JPH07152982A - 感知器取付装置 - Google Patents

感知器取付装置

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JPH07152982A
JPH07152982A JP29695793A JP29695793A JPH07152982A JP H07152982 A JPH07152982 A JP H07152982A JP 29695793 A JP29695793 A JP 29695793A JP 29695793 A JP29695793 A JP 29695793A JP H07152982 A JPH07152982 A JP H07152982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
arm
fixing
arm portion
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP29695793A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Koshiyama
伸一 越山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH07152982A publication Critical patent/JPH07152982A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検知エリアの調整、及び、外乱光等による誤
報の発生を防止する。 【構成】 溝8a,9aが形成された第1腕部8及び第
2腕部9と、感知器ベース3を第1腕部8に固着又は軸
着する感知器取付具18と、第1腕部8を第2腕部9に
固着又は軸着する腕部間取付具11と、第2腕部9を固
定部10に固着又は軸着する固定部取付具14とを備え
た。 【効果】 容易に感知器の取り付け位置を変更すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自火報システムに用い
られる感知器を天井部材に取り付けるための感知器取付
装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の感知器1を用いた自火報システム
の構成例を図3に示す。図において、2は、煙の発生、
温度変化等を検知するセンサを内蔵した感知器ヘッド、
3は木ネジ4等によって、天井部材等に固定される感知
器ベースで、感知器ヘッド2を機械的に固定すると共
に、多重回線5と感知器ヘッド1とを電気的に接続する
ものである。多重回線5の他端には受信機6が接続され
ており、各感知器1の出力信号を多重回線5を介して受
信して火災発生等の警報を発するように構成されてい
る。本発明は、感知器ベース3を固定する感知器取付装
置の構造に関するものであるので、従来の感知器ベース
3の取付方法を図4に基づいて説明する。
【0003】図4は、感知器ベース3を天井部材7に固
定した状態を示す図で、(a)は感知器ヘッド2との嵌
合面を示す平面図、(b)は、A−A断面図である。但
し、感知器ベース3の取り付け構造のみ示すこととし、
他の部分は図示省略することとする。図に示すように、
略円形板状の感知器ベース3の底面には、略弧状のネジ
溝3aが2個対称的に形成されている。また、このネジ
溝3aの周囲には、肉薄部3bがネジ溝3aに沿って形
成されており、ネジ溝3aに木ネジ4の軸を通し、木ネ
ジ4の頭部と天井部材7で、ネジ溝3a周囲の肉薄部3
bを挟みつけて、感知器ベース3を天井部材7に固定し
ていた。ネジ溝3aの一端には、木ネジ4の頭部より大
きなネジ挿入孔3cが形成されているので、ネジ4を緩
めて、木ネジ4の頭部がネジ挿入孔3cの位置にくるよ
うに感知器ベース3を回転させれば感知器ベース3を取
り外すことができるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】感知器1を設置した後
に、図5(a)及び図6(a)に示すような状態となっ
た場合は、感知器1の位置を変更する必要があった。図
5(a)は、感知器1に、隣接するビルの窓に反射した
太陽光線が、外乱光としてあたる状態となり、誤報を生
じる可能性が高くなった場合である。このような場合、
図5(b)に示すように、外乱光が直接当たらない位置
に感知器1を移動させなければならない。
【0005】図6(a)に示す状態は、赤外線感知器等
の感知領域に障害物が配置されたため、実質的に感知領
域が狭くなった場合、または、その障害物の温度が変化
しやすく、誤報の原因になる場合を示すもので、図6
(b)に示すように、感知領域を広げるため、または、
誤報防止のために感知器1を移動させる必要がある場合
である。
【0006】しかし、図4に示したように、従来の感知
器ベース3の取付構造では、感知器ベース3を回転させ
ることによって、検知領域等の微調整は可能であった
が、少し取り付け位置をずらしたい場合でも、木ネジ4
の位置を変更するしかなかった。そのため、取り付け位
置を変更するためには、天井部材7に再度ネジ穴をあけ
なければならないため手間がかかると共に、施工面にネ
ジ穴が残り美観を損ねるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、検知エリアの調整、及
び、外乱光等による誤報の発生防止のために、容易に感
知器の取り付け位置を、一定範囲内で変更することがで
きる感知器取付装置の構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の感知器取付装置は、感知器を天井部
材に固定する感知器取付装置において、軸方向に複数の
孔又は溝が形成された第1腕部及び第2腕部と、前記感
知器及び前記第1腕部に形成された前記孔又は前記溝と
嵌合して、前記感知器を前記第1腕部に固着又は軸着す
る感知器取付具と、前記第1腕部に形成された前記孔又
は前記溝、及び、前記第2腕部に形成された前記孔又は
前記溝と嵌合して、前記第1腕部を前記第2腕部に固着
又は軸着する腕部間取付具と、前記天井部材に固着され
る固定部と、前記第2腕部に形成された前記孔又は前記
溝、及び、前記固定部と嵌合して、前記第2腕部を前記
固定部に固着又は軸着する固定部取付具とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の感知器取付装置は、
感知器を天井部材に固定する感知器取付装置において、
軸方向に複数の孔又は溝が形成された第1腕部と、前記
感知器及び前記第1腕部に形成された前記孔又は前記溝
と嵌合して、前記感知器を前記第1腕部に固着又は軸着
する感知器取付具と、前記天井部材に固着される固定部
と、前記第1腕部に形成された前記孔又は前記溝、及
び、前記固定部と嵌合して、前記第1腕部を前記固定部
に固着又は軸着する固定部取付具とを備えたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】図2に示すように、ボルト18及びナット19
で構成される感知器取付具19は、感知器ベース3を、
第1腕部8の溝8aの箇所に、回動自在、又は、溝8a
に沿って移動可能に取り付ける働きをする。同様に、ボ
ルト12及びナット13で構成される軸間取付具11
は、第1腕部8を、第2腕部9の溝9aの箇所に、回動
自在、又は、溝9aに沿って移動可能に取り付ける働き
をする。同じく、ボルト15及びナット16で構成され
る固定部取付具14は、第2腕部9を、固定部10に、
回動自在に取り付ける働きをする。このように感知器取
付装置を構成することによって、感知器ベース3の位置
を簡単に調整することができる。
【0011】
【実施例】本発明の感知器取付装置の一実施例を図2に
示す。(a)は平面図、(b)はB−B断面図、(c)
はC−C断面図、(d)はD−D断面図である。図にお
いて、8は第1腕部、9は第2腕部、10は固定部であ
る。I字形平板状の第1腕部8及び第2腕部9の中央に
は、それぞれ溝8a,9a及び段付部8b,9bが形成
されており、固定部10には、中心穴10a及び段付部
10b及び木ネジ穴10cが形成されている。(b)に
示すように、第1腕部8と第2腕部9は、段付部8b,
9bが形成されていない面同士を合わせた状態で、腕部
間取付具11であるボルト12及びナット13によって
圧接された状態で結合している。同様に、第2腕部9と
固定部10も、固定部取付具14であるボルト15とナ
ット16によって圧接された状態で結合している。ま
た、固定部10は、木ネジ穴10cに挿通された木ネジ
17によって天井部材7に固定されている。さらに、第
1腕部8は、(d)に示すように、感知器取付具18で
あるボルト19及びナット20によって、感知器ベース
3の底面に設けられた取付穴3dの箇所に固定される。
【0012】上記のように構成された感知器取付装置で
は、ボルト19及びナット20による締めつけ力を弱め
ることによって、感知器ベース3は、ボルト19を中心
にして第1腕部8に対して回動可能となると共に、第1
腕部の溝8a方向に移動可能となる。また、第1腕部8
は、ボルト12を中心にして第2腕部9に対して回動可
能となると共に、第2腕部9の溝9a方向に移動可能と
なる。さらに、固定部10は、ボルト15を中心にして
第2腕部9に対し回動可能となると共に、第2腕部9の
溝9a方向に移動可能となる。
【0013】上記のように構成された感知器取付装置を
用いて、感知器ベース3を天井部材7等に取り付けるこ
とによって、木ネジ17の位置を変えなくとも、感知器
ベース3の位置を、固定部10から所定範囲内で変更す
ることができる。図1の平面図は、第2腕部9をボルト
15を中心にして回転させて、感知器ベース3の位置を
変更した状態を示すものである。このように、本発明の
感知器取付装置を用いれば、感知器2の取り付け後にお
いても、容易に感知器2の位置を所定範囲内で調整する
ことができる。感知器ベース3は、ボルト19及びナッ
ト20(図示省略)によって、本発明の感知器取付装置
に取り付けられているわけである。
【0014】本発明の異なる実施例としては、図2に示
した実施例に対し、第2腕部9及びボルト12及びナッ
ト13を除いて、第1腕部8を、固定部取付具14であ
るボルト15及びナット16によって、固定部10と結
合させて構成してもよい。
【0015】尚、上記に示した実施例においては、第1
腕部8及び第2腕部9には、溝が形成されており、各ボ
ルト及びナットが溝方向に移動可能となるように構成し
た例を示したが、溝の代わりに複数の孔を形成して各ボ
ルト及びナットの位置を調整できるように構成してもよ
い。また、腕部間取付具11及び感知器取付具18及び
固定部取付具14は、ボルト及びナットであるとして説
明したが、感知器及び本発明に係る感知器取付装置の各
部材を、固着させる、又は、回動自在に挟み付けて結合
させる手段であれば、実施例に限定されるものではな
い。さらに、各腕部及び固定部を結合させる力は、各ボ
ルト及びナットの締めつけ具合によって調節することが
できるが、各ボルト及びナットの締めつけ具合を一定に
しておいて、各腕部及び固定部間に板バネ等を介在させ
ると共に、各腕部及び固定部の接触面に波型形状を形成
して、回動動作にクリック感をもたせるように構成して
もよい。各腕部の段付部8b,9b及び固定部10の段
付部10bは、ボルトの頭部及びナットが、各腕部の回
動動作の障害にならないように設けたものであるので、
回動動作の障害にならなければ設けなくともよく、ま
た、各腕部の両面に形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたように、請求項1又は請求
項2記載の感知器取付装置によれば、感知器の検知エリ
アの調整、及び、外乱光による誤報の発生防止等のため
に、容易に感知器の取り付け位置を変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感知器取付装置の一実施例の使用
方法を示す平面図である。
【図2】本発明に係る感知器取付装置の一実施例を示す
図で、(a)は平面図、(b)はB−B断面図、(c)
はC−C断面図、(d)はD−D断面図である。
【図3】本発明に係る感知器取付装置に取り付けられる
感知器を用いた自火報システムを示す構成図である。
【図4】従来の感知器ベースの取付構造の一例を示す図
で、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。
【図5】感知器取付後に位置調整が必要となる事例を示
す説明図である。
【図6】感知器取付後に位置調整が必要となる事例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 感知器 2 感知器ヘッド 3 感知器ベース 8 第1腕部 8a 溝 9 第2腕部 9a 溝 10 固定部 11 腕部間取付具 14 固定部取付具 18 感知器取付具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感知器を天井部材に固定する感知器取付
    装置において、軸方向に複数の孔又は溝が形成された第
    1腕部及び第2腕部と、前記感知器及び前記第1腕部に
    形成された前記孔又は前記溝と嵌合して、前記感知器を
    前記第1腕部に固着又は軸着する感知器取付具と、前記
    第1腕部に形成された前記孔又は前記溝、及び、前記第
    2腕部に形成された前記孔又は前記溝と嵌合して、前記
    第1腕部を前記第2腕部に固着又は軸着する腕部間取付
    具と、前記天井部材に固着される固定部と、前記第2腕
    部に形成された前記孔又は前記溝、及び、前記固定部と
    嵌合して、前記第2腕部を前記固定部に固着又は軸着す
    る固定部取付具とを備えたことを特徴とする感知器取付
    装置。
  2. 【請求項2】 感知器を天井部材に固定する感知器取付
    装置において、軸方向に複数の孔又は溝が形成された第
    1腕部と、前記感知器及び前記第1腕部に形成された前
    記孔又は前記溝と嵌合して、前記感知器を前記第1腕部
    に固着又は軸着する感知器取付具と、前記天井部材に固
    着される固定部と、前記第1腕部に形成された前記孔又
    は前記溝、及び、前記固定部と嵌合して、前記第1腕部
    を前記固定部に固着又は軸着する固定部取付具とを備え
    たことを特徴とする感知器取付装置。
JP29695793A 1993-11-26 1993-11-26 感知器取付装置 Pending JPH07152982A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10281206A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Kayaba Ind Co Ltd 減衰力調整式ショックアブソーバ
JP2007092979A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Cosmos:Kk クリップナット
WO2011067024A1 (de) * 2009-12-01 2011-06-09 Robert Bosch Gmbh Brandmelder- und/oder -warnvorrichtung
JP2015102223A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 Toto株式会社 固定具

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