JPH07136313A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JPH07136313A
JPH07136313A JP5290585A JP29058593A JPH07136313A JP H07136313 A JPH07136313 A JP H07136313A JP 5290585 A JP5290585 A JP 5290585A JP 29058593 A JP29058593 A JP 29058593A JP H07136313 A JPH07136313 A JP H07136313A
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Masato Arai
正人 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技内容を多様化するとともに、遊技状態を
的確に把握して、遊技の興趣を高めることができるスロ
ットマシンを提供する。 【構成】 乱数抽出手段202で決定した図柄の組み合
わせが、予め定めた賞態様となった場合に、該賞態様の
発生条件が整ったことを遊技者に知らせるための内部当
り表示手段120と、乱数抽出手段で決定した図柄の組
み合わせが、予め定めた賞態様となっているにもかかわ
らず、図柄判断手段203により賞態様ではないと判断
された場合に、当該賞態様となった場合に払い出すべき
メダル枚数に予め定めた一定の定数を掛けたメダル枚数
を貯金するメダル貯金手段204と、図柄判断手段によ
り予め定めた特別の賞態様であると判断された場合に、
所定枚数のメダルを払い出すとともに、メダル貯金手段
により貯金している枚数分のメダルを払い出すメダル払
出手段210とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシンに関
し、特に遊技内容を多様化するとともに、遊技者に遊技
状態を告知することができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンでは、フ
ロントパネルに設けた表示窓内に各回転リールを回転さ
せて図柄を高速で移動表示した後、該図柄の移動表示を
停止させて、該停止表示態様が予め定めた所定の図柄の
組み合わせである場合に、遊技者に所定数のメダルを払
い出したり特別の遊技を行わせたりしている。
【0003】この所定数のメダルを払い出す等の賞態様
が発生するかどうかは、遊技機内に設けた電気的制御装
置により予めソフト的に決定され、ソフト的に賞態様が
決定された場合に、実際に表示窓内に停止する図柄の組
み合わせが当該賞態様となるよう回転リールの停止が制
御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、ソフト的に賞態様が決定された
場合に、実際に表示窓内に停止する図柄の組み合わせが
当該賞態様となるよう回転リールの停止が制御されてい
るとはいっても、回転リールは高速で回転しているた
め、遊技者の操作方法によっては、所望の位置に回転リ
ールを停止させることができずに、実際に表示窓内に停
止した図柄の組み合わせが賞態様とならない場合もあ
り、遊技者がいかに所定位置で回転リールを停止させる
ことができるかが遊技の興趣の主内容となっていた。
【0005】このため、遊技内容が単調となり、遊技の
興趣を高めることができなかった。また、ソフト的に賞
態様が決定されたといっても、これを遊技者に告知する
手段がないため、遊技者はそのときの遊技状態を把握す
ることができず、遊技の興趣を損ねることとなってい
た。本発明は、上記した従来の技術の有する問題点を解
決するためになされたものであり、その目的とするとこ
ろは、遊技内容を多様化するとともに、遊技状態を的確
に把握して、遊技の興趣を高めることができるスロット
マシンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、表示窓(30〜32)内に停止表示する図柄の組み合わせ
を決定するための乱数を発生する乱数発生手段(201)
と、該乱数発生手段(201)で発生した乱数の中から乱数
を抽出して、表示窓(30〜32)内に停止表示する図柄の決
定を行う乱数抽出手段(202)と、該乱数抽出手段(202)で
決定した図柄の組み合わせが、予め定めた賞態様となっ
た場合に、該賞態様の発生条件が整ったことを遊技者に
知らせるための内部当り表示手段(120)と、表示窓(30〜
32)内に実際に停止表示された図柄の組み合わせが予め
定めた賞態様であるかどうかを判断する図柄判断手段(2
03)と、上記乱数抽出手段(202)で決定した図柄の組み合
わせが、予め定めた賞態様となっているにもかかわら
ず、上記図柄判断手段(203)により賞態様ではないと判
断された場合に、当該賞態様となった場合に払い出すべ
きメダル枚数に予め定めた一定の定数を掛けたメダル枚
数を貯金するメダル貯金手段(204)と、該メダル貯金手
段(204)により貯金したメダル枚数を表示する貯金枚数
表示手段(170)と、上記図柄判断手段(203)により予め定
めた特別の賞態様であると判断された場合に、所定枚数
のメダルを払い出すとともに、メダル貯金手段(204)に
より貯金している枚数分のメダルを払い出すメダル払出
手段(210)とからなることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、乱数抽出手段(2
02)は、乱数発生手段(201)で発生した乱数の中から乱数
を抽出して、表示窓(30〜32)内に停止表示する図柄の決
定を行う。ここで、乱数抽出手段(202)で決定した図柄
の組み合わせが、予め定めた賞態様となった場合には、
内部当り表示手段(120)により賞態様の発生条件が整っ
たことを遊技者に知らせる。
【0008】そして、全ての回転リール(40〜42)が停止
すると、図柄判断手段(203)によって、実際に表示窓(30
〜32)内に停止した図柄の組み合わせが予め定めた賞態
様であるかどうかが判断される。図柄判断手段(203)に
よって、予め定めた賞態様であると判断された場合に
は、所定数のメダルを払い出す。
【0009】一方、乱数抽出手段(202)で決定した図柄
の組み合わせが、予め定めた賞態様となっているにもか
かわらず、図柄判断手段(203)により賞態様ではないと
判断された場合には、当該賞態様となった場合に払い出
すべきメダル枚数に予め定めた一定の定数を掛けたメダ
ル枚数をメダル貯金手段(204)により貯金する。そし
て、貯金したメダル枚数は、貯金枚数表示手段(170)に
より表示される。
【0010】また、メダル貯金手段(204)に貯金されて
いるメダルがある場合に、図柄判断手段(203)によっ
て、停止図柄の組合せが予め定めた特別の賞態様である
と判定された場合には、メダル貯金手段204に貯金さ
れ、貯金枚数表示手段170に表示されている枚数分のメ
ダルが、メダル払出手段210により払い出される。した
がって、遊技内容が多様化するとともに、遊技者は遊技
状況を的確に把握することができる。
【0011】
【実施例】図1〜4は、本発明の一実施例を示すもので
あり、図1はスロットマシンの正面図、図2は電気的制
御装置の概略ブロック図、図3,4は遊技における処理
のフローチャートを各々示す。図1中、10はスロットマ
シンを示し、このスロットマシン10は、前扉の表面にフ
ロントパネル20を設けている。
【0012】上記フロントパネル20のほぼ中央部には、
図1に示すように3個の表示窓30〜32を横並びに形成し
ている。各表示窓30〜32の内部には、各回転リール40〜
42の表面をそれぞれ臨ませている。そして、各表示窓30
〜32には、回転リール40〜42を回転させることにより、
上下方向に3個の図柄を所定間隔で高速で移動表示させ
ることができる。また、表示窓30の向かって左横には、
有効となるラインを表示する有効ライン表示部50が設け
てあり、有効ライン表示部50の下方にはメダル払出枚数
表示部60が設けてある。
【0013】上記スロットマシン10の表面には、図1に
示すように、表示窓32の向かって右斜め下方に、メダル
を投入するメダル投入口70を設けてある。また、表示窓
30の向かって左斜め下方には、各表示窓30〜32に表示さ
れた図柄の移動表示を開始させるためのレバー状のスタ
ートスイッチ80と、各表示窓30〜32の下方に位置すると
ともに、各表示窓に移動表示されている図柄の移動表示
を個別に停止させるためのボタン状の3個のストップス
イッチ90〜92とを設けている。さらに、上記したストッ
プスイッチ92の向かって右側には、クレジットメダルを
投入するためのボタン状のクレジットメダル投入スイッ
チ100と、クレジットメダルを排出させるためのボタン
状の精算スイッチ110とが、スロットマシン10の表面に
配置されている。
【0014】また、表示窓30〜32の上側には、内部当り
表示手段120が左右に並設してある。この内部当り表示
手段120は、賞態様である図柄の組み合わせが、後に詳
述する電気的制御装置200内の乱数抽出手段202によりソ
フト的に決定された場合に点灯して、遊技者に賞態様が
発生する条件が整ったことを告知する手段である。本実
施例における賞態様は、大当たりの賞態様である「7」
「7」「7」と、中当りの賞態様である「BAR」「BAR」
「BAR」と、小役の賞態様である「オレンジ」「オレン
ジ」「オレンジ」、「プラム」「プラム」「プラム」、
「スイカ」「スイカ」「スイカ」、「チェリー」「チェ
リー」「チェリー」(以下「3チェリー」と記す)、
「チェリー」「チェリー」(以下「2チェリー」と記
す)、「チェリー」(以下「1チェリー」と記す)の図
柄の組み合わせである。そして、内部当り表示手段120
はこれらの賞態様に対応して、向かって左から、「7」
の内部当り表示ランプ121、「BAR」の内部当り表示ラン
プ122、オレンジの内部当り表示ランプ123、プラムの内
部当り表示ランプ124、スイカの内部当り表示ランプ12
5、1チェリーの内部当り表示ランプ126、2チェリーの
内部当り表示ランプ127、3チェリーの内部当り表示ラ
ンプ128とから構成されている。尚、それぞれの内部当
り表示ランプ121〜128の点灯タイミングは、「7」の内
部当り表示ランプ121及び「BAR」の内部当り表示ランプ
122では、「7」「7」「7」及び「BAR」「BAR」「BA
R」が内部フラグを持ち越すため、スタートスイッチ80
がオンとなって乱数抽出手段202により乱数が抽出され
て賞態様がソフト的に発生してから、実際に入賞するま
での間点灯し、その他の内部当り表示ランプ123〜128で
は、スタートスイッチ80がオンとなって乱数抽出選手段
192により乱数が抽出されて賞態様がソフト的に発生し
てから、全てのストップスイッチ90〜92がオンとなるま
での間点灯する。
【0015】また、表示窓30〜32の向かって右横には、
停止表示態様が「7」「7」「7」となった場合に点灯
する「7」作動表示ランプ130、停止表示態様が「BAR」
「BAR」「BAR」となった場合に点灯する「BAR」作動表
示ランプ140、内部当り表示手段の一つであり上記した
内部当り表示ランプ121〜128のどれかが点灯した場合に
同時に点滅する内部当り点滅表示ランプ150、遊技開始
条件が整うまでのウエイト時間中に点灯するウエイト表
示ランプ160、貯金枚数表示手段である貯金枚数表示部1
70、クレジットメダルの枚数を表示するクレジットメダ
ル表示部180が上下に並設されている。この貯金枚数表
示部170及びクレジットメダル表示部180は、7セグメン
ト表示器や液晶表示器等からなる。
【0016】また、上記スロットマシン10の表面下方に
は、図1に示すように、排出されたメダルが溜まり込む
メダル排出皿190が設けられている。スロットマシン10
内部の適宜箇所には、スロットマシン10を電気的に制御
する電気的制御装置200が設けてある。この電気的制御
装置200は、CPU(中央演算装置)、ROM(リード
オンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)
等からなるマイクロコンピュータにより構成されてい
る。
【0017】図2に示したブロック図により、電気的制
御装置200のうち遊技制御を行う部分の概略構成を説明
する。この電気的制御装置200は、表示窓30〜32内に停
止表示する図柄の組み合わせを決定するための乱数を発
生する乱数発生手段201と、乱数発生手段201で発生した
乱数の中から乱数を抽出して、表示窓30〜32内に停止表
示する図柄の決定を行う乱数抽出手段202と、表示窓30
〜32内に実際に停止表示された図柄の組み合わせが予め
定めた賞態様であるかどうかを判断する図柄判断手段20
3と、乱数抽出手段202で決定した図柄の組み合わせが、
予め定めた賞態様となっているにもかかわらず、図柄判
断手段203により賞態様ではないと判断された場合に、
当該賞態様となった場合に払い出すべきメダル枚数に予
め定めた一定の定数を掛けたメダル枚数を貯金するメダ
ル貯金手段204とを有する。
【0018】上記した乱数抽出手段202で決定した図柄
の組み合わせが、予め定めた賞態様となった場合には、
内部当り表示ランプ121〜128及び内部当り点滅表示ラン
プ150により賞態様の発生条件が整ったこと及び賞態様
の内容を遊技者に知らせる。そして、図柄判断手段203
により、実際に表示窓30〜32内に停止した図柄の組み合
わせが予め定めた賞態様であるかどうかが判断され、予
め定めた賞態様であると判断された場合には、メダル払
出手段210により所定数のメダルを払い出す。
【0019】一方、乱数抽出手段202で決定した図柄の
組み合わせが、予め定めた賞態様となっているにもかか
わらず、停止図柄の組み合せが、図柄判断手段203によ
り賞態様ではないと判断された場合には、当該賞態様と
なった場合に払い出すべきメダル枚数に予め定めた一定
の定数を掛けたメダル枚数をメダル貯金手段204により
貯金する。この貯金したメダル枚数は、貯金枚数表示部
170に表示される。
【0020】また、メダル貯金手段204に貯金されてい
るメダルがある場合に、図柄判断手段203によって、停
止図柄の組合せが予め定めた特別の賞態様、例えば、停
止表示図柄がビッグボーナスを行わせるための図柄の組
み合わせである「7」「7」「7」であると判定された
場合には、メダル貯金手段204に貯金され、貯金枚数表
示部170に表示されている枚数分のメダルが、メダル払
出手段210により払い出される。
【0021】上記したスロットマシン10における遊技処
理の手順を図3,4に示したフローチャートに基づき説
明する。図3には遊技処理の概略手順が示してある。こ
の遊技処理では、まず、空きRAMエリアをクリアし、
メダルの投入をチェックし、メダルが投入されて、スタ
ートスイッチ80がオンとなった場合に、回転リール40〜
42の回転を開始させる。そして、回転リール40〜42の回
転エラーをチェックし、回転リール40〜42の初期位置を
確認するためのセンサーを通過したかどうかをチェック
し、図柄の抽選が行われたかどうかをチェックする。
【0022】図柄の抽選が行われていない場合には、後
に詳述する図柄抽選処理を行う。そして、回転リール40
〜42の停止条件が整ったかどうかをチェックし、停止条
件が整って、ストップスイッチ90〜92がオンとなると、
乱数抽出手段202により抽出決定した図柄の組み合わせ
で回転リール40〜42が停止するよう図柄制御処理を行
い、全ての回転リール40〜42が停止したかどうかをチェ
ックし、有効となるライン数をRAM領域にセットす
る。
【0023】そして、ソフト的にビッグボーナスが発生
しているかどうかの判断処理を行う。ここで、ソフト的
にビッグボーナスが発生せずにビッグボーナスフラグが
セットされていない場合には、ビッグボーナス以外の小
役の賞態様がソフト的に発生しているかどうかを判断す
る。そして、ビッグボーナス以外の賞態様がソフト的に
発生している場合には、実際に表示窓30〜32内に停止表
示された図柄の組み合わせを図柄判断手段203により判
断する。ここで、賞態様の組み合わせとなっている場合
には、メダル払出手段210により払い出すべきメダル枚
数と、入賞ライン点滅データをRAM領域にセットし、
メダル払出手段210によりメダル払出処理を行う。その
後、内部当り表示ランプ121〜128のうち該当する表示ラ
ンプ及び内部当り点滅表示ランプ150への表示をクリア
し、ゲーム状態設定処理を行い、処理の初期に戻る。
【0024】一方、ビッグボーナス以外の小役の賞態様
がソフト的に発生しているにもかかわらず、実際に表示
窓30〜32内に停止表示された図柄の組み合わせが賞態様
を構成していない場合には、メダル貯金手段204により
所定枚数のメダルを貯金する。このメダル貯金手段204
に貯金するメダルの枚数αは、賞態様に対して払い出さ
れる所定枚数Xに定数tを乗し、これに現在まで貯金さ
れている貯金メダル枚数α′を加算した枚数である。本
実施例では、定数tは1.5であり、賞態様となった場
合の1.5倍の枚数のメダルが貯金されることとなる。
尚、小数点以下1位の端数は四捨五入される。
【0025】本実施例では、賞態様に対して払い出され
るメダルの所定枚数Xは、「オレンジ」「オレンジ」
「オレンジ」で15枚、「プラム」「プラム」「プラ
ム」で8枚、「スイカ」「スイカ」「スイカ」で5枚、
「3チェリー」で8枚、「2チェリー」で5枚、「1チ
ェリー」で2枚となっており、貯金メダルとして加算さ
れるメダル枚数は、「オレンジ」「オレンジ」「オレン
ジ」で23枚、「プラム」「プラム」「プラム」で12
枚、「スイカ」「スイカ」「スイカ」で8枚、「3チェ
リー」で12枚、「2チェリー」で8枚、「1チェリ
ー」で3枚となっている。尚、ビッグボーナスの賞態様
である「7」7」「7」及び中当りの賞態様である「BA
R」「BAR」「BAR」の場合には貯金されない。
【0026】そして、貯金枚数表示部170に貯金枚数α
が表示されて、ビッグボーナス及び注当たりのを除く、
内部当り表示ランプ123〜128及び内部当り点滅表示ラン
プ150への表示をクリアし、ゲーム状態設定処理を行
い、処理の初期に戻る。尚、ビッグボーナス以外の賞態
様がソフト的に発生していない場合には、上記した処理
はスキップされ、ゲーム状態の設定処理に移行する。
【0027】また、上記したソフト的にビッグボーナス
が発生しているかどうかの判断処理において、ソフト的
にビッグボーナスが発生してビッグボーナスフラグがセ
ットされている場合には、実際に表示窓30〜32内に停止
表示された図柄の組み合わせを図柄判断手段203により
判断する。そして、ビッグボーナスの組み合わせとなっ
ている場合には、メダル払出手段210により払い出すべ
きメダル枚数βをRAM領域にセットする。このメダル
枚数βは、ビッグボーナスの賞態様に対して支払われる
べきメダル枚数Y(例えば15枚)に、貯金メダル枚数
αを加算した枚数である。その後、RAM領域に記憶し
た貯金メダル枚数αをクリアし、ビッグボーナス時に発
生するビッグボーナス音とビッグボーナスを表示するラ
ンプの情報を出力し、ビッグボーナスフラグをクリアす
るとともに、「7」の内部当り表示ランプ121、及び内
部当り点滅表示ランプ150への表示をクリアする。そし
て、入賞ライン点滅データをRAM領域にセットし、メ
ダル払出手段210によりメダル払出処理を行う。その
後、ゲーム状態設定処理を行い、処理の初期に戻る。
【0028】上記した図柄抽選処理の手順を図4に基づ
き説明する。図柄抽選手段では、ソフト的にビッグボー
ナスが発生してビッグボーナスフラグがセットされてい
るかどうかを判断し、ビッグボーナスフラグがセットさ
れていない場合には、まず小役抽選処理を行う。小役抽
選処理とは、ビッグボーナス、中当り以外の賞態様の抽
選処理であり、本実施例では、「オレンジ」「オレン
ジ」「オレンジ」、「プラム」「プラム」「プラム」、
「スイカ」「スイカ」「スイカ」、「3チェリー」、
「2チェリー」、「1チェリー」の組み合わせが小役の
賞態様となっている。そして、小役の賞態様が当選して
いる場合には、回転リール40〜42が当該小役の賞態様で
停止するように小役引き込み処理を行い、該当する内部
当り表示ランプ121〜128を点灯する。
【0029】一方、小役の賞態様が当選していない場合
には、中当り抽選処理を行う。中当り抽選処理とは、中
当りの賞態様である「BAR」「BAR」「BAR」の組み合わ
せの抽選処理である。そして、中当りの賞態様が当選し
ている場合には、回転リール40〜42が当該中当りの賞態
様で停止するように中当り引き込み処理を行い、「BA
R」の内部当り表示ランプ122を点灯する。
【0030】また、中当りの賞態様が当選していない場
合には、更にビッグボーナス抽選処理を行う。ビッグボ
ーナス抽選処理とは、ビッグボーナスの賞態様である
「7」「7」「7」の組み合わの抽選処理である。そし
て、ビッグボーナスの賞態様が当選している場合には、
回転リール40〜42が当該大りの賞態様で停止するように
大当り引き込み処理を行い、「7」の内部当り表示ラン
プ121を点灯する。
【0031】また、どの賞態様にも当選していない場合
には、ハズレ処理を行う。尚、ソフト的にビッグボーナ
スが発生して大当りフラグがセットされている場合に
は、上記した各処理はスキップされる。そして、処理の
最後に、抽選した図柄の組み合わせで回転リール40〜42
を停止させるための引き込みデータと、抽選した図柄の
組み合わせ以外で回転リール40〜42を停止させないため
の蹴飛ばしデータをRAM領域にセットし、図柄抽選処
理を終了する。
【0032】上記したように、内部当り表示ランプ121
〜128や内部当り点滅表示ランプ150が点灯あるいは点滅
するので、遊技者は、故意に入賞図柄を外して貯金する
ことにより、後で大きく儲けるか、投資金額を抑えるた
めに入賞図柄を揃えてその場でメダルを獲得するかを選
択することができる。すなわち、遊技者の技量に応じ
て、所望の図柄で停止させる、いわゆる目押しの技術を
発揮することができ、遊技の駆け引きを楽しんで、遊技
の興趣を高めることができる。
【0033】また、「チェリー」の賞態様の場合には、
他の小役の賞態様と相違して、「3チェリー」がソフト
的に当選したにもかかわらず、実際には「2チェリー」
または「1チェリー」の図柄の組み合わせとなった場合
には、「3チェリー」に対応する枚数のメダルが貯金さ
れるとともに、「2チェリー」または「1チェリー」に
対応する枚数のメダルが払い出される。これは「2チェ
リー」がソフト的に当選したにもかかわらず、実際には
「1チェリー」の図柄の組み合わせとなった場合も同様
である。このように、「チェリー」の賞態様の場合に
は、さらに遊技内容が多様なものとなり、遊技の興趣を
高めることができる。
【0034】また、「7」「7」「7」及び「BAR」「B
AR」「BAR」がソフト的に当選した場合に、これらの内
部当りフラグは実際にこれらの賞態様が発生するまで持
ち越されるため、通常の確率で賞態様を発生させたので
は、貯金メダル枚数が極端に増加し健全な遊技が行えな
いおそれがある。そこで、「7」「7」「7」及び「BA
R」「BAR」「BAR」がソフト的に当選した場合には、小
役の賞態様の当選確率を通常よりも低い確率とし、貯金
メダル枚数が極端に増加することを防止している。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、乱数抽出手段で決定した図柄の組
み合わせが、予め定めた賞態様となった場合には、内部
当り表示手段により賞態様の発生条件が整ったことを遊
技者に知らせることができる。また、乱数抽出手段で決
定した図柄の組み合わせが、予め定めた賞態様となって
いるにもかかわらず、図柄判断手段により賞態様ではな
いと判断された場合には、当該賞態様となった場合に払
い出すべきメダル枚数に予め定めた一定の定数を掛けた
メダル枚数をメダル貯金手段により貯金している。そし
て、予め定めた所定の条件が整うと、メダル貯金手段に
貯金され、貯金枚数表示手段に表示されている枚数分の
メダルが、メダル払出手段により払い出される。
【0036】したがって、回転リールを所定位置で停止
させるだけではなく、所定位置で停止させないことにも
価値が与えられるので、遊技の内容が多様化して、遊技
の興趣を高めることができる。また、遊技者はそのとき
の遊技状態を的確に把握することができるので、遊技の
興趣を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスロットマシンの正面図である。
【図2】電気的制御装置の概略ブロック図である。
【図3】遊技処理の手順を示したフローチャートであ
る。
【図4】遊技処理の手順のうち、図柄抽選処理を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 フロントパネ
ル 30〜32 表示窓 40〜42 回転リー
ル 50 有効ライン表示部 60 メダル払出枚
数表示部 70 メダル投入口 80 スタートスイ
ッチ 90〜92 ストップスイッチ 100 クレジッ
トメダル投入スイッチ 110 精算スイッチ 120 内部当り表
示手段 121〜128 内部当り表示ランプ 130 「7」
作動表示ランプ 140 「BAR」作動表示ランプ 150 内部当り点
滅表示ランプ 160 ウエイト表示ランプ 170 貯金枚数表
示部 180 クレジットメダル表示部 190 メダル排出
皿 200 電気的制御装置 201 乱数発生手
段 202 乱数抽出手段 203 図柄判断手
段 204 メダル貯金手段 210 メダル払出
手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転リールを横方向に並列し、各回転リ
    ールの外周表面に複数の図柄を所定間隔で表示し、各回
    転リールの外周表面の一部をフロントパネルに開設した
    表示窓に臨ませるとともに、各回転リールを回転させて
    図柄を高速で移動表示した後、該図柄の移動表示を停止
    させて、該停止表示態様が予め定めた所定の図柄の組み
    合わせである場合に、遊技者に所定数のメダルを払い出
    したり特別の遊技を行わせたりするスロットマシンにお
    いて、 表示窓内に停止表示する図柄の組み合わせを決定するた
    めの乱数を発生する乱数発生手段と、 該乱数発生手段で発生した乱数の中から乱数を抽出し
    て、表示窓内に停止表示する図柄の決定を行う乱数抽出
    手段と、 該乱数抽出手段で決定した図柄の組み合わせが、予め定
    めた賞態様となった場合に、該賞態様の発生条件が整っ
    たことを遊技者に知らせるための内部当り表示手段と、 表示窓内に実際に停止表示された図柄の組み合わせが予
    め定めた賞態様であるかどうかを判断する図柄判断手段
    と、 上記乱数抽出手段で決定した図柄の組み合わせが、予め
    定めた賞態様となっているにもかかわらず、上記図柄判
    断手段により賞態様ではないと判断された場合に、当該
    賞態様となった場合に払い出すべきメダル枚数に予め定
    めた一定の定数を掛けたメダル枚数を貯金するメダル貯
    金手段と、 該メダル貯金手段により貯金したメダル枚数を表示する
    貯金枚数表示手段と、 上記図柄判断手段により予め定めた特別の賞態様である
    と判断された場合に、所定枚数のメダルを払い出すとと
    もに、メダル貯金手段により貯金している枚数分のメダ
    ルを払い出すメダル払出手段とからなることを特徴とす
    るスロットマシン。
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