JPH07132314A - アルミニウム冷間圧延装置 - Google Patents
アルミニウム冷間圧延装置Info
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- JPH07132314A JPH07132314A JP28328093A JP28328093A JPH07132314A JP H07132314 A JPH07132314 A JP H07132314A JP 28328093 A JP28328093 A JP 28328093A JP 28328093 A JP28328093 A JP 28328093A JP H07132314 A JPH07132314 A JP H07132314A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
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- B21B2003/001—Aluminium or its alloys
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧延材の端面に付着した水滴を効率的に除去
できるアルミニウム冷間圧延装置を提供する。 【構成】 圧延前の圧延材1の端面に撥水性を有する撥
水液を付着させる撥水液付着装置12と、圧延前の圧延
材の上下面にエマルジョン型圧延油を吹きつけるエマル
ジョン噴射装置14と、圧延後の圧延材の上下面に空気
を幅方向外方に向けて吹き付ける空気噴射装置16とを
備えている。
できるアルミニウム冷間圧延装置を提供する。 【構成】 圧延前の圧延材1の端面に撥水性を有する撥
水液を付着させる撥水液付着装置12と、圧延前の圧延
材の上下面にエマルジョン型圧延油を吹きつけるエマル
ジョン噴射装置14と、圧延後の圧延材の上下面に空気
を幅方向外方に向けて吹き付ける空気噴射装置16とを
備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム冷間圧延
装置に係わり、更に詳しくは、エマルジョン型圧延油を
用いたアルミニウム冷間圧延装置に関する。
装置に係わり、更に詳しくは、エマルジョン型圧延油を
用いたアルミニウム冷間圧延装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアルミニウムの冷間圧延は、通
常、低粘度のニート型(ケロシン系)の圧延油を用いて
行われていた。しかしニート型圧延油は、冷却性が低く
かつ引火性があり過熱により発火のおそれがあるため高
速圧延に適用できない問題があった。このため、冷却性
が高く発火のおそれのないエマルジョン型圧延油を用い
た圧延機が一部で提案されていた(例えば、「エマルジ
ョン型圧延油を用いたアルミニウム冷間圧延の研究」、
第42回塑性加工連合講演会、1991.9.25〜2
7 札幌)。
常、低粘度のニート型(ケロシン系)の圧延油を用いて
行われていた。しかしニート型圧延油は、冷却性が低く
かつ引火性があり過熱により発火のおそれがあるため高
速圧延に適用できない問題があった。このため、冷却性
が高く発火のおそれのないエマルジョン型圧延油を用い
た圧延機が一部で提案されていた(例えば、「エマルジ
ョン型圧延油を用いたアルミニウム冷間圧延の研究」、
第42回塑性加工連合講演会、1991.9.25〜2
7 札幌)。
【0003】かかるエマルジョン型圧延油は、大部分が
水であり、冷却性がニート型圧延油の4倍にも達し、引
火点が存在しないので発火の心配がなく、圧延の高速化
が達成でき、かつランニングコストが安い、等の特徴を
有している。
水であり、冷却性がニート型圧延油の4倍にも達し、引
火点が存在しないので発火の心配がなく、圧延の高速化
が達成でき、かつランニングコストが安い、等の特徴を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エマルジョン
型圧延油の大部分が水であるため、アルミニウムの圧延
材に水が残ると、この水によりアルミニウムにホワイト
ステン(白錆)が発生し、次工程の圧延が困難になる問
題点があった。すなわち、ホワイトステンが発生した部
分は、発生しない部分に比べて摩擦係数が大きく異なる
ため、局部的に伸び率が相違し、均一な圧延がほとんど
不可能になる問題点があった。
型圧延油の大部分が水であるため、アルミニウムの圧延
材に水が残ると、この水によりアルミニウムにホワイト
ステン(白錆)が発生し、次工程の圧延が困難になる問
題点があった。すなわち、ホワイトステンが発生した部
分は、発生しない部分に比べて摩擦係数が大きく異なる
ため、局部的に伸び率が相違し、均一な圧延がほとんど
不可能になる問題点があった。
【0005】図2(A)は、圧延に使用した冷却剤(す
なわちエマルジョン型圧延油)が圧延材1に付着する状
況を模式的に示した図である。圧延材1はワークロール
2a,2bにより圧延され、ワークロール2a,2bは
それぞれバックアップロール3a,3bにより押圧され
る。バックアップロール3a、3bからロール表面を伝
わって飛沫とロール間絞り液が圧延材1の上下面に廻り
込み、かつワークロール2a,2bの板端部の隙間(オ
ープンギャップ)から冷却剤が圧延材1の両端に廻り込
んでくる。また、ワークロール軸箱の内面からも跳ね返
り飛沫がある。さらに水分を含んだヒュームが結露して
水滴(ボタ落ち)となって落ちてくる。図2(A)にお
いてA及びBは付着した水を示しており、両端部の水A
は主として板端部オープンギャップからの廻り込みによ
るものであり、中央部の水滴Bはボタ落ちと飛沫による
ものである。
なわちエマルジョン型圧延油)が圧延材1に付着する状
況を模式的に示した図である。圧延材1はワークロール
2a,2bにより圧延され、ワークロール2a,2bは
それぞれバックアップロール3a,3bにより押圧され
る。バックアップロール3a、3bからロール表面を伝
わって飛沫とロール間絞り液が圧延材1の上下面に廻り
込み、かつワークロール2a,2bの板端部の隙間(オ
ープンギャップ)から冷却剤が圧延材1の両端に廻り込
んでくる。また、ワークロール軸箱の内面からも跳ね返
り飛沫がある。さらに水分を含んだヒュームが結露して
水滴(ボタ落ち)となって落ちてくる。図2(A)にお
いてA及びBは付着した水を示しており、両端部の水A
は主として板端部オープンギャップからの廻り込みによ
るものであり、中央部の水滴Bはボタ落ちと飛沫による
ものである。
【0006】このような圧延材に付着した水(冷却剤)
を除去する手段として、実開昭62−199202号公
報にはワークロールの出側に接触させた水切り板が開示
され、特開昭62−286784号公報には圧延された
圧延材に接触させたワイパーと空気で吹き飛ばす空気ノ
ズルとが開示され、更に特開平5−76908号公報に
は水切りロールが開示されている。しかし、かかる従来
手段では、図2(B)に模式的に示すように、圧延材の
端面に付着した水滴Cを除去できない問題点があった。
すなわち、圧延材の端面に付着した水滴Cは、空気ノズ
ル4の死角に位置し、かつ表面張力で端面に強く付着し
ているため、空気ノズル4からの噴出空気では除去でき
ずに残り、次工程の圧延時に圧延材表面に広がって圧延
を阻害する問題点があった。
を除去する手段として、実開昭62−199202号公
報にはワークロールの出側に接触させた水切り板が開示
され、特開昭62−286784号公報には圧延された
圧延材に接触させたワイパーと空気で吹き飛ばす空気ノ
ズルとが開示され、更に特開平5−76908号公報に
は水切りロールが開示されている。しかし、かかる従来
手段では、図2(B)に模式的に示すように、圧延材の
端面に付着した水滴Cを除去できない問題点があった。
すなわち、圧延材の端面に付着した水滴Cは、空気ノズ
ル4の死角に位置し、かつ表面張力で端面に強く付着し
ているため、空気ノズル4からの噴出空気では除去でき
ずに残り、次工程の圧延時に圧延材表面に広がって圧延
を阻害する問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、圧
延材の端面に付着した水滴を効率的に除去できるアルミ
ニウム冷間圧延装置を提供することにある。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、圧
延材の端面に付着した水滴を効率的に除去できるアルミ
ニウム冷間圧延装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧延前
の圧延材の端面に撥水性を有する撥水液を付着させる撥
水液付着装置と、圧延前の圧延材の上下面にエマルジョ
ン型圧延油を吹きつけるエマルジョン噴射装置と、圧延
後の圧延材の上下面に空気を幅方向外方に向けて吹き付
ける空気噴射装置と、を備えたことを特徴とするアルミ
ニウム冷間圧延装置が提供される。
の圧延材の端面に撥水性を有する撥水液を付着させる撥
水液付着装置と、圧延前の圧延材の上下面にエマルジョ
ン型圧延油を吹きつけるエマルジョン噴射装置と、圧延
後の圧延材の上下面に空気を幅方向外方に向けて吹き付
ける空気噴射装置と、を備えたことを特徴とするアルミ
ニウム冷間圧延装置が提供される。
【0009】本発明の好ましい実施例によれば、前記撥
水液付着装置は、圧延前のコイル状の圧延材端面に撥水
液を霧状に噴霧する噴射ノズルを有する。
水液付着装置は、圧延前のコイル状の圧延材端面に撥水
液を霧状に噴霧する噴射ノズルを有する。
【0010】
【作用】上記本発明の構成によれば、撥水液付着装置に
より圧延前の圧延材の端面に撥水液を付着させるので、
圧延中に圧延材の端面に水滴が付着しても、付着した水
滴は撥水液の作用により撥かれやすくなっており、表面
張力により水滴の重さを保持できず、空気噴射装置によ
り圧延材の上下面に空気を幅方向外方に向けて吹き付け
ることにより簡単に除去することができる。
より圧延前の圧延材の端面に撥水液を付着させるので、
圧延中に圧延材の端面に水滴が付着しても、付着した水
滴は撥水液の作用により撥かれやすくなっており、表面
張力により水滴の重さを保持できず、空気噴射装置によ
り圧延材の上下面に空気を幅方向外方に向けて吹き付け
ることにより簡単に除去することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明によるアルミニウム冷間圧延装置
の全体構成図である。この図において、(A)は全体側
面図、(B)は全体平面図、(C)は(B)のA−A線
における断面図を示している。
する。図1は、本発明によるアルミニウム冷間圧延装置
の全体構成図である。この図において、(A)は全体側
面図、(B)は全体平面図、(C)は(B)のA−A線
における断面図を示している。
【0012】図1において、本発明のアルミニウム冷間
圧延装置10は、アルミニウムの圧延材1を圧延するワ
ークロール2a,2bと、ワークロール2a,2bをそ
れぞれバックアップするバックアップロール3a,3b
とを備えている。かかる構成は、図2に示した従来のア
ルミニウム冷間圧延装置と同様である。
圧延装置10は、アルミニウムの圧延材1を圧延するワ
ークロール2a,2bと、ワークロール2a,2bをそ
れぞれバックアップするバックアップロール3a,3b
とを備えている。かかる構成は、図2に示した従来のア
ルミニウム冷間圧延装置と同様である。
【0013】本発明のアルミニウム冷間圧延装置10は
更に、圧延前の圧延材1の端面に撥水性を有する撥水液
を付着させる撥水液付着装置12と、圧延前の圧延材1
の上下面にエマルジョン型圧延油を吹きつけるエマルジ
ョン噴射装置14と、圧延後の圧延材1の上下面に空気
を幅方向外方に向けて吹き付ける空気噴射装置16と、
を備えている。かかる構成により、図1(C)に示すよ
うに、圧延中に圧延材の端面に水滴Dが付着しても、付
着した水滴Dは撥水液の作用により撥かれやすくなって
おり、表面張力により水滴Dの重さを保持できず、空気
噴射装置16により圧延材の上下面に空気を幅方向外方
に向けて吹き付けることにより簡単に除去することがで
きる。本発明で使用する撥水液は、例えばフッソ樹脂を
含み自動車等の窓に塗り雨を撥くのに用いる撥水液が良
い。
更に、圧延前の圧延材1の端面に撥水性を有する撥水液
を付着させる撥水液付着装置12と、圧延前の圧延材1
の上下面にエマルジョン型圧延油を吹きつけるエマルジ
ョン噴射装置14と、圧延後の圧延材1の上下面に空気
を幅方向外方に向けて吹き付ける空気噴射装置16と、
を備えている。かかる構成により、図1(C)に示すよ
うに、圧延中に圧延材の端面に水滴Dが付着しても、付
着した水滴Dは撥水液の作用により撥かれやすくなって
おり、表面張力により水滴Dの重さを保持できず、空気
噴射装置16により圧延材の上下面に空気を幅方向外方
に向けて吹き付けることにより簡単に除去することがで
きる。本発明で使用する撥水液は、例えばフッソ樹脂を
含み自動車等の窓に塗り雨を撥くのに用いる撥水液が良
い。
【0014】また図1において、撥水液付着装置12は
複数の噴射ノズル13を有し、この噴射ノズル13によ
り撥水液を噴霧し圧延前のコイル状の圧延材端面に撥水
液を霧状に噴霧するようになっている。かかる構成によ
り余分な撥水液を塗布することなく、圧延材端面に撥水
液を均等に付着させることができる。なお、図示しない
フェルトロール等を設け、噴霧し端面に付着した撥水液
を更に均一に塗布するようにしてもよい。
複数の噴射ノズル13を有し、この噴射ノズル13によ
り撥水液を噴霧し圧延前のコイル状の圧延材端面に撥水
液を霧状に噴霧するようになっている。かかる構成によ
り余分な撥水液を塗布することなく、圧延材端面に撥水
液を均等に付着させることができる。なお、図示しない
フェルトロール等を設け、噴霧し端面に付着した撥水液
を更に均一に塗布するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、圧延
中に圧延材の端面に水滴が付着しても、付着した水滴は
撥水液の作用により撥かれやすくなっており、表面張力
により水滴の重さを保持できず、空気噴射装置により圧
延材の上下面に空気を幅方向外方に向けて吹き付けるこ
とにより簡単に除去することができる。従って、本発明
のアルミニウム冷間圧延装置は、圧延材の端面に付着し
た水滴を効率的に除去できる優れた効果を有する。
中に圧延材の端面に水滴が付着しても、付着した水滴は
撥水液の作用により撥かれやすくなっており、表面張力
により水滴の重さを保持できず、空気噴射装置により圧
延材の上下面に空気を幅方向外方に向けて吹き付けるこ
とにより簡単に除去することができる。従って、本発明
のアルミニウム冷間圧延装置は、圧延材の端面に付着し
た水滴を効率的に除去できる優れた効果を有する。
【図1】本発明によるアルミニウム冷間圧延装置の全体
構成図である。
構成図である。
【図2】従来のアルミニウム冷間圧延装置における冷却
剤が圧延材に付着する状況を示す図である。
剤が圧延材に付着する状況を示す図である。
1 圧延材 2a、2b ワークロール 3a、3b バックアップロール 4 空気ノズル 10 アルミニウム冷間圧延装置 12 撥水液付着装置 13 噴射ノズル 14 エマルジョン噴射装置 16 空気噴射装置
Claims (2)
- 【請求項1】 圧延前の圧延材の端面に撥水性を有する
撥水液を付着させる撥水液付着装置と、圧延前の圧延材
の上下面にエマルジョン型圧延油を吹きつけるエマルジ
ョン噴射装置と、圧延後の圧延材の上下面に空気を幅方
向外方に向けて吹き付ける空気噴射装置と、を備えたこ
とを特徴とするアルミニウム冷間圧延装置。 - 【請求項2】 前記撥水液付着装置は、圧延前のコイル
状の圧延材端面に撥水液を霧状に噴霧する噴射ノズルを
有する、ことを特徴とする請求項1に記載のアルミニウ
ム冷間圧延装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28328093A JPH07132314A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | アルミニウム冷間圧延装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28328093A JPH07132314A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | アルミニウム冷間圧延装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132314A true JPH07132314A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17663411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28328093A Pending JPH07132314A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | アルミニウム冷間圧延装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07132314A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100615939B1 (ko) * | 2004-10-18 | 2006-08-28 | 정기환 | 콘크리트 슬래브용 데크플레이트의 성형 및 적층 시스템 |
JP2007130657A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Jfe Steel Kk | 鋼板の調質圧延機におけるタッチマーク防止装置及びタッチマーク防止方法 |
WO2019134782A1 (de) * | 2018-01-03 | 2019-07-11 | Sms Group Gmbh | Bandkantenabblasung |
IT201900005442A1 (it) * | 2019-04-09 | 2020-10-09 | Danieli Off Mecc | Processo di laminazione a freddo di un prodotto in alluminio e relativo impianto di laminazione a freddo |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP28328093A patent/JPH07132314A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100615939B1 (ko) * | 2004-10-18 | 2006-08-28 | 정기환 | 콘크리트 슬래브용 데크플레이트의 성형 및 적층 시스템 |
JP2007130657A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Jfe Steel Kk | 鋼板の調質圧延機におけるタッチマーク防止装置及びタッチマーク防止方法 |
JP4710555B2 (ja) * | 2005-11-09 | 2011-06-29 | Jfeスチール株式会社 | 鋼板の調質圧延機におけるタッチマーク防止装置及びタッチマーク防止方法 |
WO2019134782A1 (de) * | 2018-01-03 | 2019-07-11 | Sms Group Gmbh | Bandkantenabblasung |
IT201900005442A1 (it) * | 2019-04-09 | 2020-10-09 | Danieli Off Mecc | Processo di laminazione a freddo di un prodotto in alluminio e relativo impianto di laminazione a freddo |
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