JPH088469Y2 - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

Info

Publication number
JPH088469Y2
JPH088469Y2 JP1989149513U JP14951389U JPH088469Y2 JP H088469 Y2 JPH088469 Y2 JP H088469Y2 JP 1989149513 U JP1989149513 U JP 1989149513U JP 14951389 U JP14951389 U JP 14951389U JP H088469 Y2 JPH088469 Y2 JP H088469Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
light
light emitting
light receiving
concave reflecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989149513U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0388179U (ja
Inventor
博文 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Aleph Corp
Original Assignee
Nippon Aleph Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Aleph Corp filed Critical Nippon Aleph Corp
Priority to JP1989149513U priority Critical patent/JPH088469Y2/ja
Publication of JPH0388179U publication Critical patent/JPH0388179U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH088469Y2 publication Critical patent/JPH088469Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物体検出装置に係り、とくに防犯装置等に
使用されるビームスキャン方式の物体検出装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、このような物体検出装置は、例えば第2図に示
すように構成されている。即ち、物体検出装置1は、互
いに反対方向を向くように配設された発光部2及び受光
部3と、これら発光部2及び受光部3にそれぞれ対向し
て配設された反射鏡4,5とから構成されている。
上記反射鏡4,5は、図中矢印A,Bで示すように揺動自在
に設けられている。
このように構成された物体検出装置1は、次のように
作動する。
上記発光部2から射出した光束は、これに対向して配
設された反射鏡4によって反射された後、物体を検出す
べき検出領域6を照射し、この検知領域6に検出すべき
物体が存在する場合、この物体に照射され反射された光
束が反射鏡5によって反射されることにより、上記受光
部3に入射するようになっている。
その際、上記受光部3が入射光のエネルギー変化を検
出して信号を出力し、この出力信号を図示しない制御回
路によって適宜に処理することにより所望の検知動作、
例えばアラーム音の鳴動やドアの開閉等を行なわせるよ
うになっている。
尚、上記反射鏡4,5の揺動動作は、発光部2の光軸と
受光部3の光軸とが、当該反射鏡4,5により反射された
後に、上記検知領域6にて互いに交差するように、同期
駆動されるようになっており、これにより上記発光部2
から照射され、検知領域6の物体にて反射された反射光
が、受光部3に達するように構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のように構成された物体検知装置
1にあっては、発光部2及び受光部3の反射鏡4,5によ
り反射された光軸が、上記検知領域6にて互いに精度良
く交差しないと、受光部3に入射する光量が減少してし
まい、検知感度が低下するという問題があった。
そのため、上記反射鏡4,5の揺動動作を正確に制御し
なければならなかった。
他の対策として、例えば上記受光部3の直前にレンズ
3aを配設することにより、この受光部3に入射する光束
ができるだけ多くなるようにしているが、上記レンズ3a
の大きさや屈折率がある程度限定されてしまうので、上
記受光部3に入射する光量を大幅に増大させることは困
難であるという問題があった。
以上の点に鑑み、本考案の目的は、受光部に入射する
光量を可及的に増加させることにより、検知領域にて発
光部と受光部との光軸が精度良く交差していなくても、
検知感度を著しく向上させることができる物体検出装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、本考案の物体検出装置によれば、発光部
と、この発光部から直接に光束が入射しないように配設
された受光部と、上記発光部の光射出方向に対向して配
設された反射鏡と、上記受光部の光入射方向に対向して
配設された凹面反射鏡とからなり、この凹面反射鏡が上
記反射鏡に対して比較的大きく形成され、これら反射鏡
及び凹面反射鏡が、その光軸が物体を検出すべき検知領
域にて互いに実質的に交差した状態で、同期して揺動す
るように設けられているとともに、反射鏡及び凹面反射
鏡の揺動中心が、各々の光軸と略一致していることによ
り、達成される。
〔作用〕
上記構成によれば、発光部から射出した光束は、反射
鏡により反射された後に、物体を検出すべき検知領域を
照射し、この検知領域に検出すべき物体が存在する場合
には、この物体により反射された光束が上記反射鏡に対
して比較的大型の凹面反射鏡により反射されると共に、
集光されることにより、上記受光部に入射することにな
る。
この受光部が入射光のエネルギー変化を検出して信号
を出力し、この出力信号を図示しない制御回路によって
適宜に処理することにより所望の検知動作、例えばアラ
ーム音の鳴動やドアの開閉等を行なわせることが可能に
なる。
その際、上記凹面反射鏡が上記反射鏡に対して比較的
大きく形成されているので、上記検知領域からの光束が
効率良く集光されて受光部に入射することになり、物体
検出装置の検知感度が著しく向上する。
また、上記反射鏡及び凹面反射鏡の揺動動作が精度良
く同期しないこと等に起因して、上記発光部から上記反
射鏡により反射されて検知領域に達する光軸が、この検
知領域にて上記凹面反射鏡を介して受光部に達する光軸
に対してある程度ずれていたとしても、上記検知領域か
らの反射光は上記凹面反射鏡によって受光部に効率良く
導かれることになるので、検知感度が低下するのを回避
することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の物体検出装置の一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。
第1図に示すように、物体検出装置10は、実質的に物
体を検出すべき方向に対して横向きに配設された発光部
11と、この発光部11の後方にて物体を検出すべき方向に
対して反対向きに配設された受光部12と、上記発光部11
の光射出方向に対向すると共に、検知領域13を照射する
ように配設された平面反射鏡14と、受光部12の光入射方
向に対向すると共に、上記検知領域13に向いて配設され
た凹面反射鏡15とから構成されている。
上記凹面反射鏡15は、上記平面反射鏡14に対して比較
的大型に形成されており、上記平面反射鏡14は、発光部
11の光軸がこの平面反射鏡14を介して検知領域13に達す
るようになっている。
また、上記凹面反射鏡15は、受光部12の光軸がこの凹
面反射鏡15を介して上記検知領域13に達し、且つこの検
知領域13にて上記発光部11の光軸と実質的に交差するよ
うになっている。
これら平面反射鏡14と凹面反射鏡15とは、互いにこの
状態を保持しながら、図面にて矢印C,Dで示すようにほ
ぼ同期して揺動するように設けられている。これら平面
反射鏡14及び凹面反射鏡15のそれぞれの揺動中心は、各
々の光軸と略一致している。
これにより検知領域13は、例えば符号13aで示す位置
に移動されるようになっている。
本考案の物体検出装置10は以上のように構成されてお
り、上記発光部11から射出した光束は、上記平面反射鏡
14により反射された後に、物体を検出すべき検知領域13
を照射する。
この検知領域13に検出すべき物体が存在する場合に
は、この物体にて反射された光束が凹面反射鏡15にて反
射されることにより、受光部12に入射するようになって
いる。
この受光部12が、入射光のエネルギー変化を検出して
信号を出力し、例えばこの出力信号を図示しない制御回
路等によって適宜に処理することにより所望の検知動
作、例えばアラーム音の鳴動やドアの開閉等を行なわせ
るものである。
ここで、上記凹面反射鏡15が上記平面反射鏡14に対し
て比較的大型であることから、第2図に示した従来の物
体検出装置1に比較して、上記検知領域13からの光束が
より一層効率良く受光部12に入射することになり、本考
案の物体検出装置10の検知感度を著しく向上させること
ができる。
また、上記発光部11から上記平面反射鏡14により反射
されて検知領域13に達する光軸が、この検知領域13にて
上記凹面反射鏡15を介して受光部12に達する光軸に対し
てある程度ずれていたとしても、この検知領域13全体か
らの反射光は比較的大型に形成されている凹面反射鏡15
の反射面に入射することとなり、これによって反射され
て上記受光部12に導かれることになるので、上記平面反
射鏡14及び凹面反射鏡15の揺動動作が精度良く同期して
いない場合であっても検知感度があまり低下するような
ことはない。
従って、上記平面反射鏡14及び凹面反射鏡15の揺動制
御機構を比較的簡単な構成にすることができ、全体とし
て製造コストを低減させることができる。
尚、以上説明した実施例においては、発光部11に対向
して配設された反射鏡は、平面反射鏡14であるが、これ
に限らず、凹面反射鏡であっても、同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の物体検出装置によれば、受
光部に入射する光量を可及的に増加させることにより、
検知領域にて発光部と受光部との光軸が精度良く交差し
ていなくても、検知感度を著しく向上させることができ
るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の物体検出装置の一実施例を示す概略図
である。 第2図は従来の物体検出装置の一例を示す概略図であ
る。 10……物体検出装置;11……発光部;12……受光部;13,13
a……検知領域;14……平面反射鏡;15……凹面反射鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光部と、該発光部から直接に光束が入射
    しないように配設された受光部と、上記発光部の光射出
    方向に対向して配設された反射鏡と、上記受光部の光入
    射方向に対向して配設された凹面反射鏡とからなり、該
    凹面反射鏡が上記反射鏡に対して比較的大きく形成さ
    れ、これら反射鏡及び凹面反射鏡が、その光軸が物体を
    検出すべき検知領域にて互いに実質的に交差した状態
    で、同期して揺動するように設けられているとともに、
    上記反射鏡及び凹面反射鏡の揺動中心が、各々の光軸と
    略一致していることを特徴とする、物体検出装置。
JP1989149513U 1989-12-26 1989-12-26 物体検出装置 Expired - Lifetime JPH088469Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989149513U JPH088469Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 物体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989149513U JPH088469Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 物体検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0388179U JPH0388179U (ja) 1991-09-09
JPH088469Y2 true JPH088469Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=31695900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989149513U Expired - Lifetime JPH088469Y2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 物体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088469Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6186863B2 (ja) * 2013-05-07 2017-08-30 富士通株式会社 測距装置及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924228A (ja) * 1982-07-31 1984-02-07 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線人体検知装置
JPS59183389A (ja) * 1983-04-04 1984-10-18 Atsumi Denki Kk 赤外線侵入者検知装置
JPS61230071A (ja) * 1985-04-03 1986-10-14 Nippon Air Brake Co Ltd 物体検知装置
JPS6414549A (en) * 1987-07-09 1989-01-18 Asahi Glass Co Ltd Heater device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0388179U (ja) 1991-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4574199A (en) Sensing location of an object
US4534637A (en) Camera with active optical range finder
US5207003A (en) Target and system for three-dimensionally measuring position and attitude using said target
JP2004526198A (ja) 平行ビームレーザーセンサーのための調節可能なミラー
US4792698A (en) Sensing location of an object with line image projection and rotation
TW331001B (en) Coin discriminating apparatus
JPH088469Y2 (ja) 物体検出装置
TW201508244A (zh) 光學影像擷取模組、對位方法及觀測方法
JP2512067Y2 (ja) 物体検出装置
JP3004867U (ja) 自動ドア用物体検知装置
JP2980286B2 (ja) ホログラフを用いる光ビーム検出装置
JP3967482B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡の光軸調整補助装置
JP2854310B2 (ja) 人体検知器
JP2000002586A (ja) 回帰反射型光電センサ
JPH0736306Y2 (ja) 物体検出装置
JPH0346590A (ja) 人体検知器
SU1610269A1 (ru) Устройство дл измерени линейных размеров движущихс объектов
JPH0525032Y2 (ja)
RU1778514C (ru) Прибор дл измерени диаметров изделий
JP2003066158A (ja) 輝点アレイ発生装置及び監視装置
JPS6011191A (ja) 建物の開口部に於ける物体検知方法
JPH0542509Y2 (ja)
JPS6247525A (ja) 繊維用放射温度計
JPS5841332A (ja) 熱検知器の検知方向表示構造
JP2000266544A (ja) 位置検知型通過センサ