JPH0446219Y2 - - Google Patents

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JPH0446219Y2
JPH0446219Y2 JP12010285U JP12010285U JPH0446219Y2 JP H0446219 Y2 JPH0446219 Y2 JP H0446219Y2 JP 12010285 U JP12010285 U JP 12010285U JP 12010285 U JP12010285 U JP 12010285U JP H0446219 Y2 JPH0446219 Y2 JP H0446219Y2
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cable
lead wire
insulated
conductive ring
test
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JP12010285U
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JPS6228182U (ja
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は試験用ケーブル終端部に係わり、特に
ケーブルのコロナ測定試験後に誘電正接(以下
tanδという)測定試験を行なう場合に好適する試
験用ケーブル終端部に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般にケーブルのコロナ測定試験を行なう場合
の試験用ケーブル終端部は、第2図に示されるよ
うにケーブル絶縁体1上にストレスコーン1を有
するケーブル端末部3と、このケーブル端末部を
包囲し下部銅管4上に気密に連結されて内部に絶
縁流体5を充填する套管6とで構成されている。
一方、コロナ測定試験後にtanδ測定試験を行な
う場合は、表面漏洩電流を大地に落とすためのガ
ード電極を上述の試験用ケーブル終端部のストレ
スコーン2の上部を縁切りする必要がある。
このため、従来はコロナ測定試験後にtanδ測定
試験を行なう場合、コロナ測定試験に使用した試
験用ケーブル終端部の套管6および図示しない套
管上部の上部金具等を取り外ずし、第3図に示す
ようにストレスコーン2′の上部に絶縁テープ7
を巻回しこの絶縁テープ上にガード電極8を取付
けた後、再度套管6や上部金具等の組立を行なつ
ている。図中9は引出線を示している。
しかしながら、かかる試験用ケーブル終端部の
組立方法においては、その組換作業に長時間を要
し、また組立材料も多くなる難点があつた。
[考案の目的] 本考案はかかる従来の難点を解消すべくなされ
たもので、試験用ケーブル終端部の組換作業を要
することなくコロナ測定試験後のtanδ測定試験を
行なうことのできる試験用ケーブル終端部を提供
することを目的としている。
[考案の概要] すなわち本考案の試験用ケーブル終端部は、絶
縁パイプの両端に導電リングを有し、絶縁リード
線の一端を一方の導電リングに接続し、他端を絶
縁パイプ内を挿通させて他方の導電リング外に延
出させて成るリード線引出具の前記他方の導電リ
ングをケーブル終端部を構成する下部銅管のコネ
クタに気密に連結し、かつ絶縁リード線の他端を
前記コネクタを通りケーブル終端部のストレスコ
ーンに接続することにより、試験用ケーブル終端
部の組換作業を要することなくコロナ測定試験お
よびtanδ測定試験を行なうことを可能としたもの
である。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、例えば22kV級のゴム、プ
ラスチツクケーブル10の端部を段剥して露出さ
れたケーブル絶縁体11の外周に絶縁テープの巻
回により構成される補強絶縁体12が設けられ、
この補強絶縁体12の傾斜面に外部半導電層13
と電気的に絶縁してストレスコーン14が形成さ
れている。
しかして、かかるケーブル端末部15の基部は
接地された下部銅管16によつて包囲され、この
下部銅管16上には下端にフランジ17を有する
絶縁パイプ等から成る套管18が気密に連結され
ている。なお、外部半導電層13もしくはケーブ
ル遮蔽層19はリード線20を介して下部銅管1
6と同電位にされている。
21は、絶縁パイプ22の両端に導電リング2
3,24を有し、ビニル絶縁電線等の絶縁リード
線25の一端を一方の導電リング24に電気的に
接続し、他端を絶縁パイプ22内を挿通し、他方
の導電リング23外に延出させて成るリード線引
出具を示し、このリード線引出具21の他方の導
電リング23は下部銅管16のコネクタ26に気
密に連結されている。なお、コネクタ26と他方
の導電リング23を気密に連結するためには、他
方の導電リング23としてキヤツプナツト状のコ
ネクタを用いこれを下部銅管のコネクタ26に螺
着することが望ましい。
一方、絶縁リード線25の他端は下部銅管16
のコネクタ26を通りストレスコーン14に電気
的に接続されている。
しかして、リード線引出具21の他端すなわち
一方の導電リング24に図示しないガスボンベや
オイルタンク等が気密に連結され、このガスボン
ベ等を介して套管18内にSF6ガスや絶縁油等の
絶縁流体27が充填される。なお、一方の導電リ
ング24とガスボンベ等とを気密に連結するため
には、一方の導電リング24の延出端部28外周
にネジ29を形成しておき、これにキヤツプナツ
ト状とされたガスボンベ等のコネクタを螺着する
ことが望ましい。
次に本考案に係る試験用ケーブル終端部の使用
態様を述べる。先ず、ケーブルのコロナ測定試験
を行なう場合は、両端の導電リング23,24、
間を短絡リード線30を介して短絡し、これによ
つてストレスコーン14を接地状態にする。この
状態で図示しないケーブル端末部15の導体に課
電用リード線を接続し、所定の交流電圧を印加
し、コロナ測定試験を行なう。
次にtanδ測定試験を行なう場合には、リード線
引出具21の両導電リング23,24間を接続し
ている短絡リード線30を取り外ずし、両導電リ
ング23,24にそれぞれ別体のリード線(図示
せず)を接続し、これらのリード線を図示しない
シエーリングブリツジ等の所定の測定器の端子に
接続する。
しかして、前述のコロナ測定試験と同様にケー
ブル導体に所定の交流電圧を印加し、tanδ測定試
験を行なう。
なお、前述の実施例においてはコロナ測定試験
後にtanδ測定試験を行なつた場合について述べて
あるが、本考案はこれに限定されず、tanδ測定試
験後に、コロナ測定試験を行なつてもよい。ま
た、本考案に係る試験用ケーブル終端部は上記測
定試験に限定されず、交流、直流耐電圧測定試験
や直流漏れ電流測定試験等のケーブル電気試験全
般に兼用できる。
図中、符号31はパツキング、32はシール体
33,34は銅管等の導電管、35は迎えリング
に示している。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の試験用ケーブル終
端部によれば、リード線引出具の両導電リング間
を短絡するのみでコロナ測定試験を行なうことが
でき、また両導電リング間を短絡せず、各導電リ
ングからそれぞれ別体のリード線を引出し、これ
を所定の測定器に接続するのみでtanδ測定試験を
行なうことができるので、従来のように測定試験
の種類によつて試験用ケーブル終端部の組換作業
を行なう必要がない。
従つて、本考案においては、電気測定試験の作
業時間を短絡でき、また終端組立材料を減少でき
る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す、試験用ケー
ブル終端部の一部省略断面図、第2図および第3
図は従来の試験用ケーブル終端部の省略断面図で
ある。 11……ケーブル絶縁体、14……ストレスコ
ーン、16……下部銅管、18……套管、21…
…リード線引出具、22……絶縁パイプ、23,
24……導電リング、25……絶縁リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブル端部を段剥して露出させたケーブル絶
    縁体上に、このケーブル絶縁体上の外部半導電層
    もしくはケーブル遮蔽層と電気的に絶縁してスト
    レスコーンを設けて成るケーブル端末部と、この
    ケーブル端末部の基部を気密に包囲し、前記外部
    半導電層もしくはケーブル遮蔽層と共に接地され
    た下部銅管と、ケーブル端末部を気密に包囲し前
    記下部銅管上に気密に連結され内部に絶縁流体を
    充填して成る套管と、絶縁パイプの両端に導電リ
    ングを有し、絶縁リード線の一端を一方の導電リ
    ングに接続し、他端を絶縁パイプ内を挿通させて
    他方の導電リング外に延出させて成るリード線引
    出具とを具備し、このリード線引出具の他方の導
    電リングを前記下部銅管のコネクタに気密に連結
    しかつ前記絶縁リード線の他端を前記コネクタを
    通り前記ケーブル端末部のストレスコーンに接続
    して成ることを特徴とする試験用ケーブル終端
    部。
JP12010285U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH0446219Y2 (ja)

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JPS6228182U JPS6228182U (ja) 1987-02-20
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