JPH0353524Y2 - - Google Patents

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JPH0353524Y2
JPH0353524Y2 JP4986787U JP4986787U JPH0353524Y2 JP H0353524 Y2 JPH0353524 Y2 JP H0353524Y2 JP 4986787 U JP4986787 U JP 4986787U JP 4986787 U JP4986787 U JP 4986787U JP H0353524 Y2 JPH0353524 Y2 JP H0353524Y2
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grounding
resistance
container
conductor
main circuit
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JP4986787U
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は変電所で使用されるガス絶縁開閉装置
に関し、特にその主回路抵抗の測定を安全に行な
うことができる装置に関するものである。
「従来の技術」 近年、SF6などの絶縁媒体を封入したガス絶
縁開閉装置が多用されるようになつてきた。この
ガス絶縁開閉装置は容器を密封してあるため、内
部を容易に点検出来ないという欠点がある。
このため、容器内に収納した接地装置を用いて
主回路抵抗を測定し、内部の異常を検知する方法
が用いられている。
第6図は、従来装置の一例を示すもので、ガス
絶縁開閉装置13の容器1内には絶縁媒体1aが
封入されるとともに、遮断器10、断路器2、接
地装置3,3a、高圧導体11などが収納されて
主回路が構成されている。また12は避雷器、1
4はケーブルヘツドである。
接地装置3,3aは主回路の接地の目的の他
に、主回路抵抗の測定を実施できるように、接地
側電極4,4aが容器内1から絶縁板5,5aの
より絶縁支持されるとともに、絶縁媒体1aを封
入可能でかつ容器1に絶縁して取付けられた密封
端子6,6aに接続されることにより接地回路が
それぞれ容器1の外部に引出されている。
このような構造において、常時は密封端子6,
6aは接地線7,7aにより大地Eと接続されて
接地回路が構成されているが、主回路抵抗を測定
する場合、第7図に示すようにまず接地装置3,
3aを投入し、密封端子6の接地線7を外し、直
流電源装置8を密封端子6に接続し、ここから電
流を接地装置3aに向かつて流す。このとき、
密封端子6と6a間の電位差Vを測定する事によ
り、r=V/の関係から主回路抵抗rを測定す
ることができる。
「考案が解決しようとする問題点」 このような従来技術では主回路抵抗測定にあた
つて、上記の如く接地線7を取り外すこと、即ち
接地回路の一部を解放する必要が生じる。このと
き万一送電線路に雷サージ、開閉サージ等が侵入
した場合には、主回路抵抗の測定作業者にこのサ
ージが直撃することのなり、非常に危険であつ
た。
「問題点を解決するための手段」 従来は接地回路の一部を開放して直流に直列電
源を挿入し、電流を流して電圧降下を測定して、
主回路抵抗の測定を実施していたが、本考案は主
回路抵抗に並列に抵抗を有する導体を接続すれ
ば、接地回路を開放することなく主回路抵抗が測
定(計算)できる事に着目し、接地装置の接地側
電極をそれぞれ抵抗を有する導体により接続する
とともに接地して構成する。
「実施例」 本考案の実施例を示す第1図は、開閉器を容器
に一括収納した例であり、第2図は、開閉器を
各々の容器に収納し組合わせることにより構成し
た例である。なお、従来技術と同一部分について
は同一番号を付し、重複する説明を省略する。接
地装置3,3aは容器1から絶縁支持されてお
り、密封端子6,6aによつて接地回路が外部に
引出されている。密封端子6,6a間には抵抗を
有する導体20を接続されており、その一端は接
地線7により大地Eに接続されている。このよう
な構造において、第1−a図に示すように接地装
置3,3aを開放状態とし、密封端子6,6a間
に直流電源装置8を接続し電流を流入させる。
そのときの密封端子6と6a間の電圧降下を
V1とすれば、導体20の抵抗Rは R=V1/ から測定できる。
然るのちに第1−b図のように接地装置3,3
aを投入し、前記と同様に電流を流入する。こ
のときの密封端子6と6a間の電圧降下をV2
すれば、主回路抵抗rと導体20の抵抗Rとの合
成抵抗R′は R′=V2/ から測定できる。
これにより主回路抵抗rは、 r=1/1/R′−1/R の関係にあるので、上記の如く測定した導体20
の抵抗R及び合成抵抗R′の値より主回路抵抗r
をもとめる事が可能となる。
このように主回路抵抗測定中でも、接地回路を
開放する必要がないので、安全に測定を実施する
ことができる。
ここで第1図から明らかなように、接地回路を
容器1の外部に引出す密封端子6,6aのうち、
1カ所(第1図の場合は密封端子6)は大地Eに
接続された接地線7が接続してあるため、常時大
地Eと同電位になつている。
このことにより複数の接地装置のうち一台の接
地回路は容器1と絶縁支持することなく、直径容
器1に接続し、その近傍に他の密封端子6,6a
からの導体20を接続すれば、前記と同様の効果
が得られる。
第3図及び第4図はかかる実施例を示すもの
で、第3図において、容器1内には接地装置3,
3a,3bの3台が収納されており、接地側電極
4,4a,4bはそれぞれ絶縁板5,5a,5b
により容器1に絶縁支持されている。接地側電極
4,4aは容器1に絶縁して取付けられた密封端
子6,6aに接続される一方、接地側電極4bは
容器1に直接接続されている。抵抗を有する導体
20を密封端子6,6aに接続されるとともに、
接地側電極4bが接続された容器1の近傍でこの
容器1に直接接続されており、この容器1に接続
された接地線7を介して大地Eに接続されてい
る。
また第4図において、接地装置3a,3aの接
地電極4a,4bは容器1に絶縁して取付けられ
た密封端子6a,6bにそれぞれ接続される一
方、接地装置3の接地側電極4は容器1に直接接
続されている。前記密封端子6,6aはそれぞれ
抵抗を有する導体20により接地側電極4が接続
された容器1の近傍でこの容器1に接続されると
ともに、この容器1に接続された接地線7により
大地Eに接続されている。
かかる実施例においては、上記第1の実施例と
同様の効果が得られるばかりでなく、密封端子を
1箇所設ける必要がなくなるので、容器1内の絶
縁媒体1aを封止するシール箇所を減少すること
ができ、ガス絶縁開閉装置の信頼性を向上する。
さらに第5図は他の実施例を示すもので、密封
端子6,6aを接続する抵抗を有する導体20が
容器1に収納されている。この場合には上記実施
例と全く同様な効果が得られるばかりでなく、抵
抗を有する導体20の劣化、損傷等も防止でき
る。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、接地装置
の接地回路を開放する事なくガス絶縁開閉装置の
主回路抵抗を測定する事ができるので、万一送電
線路に雷サージ、開閉サージ等が侵入した場合で
も、安全にその作業を実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示す図、第
1−a図は導体の抵抗測定状況を、第1−b図は
合成抵抗の測定状況を示す図、第3〜5図は本考
案の他の実施例を示す図、第6図は従来のガス絶
縁開閉装置の一例を、第7図は従来技術による主
回路抵抗の測定状況をそれぞれ示す図である。。 図において、1は容器、3,3a,3bは接地
装置、4,4a,4bは接地側電極、6,6aは
密封端子、20は抵抗を有する導体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 絶縁媒体を封入した容器内に少なくとも2台
    以上の接地装置が収納されて主回路が構成され
    たガス絶縁開閉装置において、 前記接地装置は接地側の電極の少なくとも一
    方が容器に対して絶縁されており、 これらの電極間が抵抗を有する導体により接
    続され、一方の電極が接地された、 ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。 2 少なくとも2台以上の接地装置のうち、一台
    の接地装置の接地側電極が容器を介して、残る
    接地装置の接地側電極が密封端子を介して抵抗
    を有する導体に接続されたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項記載のガス絶縁開
    閉装置。 3 抵抗を有する導体が容器内に収納されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項または第(2)項記載のガス絶縁開閉装置。
JP4986787U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0353524Y2 (ja)

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JP4986787U JPH0353524Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JPS63160013U JPS63160013U (ja) 1988-10-19
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