JPH0714296B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0714296B2
JPH0714296B2 JP60023097A JP2309785A JPH0714296B2 JP H0714296 B2 JPH0714296 B2 JP H0714296B2 JP 60023097 A JP60023097 A JP 60023097A JP 2309785 A JP2309785 A JP 2309785A JP H0714296 B2 JPH0714296 B2 JP H0714296B2
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JP
Japan
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parallel link
intermediate shaft
shaft
traveling
traveling frame
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JP60023097A
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JPS61181313A (ja
Inventor
清 飯泉
川口  弘道
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Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンバインにおける刈取部の上下動装置に係
るものである。
(従来技術) 従来公知の実公昭53-48760号公報には、走行フレームの
下部に走行装置を、前記走行フレームの上部に自動送込
式脱穀装置を、前記走行フレームの前側に刈取部を設け
たものにおいて、前記走行フレームの前端側に上側平行
リンクと下側平行リンクの各後端を軸着し、前記上下平
行リンクの前端に刈取部を軸止したコンバインについて
記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知の刈取部は、最下方の刈取位置から上動すると
きは、刈取部先端が前方に突出すから、旋回時とか点検
等のため刈取部を上動させるとき、刈取部の先端が物に
衝突して破損する欠陥があった。
しかし、同じように平行リンク機構で上動させる構造で
も、ある一定高さまでは刈取部は逆に後方に引込みなが
ら上動するようにし、その後、前方に突出しても、引込
んだ分で突き出すようにできるから、衝突を防止して破
損を防止できる。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、走行フレーム1の下部に走行装置2
を、前記走行フレーム1の上部に自動送込式脱穀装置5
を、前記走行フレーム1の前側に刈取部28を設けたもの
において、前記走行フレーム1の前端の上部位置には位
置固定の左右方向の中間軸12を設け、該中間軸12には上
側平行リンク15の前後中間位置と後側平行リンク14の上
端を夫々軸着し、前記上側平行リンク15の前端には前記
中間軸12よりも高位置の回転軸19を設け、該回転軸19に
前側平行リンク18の上端を軸着して該前側平行リンク18
の下端に前記刈取部28を固定し、前記後側平行リンク14
の下端に下側平行リンク16の後端を軸着し、該下側平行
リンク16の前端は前記前側平行リンク18の上下中間位置
に軸着し、前記上側平行リンク15の中間軸12より後方の
延長部23の後端に前後に伸縮するシリンダー21のピスト
ン22の先端を軸着し、前記下側平行リンク16側には前記
刈取部28が最大に下降した位置Aでは前記後側平行リン
ク14側に当接しないが前記刈取部28が一定高さに上動し
た位置Bでは前記後側平行リンク14側に当接して平行リ
ンク機構をロックするロック部材24を設けたコンバイン
としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図により説明すると、1はコンバイ
ンの走行フレームで、走行フレーム1の下部には走行装
置2が設けられる。3は駆動輪、4は遊動輪である。走
行フレーム1の上部には自動送込式脱穀装置5が設けら
れる。6は前記脱穀装置5の無端状穀稈供給装置であ
る。
前記走行フレーム1の前側位置には左右方向の前フレー
ム杆7と後フレーム杆8を所望の前後間隔を置いて設
け、前フレーム杆7と後フレーム杆8の上部に懸架台9
を設ける。10は懸架台9の水平部、11は懸架台9の左右
両側の垂直部であり、垂直部11の下端部を前フレーム杆
7と後フレーム杆8に熔着する。前記懸架台9の水平部
10の上面には、位置固定の左右方向の中間軸12を設け
る。13は中間軸12の支持ケースであり、水平部10の上面
に取付られる。
前記中間軸12には、上側平行リンク15の前後中間位置及
び後側平行リンク14の上端を遊嵌状態に軸着する。該後
側平行リンク14の下端には下側平行リンク16の後端を軸
17で軸着する。前記上側平行リンク15の前端には前記中
間軸12より高位置である回転軸19を設け、該回転軸19に
前側平行リンク18の上端を軸着する。前側平行リンク18
は中空パイプで形成され、内部に回転軸19により回転す
る動力伝動軸が設けられている。下側平行リンク16の前
端は前側平行リンク18の上下中間位置に軸20により軸着
される。
前記後側平行リンク14、前記上側平行リンク15、前記下
側平行リンク16、前記前側平行リンク18とにより、側面
から見たとき略四角形の平行リンク(パラレルリフト)
を形成する。
前記上側平行リンク15の後端は、中間軸12よりも後方に
直線状又は屈曲状に伸びる延長部23が形成されている。
該延長部23の後端には、前後方向のシリンダー21のピス
トン22の先端を軸着する。
ピストン22が伸び始めると、延長部23を押動するから、
上側平行リンク15は中間軸12を中心に図で時計回転し、
回転軸19は中間軸12より高位置であるから、駆動軸は第
3図のイ方向の後方上方に回動して前側平行リンク18を
引き上げる。同時に、下側平行リンク16の軸20の部分は
軸17を中心に回動して上動するが、下側平行リンク16に
は下側平行リンク16が一定角度以上回動すると(第3図
の状態)、後側平行リンク14の前面25に衝突するロック
部材24が設けられているので、ロックされる。26は後側
平行リンク14の後面27が当接するストッパーである。前
側平行リンク18の下端には刈取部28が固定される。
なお、29は刈取部28の分草体、30は同引起装置、31は同
刈刃、32は同穀稈搬送装置、33は同掻込装置である。
(作用) 次に作用を述べる。
駆動輪3を回転させて、走行装置2を回動させると機体
は前進し、地面近傍の分草体29により左右方向に絡み合
っている穀稈を分草し、引起装置30により垂れ下ってい
る穂先を引起し、刈刃31により根元を切断し、掻込装置
33により掻き込んだ穀稈を穀稈搬送装置32により搬送し
て、無端状穀稈供給装置6の前側の引継部に引継ぎ、自
動送込式脱穀装置5により脱穀する。
このときの分草体29の先端が地面近傍の位置Aである刈
取部28とシリンダー21の関係は第2図のようであって、
シリンダー21は最大に縮小しており、後側平行リンク14
はストッパー26に接触し、下側平行リンク16は軸17を中
心に左回転してロック部材24は後側平行リンク14の前面
25より離れている。
この状態で、地面がやや高くなったときは、シリンダー
21のピストン22を伸ばすと、延長部23を押して上側平行
リンク15は中間軸12を中心に第3図で時計回転するが、
回転軸19は位置Aでも中間軸12より高位置であるから、
駆動軸はイ方向の後方上方に回動し、前側平行リンク18
を引き上げ、分草体29は後方上方の位置Bになる。その
間、刈取部28は平行移動であるから、刈取姿勢に影響は
ない。分草体29が位置Bになると、下側平行リンク16は
軸17を中心に回動して上動し、下側平行リンク16に固定
のロック部材24は後側平行リンク14の前面25に衝突して
ロックされる。
しかして、刈取部28の分草体29が例えば畦畔近くになっ
たときは、位置Bを越えてシリンダー21のピストン22を
伸長させるが、下側平行リンク16と後側平行リンク14は
ロックされたまま上動するので、刈取部28の上動は、中
間軸12と分草体29の先端を半径とする円弧の上動にな
り、位置Cまでは上動するにしたがい前側に突き出るよ
うになるが、位置Bでは相当に後方に引込んでいるの
で、位置Cでも位置Aの分草体29の先端の垂直先X-Xよ
りは前方に出ないようにできる。また、出たとしても僅
かですませられる。
したがって、刈取部28の先端は、垂直線X-Xより前にで
ないか、出たとしても僅かですませられるので、刈取部
28の先端が異物に衝突することを防止できる。
(効果) 前記公知の刈取部は、最下方の刈取位置から上動すると
きは、刈取部先端が前方に突出すから、旋回時とか点検
等のため刈取部を上動させるとき、刈取部の先端が物に
衝突して破損する欠陥があった。
しかるに、本発明は、走行フレーム1の下部に走行装置
2を、前記走行フレーム1の上部に自動送込式脱穀装置
5を、前記走行フレーム1の前側に刈取部28を設けたも
のにおいて、前記走行フレーム1の前端の上部位置には
位置固定の左右方向の中間軸12を設け、該中間軸12には
上側平行リンク15の前後中間位置と後側平行リンク14の
上端を夫々軸着し、前記上側平行リンク15の前端には前
記中間軸12よりも高位置の回転軸19を設け、該回転軸19
に前側平行リンク18の上端を軸着して該前側平行リンク
18の下端に前記刈取部28を固定し、前記後側平行リンク
14の下端に下側平行リンク16の後端を軸着し、該下側平
行リンク16の前端は前記前側平行リンク18の上下中間位
置に軸着し、前記上側平行リンク15の前記中間軸12より
後方の延長部23の後端に前後に伸縮するシリンダー21の
ピストン22の先端を軸着し、前記下側平行リンク16側に
は前記刈取部28が最大に下降した位置Aでは前記後側平
行リンク14側に当接しないが前記刈取部28が一定高さに
上動した位置Bでは前記後側平行リンク14側に当接して
平行リンク機構をロックするロック部材24を設けたコン
バインとしたものであるから、 イ、刈取部28が最大に下降した位置Aで刈取中、地面が
やや高くなったため、刈取部28を上動させるためにシリ
ンダー21のピストン22を伸ばすと、延長部23を押して上
側平行リンク15を中間軸12を中心に第3図で時計回転さ
せるが、回転軸19は中間軸12より高位置に設けてあるた
め、回転軸19はイ方向の後方上方に回動し、そのため、
前側平行リンク18を後方上方に引き上げるので、分草体
29は後方上方の位置Bにすることができる。
ロ、しかして、下側平行リンク16側には刈取部28が最大
に下降した分草体29が位置Aでは後側平行リンク14側に
当接しないが一定高さに上動した位置Bでは後側平行リ
ンク14側に当接して平行リンク機構をロックするロック
部材24を設けたから、位置Bに上動すると、平行リンク
はロックされるので、分草体29が例えば畦畔近くになっ
たときにシリンダー21のピストン22を伸長させると、す
ばやく上動させることができるばかりでなく、位置Bは
位置Aに比べ相当に後方に引込んでいるので、位置Cに
上動して突出しても、位置Aにある分草体29の先端の垂
直先X-Xよりは前方に出ないようにできる。仮に、出た
としても僅かですませられる。したがって、刈取部28の
先端は、垂直線X-Xより前にでないか、出たとしても僅
かですませられるので、刈取部28の先端が異物に衝突す
ることを防止できる。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の側面図、第2図〜第4図は作用の説明側
面図である。 符号の説明 1……走行フレーム、2……走行装置、3……駆動輪、
4……遊動輪、5……自動送込式脱穀装置、6……無端
状穀稈供給装置、7……前フレーム杆、8……後フレー
ム杆、9……懸架台、10……水平部、11……垂直部、12
……中間軸、13……支持ケース、14……後側平行リン
ク、15……上側平行リンク、16……下側平行リンク、17
……軸、18……前側平行リンク、19……駆動軸、20……
軸、21……シリンダー、22……ピストン、23……延長
部、24……ロック部材、25……前面、26……ストッパ
ー、27……後面、28……刈取部、29……分草体、30……
引起装置、31……刈刃、32……穀稈搬送装置、33……掻
込装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行フレーム1の下部に走行装置2を、前
    記走行フレーム1の上部に自動送込式脱穀装置5を、前
    記走行フレーム1の前側に刈取部28を設けたものにおい
    て、前記走行フレーム1の前端の上部位置には位置固定
    の左右方向の中間軸12を設け、該中間軸12には上側平行
    リンク15の前後中間位置と後側平行リンク14の上端を夫
    々軸着し、前記上側平行リンク15の前端には前記中間軸
    12よりも高位置の回転軸19を設け、該回転軸19に前側平
    行リンク18の上端を軸着して該前側平行リンク18の下端
    に前記刈取部28を固定し、前記後側平行リンク14の下端
    に下側平行リンク16の後端を軸着し、該下側平行リンク
    16の前端は前記前側平行リンク18の上下中間位置に軸着
    し、前記上側平行リンク15の前記中間軸12より後方の延
    長部23の後端に前後に伸縮するシリンダー21のピストン
    22の先端を軸着し、前記下側平行リンク16側には前記刈
    取部28が最大に下降した位置Aでは前記後側平行リンク
    14側に当接しないが前記刈取部28が一定高さに上動した
    位置Bでは前記後側平行リンク14側に当接して平行リン
    ク機構をロックするロック部材24を設けたコンバイン。
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