JP2001235365A - 熱線センサ - Google Patents

熱線センサ

Info

Publication number
JP2001235365A
JP2001235365A JP2000048121A JP2000048121A JP2001235365A JP 2001235365 A JP2001235365 A JP 2001235365A JP 2000048121 A JP2000048121 A JP 2000048121A JP 2000048121 A JP2000048121 A JP 2000048121A JP 2001235365 A JP2001235365 A JP 2001235365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
passage
optical system
heat ray
sensor according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000048121A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kirihata
慎司 桐畑
Katsuhiro Uchisawa
克裕 内沢
Akiko Honda
亜紀子 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000048121A priority Critical patent/JP2001235365A/ja
Publication of JP2001235365A publication Critical patent/JP2001235365A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠方から近づいてくる人体を確実に素早く検
知する。 【解決手段】 光学系111および一対の光学系121
の各々を介した各検知ビームにより、廊下の所定検知エ
リアにおける人体を、光学系111および一対の光学系
121に対してそれぞれ設けられる赤外線検知素子11
2および一対の赤外線検知素子122からの各検知信号
で検知する熱線センサに対し、廊下の幅方向における各
検知ビームの幅を略一定となるように設定し、光学系1
11,121は、廊下の進行方向においてより遠方の検
知ビームを通過させるものほど、つまり光学系111の
方よりも光学系121の方が、焦点距離が長く、その焦
点距離に対する光学系の開口面積比が大きくなるように
設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱線センサ、特に
検知素子に対する集光用の光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体が発する熱線(赤外線)を受光する
ことにより、検知領域での人体を検出する熱線センサ
は、防犯用途、照明制御用途等で広く普及している。集
光ミラーもしくは集光レンズを用いた集光光学系にて、
人体が発する熱線(赤外線)を焦電素子等の赤外線に感
度を有する受光素子に集光し、受光素手出力を増幅部に
て増幅、判断部において、所定出力の有無を検出し、出
力部において人体の有無信号を出力する構成が一般的に
とられている(図2参照)。
【0003】人体の移動等の動きにより背景と人体の温
度差に起因する赤外線受光量の変化より人体の有無を判
定するのが一般的であり、赤外線受光量の変化を確実に
とらえるために、集光光学系により受光素子の視野を限
定している。また、使用用途に対応した検知エリアを設
けるために、集光光学系は複数の集光光学部により構成
されるのが一般的であり、所定の検知エリア内に広く複
数の検知視野を設けるために、マルチミラーもしくはマ
ルチレンズが集光光学系として用いられる。人体の移動
や、わずかな動きの速度に対応した赤外線受光量の変化
分を検出する変化分検知のため、背景のゆっくりした温
度変化等の環境による誤動作を抑えることができるとい
う特徴がある。
【0004】なお、特開平8−193886号公報に
は、赤外光学系と、これにより集光された赤外線を吸収
することにより生じる温度変化を電気信号として検出す
る1回路の熱型赤外線センサ素子を具備し、この有感度
領域が無感度領域により3以上の領域に分けられた輻射
温度センサが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】人体の移動の方向によ
っては、赤外線受光量の変化が極めて遅くなり、人体の
移動を検知できない場合がある。図17(c)に示すよ
うに遠方から近づいてくる人体の場合、赤外線受光量の
変化は、図17(a),(b)に示すように検知ビーム
を横切った場合に比べて極めて遅く、検知するのに十分
な出力が得られないため、かなり熱線センサに近づい
て、他の検知ビームを通過して、はじめて検知できると
いうように、熱線センサにかなり近づかないと人体を検
知できないという問題点があった。
【0006】廊下等の幅広い領域を検知視野とし、照明
制御を行なう場合には、廊下を歩行する人体が検知ビー
ムにかかっても、同様に、熱線センサの赤外線受光量の
変化が極めて遅く、センサにかなり近づいてから検出信
号が発生するため、照明制御が遅れてしまうという問題
点があった。また、このような検出の遅れを抑えようと
すると、複数の熱線センサを廊下に沿って複数設置しな
ければならず、コストアップ、設置に手間がかかるとい
う問題点が発生する。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、遠方から近づいてくる人体を確実に素早く検知
し得る熱線センサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、通路に設けられ複数の光学
系の各々を介した各検知ビームにより前記通路上の所定
検知エリアにおける人体を検知する熱線センサであっ
て、前記通路の幅方向における前記各検知ビームの幅は
略一定となるように設定され、前記複数の光学系は、前
記通路の進行方向においてより遠方の検知ビームを通過
させるものほど、焦点距離が長く、その焦点距離に対す
る光学系の開口面積比が大きくなるように設定されてい
るのである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の熱
線センサにおいて、複数の赤外線検知素子と、これらの
各赤外線検知素子に対応した複数の光学系とを備え、前
記赤外線検知素子が前記検知ビームにより人体を検知す
ることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の熱
線センサにおいて、前記赤外線検知素子および光学系を
3組備え、前記通路の進行方向における検知エリアが略
140度以上に設定されていることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の熱
線センサにおいて、前記各光学系はマルチレンズにより
成ることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の熱
線センサにおいて、前記3つの光学系のうち、前記通路
の進行方向においてより遠方を視野とするものは可動機
構に取り付けられていることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項3記載の熱
線センサにおいて、前記3つの光学系のうち、前記通路
の進行方向においてより遠方を視野とする2つの光学系
はマルチミラーにより成り、これら2つのマルチミラー
の両視野間を視野とする残りの光学系はマルチレンズに
より成ることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項6記載の熱
線センサにおいて、前記熱線センサは前記通路の上方に
設けられ、前記2つのマルチミラーは前記通路の幅方向
に沿って互いに逆の進行方向を向くように配置されるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項6記載の熱
線センサにおいて、前記熱線センサは前記通路の上方に
設けられ、前記2つのマルチミラーは前記通路の進行方
向に沿って互いに逆の進行方向を向くように配置される
ことを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項6記載の熱
線センサにおいて、ミラーマスキング用のシールを備
え、検知エリアを可変とすることを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
熱線センサにおいて、ミラーマスキング用の遮光板を備
え、検知エリアを可変とすることを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項2記載の
熱線センサにおいて、前記各赤外線検知素子とほぼ一致
する検知エリアを有する複数の明るさセンサを備えるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項2記載の
熱線センサにおいて、前記各赤外線検知素子は検知結果
を個別に出力することを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項2記載の
熱線センサにおいて、前記各赤外線検知素子の検知出力
をオン/オフするスイッチ手段を備え、検知エリアを可
変とすることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態に係
る熱線センサの概略構成を示す模式図、図2は本熱線セ
ンサのブロック図で、これらの図を参照して以下に第1
実施形態の説明を行う。
【0022】図1に示す熱線センサは、廊下などの通路
上方の天井面に取着され下方に伸びる突出部101およ
びこの両側に設けられる一対の支持部102を有して成
る本体10と、突出部101の下方に設けられ、光学系
111およびこの集光位置に受光面が配置される赤外線
検知素子112により成る中央検知部11と、一対の支
持部102を介して本体10に支持され、それぞれが光
学系121およびこの集光位置に受光面が配置される赤
外線検知素子122により成る2つの周辺検知部12と
を備え、複数の光学系111,121の各々を介した各
検知ビームにより通路上の所定検知エリアにおける人体
を、光学系111,121に対してそれぞれ設けた赤外
線検知素子112,122からの各検知信号で検知する
ものであって、通路の幅方向における各検知ビームの幅
は略一定となるように設定され、複数の光学系は、通路
の進行方向においてより遠方の検知ビームを通過させる
ものほど、つまり光学系111の方よりも光学系121
の方が、焦点距離が長く、その焦点距離に対する光学系
の開口面積比が大きくなるように設定されている。
【0023】そして、上記構成において、光学系11
1,121および赤外線検知素子112,122がそれ
ぞれ図1に示す集光光学系1および受光素子2を構成
し、この受光素子2の出力を増幅する増幅部3と、この
増幅部3の出力から検知エリアにおける人体の在否の判
断を行う判断部4と、この判断部4の判断結果を出力す
る出力部5とが本熱線センサの例えば本体10に内蔵さ
れている。第1実施形態では、3つの赤外線検知素子の
出力信号は、アナログ信号として、図2に示す増幅部3
を通った後、本体10に設けられるマイコンにA/Dコ
ンバータを通して取り込まれ、そのマイコンが、判断部
4として、3つの赤外線検知素子のいずれかの出力レベ
ルが所定のしきい値を越えたときに、出力部5を介して
外部にオン信号を出力する。
【0024】ここで、第1実施形態では、周囲の環境に
よる温度変化等で不要な出力が生じないように、赤外線
検知素子は、複数の検知要素により成り、電気的に正負
逆特性を持つ作動構成をとる。
【0025】図3にその赤外線検知素子の受光面形状を
示す。この図3の例に示すように、赤外線検知素子(1
12,122)は、検知ビームの受光面に、正負逆特性
を持つように電気的に接続された0.5mmの正方形状
の焦電素子を4つ配置して成る。このような構成の赤外
線検知素子では、人体の検知に際してセンサとしての出
力(以下センサ出力ともいう)が変動する場合がある。
【0026】図4に遠方から近づいてくる人体の検知の
様子を示し、図5に光学系の焦点距離に対するセンサ出
力の変化の様子を示す。図4に示すように、光学系によ
り設定される赤外線検知素子の正負の検知視野(検知ビ
ーム)に対して、人体が遠方から近づいてくる場合を考
える。この場合において、光学系の焦点距離を変え、か
つ人体の移動速度を0.3m/sないし0.5m/sに
変えたとき、図5に示すようなセンサ出力の変化を表す
特性図が得られた。ただし、光学系の開口径をφとし、
面積SLおよび焦点距離fの関係を次式のように設定
し、光学系の明るさ(すなわちFナンバー)を一定とし
た。
【0027】φ/f=一定 SL/f2=一定 図5より、明るさが一定にもかかわらず、焦点距離が長
くなるほど、センサ出力レベルが増大することがわか
る。これは、検知ビームが小さくなり、人体が遠方から
近づいてくる場合の入射赤外線の変化が素早くなるため
である。また、遠方の検知ビームほど床面とのなす角度
が小さくなり、人体が遠方から近づいてくる場合の入射
赤外線の変化は遅くなる。従って、遠方から近づいてく
る人体に対して、センサ出力のレベルを向上させるため
には、遠方を視野とする光学系の焦点距離を長くすると
ともに、焦点距離に対する開口面積比を大きくすること
が望ましいと言える。
【0028】図6に第1実施形態における検知ビームの
配置の様子を示す。この図では、本熱線センサは、幅
2.4m、天井高さ2.8mの廊下に設置されており、
各検知ビームの幅および検知ビーム間のすきまは、それ
ぞれ20cmおよび30cmに設定されており、人体の
幅(大人で50cm程度)に合わせた値になっている。
これにより、人がどの位置を歩行しても、必ず検知ビー
ム下を通過することになる。また、廊下に面したドア
(図示せず)から人が出てきて歩行する場合も想定し、
中央部も上述の周辺部と同様の検知ビームで構成してあ
る。なお、図6において、中央部は中央検知部11によ
る検知エリアであり、両周辺部は2つの周辺検知部12
による検知エリアである。
【0029】赤外線検知素子の検知視野は通常120度
以下であり、図6に示すように、140度以上の広い視
野で人体の検知を行うためには、複数の赤外線検知素子
を用いる必要があり、さらに各赤外線検知素子に光学系
が必要となる。
【0030】図7に中央検知部の光学系の一構成例を示
す。中央検知部11の光学系111は、R8.5mmの
ドーム面の凹所に凸状の球面を複数設けたマルチレンズ
(以下中央部マルチレンズともいう)であり、その凹所
にはf7.5mmのレンズが18枚設けられている。そ
して、図7の下段における中央レンズ断面から分かるよ
うに、正面方向に対し、受光面(赤外線検知素子112
の中央面)から見て、8.1度、29.7度、48.8
度の方向にレンズの中心点(主点)が位置するように各
レンズは配置されている。また、検知ビームの幅は20
0〜300mm程度でほぼ一定値をとり、周辺のレンズ
ほど、レンズ肉厚を大きくしてレンズ開口面積が大きく
なるようにし、焦点距離に対する面積比を大きくしてあ
る。第1実施形態では、8.1度方向のレンズ面積は
4.5mm2、29.7度方向のレンズ面積は5.5m
2、48.8度方向のレンズ面積は7.7mm2となっ
ている。さらに中央部マルチレンズは、赤外線を透過す
るポリエチレンを成形して作製したものであり、熱線セ
ンサではよく用いられている。
【0031】図8に各周辺検知部の光学系の一構成例を
示す。周辺検知部12の光学系121は、焦点距離3
3.75mmのフレネルレンズを3枚シート状に配置し
て成るマルチレンズ(以下周辺部マルチレンズともい
う)であり、各フレネルレンズの中心は同一ライン上に
並び、赤外線検知素子面より中央のフレネルレンズの中
心に対する両側のフレネルレンズの中心の開き角度は、
3.73度に設定されている。また、中央のフレネルレ
ンズの面積は320mm2、両側の各フレネルレンズの
面積は400mm2であり、中央の方よりも両側の方を
若干広くしてある。これは、フレネルレンズの周辺部の
集光効率を考慮したためである。また、焦点距離に対す
る面積比は、中央のフレネルレンズで0.28(=32
0/33.752)、中央検知部11の光学系111の
周辺レンズで0.14(7.7/7.52)となるか
ら、光学系121の焦点距離に対する面積比は、光学系
111の焦点距離に対する面積比の2倍以上になる。さ
らに、周辺部マルチレンズは、中央部マルチレンズと同
様にポリエチレンを成形して作製される。ここで、ポリ
エチレンは、肉厚0.8mmで、7〜14μm波長の赤
外線に対する透過率が50%程度とあまり高くないた
め、肉厚を大きくすることはできない。このため、周辺
部マルチレンズにはフレネルレンズを採用している。
【0032】以上の理由により、第1実施形態では、図
1に示すように、複数のフレネルレンズにより成る光学
系121を、赤外線検知素子122とともに直方体のハ
ウジング120に収納して、支持部102を介して本体
10に取り付けるのである。2つの周辺検知部12は互
いに逆方向を向き、また中央検知部11は中央の視野を
妨げない本体10の位置に配置される。各ハウジング1
20は、レンズの光軸面が水平方向に対して11.7度
傾斜するように取り付けられており、遠方を検知視野と
している。これにより、遠方から近づいてくる人体を確
実に素早く検知することが可能になる。
【0033】また、各ハウジング120は、支持部10
2で回動可能であり、周辺部マルチレンズの傾斜角度を
回転により変えることで、遠方の検知視野を可変とする
ことができる。
【0034】さらに、本体10には、外部から切替可能
な、赤外線検知素子112および2つの赤外線検知素子
122に対応した図略の3スイッチが設けられている。
このスイッチの切替えをマイコンが読み取ることによ
り、3つの赤外線検知素子のどの出力を用いるか選択す
ることができる。すなわち、電気的に赤外線検知素子を
選択することにより、検知視野を可変とすることができ
る。
【0035】なお、簡易的には各赤外線検知素子にコン
パレータを設け、これらコンパレータの出力のORをと
ることも可能である。赤外線検知素子112および2つ
の赤外線検知素子122に対応した3スイッチを各コン
パレータに接続し、各コンパレータの出力をオン/オフ
させることで、電気的に検知エリアを可変にできる。
【0036】また、各赤外線検知素子の出力を個別に外
部に出すことも可能である。マイコンの場合には、出カ
ポートに各赤外線検知素子の出力が所定のしきい値を越
えた場合にHIGH出力とする等で対応でき、コンパレ
ータを用いる場合には、ORをとらずに、各コンパレー
タの出力をそのまま、外部に個別に出力すればよい。照
明制御等で、検知エリアの位置により異なった照明器具
を制御したい場合に、この独立したセンサ出力を用いる
ことができる。
【0037】また、照明制御では、周囲の明るさを検知
して、所定の明るさ以下の場合のみに照明制御を行なう
ため、熱線センサに明るさセンサを併用する場合が多
く、CdSないし太陽電池が用いられる。明るさセンサ
の検知視野は、熱線センサと概略一致することが照明制
御上望ましいが、第1実施形態のように検知視野が14
0度以上と広く、かつ各赤外線検知素子の出力を個別に
用いるような場合には、1つの明るさセンサでの対応は
困難であり、各赤外線検知素子に対応した明るさセンサ
を各々取付ける必要がある。ポリエチレンは、透過率は
低いものの可視光も通すことができ、各赤外線検知素子
の近傍に明るさセンサを配置することにより、各赤外線
検知素子の検知視野と概略一致した検知視野をもつこと
ができる。また、明るさセンサの前面に検知視野を制限
するアパーチャもしくは、集光レンズを設けることによ
っても、検知視野を制限することができる。太陽電池等
の場合、封止樹脂の先端の形状を曲面として、曲面形状
を変えることにより、検知視野を設定することができ
る。すなわち、中央部マルチレンズに対応して検知視野
を大きくする場合には、曲率半径を大きく、周辺部マル
チレンズに対応して、検知視野を小さく絞り込む場合に
は曲率半径を小さくすればよい。
【0038】さらに、明るさセンサ出力は、マイコン等
を用いる場合、センサ出力と同様に明るさセンサ出力を
A/Dコンバータによって取り込み、ヒステリシスを持
たせた照明制御等、各種制御が容易に行なえる。
【0039】図9は本発明の第2実施形態に係る熱線セ
ンサで使用されるマルチミラーの説明図、図10は図9
のマルチミラーによる集光の様子を示す図で、これらの
図を参照して以下に第2実施形態の説明を行う。
【0040】本熱線センサは、図9に示すように、周辺
部マルチレンズに代わる3つのミラー面を持つマルチミ
ラー(以下周辺部マルチミラーともいう)により成る光
学系221と、この集光位置に受光面が配置される赤外
線検知素子122とにより成る周辺検知部22を一対備
えている以外は第1実施形態と同様に構成される。
【0041】光学系221のミラー面は放物面の一部か
らなる。このようなミラー面を反射面とする場合、光軸
に沿って入射した平行光は光軸上の焦点に集光される。
従って、図10に示すように、検知ビームの方向が放物
面の光軸に一致するように、各ミラーの光軸の方向を設
定すればよい。具体的な配置方法であるが、各ミラーの
光軸を焦点位置で交わるようにし、その焦点位置に赤外
線検知素子122の受光面を配置すればよい。回転面を
考え、光軸(回転)方向距離をx、半径方向距離をρ、
焦点距離をfとすると、ミラー放物面形状は次式で示さ
れる。
【0042】ρ2=4fx ミラー面と光軸の交わる点をミラー中心とすると、各ミ
ラー中心は、周辺部マルチレンズのレンズ中心と同様に
同一ライン上に並び、同様の開き角度の検知ビームが得
られる。図10(a)に示すように、赤外線検知素子1
22の後方側から入射する光線を光学系221で集光す
るため、赤外線検知素子122によって光線が遮られな
いように、放物面の上面を用いている。周辺部マルチミ
ラーのミラー面積は周辺部マルチレンズとほぼ同様の面
積とした。周辺部マルチミラーにおいて、中央のミラー
よりも両側のミラーの方を若干大きくしたのは、両側の
ミラーの方が放物面の光軸からかなり離れた位置をミラ
ー面として用いており、集光効率が低下するためであ
る。
【0043】周辺部マルチミラーは、ABS等の樹脂を
成形し、各ミラー面にクロムメッキを施して作製する。
反射率は7〜14μm波長の赤外線領域で90%以上と
かなり高いため、レンズと同一面積とし、レンズの透過
率を50%程度として比較すると、集光パワーが2倍程
度にアップする。ただし、保護のため、ハウジングでポ
リエチレンカバーをつける必要があり、カバーの透過率
を50%程度とすればレンズと同様の集光パワーとなる
ため、レンズと同様の面積で考えればよい。
【0044】図11は本発明の第3実施形態に係る熱線
センサの概略構成を示す模式図で、この図を参照して以
下に第3実施形態の説明を行う。
【0045】本熱線センサは、図11に示すように、第
2実施形態と同様の一対の周辺検知部22を、両周辺部
マルチミラーの反射面が通路における互いに逆の進行方
向を向くように両周辺部マルチミラーを背中合わせに配
置して、支持するとともに、両周辺部マルチミラー両側
の一方に中央検知部11を配置して支持する本体30を
備えている以外は第2実施形態と同様に構成される。な
お、本体30はボディ301およびカバー302により
構成されている。
【0046】この熱線センサは、中央部マルチレンズと
2つの周辺部マルチミラーで構成した例であり、検知視
野の長手方向に沿って周辺部マルチミラーを背中合わせ
に配置したものである。カバー302を肉厚0.8mm
のポリエチレンカバーとして光学系221および赤外線
検知素子122を保護している。また、各周辺部マルチ
ミラーの光軸面を水平方向に対して11.7度傾斜させ
ることで、遠方の検知視野を得ることができる。さら
に、光軸面に受光面が垂直となるように赤外線検知素子
122を配置しているので、集光効率が向上する。
【0047】ところで、周辺部マルチミラーの一部また
は全部をシールで目隠ししてその一部または全部の検知
視野をなくすことで、周辺部マルチミラーの検知視野を
制限することができる。また、図11に示すように、ボ
ディ301に一対の溝301aを設けてこれらにそれぞ
れ遮光板33を立設し、各組の光学系221と赤外線検
知素子122との間に遮光板33を挿入することでも検
知視野を制限できる。遮光板33の材質はアクリル、A
BS等、7〜14μmの波長の赤外線を通さない材料を
用いて作製すればよい。
【0048】図12は本発明の第4実施形態に係る熱線
センサの概略構成を示す模式図で、この図を参照して以
下に第4実施形態の説明を行う。
【0049】本熱線センサは、図12に示すように、第
2実施形態と同様の一対の周辺検知部22を、両周辺部
マルチミラーの反射面が通路における互いに逆の進行方
向を向くように両周辺部マルチミラーを通路の幅方向に
隣接配置して、支持するとともに、両周辺部マルチミラ
ーの一方の背面側に中央検知部11を配置して支持する
本体40を備えている以外は第2実施形態と同様に構成
される。なお、本体40はボディ401およびカバー3
02により構成されている。
【0050】この熱線センサは、中央部マルチレンズと
2つの周辺部マルチミラーで構成した別の例であり、検
知視野の長手方向に垂直に互い違いに周辺部マルチミラ
ーを配置したものである。カバー302を肉厚0.8m
mのポリエチレンカバーとして光学系221および赤外
線検知素子122を保護している。さらに、第3実施形
態と同様、各組の光学系221と赤外線検知素子122
との間に遮光板33を挿入するための溝401aを一対
設ければ検知視野の制限が可能になる。なお、シールで
目隠しする方法でもよいのは言うまでもない。
【0051】また、上記第3,第4実施形態ともに、出
力信号制御、明るさセンサの併用等は、第1実施形態と
同様に実現できる。
【0052】さらに、第1実施形態において、検知ビー
ムの配置例を図6に示したが、この図6に示す検知ビー
ムの配置では、中央部と周辺部との間の非検知エリアが
大きく、例えばその非検知エリアに出入り口があると、
その非検知エリアに入ってきた人体を検知することがで
きない。そこで、図13に示すように、周辺部の検知エ
リアを中央部側に広げれば、廊下などの通路のどの位置
にドアがあっても、ドアから出てきた人体を確実に検知
することができる。すなわち、人体の横切り動作の場合
に、どの位置で横切っても、すきまなく検知することが
できる。
【0053】図14に、本発明の第5実施形態に係る熱
線センサとして、周辺部の検知エリアを中央部側に広げ
るための構成例を示し、図15に図14のマルチミラー
による集光の様子を示す。
【0054】第2実施形態との相違点として、第2実施
形態の周辺部マルチミラーと同様のマルチミラー221
a、および図13に示す周辺部における中央部側に拡張
した各検知ビーム用としてのマルチミラー221bによ
り成る光学系521と、この集光位置に受光面が配置さ
れる赤外線検知素子122とにより周辺検知部52を構
成すれば、図13に示す検知ビームの配置が可能にな
る。
【0055】ここで、光学系521は6つのミラー面で
構成されている。新たに追加したマルチミラー221b
の焦点距離は16.875mmであり、ミラー面は放物
面である。マルチミラー221bは外側のミラーの視野
を遮らないように高さを抑えている。また、マルチミラ
ー221bにおいて、中央のミラーが赤外線検知素子1
22により入射光線が遮られる部分があるから、中央の
ミラーの面積を両側のミラーの面積よりも大きくする。
さらに、マルチミラー221aのミラー光軸面に対し
て、マルチミラー221bのミラー光軸面(図では追加
ミラー光軸面)は11.6度傾斜している。
【0056】図16に本発明の第6実施形態に係る熱線
センサの概略構成を示す。本熱線センサは、図16に示
すように、第5実施形態と同様の一対の周辺検知部52
を、両光学系521の反射面が通路における互いに逆の
進行方向を向くように両マルチミラー221aを背中合
わせに配置して、支持するとともに、両マルチミラー2
21aの両側の一方に中央検知部11を配置して支持す
る本体60を備えている以外は第5実施形態と同様に構
成される。なお、本体60はボディ601およびカバー
(例えば肉厚0.8mmのポリエチレンカバー)602
により構成されている。
【0057】この熱線センサは、中央部マルチレンズと
2つの周辺部マルチミラー(光学系521)で構成した
別の例である。周辺部マルチミラーの構成は複雑になる
という欠点はあるものの、より確実な検知ができる熱線
センサを提供できる。
【0058】以上各実施形態によれば、遠方から近づい
てくる人体の確実な検知、熱線センサの小型化および検
知エリアの(電気的)可変が可能になるとともに、各赤
外線検知素子の視野内の明るさを検知すれば、確実な照
明制御が可能になる。
【0059】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、通路に設けられ複数の光学系の
各々を介した各検知ビームにより前記通路上の所定検知
エリアにおける人体を検知する熱線センサであって、前
記通路の幅方向における前記各検知ビームの幅は略一定
となるように設定され、前記複数の光学系は、前記通路
の進行方向においてより遠方の検知ビームを通過させる
ものほど、焦点距離が長く、その焦点距離に対する光学
系の開口面積比が大きくなるように設定されているの
で、遠方から近づいてくる人体を確実に素早く検知する
ことができる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の熱線センサにおいて、複数の赤外線検知素子と、こ
れらの各赤外線検知素子に対応した複数の光学系とを備
え、前記赤外線検知素子が前記検知ビームにより人体を
検知するので、遠方から近づいてくる人体を確実に素早
く検知することができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の熱線センサにおいて、前記赤外線検知素子および光
学系を3組備え、前記通路の進行方向における検知エリ
アが略140度以上に設定されているので、遠方から近
づいてくる人体を確実に素早く検知することができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の熱線センサにおいて、前記各光学系はマルチレンズ
により成るので、遠方から近づいてくる人体を確実に素
早く検知することができる。
【0063】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の熱線センサにおいて、前記3つの光学系のうち、前
記通路の進行方向においてより遠方を視野とするものは
可動機構に取り付けられているので、遠方の検知視野を
可変とすることができる。
【0064】請求項6記載の発明によれば、請求項3記
載の熱線センサにおいて、前記3つの光学系のうち、前
記通路の進行方向においてより遠方を視野とする2つの
光学系はマルチミラーにより成り、これら2つのマルチ
ミラーの両視野間を視野とする残りの光学系はマルチレ
ンズにより成るので、遠方から近づいてくる人体を確実
に素早く検知することができる。
【0065】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の熱線センサにおいて、前記熱線センサは前記通路の
上方に設けられ、前記2つのマルチミラーは前記通路の
幅方向に沿って互いに逆の進行方向を向くように配置さ
れるので、互いに検知エリアを遮ることがなく、小型化
が可能になる。
【0066】請求項8記載の発明によれば、請求項6記
載の熱線センサにおいて、前記熱線センサは前記通路の
上方に設けられ、前記2つのマルチミラーは前記通路の
進行方向に沿って互いに逆の進行方向を向くように配置
されるので、互いに検知エリアを遮ることがなく、小型
化が可能になる。
【0067】請求項9記載の発明によれば、請求項6記
載の熱線センサにおいて、ミラーマスキング用のシール
を備え、検知エリアを可変とするので、検知エリアを容
易に変更することができる。
【0068】請求項10記載の発明によれば、請求項6
記載の熱線センサにおいて、ミラーマスキング用の遮光
板を備え、検知エリアを可変とするので、検知エリアを
容易に変更することができる。
【0069】請求項11記載の発明によれば、請求項2
記載の熱線センサにおいて、前記各赤外線検知素子とほ
ぼ一致する検知エリアを有する複数の明るさセンサを備
えるので、各赤外線検知素子の視野内の明るさが検知さ
れ、確実な照明制御が可能になる。
【0070】請求項12記載の発明によれば、請求項2
記載の熱線センサにおいて、前記各赤外線検知素子は検
知結果を個別に出力するので、遠方から近づいてくる人
体を確実に素早く検知することができる。
【0071】請求項13記載の発明によれば、請求項2
記載の熱線センサにおいて、前記各赤外線検知素子の検
知出力をオン/オフするスイッチ手段を備え、検知エリ
アを可変とするので、電気的に検知視野を変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る熱線センサの概略
構成を示す模式図である。
【図2】第1実施形態に係る熱線センサのブロック図で
ある。
【図3】第1実施形態における赤外線検知素子の受光面
形状を示す図である。
【図4】遠方から近づいてくる人体の検知の様子を示す
図である。
【図5】光学系の焦点距離に対するセンサ出力の変化の
様子を示す図である。
【図6】第1実施形態における検知ビームの配置の様子
を示す図である。
【図7】中央検知部の光学系の一構成例を示す図であ
る。
【図8】各周辺検知部の光学系の一構成例を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2実施形態に係る熱線センサで使用
されるマルチミラーの説明図である。
【図10】図9のマルチミラーによる集光の様子を示す
図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る熱線センサの概
略構成を示す模式図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る熱線センサの概
略構成を示す模式図である。
【図13】検知ビームの別の配置例を示す図である。
【図14】本発明の第5実施形態に係る熱線センサとし
て、周辺部の検知エリアを中央部側に広げるための構成
例を示す図である。
【図15】図14のマルチミラーによる集光の様子を示
す図である。
【図16】本発明の第6実施形態に係る熱線センサの概
略構成を示す模式図である。
【図17】人が遠方から近づいてくる場合と横切る場合
における入射パワーの変化を示す特性図である。
【符号の説明】
10,30,40,60 本体 11 中央検知部 111 光学系 112 赤外線検知素子 12,22,52 周辺検知部 121,221,521 光学系 122 赤外線検知素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01V 8/12 G01V 9/04 C 8/20 D G08B 13/191 N A (72)発明者 本田 亜紀子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G065 AB02 BA13 BA14 BA34 BB06 BB08 BB11 BB21 BC03 BC14 CA21 DA20 2G066 AC13 BA01 BA04 BA22 BA25 CA08 5C084 AA02 AA07 AA13 AA19 BB31 CC16 CC19 DD33 DD44 DD47 DD58 DD62 DD65 DD87 EE01 GG09 GG21 GG39 GG42 GG43 GG56 GG57

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路に設けられ複数の光学系の各々を介
    した各検知ビームにより前記通路上の所定検知エリアに
    おける人体を検知する熱線センサであって、前記通路の
    幅方向における前記各検知ビームの幅は略一定となるよ
    うに設定され、前記複数の光学系は、前記通路の進行方
    向においてより遠方の検知ビームを通過させるものほ
    ど、焦点距離が長く、その焦点距離に対する光学系の開
    口面積比が大きくなるように設定されている熱線セン
    サ。
  2. 【請求項2】 複数の赤外線検知素子と、これらの各赤
    外線検知素子に対応した複数の光学系とを備え、前記赤
    外線検知素子が前記検知ビームにより人体を検知する請
    求項1記載の熱線センサ。
  3. 【請求項3】 前記赤外線検知素子および光学系を3組
    備え、前記通路の進行方向における検知エリアが略14
    0度以上に設定されている請求項2記載の熱線センサ。
  4. 【請求項4】 前記各光学系はマルチレンズにより成る
    請求項3記載の熱線センサ。
  5. 【請求項5】 前記3つの光学系のうち、前記通路の進
    行方向においてより遠方を視野とするものは可動機構に
    取り付けられている請求項4記載の熱線センサ。
  6. 【請求項6】 前記3つの光学系のうち、前記通路の進
    行方向においてより遠方を視野とする2つの光学系はマ
    ルチミラーにより成り、これら2つのマルチミラーの両
    視野間を視野とする残りの光学系はマルチレンズにより
    成る請求項3記載の熱線センサ。
  7. 【請求項7】 前記熱線センサは前記通路の上方に設け
    られ、前記2つのマルチミラーは前記通路の幅方向に沿
    って互いに逆の進行方向を向くように配置される請求項
    6記載の熱線センサ。
  8. 【請求項8】 前記熱線センサは前記通路の上方に設け
    られ、前記2つのマルチミラーは前記通路の進行方向に
    沿って互いに逆の進行方向を向くように配置される請求
    項6記載の熱線センサ。
  9. 【請求項9】 ミラーマスキング用のシールを備え、検
    知エリアを可変とする請求項6記載の熱線センサ。
  10. 【請求項10】 ミラーマスキング用の遮光板を備え、
    検知エリアを可変とする請求項6記載の熱線センサ。
  11. 【請求項11】 前記各赤外線検知素子とほぼ一致する
    検知エリアを有する複数の明るさセンサを備える請求項
    2記載の熱線センサ。
  12. 【請求項12】 前記各赤外線検知素子は検知結果を個
    別に出力する請求項2記載の熱線センサ。
  13. 【請求項13】 前記各赤外線検知素子の検知出力をオ
    ン/オフするスイッチ手段を備え、検知エリアを可変と
    する請求項2記載の熱線センサ。
JP2000048121A 2000-02-24 2000-02-24 熱線センサ Withdrawn JP2001235365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000048121A JP2001235365A (ja) 2000-02-24 2000-02-24 熱線センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000048121A JP2001235365A (ja) 2000-02-24 2000-02-24 熱線センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001235365A true JP2001235365A (ja) 2001-08-31

Family

ID=18570253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000048121A Withdrawn JP2001235365A (ja) 2000-02-24 2000-02-24 熱線センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001235365A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232715A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 物体検知システム
JP2008256514A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Takenaka Engineering Co Ltd 赤外線人体検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232715A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 物体検知システム
JP2008256514A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Takenaka Engineering Co Ltd 赤外線人体検知装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2459808B1 (en) Pir motion sensor system
US4930864A (en) Domed segmented lens systems
US4321594A (en) Passive infrared detector
US6239437B1 (en) Passive infrared detector
US4271360A (en) Infra-red surveillance systems using multi-faceted mirror
US5677529A (en) Passive infrared sensor using a pair of sensors and reflectors for a 270 degree field of view
EP0817148B1 (en) Security system comprising light-conducting means
US4058726A (en) Radiation detector
US4876445A (en) Intrusion detection device with extended field of view
US4238675A (en) Optics for infrared intrusion detector
US5200624A (en) Wide-angle radiant energy detector
US4617463A (en) Segmented optical system for an alarm system
US7170060B2 (en) Passive infrared sensor
JP2001235365A (ja) 熱線センサ
JP3303707B2 (ja) 熱線式検知器
JPH09305871A (ja) 赤外線検出装置
US20060289767A1 (en) Reflective mirror structure
JP3114117U (ja) 反射鏡
JPH05322649A (ja) 人体検知装置
GB2251938A (en) Passive infrared intruder detector
KR102505049B1 (ko) 이동 광원의 위치 확인이 가능한 광센서
US5641964A (en) Infrared human body detector
US20090102648A1 (en) Motion detector
CA1095302A (en) Optics for infrared intrusion detector
JP2555447B2 (ja) 人体検知器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060622

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070614