JPH0321507Y2 - - Google Patents

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JPH0321507Y2
JPH0321507Y2 JP1984009654U JP965484U JPH0321507Y2 JP H0321507 Y2 JPH0321507 Y2 JP H0321507Y2 JP 1984009654 U JP1984009654 U JP 1984009654U JP 965484 U JP965484 U JP 965484U JP H0321507 Y2 JPH0321507 Y2 JP H0321507Y2
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JP
Japan
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light
reflecting mirror
intruder
mirror
detector
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JP1984009654U
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JPS60122875U (ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、侵入者の通過による光の遮断または
侵入者の発する赤外線(熱線)を検出して盗難警
報を行なう侵入者検出器に関する。
(従来技術) 従来、侵入者の発する赤外線を検出する侵入者
検出器としては例えば第1図に示すものがある。
第1図において、1は検出器ベースであり、検
出器ベース1には中心点2で示す回転軸をもつて
反射ミラー3が設置され、反射ミラー3による外
部から入射した赤外線の集光位置には受信部とし
ての受光素子4が設けられ、更に反射ミラー3の
外側を覆つて球状の外部カバー9が検出器ベース
1に装着されている。この外部カバー9は、反射
ミラー3に対するホコリの付着を防止すると共に
物が当たることによる破損を防ぐために設けら
れ、カバーの材質としては、波長10ミクロンの赤
外線に対する減衰が最も少ないポリエチレン等を
使用している。
しかしながら、このような従来の侵入者検出器
にあつては、反射ミラー3の回転軸を与える中心
点2と無関係に外部カバー9の球形を与える中心
点5を決めていたため、例えば図示の垂直方向か
らの赤外線ビーム6の入射については、外部カバ
ー3に対する入射角が略直角となつて光の反射に
よる入射光の減衰は少ないが、3′に示すように
反射ミラー3を横方向に向けてセツトした場合に
は、横方向から入射する赤外線ビーム7の外部カ
バー4に対する入射角が90度を越える角度αとな
り、外部カバー4による光の反射が増加し、反射
ミラー3に入射する光の減衰が大きくなり、反射
ミラー3の向きによつて検出感度が変つてしまう
という問題があつた。
このような外部カバーによる検出感度の変動
は、投光器からの光ビームを受光し、侵入物によ
る光ビームの遮断を検出する方式の侵入者検出器
についても同様である。
(考案の目的) 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、受信部に外部からの光を集光する
反射ミラーの設定方向のいかんにかかわらず、外
部カバーを通過して入射する光の減衰量を均一に
して全ての検出方向について一定の検出感度が得
られるようにした侵入者検出器を提供することを
目的とする。
(考案の構成) この目的を達成するため本考案は、侵入者によ
る光の遮断または侵入者から発する赤外線を検出
する侵入者検出器において、検出器外部カバー
を、光または赤外線を受信部に集光させる反射ミ
ラーの回転軸を中心点とした円又は球状に形成す
るようにしたものである。
(実施例) 第2図は本考案の一実施例を示した断面説明図
である。
まず構成を説明すると、1は検出器を天井面等
に設置するための検出器ベースであり、検出器ベ
ース1に対し中心点8を回転軸として反射ミラー
3が設けられ、反射ミラー3は外部より入射する
赤外線を集光して受信として設けた受光素子4に
入射させ、この受光素子4は反射ミラー3側に固
定的に設けられている。
反射ミラー3側の周囲には外部カバー9が検出
器ベース1に対する装着をもつて設けられてお
り、この外部カバー9は反射ミラー3の回転軸を
与える中心点8を中心とした半径rの円形又は球
状を有し、外部カバー9の中心点8と反射ミラー
3の回転軸を与える中心点とが同一となるように
形成している。尚、外部カバー9を中心点8を中
心とした半径rの円形とするのは、反射ミラー3
が中心点8を回転軸とした軸回りの2次元的な動
きをする場合であり、外部カバー9を中心点8を
中心とした球状とするのは、反射ミラー3が中心
点8を中心とした3次元の動きをする場合であ
る。
次に、第2図の実施例の作用を説明すると、ま
ず、反射ミラー3の垂直方向に向けてセツトした
ときの赤外線ビーム6の入射については、外部カ
バー9に対する赤外線ビーム6の入射角がビーム
中心において外部カバー9を形成する円又は球状
外面の破線で示す接線に対し垂直となり、ビーム
周辺においても略垂直に近い入射角が得られる。
一方、反射ミラー3を3′に示すように垂直方
向に対し、90゜ずれた真横に向けてセツトした場
合には、真横から入射する赤外線ビーム7につい
ても、外部カバー9が反射ミラー3の回転軸を与
える中心点8を中心とした円又は球状をもつこと
から、赤外線ビーム7の中心は破線で示す接線に
対し垂直となり、ビームの両端についても略垂直
な入射角が得られる。
従つて、反射ミラー3の向きを180゜の範囲で適
宜に設定しても、反射ミラー3の指向方向から入
射する赤外線ビームの入射角は同一入射角として
得られ、反射ミラー3の向きが変わつても赤外線
ビームの外部カバー9に対する入射角が同じにな
ることから反射ミラー3をいずれの向きにおいて
も外部カバー9を通過する赤外線ビームの減衰量
は同じとなり、常に一定の検出感度を得ることが
できる。
第3図は本考案の他の実施例を示した説明図で
あり、この実施例は反射ミラー3が3つの反射面
3a,3b,3cをもつ多面ミラーである点に着
目し、各反射面3a,3cのそれぞれに入射する
赤外線ビームについて反射ミラー3の向きが変わ
つても外部カバー9を通過する赤外線ビームの減
衰量を常に同一にできるようにしたことを特徴と
する。
即ち、反射ミラーにおける中央の反射面3bに
対する赤外線ビーム6bの他に、両側の反射面3
a,3cに対しては交差する方向から赤外線ビー
ム6a,6cの入射を受けて受光素子4に集光さ
せる構造をもつており、この場合には、反射ミラ
ー3の回転軸を与える中心は赤外線ビーム6aと
6cの交差位置となる中心点8で与えられ、その
ため外部カバー9としては反射ミラー3の回転軸
を与える中心点8を中心とした円又は球状に形成
されている。
従つて、第3図の実施例においては、中心点8
を回転軸もしくは回転中心として反射ミラー3の
向きを変えても、反射面3a〜3cに入射する赤
外線ビーム6a〜6cの外部カバー9に対する入
射角を全て同じで且つ垂直にすることができる。
また、第3図の実施例の特徴は、反射ミラー3
における3つの反射面3a〜3cの全てについて
入射するビームの外部カバー9に対する入射角を
同一とできるようにしているため、第2図に示し
た反射ミラーにおける中央の反射面のみについて
入射する赤外線ビームの外部カバー9に対する入
射角を反射ミラー3の向きの如何にかかわらず常
に同一となるようにした場合に比べ、第3図の実
施例のほうが反射面を複数備えた反射ミラー3に
よる赤外線ビームの集光能力を高めることができ
る。
第4図は本考案の他の実施例を示した説明図で
あり、この実施例は反射面3a,3b,3cを有
する反射ミラー3の両側の反射面3a,3cにつ
いて、反射ミラー3の後方で両側の赤外線ビーム
6a,6cが交差する形態で入射するように設定
した場合の構造を示している。即ち、反射ミラー
3の両側の反射面3a,3cに対し外部より入射
した赤外線ビーム6a,6cの延長上となる反射
ミラー3の背後における交差位置を、反射ミラー
3の回転軸又は回転中心を与える中心点8とし、
この中心点8を中心とした半径をもつ円又は球状
をもつて外部カバー9を形成したものである。
この第4図の実施例においても、中心点8を回
転中心とした反射ミラー3の向きに対し、反射ミ
ラー3の反射面3a〜3cに対し外部より入射す
る赤外線ビーム6a〜6cの外部カバー9に対す
る入射角は全て同じで且つ垂直となり、反射ミラ
ー3の向きの如何にかかわらず常に同一の外部カ
バー9による減衰をもつて赤外線ビームを受光素
子4に集光させることができる。
尚、上記した実施例は侵入者から発する赤外線
を検出する侵入者検出器を例にとるものであつた
が、本考案はこれに限定されず、分離配置された
投光器からの光を受光し、侵入者の通過による光
の遮断を検出する方式の侵入者検出器に使用する
反射ミラーの外部カバーについても、上記の実施
例と同じく反射ミラーの回転軸を与える中心点を
中心とした円又は球状に外部カバーを形成するこ
とにより、反射ミラーの向きの如何にかかわらず
常に一定の外部カバーに対する光の入射角を得る
ことができ、反射ミラーの向きによつて検出感度
が変わつてしまうことを防止することができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案によれば、侵入
者による光の遮断又は侵入者から発する赤外線を
検出する侵入者検出器において、光又は赤外線を
集光して受信部に入射させる反射ミラーの回転軸
を中心点とした円又は球状に検出器の外部カバー
を形成するようにしたため、反射ミラーの向きが
変わつても反射ミラーに入射する光又は赤外線ビ
ームの外部カバーに対する入射角が常に同一とな
り、反射ミラーの向きの如何にかかわらず外部カ
バーを通過する光又は赤外線の減衰が均一とな
り、反射ミラーの向きを変えても常に一定の検出
感度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示した断面説明図、第2図は
本考案の一実施例を示した断面説明図、第3,4
図は本考案の他の実施例を示した説明図である。 1:検出器ベース、3:反射ミラー、3a,3
b,3c:反射面、4:受光素子、6,6a,6
b,6c,7:赤外線ビーム、8:中心点、9:
外部カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 侵入者による光の遮断または侵入者から発する
    赤外線を検出する侵入者検出器おいて、 検出器外カバーを、光または赤外線を集光して
    受信部に入射させる反射ミラーの回転軸を中心点
    とした円又は球状に形成したことを特徴とする侵
    入者検出器。
JP965484U 1984-01-26 1984-01-26 侵入者検出器 Granted JPS60122875U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP965484U JPS60122875U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 侵入者検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP965484U JPS60122875U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 侵入者検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122875U JPS60122875U (ja) 1985-08-19
JPH0321507Y2 true JPH0321507Y2 (ja) 1991-05-10

Family

ID=30490080

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JP965484U Granted JPS60122875U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 侵入者検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5866477U (ja) * 1981-10-26 1983-05-06 ホーチキ株式会社 侵入検出器の反射鏡支持機構

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JPS60122875U (ja) 1985-08-19

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