に挿入する。
【0030】これにより、図3に示すように、外側の下
フラップ16B,16Dと連続した各差込係止部20
が、内側の下フラップ16A,16Cの内面側で広が
り、下蓋を構成する。
【0031】なお、ユーザは、この状態で段ボール箱1
内に希望の物品を収容する。そうすると、前記下蓋は、
差込係止部20上に物品が載置されることになり、内側
の下フラップ16A,16Cとの間に挟み込まれるた
め、抜け止めされる。その結果、この蓋をした状態を確
実に維持できる。
【0032】一方、段ボール箱1の内部に所定の物品を
収容し終え、上側を閉じる場合には、まず、被挿入部9
を形成した第1の上フラップ7Aを折曲線8に沿って内
側に折り曲げる。
【0033】ついで、第2の上フラップ7Bを折曲線8
に沿って内側に折り曲げる。これにより、この第2の上
フラップ7Bは、第1の上フラップ7Aの側が該上フラ
ップ7Aの外面に重畳する。
【0034】ついで、第2の上フラップ7Bと隣接する
第3の上フラップ7Cを折曲線8に沿って内側に折り曲
げる。これにより、この第3の上フラップ7Cは、第2
の上フラップ7Bの側が該上フラップ7Bの外面に重畳
する。
【0035】ついで、第3の上フラップ7Cと隣接する
第4の上フラップ7Dを、折曲線8に沿って内側に折り
曲げるとともに、挿入作業用折曲線15に沿って内側に
折り曲げる。そして、この状態で、第1の上フラップ7
Aに形成した指差穴11に指を差し込み、この上フラッ
プ7Aを持ち上げることにより、第1の上フラップ7A
における被挿入部9の縁を浮き上げる。
【0036】その後、図2に示すように、前記被挿入部
9の縁から第1の上フラップ7Aの内側に、第4の上フ
ラップ7Dの挿入部13を挿入する。そして、折り曲げ
た挿入作業用折曲線15の頂部を下向きに押圧する。
【0037】これにより、第4の上フラップ7Dは、第
3の上フラップ7Cの側が該上フラップ7Cの外面に重
畳する。また、挿入部13は、第1の上フラップ7Aの
内面に完全に挿入される。さらに、押圧部14は、第1
の上フラップ7Aの外面に重畳する。
【0038】このように、本発明の段ボール箱1では、
第1の上フラップ7Aから第4の上フラップ7Dを順番
に折り曲げ、第1の上フラップ7Aの被挿入部9に第4
の上フラップ7Dの挿入部13を挿入することにより、
ホットメルトやテープ止めなどの固着動作をすることな
く、蓋をすることができる。
【0039】しかも、第4の上フラップ7Dの挿入部1
3を第1の上フラップ7Aの被挿入部9に挿入する際に
は、指差穴11に指を差し込んで第1の上フラップ7A
を浮き上がらせることにより、その挿入作業を簡単に行
うことができる。
【0040】具体的には、挿入作業用折曲線15によ
り、挿入部13の端を被挿入部9の縁に簡単に位置決め
することができる。しかも、押圧部14は、その突出長
さを挿入部13より短く形成しているため、第1の上フ
ラップ7Aに干渉し、位置決めおよび挿入作業の妨げに
なることを防止できる。さらに、挿入部13の挿入作業
は、第1の上フラップ7Aの浮き上げにより、該第1上
フラップ7Aと略平行な水平方向で行うことができる。
【0041】また、第1の上フラップ7Aには、被挿入
部9の端部に浮上手段を構成する折曲線10を設けてい
るため、第1の上フラップ7Aを浮き上げた状態で、連
続する側端が一緒に浮き上がることを防止できる。その
結果、被挿入部9の縁を大きく浮き上げることができる
ため、より挿入作業性の向上を図ることができる。
【0042】そして、このように挿入作業性が向上され
ているため、この挿入作業で被挿入部9および挿入部1
3に損傷を与えることを抑制できる。その結果、蓋を開
閉する度に挿入部13の剛性が低下し、蓋をした状態を
保持する力が不足する状態になる問題を抑制できる。し
かも、挿入部13は略水平方向の移動で第1の上フラッ
プ7Aの内面側に挿入されるため、内部に収容した物品
と干渉し、その物品に損傷を与えることも確実に防止で
きる。
【0043】なお、各上フラップ7A〜7Dで蓋をした
状態では、これら各上フラップ7A〜7Dは、隣接する
上フラップ7A〜7Dの上下に重畳した状態となるた
め、浮き上がりが防止され、確実に蓋をした状態を保持
できる。
【0044】また、このように蓋をした段ボール箱1を
開ける際には、第4の上フラップ7Dの縁を外向きに押
圧する。これにより、挿入作業用折曲線15に沿って第
4の上フラップ7Dを折り曲げながらスライドさせるこ
とにより、挿入部13を被挿入部9から離脱させ、蓋を
する作業時と逆の順番で各上フラップ7D〜7Aを簡単
に開くことができる。
【0045】図5から図7は第2実施形態の段ボール箱
1を示す。この第2実施形態では、第1の上フラップ7
Aの浮上手段の構成を変更した点で、前記第1実施形態
と大きく相違している。
【0046】具体的には、図7(A)に示すように、第
2実施形態の段ボール箱1の打抜製品1’では、上蓋を
構成する各上フラップ7A〜7Dの突出長さは、組み立
てた段ボール箱1において、幅が広い上フラップ7A,
7Cの突端縁が互いに重なり合う寸法に形成されてい
る。
【0047】また、第1の上フラップ7Aに形成する被
挿入部9は、最後に折り曲げる第4の上フラップ7Dの
側において、その突端縁から対応する壁面2Aに向けて
延びるように切り欠いた面取部からなる。また、上フラ
ップ7Aには、第1実施形態と同様に、前記被挿入部9
の下端から右側下端の隅部に向けて延びる折曲線10が
設けられている。さらに、本実施形態では、図7(B)
に示すように、上フラップ7Aの端縁中央から壁面2A
に向けて直交方向に延びる折曲線21と、被挿入部9の
下端から中央に向けて水平に延びる折曲線22と、これ
らの交点から被挿入部9の上端隅部に向けて延びる折曲
線23とが設けられている。なお、折曲線21および折
曲線22には、所定間隔をもってミシン目状に切断線2
4が設けられている。また、この上フラップ7Aには、
段ボール紙の肉厚を略V字形状に切断した切欠部からな
る打抜係止部25が設けられている。この打抜係止部2
5は、この上フラップ7Aの被挿入部9の縁を浮き上げ
る浮上手段を構成する。
【0048】次に、第2実施形態の上フラップ7A〜7
Dによって蓋をする作業について説明する。この第2実
施形態の段ボール箱1では、まず、第1実施形態と同様
に、被挿入部9を形成した第1の上フラップ7Aから第
3の上フラップ7Cの順番で、これらフラップ7A〜7
Cを折曲線8に沿って内側に折り曲げる。
【0049】ついで、ユーザは、大きく面取りされた被
挿入部9から内方に手を差し込み、第1の上フラップ7
Aにおける被挿入部9の縁を持ち上げる。そうすると、
第1および第3の上フラップ7A,7Cの縁が擦れなが
ら、第1の上フラップ7Aにおける被挿入部9の縁が第
3の上フラップ7Cの縁より上側に位置する。また、前
記打抜係止部25が対向する第3の上フラップ7Cの縁
に係合し、第1の上フラップ7Aにおける被挿入部9の
縁を浮き上げた状態を維持する。
【0050】その後、図6に示すように、第4の上フラ
ップ7Dを、折曲線8に沿って内側に折り曲げるととも
に、挿入作業用折曲線15に沿って内側に折り曲げ、前
記被挿入部9の縁から第1の上フラップ7Aの内側に、
第4の上フラップ7Dの挿入部13を挿入する。そし
て、折り曲げた挿入作業用折曲線15の頂部を下向きに
押圧する。
【0051】これにより、第4の上フラップ7Dは、第
1実施形態と同様に、第3の上フラップ7Cの側が該上
フラップ7Cの外面に重畳する。また、挿入部13は、
第1の上フラップ7Aの内面に略水平に移動して挿入さ
れる。さらに、押圧部14は、第1の上フラップ7Aの
外面に重畳する。
【0052】このように、第2実施形態の段ボール箱1
では、第1実施形態と同様に、第1の上フラップ7Aか
ら第4の上フラップ7Dを順番に折り曲げ、被挿入部9
に第4の上フラップ7Dの挿入部13を挿入することに
より、ホットメルトやテープ止めなどの固着をすること
なく、蓋をすることができる。
【0053】しかも、第4の上フラップ7Dの挿入部1
3を第1の上フラップ7Aの被挿入部9に挿入する際に
は、打抜係止部25と第3の上フラップ7Cとの係合に
より、第1の上フラップ7Aを浮き上がらせ、一方の手
のみで挿入作業を簡単に行うことができる。その結果、
蓋を開閉する度に挿入部13の剛性が低下し、蓋をした
状態を保持する力が不足する状態になる問題を抑制でき
る。
【0054】なお、この第2実施形態では、第1の上フ
ラップ7Aにおける挿入部13上に位置する領域に、切
断線24を設けた折曲線21および折曲線22と、これ
らと被挿入部9とで囲繞した領域の対角線上に延びる折
曲線23が設けられている。そのため、この第2実施形
態の上フラップ7A〜7Dで蓋をした状態では、前記囲
繞領域は、折曲線23に沿って折れ曲がった稜線が頂部
に位置するように逆V字形状をなす。そのため、段ボー
ル紙自体の剛性で、第4の上フラップ7Dに上向きに浮
き上がる力が作用しても、その力に対抗して蓋に浮き上
がりが生じることを確実に防止できる。
【0055】図8から図10は、第3実施形態の段ボー
ル箱1を示す。この第3実施形態の段ボール箱1は、材
料費の削減のため、上フラップ7A〜7Dの突出量を略
半分としたショートフラップにより構成し、被挿入部
9、挿入部13および押圧部14の構成を下フラップ1
6A〜16Dに設けた点で大きく相違している。また、
これら下フラップ16A〜16Dは、長尺な下フラップ
16A,16Cにより構成する内側フラップを折り曲げ
た後、短尺な下フラップ16B,16Dにより構成する
外側フラップを折り曲げて蓋をする構成のものである。
【0056】具体的には、第3実施形態の段ボール箱1
の打抜製品1’は、図10に示すように、左側より第
3,第2,第1,第4の壁面2C,2B,2A,2Dが
連続するように設けられ、第3の壁面2Cに、第4の壁
面2Dと糊付けするための糊代部4が連続するように設
けられている。
【0057】そして、被挿入部9は、図10中右側に位
置する長尺な第1下フラップ16Aの両側に、第1実施
形態と同一構成でそれぞれ設けられている。この被挿入
部9の近傍には、それぞれ指差穴11が設けられてい
る。また、本実施形態では、第1下フラップ16Aの中
央に、対向する第3下フラップ16Cの縁に重畳する突
出部30が設けられている。
【0058】前記挿入部13および押圧部14は、前記
第1下フラップ16Aの両側に隣接する第2,第4の下
フラップ16B,16Dに、その突端縁から対応する壁
面2B,2Dに向けて延びるスリット12を設けること
により、該スリット12の両側に設けられている。ま
た、これら第2,第4の下フラップ16B,16Dに
は、第1実施形態と同様の挿入作業用折曲線15が設け
られている。
【0059】なお、第3実施形態の上フラップ7A〜7
Dは、短尺な第2,第4フラップ7B,7Dの両側に、
その突端縁から対応する壁面2B,2Dに向けて延びる
スリット31が設けられている。また、長尺な第1,第
3フラップ7A,7Cは、その両側部が切り欠きが設け
られ、その間に前記スリット31からフラップ7B,7
Dの内面に挿入係止する挿入部32が設けられている。
【0060】この第3実施形態の段ボール箱1を使用す
る場合には、例えば、まず、上フラップ7A〜7Dによ
り壁面2A〜2Dの上縁を囲うように蓋をする。具体的
には、短尺な第2,第4の上フラップ7B,7Dを折曲
線8に沿って折り曲げた後、長尺な第1,第3の上フラ
ップ7A,7Cを折り曲げる。そして、これら上フラッ
プ7A,7Cが上フラップ7B,7Dの外面に重畳する
と、更に下向きに押圧する。これにより、上フラップ7
B,7Dにおけるスリット31の両外側部を撓ませなが
ら、上フラップ7A,7Cが下向きに傾斜され、図8に
示すように、スリット31からフラップ7B,7Dの内
面に挿入係止される。
【0061】このようにして上フラップ7A〜7Dで蓋
をすると、ついで、下フラップ16A〜16Dの側を上
向きとし、内部に長ネギなどの物品を収容する。
【0062】そして、所定量の物品を収容し終えると、
まず、前記第1の下フラップ16Aを折曲線17に対し
て折り曲げた後、対向する第3の下フラップ16Cを同
様にして折り曲げる。これにより、第3の下フラップ1
6Cの中央突端縁は、第1の下フラップ16Aに設けた
突出部30の外面に重畳される。
【0063】ついで、第1,第3の下フラップ16A,
16Cと隣接する一方の第2の下フラップ16Bを、折
曲線17に沿って内側に折り曲げるとともに、挿入作業
用折曲線15に沿って内側に折り曲げる。そして、この
状態で、第1の下フラップ16Aに形成した第2の下フ
ラップ16Bの側の指差穴11に指を差し込み、下フラ
ップ16Aを持ち上げることにより、第1の下フラップ
16Aにおける第2の下フラップ16Bの側の被挿入部
9の縁を浮き上げる。
【0064】その後、被挿入部9の縁から第1の下フラ
ップ16Aの内側に、第2の下フラップ16Bの挿入部
13を挿入する。そして、折り曲げた挿入作業用折曲線
15の頂部を下向きに押圧する。
【0065】これにより、第2の下フラップ16Bは、
第3の下フラップ16Cの側が該下フラップ16Cの外
面に重畳する。また、挿入部13は、第1の下フラップ
16Aの内面に完全に挿入される。さらに、押圧部14
は、第1の下フラップ16Aの外面に重畳する。
【0066】ついで、第1,第3の下フラップ16A,
16Cと隣接する他方の第4の下フラップ16Dを、折
曲線17に沿って内側に折り曲げるとともに、挿入作業
用折曲線15に沿って内側に折り曲げる。そして、この
状態で、第1の下フラップ16Aに形成した第4の下フ
ラップ16Dの側の指差穴11に指を差し込み、下フラ
ップ16Aを持ち上げることにより、第1の下フラップ
16Aにおける第4の下フラップ16Dの側の被挿入部
9の縁を浮き上げる。
【0067】その後、被挿入部9の縁から第1の下フラ
ップ16Aの内側に、第4の下フラップ16Dの挿入部
13を挿入する。そして、折り曲げた挿入作業用折曲線
15の頂部を下向きに押圧する。
【0068】これにより、第4の下フラップ16Dは、
第3の下フラップ16Cの側が該下フラップ16Cの外
面に重畳する。また、挿入部13は、第1の下フラップ
16Aの内面に完全に挿入される。さらに、押圧部14
は、第1の下フラップ16Aの外面に重畳する。
【0069】このように、第3実施形態の段ボール箱1
では、内側フラップを構成する下フラップ16A,16
Cを折り曲げた後、外側フラップを構成する下フラップ
16B,16Dを折り曲げ、第1の下フラップ16Aの
被挿入部9に、隣接する第2,第4の下フラップ16
B,16Dの挿入部13を挿入することにより、ホット
メルトやテープ止めなどの固着動作をすることなく、蓋
をすることができる。
【0070】しかも、第2,第4の下フラップ16B,
16Dの挿入部13を第1の下フラップ16の被挿入部
9に挿入する際には、指差穴11に指を差し込んで第1
の下フラップ16Aを浮き上がらせることにより、その
挿入作業を簡単に行うことができる。
【0071】そして、前記挿入作業は、第1の下フラッ
プ16Aと略平行な水平方向で行うことができるため、
第1,第2および第4の下フラップ16A,16B,1
6Dに損傷を与えることを抑制できるとともに、内部に
収容した長ネギなどの物品に損傷を与えることを防止す
ることができる。
【0072】また、本実施形態では、前記第1の下フラ
ップ16Aに、対向する第3の下フラップ16Cに重畳
する突出部30が設けられているため、図9に示すよう
に、第1の下フラップ16Aの内面側に第2,第4の下
フラップ16B,16Dの挿入部13を挿入しても、第
1の下フラップ16Aが外側に浮き上がることを抑制で
きる。
【0073】なお、前記段ボール箱1に物品を収容し終
えると、上フラップ7A〜7Dの側が上側に位置するよ
うにして搬送される。この際においても、前記第1の下
フラップ16Aに設けた突出部30が第3の下フラップ
16Cに重畳しているため、第1の下フラップ16Aに
加わる重量を第3の下フラップ16Cに分散し、第1の
下フラップ16Aと第2,第4の下フラップ16B,1
6Dとの係止が解除される問題を防止できる。即ち、所
謂底が抜けるという問題が生じることを防止できる。
【0074】本発明の段ボール箱1は、前記各実施形態
の構成に限定されるものではない。例えば、第1実施形
態では、幅が広い上フラップ7A,7Cは、その突端が
組み立てた段ボール箱1の中央に位置する寸法とし、上
部を完全に覆った状態で蓋をしたが、図11に示すよう
に、壁面2A〜2Dの上縁のみを覆い、中央部から内部
を露出させる構成としてもよく、このようにしても、前
記と同様の作用、効果を得ることができる。この場合、
挿入作業用折曲線15は、必ずしも設ける必要はない。
【0075】また、前記第2実施形態では、浮上手段を
構成する打抜係止部25を第1の上フラップ7Aに設け
たが、第3の上フラップ7Cに設けてもよく、また、第
1および第3の上フラップ7A,7Cの両方に設けても
よい。
【0076】さらに、第2実施形態では、浮上手段を構
成する打抜係止部25を切欠部により構成したが、所定
間隔で打ち抜いた溝状のスリットまたは切断線からなる
スリットにより構成してもよい。
【0077】さらにまた、第3実施形態では、第1の下
フラップ16Aの両側に被挿入部9を設け、隣接する第
2,第4の下フラップ16B,16Dに挿入部13およ
び押圧部14を設けたが、第1の下フラップ16Aに
は、第4の下フラップ16Dと隣接する側にのみ被挿入
部9を設けるとともに、第3の下フラップ16Cに、第
2の下フラップ16Bと隣接する側に被挿入部9を設
け、第2の下フラップ16Bに第3の下フラップ16C
の被挿入部9に挿入する挿入部13および押圧部14を
設ける構成としてもよい。
【0078】また、前記各実施形態では、浮上手段は、
折曲線10と、指差穴11または打抜係止部25とで構
成したが、前記折曲線10は必ずしも設ける必要はな
い。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の段ボール箱は、第1フラップの被挿入部に第4フラッ
プの挿入部を挿入するだけで蓋をすることができるた
め、作業性の向上を図ることができる。そして、挿入作
業は、浮上手段によって第1フラップを浮き上げた状態
で行うことができるため、その挿入方向を第1フラップ
と略平行な水平方向とすることができる。その結果、第
1および第4フラップに損傷を与えることを抑制できる
とともに、内部に収容した物品に損傷を与えることを防
止することができる。
【0080】例えば、浮上手段として第1フラップに指
差穴を設け、第1フラップの被挿入部に第4フラップの
挿入部を挿入する際に、被挿入部の縁を浮き上げること
ができるようにしているため、簡単な構成で第1および
第4フラップに損傷を与えることを抑制したうえで、蓋
をする作業性をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の段ボール箱を示す斜
視図である。
【図2】 被挿入部に挿入部を挿入する状態を示す斜視
図である。
【図3】 段ボール箱の下蓋を示す斜視図である。
【図4】 (A)は第1実施形態の段ボール箱の展開状
態を示す平面図、(B)は(A)の一部を示す拡大平面
図である。
【図5】 第2実施形態の段ボール箱を示す斜視図であ
る。
【図6】 被挿入部に挿入部を挿入する状態を示す斜視
図である。
【図7】 (A)は第2実施形態の段ボール箱の展開状
態を示す平面図、(B)は(A)の一部を示す拡大平面
図である。
【図8】 第3実施形態の段ボール箱を上方から見た状
態を示す斜視図である。
【図9】 第3実施形態の段ボール箱を下方から見た状
態を示す斜視図である。
【図10】 第3実施形態の段ボール箱の展開状態を示
す平面図である。
【図11】 段ボール箱の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…段ボール箱、2A〜2D…壁面、6…把持穴、7A
〜7D…上フラップ、9…被挿入部、11…指差穴、1
2…スリット、13…挿入部、14…押圧部、15…挿
入作業用折曲線、16A〜16D…下フラップ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4方を囲繞する壁面の上下端に、それぞ
    れ対向する第1,第3フラップおよび第2,第4のフラ
    ップを設け、これらフラップを折り曲げて蓋をする段ボ
    ール箱において、 4個のフラップのうち、少なくとも第1フラップに、第
    4フラップの側の突端縁から対応する壁面に向けて延び
    る被挿入部を設け、 前記第4フラップに、その突端縁から対応する壁面に向
    けて延びるスリットを設け、該スリットの両側に、前記
    被挿入部から第1フラップの内面側に挿入される挿入部
    と、第1フラップの外面側に位置する押圧部とを設け、 対向する前記第1フラップおよび第3フラップの少なく
    とも一方に、前記第1フラップの被挿入部の縁を浮き上
    げる浮上手段を設け、 折り曲げた第1フラップの被挿入部の縁を前記浮上手段
    により浮き上げた状態で、前記第4フラップの挿入部を
    前記第1フラップの被挿入部から該第1フラップの内面
    側に挿入することにより、第4フラップの挿入部を除く
    部分で隣接する前記第1フラップおよび第3フラップの
    一側外面を重畳して蓋をする構成とした段ボール箱。
  2. 【請求項2】 前記浮上手段は、前記第1フラップに設
    けた指差穴からなり、該指差穴にユーザが指を差し込ん
    で前記被挿入部の縁を浮き上げるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の段ボール箱。
  3. 【請求項3】 前記被挿入部を第1フラップの両側に設
    けるとともに、前記挿入部と押圧部とを第1フラップの
    両側に隣接する第2,第4フラップにそれぞれ設け、前
    記指差穴を前記被挿入部の近傍にそれぞれ設けたことを
    特徴とする請求項2に記載の段ボール箱。
  4. 【請求項4】 前記第1,第3フラップの少なくとも一
    方に、他方のフラップに重畳させる突出部を設けたこと
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の段ボール
    箱。
  5. 【請求項5】 前記浮上手段は、前記第1フラップおよ
    び第3フラップとをその端縁が重なり合う寸法に形成
    し、これら第1および第3フラップの少なくとも一方に
    その肉厚を切断して設けた打抜係止部からなり、該打抜
    係止部を対向するフラップの縁に係止して前記被挿入部
    の縁を浮き上げるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の段ボール箱。
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