JPH03277726A - 鋼帯の連続塩浴槽 - Google Patents

鋼帯の連続塩浴槽

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JPH03277726A
JPH03277726A JP7964690A JP7964690A JPH03277726A JP H03277726 A JPH03277726 A JP H03277726A JP 7964690 A JP7964690 A JP 7964690A JP 7964690 A JP7964690 A JP 7964690A JP H03277726 A JPH03277726 A JP H03277726A
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JP
Japan
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steel strip
salt bath
stainless steel
compressed air
wiper
Prior art date
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Pending
Application number
JP7964690A
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English (en)
Inventor
Noboru Nagasaku
永作 昇
Kikuo Ogawa
小川 紀久雄
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Nippon Stainless Steel Co Ltd
Original Assignee
Nippon Stainless Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋼帯の連続塩浴槽の改良に関する。
(従来の技術) ステンレス鋼帯の連続焼鈍・酸洗ラインには脱スケール
性を向上させる為に焼鈍装置の後方に塩浴槽か置かれ、
この塩浴槽内の約480℃の溶融塩(例えば、水酸化ナ
トリウム、硝酸塩)にステンレス鋼帯を数秒間浸漬する
ようにしたものかある。
この際、鋼帯か付帯溶融塩を持出す恐れかあるのて、従
来は、蒸気吹き付は法とワイパーロール法によって溶融
塩の持ち出しを防止している。
(発明か解決しようとする課題) 上記蒸気吹き付は法は、約480°Cの過熱蒸気を鋼帯
表面に吹き付け、この蒸気の吹出しエネルギーて付着溶
融塩をミスト化し鋼帯から剥離するものである。
しかし、このミスト化した溶融塩は飛散して。
環境汚染の原因となっている。又、蒸気か復水し、その
水滴か落下して溶融塩に混入し、小爆発をおこすことか
あり安全上も好ましくない。
一方、ワイパーロール法はワイパーローラで鋼帯の表面
を抑え、付着溶融塩を遮断するものである。
しかし、鋼帯は、第4図に示す如く、両端部101.1
01か圧延技術上、中央部102に対して数%程薄肉と
なる傾向にあり、ワイパーローラ103か単純円筒であ
ることから、両端部101,101てのワイパー作用が
弱い。
よって、本発明は、特に鋼帯の両端部における付着溶融
塩の持ち出しを防止し、もって、溶融塩の補給回数を削
減し、作業能率の向上を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、鋼帯の連続塩浴槽に、
溶融塩から取り出された鋼帯の上面に当接するワイパー
ローラをシンクロールと平行に配設するとともに、上記
鋼帯の上面両端部に圧縮空気を吹きつける圧縮空気スプ
レヘツタを配設したことを特徴とする。
また、圧縮空気スプレへツタは、鋼帯の走行方向に直交
して配置するとともに、その鋼帯の中央部か欠落した分
割された2本のへツタで構成する。
更に、圧縮空気スプレへツタをワイパーローラの後方に
配置し、且つ、スプレへツタのスプレ方向をワイパーロ
ーラの下面と合致させたことを特徴とする。
(作用) ステンレス鋼帯上面の付着溶融塩は、ワイパーローラで
主にせめ止められ、残りを圧縮空気スフレヘツタでせき
止められる。
特に、圧縮空気スプレへツタのスプレ方向を鋼帯の両端
部、即ち鋼帯とワイパーローラとの隙間へ向わせること
で、この隙間に圧縮空気を充満し、せき止め作用を十分
に為さしめる。
(実施例) 本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
第1図は本発明に係る連続塩浴槽の側断面図てあり、連
続塩浴槽1は、断熱材2aでライニングされた槽2の上
部に、断熱材3aてライニングされたフート3をかぶせ
、昇降可能な第1.第2ジンクローラ4,5と定レベル
の第3ジンクローラ6とを備えており、第2ジンクロー
ラ5と第3ジンクローラ6との間にワイパーローラ7と
圧縮空気スプレヘッダ8,8を配置したことを特徴とす
る。
Wj2には図示せぬラシアトチューブか付設されていて
、このラシアトチューブを介して槽内の溶融塩か約48
0℃に加熱される。
第2図は第1図の要部平面図、第3図は第2図のm−m
線断面図である。
第2図に示す通り、ワイパーローラ7と圧縮空気スプレ
ヘッダ8,8は第2ジンクローラ5と平行に配置され、
且つ、ワイパーローラ7はフリー回転可能に両端をベア
リンク7a、7aて支承されている。また、ベアリンク
7a、7aか取付けられているブラケット9,9に共通
に圧縮空気スプレヘッダ8.8か片持ち支持されている
更に、圧縮空気スプレへツタ8は0.5〜1.5■直径
のスプレ孔8a、8aか10〜20IImピッチで一直
線に穿けられている。更に、スプレへツタ8はピニオン
lO、ラック11て水平軸方向に移動可能とされている
。12はビニオン10を正逆転させる駆動ユニットであ
り、内部に減速機、モータ、エンコーダ等を含む。
前記ブラケット9は、第3図に示す如く、電動シリンタ
等の昇降手段13に吊下されている。
よって、ワイパーローラ7とスプレへツタ8.8は一緒
に上下する。
なお、スプレヘツタ8のスプレ孔8aは、そのスプレ方
向かワイパーローラ7の下面接線に略合致するように、
位置決めされていることに特徴かある。
以上の構成からなる鋼帯の連続塩浴槽の作用を次に述べ
る。
第1図に示す如く、水平に張られたステンレス鋼帯Wを
第1・第2ジンクローラ4,5にて圧下し、溶融塩に浸
漬すとともに、第3図に示す如く、ワイパーローラ7を
ステンレス鋼帯Wに当接し、圧縮空気スプレヘッダ8,
8をステンレス鋼帯W」二面に臨ませる。
圧縮空気スプレヘッダ8,8に常温で0.5〜4 kg
/c+12Gの圧縮空気を送給し、そのスプレ孔8a、
8aから噴射させる。
本実施例ては、ステンレス鋼帯Wは厚さか0.3〜3m
m、幅か900〜]300mmてあり、第2図に示すス
プレヘッダ8,8のカバー寸法文は300mmとした。
ステンレス鋼帯Wに付着した溶融塩は、鋼帯の中央部W
2はワイパーローラ7てせき止められ、鋼帯の端部Wl
、Wlへ向って押し出される。
鋼帯の端部Wl、Wlには、従来の技術の項て述べた通
りワイパーローラ7との間に隙間か生じる。しかしこの
隙間は圧縮空気スプレヘッダ8゜8からの圧縮空気か侵
入し、この圧縮空気て溶融塩をせし止める。
もって、付着溶融塩は鋼帯の両脇から落下する。なお、
鋼帯下面の付着溶融塩は第3ジンクローラ6て十分にせ
き止められる。
このように本発明は、ステンレス鋼帯Wの両端部Wl、
Wlに生ずるワイパーローラ7との隙間に対して圧縮空
気を吹きつけることを特徴とする。従来の過熱蒸気の運
動エネルギて大規模に付着溶融塩を吹き飛ばすものに比
較して、所要流体の量か格段に少なくてすみ、且つ、空
気量か少量であるから約480°Cのステンレス鋼帯を
冷却する程てはなく、もって常温の圧縮空気の使用か可
能となった。
更に、生産スケジュールの都合て鋼帯の幅が変化した場
合には、第2図の駆動ユニット12゜12にて、スプレ
ヘッダ8,8を水平移動し、カバー寸法交を所定値に保
つようにすれば良い。
スプレヘッダ8,8は、本来、約480℃の雰囲気に晒
されて、剛性か低下することからたわみ変形しやすいか
、本実施例では常温の圧縮空気てスプレヘッダ8.8を
冷却し低温に保つことかてきるのて、剛性の低下は免れ
、スプレヘッダ8,8の薄肉軽量化及び材質の低級化を
も図れる。
本実施例によれば、ワイパーローラのみを使用した従来
装置に比較して、約20%の基原単位の向上が図れた。
(発明の効果) 以上に述べた通り本発明によれば、ワイパーローラと圧
縮空気スプレヘッダの協働作用により塩の原単位を向上
を図れる。
また、圧縮空気スプレヘッダを互に分割させることによ
り、スプレヘッダの移動を容易にし、該スプレヘッダを
ステンレス鋼帯の両端部へ臨ませやすくなる。
そして、これら分割されたスプレヘッダのスプしてワイ
パーローラの隙間な寒かせることにより極めて効率良く
付着溶融塩をせき止めることがてき、もつY溶融塩の補
給回数を削減し、作業能率の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る連続塩浴槽の側断面図、第2図は
第1図の要部平面図、 第3図は第2図のm−mMA断面図 第4図はステンレス鋼帯の断面図。 l・・・連続塩、浴槽    4・・・第1ジンクロー
ラ5・・・第2ジンクローラ 7・・・ワイパーローラ
8・・・圧縮空気スプレヘッダ W・・・ステンレス鋼帯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速走行中の鋼帯の一部をシンクロールにて押し
    下げて、塩浴槽の溶融塩に浸漬する塩浴槽において、 前記塩浴槽は、溶融塩から取り出された鋼帯の上面に当
    接するワイパーローラをシンクロールと平行に配設する
    とともに、上記鋼帯の上面両端部に圧縮空気を吹きつけ
    る圧縮空気スプレヘッダを配設したことを特徴とする鋼
    帯の連続塩浴槽。
  2. (2)前記圧縮空気スプレヘッダは、鋼帯の走行方向に
    直交して配置されるとともに、その鋼帯の中央部が欠落
    した分割された2本のヘッダで構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の鋼帯連続塩浴槽。
  3. (3)前記圧縮空気スプレヘッダはワイパーローラの後
    方に配置され、且つ、スプレヘッダのスプレ方向がワイ
    パーローラの下面とされたことを特徴とする請求項2記
    載の鋼帯連続塩浴槽。
JP7964690A 1990-03-28 1990-03-28 鋼帯の連続塩浴槽 Pending JPH03277726A (ja)

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