JPH07149139A - 空調用吹出口装置 - Google Patents

空調用吹出口装置

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JPH07149139A
JPH07149139A JP29942693A JP29942693A JPH07149139A JP H07149139 A JPH07149139 A JP H07149139A JP 29942693 A JP29942693 A JP 29942693A JP 29942693 A JP29942693 A JP 29942693A JP H07149139 A JPH07149139 A JP H07149139A
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JP
Japan
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housing
blade
wall
end surface
molding
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JP29942693A
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English (en)
Inventor
Yutaka Nakanishi
豊 中西
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Moriroku KK
Original Assignee
Moriroku KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0017Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor moulding interconnected elements which are movable with respect to one another, e.g. chains or hinges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性の良い空調用吹出口装置を提供する。 【構成】 吹出口装置1は、上壁5、下壁6および両側
壁7を備え、一端に吹出口9を持つ合成樹脂製ハウジン
グ2と、ブレード本体3の上、下端面に同軸上に突設さ
れた両支軸11を上、下壁5,6の軸孔13にそれぞれ
回転可能に嵌合した複数の合成樹脂製ブレード4を有す
る。吹出口9を形成するハウジング2の端面18は、上
壁5より下壁6に向って空気吹出方向aに漸次突出する
ように傾斜する。両支軸11の軸線bは端面18と平行
に傾斜する。ハウジング2は、一体化された上壁5、下
壁6および両側壁7を持つように1次射出工程で成形さ
れる。ブレード4は、ハウジング2の軸孔13を支軸成
形用キャビティの一部として用い、またブレード本体3
の下端面が下壁6内面に接触すると共に上端面および上
壁5内面間にブレード本体3の回転を許容するギャップ
cが存するように2次射出工程で成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネル等に取付けられる空調用吹出口装置、特に、
上壁、その上壁と対向する下壁およびそれら上、下壁間
を連結する一対の側壁を備えると共に一端に吹出口を有
する合成樹脂製ハウジングと、そのハウジング内に配設
されるブレード本体の上、下両端面に同軸上に突設され
た一対の支軸を前記ハウジングの上、下壁に存する軸孔
にそれぞれ回転可能に嵌合した複数の合成樹脂製ブレー
ドとより構成され、前記吹出口を形成する前記ハウジン
グの端面は、その上壁または下壁の一方より他方に向っ
て空気吹出方向に漸次突出するように傾斜しており、ま
た各ブレードの両支軸の軸線は前記ハウジングの端面と
平行に傾斜している空調用吹出口装置に関する。
【0002】前記のように、吹出口を形成するハウジン
グの端面を傾斜させる理由は、その端面をインストルメ
ントパネル等の傾斜外表面に合致させてデザイン上の効
果を高めることにある。また各ブレードの両支軸の軸線
を、前記のように傾斜させる理由は、各ブレードと吹出
口間の間隔を略等しくして、吹出口における風量をその
上部領域、中間部領域および下部領域において略等しく
することにある。
【0003】
【従来の技術】従来、この種装置は、射出成形されたハ
ウジングに、別の射出成形工程で得られた各ブレードを
組付けたものである(例えば、実開昭60−32116
号公報参照)。この場合、ブレードの組付作業を必須と
するので、ハウジングは、例えば両側壁および下壁を有
するハウジング本体と、そのハウジング本体に接合され
る上壁板とに分割して構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハウジ
ングを前記のように分割式に構成すると、その接合強度
にばらつきを生じ易いため強度上不安定となり、またハ
ウジング本体、上壁板および各ブレードを別々に射出成
形し、それらを用いてハウジングを形成すると共に各ブ
レードの組付けを行わなければならないので、吹出口装
置の製造工数が多く、それに伴い生産性が悪く、また生
産コストが嵩む、という問題がある。
【0005】本発明は前記に鑑み、ハウジングを1次射
出成形物とすることによってその強度を向上させると共
に安定化させ、また各ブレードをハウジングを利用した
2次射出成形物とすることによってその成形と同時にハ
ウジングに対する組付けを完了させ、さらに各ブレード
を円滑に回転させることができるようにした生産性の良
い前記空調用吹出口装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記空調用吹出
口装置において、前記ハウジングが、一体化された前記
上壁、下壁および両側壁を有するように1次射出工程で
成形されたものであり、各ブレードが、前記ハウジング
の軸孔を支軸成形用キャビティの少なくとも一部として
使用し、また前記ブレード本体の下端面が前記ハウジン
グの下壁内面に接触すると共に前記ブレード本体の上端
面および前記ハウジングの上壁内面間にそのブレード本
体の回転を許容するギャップが存するように2次射出工
程で成形されたものであることを特徴とする。
【0007】
【作用】ハウジングは1次射出工程で閉断面構造に成形
されるので、強度が高く、且つ安定している。また吹出
口装置は1次および2次射出工程を経て製造されるの
で、製造工数が少なく、それに伴い生産性が良好とな
り、また製造コストが低減される。さらに前記ギャップ
により各ブレードは、その支軸軸線が傾斜しているにも
かかわらず、また成形上の理由からギャップ側のブレー
ド端面が支軸軸線に対し傾斜していても円滑に回転す
る。
【0008】
【実施例】図1〜3において、空調用吹出口装置1は合
成樹脂製ハウジング2と、ブレード本体3をハウジング
2内に配設されて左右方向の風向を調節する複数の合成
樹脂製ブレード4とより構成される。
【0009】ハウジング2は、上壁5、その上壁5と対
向する下壁6およびそれら上、下壁5,6間を連結する
一対の側壁7を備えると共に一端に吸込口8を、また他
端に吹出口9をそれぞれ有する。
【0010】各ブレード4において、そのブレード本体
3の上端面10中央部に支軸11が突設され、また下端
面12にその支軸11と同軸上に位置するように支軸1
1が突設される。両支軸11はハウジング2の上、下壁
5,6に存する軸孔13にそれぞれ回転可能に嵌合され
る。各軸孔13の内側開口は、上、下壁5,6の内面に
突設されたボス14,15の端面16,17に存する。
【0011】吹出口9を形成するハウジング2の端面1
8は、その上壁5または下壁6の一方より他方、図示例
では上壁5より下壁6に向って空気吹出方向aに漸次突
出するように傾斜している。また各ブレード4の両支軸
11の軸線bはハウジング2の端面18と平行に傾斜し
ている。
【0012】ハウジング2は、一体化された上壁5、下
壁6および両側壁7を有するように1次射出工程で成形
されたものである。また各ブレード4は、ハウジング2
の軸孔13を支軸成形用キャビティの少なくとも一部と
して使用する2次射出工程で成形されたものである。そ
の2次射出工程において、各ブレード本体3の下端面1
2は、ハウジング2の下側ボス15の端面17に接触す
るように成形され、また各ブレード本体3の上端面10
は、それ10とハウジング2の上側ボス14の端面16
との間にブレード本体3の回転を許容するギャップcが
存するように成形される。
【0013】上側ボス14の端面16は上壁5内面と平
行で、且つ軸線bに対して傾斜しているが、下側ボス1
5の端面17は型抜き上、軸線bと直交するように空気
吹出方向a前側に向って上り斜面に形成される。
【0014】各ブレード本体3は、型抜き上、図1,3
に示すように空気吹出方向aと平行するように成形さ
れ、その際ブレード本体3の両側縁は軸線bと平行に、
またその上端面10は上側ボス14の端面16と平行
で、且つ軸線bに対して傾斜するように、さらに下端面
12は下側ボス15の端面17に合致し、且つ軸線bに
直交するように形成される。さらにまた各ブレード本体
3の空気吹出方向a後側下部に切欠き部19が成形さ
れ、各切欠き部19に、各ブレード4を連動して同一方
向に回転させる連動機構が設けられるが図には省略し
た。
【0015】前記のようにハウジング2は1次射出工程
で閉断面構造に成形されるので、強度が高く、且つ安定
している。また吹出口装置1は1次および2次射出工程
を経て製造されるので、製造工数が少なく、それに伴い
生産性が良好となり、また製造コストが低減される。
【0016】図4は、ブレード本体3を図1の空気吹出
方向aと平行な位置より、例えばその方向aと交差する
ように矢印d方向に90°回転させて、図1,4矢示方
向から見た図であり、前記ギャップcによりブレード4
は、その軸線bが傾斜しているにもかかわらず、また上
端面10が軸線bに対し傾斜していても、その上端面1
0と上側ボス14との干渉を避けて円滑に回転する。
【0017】図示例においては、ハウジング2の吹出口
側端面18に別の合成樹脂製ハウジング20が接合され
ており、そのハウジング20内には上下方向の風向を調
節する複数の合成樹脂製ブレード21が回転可能に設け
られる。各ブレード20における回転軸線eは、支軸1
1の軸線bと平行な軸線と交差関係にあり、これにより
左右方向の風向調節を行う各ブレード4と、上下方向の
風向調節を行う各ブレード21間の間隔を等しくして、
上、下方向における左、右方向の風量を略等しくするこ
とができる。
【0018】上下方向の風向調節を行う各ブレード21
には、それらを連動して同一方向に回転させる連動機構
が設けられるが図には省略した。
【0019】次に、前記空調用吹出口装置1の二段射出
成形法について説明する。
【0020】図5〜9は、ハウジング2を成形する1次
射出成形装置22を示す。その装置22は、可動の第1
外側開閉型23と、固定の第2外側開閉型24と、両開
閉型23,24間に挟着される上側および下側第1スラ
イド型25,26と、第1外側開閉型23の内側に配設
される可動の第1内側開閉型27と、第2外側開閉型2
4の内側に配設される固定の第2内側開閉型28とを備
えている。両第1スライド型25,26は複数の軸孔成
形用中子29を有し、相対向して第2外側開閉型24に
摺動自在に設けられる。 〔第1工程〕第1,第2外側開閉型23,24を閉じて
両開閉型23,24により両第1スライド型25,26
を挟着し、また第1,第2内側開閉型27,28を閉じ
る。両第1スライド型25,26の相対向する中子29
は同軸上に配設され、それらの軸線は、それら開閉型2
3,24,27,28の合せ面30〜33上に位置す
る。
【0021】これにより、第1,第2外側開閉型23,
24および各第1スライド型25,26内面と、第1,
第2内側開閉型27,28外面との間に、各中子29の
基端側を囲繞するように、ハウジング2の上、下、両側
壁5,6,7を成形する第1キャビティC1 が形成され
る。
【0022】第1内側開閉型27は、その合せ面32に
開口する複数の深く、且つ長い溝形凹部34と、各溝形
凹部34の上端側に連通する小径の半円形凹部35と、
その半円形凹部35および第1キャビティC1 の上壁成
形領域fに連通する大径の第1半円形凹部36と、各溝
形凹部34の下端側および第1キャビティC1 の下壁成
形領域gに連通する大径の第2半円形凹部37とを有す
る。
【0023】また第2内側開閉型28はその合せ面33
の上端側に、複数の小径の半円形凸部38を有し、各半
円形凸部38は、図5,6に示すように第1内側開閉型
27の各半円形凹部35に嵌合される。また各半円形凸
部38の上側に、上壁成形領域fに連通する大径の第1
半円形凹部39が連設され、各中子29端面は各半円形
凸部38および各第1半円形凹部39端面に密着する。
図5,7に示すように、各第1半円形凹部39は第1内
側開閉型27の各第1半円形凹部36と協働して、各中
子29の先端側を囲繞するボス成形用第2キャビティC
2 を形成し、その第2キャビティC2 は第1キャビティ
1 の上壁成形領域fに連通する。
【0024】前記合せ面33の下端側に、複数の突出部
40が形成され、各突出部40は、図5,8に示すごと
く第2半円形凹部37の上側開口を覆うように各溝形凹
部34に嵌合される。また各突出部40の下側に大径の
第2半円形凹部41が連設され、各中子29端面は各突
出部40および第2半円形凹部41端面に密着する。図
5,9に示すように各第2半円形凹部41は第1内側開
閉型27の各第2半円形凹部37と協働して、各中子2
9の先端側を囲繞するボス成形用第3キャビティC3
形成し、その第3キャビティC3 は第1キャビティC1
の下壁成形領域gに連通する。
【0025】第1内側開閉型27において、その溝形凹
部34はブレード本体3の半部を成形するためのもので
あり、したがってその溝形凹部34は、ハウジング2成
形時には半円形凹部35および半円形凸部38の嵌合な
らびに溝形凹部34および突出部40の嵌合により第
2,第3キャビティC2 ,C3 との連通を遮断される。
また半円形凹部35は、上側の支軸11において、ボス
14とブレード本体3間に存する部分の半部を成形する
ためのものであるから、ハウジング2成形時には半円形
凸部38との嵌合によりその機能を停止される。 〔第2工程〕第1〜第3キャビティC1 〜C3 に、図示
しないゲートより合成樹脂としてのポリプロピレン(P
P)系樹脂を1次射出してハウジング2を成形する。 (第3工程〕上側および下側第1スライド型25,26
をそれぞれ上昇および下降させて各中子29をハウジン
グ2の各軸孔13から抜いた後、第1外側および第1内
側開閉型23,27を図5において左方へ移動させて型
開きを行うと共に図10に示すようにハウジング2を第
1外側および第1内側開閉型23,27に保持させてお
く。
【0026】以上の各工程を経てハウジング2の成形を
終了する。
【0027】図11〜14は、ブレード4を成形する2
次射出成形装置42を示す。その装置42は、共用され
る可動の第1外側開閉型23と、固定の第3外側開閉型
43と、両開閉型23,43間に挟着される上側および
下側第2スライド型44,45と、第1外側開閉型23
の内側に配設されて、同様に共用される可動の第1内側
開閉型27と、第3外側開閉型43の内側に配設される
固定の第3内側開閉型46とを備えている。両第2スラ
イド型44,45は支軸11の先端側を成形する複数の
盲孔47を有し、相対向して第3外側開閉型43に摺動
自在に設けられる。 〔第4工程〕第1,第3外側開閉型23,43を閉じて
両開閉型23,43により両第2スライド型44,45
を挟着し、また第1,第3内側開閉型27,46を閉じ
る。両第2スライド型44,45の相対向する盲孔47
は同軸上に配設され、それらの軸線は、それらに対応す
るハウジング2の軸孔13の軸線と合致すると共にそれ
ら開閉型23,43,27,46の合せ面30,43
a,32,48上に位置する。
【0028】これにより、第1,第3外側開閉型23,
43および両第2スライド型44,45内面ならびに第
1,第3内側開閉型27,46外面間にハウジング2の
上、下、両側壁5〜7が挟着される。
【0029】第3内側開閉型46は、その合せ面48に
開口する複数の深く、且つ長い溝形凹部49と、各溝形
凹部49の上端側に連通する小径の半円形凹部50と、
その半円形凹部50に連設された大径の第1半円形凹部
51と、各溝形凹部49の下端側に連通する大径の第2
半円形凹部52とを有する。各溝形凹部49は第1内側
開閉型27の各溝形凹部34と協働してブレード本体成
形用第4キャビティC 4 を形成する。また小径の各半円
形凹部50は、図11,12に示すように第1内側開閉
型27の各半円形凹部35と協働して支軸11のブレー
ド本体3側基端部を成形する小キャビティ53を形成す
る。その小キャビティ53、上壁5の軸孔13および盲
孔47は同軸上に配設されて、上側の支軸11を成形す
るための第5キャビティC5 を形成する。図11,13
に示すように、各第1半円形凹部51は第1内側開閉型
27の各第1半円形凹部36と協働してボス14を挟着
する。下壁6の各軸孔13は、下側第2スライド型45
の各盲孔47と同軸上に配設され、その軸孔13および
盲孔47は下側の支軸11を成形するための第6キャビ
ティC6 を形成する。図11,14に示すように、各第
2半円形凹部52は第1内側開閉型27の各第2半円形
凹部37と協働してボス15を挟着する。 〔第5工程〕第4〜第6キャビティC4 〜C6 に、図示
しないゲートより合成樹脂としてのポリブチレンテレフ
タレート(PBT)系樹脂を2次射出して各ブレード4
を成形し、これにより吹出口装置1を得る。
【0030】このように第1外側および第1内側開閉型
23,27を共用して1次および2次射出工程を行う
と、開閉型コストを低減すると共に、型交換に要するコ
ストおよび作業時間を省いて吹出口装置1の量産性を向
上させることが可能である。 〔第6工程〕上側および下側第2スライド型44,45
をそれぞれ上昇および下降させて各盲孔47を各支軸1
1の先端側より離脱し、また第1外側および第1内側開
閉型22,27を図11において左方へ移動させて型開
きを行い、その後吹出口装置1を第2内側開閉型28側
のエジェクタピン(図示せず)により突出して離型す
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、吹出口を形成する合成
樹脂製ハウジング端面が前記のように傾斜し、また各合
成樹脂製ブレードの両支軸軸線が前記のように傾斜して
いる空調用吹出口装置において、強度の高いハウジング
と円滑に回転する複数のブレードとを備え、その上生産
性の良好な前記装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吹出口装置の斜視図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】ブレードを回転させた後の図2,4矢視図であ
る。
【図5】1次射出成形装置の要部縦断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図5の7−7線断面図である。
【図8】図5の8−8線断面図である。
【図9】図5の9−9線断面図である。
【図10】1次射出成形後における型開き状態を示す要
部縦断面図である。
【図11】2次射出成形装置の要部縦断面図である。
【図12】図11の12−12線断面図である。
【図13】図11の13−13線断面図である。
【図14】図11の14−14線断面図である。
【符号の説明】
1 吹出口装置 2 ハウジング 3 ブレード本体 4 ブレード 5 上壁 6 下壁 7 側壁 9 吹出口 10 上端面 11 支軸 12 下端面 13 軸孔 18 端面 a 空気吹出方向 b 軸線 C5 支軸成形用第5キャビティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁(5)、その上壁(5)と対向する
    下壁(6)およびそれら上、下壁(5,6)間を連結す
    る一対の側壁(7)を備えると共に一端に吹出口(9)
    を有する合成樹脂製ハウジング(2)と、そのハウジン
    グ(2)内に配設されるブレード本体(3)の上、下両
    端面(11,12)に同軸上に突設された一対の支軸
    (11)を前記ハウジング(2)の上、下壁(5,6)
    に存する軸孔(13)にそれぞれ回転可能に嵌合した複
    数の合成樹脂製ブレード(4)とより構成され、前記吹
    出口(9)を形成する前記ハウジング(2)の端面(1
    8)は、その上壁(5)または下壁(6)の一方より他
    方に向って空気吹出方向(a)に漸次突出するように傾
    斜しており、また各ブレード(4)の両支軸(11)の
    軸線(b)は前記ハウジング(2)の端面(18)と平
    行に傾斜している空調用吹出口装置において、前記ハウ
    ジング(2)は、一体化された前記上壁(5)、下壁
    (6)および両側壁(7)を有するように1次射出工程
    で成形されたものであり、各ブレード(4)は、前記ハ
    ウジング(2)の軸孔(13)を支軸成形用キャビティ
    (C5 )の少なくとも一部として使用し、また前記ブレ
    ード本体(3)の下端面(12)が前記ハウジング
    (2)の下壁(6)内面に接触すると共に前記ブレード
    本体(3)の上端面(10)および前記ハウジング
    (2)の上壁(5)内面間にそのブレード本体(3)の
    回転を許容するギャップ(c)が存するように2次射出
    工程で成形されたものであることを特徴とする空調用吹
    出口装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008164190A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sharp Corp 空気調和機
US7475482B2 (en) * 2004-01-16 2009-01-13 Robert Bosch Gmbh Bevel quadrant and gearbox louver blower system
CN103776141A (zh) * 2012-10-25 2014-05-07 珠海格力电器股份有限公司 扫风叶片及该扫风叶片的生产方法

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