JPH07142118A - 防水コネクタ用ゴム栓 - Google Patents
防水コネクタ用ゴム栓Info
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- JPH07142118A JPH07142118A JP5347471A JP34747193A JPH07142118A JP H07142118 A JPH07142118 A JP H07142118A JP 5347471 A JP5347471 A JP 5347471A JP 34747193 A JP34747193 A JP 34747193A JP H07142118 A JPH07142118 A JP H07142118A
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- rubber plug
- electric wire
- outer cylinder
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5205—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G15/00—Cable fittings
- H02G15/013—Sealing means for cable inlets
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電線に曲げ力が作用したとしても、ゴム栓の防
水性が損なわれてしまうことがないようにする。 【構成】防水ゴム栓3のシール収納筒部1の開口端側に
位置する部分には、電線2に嵌着する内筒11が電線2
に沿って開口外側まで延出し、電線2と内筒11との間
を水密に保持する。また、内筒11の外周面には、環状
溝14を介して外筒16が設けられ、この環状溝14の
介在により、内筒11と外筒16との間では作用力が伝
達し難くなっている。外筒16の外径は、シール収納筒
部1の開口側に向かうにつれて徐々に拡大し、後端部の
最大外径R2はシール収納筒部1の内径R1より大きく
設定されているため、防水ゴム栓3をシール収納筒部1
に挿入すると、外筒16の外周面がシール収納筒1の開
口縁1aに圧接する。
水性が損なわれてしまうことがないようにする。 【構成】防水ゴム栓3のシール収納筒部1の開口端側に
位置する部分には、電線2に嵌着する内筒11が電線2
に沿って開口外側まで延出し、電線2と内筒11との間
を水密に保持する。また、内筒11の外周面には、環状
溝14を介して外筒16が設けられ、この環状溝14の
介在により、内筒11と外筒16との間では作用力が伝
達し難くなっている。外筒16の外径は、シール収納筒
部1の開口側に向かうにつれて徐々に拡大し、後端部の
最大外径R2はシール収納筒部1の内径R1より大きく
設定されているため、防水ゴム栓3をシール収納筒部1
に挿入すると、外筒16の外周面がシール収納筒1の開
口縁1aに圧接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水コネクタに適用さ
れてコネクタハウジングのキャビティと電線との間をシ
ールする防水コネクタ用ゴム栓に関する。
れてコネクタハウジングのキャビティと電線との間をシ
ールする防水コネクタ用ゴム栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水コネクタ用ゴム栓と
して例えば、図7に示すものが知られている。すなわ
ち、ゴム栓50は電線に嵌合される筒部51を有し、そ
の外周側および内周側にそれぞれ外周リップ部52およ
び内周リップ部53を、各々環状に形成した構造となっ
ている。このゴム栓50は、コネクタハウジング55の
キャビティ56内に図中右側から挿入され、外周リップ
部52がキャビティ56の内周面に圧接して水密なシー
ルが図られる。また、内周リップ部53が電線54の外
周面に圧接して水密に保たれる。
して例えば、図7に示すものが知られている。すなわ
ち、ゴム栓50は電線に嵌合される筒部51を有し、そ
の外周側および内周側にそれぞれ外周リップ部52およ
び内周リップ部53を、各々環状に形成した構造となっ
ている。このゴム栓50は、コネクタハウジング55の
キャビティ56内に図中右側から挿入され、外周リップ
部52がキャビティ56の内周面に圧接して水密なシー
ルが図られる。また、内周リップ部53が電線54の外
周面に圧接して水密に保たれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、図6に示すように、電線54に対してキャビティ
56の開口端部分でこれを横方向に曲げるような力が電
線の取り回しにより生じると、その電線54から及ぼさ
れる力によってゴム栓50が曲げの内側部分で圧縮され
ることになる。このため、その反対側においてキャビテ
ィ56の内周面とゴム栓50との間および電線54とゴ
ム栓50との間に隙間ができてしまい、防水性が失われ
てキャビティ56内に水が侵入することがあるという問
題があった。
では、図6に示すように、電線54に対してキャビティ
56の開口端部分でこれを横方向に曲げるような力が電
線の取り回しにより生じると、その電線54から及ぼさ
れる力によってゴム栓50が曲げの内側部分で圧縮され
ることになる。このため、その反対側においてキャビテ
ィ56の内周面とゴム栓50との間および電線54とゴ
ム栓50との間に隙間ができてしまい、防水性が失われ
てキャビティ56内に水が侵入することがあるという問
題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電線に曲げ力が作用したとしても、ゴム栓の防水性
が損なわれてしまうことがない防水コネクタ用ゴム栓を
提供することを目的とする。
で、電線に曲げ力が作用したとしても、ゴム栓の防水性
が損なわれてしまうことがない防水コネクタ用ゴム栓を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1に記載の発明は、電線が貫通すると
共に防水コネクタの筒部に挿入され、筒部壁と電線との
間を密閉する防水コネクタ用ゴム栓において、上記筒部
の開口端部寄りに位置する部分が、上記電線との間を密
閉する内筒と、その内筒との間に環状溝を介して外周側
に配されて、上記筒部壁との間を密閉する外筒と、から
なることを特徴とする。
になされた請求項1に記載の発明は、電線が貫通すると
共に防水コネクタの筒部に挿入され、筒部壁と電線との
間を密閉する防水コネクタ用ゴム栓において、上記筒部
の開口端部寄りに位置する部分が、上記電線との間を密
閉する内筒と、その内筒との間に環状溝を介して外周側
に配されて、上記筒部壁との間を密閉する外筒と、から
なることを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載の発明は、電線が貫通
すると共に防水コネクタの筒部に挿入され、筒部壁と電
線との間を密閉する防水コネクタ用ゴム栓において、上
記筒部の開口端部寄りに位置する部分の外周面は、筒部
の開口側に向かうにつれて末広がりに拡大して筒部の開
口縁に圧接するテーパ面となっていることを特徴とす
る。
すると共に防水コネクタの筒部に挿入され、筒部壁と電
線との間を密閉する防水コネクタ用ゴム栓において、上
記筒部の開口端部寄りに位置する部分の外周面は、筒部
の開口側に向かうにつれて末広がりに拡大して筒部の開
口縁に圧接するテーパ面となっていることを特徴とす
る。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、外筒の外周面が、筒部の開口
側に向かうにつれて末広がりに拡大して筒部の開口縁に
圧接するテーパ面となっていることに特徴がある。
1に記載の発明において、外筒の外周面が、筒部の開口
側に向かうにつれて末広がりに拡大して筒部の開口縁に
圧接するテーパ面となっていることに特徴がある。
【0008】環状溝としては、周方向に沿って連続する
ものの他、複数の分割溝によって形成されたものであっ
てもよい(請求項4の発明)。
ものの他、複数の分割溝によって形成されたものであっ
てもよい(請求項4の発明)。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、電線に曲げ力
が作用しても、内筒と外筒とが環状溝を介して分離して
いるため、電線に作用する曲げ力は外筒に伝達され難
い。したがって、曲げの内側部分で外筒が圧縮されるこ
とが少なく、曲げの外側部分で筒部壁と外筒との間に隙
間が生じにくいので、筒部壁と電線との間が水密に保た
れる。
が作用しても、内筒と外筒とが環状溝を介して分離して
いるため、電線に作用する曲げ力は外筒に伝達され難
い。したがって、曲げの内側部分で外筒が圧縮されるこ
とが少なく、曲げの外側部分で筒部壁と外筒との間に隙
間が生じにくいので、筒部壁と電線との間が水密に保た
れる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、テーパ面
が筒部の開口縁に高い接圧で圧接しているため、電線に
曲げ力が作用しても、曲げの内側部分が圧縮により変形
することが少なく、一方、曲げの外側部分ではテーパ面
の接圧が高いため筒部壁の開口縁からテーパ面が離れ難
い。したがって、筒部壁の開口縁とテーパ面との間に隙
間が生じにくく、筒部壁と電線との間が水密に保たれ
る。
が筒部の開口縁に高い接圧で圧接しているため、電線に
曲げ力が作用しても、曲げの内側部分が圧縮により変形
することが少なく、一方、曲げの外側部分ではテーパ面
の接圧が高いため筒部壁の開口縁からテーパ面が離れ難
い。したがって、筒部壁の開口縁とテーパ面との間に隙
間が生じにくく、筒部壁と電線との間が水密に保たれ
る。
【0011】また、請求項3に記載の発明のように、内
筒と外筒とに分離して形成し、かつ外筒の外周面にテー
パ面を形成したものでは、電線に対する曲げ力が外筒に
伝わりにくいのと同時に、外筒側が筒部壁に圧接してこ
の間の高いシール性を確保する。
筒と外筒とに分離して形成し、かつ外筒の外周面にテー
パ面を形成したものでは、電線に対する曲げ力が外筒に
伝わりにくいのと同時に、外筒側が筒部壁に圧接してこ
の間の高いシール性を確保する。
【0012】また、請求項4に記載の発明のように、環
状溝を分割溝としたものでは、環状溝を全周に沿って設
けた場合に比較して、分割溝より内側の領域の剛性が高
いため、電線を挿入するときの変形が緩和される。
状溝を分割溝としたものでは、環状溝を全周に沿って設
けた場合に比較して、分割溝より内側の領域の剛性が高
いため、電線を挿入するときの変形が緩和される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、電線に曲げ力が作用しても、その力が外
筒に伝達され難いため、外筒と筒部壁との間を水密に維
持することができるので、防水性を高く維持することが
できる。
発明によれば、電線に曲げ力が作用しても、その力が外
筒に伝達され難いため、外筒と筒部壁との間を水密に維
持することができるので、防水性を高く維持することが
できる。
【0014】また、請求項2に記載の発明によれば、電
線に曲げ力が作用しても、テーパ面が筒部の開口縁に高
い接圧で圧接しているため、曲げの外側部分で筒部と電
線との間に隙間ができないので、簡略な構造で高い防水
性を維持することができる。さらに、請求項3に記載の
発明によれば、上記両発明の効果を相乗的に享受でき
る。さらにまた、請求項4に記載の発明のように、環状
溝を分割溝としたものでは電線が挿入される部分の形状
保持が確保されるため、電線挿入作業に支障を来すよう
な事態を解消できる。
線に曲げ力が作用しても、テーパ面が筒部の開口縁に高
い接圧で圧接しているため、曲げの外側部分で筒部と電
線との間に隙間ができないので、簡略な構造で高い防水
性を維持することができる。さらに、請求項3に記載の
発明によれば、上記両発明の効果を相乗的に享受でき
る。さらにまた、請求項4に記載の発明のように、環状
溝を分割溝としたものでは電線が挿入される部分の形状
保持が確保されるため、電線挿入作業に支障を来すよう
な事態を解消できる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の第一実施例を、図1にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】<第一実施例>図1はコネクタハウジング
における電線差し込み側の端部を示すものであり、具体
的には各電線に対するシール筒部1の内部構造を示して
いる。シール筒部1は複数本並列して配され、それぞれ
は個別に対応して同軸で設けられた各キャビティに連通
している。
における電線差し込み側の端部を示すものであり、具体
的には各電線に対するシール筒部1の内部構造を示して
いる。シール筒部1は複数本並列して配され、それぞれ
は個別に対応して同軸で設けられた各キャビティに連通
している。
【0017】シール筒部1の内部には先端に図示しない
端子金具を固着した電線2が挿入されている。各電線2
の端子金具の後側には次述する防水ゴム栓3が配置され
ており、各防水ゴム栓3はその先端部5が端子金具によ
って加締められることにより、固定されている。
端子金具を固着した電線2が挿入されている。各電線2
の端子金具の後側には次述する防水ゴム栓3が配置され
ており、各防水ゴム栓3はその先端部5が端子金具によ
って加締められることにより、固定されている。
【0018】次に、上記防水ゴム栓3について詳述す
る。防水ゴム栓3は弾性を有する合成ゴムからなり、全
体として筒状をなし、その中空部4内に前記電線2をほ
ぼ密着状態で貫通させることができる。また、その中央
部の外周面には図示2個の外周リップ6が前後に配され
ている。これら各外周リップ6は環状の突条形状をなす
と共に、自然状態では先端部分が丸みを帯びており、か
つその最外周の径寸法はシール筒部1の内径寸法よりも
僅かに大きく設定されており、シール筒部1に収納した
ときに外周リップ6の先端部がシール筒部1の内面に圧
接するようになっている。なお、詳細には図示しない
が、外周リップ6は、シール筒部1の奥側に位置するも
のほど突条高さが低いと共にその幅が狭く、これにより
防水ゴム栓3をシール筒部1内に挿入し易くしている。
また、中空部4内には内周リップ7が形成されている。
これら各内周リップ7は内側に突出する環状の突条形状
をなし、その内周の径寸法は電線2の外形寸法よりも小
さく設定されており、電線2を挿入したときに内周リッ
プ7の先端部が電線2の外面(被覆)に圧接するように
なっている。
る。防水ゴム栓3は弾性を有する合成ゴムからなり、全
体として筒状をなし、その中空部4内に前記電線2をほ
ぼ密着状態で貫通させることができる。また、その中央
部の外周面には図示2個の外周リップ6が前後に配され
ている。これら各外周リップ6は環状の突条形状をなす
と共に、自然状態では先端部分が丸みを帯びており、か
つその最外周の径寸法はシール筒部1の内径寸法よりも
僅かに大きく設定されており、シール筒部1に収納した
ときに外周リップ6の先端部がシール筒部1の内面に圧
接するようになっている。なお、詳細には図示しない
が、外周リップ6は、シール筒部1の奥側に位置するも
のほど突条高さが低いと共にその幅が狭く、これにより
防水ゴム栓3をシール筒部1内に挿入し易くしている。
また、中空部4内には内周リップ7が形成されている。
これら各内周リップ7は内側に突出する環状の突条形状
をなし、その内周の径寸法は電線2の外形寸法よりも小
さく設定されており、電線2を挿入したときに内周リッ
プ7の先端部が電線2の外面(被覆)に圧接するように
なっている。
【0019】一方、防水ゴム栓3はその後端側(図示右
端側)がコネクタハウジングへの装着時においてシール
筒部1より外方へ突出するような長さ寸法に設定されて
いる。また、防水ゴム栓3の後端側の外周面は、シール
筒部1の開口縁1aよりやや内側部分から後端縁に向け
て次第に拡径するように形成されるとともに、後端面に
は同心でかつ全周方向に沿って円環状に連続する環状溝
14が穿孔され、かつこの環状溝14は奥へ行くにつれ
て次第に溝幅が狭くなるように形成されている。このよ
うに環状溝14が穿孔されることにより、防水ゴム栓3
の後端部には内筒11と外筒16とが分離して形成され
ることになる。このように両筒間に環状溝14を介在さ
せることにより、一方の筒に作用する外力の影響が他方
の筒に伝達されにくいものとしている。
端側)がコネクタハウジングへの装着時においてシール
筒部1より外方へ突出するような長さ寸法に設定されて
いる。また、防水ゴム栓3の後端側の外周面は、シール
筒部1の開口縁1aよりやや内側部分から後端縁に向け
て次第に拡径するように形成されるとともに、後端面に
は同心でかつ全周方向に沿って円環状に連続する環状溝
14が穿孔され、かつこの環状溝14は奥へ行くにつれ
て次第に溝幅が狭くなるように形成されている。このよ
うに環状溝14が穿孔されることにより、防水ゴム栓3
の後端部には内筒11と外筒16とが分離して形成され
ることになる。このように両筒間に環状溝14を介在さ
せることにより、一方の筒に作用する外力の影響が他方
の筒に伝達されにくいものとしている。
【0020】外筒16は、その後端の外形寸法(R2)
が、シール筒部1の内径寸法(R1)よりも充分に大き
めとなるように設定されており、これによって外筒16
は所定の差し込み深さ位置においてシール筒部1の開口
縁1aに対し、その全周が圧接することになる。
が、シール筒部1の内径寸法(R1)よりも充分に大き
めとなるように設定されており、これによって外筒16
は所定の差し込み深さ位置においてシール筒部1の開口
縁1aに対し、その全周が圧接することになる。
【0021】内筒11はその後端縁が外筒16とほぼ同
じ突出位置まで延出し、外筒16に比較して薄肉に形成
されて電線2の撓みに良好に追従できるようにしてある
とともに、円筒の後端縁の内周側には内周リップ12が
形成されて電線2と密着してシールが図られている。
じ突出位置まで延出し、外筒16に比較して薄肉に形成
されて電線2の撓みに良好に追従できるようにしてある
とともに、円筒の後端縁の内周側には内周リップ12が
形成されて電線2と密着してシールが図られている。
【0022】上記構成の防水ゴム栓3を備えた電線2を
図示しない端子金具と共にコネクタハウジングのキャビ
ティ内に挿入すると、防水ゴム栓3とシール筒部1との
位置関係は、図1に示すようになる。すなわち、防水ゴ
ム栓3がシール筒部1内に位置し、その外周リップ6お
よび内周リップ7がおのおのシール筒部1の内周面およ
び電線2の外周面に圧接する。ここで、外筒16はその
途中の位置まで挿入され、環状溝14側に撓み変形する
ことにより、所定の接圧でシール筒部1の開口縁1aに
圧接する。なお、内筒11および外筒16の後部はシー
ル筒部1の開口縁1aより外側に突出した状態となって
いる。
図示しない端子金具と共にコネクタハウジングのキャビ
ティ内に挿入すると、防水ゴム栓3とシール筒部1との
位置関係は、図1に示すようになる。すなわち、防水ゴ
ム栓3がシール筒部1内に位置し、その外周リップ6お
よび内周リップ7がおのおのシール筒部1の内周面およ
び電線2の外周面に圧接する。ここで、外筒16はその
途中の位置まで挿入され、環状溝14側に撓み変形する
ことにより、所定の接圧でシール筒部1の開口縁1aに
圧接する。なお、内筒11および外筒16の後部はシー
ル筒部1の開口縁1aより外側に突出した状態となって
いる。
【0023】さて、電線2が、シール筒部1の開口端部
近くで横方向に曲げられると、内筒11は電線2に密着
した状態を保持しつつ、電線2によく追従して変形がな
される。この場合、環状溝14の介在により内筒11の
曲げ変形による影響が外筒16側に伝達されにくくなっ
ている。すなわち、外筒16のうち曲げの内側に位置す
る部分には曲げ力がほとんど作用しないため、この部分
での圧縮変形は生じにくく、したがって、外筒16のう
ち曲げの外側に位置する部分が開口縁1aから離れるこ
とがなく、所定の接圧で接触を保つ。この結果、開口縁
1aと外筒16とは全周において所定の接圧で密着した
状態を保つから、電線2に曲げ力が作用しても、外筒1
6とシール筒部1の開口縁1aとの間には隙間が生じ難
く、また、内筒11と電線2との間も内周リップ12に
より水密に保たれるので防水性の低下は生じない。な
お、電線2の曲げの角度が大きいと、内筒11における
曲げの外側部分に隙間が生じることも予想されるが、本
例のように内筒11がシール筒部1の後方へ所定長さ突
出され、シールに関与する範囲を長く設定しているた
め、実用上は充分なシールが確保される。
近くで横方向に曲げられると、内筒11は電線2に密着
した状態を保持しつつ、電線2によく追従して変形がな
される。この場合、環状溝14の介在により内筒11の
曲げ変形による影響が外筒16側に伝達されにくくなっ
ている。すなわち、外筒16のうち曲げの内側に位置す
る部分には曲げ力がほとんど作用しないため、この部分
での圧縮変形は生じにくく、したがって、外筒16のう
ち曲げの外側に位置する部分が開口縁1aから離れるこ
とがなく、所定の接圧で接触を保つ。この結果、開口縁
1aと外筒16とは全周において所定の接圧で密着した
状態を保つから、電線2に曲げ力が作用しても、外筒1
6とシール筒部1の開口縁1aとの間には隙間が生じ難
く、また、内筒11と電線2との間も内周リップ12に
より水密に保たれるので防水性の低下は生じない。な
お、電線2の曲げの角度が大きいと、内筒11における
曲げの外側部分に隙間が生じることも予想されるが、本
例のように内筒11がシール筒部1の後方へ所定長さ突
出され、シールに関与する範囲を長く設定しているた
め、実用上は充分なシールが確保される。
【0024】<第二実施例>また、上記第一実施例で
は、外筒16を開口縁1aより外側に延出する構成とし
たが、例えば、図2に示す第二実施例のように、外筒1
6aの端部を開口縁1aと面一とすることもできる。こ
の場合には、環状溝14aを内筒11への作用力が外筒
16aに伝達され難い程度の深さに設けると共に、外筒
16aの外周面がシール筒部1の内周面と所定の接圧で
当接可能に構成すればよい。
は、外筒16を開口縁1aより外側に延出する構成とし
たが、例えば、図2に示す第二実施例のように、外筒1
6aの端部を開口縁1aと面一とすることもできる。こ
の場合には、環状溝14aを内筒11への作用力が外筒
16aに伝達され難い程度の深さに設けると共に、外筒
16aの外周面がシール筒部1の内周面と所定の接圧で
当接可能に構成すればよい。
【0025】<第三実施例>さらに、例えば、図3に示
す第三実施例のように、外筒16bを傘状にしてシール
筒部1の外周に嵌着させるよう構成することもできる。
この場合も、内筒11との間に環状溝14bを介在さ
せ、内筒11に電線2から作用する力が外筒16bに伝
達され難くすれば同様な効果を奏する。
す第三実施例のように、外筒16bを傘状にしてシール
筒部1の外周に嵌着させるよう構成することもできる。
この場合も、内筒11との間に環状溝14bを介在さ
せ、内筒11に電線2から作用する力が外筒16bに伝
達され難くすれば同様な効果を奏する。
【0026】<第四実施例>次に、第四実施例を図4に
基づいて説明する。第四実施例では、第一実施例との相
違は、シール筒部の開口端側に位置する部分の防水ゴム
栓の構造にある。その他の点は第一実施例と同様である
から重複した説明を省略し、異なるところのみ説明す
る。
基づいて説明する。第四実施例では、第一実施例との相
違は、シール筒部の開口端側に位置する部分の防水ゴム
栓の構造にある。その他の点は第一実施例と同様である
から重複した説明を省略し、異なるところのみ説明す
る。
【0027】第四実施例は防水ゴム栓23の後端部を、
内筒、外筒を環状溝によって分離するのではなく、末広
がりテーパ面26を持って肉厚に形成したものである。
すなわち、このテーパ面26も第一実施例と同様、後端
の外径(R3)がシール筒部1の内径(R1)より大き
く設定されており、防水ゴム栓23をシール筒部1に挿
入した状態では、その弾発力によってシール筒部1の開
口縁21aの全周に沿って所定の接圧でもって圧接す
る。但し、第四実施例では第一実施例の場合に比較して
肉厚に形成した分シール筒部1の開口縁21aに対する
圧接力は高いものとすることができる。一方、防水ゴム
栓23の内部には中空部4に連通する中空孔28が設け
られ、中空孔28内には充分な間隔を離して内周リップ
27a、27bが配されており、その中空孔28内に電
線2を密着状態で貫通させている。このように構成され
た第四実施例では、電線2が側方へ曲げられると、この
曲げに伴う圧縮力が防水ゴム栓23から開口縁21aの
うち、曲げの内側に位置する部分に付加されるが、シー
ル筒部1の開口縁21a側からの反力も大きいため、上
記した圧縮力を受けても容易には圧縮変形し難いものと
なっている。したがって、これと反対側(曲げの外側に
位置する部分)が開口縁21aから離れにくく、シール
状態が保持される。さらに、内周リップ27a、27b
の間隔が充分離してあるため、曲げの外側部分で後端の
内周リップ27bと電線2との間に仮に隙間が生じて
も、その奥側の内周リップ27aと電線2との間には隙
間が生じにくく、電線2との間を水密に保つことができ
る。
内筒、外筒を環状溝によって分離するのではなく、末広
がりテーパ面26を持って肉厚に形成したものである。
すなわち、このテーパ面26も第一実施例と同様、後端
の外径(R3)がシール筒部1の内径(R1)より大き
く設定されており、防水ゴム栓23をシール筒部1に挿
入した状態では、その弾発力によってシール筒部1の開
口縁21aの全周に沿って所定の接圧でもって圧接す
る。但し、第四実施例では第一実施例の場合に比較して
肉厚に形成した分シール筒部1の開口縁21aに対する
圧接力は高いものとすることができる。一方、防水ゴム
栓23の内部には中空部4に連通する中空孔28が設け
られ、中空孔28内には充分な間隔を離して内周リップ
27a、27bが配されており、その中空孔28内に電
線2を密着状態で貫通させている。このように構成され
た第四実施例では、電線2が側方へ曲げられると、この
曲げに伴う圧縮力が防水ゴム栓23から開口縁21aの
うち、曲げの内側に位置する部分に付加されるが、シー
ル筒部1の開口縁21a側からの反力も大きいため、上
記した圧縮力を受けても容易には圧縮変形し難いものと
なっている。したがって、これと反対側(曲げの外側に
位置する部分)が開口縁21aから離れにくく、シール
状態が保持される。さらに、内周リップ27a、27b
の間隔が充分離してあるため、曲げの外側部分で後端の
内周リップ27bと電線2との間に仮に隙間が生じて
も、その奥側の内周リップ27aと電線2との間には隙
間が生じにくく、電線2との間を水密に保つことができ
る。
【0028】このように第四実施例によれば、電線2に
曲げ力が作用しても、テーパ面26と開口縁21aとが
充分高い接圧で圧接しているので、その間に隙間が生じ
にくく、電線2と後端部との間も奥側の内周リップ27
aにより水密に保持されるので、充分な防水機能を発揮
できる。
曲げ力が作用しても、テーパ面26と開口縁21aとが
充分高い接圧で圧接しているので、その間に隙間が生じ
にくく、電線2と後端部との間も奥側の内周リップ27
aにより水密に保持されるので、充分な防水機能を発揮
できる。
【0029】また、防水ゴム栓23の後端部の外周面を
末広がりのテーパ面26に形成するといった簡潔な構造
で防水機能を実現できる。
末広がりのテーパ面26に形成するといった簡潔な構造
で防水機能を実現できる。
【0030】なお、防水ゴム栓3または防水ゴム栓23
の後部がシール筒部1と充分な接圧をもって確実にシー
ルされるのであれば、外周リップ6を省略することもで
きる。 〈第五実施例〉図5および図6は本発明の第5実施例を
示すものであり、第4実施例の防水ゴム栓を利用したも
のであり、テーパ面26がシール筒部1の開口縁21a
に圧接するようになっている点等は同様であるが、ゴム
栓30の後端面に次のような環状溝31が配されている
ことに特徴がある。すなわち、第5実施例においては環
状溝31が図6に示すように、3つの分割溝31aによ
って形成されるようになっている。これら分割溝31a
は防水ゴム栓30と同心でかつ同一円周上に等角度間隔
毎に配されており、かつ図5に示すように溝31aの底
部に至るまで均一な溝幅をもって形成されている。かく
して、第5実施例においては各分割溝31aの内側領域
が内筒32、また外側領域が外筒33、ということにな
るが、第1実施例等とは異なり内筒32は各分割溝31
a間に形成された接続片31bによって外筒33から部
分的な拘束を受ける。その結果、第1実施例等のように
環状溝が全周に沿って設けられるものと比較して、内筒
32の剛性は高められ形状保持の機能が高められる。
の後部がシール筒部1と充分な接圧をもって確実にシー
ルされるのであれば、外周リップ6を省略することもで
きる。 〈第五実施例〉図5および図6は本発明の第5実施例を
示すものであり、第4実施例の防水ゴム栓を利用したも
のであり、テーパ面26がシール筒部1の開口縁21a
に圧接するようになっている点等は同様であるが、ゴム
栓30の後端面に次のような環状溝31が配されている
ことに特徴がある。すなわち、第5実施例においては環
状溝31が図6に示すように、3つの分割溝31aによ
って形成されるようになっている。これら分割溝31a
は防水ゴム栓30と同心でかつ同一円周上に等角度間隔
毎に配されており、かつ図5に示すように溝31aの底
部に至るまで均一な溝幅をもって形成されている。かく
して、第5実施例においては各分割溝31aの内側領域
が内筒32、また外側領域が外筒33、ということにな
るが、第1実施例等とは異なり内筒32は各分割溝31
a間に形成された接続片31bによって外筒33から部
分的な拘束を受ける。その結果、第1実施例等のように
環状溝が全周に沿って設けられるものと比較して、内筒
32の剛性は高められ形状保持の機能が高められる。
【0031】したがって、第5実施例では内外の筒3
2、33が分離れていることによって電線2が横方向に
曲げられた場合にも外筒33への影響が少ない効果と外
筒33のテーパ面26による高いシール効果が得られる
ことに加え、内筒32の形状保持機能が担保されている
ため、電線2を中空部4へ挿入する場合にも内筒32が
不用意に変形しないため、挿入作業を円滑に行うことが
できる利点も得られる。なお、分割溝の個数については
適宜選択可能であり、決して限定されるべき性質のもの
ではない。
2、33が分離れていることによって電線2が横方向に
曲げられた場合にも外筒33への影響が少ない効果と外
筒33のテーパ面26による高いシール効果が得られる
ことに加え、内筒32の形状保持機能が担保されている
ため、電線2を中空部4へ挿入する場合にも内筒32が
不用意に変形しないため、挿入作業を円滑に行うことが
できる利点も得られる。なお、分割溝の個数については
適宜選択可能であり、決して限定されるべき性質のもの
ではない。
【図1】第一実施例の防水コネクタ用ゴム栓の装着状態
を示す断面図
を示す断面図
【図2】第二実施例の防水コネクタ用ゴム栓の装着状態
を示す断面図
を示す断面図
【図3】第三実施例の防水コネクタ用ゴム栓の装着状態
を示す断面図
を示す断面図
【図4】第四実施例の防水コネクタ用ゴム栓の装着状態
を示す断面図
を示す断面図
【図5】第五実施例の防水コネクタ用ゴム栓の装着状態
を示す断面図
を示す断面図
【図6】同ゴム栓の後端面を示す側面図
【図7】従来技術を示す断面図
【図8】従来技術を示す断面図
1…シール筒部 2…電線 3…防水ゴム栓 11…内筒 14…環状溝 16…外筒 26…テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 雅彦 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 電線が貫通すると共に防水コネクタの筒
部に挿入され、筒部壁と電線との間を密閉する防水コネ
クタ用ゴム栓において、 上記筒部の開口端部寄りに位置する部分が、 上記電線との間を密閉する内筒と、 その内筒との間に環状溝を介して外周側に配されて、上
記筒部壁との間を密閉する外筒と、 からなることを特徴とする防水コネクタ用ゴム栓。 - 【請求項2】 電線が貫通すると共に防水コネクタの筒
部に挿入され、筒部壁と電線との間を密閉する防水コネ
クタ用ゴム栓において、 上記筒部の開口端部寄りに位置する部分の外周面は、筒
部の開口側に向かうにつれて末広がりに拡大して筒部の
開口縁に圧接するテーパ面となっていることを特徴とす
る防水コネクタ用ゴム栓。 - 【請求項3】 前記外筒の外周面は、筒部の開口側に向
かうにつれて末広がりに拡大して筒部の開口縁に圧接す
るテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1
記載の防水コネクタ用ゴム栓。 - 【請求項4】 前記環状溝は複数に分割された分割溝に
よって形成されていることを特徴とする請求項1または
請求項3記載の防水コネクタ用ゴム栓。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5347471A JP2827872B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-12-23 | 防水コネクタ用ゴム栓 |
US08/305,024 US5540450A (en) | 1993-09-20 | 1994-09-13 | Rubber plug for a water-proof connector |
DE69417977T DE69417977T2 (de) | 1993-09-20 | 1994-09-20 | Gummistopfen für wasserdichten Verbinder |
EP94114825A EP0644621B1 (en) | 1993-09-20 | 1994-09-20 | Rubber plug for a water-proof connector |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25765193 | 1993-09-20 | ||
JP5-257651 | 1993-09-20 | ||
JP5347471A JP2827872B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-12-23 | 防水コネクタ用ゴム栓 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1182298A Division JPH10247546A (ja) | 1993-09-20 | 1998-01-23 | 防水コネクタ用ゴム栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142118A true JPH07142118A (ja) | 1995-06-02 |
JP2827872B2 JP2827872B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=26543317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5347471A Expired - Fee Related JP2827872B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-12-23 | 防水コネクタ用ゴム栓 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5540450A (ja) |
EP (1) | EP0644621B1 (ja) |
JP (1) | JP2827872B2 (ja) |
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