JPH0713649B2 - 両端機器直結ケ−ブル線路の試験方法 - Google Patents
両端機器直結ケ−ブル線路の試験方法Info
- Publication number
- JPH0713649B2 JPH0713649B2 JP60243547A JP24354785A JPH0713649B2 JP H0713649 B2 JPH0713649 B2 JP H0713649B2 JP 60243547 A JP60243547 A JP 60243547A JP 24354785 A JP24354785 A JP 24354785A JP H0713649 B2 JPH0713649 B2 JP H0713649B2
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- JP
- Japan
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- cable line
- directly connected
- phase
- test method
- conductive rod
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、両端機器直結ケーブル線路の試験方法に係
り、特に各相ごとにケーブル線路の特性試験を行なうこ
とができる両端機器直結ケーブル線路の試験方法に関す
る。
り、特に各相ごとにケーブル線路の特性試験を行なうこ
とができる両端機器直結ケーブル線路の試験方法に関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、用地の縮小化、送電の信頼度の向上の見地からGI
S(Gas Insulated Switchgear)が多用されている。こ
のため、地中送電線の両端がGIS機器に接続されている
ものや一端側がGIS機器に、他端側がトランスに直結さ
れているようなケーブル線路が多くなってきている。
S(Gas Insulated Switchgear)が多用されている。こ
のため、地中送電線の両端がGIS機器に接続されている
ものや一端側がGIS機器に、他端側がトランスに直結さ
れているようなケーブル線路が多くなってきている。
一方、このように両端が共にGIS機器に直結されるケー
ブル線路は、現在、3相一括方式で耐電圧試験が行なわ
れている。
ブル線路は、現在、3相一括方式で耐電圧試験が行なわ
れている。
ところで、上記耐電圧試験や漏れ電流測定試験あるいは
コロナ測定試験等の特性試験は、本来各相ごとに行なう
ことが望ましく、また客先からの要望もある。
コロナ測定試験等の特性試験は、本来各相ごとに行なう
ことが望ましく、また客先からの要望もある。
しかしながら、3相のケーブル線路の各相ごとの特性試
験は、機器直結部を被包するケース内にSF6ガスが封入
されているので容易には行なうことができない。
験は、機器直結部を被包するケース内にSF6ガスが封入
されているので容易には行なうことができない。
[発明の目的] 本発明は、このような要望に応えるためになされたもの
で、各相ごとにケーブル線路の特性試験を行なうことが
できるよ両端機器直結ケーブル線路の試験方法を提供し
ようとするものである。
で、各相ごとにケーブル線路の特性試験を行なうことが
できるよ両端機器直結ケーブル線路の試験方法を提供し
ようとするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の両端がそれぞれ機器に直結される3
相のケーブル線路の一端側で2相のケーブル線路を接地
体を介して接地するとともに、他端側で残りの1相のケ
ーブル線路に試験電圧を印加する両端機器直結ケーブル
線路の試験方法において、前記接地体が、先端部がケー
スを気密に貫通してケースの外側に露出する導電性ロッ
ドと、この導電性ロッドの基端部に、導電性ロッドの軸
と直交する平面内において、ほぼ120度の角度を有して
2方向に突出する如く設けられた接地端子とからなるこ
とを特徴としている。
相のケーブル線路の一端側で2相のケーブル線路を接地
体を介して接地するとともに、他端側で残りの1相のケ
ーブル線路に試験電圧を印加する両端機器直結ケーブル
線路の試験方法において、前記接地体が、先端部がケー
スを気密に貫通してケースの外側に露出する導電性ロッ
ドと、この導電性ロッドの基端部に、導電性ロッドの軸
と直交する平面内において、ほぼ120度の角度を有して
2方向に突出する如く設けられた接地端子とからなるこ
とを特徴としている。
[発明の実施例] 以下、本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第1図および第2図において、両端がそれぞれ機器に直
結される3相のケーブル線路IR、IS、ITの一端側2を開
放し、他端側3に所定の試験電圧を印加する点は従来の
両端機器直結ケーブル線路の試験方法と同一である。
結される3相のケーブル線路IR、IS、ITの一端側2を開
放し、他端側3に所定の試験電圧を印加する点は従来の
両端機器直結ケーブル線路の試験方法と同一である。
本発明においては、試験電圧を印加すべきたとえばS相
のケーブル線路ISの一端側2が開放されており、他の2
相のケーブル線路IR、ITの一端側2が接地体4により共
に接地されている。
のケーブル線路ISの一端側2が開放されており、他の2
相のケーブル線路IR、ITの一端側2が接地体4により共
に接地されている。
接地体4は、先端部がケース5を気密に貫通してケース
5の外側に露出する導電性ロッド6と、この導電性ロッ
ドの基端部7に導電性ロッド6の軸と直交する平面内に
おいてほぼ120度の角度θを有して2方向に突出する如
く設けられた接地端子8、9とで構成されている。
5の外側に露出する導電性ロッド6と、この導電性ロッ
ドの基端部7に導電性ロッド6の軸と直交する平面内に
おいてほぼ120度の角度θを有して2方向に突出する如
く設けられた接地端子8、9とで構成されている。
なお、導電性ロッド6の先端部には、ハンドル10を設け
ることが望ましい。
ることが望ましい。
図中、符号11はSF6ガス等の絶縁ガス、Eはアース線を
示している。
示している。
次に、本発明の試験方法について述べる。まず、接地体
4のハンドル10を回動して試験電圧を印加すべきS相の
ケーブル線路ISの一端側2を開放状態にし、残る他の2
相のケーブル線路IR、ITの一端側2を共に接地してお
く。
4のハンドル10を回動して試験電圧を印加すべきS相の
ケーブル線路ISの一端側2を開放状態にし、残る他の2
相のケーブル線路IR、ITの一端側2を共に接地してお
く。
しかして、ケーブル線路の他端側3の機器ケース12に、
一端に課電部13、他端にブッシング14を有する課電用リ
ード線15のブッシング14を、このブッシングの導体引出
棒の先端部16を機器ケース12内に位置する如く気密に装
着し、課電用リード線15の課電部13に所定の試験電圧を
印加する。
一端に課電部13、他端にブッシング14を有する課電用リ
ード線15のブッシング14を、このブッシングの導体引出
棒の先端部16を機器ケース12内に位置する如く気密に装
着し、課電用リード線15の課電部13に所定の試験電圧を
印加する。
なお、導体引出棒の先端部16は機器ケース12の外側から
操作しうる接続体17を介してケーブル線路の他端側3に
接続されている。接続体17は第1図および第3図に示さ
れるように、機器ケース12を気密に貫通し、先端部にハ
ンドル18を有する絶縁性ロッド19とこの絶縁性ロッドの
下端部に直結され、導体引出棒の先端部16と電気的に接
触する導電性ロッド20と、この導電性ロッドの基端部に
この導電性ロッドの軸と直交する如く連接された接続端
子21とで構成されている。
操作しうる接続体17を介してケーブル線路の他端側3に
接続されている。接続体17は第1図および第3図に示さ
れるように、機器ケース12を気密に貫通し、先端部にハ
ンドル18を有する絶縁性ロッド19とこの絶縁性ロッドの
下端部に直結され、導体引出棒の先端部16と電気的に接
触する導電性ロッド20と、この導電性ロッドの基端部に
この導電性ロッドの軸と直交する如く連接された接続端
子21とで構成されている。
以上のごとくしてたとえばS相のケーブル線路ISの耐電
圧試験が終了したら、前述と同様に接地体4のハンドル
10を約120度回転してT相のケーブル線路ITの一端側2
を開放状態にし、残るR相およびS相のケーブル線路I
R、ISの一端側2を共に接地する。この状態で、前述と
同様の方法でT相のケーブル線路ITの他端側3に所定の
試験電圧を印加する。
圧試験が終了したら、前述と同様に接地体4のハンドル
10を約120度回転してT相のケーブル線路ITの一端側2
を開放状態にし、残るR相およびS相のケーブル線路I
R、ISの一端側2を共に接地する。この状態で、前述と
同様の方法でT相のケーブル線路ITの他端側3に所定の
試験電圧を印加する。
同様にして、接地体4のハンドル10を約120度回動して
R相のケーブル線路IRの一端側2を開放し、前述と同様
にこのケーブル線路IRに所定の試験電圧を印加する。
R相のケーブル線路IRの一端側2を開放し、前述と同様
にこのケーブル線路IRに所定の試験電圧を印加する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の両端機器直結ケーブル線路
の試験方法によれば、試験電圧を印加すべきケーブル線
路を除く他の2相のケーブル線路の一端側を、ケースの
外側から操作しうる接地体によって共に接地できるの
で、ケースをその都度取り外すことなく各相ごとのケー
ブル線路の耐電圧試験等を行なうことできる。
の試験方法によれば、試験電圧を印加すべきケーブル線
路を除く他の2相のケーブル線路の一端側を、ケースの
外側から操作しうる接地体によって共に接地できるの
で、ケースをその都度取り外すことなく各相ごとのケー
ブル線路の耐電圧試験等を行なうことできる。
第1図は本発明の実施状況を示す説明図、第2図は第1
図のA−A線に沿う断面図、第3図は第1図のB−B線
に沿う断面図である。 IR、IS、IT……ケーブル線路 2……一端側 3……他端側 4……接地体 5、12……ケース 8、9……接地端子 17……接続体
図のA−A線に沿う断面図、第3図は第1図のB−B線
に沿う断面図である。 IR、IS、IT……ケーブル線路 2……一端側 3……他端側 4……接地体 5、12……ケース 8、9……接地端子 17……接続体
Claims (1)
- 【請求項1】両端がそれぞれ機器に直結される3相のケ
ーブル線路の一端側で2相のケーブル線路を接地体を介
して接地するとともに、他端側で残りの1相のケーブル
線路に試験電圧を印加する両端機器直結ケーブル線路の
試験方法において、 前記接地体が、先端部がケースを気密に貫通してケース
の外側に露出する導電性ロッドと、この導電性ロッドの
基端部に、導電性ロッドの軸と直交する平面内におい
て、ほぼ120度の角度を有して2方向に突出する如く設
けられた接地端子とからなることを特徴とする両端機器
直結ケーブル線路の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243547A JPH0713649B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 両端機器直結ケ−ブル線路の試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243547A JPH0713649B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 両端機器直結ケ−ブル線路の試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62103582A JPS62103582A (ja) | 1987-05-14 |
JPH0713649B2 true JPH0713649B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17105494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60243547A Expired - Lifetime JPH0713649B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 両端機器直結ケ−ブル線路の試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713649B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101871A (en) * | 1979-01-30 | 1980-08-04 | Nissin Electric Co Ltd | Device for switching polyphase gas insulated electric equipment |
JPH0616068B2 (ja) * | 1982-06-15 | 1994-03-02 | 昭和電線電纜株式会社 | 両端機器直結ケーブルの試験電圧課電用接続装置 |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP60243547A patent/JPH0713649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62103582A (ja) | 1987-05-14 |
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