JP2854310B2 - 人体検知器 - Google Patents

人体検知器

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JP2854310B2
JP2854310B2 JP1007621A JP762189A JP2854310B2 JP 2854310 B2 JP2854310 B2 JP 2854310B2 JP 1007621 A JP1007621 A JP 1007621A JP 762189 A JP762189 A JP 762189A JP 2854310 B2 JP2854310 B2 JP 2854310B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、人体等の移動を検知する検知器に関し、
特に検知エリアに関する各種情報を得て高機能化した人
体検知器に関する。
[従来の技術] 人体等の移動を検知する検知器は、第5図に示すよう
に複数に分割された検知エリアA(A1〜A5)を有し、こ
れらの検知エリアA間の移動を検知するため、多数枚の
凹状の反射器あるいはレンズ等の集光手段と、これらに
より集光された光束を検知する検知素子により構成され
ている。
そして、検知エリアAを可変させるには集光手段の角
度を可変させ図中XあるいはX′方向上で検知エリアA
を形成している。
また、検知エリアAの一部A1が不要である場合にはマ
スクにより不要な検知エリアの光束を遮断することによ
り行なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した検知エリアAは、ある所望の
エリアのみ得たい場合に不要な検知エリアA1を遮断する
ためににマスク位置を可変させていたが、単に手操作で
マスク位置を可変させるのみであり、可変後のマスク位
置を確認するには、マスク位置可変時と同様に本体のカ
バーを取り外して見る以外に方法がなかった。
また、集光手段の設定角度についても同様に角度を容
易に確認することができなかった。
さらに、従来の検出器は1つの集光手段のみで所望の
エリアAを検知する構成であったため、前述の如く集光
手段の設定角度を可変させたり、マスク位置を可変させ
るのみでは検知エリアAと検知範囲等が異なる他の集光
手段の検知エリアに対応することができなかった。
また、検知エリアAの可変(例えば前述の設定角度可
変及びマスク位置可変)した場合の情報、及び検知感度
に影響する温度による増幅度の可変についても特別な手
段がなく手操作により増幅度を可変させていた。
このように、直接検知エリアAを検知する検知素子及
び集光手段と、この検知情報を電気的に処理する処理部
(CPU)との間では上述したような変化(例えば検知エ
リアAの可変)について情報のやりとりが何ら施されて
おらず、上述の不都合の発生により検知器自体の高機能
化を図ることができなかった。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたもの
であり、検知エリアの距離及びこの検知エリアの温度に
対応して常に最適な演算処理を行なうことができる人体
検知器を提供することを目的としている。さらに、マス
クが設けられ、マスクの角度変更で検知エリアの範囲が
変更された場合にもこれに適した処理を行えることを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述の事情に鑑みて成されたものであり、
赤外線エネルギーを検知する検知素子と、角度設定によ
り検知エリアを設定し赤外線エネルギーを前記検知素子
に集光する集光手段と、前記検知素子からの信号に基づ
いて人体の移動を検知する人体検知器において、 前記集光手段の角度を検出する設定角度検出手段と、 前記検知エリアの温度を前記集光手段にて集光した赤
外線エネルギーから得る検知エリア温度情報部と、 前記集光手段にて前記検知素子に集光する光束を角度
の変更で遮断し、設定した角度で所定の検知エリアを設
定するためのマスクと、 前記マスクの角度を検出するマスク位置検出手段と、 前記設定角度検出手段及びマスク位置検出手段からの
情報に基づき赤外線エネルギーが入射する検知エリアの
位置を特定し該検知エリアが遠方であるほど、かつ、前
記検知エリア温度情報部からの信号に基づき検知エリア
の温度が高いほど検知感度を上げる演算処理部とを有す
ることを特徴としている。
[作用] 上記構成によれば、設定角度検出手段は検知エリアの
情報を出力し、検知エリア温度情報部は検知エリアの温
度情報を出力する。演算処理部は、前記設定角度検出手
段及びマスク位置検出手段からの情報に基づき赤外線エ
ネルギーが入射する検知エリアの位置を特定し該検知エ
リアが遠方であるほど、かつ、前記検知エリア温度情報
部からの信号に基づき検知エリアの温度が高いほど検知
感度を上げるため、検出誤差をなくすことができる。
[実施例] 第1図は、本発明の人体検知器を示す概要図である。
1は、検知素子であり、検知エリアA内における赤外
線エネルギーを検知して出力する。
検知素子1の出力は、CPUにより構成される演算処理
部2に入力されて検知エリアA内での人体等を検知して
検出動作手段3を動作する。
検出動作手段3は、例えば、検知を音で知らせたり、
電気的にスイッチを開閉することにより検知に対応した
動作を行なう。
そして、演算処理部2は図示しない記憶情報に記憶さ
れたプログラムに基づいて動作するが、この際、設定角
度検出手段4、マスク位置検出手段5、検出エリア情報
部6、検知エリア温度情報部7からの各種情報を得て検
知素子1の出力を演算処理する。
次に第2図に示すのは、人体検知器の具体的構造を示
す斜視図である。
図において8は、集光手段としての反射器であり、多
数枚の鏡から成り、図示の如く、各検知エリア毎に分割
された赤外線エネルギーを検知素子1に反射して集光す
る。反射器8は、軸8aを中心として所定角度ずつ回動自
在な構成とされており、反射器8の角度を可変させるこ
とにより検知エリアAを回動方向に移動させることがで
きる。また、この反射器8の角度は、発光素子と受光素
子を有する光センサ10aと前記所定角度毎に設けられた
反射部材10bにより検知され、設定できる角度の数と同
じ光センサ10aと反射部材10bを有する。第2図において
は1個の反射部材10bに対応した光センサ10aを図示し、
他は省略した。
反射器8の角度を設定すると、設定に応じて反射部材
10bを外側へ若干突き出す形となり、光センサ10aの受光
がONする。したがって光センサ10aが動作した数をカウ
ントすることで反射器8の位置を検出できる。演算処理
部2は、この光センサ10aのカウント情報に基づき反射
器8の設定角度を得る。
9はマスクであり、図示のように半円の板状に形成さ
れていて、反射器8の軸8aを中心として反射器8の対称
な位置に設けられ、反射器8の回動に伴なって同一に回
動し、かつ反射器8に対しては所定範囲内で所定角度ず
つ回動自在に設けられている。
そして、このマスク9は、各検知エリアに対応した光
路上に所望角度ずつ進出して検知エリアAの一部を遮断
する。
この所望角度は、クリック機構等により成り、手操作
等で検知エリアA内の各エリアA1〜A5ずつ移動自在とさ
れている。
例えば、ある検知エリアAを検知する必要がない時に
は、この検知エリアAの光路A1上まで所望角度、マスク
9が移動することにより光路が遮断され、検知素子1は
光路A1に対応する部分の検知エリアAを検知しない。
このマスク9の反射器8に対する回動角度も反射器8
の位置検出と同様に光センサ11aと前記所定角度毎に設
けられた反射部材11bにより前述と同様に検知されてい
る。演算処理部2は、この光センサ11aのカウント情報
に基づきマスク9の回動角度を得る。
そして、所定の検知エリアAを有するこの反射器8
は、本体12の係合片12aから脱着自在な構成とされてお
り、異なる鏡の構成により別の検知エリアAを有する反
射器8を取り付けることができる。
このような反射器8は、図示しないディップスイッチ
を用いて種類別に設定することで前記演算処理部2に識
別される。
このような構成の人体検知器の動作を説明すると、演
算処理部2は、前述したディップスイッチの設定によっ
て反射器8の種類を判断し、この反射器8の種類を記憶
する。
また検知エリアの検知エリア温度情報部7、例えばサ
ーモパイルからの温度情報を得て検知素子1の感度を制
御する。例えば、検知エリアの温度が高いときには感度
を上げるようにする。
また、反射器8の回動角度を設定角度検出手段4から
得て記憶する。ここで、ある検知エリアを設定した場
合、移動体のエネルギーは距離の2乗に反比例するた
め、例えば第3図に示すように、人体検知器から1mの箇
所部分で人体の一部が検知ゾーン全体で検知した場合に
比べ、2mの箇所では検知ゾーンの面積が4倍になるの
で、人体は検知ゾーン内の一部となり、1mの部分と同様
のエネルギーを検知することができなくなる。
したがって、人体検知器から遠方に検知エリアAを設
定した場合、演算処理部2は検知素子1の増幅度を前述
の面積対比に沿った増幅度分、自動的に上げる。
さらに、マスク9の位置をマスク位置検出手段5から
得て記憶するとともに、マスク9で遮断された部分以外
の検知エリアに最適な増幅度を前述と同様に自動的に設
定する。
そして、上記の実施例では集光手段として反射器8を
用いた構成としたが、他の構成であっても良い。第4図
に示すのは、集光手段としてフレネルレンズを用いたも
のである。
また、このフレネルレンズ13は交換自在であり、この
種類は検出エリア情報部6で検知されるとともに、設定
角度検出手段4によりその角度を検出される。
また、マスク14は、このフレネルレンズ13上に移動し
て光路を遮断するとともに、このマスク14の位置はマス
ク位置検出手段5により検出される。
本実施例においては、単一の検知素子1で説明した
が、これはツイン素子であっても良いことは言うまでも
ない。また、反射器8やマスク9の角度位置検出手段は
機構的手段で構成しても良い。
[発明の効果] 本発明によれば、設定角度検出手段で検知された検知
エリアと、検知エリア温度情報部で検知された検知エリ
アの温度情報と、マスク位置検出手段で検出されたマス
クの角度が演算処理部に入力され、演算処理部は、前記
設定角度検出手段及びマスク位置検出手段からの情報に
基づき赤外線エネルギーが入射する検知エリアの位置を
設定し該検知エリアが遠方であるほど、かつ、前記検知
エリア温度情報部からの信号に基づき検知エリアの温度
が高いほど検知感度を上げる構成であるため、検知エリ
アまでの距離及び検知エリアでの温度が変動したり、マ
スク角度を可変させてもマスクで遮断された部分以外の
検知エリアが得られ感度補正して検出誤差をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の人体検知器を示すブロック図、第2
図は、同人体検知器の具体的構造を示す斜視図、第3図
は、検知エリアにおける距離とエネルギーの関係を説明
するための図、第4図は、集光手段としてフレネルレン
ズを用いた図、第5図は、人体検知器の検知エリアを示
す図である。 1…検知素子、2…演算処理部、3…検出動作手段、4
…設定角度検出手段、5…マスク位置検出手段、6…検
出エリア情報部、7…検知エリア温度情報部、8…(集
光手段)反射器、9,14…マスク、13…(集光手段)フレ
ネルレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 13/19 G01V 9/04 A J (72)発明者 天野 晴行 東京都三鷹市下連雀6丁目11番23号 セ コム株式会社内 (72)発明者 伊藤 光良 東京都三鷹市下連雀6丁目11番23号 セ コム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−76419(JP,A) 特開 昭59−228185(JP,A) 実開 昭62−186087(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 1/02 - 1/44 G01J 5/02 - 5/32 G01V 8/10 - 8/12 G08B 13/189 - 13/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線エネルギーを検知する検知素子と、
    角度設定により検知エリアを設定し赤外線エネルギーを
    前記検知素子に集光する集光手段と、前記検知素子から
    の信号に基づいて人体の移動を検知する人体検知器にお
    いて、 前記集光手段の角度を検出する設定角度検出手段と、 前記検知エリアの温度を前記集光手段にて集光した赤外
    線エネルギーから得る検知エリア温度情報部と、 前記集光手段にて前記検知素子に集光する光束を角度の
    変更で遮断し、設定した角度で所定の検知エリアを設定
    するためのマスクと、 前記マスクの角度を検出するマスク位置検出手段と、 前記設定角度検出手段及びマスク位置検出手段からの情
    報に基づき赤外線エネルギーが入射する検知エリアの位
    置を特定し該検知エリアが遠方であるほど、かつ、前記
    検知エリア温度情報部からの信号に基づき検知エリアの
    温度が高いほど検知感度を上げる演算処理部と、 を有することを特徴とした人体検知器。
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