JPH07147070A - ディスク・ドライブおよび変換器アセンブリ - Google Patents

ディスク・ドライブおよび変換器アセンブリ

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JPH07147070A
JPH07147070A JP6167719A JP16771994A JPH07147070A JP H07147070 A JPH07147070 A JP H07147070A JP 6167719 A JP6167719 A JP 6167719A JP 16771994 A JP16771994 A JP 16771994A JP H07147070 A JPH07147070 A JP H07147070A
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disk
air bearing
carrier
disk drive
slider
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JP6167719A
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English (en)
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George L Best
ジョージ・ローレンス・ベスト
Moris M Dovek
モリス・ムーサ・ドヴェク
John S Foster
ジョン・スチュアート・フォスター
Luis P Franco
ルイス・パディリャ・フランコ
Randall Thomas Kerth
ランドール・トマス・カース
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International Business Machines Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ記録ディスク・ドライブにおいて、ヘ
ッド・ディスク間隔を狭くし、ディスク半径の変化や製
造パラメータの影響を受けにくいスライダを提供するこ
と。 【構成】 データ記録ディスク・ドライブが、ディスク
上の潤滑剤膜と接触または近接触することのできる基本
的に低飛行のエア・ベアリング・スライダである変換器
キャリアによって提供される、改良されたヘッド・ディ
スク界面を有する。スライダは、1対の等間隔で配置さ
れたエア・ベアリング・パッドの形の前部エア・ベアリ
ング面と、後部エア・ベアリング・パッドと、前部エア
・ベアリング・パッドと後部エア・ベアリング・パッド
を分離する凹状の中央非エア・ベアリング面とを有す
る。2つの前部パッドは後部パッドよりも表面積が広
く、したがってスライダをピッチアップさせる。これに
より後部パッドもピッチアップし、後部パッドの下に空
気が流れてスライダ後部にエア・ベアリングを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記録ディスク・
ドライブに関し、より詳細にはヘッド・ディスク界面に
おいて改良された変換器キャリアを有するディスク・ド
ライブに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク・ドライブはディスク・ファイ
ルとも呼ばれ、情報を格納する同心データ・トラックを
有する回転可能なディスクと、それぞれのトラック上の
データを読み取りまたはトラック上にデータを書き込む
ためのヘッドまたは変換器と、ヘッドを所望のトラック
に移動し読取り動作または書込み動作の間ヘッドをトラ
ックの中心線の上に維持するための、ヘッドのキャリア
に接続されたアクチュエータとを使用する情報記憶装置
である。一般に、複数のディスクが、スペーサ・リング
によって分離され、ディスク・ドライブ・モータによっ
て回転されるハブ上に積み重ねられる。ハウジングがド
ライブ・モータとヘッド・アクチュエータを支持し、ヘ
ッドとディスクを取り囲んで、ヘッド・ディスク界面の
ほぼ密封された環境を提供する。
【0003】従来の磁気記録ディスク・ドライブでは、
ヘッド・キャリアは、ディスクがその動作速度で回転す
るときディスク表面の上方のエア・ベアリングに乗るエ
ア・ベアリング・スライダである。スライダは、スライ
ダをアクチュエータに接続する比較的もろいサスペンシ
ョンによって、ディスク表面のすぐ近くに保持される。
スライダは、サスペンションの小さなバネ力によってデ
ィスク表面に向けてバイアスされ、あるいはスライダ上
の「負圧」のエア・ベアリング面によって、ディスク表
面に「自己ロード」される。接触開始/停止(CSS)
式ディスク・ドライブは、ディスク回転速度がエア・ベ
アリングを維持するのに不十分である開始動作および停
止動作中に、スライダがディスク表面と接触した状態で
動作する。CSSディスク・ドライブとは対象的に、
「ロード/アンロード」式ディスク・ドライブは、電源
が切られると、通常はアクチュエータが動くとサスペン
ションに接触するランプ手段によって、スライダをディ
スクから機械的にアンロードし、その後ディスクがエア
・ベアリングを生成するのに十分な速度に達すると、ス
ライダをディスクに再びロードする。どちらのタイプの
ディスク・ドライブも、ヘッド・ディスク間の接触によ
って引き起こされるヘッドおよびディスクの損傷を防ぐ
ために、ディスク表面上に比較的薄い潤滑剤膜を保持す
る。
【0004】磁気記録の初期から、ヘッド・ディスク間
隔を減少させると、ディスクからの読取り信号の振幅が
大きくなるので、ヘッド・ディスク間隔を最小にするこ
とが望ましいことが知られていた。これにより、より高
い記録密度が達成される。従来の市販のエア・ベアリン
グ式ディスク・ドライブでは、達成できる最小のヘッド
・ディスク間隔は、通常1000〜2000オングスト
ロームである。さらに、エア・ベアリング・スライダの
下の空気の速度はスライダの下のディスクの相対速度に
正比例するため、この間隔は一定に維持されず、ディス
クの半径に応じて変動する。磁気記録ディスク・ドライ
ブにおいて、ヘッド・ディスク間隔を最小にし、かつデ
ィスクの半径の変動にかかわらずこの間隔を一定に保つ
ために、ヘッド・ディスク界面における従来のエア・ベ
アリングの代替物として、液体軸受が提案された。たと
えば、1988年10月31日に出願された、本出願人
の係属中の米国特許出願第264604号(欧州特許出
願第367510号として1990年5月9日公開)で
は、絶えず再循環し、ディスク上に比較的厚い層として
維持される低粘性の液体潤滑剤と、その低粘性の液体層
を押し分けて進む三角形の足部を有する変換器キャリア
とを使用するディスク・ドライブが記載されている。欧
州特許出願第367510号は、厚さ約10000オン
グストロームの液体膜で約500オングストロームのヘ
ッド・ディスク間隔が得られることを示唆している。同
様に、1989年12月20日出願、1992年3月1
7日発行の、Conner Peripheralsに譲渡された米国特許
第5097368号では、ヘッド・キャリアを液体軸受
に押しつけるために約45グラムの負荷が加えられる場
合、従来のエア・ベアリング式のディスク・ドライブの
動作速度で、約300〜700オングストロームのヘッ
ド・ディスク間隔が達成される、再循環液体軸受式ディ
スク・ドライブが記載されている(同特許の図6参
照)。
【0005】アメリカ合衆国で1986年7月10日に
出願され、1990年2月13日に発行された、東芝に
譲渡された米国特許第4901185号では、一体化し
た空気/液体複合軸受を使用して変換器キャリアを支持
するディスク・ドライブにより、ヘッド・ディスク間隔
を最小にし一定に維持する問題に対処している。エア・
ベアリング・スライダはキャリアの前部を支持し、磁気
ヘッドを含む後部は従来型の液体潤滑剤膜に接触しそれ
によって支持される。同特許は、厚さが約200オング
ストロームより厚い潤滑剤膜を使用して、約800オン
グストロームより狭いヘッド・ディスク間隔が達成でき
ることを示唆している。
【0006】さらに最近になって、1991年7月2日
出願、1993年4月13日発行の本出願人の米国特許
第5202803号では、従来型の再循環しない高粘性
の潤滑剤がディスク上に保持され、変換器キャリアが、
後部「スキー」パッドを有する修正形の3レールエア・
ベアリング・スライダである、ディスク・ドライブが記
載されている。ディスク・ドライブが動作速度に達する
と、スライダ・レールのエア・ベアリング効果によりキ
ャリアの主支持力が提供され、磁気ヘッドを支持する後
部スキー・パッドが潤滑剤膜と接触する。ディスク上の
潤滑剤膜の厚さは約20〜100オングストロームであ
り、ディスク表面が完全に平坦だと仮定すると、それが
後部パッドとディスク表面の間のおおよそのヘッド・デ
ィスク間隔ともなる。
【0007】液体軸受式ディスク・ドライブでは、エア
・ベアリング・ディスク・ドライブよりもヘッド・ディ
スク間隔を狭くする機会が得られるが、いくつかの問題
もある。液体軸受ディスク・ドライブはエア・ベアリン
グ・ディスク・ドライブよりも厚い潤滑剤膜と円滑なデ
ィスクを有するので、キャリアがディスク上に停止して
いるとき、キャリアは低静止摩擦(「スティクショ
ン」)の界面を提供しなければならない。またキャリア
は、液体膜を介して小さな抗力を生成し、かつディスク
からの液体の減損を最小にするように設計しなければな
らない。さらに、異なるディスク半径で生じる広範囲の
キャリア・ディスク間相対速度にわたって、キャリアが
十分に機能することができなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】エア・ベアリングの利
点を取り入れて、液体軸受に伴う問題を回避し、なおか
つ液体軸受によって達成されるよりも一層小さいヘッド
・ディスク間隔を提供し、ディスク半径の変動およびヘ
ッド・キャリアの製造上のパラメータの変動の影響を受
けにくい、改良されたヘッド・ディスク界面を有するデ
ィスク・ドライブが必要とされる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的に、デ
ィスク上の潤滑剤膜と接触または近接触して機能するよ
うに設計された、低飛行のエア・ベアリング式変換器キ
ャリアによって提供される、改良されたヘッド・ディス
ク界面を有するディスク・ドライブである。スライダ
は、1対のエア・ベアリング・パッドの形の前部エア・
ベアリング面と、中央に配置された後部エア・ベアリン
グ・パッドと、前部エア・ベアリングと後部エア・ベア
リング・パッドを分離する中央の非エア・ベアリング面
とを有する。2つの前部パッドは後部パッドよりも表面
積が広く、したがってスライダをピッチアップする。こ
れにより後部パッドもピッチアップする。このピッチが
後部パッドの階段テーパとあいまって、空気が後部パッ
ドの下に流れてスライダの後部にエア・ベアリングを発
生させる。中央非エア・ベアリング領域があるので、ス
ライダの中央部分には揚力がなくなり、低飛行高度にお
ける厳密な公差が許される。スライダの後部パッドのデ
ィスク上方の飛行高度は、後部軸受パッドの幅によって
制御される。後部パッドはその後縁部よりも前縁部の方
が幅広なので、受容できない抗力を生成したり潤滑剤を
減損することなく、一般にディスク速度の低いディスク
の内径付近で、ディスク上の潤滑剤膜との接触に耐える
ことができる。また後部パッドは、スキュー付きの前縁
部を有し、ディスクの内径から外径への飛行高度の変動
が最小になるように、スライダのスキューを補償する。
好ましい実施例では、ディスク・ドライブはロード/ア
ンロード式ディスク・ドライブであり、したがって通常
の状態では、ディスクが回転していないとき、スライダ
はディスクに接触しない。
【0010】本発明の本質および利点をより完全に理解
するために、添付した図面と併せて、以下の詳細な説明
を参照されたい。
【0011】
【実施例】まず図1を参照すると、本発明によるディス
ク・ドライブの概略断面図が示されている。ディスク・
ドライブは、ディスク・ドライブ・モータ12とアクチ
ュエータ14が固定されるベース10と、カバー11か
らなる。ベース10とカバー11は、ディスク・ドライ
ブ用のほぼ密封されたハウジングを提供する。通常は、
ベース10とカバー11の間に配置されたガスケット1
3と、ディスク・ドライブの内側と外部環境の圧力を等
しくするための小さな通気口(図示せず)がある。この
タイプのディスク・ドライブは、ドライブ・モータ12
が完全にハウジング内に位置し、内部の部品を冷却する
ための外部強制給気がないので、実質上密封されている
ものと記述される。磁気記録ディスク16は、ハブ手段
18によってドライブ・モータ12に結合され、ドライ
ブ・モータ12によって回転するようにハブに取り付け
られている。比較的高粘性の潤滑剤の薄い連続膜50
が、ディスク16の表面に保持されている。好ましい実
施例では、潤滑剤は、ダイキン(Daikin)の商標Demnum S
Pなど通常のパーフルオロポリエーテル(PFPE)デ
ィスク潤滑剤であり、約40オングストロームの厚さに
形成されている。読取り/書込みヘッドまたは変換器4
2が、エア・ベアリング・スライダ20の後端部に構成
されている。変換器42は、当技術分野で既知の薄膜付
着技術によって形成された、誘導読取り書込み変換器、
または誘導書込み変換器と磁気抵抗(MR)読取り変換
器である。スライダ20は、剛性アーム22とサスペン
ション24によってアクチュエータ14に結合され、サ
スペンション24は記録ディスク16の表面にスライダ
20を押し付けるバイアス力を提供する。ディスク・ド
ライブの動作中、ドライブ・モータ12が一定の速度で
ディスク16を回転させる。アクチュエータ14は、通
常直線式または回転式のボイス・コイル・モータ(VC
M)であり、一般にディスク16の表面を半径方向に横
切ってスライダ20を移動させ、これにより読取り/書
込みヘッドがディスク16上の異なるデータ・トラック
にアクセスすることができる。
【0012】図2は、カバー11を取り外したディスク
・ドライブ内部の上面図であり、サスペンション24が
スライダ20に力を加えてディスク16に向って押しつ
ける様子をより詳細に示す。このサスペンションは、I
BMに譲渡された米国特許第4167765号に記載さ
れている周知のワトラス(Watrous)サスペンションなど
従来型のものでよい。またこのタイプのサスペンション
は、スライダがエア・ベアリング上に乗ったとき縦揺れ
および横揺れができるようにジンバルによるスライダの
取り付けを提供する。ディスク・ドライブの好ましい実
施例では、ベース10にロード/アンロード・ランプ3
0が取り付けられている。ディスク・ドライブの電源が
切られてアクチュエータ14がスライダ20をディスク
の外径方向に回転するとき、ランプ30がサスペンショ
ン24に接触し、スライダ20をディスク16から持ち
上げて離す。従来型のロード/アンロード・ランプの例
は、Information Storage Systems, Inc.に譲渡された
米国特許第3984873号(図5参照)、およびQuan
tum Corporationに譲渡された米国特許第502724
1号に記載されている。変換器42によってディスク1
6から検出されたデータは、アーム22上に位置する集
積回路チップ15内の信号増幅処理回路によって処理さ
れてデータ・リードバック信号になる。変換器42から
の信号は、フレキシブル・ケーブル17を介してチップ
15に伝わり、その出力信号がケーブル19を介して送
られる。
【0013】スライダ20の底面またはディスク側が図
3に示され、ディスク16および潤滑剤膜50とエア・
ベアリングを生成する位置関係にあるスライダ20の側
面図が図4に示されている。前部エア・ベアリング面
は、1対のエア・ベアリング・パッド25と27であ
り、ディスクが動作速度にあるとき、ディスクの上方で
スライダ20の前端部を支持するためのエア・ベアリン
グ効果を提供する。パッド25と27が、パッド用の階
段テーパとして働く前部リッジ部分23から延びてい
る。パッド25、27は一般に、スライダの縦方向の中
心線60から等間隔にある。前部パッド25、27は、
空気抗力を最小にし、ディスク上に存在する粒子状の異
物を跳ね除けるための凸形に曲がった前縁部を有する。
後部エア・ベアリング・パッド29は、やはり階段テー
パとして働く後部リッジ部分26から延びている。リッ
ジ部分23、26は一般に、互いに平行で、縦方向の中
心線60に垂直な向きにある。リッジ部分23、26
は、スライダ20の幅全体を横切って延びる中央の非エ
ア・ベアリング面28によって分離されている。非エア
・ベアリング面28は、スライダ20のこの領域内の空
気揚力を取り除き、これによりスライダ20上の空気揚
力の総量が最小になり、前端部がピッチアップして、ピ
ッチアップした後部パッド29の下を空気が流れること
ができる。
【0014】後部パッド29は、後縁部33よりも幅広
の前縁部31を有する。したがって、後部パッド31の
側面35、37は、スライダの長手方向に対して傾斜し
ている。好ましい実施例では、側面35、37は、スラ
イダの縦軸に対して約20度傾斜している。後部パッド
29の前部を後部より広く作ることによって、後部パッ
ド29がプラウ作用を起こさないようにし、それにより
パッド29が潤滑剤膜50と接触している間に、後部パ
ッド29下のディスク16の動きによる潤滑剤の減損を
最小にする。またこれにより、抗力を低く維持し、パッ
ド31の下の潤滑剤が厚くなるのを抑えることができ
る。
【0015】回転式アクチュエータを有するディスク・
ドライブでは、スライダの縦軸は1つのトラック位置で
のみディスクに接する。たとえば、市販の2.5インチ
のディスク・ドライブでは、スライダは内径(ID)で
約−4度、外径(OD)で約+17度スキューしてい
る。後部パッド29の側面35、37の角度を、たとえ
ば約20度のスキュー最大絶対値より大きくすることに
より、スライダがディスク内径からディスク外径に移動
するとき、後部パッドがディスク・ドライブ動作の全角
度範囲にわたってプラウ作用を起こさないようになる。
【0016】また、後部パッド29は、前縁部31が後
縁部33に対して非平行または傾斜しているので非対称
である。このスキュー付きの前縁部は、局部ディスク速
度が低いディスク内径で余分のエア・ベアリング揚力を
提供し、局部ディスク速度がより高いためにエア・ベア
リング効果が大きいディスク外径でより小さな揚力を提
供する。
【0017】図3に示されている通り、前部エア・ベア
リング・パッド25、27の全表面積は、後部パッド2
9の表面積よりも大きい。この特徴および2つのリッジ
部分23、26を分離する非エア・ベアリング面28の
存在により、スライダ20がピッチアップ(図4参照)
し、そのために後部パッド29もピッチアップし、それ
によりパッド29の下のエア・ベアリング効果によって
スライダ20の後部を支持することが可能になる。
【0018】前部パッド25、27の面積と、リッジ部
分23のパッドに対する階段テーパ面の深さが、スライ
ダとディスクのスティクション、前部パッドの飛行高
度、および後部パッド29の揚力に影響を及ぼす。ステ
ィクションは、膜50からの潤滑剤によって濡れるスラ
イダの面積に正比例し、スライダとディスクの分離間隔
に反比例することが判明している。「分離間隔」とは、
ディスクからスライダの濡れたばかりの部分までの距離
である。
【0019】スティクションは低いことが望ましいの
で、パッド25、27の面積は小さく維持すべきであ
り、かつリッジ部分23の表面深さは大きく保つべきで
ある。しかし、パッド25、27の面積はまた、動作中
にスライダをピッチアップさせるのに十分でなければな
らない。同じパッド面積の場合に、各パッド25、27
の長さと幅の比(L/W)の異なる組合せを用いること
ができる(パッド25、27の「長さ」は中心線60に
平行な方向である)。所与のパッド面積でL/Wを大き
くすると全揚力が減少し始めることが確認されているの
で、L/Wは約2を越えてはならない。しかしL/Wが
小さすぎると、スライダは横揺れ剛性を失い、また製造
上の変動による公差が許容できないものになる。したが
って、L/Wは約0.25よりも小さくてはならない。
【0020】また、リッジ部分23の階段テーパ表面の
深さは、飛行能力に応じて選択しなければならない。た
とえばこの深さが浅すぎると揚力が小さすぎて、パッド
面積を大きくしなければならなくなる。また、製造公差
による深さの変動が、前部パッド25、27の飛行高度
の非常に小さい変化しかもたらさないような深さを選択
することが望ましい。これらのことを考慮して、深さを
スライダの飛行高度よりも大きく、かつスライダの前部
の飛行高度の約3倍よりも小さくしなければならないと
決定された。スライダが接触するように設計される場合
には、「飛行高度」は基本的にディスクのうねりおよび
有効粗さとなる。
【0021】ある実験例では、スライダ20は、サスペ
ンションの事前ロードおよびエア・ベアリング・パッド
のサイズと形状の適切な選択により、理論上平坦なディ
スク上でディスク内径において、前部パッド25、27
とディスク16の間隔が約1000オングストローム、
後部パッド29とディスク16の間隔が約100オング
ストロームで飛行するように設計した。後部パッド29
の前縁部31は、後縁部33に関して約20度の角度で
傾斜またはスキューしていた。このスライダを、通常の
非晶質炭素被膜と約40オングストロームのDemnum SP
潤滑剤膜とを有するディスク上で試験した。内径速度は
4.4m/secで、スキュー−6.7度、外径速度は
9.5m/secで、スキュー角度は+14度であっ
た。サスペンションの事前ロードは5gmであった。こ
れらの条件下で、スライダとディスクの間隔(ディスク
の炭素被膜の上面と後部パッド29の底面の間の間隔)
は、内径において約100オングストローム、外径にお
いては約150オングストロームであった。スライダ上
の抗力の測定によれば、後部パッド29が潤滑剤膜と最
小の接触をするおおよその速度である約3.5m/se
cの速度で、抗力が比較的高い値から基本的に一定な比
較的低い値まで落ちることがわかった。ディスク16は
完全に平坦ではなく、設計飛行速度の範囲内でピーク間
のうねりを有するので、エア・ベアリングが後部パッド
29を完全に支持する約7m/secまで、後部パッド
29は潤滑剤膜50と少なくとも部分的に接触すると考
えられる。抗力と飛行高度の相関関係に基づき、後部パ
ッド29が潤滑剤膜50と接触している間に、このピッ
チアップとイオン・ミリングされた階段テーパとのため
にパッド29の下に生じるエア・ベアリングが、スライ
ダ20の後半部分の支持の約90%を提供すると推定さ
れる。設計飛行高度は、後部パッド29の幅によって制
御される。たとえば、この幅を60ミクロン減少させ、
他のパラメータをすべて同じままにすると、抗力プロフ
ァイルが約3.5m/secではなく約5.5m/se
cで平らになる。揚力がスライダの小さな領域に集中す
るため、揚力が基本的にスライダの表面全体にわたって
分散される従来のスライダに比べて、このスライダは、
製造上の公差、特にクラウンとキャンバの公差の影響を
ほとんど受けないようになる。
【0022】本発明のスライダの設計により、このスラ
イダは、エア・ベアリング方式でもヘッド・ディスク界
面方式でも、機能することができる。スライダはディス
クの大部分にわたって極めて低飛行高度のエア・ベアリ
ング支持を提供するが、この特有の設計、特に後部パッ
ドの設計により、有害な効果を生じることなく、スライ
ダがディスク上の潤滑剤膜と接触および近接触すること
を可能にする。その結果、従来の液体軸受に伴う欠点な
しに、やはり接触方式および近接触方式で動作できる低
飛行高度のディスク・ドライブが提供される。
【0023】スライダの製造方法 スライダの好ましい製造方法を、図3と図4に示したス
ライダの製造諸段階を示す図5ないし図9を参照して説
明する。図5ないし図9は、前部パッド27と交差する
断面で切ったスライダの断面図である。
【0024】図5において、一般に炭化チタン(TiC)と
アルミナ(Al2O3)からなる従来のセラミック混合物から
形成されたスライダ20の本体を切断して、その中央部
分を除去し、前部リッジ部分23を後部リッジ部分26
から分離する中央の非エア・ベアリング面28を画定す
る。切断の深さは、10〜100ミクロンの範囲でよ
い。(当技術分野で周知のように、スライダは列をなし
て加工されて個々のスライダに分割されるので、図5は
実際にはスライダ列の端面である)次に、図6に示すよ
うに、リッジ部分23、26の端部を粗くラップ仕上
し、後で形成される変換器42(図4)の正しい高さに
なるまで研磨する。次いで、Riston商標のポリメタクリ
ル酸メチル(PMMA)などのフォトレジスト層63
を、リッジ部分23、26の上面に厚さ約0.1mmに
付着する。次に、フォトレジストを、図7に示すよう
に、パッド27を含むエア・ベアリング・パッドに対応
するパターンを画定する適切なマスクを介して露光させ
る(前部パッド25と後部パッド29もこの時に形成さ
れるが、図7は前部パッド27だけを通る断面図なので
図7には示されない)。次に図8に示すように、スライ
ダの列を、イオン・ミリングまたは他の方法で所望の深
さ、たとえば0.2ミクロンにまでエッチングしてエア
・ベアリングを形成する。次に、フォトレジストを除去
し(図9)、スライダ列を個々のスライダに分割する。
【0025】本発明によるスライダの設計により、エア
・ベアリング・レールを有するタイプの従来型のエア・
ベアリング・スライダを製造するための方法と比べて、
製造工程を簡略化することができる。一般に複雑な幾何
形状を有するレールがないので、反応性イオン・エッチ
ングまたは他の複雑な段階を使用してスライダ本体の中
央から材料を除去する必要がない。その代わりに、単一
のより単純な切削を行って平行なリッジ部分23、26
を画定する。また、図4を見ると最もよく分かるよう
に、エア・ベアリング・パッドはすべて同一平面上にあ
り、したがって1回のフォトレジスト処理段階で形成さ
れる。
【0026】代替実施例 スライダの代替実施例を図10に示す。代替スライダ7
0は、前部リッジ部分が横方向に離間した2つのリッジ
領域72、74を含み、後部リッジ部分76がスライダ
70の幅全体を横切って延びていない点を除き、スライ
ダ20(図3)と類似している。スライダ70は、スラ
イダ中央部のための所望の材料除去段階が、図3の実施
例の切断ではなく反応性イオン・エッチング(RIE)
であるときに使用される。リッジ領域72とリッジ領域
74の間の領域およびリッジ部分76の側面上の領域を
含む全領域が、1回のRIE段階で除去でき、リッジ部
分76からリッジ領域72、74を分離する中央の非エ
ア・ベアリング領域77が得られる。
【0027】図11に示したスライダ80の実施例は、
ピッチを改善し前部パッド86、88の下に空気をより
よく通すために、リッジ部分84の前にテーパ82が追
加されている点を除き、図3のスライダ20と同じであ
る。テーパ82は、リッジ部分84の平坦面に対してあ
る角度でラップ仕上げされ、製造中に追加の処理段階を
必要とする。
【0028】図12におけるスライダ90の実施例は、
それぞれ前部エア・ベアリング・パッド93、94から
延びる前部ストラット(strut)91、92と、後部エ
ア・ベアリング・パッド96から延びる後部ストラット
95とを有する。ストラット91、92、95は、それ
ぞれ当該のパッドから、パッドが潤滑剤膜と接触しない
ように支持するのに十分な約500〜1500オングス
トロームの距離だけ延び、これによりディスク・ドライ
ブ始動中にスライダ90がディスクと接触してるときの
スライダ90の静止摩擦と低速抗力が最小になる。スラ
イダ90を製造する際は、ストラット91、92、95
を形成するための第1のイオン・ミリング段階と、それ
に続いて当該の各ストラットの周りにエア・ベアリング
・パッド93、94、96を形成するための第2のイオ
ン・ミリング段階が必要である。前部ストラット91、
92は、材料の付着によって後部ストラット95よりも
厚くなるように形成できるので、スライダ90はディス
ク上で休止しているときピッチアップする。ストラット
ならびにその周囲のエア・ベアリングは、前部と後部に
揚力を提供する。
【0029】また、図4、図10、図11および図12
に示したスライダの実施例はまた、スライダ・エア・ベ
アリング面上で使用される当技術分野で既知の非晶質炭
素膜を含むことができ、これは、スライダの前部全体
に、適切な厚さ、たとえば2000オングストロームに
付着される。この炭素膜は、スライダがディスク上で休
止しているときにスライダの前部を持ち上げる効果があ
り、これによりディスクまたは潤滑剤と接触しているパ
ッドの表面積が最小になる。炭素膜はスライダの前部に
だけあるので、スライダの性能に影響を与えることな
く、スティクションが減少する。この実施例では、前部
パッドは後部パッドと同一平面にない。
【0030】図12のストラットおよびキャリアの前部
上の炭素膜により、CSSディスク・ドライブと、L/
ULシステムが障害を起こした場合のL/ULディスク
・ドライブのドライブの性能が改善される。どちらの場
合も、キャリアがディスク上にあり、ディスク・ドライ
ブが動作していないときに、ストラットと炭素膜がキャ
リアを潤滑膜の上方に持ち上げる。
【0031】本発明の好ましい実施例を詳細に説明した
が、特許請求の範囲に記載した発明の趣旨および範囲か
ら逸脱することなく、本発明に修正および改良が行える
ことは明らかである。
【0032】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0033】(1)潤滑剤膜を有する少なくとも1つの
データ・ディスクと、前記ディスクに結合された、前記
ディスクを回転させるためのモータと、前記ディスクに
データを書き込みまたは前記ディスクからデータを読み
取るための変換器と、ディスク面と前端部と後端部とを
有し、前記ディスク面上の前記前端部近くの前部エア・
ベアリング・パッドと、前記ディスク面上の前記後端部
近くの後部エア・ベアリング・パッドと、前記前部エア
・ベアリング・パッドと前記後部エア・ベアリング・パ
ッドを分離する非エア・ベアリング面とを備えた、前記
変換器を支持するキャリアと、前記変換器が前記ディス
ク上の異なるデータ領域にアクセスできるように、前記
ディスクを横切って一般に半径方向に前記キャリアを移
動させるためのアクチュエータと、前記キャリアを前記
アクチュエータに接続して、前記キャリアを前記ディス
ク近傍に保持する手段と、前記モータと前記アクチュエ
ータを支持する手段とを含む、データ記録ディスク・ド
ライブ。 (2)前記前部エア・ベアリング・パッドが、前記キャ
リアの縦方向中心線に関して一般に等間隔で配置された
1対のエア・ベアリング・パッドからなることを特徴と
する、上記(1)に記載のディスク・ドライブ。 (3)前記各パッドの幅に対する長さの比が、約0.2
5ないし2であることを特徴とする、上記(2)に記載
のディスク・ドライブ。 (4)前記後部エア・ベアリング・パッドが、前記キャ
リアの縦方向中心線上に位置することを特徴とする、上
記(2)に記載のディスク・ドライブ。 (5)すべてのパッドのエア・ベアリング面がほぼ同一
平面上にあることを特徴とする、上記(1)に記載のデ
ィスク・ドライブ。 (6)前記前部エア・ベアリング・パッドの表面積が前
記後部エア・ベアリング・パッドの表面積よりも広く、
それにより前記ディスク・ドライブの動作中に前記キャ
リアがピッチアップすることを特徴とする、上記(1)
に記載のディスク・ドライブ。 (7)前記前部エア・ベアリング・パッドが、基本的に
凸形の湾曲を有する前縁部を備えることを特徴とする、
上記(1)に記載のディスク・ドライブ。 (8)前記後部エア・ベアリング・パッドが、該後部エ
ア・ベアリング・パッドの後縁部よりも幅広の前縁部を
有することを特徴とする、上記(1)に記載のディスク
・ドライブ。 (9)前記前縁部を前記後縁部と接続する前記後部エア
・ベアリングの側面が、前記キャリアが前記ディスク・
ドライブ内にあるとき、前記ディスク上のデータ・トラ
ックに対して前記キャリアのスキューの最大量よりも大
きい角度を画定することを特徴とする、上記(8)に記
載のディスク・ドライブ。 (10)前記後部エア・ベアリング・パッドの前縁部
が、該後部エア・ベアリング・パッドの後縁部と非平行
であることを特徴とする、上記(8)に記載のディスク
・ドライブ。 (11)前記キャリアの前端部および後端部が、前記キ
ャリアの縦方向中心線を横切る向きにある一般に平行な
リッジ部分であり、リッジ部分を分離する前記非エア・
ベアリング面が、リッジ部分から凹んでいることを特徴
とする、上記(1)に記載のディスク・ドライブ。 (12)前記ディスク・ドライブが動作していないと
き、前記キャリアを前記ディスクからアンロードするた
めの手段を支持する、前記モータおよび前記アクチュエ
ータに取り付けられた手段を含むことを特徴とする、上
記(1)に記載のディスク・ドライブ。 (13)前記キャリアが前記ディスク上にあるとき、前
記キャリアの前部を潤滑剤膜から十分に離して支持する
ための、前記前部エア・ベアリング・パッド上に位置す
るストラットを含むことを特徴とする、上記(1)に記
載のディスク・ドライブ。 (14)前記キャリアが前記ディスク上にあるとき、前
記キャリアの前部を潤滑剤膜から十分に離して支持する
ための、前記前部エア・ベアリング・パッド上の炭素膜
を含むことを特徴とする、上記(1)に記載のディスク
・ドライブ。 (15)潤滑剤膜を表面に有する少なくとも1つの磁気
記録ディスクと、前記ディスクに結合された、前記ディ
スクを回転させるためのモータと、ディスク面と、該デ
ィスク面の反対面と、スライダの縦方向中心線を一般に
横切り、前記スライダの縦方向中心線に関してほぼ等間
隔に配置された少なくとも2つの前部エア・ベアリング
・パッドを支持する前部リッジ部分と、該前部リッジ部
分と一般に平行で、前記スライダの縦方向中心線上に位
置する後部エア・ベアリング・パッドを支持する前記後
部リッジ部分と、前記前部リッジ部分と前記後部リッジ
部分から凹んでおり、前記前部リッジ部分と前記後部リ
ッジ部分とを分離する非エア・ベアリング面とを有する
前記スライダと、前記後部エア・ベアリング・パッド近
傍の前記スライダ上に位置する、前記ディスクからデー
タを読み取りまたは前記ディスクにデータを書き込むた
めの磁気ヘッドと、前記ヘッドが前記ディスク上の異な
るデータ領域にアクセスできるように、前記ディスクを
横切って一般に半径方向に前記スライダを移動させるた
めのアクチュエータと、前記スライダの前記ディスク面
の反対面に取り付けられ、前記スライダを前記アクチュ
エータに接続する、ディスク・ドライブの動作中に前記
スライダのエア・ベアリング・パッドを前記ディスク近
傍に保持するためのサスペンションと、前記モータと前
記アクチュエータを支持するための手段とを含む磁気記
録ディスク・ドライブ。 (16)前記モータと前記アクチュエータに取り付けら
れた、ディスク・ドライブが動作していないとき、前記
ディスクから前記スライダをアンロードする手段を支持
する手段を含むことを特徴とする、上記(15)に記載
のディスク・ドライブ。 (17)前記スライダが前記ディスク上にあるとき、ス
ライダ前部を潤滑剤膜から十分に離して支持するため
の、前記前部エア・ベアリング・パッド上に位置するス
トラットを含むことを特徴とする、上記(15)に記載
のディスク・ドライブ。 (18)前記スライダが前記ディスク上にあるとき、ス
ライダの前部を潤滑剤膜から十分に離して支持するため
の、前記前部エア・ベアリング・パッド上の炭素膜を含
むことを特徴とする、上記(15)に記載のディスク・
ドライブ。 (19)ディスク面と前端部と後端部とを有し、前記デ
ィスク面上の前記前端部近くの前部エア・ベアリング・
パッドと、前記ディスク面上の前記後端部近くの後部エ
ア・ベアリング・パッドと、キャリアのほぼ幅全体にわ
たって延び、前記前部エア・ベアリング・パッドと前記
後部エア・ベアリング・パッドを分離する非エア・ベア
リング面とを備える前記キャリアと、前記キャリア上の
キャリア後端部近傍に位置する、ディスクにデータを書
き込みまたは前記ディスクからデータを読み取るための
変換器とを含むデータ記録ディスク・ドライブ用の変換
器アセンブリ。 (20)前記前部エア・ベアリング・パッドが、前記キ
ャリアの縦方向中心線に関して一般に等間隔で配置され
た1対のエア・ベアリング・パッドからなることを特徴
とする、上記(19)に記載の変換器アセンブリ。 (21)前記後部エア・ベアリング・パッドが、キャリ
アの縦方向中心線上に位置することを特徴とする、上記
(19)に記載の変換器アセンブリ。 (22)すべてのパッドのエア・ベアリング面が、ほぼ
同一平面上にあることを特徴とする、上記(19)に記
載の変換器アセンブリ。 (23)前記前部エア・ベアリング・パッドの表面積が
前記後部エア・ベアリング・パッドの表面積よりも大き
く、それによりディスク・ドライブの動作中に前記キャ
リアがピッチアップすることを特徴とする、上記(1
9)に記載の変換器アセンブリ。 (24)前記前部エア・ベアリング・パッドが、基本的
に凸形の湾曲を有する前縁部を備えることを特徴とす
る、上記(19)に記載の変換器アセンブリ。 (25)前記後部エア・ベアリング・パッドが、該後部
エア・ベアリング・パッドの後縁部よりも幅広の前縁部
を有することを特徴とする、上記(19)に記載の変換
器アセンブリ。 (26)前記前縁部を前記後縁部と接続する前記後部エ
ア・ベアリングの側面が、前記キャリアがディスク・ド
ライブ内にあるとき、前記ディスク上のデータ・トラッ
クに対して前記キャリアのスキューの最大量よりも大き
い角度を画定することを特徴とする、上記(25)に記
載の変換器アセンブリ。 (27)前記後部エア・ベアリング・パッドの前記前縁
部が、前記後縁部と非平行であることを特徴とする、上
記(25)に記載の変換器アセンブリ。 (28)前記キャリアの前記前端部および前記後端部
が、前記キャリアの縦方向中心線を横切る向きにある一
般に平行なリッジ部分であり、前記リッジ部分を分離す
る前記非エア・ベアリング面が、前記リッジ部分から凹
んでいることを特徴とする、上記(19)に記載の変換
器アセンブリ。 (29)前部リッジ部分がテーパ面を含むことを特徴と
する、上記(28)に記載の変換器アセンブリ。 (30)前部リッジ部分が1対の横方向に離間したリッ
ジ領域を含み、それぞれのリッジ領域が前記エア・ベア
リング・パッドを支持することを特徴とする、上記(2
8)に記載の変換器アセンブリ。 (31)前記キャリアを前記ディスクに対してバイアス
する手段を含む、前記キャリアを前記ディスク・ドライ
ブの前記アクチュエータに接続するための手段をさらに
備えることを特徴とする、上記(19)に記載の変換器
アセンブリ。 (32)スライダが前記ディスク上にあるとき、前記ス
ライダ前部を潤滑剤膜から十分に離して支持するため
の、前記前部エア・ベアリング・パッド上に位置するス
トラットを含むことを特徴とする、上記(19)に記載
の変換器アセンブリ。 (33)スライダが前記ディスク上にあるとき、前記ス
ライダ前部を潤滑剤膜から十分に離して支持するため
の、前記前部エア・ベアリング・パッド上の炭素膜を含
むことを特徴とする、上記(19)に記載の変換器アセ
ンブリ。 (34)前部パッドの幅に対する長さの比が、約0.2
5と2の間であることを特徴とする、上記(19)に記
載の変換器アセンブリ。 (35)キャリア・アクチュエータ接続手段が、一般に
ジンバル式の前記キャリアの動きを提供するための手段
を含み、それにより前記ディスク・ドライブの動作中に
前記キャリアが縦揺れおよび横揺れすることを特徴とす
る、上記(19)に記載の変換器アセンブリ。 (36)磁気記録ディスク・ドライブ用のヘッド・アセ
ンブリであって、ディスク面と、ディスク面の反対面
と、スライダの縦方向中心線を一般に横切り、前記スラ
イダの縦方向中心線に関してほぼ等間隔に配置された少
なくとも2つの前部エア・ベアリング・パッドを支持す
る前部リッジ部分と、該前部リッジ部分と一般に平行
で、前記スライダの縦方向中心線上に位置する後部エア
・ベアリング・パッドを支持する後部リッジ部分と、前
記前部リッジ部分と前記後部リッジ部分から凹んでお
り、前記前部リッジ部分と前記後部リッジ部分を分離す
る非エア・ベアリング面とを備える前記スライダと、前
記後部エア・ベアリング・パッド近傍の前記スライダ上
に位置する、ディスクからデータを読み取りまたは前記
ディスクにデータを書き込むための磁気ヘッドとを含む
アセンブリ。 (37)前記スライダの前記ディスク面の反対面に取り
付けられた、前記ディスク・ドライブの動作中に前記ス
ライダが前記ディスクに向けてバイアスされるように、
前記スライダを前記ディスク・ドライブのアクチュエー
タに接続する手段をさらに備えることを特徴とする、上
記(36)に記載のヘッド・アセンブリ。 (38)潤滑剤膜を有する少なくとも1つのデータ・デ
ィスクと、前記ディスクに結合された、前記ディスクを
回転させるためのモータと、前記ディスクにデータを書
き込みまたは前記ディスクからデータを読み取るための
変換器と、ディスク面と前端部と後端部とを有し、前記
ディスクが動作速度で回転するときに、前記前端部のエ
ア・ベアリング支持を生成するための前記ディスク面上
の前記前端部近傍にあるエア・ベアリング・パッドと、
キャリアが前記ディスク上のデータ領域の内径部分近く
にあるときに、前記後端部を液体膜上で支持し、前記キ
ャリアが前記ディスク上のデータ領域の外径部分近くに
あるときに、前記後端部のエア・ベアリング支持力を生
成するための、前記ディスク面上の前記後端部近傍にあ
るパッドとを備えた、前記変換器を支持するキャリア
と、前記変換器が前記ディスク上の異なるデータ領域に
アクセスできるように、前記ディスクを横切って一般に
半径方向に前記キャリアを移動させるためのアクチュエ
ータと、前記キャリアを前記アクチュエータに接続し
て、前記キャリアを前記ディスク近傍に保持する手段
と、前記モータと前記アクチュエータを支持する手段と
を含むデータ記録ディスク・ドライブ。 (39)さらに、ディスクが動作速度で回転していると
き、前記後端パッドが前記ディスクの液体膜と接触して
いるときに、前記後端部を部分的に支持するためのエア
・ベアリングを生成する手段を前記後端パッドが含むこ
とを特徴とする、上記(38)に記載のディスク・ドラ
イブ。 (40)前記前部エア・ベアリング・パッドが、前記キ
ャリアの縦方向中心線に関して一般に等間隔に配置され
た1対のエア・ベアリング・パッドからなることを特徴
とする、上記(38)に記載のディスク・ドライブ。 (41)それぞれの前部エア・ベアリング・パッドの幅
に対する長さの比が、約0.25と2の間であることを
特徴とする、上記(40)に記載のディスク・ドライ
ブ。 (42)前記後部エア・ベアリング・パッドが、前記キ
ャリアの縦方向中心線上に位置することを特徴とする、
上記(38)に記載のディスク・ドライブ。 (43)すべてのパッドのエア・ベアリング面がほぼ同
一平面上にあることを特徴とする、上記(38)に記載
のディスク・ドライブ。 (44)前記前部エア・ベアリング・パッドの表面積が
前記後部エア・ベアリング・パッドの表面積よりも大き
く、それにより前記ディスク・ドライブの動作中に前記
キャリアがピッチアップすることを特徴とする、上記
(38)に記載のディスク・ドライブ。 (45)前記前部エア・ベアリング・パッドが、基本的
に凸形の湾曲を有する前縁部を備えることを特徴とす
る、上記(38)に記載のディスク・ドライブ。 (46)前記後部エア・ベアリング・パッドが、該後部
エア・ベアリング・パッドの後縁部よりも幅広の前縁部
を有することを特徴とする、上記(38)に記載のディ
スク・ドライブ。 (47)前記前縁部を前記後縁部と接続する前記後部エ
ア・ベアリングの側面が、前記キャリアが前記ディスク
・ドライブ内にあるとき、前記ディスク上のデータ・ト
ラックに対して前記キャリアのスキューの最大量よりも
大きい角度を画定することを特徴とする、上記(46)
に記載のディスク・ドライブ。 (48)前記後部エア・ベアリング・パッドの前記前縁
部が、前記後縁部と非平行であることを特徴とする、上
記(46)に記載のディスク・ドライブ。 (49)前記モータおよび前記アクチュエータに取り付
けられた、前記ディスク・ドライブが動作していないと
きに前記キャリアを前記ディスクからアンロードする手
段を支持する手段を含むことを特徴とする、上記(3
8)に記載のディスク・ドライブ。 (50)前記ディスク・ドライブが接触開始/停止式デ
ィスク・ドライブであり、さらに前記ディスク・ドライ
ブが停止しているときに、前記キャリア前部を潤滑剤膜
から十分に離して保持するための、前記前部エア・ベア
リング・パッド上に位置するストラットを含むことを特
徴とする、上記(38)に記載のディスク・ドライブ。 (51)前記ディスク・ドライブが接触開始/停止式デ
ィスク・ドライブであり、さらに前記ディスク・ドライ
ブが停止しているときに、前記キャリア前部を潤滑剤膜
から十分に離して保持するための、前記前部エア・ベア
リング・パッドの前部上に位置する炭素膜を含むことを
特徴とする、上記(38)に記載のディスク・ドライ
ブ。
【0034】
【発明の効果】本発明の実施により、エア・ベアリング
の利点を取り入れて、液体軸受に伴う問題を回避し、な
おかつ液体軸受によって達成されるよりも一層小さいヘ
ッド・ディスク間隔を提供し、ディスク半径の変動およ
びヘッド・キャリアの製造上のパラメータの変動の影響
を受けにくい、改良されたヘッド・ディスク界面を有す
るディスク・ドライブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク・ドライブの概略断面図であ
る。
【図2】図1に概略的に示したディスク・ドライブの開
放上面図である。
【図3】本発明のエア・ベアリング・スライダの好まし
い実施例のディスク側または底面の平面図である。
【図4】前部および後部エア・ベアリング・パッドと中
間の非エア・ベアリング面を示す、本発明のスライダ・
ディスク界面の断面図である。
【図5】製造工程の1段階を示すスライダの断面図であ
る。
【図6】製造工程の1段階を示すスライダの断面図であ
る。
【図7】製造工程の1段階を示すスライダの断面図であ
る。
【図8】製造工程の1段階を示すスライダの断面図であ
る。
【図9】製造工程の1段階を示すスライダの断面図であ
る。
【図10】本発明によるスライダの代替実施例のディス
ク側の平面図である。
【図11】本発明によるスライダの代替実施例のディス
ク側の平面図である。
【図12】本発明によるスライダの代替実施例のディス
ク側の平面図である。
【符号の説明】
10 ベース 11 カバー 12 モータ 13 ガスケット 14 アクチュエータ 15 集積回路チップ 16 磁気記録ディスク 17 フレキシブル・ケーブル 19 ケーブル 20 エア・ベアリング・スライダ 22 剛性アーム 23 前部リッジ部分 24 サスペンション 25 エア・ベアリング・パッド 26 後部リッジ部分 27 エア・ベアリング・パッド 28 非エア・ベアリング面 29 後部エア・ベアリング・パッド 30 ランプ 31 前縁部 33 後縁部 35 後部パッド側面 37 後部パッド側面 42 ヘッド、または変換器 50 潤滑剤膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モリス・ムーサ・ドヴェク アメリカ合衆国94070 カリフォルニア州 サン・カルロス バイオレット・レーン2 (72)発明者 ジョン・スチュアート・フォスター アメリカ合衆国95037 カリフォルニア州 モーガン・ヒル オーク・レーン3461 (72)発明者 ルイス・パディリャ・フランコ アメリカ合衆国95020 カリフォルニア州 ギルロイ ライオンズ・クリーク・ドライ ブ8712 (72)発明者 ランドール・トマス・カース アメリカ合衆国95136 カリフォルニア州 サンノゼ ノーミントン・ウェイ1039

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑剤膜を有する少なくとも1つのデータ
    ・ディスクと、 前記ディスクに結合された、前記ディスクを回転させる
    ためのモータと、 前記ディスクにデータを書き込みまたは前記ディスクか
    らデータを読み取るための変換器と、 ディスク面と前端部と後端部とを有し、前記ディスク面
    上の前記前端部近くの前部エア・ベアリング・パッド
    と、前記ディスク面上の前記後端部近くの後部エア・ベ
    アリング・パッドと、前記前部エア・ベアリング・パッ
    ドと前記後部エア・ベアリング・パッドを分離する非エ
    ア・ベアリング面とを備えた、前記変換器を支持するキ
    ャリアと、 前記変換器が前記ディスク上の異なるデータ領域にアク
    セスできるように、前記ディスクを横切って一般に半径
    方向に前記キャリアを移動させるためのアクチュエータ
    と、 前記キャリアを前記アクチュエータに接続して、前記キ
    ャリアを前記ディスク近傍に保持する手段と、 前記モータと前記アクチュエータを支持する手段とを含
    む、データ記録ディスク・ドライブ。
  2. 【請求項2】前記前部エア・ベアリング・パッドが、前
    記キャリアの縦方向中心線に関して一般に等間隔で配置
    された1対のエア・ベアリング・パッドからなることを
    特徴とする、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  3. 【請求項3】前記各パッドの幅に対する長さの比が、約
    0.25ないし2であることを特徴とする、請求項2に
    記載のディスク・ドライブ。
  4. 【請求項4】前記後部エア・ベアリング・パッドが、前
    記キャリアの縦方向中心線上に位置することを特徴とす
    る、請求項2に記載のディスク・ドライブ。
  5. 【請求項5】すべてのパッドのエア・ベアリング面がほ
    ぼ同一平面上にあることを特徴とする、請求項1に記載
    のディスク・ドライブ。
  6. 【請求項6】前記前部エア・ベアリング・パッドの表面
    積が前記後部エア・ベアリング・パッドの表面積よりも
    広く、それにより前記ディスク・ドライブの動作中に前
    記キャリアがピッチアップすることを特徴とする、請求
    項1に記載のディスク・ドライブ。
  7. 【請求項7】前記前部エア・ベアリング・パッドが、基
    本的に凸形の湾曲を有する前縁部を備えることを特徴と
    する、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  8. 【請求項8】前記後部エア・ベアリング・パッドが、該
    後部エア・ベアリング・パッドの後縁部よりも幅広の前
    縁部を有することを特徴とする、請求項1に記載のディ
    スク・ドライブ。
  9. 【請求項9】前記前縁部を前記後縁部と接続する前記後
    部エア・ベアリングの側面が、前記キャリアが前記ディ
    スク・ドライブ内にあるとき、前記ディスク上のデータ
    ・トラックに対して前記キャリアのスキューの最大量よ
    りも大きい角度を画定することを特徴とする、請求項8
    に記載のディスク・ドライブ。
  10. 【請求項10】前記後部エア・ベアリング・パッドの前
    縁部が、該後部エア・ベアリング・パッドの後縁部と非
    平行であることを特徴とする、請求項8に記載のディス
    ク・ドライブ。
  11. 【請求項11】前記キャリアの前端部および後端部が、
    前記キャリアの縦方向中心線を横切る向きにある一般に
    平行なリッジ部分であり、リッジ部分を分離する前記非
    エア・ベアリング面が、リッジ部分から凹んでいること
    を特徴とする、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  12. 【請求項12】前記ディスク・ドライブが動作していな
    いとき、前記キャリアを前記ディスクからアンロードす
    るための手段を支持する、前記モータおよび前記アクチ
    ュエータに取り付けられた手段を含むことを特徴とす
    る、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  13. 【請求項13】前記キャリアが前記ディスク上にあると
    き、前記キャリアの前部を潤滑剤膜から十分に離して支
    持するための、前記前部エア・ベアリング・パッド上に
    位置するストラットを含むことを特徴とする、請求項1
    に記載のディスク・ドライブ。
  14. 【請求項14】前記キャリアが前記ディスク上にあると
    き、前記キャリアの前部を潤滑剤膜から十分に離して支
    持するための、前記前部エア・ベアリング・パッド上の
    炭素膜を含むことを特徴とする、請求項1に記載のディ
    スク・ドライブ。
  15. 【請求項15】潤滑剤膜を表面に有する少なくとも1つ
    の磁気記録ディスクと、 前記ディスクに結合された、前記ディスクを回転させる
    ためのモータと、 ディスク面と、該ディスク面の反対面と、スライダの縦
    方向中心線を一般に横切り、前記スライダの縦方向中心
    線に関してほぼ等間隔に配置された少なくとも2つの前
    部エア・ベアリング・パッドを支持する前部リッジ部分
    と、該前部リッジ部分と一般に平行で、前記スライダの
    縦方向中心線上に位置する後部エア・ベアリング・パッ
    ドを支持する前記後部リッジ部分と、前記前部リッジ部
    分と前記後部リッジ部分から凹んでおり、前記前部リッ
    ジ部分と前記後部リッジ部分とを分離する非エア・ベア
    リング面とを有する前記スライダと、 前記後部エア・ベアリング・パッド近傍の前記スライダ
    上に位置する、前記ディスクからデータを読み取りまた
    は前記ディスクにデータを書き込むための磁気ヘッド
    と、 前記ヘッドが前記ディスク上の異なるデータ領域にアク
    セスできるように、前記ディスクを横切って一般に半径
    方向に前記スライダを移動させるためのアクチュエータ
    と、 前記スライダの前記ディスク面の反対面に取り付けら
    れ、前記スライダを前記アクチュエータに接続する、デ
    ィスク・ドライブの動作中に前記スライダのエア・ベア
    リング・パッドを前記ディスク近傍に保持するためのサ
    スペンションと、 前記モータと前記アクチュエータを支持するための手段
    とを含む磁気記録ディスク・ドライブ。
  16. 【請求項16】前記モータと前記アクチュエータに取り
    付けられた、ディスク・ドライブが動作していないと
    き、前記ディスクから前記スライダをアンロードする手
    段を支持する手段を含むことを特徴とする、請求項15
    に記載のディスク・ドライブ。
  17. 【請求項17】前記スライダが前記ディスク上にあると
    き、スライダ前部を潤滑剤膜から十分に離して支持する
    ための、前記前部エア・ベアリング・パッド上に位置す
    るストラットを含むことを特徴とする、請求項15に記
    載のディスク・ドライブ。
  18. 【請求項18】前記スライダが前記ディスク上にあると
    き、スライダの前部を潤滑剤膜から十分に離して支持す
    るための、前記前部エア・ベアリング・パッド上の炭素
    膜を含むことを特徴とする、請求項15に記載のディス
    ク・ドライブ。
  19. 【請求項19】ディスク面と前端部と後端部とを有し、
    前記ディスク面上の前記前端部近くの前部エア・ベアリ
    ング・パッドと、前記ディスク面上の前記後端部近くの
    後部エア・ベアリング・パッドと、キャリアのほぼ幅全
    体にわたって延び、前記前部エア・ベアリング・パッド
    と前記後部エア・ベアリング・パッドを分離する非エア
    ・ベアリング面とを備える前記キャリアと、 前記キャリア上のキャリア後端部近傍に位置する、ディ
    スクにデータを書き込みまたは前記ディスクからデータ
    を読み取るための変換器とを含むデータ記録ディスク・
    ドライブ用の変換器アセンブリ。
  20. 【請求項20】前記前部エア・ベアリング・パッドが、
    前記キャリアの縦方向中心線に関して一般に等間隔で配
    置された1対のエア・ベアリング・パッドからなること
    を特徴とする、請求項19に記載の変換器アセンブリ。
  21. 【請求項21】前記後部エア・ベアリング・パッドが、
    キャリアの縦方向中心線上に位置することを特徴とす
    る、請求項19に記載の変換器アセンブリ。
  22. 【請求項22】すべてのパッドのエア・ベアリング面
    が、ほぼ同一平面上にあることを特徴とする、請求項1
    9に記載の変換器アセンブリ。
  23. 【請求項23】前記前部エア・ベアリング・パッドの表
    面積が前記後部エア・ベアリング・パッドの表面積より
    も大きく、それによりディスク・ドライブの動作中に前
    記キャリアがピッチアップすることを特徴とする、請求
    項19に記載の変換器アセンブリ。
  24. 【請求項24】前記前部エア・ベアリング・パッドが、
    基本的に凸形の湾曲を有する前縁部を備えることを特徴
    とする、請求項19に記載の変換器アセンブリ。
  25. 【請求項25】前記後部エア・ベアリング・パッドが、
    該後部エア・ベアリング・パッドの後縁部よりも幅広の
    前縁部を有することを特徴とする、請求項19に記載の
    変換器アセンブリ。
  26. 【請求項26】前記前縁部を前記後縁部と接続する前記
    後部エア・ベアリングの側面が、前記キャリアがディス
    ク・ドライブ内にあるとき、前記ディスク上のデータ・
    トラックに対して前記キャリアのスキューの最大量より
    も大きい角度を画定することを特徴とする、請求項25
    に記載の変換器アセンブリ。
  27. 【請求項27】前記後部エア・ベアリング・パッドの前
    記前縁部が、前記後縁部と非平行であることを特徴とす
    る、請求項25に記載の変換器アセンブリ。
  28. 【請求項28】前記キャリアの前記前端部および前記後
    端部が、前記キャリアの縦方向中心線を横切る向きにあ
    る一般に平行なリッジ部分であり、前記リッジ部分を分
    離する前記非エア・ベアリング面が、前記リッジ部分か
    ら凹んでいることを特徴とする、請求項19に記載の変
    換器アセンブリ。
  29. 【請求項29】前部リッジ部分がテーパ面を含むことを
    特徴とする、請求項28に記載の変換器アセンブリ。
  30. 【請求項30】前部リッジ部分が1対の横方向に離間し
    たリッジ領域を含み、それぞれのリッジ領域が前記エア
    ・ベアリング・パッドを支持することを特徴とする、請
    求項28に記載の変換器アセンブリ。
  31. 【請求項31】前記キャリアを前記ディスクに対してバ
    イアスする手段を含む、前記キャリアを前記ディスク・
    ドライブの前記アクチュエータに接続するための手段を
    さらに備えることを特徴とする、請求項19に記載の変
    換器アセンブリ。
  32. 【請求項32】スライダが前記ディスク上にあるとき、
    前記スライダ前部を潤滑剤膜から十分に離して支持する
    ための、前記前部エア・ベアリング・パッド上に位置す
    るストラットを含むことを特徴とする、請求項19に記
    載の変換器アセンブリ。
  33. 【請求項33】スライダが前記ディスク上にあるとき、
    前記スライダ前部を潤滑剤膜から十分に離して支持する
    ための、前記前部エア・ベアリング・パッド上の炭素膜
    を含むことを特徴とする、請求項19に記載の変換器ア
    センブリ。
  34. 【請求項34】前部パッドの幅に対する長さの比が、約
    0.25と2の間であることを特徴とする、請求項19
    に記載の変換器アセンブリ。
  35. 【請求項35】キャリア・アクチュエータ接続手段が、
    一般にジンバル式の前記キャリアの動きを提供するため
    の手段を含み、それにより前記ディスク・ドライブの動
    作中に前記キャリアが縦揺れおよび横揺れすることを特
    徴とする、請求項19に記載の変換器アセンブリ。
  36. 【請求項36】磁気記録ディスク・ドライブ用のヘッド
    ・アセンブリであって、 ディスク面と、ディスク面の反対面と、スライダの縦方
    向中心線を一般に横切り、前記スライダの縦方向中心線
    に関してほぼ等間隔に配置された少なくとも2つの前部
    エア・ベアリング・パッドを支持する前部リッジ部分
    と、該前部リッジ部分と一般に平行で、前記スライダの
    縦方向中心線上に位置する後部エア・ベアリング・パッ
    ドを支持する後部リッジ部分と、前記前部リッジ部分と
    前記後部リッジ部分から凹んでおり、前記前部リッジ部
    分と前記後部リッジ部分を分離する非エア・ベアリング
    面とを備える前記スライダと、 前記後部エア・ベアリング・パッド近傍の前記スライダ
    上に位置する、ディスクからデータを読み取りまたは前
    記ディスクにデータを書き込むための磁気ヘッドとを含
    むアセンブリ。
  37. 【請求項37】前記スライダの前記ディスク面の反対面
    に取り付けられた、前記ディスク・ドライブの動作中に
    前記スライダが前記ディスクに向けてバイアスされるよ
    うに、前記スライダを前記ディスク・ドライブのアクチ
    ュエータに接続する手段をさらに備えることを特徴とす
    る、請求項36に記載のヘッド・アセンブリ。
  38. 【請求項38】潤滑剤膜を有する少なくとも1つのデー
    タ・ディスクと、 前記ディスクに結合された、前記ディスクを回転させる
    ためのモータと、 前記ディスクにデータを書き込みまたは前記ディスクか
    らデータを読み取るための変換器と、 ディスク面と前端部と後端部とを有し、前記ディスクが
    動作速度で回転するときに、前記前端部のエア・ベアリ
    ング支持を生成するための前記ディスク面上の前記前端
    部近傍にあるエア・ベアリング・パッドと、キャリアが
    前記ディスク上のデータ領域の内径部分近くにあるとき
    に、前記後端部を液体膜上で支持し、前記キャリアが前
    記ディスク上のデータ領域の外径部分近くにあるとき
    に、前記後端部のエア・ベアリング支持力を生成するた
    めの、前記ディスク面上の前記後端部近傍にあるパッド
    とを備えた、前記変換器を支持するキャリアと、 前記変換器が前記ディスク上の異なるデータ領域にアク
    セスできるように、前記ディスクを横切って一般に半径
    方向に前記キャリアを移動させるためのアクチュエータ
    と、 前記キャリアを前記アクチュエータに接続して、前記キ
    ャリアを前記ディスク近傍に保持する手段と、 前記モータと前記アクチュエータを支持する手段とを含
    むデータ記録ディスク・ドライブ。
  39. 【請求項39】さらに、ディスクが動作速度で回転して
    いるとき、前記後端パッドが前記ディスクの液体膜と接
    触しているときに、前記後端部を部分的に支持するため
    のエア・ベアリングを生成する手段を前記後端パッドが
    含むことを特徴とする、請求項38に記載のディスク・
    ドライブ。
  40. 【請求項40】前記前部エア・ベアリング・パッドが、
    前記キャリアの縦方向中心線に関して一般に等間隔に配
    置された1対のエア・ベアリング・パッドからなること
    を特徴とする、請求項38に記載のディスク・ドライ
    ブ。
  41. 【請求項41】それぞれの前部エア・ベアリング・パッ
    ドの幅に対する長さの比が、約0.25と2の間である
    ことを特徴とする、請求項40に記載のディスク・ドラ
    イブ。
  42. 【請求項42】前記後部エア・ベアリング・パッドが、
    前記キャリアの縦方向中心線上に位置することを特徴と
    する、請求項38に記載のディスク・ドライブ。
  43. 【請求項43】すべてのパッドのエア・ベアリング面が
    ほぼ同一平面上にあることを特徴とする、請求項38に
    記載のディスク・ドライブ。
  44. 【請求項44】前記前部エア・ベアリング・パッドの表
    面積が前記後部エア・ベアリング・パッドの表面積より
    も大きく、それにより前記ディスク・ドライブの動作中
    に前記キャリアがピッチアップすることを特徴とする、
    請求項38に記載のディスク・ドライブ。
  45. 【請求項45】前記前部エア・ベアリング・パッドが、
    基本的に凸形の湾曲を有する前縁部を備えることを特徴
    とする、請求項38に記載のディスク・ドライブ。
  46. 【請求項46】前記後部エア・ベアリング・パッドが、
    該後部エア・ベアリング・パッドの後縁部よりも幅広の
    前縁部を有することを特徴とする、請求項38に記載の
    ディスク・ドライブ。
  47. 【請求項47】前記前縁部を前記後縁部と接続する前記
    後部エア・ベアリングの側面が、前記キャリアが前記デ
    ィスク・ドライブ内にあるとき、前記ディスク上のデー
    タ・トラックに対して前記キャリアのスキューの最大量
    よりも大きい角度を画定することを特徴とする、請求項
    46に記載のディスク・ドライブ。
  48. 【請求項48】前記後部エア・ベアリング・パッドの前
    記前縁部が、前記後縁部と非平行であることを特徴とす
    る、請求項46に記載のディスク・ドライブ。
  49. 【請求項49】前記モータおよび前記アクチュエータに
    取り付けられた、前記ディスク・ドライブが動作してい
    ないときに前記キャリアを前記ディスクからアンロード
    する手段を支持する手段を含むことを特徴とする、請求
    項38に記載のディスク・ドライブ。
  50. 【請求項50】前記ディスク・ドライブが接触開始/停
    止式ディスク・ドライブであり、さらに前記ディスク・
    ドライブが停止しているときに、前記キャリア前部を潤
    滑剤膜から十分に離して保持するための、前記前部エア
    ・ベアリング・パッド上に位置するストラットを含むこ
    とを特徴とする、請求項38に記載のディスク・ドライ
    ブ。
  51. 【請求項51】前記ディスク・ドライブが接触開始/停
    止式ディスク・ドライブであり、さらに前記ディスク・
    ドライブが停止しているときに、前記キャリア前部を潤
    滑剤膜から十分に離して保持するための、前記前部エア
    ・ベアリング・パッドの前部上に位置する炭素膜を含む
    ことを特徴とする、請求項38に記載のディスク・ドラ
    イブ。
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