JP3496785B2 - 2色成形レジスタ - Google Patents

2色成形レジスタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の室内に開
口し、室内に取り入られる風の向きを垂直および水平方
向に案内可能な吹出口グリルとして利用される2色成形
レジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吹出口グリルで、吹出から車室内
への風の向きをコントロールするため、吹出口を形成す
る複数の風向水平偏向板をもつ筒状体(意匠バレル)の
前方側周壁(意匠前面)と、前記筒状体の内周部に、各
風向水平偏向板と直交する方向の複数の風向垂直偏向板
を、その巾方向の前端に近い位置で筒状体の内周部に軸
支し、狭い揺動角度範囲で揺動可能とした構成のもの
を、2色成形法により成形し、組付け工数を低減するこ
とが知られている。
【0003】ところが、吹出から車室内への風の向きを
コントロールする複数の風向垂直偏向板同士を重ね合わ
すことにより吹出口を閉じるようにするために、複数の
風向垂直偏向板をその巾方向のほぼ中央で揺動可能に保
持し、その揺動角度範囲をほぼ90°以上と広くした構
成のものについては、筒状体(意匠バレル)の前方側周
壁(意匠前面)との間隔(風向垂直偏向板の支軸を中心
とする揺動半径分の間隔)が長く形成されてネックとな
り、各風向垂直偏向板の支軸を中心とする揺動半径分の
間隔を必要とするため、この間隔がネックとなり2色成
形法を用いて風向垂直偏向板と筒状体(意匠バレル)と
を成形できなかった(特開昭63ー282450号公報
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、前記種類の
構成のものでは、構成部品の点数が多く、かつ作業者が
複数の風向垂直偏向板を筒状体に手間をかけ組付ける必
要があり、組付け工数が多く、コスト低減など改善の余
地がある。本発明は、前記事情に鑑みなされたもので、
前記巾方向のほぼ中央を揺動中心とする風向垂直偏向板
をもつ構成の吹出口グリルであっても、風向垂直偏向板
とこの風向垂直偏向板を揺動自在に保持する筒状枠体と
を2色成形でき、かつ組付け工数およびコストの低減が
できる2色成形レジスタを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の2色成形レジス
タは、成形型内に融点の高い熱可塑性樹脂を射出する第
1の工程により成形され所定の間隔で垂直に配列された
複数の風向垂直偏向板と、該成形型内に融点の低い熱可
塑性樹脂を射出する第2の工程により成形され、該風向
垂直偏向板の周囲を取り囲むとともに、該風向垂直偏向
板をその巾方向のほぼ中央で揺動可能に保持する筒状枠
体および該風向垂直偏向板を連動する連結ロッドと、を
もつ本体部と、該本体部と別に成形され、筒状装飾カバ
ー部両端が該筒状装飾カバー部に一体に形成され複数
の風向水平偏向板とをもつ装飾部材と、で構成され、上
記筒状枠体は車両の室内に装着され、上記筒状装飾カバ
ー部が上記筒状枠体の外周に装着され、かつ、複数の上
記風向水平偏向板が複数の上記風向垂直偏向板の前方の
水平位置に位置するように、上記装飾部材が上記筒状枠
体の吹出口側に装着され、ていることを特徴とする。ま
た、上記筒状枠体は、複数の上記風向垂直偏向板を軸支
する上壁部および下壁部と、上記車両の室内に装着され
る一対の側壁部とを持つものとすることができる。
【0006】
【発明の実施形態】前記第1の工程で用いる融点の高い
熱可塑性樹脂としては、ABS(アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン樹脂)、P0M(アセタール樹
脂)、PA(ポリアミド)などである。前記第2の工程
で用いる融点の低い熱可塑性樹脂としては、PP(ポリ
プロピレン)、PE(ポリエチレン)などである。
【0007】前記筒状枠体に風向垂直偏向板をその巾方
向のほぼ中央で揺動可能に保持するには、風向垂直偏向
板と筒状枠体とのいずれか一方に、軸受け部としての
孔、穴、窪みなどを形成し、いずれか他方に前記孔、
穴、窪みなどに嵌挿され、かつ相対回転する支軸を形成
することができる。前記風向垂直偏向板を連結ロッドに
連動するには、風向垂直偏向板と連結ロッドとのいずれ
か一方に、軸受け部としての孔、穴、窪みなどを形成
し、いずれか他方に前記孔、穴、窪みなどに嵌挿され、
かつ相対回転する支軸を形成することができる。
【0008】
【実施例】本発明、2色成形レジスタの実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。図1に分解して斜視して示す
実施例の2色成形レジスタ1は、2色成形されて得た本
体部2と、本体部2とは別に形成され本体部2に装着さ
れた装飾部材(意匠バレル)6とよりなる。
【0009】本体部2は、複数の風向垂直偏向板3(5
枚の内、1枚を示す)と、筒状枠体4と、連結ロッド5
とよりなる。風向垂直偏向板3は、融点の高い熱可塑性
樹脂として融点が210℃のABS(アクリロニトリル
・ブタジエン・スチレン樹脂)を用いて成形された縦長
(長方形状)の形状であり、垂直位置の前端30、後端
31と水平位置の上端32および下端33と、前端30
と後端31との巾W1方向のほぼ中央の軸線P1上で上
端32および下端33にそれぞれ形成された揺動中心と
なる軸支孔34および35と、前記軸線P1と後端辺3
1との間で下端33に形成され外部より揺動するための
付勢力を受ける連動用の軸支孔36をもつ。この軸支孔
36は、風向垂直偏向板3を閉じた状態のとき、視認側
より見えない位置に形成することが好ましい。
【0010】筒状枠体4は、前記風向垂直偏向板3の成
形後、引き続き同じ成形型内で融点の低い熱可塑性樹脂
として融点が170℃のPP(ポリプロピレン)を用い
て成形され、内部に略長方形状の空間を形成する横長の
もので、互いに所定の間隔を隔てて水平に設けられた上
下対称形状の上壁部40および下壁部41と、上壁部4
0および下壁部41の各両端に接続し垂直に設けられた
左右対称形状の側壁部42および43と、上壁部40、
下壁部41の互いに対向する内面a、aより突出した状
態に形成され、前記風向垂直偏向板3を回転可能にその
軸支孔34、35に嵌合する突起a1、a1と、側壁部
42、43の前端部bより突出して形成された装飾部材
(意匠バレル)6の上下揺動中心を形成する係止突起b
1、b1と、外面cに形成された係合爪c1をもつ係合
溝c2(側壁部42と43とは左右対称形状であるた
め、一方のみ示す)と、同外面cに形成され図略のイン
パネ本体およびリテーナへの取り付け部に着脱可能に装
着される係合溝c3とをもつ。
【0011】連結ロッド5は、前記風向垂直偏向板3の
成形後、引き続き前記筒状枠体4と同じPPを用いて前
記筒状枠体4と同時に成形され、各風向垂直偏向板3を
揺動を可能とするため、外部からの付勢力を伝達するも
ので、所定長さのロッド部50と、ロッド部50の平坦
な上面51より突出し、かつ所定の等間隔L1位置に形
成され、各風向垂直偏向板3の軸支孔36と相対移動
(回転)可能に嵌合する複数の突起52と、よりなる。
【0012】前記等間隔L1は、複数の風向垂直偏向板
3の開き角度が最大となる位置(装飾部材6に向かう軸
線方向Zと平行になる位置)から最小となる位置(前記
軸線方向Sに直交する軸線方向Xと平行になる位置、す
なわち、隣合うひとつの風向垂直偏向板3の前端30
と、他の風向垂直偏向板3の後端31とが接近した位置
で両風向垂直偏向板3、3が重なり合い、かつ両風向垂
直偏向板3、3の間の風通路を閉じる位置)までの揺動
角度となるように設定される。
【0013】装飾部材(意匠バレル)6は、別途、形成
された熱可塑性樹脂製の箱状のもので、筒状装飾カバー
部6aと、両端が筒状装飾カバー部6aに一体に形成さ
れ水平位置に所定の間隔で互いに平行に設けられた複数
の風向水平偏向板(横ブレード)6bと、よりなる。筒
状装飾カバー部6aは、前面が意匠面となり、かつ複数
の風向水平偏向板6aによって区画された横長の複数の
吹き出し口60を形成する前壁部61と、前壁部61に
接続する左右対称形状の側壁部62、62、上壁部6
3、底壁部64により囲まれているとともに後端6c側
に開口し、前記本体部2を収容するための収容部65を
もつ。側壁部62、62には、筒状枠体4の係止突起b
1、b1に着脱自在に嵌合する角状の孔b2(左右対称
形状のため、一方のみを示す)が形成されている。また
側壁部62、62には、後端6cより突出し、筒状枠体
4の外面bの係合溝c2および係合爪c1に着脱自在に
係合する突起c4および孔c5が形成されている。
【0014】前記のように構成された2色成形レジスタ
1の製造過程を以下に説明する。この2色成形レジスタ
1の製造過程では、2色成形型8内に融点が210℃の
ABSを射出する第1の工程により前記風向垂直偏向板
3を5個、同時に成形する。この後、同じ2色成形型8
内に融点が170℃のPPを射出する第2の工程により
本体部2を形成し、その筒状枠体4により風向垂直偏向
板3の周囲を取り囲むとともに、風向垂直偏向板3をそ
の巾W1方向のほぼ中央で揺動可能に保持し、かつ連結
ロッド5により風向垂直偏向板3を連動可能に保持する
ものである。
【0015】まず、第1の工程を実施するための段取り
として、図2に示されるように、固定型81と、図の上
下方向に移動可能な可動金型82と、図の左右方向に移
動可能な第1左側スライドコア83、第1右側スライド
コア84とから風向垂直偏向板3のキャビティ空間3a
が形成される。なお、図中左方に位置する前記第1左側
スライドコア83には、風向垂直偏向板3の軸支孔35
および軸支孔36に対応する位置に断面真円に加工され
たピン(軸ピン)85aおよび85cが埋設されてお
り、その先端はキャビィティ空間3aに突出している。
第1左側スライドコア83には、キャビティ空間3aに
突出しているピン85cの先端より突出長さが僅かに短
く、同芯円状位置に突出する突部85dが設けられてい
る(従って、ピン85cの先端は、突部85dの中心位
置から突出している。) また、図中右方に位置する前記第1右側スライドコア8
4には、風向垂直偏向板3の軸支孔34に対応する位置
に断面真円に加工されたピン(軸ピン)85bが埋設さ
れており、その先端はキャビィティ空間3aに突出して
いる。
【0016】可動金型82には、キャビティ空間3aに
連通するゲ−ト部86が設けられている。前記キャビテ
ィ空間3aには、ゲ−ト部86を通じて融点が210℃
の溶融ABSが射出される。その後、キャビティ空間3
aにおいて溶融ABSが冷却され固化することによって
風向垂直偏向板3が成形される。ついで、可動金型82
を矢印Y1方向に移動するとともに、第1左側スライド
コア83を矢印X1方向、第1右側スライドコア84を
矢印X2方向に移動する。
【0017】この後、固定型81に対し図3に示される
ように、可動金型87、第2左側スライドコア88、第
2右側スライドコア89により、筒状枠体用キャビティ
4a、連結ロッド用キャビティ5aが成形される。そし
て、前記筒状枠体用キャビティ4a、連結ロッド用キャ
ビティ5aには、図略のゲ−ト部からそれぞれ融点が1
70℃の溶融PPが射出される。この後、溶融PPが冷
却され固化することによって、複数の風向垂直偏向板3
と、筒状枠体4と、連結ロッド5とが組み合わされた本
体部2が成形される。
【0018】なお、2色成形型8内で第1の工程により
形成される風向垂直偏向板3の軸支孔34、35、36
は、融点の高いABSを用いて成形され、前記軸支孔3
4、35および36の周囲に第2の工程により形成され
る筒状枠体4の突起a1および連結ロッド5の突起52
は、融点の低いPPが用いられるため、第2の工程によ
る溶融PPの射出時の熱により融着することがなく、か
つ成形後において、それぞれ相対回転可能な組み合わせ
構造が得られる。
【0019】このようして2色成形された本体部2に
は、前記装飾部材6が図4に示されるように装着され
る。本体部2に装飾部材6を装着する場合、装飾部材6
の角状の孔b2と突起c4および孔c5は、それぞれ筒
状枠体4の係止突起b1と係合溝c2および係合爪c1
に係合し、かつ確実に固定、保持され、意匠上、美観を
高めた2色成形レジスタ1として使用に供される。
【0020】また、この2色成形レジスタ1の使用例と
して、装飾部材6の前面より横孔61のひとつを介して
図5に示されるように、操作ノブ7を装着して使用する
か、あるいは別途、図略のスライド式操作部品を装着し
て使用することもできる。なお、前記操作ノブ7は、円
弧形の操作摘まみ70と、その内周側より垂直に伸び2
分割され、先端に係止頭部71をもつ取り付けアーム部
72とよりなる。
【0021】操作ノブ7は、2分割された取り付けアー
ム部72で風向垂直偏向板3の両面37を挟持するとと
もに、前記両面37の一方あるいは両方に形成した係止
孔部38に係止頭部71を挿入することによって装着さ
れる。そしてその使用時には、前記風向垂直偏向板3の
軸支孔34、35および36と、筒状枠体4の突起a1
および連結ロッド5の突起52とを、相対的に融点の高
低差をもつ2つの熱可塑性樹脂を用いているため、相対
回転時の接触部分で互いに馴染みがよく、操作フィーリ
ングが滑らかであり、かつ、操作耐久や耐熱後の操作荷
重が従来品よりも優れている。
【0022】さらに、風向垂直偏向板3の軸支孔34、
35を成形した後に、前記軸支孔34、35に組み込ま
れる筒状枠体4の突起a1が成形されるため、軸支孔3
4、35と突起a1とのクリアランスの精度が良く、荷
重出しを支軸ででき、かつ荷重出しするためのスプリン
グを別途、使用せず軸耐久性を向上できる。実施例の2
色成形レジスタ1によれば、巾W1方向のほぼ中央を揺
動中心とする風向垂直偏向板3をもつ構成のものであっ
ても、この複数の風向垂直偏向板3を揺動可能に保持す
る筒状枠体4、各風向垂直偏向板3を一斉に同じ揺動方
向に連動する連結ロッド5を2色成形で組み込んだ本体
部2と、装飾部材6との2部品の組付け、あるいは操作
ノブ7または図略のスライド式操作部品を加えた3部品
の組付けのみですみ、組付け工数および製造コストを大
幅に低減できる。
【0023】すなわち、従来、行われていた組付け作業
(巾W1方向のほぼ中央を揺動中心とする複数の風向垂
直偏向板および各部品を個々に組付ける作業)が不要と
なり、作業性の向上並びに製造コストの低減を実現でき
る。なお、実施例では、第1の工程の風向垂直偏向板3
と、第2の工程の筒状枠体4および連結ロッド5とを2
つの異なる熱可塑性樹脂で成形したが、これらの相互間
の揺動動作が得られるのであれば、同ーの樹脂にて成形
するようにしてもよい。
【0024】また、風向垂直偏向板3に軸支孔34、3
5および36と、筒状枠体4に突起a1、連結ロッド5
に突起52を形成した場合を示したが、これに限定され
るものではなく、風向垂直偏向板3に図略の支軸を形成
し、筒状枠体4および連結ロッド5に前記支軸と相対回
転する図略の孔、穴、窪みなどを形成することもでき
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の2色成形レジスタによれば、巾
方向のほぼ中央を揺動中心とする風向垂直偏向板をもつ
構成のものであっても、この複数の風向垂直偏向板を揺
動可能に保持する筒状枠体、各風向垂直偏向板を一斉に
同じ揺動方向に連動する連結ロッドを2色成形により組
み込んだ本体部として成形できる。
【0026】 このため、この本体部と、装飾部材との
2部品の組付け、あるいは操作ノブまたはスライド式操
作部品を加えた3部品の組付けのみですみ、かつ前記従
来の吹出口グリルで成し得なかった組付け工数および製
造コストの大幅な低減がきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の2色成形レジスタを分解して示す斜視
図。
【図2】成形型内で図1の2色成形レジスタにおける本
体部のうち、複数の風向垂直偏向板を第1の工程により
成形する状態を示す断面図。
【図3】成形型内で筒状枠体および連結ロッドを図2の
複数の風向垂直偏向板に一体成形し本体部とする第2の
工程により成形する状態を示す断面図。
【図4】第1の工程で得られた風向垂直偏向板、第2の
工程後により得られた本体部、別途形成された意匠バレ
ルおよび本体部に意匠バレルを装着した状態を示す断面
図。
【図5】実施例の2色成形レジスタにおける複数の風向
垂直偏向板の内、中央部に配置された一枚に、揺動操作
用の操作ノブを装着する使用例のひとつを示す斜視図。
【符号の説明】
1…2色成形レジスタ 2…本体部 3…風向垂直偏向板
(縦ブレード) 4…筒状枠体(縦ブレード用バレル) 5…連結ロッド 6…装飾部材(意匠側バレル) 6a…筒状装飾カバー
部6b…風向水平偏向板(横ブレード)
フロントページの続き (72)発明者 藪谷 茂 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 乾 修司 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 谷 哲也 愛知県岡崎市下青野町字喜昌島51番地 株式会社谷ダイ・モールド内 (72)発明者 佐原 弘恭 静岡県湖西市鷲津2511ー9 有限会社浜 名プラスチック内 (56)参考文献 特開 平5−312396(JP,A) 特開 平5−50530(JP,A) 特開 平7−148778(JP,A) 特開 昭63−282450(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型内に融点の高い熱可塑性樹脂を射出
    する第1の工程により成形され所定の間隔で垂直に配列
    された複数の風向垂直偏向板と、該成形型内に融点の低
    い熱可塑性樹脂を射出する第2の工程により成形され、
    該風向垂直偏向板の周囲を取り囲むとともに、該風向垂
    直偏向板をその巾方向のほぼ中央で揺動可能に保持する
    筒状枠体および該風向垂直偏向板を連動する連結ロッド
    と、をもつ本体部と、該本体部と別に成形され、 筒状装飾カバー部両端が該
    筒状装飾カバー部に一体に形成され複数の風向水平偏向
    板とをもつ装飾部材と、で構成され、 前記筒状枠体は車両の室内に装着され、 前記筒状装飾カバー部が該筒状枠体の外周に装着され、
    かつ、複数の前記風向水平偏向板が複数の前記風向垂直
    偏向板の前方の水平位置に位置するように、前記装飾部
    材が前記筒状枠体の吹出口側に装着され、ていることを
    特徴とする2色成形レジスタ。
  2. 【請求項2】前記筒状枠体は、複数の前記風向垂直偏向
    板を軸支する上壁部および下壁部と、前記車両の室内に
    装着される一対の側壁部とを持つ請求項1に記載の2色
    成形レジスタ。
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