JPH035533B2 - - Google Patents
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- JPH035533B2 JPH035533B2 JP57134524A JP13452482A JPH035533B2 JP H035533 B2 JPH035533 B2 JP H035533B2 JP 57134524 A JP57134524 A JP 57134524A JP 13452482 A JP13452482 A JP 13452482A JP H035533 B2 JPH035533 B2 JP H035533B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/18—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
- G08B13/189—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
- G08B13/19—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems
- G08B13/193—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems using focusing means
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は侵入警報装置、来客応対装置などに用
いる赤外線人体検知装置に関するものであり、そ
の目的とするところは、複数方向の検知領域にお
ける検知動作のオン、オフが容易にかつ独立的に
できる赤外線人体検知装置を提供することにあ
る。
いる赤外線人体検知装置に関するものであり、そ
の目的とするところは、複数方向の検知領域にお
ける検知動作のオン、オフが容易にかつ独立的に
できる赤外線人体検知装置を提供することにあ
る。
従来、この種の赤外線人体検知装置において、
複数方向の検知領域を設定したものがあつたが、
各検知領域における検知動作を選択的にオン、オ
フできるようになつていなかつたので、検知不要
部分が検知領域にかかり、誤動作が起きる場合が
あつた。したがつて、設置場所が限定されてしま
うという不都合があつた。本発明は上記の点に鑑
みて為されたものである。
複数方向の検知領域を設定したものがあつたが、
各検知領域における検知動作を選択的にオン、オ
フできるようになつていなかつたので、検知不要
部分が検知領域にかかり、誤動作が起きる場合が
あつた。したがつて、設置場所が限定されてしま
うという不都合があつた。本発明は上記の点に鑑
みて為されたものである。
以下、実施例について図を用いて説明する。第
1図乃至第9図は本発明一実施例を示すもので、
第1図および第2図は本発明一実施例の基本構成
を示す図である。いま、実施例に用いる凹面鏡1
は第1図に示すような放物線を縦軸の周りに回転
して得られる回転放物面を反射面としたものであ
つて、光軸Pと平行に入射する光が焦点Fに集光
されるようになつている。この凹面鏡1は鏡心M
を通る一焦点面(紙面と直角な焦点面)の近傍部
分Xを切除して2分割され、分割された両分割鏡
11,12は第2図に示すように各分割鏡11,12
の焦点Fが合致するように接合されて複合凹面鏡
3が形成される。41,42は焦点Fと複合凹面鏡
3の接合部中央との間に配設された平面鏡よりな
る反射鏡であり、各反射鏡41,42は各分割鏡1
1,12にそれぞれ対応して設けられ、取付台16
に回動自在に取着されている。ここに、各反射鏡
41,42を所定位置に設定することによつて、複
合凹面鏡3の焦点Fに集光されるべき各検知領域
からの入射光I1,I2が各反射鏡41,42にて反射
されることになり、焦点Fは接合部中央に移動さ
せられる。この接合部中央に移動させられた焦点
F′に赤外線検出素子2が配設されており、複合凹
面鏡3および反射鏡41,42を介して焦点F′に集
光された赤外線がこの赤外線検出素子2によつて
検出される。ここに、焦点F′に配置される赤外線
検出素子2は、有機系焦電体PVF2あるいは無機
系焦電体LiNbO3,LiTaO3を用いた焦電型赤外
線センサである。
1図乃至第9図は本発明一実施例を示すもので、
第1図および第2図は本発明一実施例の基本構成
を示す図である。いま、実施例に用いる凹面鏡1
は第1図に示すような放物線を縦軸の周りに回転
して得られる回転放物面を反射面としたものであ
つて、光軸Pと平行に入射する光が焦点Fに集光
されるようになつている。この凹面鏡1は鏡心M
を通る一焦点面(紙面と直角な焦点面)の近傍部
分Xを切除して2分割され、分割された両分割鏡
11,12は第2図に示すように各分割鏡11,12
の焦点Fが合致するように接合されて複合凹面鏡
3が形成される。41,42は焦点Fと複合凹面鏡
3の接合部中央との間に配設された平面鏡よりな
る反射鏡であり、各反射鏡41,42は各分割鏡1
1,12にそれぞれ対応して設けられ、取付台16
に回動自在に取着されている。ここに、各反射鏡
41,42を所定位置に設定することによつて、複
合凹面鏡3の焦点Fに集光されるべき各検知領域
からの入射光I1,I2が各反射鏡41,42にて反射
されることになり、焦点Fは接合部中央に移動さ
せられる。この接合部中央に移動させられた焦点
F′に赤外線検出素子2が配設されており、複合凹
面鏡3および反射鏡41,42を介して焦点F′に集
光された赤外線がこの赤外線検出素子2によつて
検出される。ここに、焦点F′に配置される赤外線
検出素子2は、有機系焦電体PVF2あるいは無機
系焦電体LiNbO3,LiTaO3を用いた焦電型赤外
線センサである。
いま、実施例にあつては、複合凹面鏡3の焦点
Fに集光されるべき赤外線を反射鏡41,42によ
つて反射させて、複合凹面鏡3の接合部中央の焦
点F′に集光するようになつており、光学系の光軸
方向寸法lを焦点距離fの略1/2〜2/3とすること
ができ、光学系の小型化が図れることになる。ま
た、分割鏡11の光軸P1に平行な入射光I1と、分
割鏡12の光軸P2に平行な入射光I2とが焦点F′に
集光され、赤外線検出素子2にて2方向から入射
する赤外線の変化を同時に検出しており、赤外線
検出素子2の出力に基いて人体検知回路(後述す
る)から人体検知信号が出力されるようになつて
いる。この場合、複合凹面鏡3には凹面鏡1の鏡
心Mの近傍部分Xが含まれていないので、反射鏡
41,42および取付台16の影が複合凹面鏡3に
投影されることがない。すなわち、複合凹面鏡3
にて集光される入射光I1,I2の光路が入射方向に
対して開いた状態になるようにし、入射光I1,I2
の光路間に複合凹面鏡3の焦点Fを位置せしめる
とともに反射鏡41,42を配置することにより、
入射光I1,I2が反射鏡41,42によつて遮られる
ことなく焦点F′に集光されるようになつている。
したがつて、複合凹面鏡3による入射光I1,I2の
集光効率が良くなつて感度の高い人体検知装置を
提供できることになる。また、反射鏡41,42は
第3図に示すように取付台16に回動自在に枢着
しているので、反射鏡41,42を適当に回動させ
ることによつて各分割鏡11,12による集光位置
すなわち焦点F′を任意に移動させることができ、
各検知領域からの入射光I1,I2を選択的に赤外線
検出素子2に入射させることが容易にでき、各検
知領域における検知動作のオン、オフが容易にか
つ独自的にできるようになつている。例えば同図
aのように両反射鏡41,42を所定位置にセツト
すれば両入射光I1,I2が焦点F′に集光されて赤外
線検出素子2に入射して、両入射光I1,I2に対応
する検知領域における検知動作が共にオン状態と
なつて、人体検知が行なわれることになる。一
方、同図bのように反射鏡42を所定位置から回
動させると、入射光I2は焦点F′に集光されないた
め赤外線検出素子2に入射せず、入射光I2に対応
する検知領域における検知動作がオフされること
になる。
Fに集光されるべき赤外線を反射鏡41,42によ
つて反射させて、複合凹面鏡3の接合部中央の焦
点F′に集光するようになつており、光学系の光軸
方向寸法lを焦点距離fの略1/2〜2/3とすること
ができ、光学系の小型化が図れることになる。ま
た、分割鏡11の光軸P1に平行な入射光I1と、分
割鏡12の光軸P2に平行な入射光I2とが焦点F′に
集光され、赤外線検出素子2にて2方向から入射
する赤外線の変化を同時に検出しており、赤外線
検出素子2の出力に基いて人体検知回路(後述す
る)から人体検知信号が出力されるようになつて
いる。この場合、複合凹面鏡3には凹面鏡1の鏡
心Mの近傍部分Xが含まれていないので、反射鏡
41,42および取付台16の影が複合凹面鏡3に
投影されることがない。すなわち、複合凹面鏡3
にて集光される入射光I1,I2の光路が入射方向に
対して開いた状態になるようにし、入射光I1,I2
の光路間に複合凹面鏡3の焦点Fを位置せしめる
とともに反射鏡41,42を配置することにより、
入射光I1,I2が反射鏡41,42によつて遮られる
ことなく焦点F′に集光されるようになつている。
したがつて、複合凹面鏡3による入射光I1,I2の
集光効率が良くなつて感度の高い人体検知装置を
提供できることになる。また、反射鏡41,42は
第3図に示すように取付台16に回動自在に枢着
しているので、反射鏡41,42を適当に回動させ
ることによつて各分割鏡11,12による集光位置
すなわち焦点F′を任意に移動させることができ、
各検知領域からの入射光I1,I2を選択的に赤外線
検出素子2に入射させることが容易にでき、各検
知領域における検知動作のオン、オフが容易にか
つ独自的にできるようになつている。例えば同図
aのように両反射鏡41,42を所定位置にセツト
すれば両入射光I1,I2が焦点F′に集光されて赤外
線検出素子2に入射して、両入射光I1,I2に対応
する検知領域における検知動作が共にオン状態と
なつて、人体検知が行なわれることになる。一
方、同図bのように反射鏡42を所定位置から回
動させると、入射光I2は焦点F′に集光されないた
め赤外線検出素子2に入射せず、入射光I2に対応
する検知領域における検知動作がオフされること
になる。
以下、第4図および第5図に示す具体例につい
て説明する。10はABS樹脂あるいはアクリル
樹脂製の成形体よりなるミラー部であり、所定形
状の曲面を有する鏡面部11の表面にはアルミ蒸
着膜よりなる反射層12が形成され、前記複合凹
面鏡3が形成されている。この鏡面部11の周囲
にはフード部13が設けられ、鏡面部11の裏側
には人体検知回路が実装されたプリント基板14
を収納する凹部15が設けられている。16は分
割鏡111〜115、121〜125に対応する反射鏡411
〜415、421〜425を独自に回動自在に配設する
取付台であり、取付台16の両端をフード部13
の切欠13aに嵌合して固定される。なお、各反
射鏡411〜415、421〜425を独立に取付台16
に枢支する枢支部はどのような枢支機構を用いて
も良いが、反射鏡411〜415、421〜425を所定
位置および一定角度(θ)回動した位置にそれぞ
れラツチするラツチ機構を設けることが望まし
い。17は鏡面部11の中央に突設された筒状フ
ードであり、筒状フード17内にプリント基板1
4に実装された赤外線検出素子2が嵌挿される。
なお反射層12はニツケル−クロムメツキとして
も良く、反射率は90%以上に設定することが望ま
しい。ところで、鏡面部11に形成される複合凹
面鏡3は分割鏡111〜115および分割鏡121〜1
25を一体形成したものであり、各分割鏡111〜1
15、121〜125の焦点Fは全て合致させてあり、
かつ各分割鏡111〜115、121〜125に集光され
る入射光I11〜I15、I21〜I25は互いに異なつた方向
に設定されており、2×5方向の検知領域から入
射する赤外線を同時に集光して検出できるように
なつている。ここに複合凹面鏡3の焦点Fは入射
光I11〜I15の光路と、入射光I21〜I25の光路との間
に位置するようにし、また、反射鏡411〜415、
421〜425も上記光路間に配設してあり、反射鏡
411〜415、421〜425および取付台16の影が
複合凹面鏡3に投影されないようになつている。
すなわち、分割鏡111〜115が第2図基本例の分
割鏡11に相当し、分割鏡121〜125が分割鏡12
に相当するような形状となつているわけであり、
各反射鏡411〜415、421〜425が所定位置にセ
ツトされておれば、異つた10方向の検知領域から
複合凹面鏡3に入射する赤外線が焦点F′に効率良
く集光されることになる。
て説明する。10はABS樹脂あるいはアクリル
樹脂製の成形体よりなるミラー部であり、所定形
状の曲面を有する鏡面部11の表面にはアルミ蒸
着膜よりなる反射層12が形成され、前記複合凹
面鏡3が形成されている。この鏡面部11の周囲
にはフード部13が設けられ、鏡面部11の裏側
には人体検知回路が実装されたプリント基板14
を収納する凹部15が設けられている。16は分
割鏡111〜115、121〜125に対応する反射鏡411
〜415、421〜425を独自に回動自在に配設する
取付台であり、取付台16の両端をフード部13
の切欠13aに嵌合して固定される。なお、各反
射鏡411〜415、421〜425を独立に取付台16
に枢支する枢支部はどのような枢支機構を用いて
も良いが、反射鏡411〜415、421〜425を所定
位置および一定角度(θ)回動した位置にそれぞ
れラツチするラツチ機構を設けることが望まし
い。17は鏡面部11の中央に突設された筒状フ
ードであり、筒状フード17内にプリント基板1
4に実装された赤外線検出素子2が嵌挿される。
なお反射層12はニツケル−クロムメツキとして
も良く、反射率は90%以上に設定することが望ま
しい。ところで、鏡面部11に形成される複合凹
面鏡3は分割鏡111〜115および分割鏡121〜1
25を一体形成したものであり、各分割鏡111〜1
15、121〜125の焦点Fは全て合致させてあり、
かつ各分割鏡111〜115、121〜125に集光され
る入射光I11〜I15、I21〜I25は互いに異なつた方向
に設定されており、2×5方向の検知領域から入
射する赤外線を同時に集光して検出できるように
なつている。ここに複合凹面鏡3の焦点Fは入射
光I11〜I15の光路と、入射光I21〜I25の光路との間
に位置するようにし、また、反射鏡411〜415、
421〜425も上記光路間に配設してあり、反射鏡
411〜415、421〜425および取付台16の影が
複合凹面鏡3に投影されないようになつている。
すなわち、分割鏡111〜115が第2図基本例の分
割鏡11に相当し、分割鏡121〜125が分割鏡12
に相当するような形状となつているわけであり、
各反射鏡411〜415、421〜425が所定位置にセ
ツトされておれば、異つた10方向の検知領域から
複合凹面鏡3に入射する赤外線が焦点F′に効率良
く集光されることになる。
第6図および第7図は配設例を示すものであ
り、本発明による赤外線人体検知装置DMを通路
の天井に配設した場合には、第6図aおよび第7
図aに示すように横方向に5列A1〜A5前後方向
に2列B1,B2の検知領域が設定可能となる。い
ま、いずれかの検知領域に人が侵入したときに人
体検知回路から人体検知信号が出力されるように
するには、反射鏡411〜415、421〜425を所定
位置にセツトして各検知領域における検知動作を
オンにすれば良い。一方、第6図bおよび第7図
bに示すように、例えばA2−B1列、A3−B1列の
検知領域の検知動作をオンにするとともに他の検
知動作をオフにして検知動作範囲を限定したい場
合、A2−B1列、A3−B1列に対応する反射鏡412,
413を所定位置にセツトするとともに他を所定位
置から回動させた位置にセツトすることによつ
て、各検知領域における検知動作のオン、オフ設
定が容易にでき、検知不要部分からの赤外線によ
る誤動作の発生をなくすことができる。したがつ
て、何らかの熱源が検知領域の近傍にある場合、
検知不要の通路が近接している場合などにおい
て、その部分に対応する検知領域の検知動作をオ
フすることによつて誤動作の発生を容易に防止で
き、設置場所の制約が緩やかになつて汎用性が大
きくなる。
り、本発明による赤外線人体検知装置DMを通路
の天井に配設した場合には、第6図aおよび第7
図aに示すように横方向に5列A1〜A5前後方向
に2列B1,B2の検知領域が設定可能となる。い
ま、いずれかの検知領域に人が侵入したときに人
体検知回路から人体検知信号が出力されるように
するには、反射鏡411〜415、421〜425を所定
位置にセツトして各検知領域における検知動作を
オンにすれば良い。一方、第6図bおよび第7図
bに示すように、例えばA2−B1列、A3−B1列の
検知領域の検知動作をオンにするとともに他の検
知動作をオフにして検知動作範囲を限定したい場
合、A2−B1列、A3−B1列に対応する反射鏡412,
413を所定位置にセツトするとともに他を所定位
置から回動させた位置にセツトすることによつ
て、各検知領域における検知動作のオン、オフ設
定が容易にでき、検知不要部分からの赤外線によ
る誤動作の発生をなくすことができる。したがつ
て、何らかの熱源が検知領域の近傍にある場合、
検知不要の通路が近接している場合などにおい
て、その部分に対応する検知領域の検知動作をオ
フすることによつて誤動作の発生を容易に防止で
き、設置場所の制約が緩やかになつて汎用性が大
きくなる。
第8図は人体検知回路20を示すもので、赤外
線検出素子2の出力すなわち抵抗R1の両端電圧
VR1を増巾するオペアンプOP1,OP2よりなる増巾
部21と、増巾部21出力のレベル変化を検出す
るコンパレータCP1,CP2よりなるレベル判別部2
2と、レベル判別部22の出力(VC1′+VC2′)
を波形整形してリレードライブ信号VDを出力す
るコンパレータCP3よりなる波形整形部23と、
負荷制御接点rを有する制御リレーRy、LEDの
ような動作表示ランプLDおよびドライブ用トラ
ンジスタQ1,Q2よりなる出力部24とで構成さ
れている。
線検出素子2の出力すなわち抵抗R1の両端電圧
VR1を増巾するオペアンプOP1,OP2よりなる増巾
部21と、増巾部21出力のレベル変化を検出す
るコンパレータCP1,CP2よりなるレベル判別部2
2と、レベル判別部22の出力(VC1′+VC2′)
を波形整形してリレードライブ信号VDを出力す
るコンパレータCP3よりなる波形整形部23と、
負荷制御接点rを有する制御リレーRy、LEDの
ような動作表示ランプLDおよびドライブ用トラ
ンジスタQ1,Q2よりなる出力部24とで構成さ
れている。
第9図は各部の信号波形を示す図であり、い
ま、焦電素子PE出力を増巾する電界効果トラン
ジスタFETを内蔵した赤外線検出素子2の出力
であるところの抵抗R1の両端電圧VR1は検知領域
を人が通過した場合において同図aに示すように
変化する。すなわち、人が検知領域に入つて人体
から発する赤外線が焦電素子PEで受光され始め
たときおよび人が検知領域から出て赤外線が焦電
素子PEで受光されなくなつたとき、それぞれ逆
向きの電流が流れて抵抗R1の両端電圧VR1は複極
信号となる。この赤外線検出素子2の出力VR1は
増巾部21にて増巾され、レベル判別部22に入
力され、レベル判別部22の各コンパレータCP1,
CP2の出力VC1,VC2として同図b,cに示すよう
に赤外線検出素子2の出力VR1の正部分および負
部分に対応する検知パルスが得られる。この各コ
ンパレータCP1,CP2の出力はダイオード、コンデ
ンサおよび抵抗よりなる引伸し回路DR1,DR2に
よつてパルス巾が伸長され、同図d,eに示す引
伸し回路DR1,DR2の出力(VC1)′,(VC2)′を
加え合せた信号(VC1′+VC2′)がレベル判別部
22から出力される。この信号(VC1′+VC2′)
は波形整形回路23に入力され、同図fに示すよ
うな巾広のリレードライブ信号VDが形成される。
リレードライブ信号VDが出力部24に入力され
ると制御リレーRyが動作して負荷制御接点rの
常開側接点がオンし、動作表示ランプLDが消灯
することになる。ここに人体から発する赤外線が
検知されたときに駆動される負荷制御接点rによ
つてブザーなどの警報器を制御するようにすれ
ば、侵入警報装置が形成される。一方、負荷制御
接点rによつて音声合成装置を制御してメツセー
ジを発生させるようにすれば、来客応対装置が形
成されることになる。
ま、焦電素子PE出力を増巾する電界効果トラン
ジスタFETを内蔵した赤外線検出素子2の出力
であるところの抵抗R1の両端電圧VR1は検知領域
を人が通過した場合において同図aに示すように
変化する。すなわち、人が検知領域に入つて人体
から発する赤外線が焦電素子PEで受光され始め
たときおよび人が検知領域から出て赤外線が焦電
素子PEで受光されなくなつたとき、それぞれ逆
向きの電流が流れて抵抗R1の両端電圧VR1は複極
信号となる。この赤外線検出素子2の出力VR1は
増巾部21にて増巾され、レベル判別部22に入
力され、レベル判別部22の各コンパレータCP1,
CP2の出力VC1,VC2として同図b,cに示すよう
に赤外線検出素子2の出力VR1の正部分および負
部分に対応する検知パルスが得られる。この各コ
ンパレータCP1,CP2の出力はダイオード、コンデ
ンサおよび抵抗よりなる引伸し回路DR1,DR2に
よつてパルス巾が伸長され、同図d,eに示す引
伸し回路DR1,DR2の出力(VC1)′,(VC2)′を
加え合せた信号(VC1′+VC2′)がレベル判別部
22から出力される。この信号(VC1′+VC2′)
は波形整形回路23に入力され、同図fに示すよ
うな巾広のリレードライブ信号VDが形成される。
リレードライブ信号VDが出力部24に入力され
ると制御リレーRyが動作して負荷制御接点rの
常開側接点がオンし、動作表示ランプLDが消灯
することになる。ここに人体から発する赤外線が
検知されたときに駆動される負荷制御接点rによ
つてブザーなどの警報器を制御するようにすれ
ば、侵入警報装置が形成される。一方、負荷制御
接点rによつて音声合成装置を制御してメツセー
ジを発生させるようにすれば、来客応対装置が形
成されることになる。
本発明は上述のように、人体から発する赤外線
を凹面鏡を用いて集光して赤外線検出素子で検出
し、赤外線検出素子出力の変化に基いて人体検知
信号を出力するようにして成る赤外線人体検知装
置において、凹面鏡を分割した複数個の分割鏡を
各焦点を合致させて接合して複合凹面鏡を形成
し、複合凹面鏡の中央に赤外線検出素子を配置
し、各分割鏡にて集光される光を焦点と分割鏡と
の間にそれぞれ配設された反射鏡にて反射させて
赤外線検出素子に入射せしめるとともに、各反射
鏡を独自に回動自在にしたものであり、各反射鏡
を回動させることによつて、複数方向の検知領域
からの入射光を選択的に赤外線検出素子に入射さ
せることが容易にできるので、各検知領域におけ
る検知動作のオン、オフが容易にかつ独立的にで
き、設置場所の制約が緩やかになつて汎用性の大
きい赤外線人体検知装置を提供することができ
る。
を凹面鏡を用いて集光して赤外線検出素子で検出
し、赤外線検出素子出力の変化に基いて人体検知
信号を出力するようにして成る赤外線人体検知装
置において、凹面鏡を分割した複数個の分割鏡を
各焦点を合致させて接合して複合凹面鏡を形成
し、複合凹面鏡の中央に赤外線検出素子を配置
し、各分割鏡にて集光される光を焦点と分割鏡と
の間にそれぞれ配設された反射鏡にて反射させて
赤外線検出素子に入射せしめるとともに、各反射
鏡を独自に回動自在にしたものであり、各反射鏡
を回動させることによつて、複数方向の検知領域
からの入射光を選択的に赤外線検出素子に入射さ
せることが容易にできるので、各検知領域におけ
る検知動作のオン、オフが容易にかつ独立的にで
き、設置場所の制約が緩やかになつて汎用性の大
きい赤外線人体検知装置を提供することができ
る。
第1図および第2図は本発明一実施例の基本構
成を示す図、第3図a,bは同上の動作説明図、
第4図は同上の具体構成を示す分解斜視図、第5
図a,bは同上の動作を示す要部断面図、第6図
a,bおよび第7図a,bは同上の配設例および
動作を示す図、第8図は同上の人体検知回路20
の回路構成例を示す図、第9図a〜fは同上の動
作説明図である。 1は凹面鏡、11,111〜115,12,121〜125
は分割鏡、2は赤外線検出素子、3は複合凹面
鏡、41,411〜415、42,421〜425は反射鏡で
ある。
成を示す図、第3図a,bは同上の動作説明図、
第4図は同上の具体構成を示す分解斜視図、第5
図a,bは同上の動作を示す要部断面図、第6図
a,bおよび第7図a,bは同上の配設例および
動作を示す図、第8図は同上の人体検知回路20
の回路構成例を示す図、第9図a〜fは同上の動
作説明図である。 1は凹面鏡、11,111〜115,12,121〜125
は分割鏡、2は赤外線検出素子、3は複合凹面
鏡、41,411〜415、42,421〜425は反射鏡で
ある。
Claims (1)
- 1 人体から発する赤外線を凹面鏡を用いて集光
して赤外線検出素子で検出し、赤外線検出素子出
力の変化に基いて人体検知信号を出力するように
して成る赤外線人体検知装置において凹面鏡を分
割した複数個の分割鏡を各焦点を合致させて接合
して複合凹面鏡を形成し、複合凹面鏡の中央に赤
外線検出素子を配置し、各分割鏡にて集光される
検知領域からの入射光を焦点と分割鏡との間にそ
れぞれ配設された反射鏡にて反射させて赤外線検
出素子に入射せしめるとともに、各反射鏡を独自
に回動自在にして成る赤外線人体検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57134524A JPS5924228A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 赤外線人体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57134524A JPS5924228A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 赤外線人体検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5924228A JPS5924228A (ja) | 1984-02-07 |
JPH035533B2 true JPH035533B2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15130335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57134524A Granted JPS5924228A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 赤外線人体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924228A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124626U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-14 | オプテックス株式会社 | 赤外線式移動物体検出装置 |
JPH088469Y2 (ja) * | 1989-12-26 | 1996-03-06 | 株式会社日本アレフ | 物体検出装置 |
US5765256A (en) * | 1993-08-19 | 1998-06-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Nonwoven cleaning brush |
WO1995006303A1 (en) * | 1993-08-25 | 1995-03-02 | The Australian National University | Panoramic surveillance system |
DE4445197A1 (de) * | 1994-12-17 | 1996-06-20 | Abb Patent Gmbh | Passiv-Infrarot-Bewegungsmelder mit Sammellinsen zu einer Rundumerfassung von 360 DEG |
AUPO397696A0 (en) * | 1996-12-02 | 1997-01-02 | Australian National University, The | Imaging system |
-
1982
- 1982-07-31 JP JP57134524A patent/JPS5924228A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5924228A (ja) | 1984-02-07 |
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