JPH07129481A - データ蓄積装置 - Google Patents

データ蓄積装置

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JPH07129481A
JPH07129481A JP5278614A JP27861493A JPH07129481A JP H07129481 A JPH07129481 A JP H07129481A JP 5278614 A JP5278614 A JP 5278614A JP 27861493 A JP27861493 A JP 27861493A JP H07129481 A JPH07129481 A JP H07129481A
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JP
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JP5278614A
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Takeshi Omura
猛 大村
Kenji Izumi
憲司 泉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワークを介してサーバー計算機からクラ
イアント計算機に提供されるデータを蓄積するデータ蓄
積装置において、データ通信ができない場合に蓄積した
データを利用することによってデータ通信が不能な状態
になってもクライアントプログラムが処理を続行できる
データ蓄積装置を提供することを目的とする。 【構成】通信可能な状態において、クライアントプログ
ラム111が要求したデータ獲得要求に対応するサーバ
ープログラム110からの返答データを蓄積するデータ
蓄積部105と、データの送受信が不能であることを判
定する通信判定部106と、その通信不能判定に基づい
てデータ獲得要求に応じたデータをデータ蓄積部105
から読み出し、クライアントプログラム111に送る蓄
積データ返答部107等から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク環境下で動
作する計算機システムの通信データを蓄積するデータ蓄
積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、ネットワーク技術の発展に伴
い、ネットワークを介してデータを提供するサーバープ
ログラムとデータの要求を行うクライアントプログラム
で構成されるサーバークライアント方式によるデータ通
信が広く行われており、クライアント計算機側でデータ
を蓄積し効率的なデータ通信を可能とするデータ蓄積装
置の利用も盛んである。
【0003】図3は、従来のデータ蓄積装置の構成を示
す構成図であり、以下、同図を用いて従来のデータ蓄積
装置の構成を説明する。
【0004】310はデータを提供するサーバープログ
ラム(サーバー計算機内に格納されている)、311は
サーバープログラム310にデータを要求するクライア
ントプログラム(クライアント計算機内に格納されてい
る)、301はクライアントプログラム311からのデ
ータ獲得要求を受け付ける要求入力部、302はサーバ
ープログラム310にデータを送信するデータ送信部、
303はサーバープログラム310からデータを受信す
るデータ受信部、304はクライアントプログラム31
1に返答データを出力する返答出力部、305はクライ
アントプログラム311から入力されたのデータ獲得要
求とサーバープログラム310から送り返された返答デ
ータを対にして蓄積するデータ蓄積部、306は要求入
力部301から入力されたデータ獲得要求の内容を調べ
て、そのデータ獲得要求をされているデータが既にデー
タ蓄積部305に蓄積されている場合には、そのデータ
が更新されているか否かを確認するための更新確認デー
タをデータ送信部302に送り、サーバープログラム3
10から返送された更新情報データの内容に基づいてデ
ータ獲得要求をされているデータを返答出力部304に
送り、一方、蓄積されていない場合には、データ獲得要
求をデータ送信部302に送り、サーバープログラム3
10からの返答データをデータ受信部303から受け取
り、その返答データをデータ獲得要求と対にしてデータ
蓄積部305に登録し、更に返答出力部304に送る蓄
積データ管理部である。
【0005】次に、以上のように構成された従来のデー
タ蓄積装置の動作について各ステップに別けて説明す
る。
【0006】(ステップ1)クライアントプログラム3
11を含む装置からのデータ獲得要求が要求入力部30
1に入力される。
【0007】(ステップ2)データ獲得要求を蓄積デー
タ管理部306が受け取り、そのデータ獲得要求をされ
ているデータが既にデータ蓄積部305に蓄積されてい
るか否かを調べる。
【0008】(ステップ3)蓄積データ管理部306
は、データ獲得要求をされているデータがデータ蓄積部
305に蓄積されている場合にはサーバープログラム3
10に対して、そのデータが更新されているか否かを確
認するための更新確認データをデータ送信部302に渡
し、蓄積されていない場合にはデータ獲得要求をデータ
送信部302に渡す。
【0009】(ステップ4)データ送信部302は、受
け取った更新確認データ又はデータ獲得要求をサーバー
プログラム310に送信する。
【0010】(ステップ5)データ受信部303は、サ
ーバープログラム310からデータ獲得要求に対応する
返答データまたは更新情報データを受信し蓄積データ管
理部306に渡す。
【0011】(ステップ6)蓄積データ管理部306
は、データ獲得要求をされているデータがデータ蓄積部
305に蓄積されていない場合には、データ獲得要求と
返答データを対にしてデータ蓄積部305に蓄積したの
ち返答出力部304に渡す。
【0012】(ステップ7)蓄積データ管理部306
は、データ獲得要求をされているデータが既にデータ蓄
積部305に蓄積されている場合であって、サーバープ
ログラム310から返送された更新情報データの内容
が、データが更新されている旨を示す際には、更新情報
データと共に返送されてきている更新データをデータ蓄
積部305に登録し、更に返答出力部304に送る。
又、サーバープログラム310から返送された更新情報
データの内容が、データが更新されていない旨を示す際
には、データ獲得要求をされているデータをデータ蓄積
部305から読み出して、そのデータを返答出力部30
4に渡す。
【0013】(ステップ8)返答出力部304は、受け
取った返答データをクライアントプログラム311に渡
す。
【0014】尚、この従来例については株式会社ソフト
・リサーチ・センター発行「OSFDCE技術解説」1
03〜109ページに記載されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ蓄積装置における構成では、データの
送受信が行えなくなった場合には、データ蓄積部305
にデータが存在するにもかかわらずクライアントプログ
ラム311に対して、データ獲得要求をされているデー
タが渡されなくなりクライアントプログラムの処理が中
断されてしまうといった課題を有していた。
【0016】本発明は、従来のデータ蓄積装置のこのよ
うな課題を考慮し、データ送受信が不可能な場合であっ
ても、クライアントプログラムの処理が中断されないよ
うにできるデータ蓄積装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、第
1装置からのデータ要求命令により第2装置からデータ
を獲得する際、データを格納した格納手段におけるデー
タの有無と、第2装置におけるデータの更新状況とに応
じて、データ又はデータの更新状況を示す更新状況デー
タを、第2装置から又は格納手段から第1装置へ送り、
又格納手段へデータを格納するデータ蓄積装置におい
て、第1装置と第2装置との通信が実質的に不能である
ことを判定するための通信判定手段と、その通信判定手
段による通信不能の判定に基づいてデータ要求命令の内
容に応じたデータを格納手段から読み出すためのデータ
制御手段とを備え、その読み出されたデータを第1装置
へ送るデータ蓄積装置である。
【0018】請求項2の本発明は、上記構成に加え、予
め定められたデータの、第1装置からのデータ要求命令
の内容に応じて、予め定められたデータを要求する旨を
指示するためのデータ要求指示部を備え、要求する旨の
指示に基づいて第2装置から送られる予め定められたデ
ータの全部又は一部を格納手段へ格納するデータ蓄積装
置である。
【0019】
【作用】本発明では、第1装置からのデータ要求命令に
より第2装置からデータを獲得する際、データを格納し
た格納手段におけるデータの有無と、第2装置における
データの更新状況とに応じて、データ又はデータの更新
状況を示す更新状況データを、第2装置から又は格納手
段から第1装置へ送り、又格納手段へデータを格納する
データ蓄積装置において、通信判定手段は第1装置と第
2装置との通信が実質的に不能であることを判定する
と、その通信不能の判定に基づいて、データ制御手段が
データ要求命令の内容に応じたデータを格納手段から読
み出し、その読み出されたデータを第1装置へ送る。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照して説明する。
【0021】(実施例1)図1は、本発明の一実施例に
おけるデータ蓄積装置の構成図であり、その構成につい
て説明する。
【0022】同図において、110はデータを提供する
サーバープログラム(サーバー計算機内に格納されてい
る)、111はサーバープログラム110にデータを要
求するクライアントプログラム(クライアント計算機内
に格納されている)、101はクライアントプログラム
111からのデータ獲得要求を受け付ける要求入力部、
102は要求入力部101から送り出されたデータ獲得
要求等をサーバープログラム110に送信するデータ送
信部、103はサーバープログラム110からの返答デ
ータ等を受け取るデータ受信部、104はデータ受信部
103から受け取った返答データをクライアントプログ
ラム111に渡す返答出力部、105は要求入力部10
1に入力されたデータ獲得要求とサーバープログラム1
10からの返答データを対にして蓄積する、本発明の格
納手段としてのデータ蓄積部、106はデータ送信部1
02とデータ受信部103が通信可能かどうかを判定す
る、本発明の通信判定手段としての通信判定部、107
は通信判定部106が通信不能と判定した場合に要求入
力部101に入力されたデータ獲得要求に対する返答デ
ータをデータ蓄積部105から検索し返答出力部104
に渡す、本発明のデータ制御手段としての蓄積データ返
答部である。
【0023】次に、以上のように構成された本実施例の
データ蓄積装置について、その動作について各ステップ
に別けて説明する。
【0024】まず、データの送受信が正常に行われてい
る場合で、しかもクライアントプログラム111を含む
装置からデータ獲得要求をされているデータがデータ蓄
積部105に蓄積されていない場合の動作を説明する。
【0025】(ステップ11)クライアントプログラム
111を含む装置からのデータ獲得要求が要求入力部1
01に入力される。
【0026】(ステップ12)蓄積データ返答部107
は、要求入力部101からデータ獲得要求を受け取り、
そのデータ獲得要求をされているデータがデータ蓄積部
105に蓄積されているか否かを調べて、その結果、蓄
積されていないと判定して、通信判定部106によるデ
ータの送受信が可能であるとの通知に従ってデータ送信
部102にデータを渡す。
【0027】(ステップ13)データ送信部102は、
サーバープログラム110を含む装置にデータ獲得要求
を送信する。
【0028】(ステップ14)データ受信部103は、
サーバープログラム110を含む装置からデータ獲得要
求に対応する返答データを受信し蓄積データ返答部10
7に渡す。
【0029】(ステップ15)蓄積データ返答部107
は、データ獲得要求と返答データを対にしてデータ蓄積
部105に蓄積したのち返答出力部104に渡す。
【0030】(ステップ16)返答出力部104は、受
け取った返答データをクライアントプログラム111を
含む装置に渡す。
【0031】ここで、データの送受信が正常に行われて
いる場合で、しかもクライアントプログラム111を含
む装置からデータ獲得要求をされているデータが既にデ
ータ蓄積部105に蓄積されている場合の動作について
は、主に通信判定部106によるデータの送受信が可能
であるとの通知があることを除いては、従来のデータ蓄
積装置と同様の動作であるので、その説明を省略する。
【0032】次に、以上のように動作する本実施例のデ
ータ蓄積装置において、上記の動作中においてデータの
送受信が行えなくなった場合で、しかもクライアントプ
ログラム111を含む装置からデータ獲得要求をされて
いるデータがデータ蓄積部105に、既に蓄積されてい
る場合の動作を説明する。
【0033】(ステップ101)いま、サーバープログ
ラム110を含む装置を介した、データ送信部102と
データ受信部103との通信が不可能な状態になったと
する。
【0034】(ステップ102)通信判定部106は、
データ送信部102がサーバープログラム110を含む
装置に対して送信データを送信してから所定の時間が経
過しても、データ受信部103がその送信データに対す
る応答を受信できないことを検知することにより、通信
不可能になったと判定し、蓄積データ返答部107に通
信不可能な状態であることを通知する。
【0035】(ステップ103)蓄積データ返答部10
7は、通信判定部106からの通信不可能を知らせる旨
の通知を受けて、要求入力部101からの要求に対応し
たデータをデータ蓄積部105に蓄積されたデータの中
から検索し、返答出力部104に渡す。
【0036】(ステップ104)返答出力部104は、
データ蓄積部105に蓄積されたデータの中から読み出
された要求入力部101からの要求に対応したデータ
を、クライアントプログラム111を含む装置に、返答
データとして渡す。
【0037】ところで、上記の動作中においてデータの
送受信が行えなくなった場合で、しかもクライアントプ
ログラム111を含む装置からデータ獲得要求をされて
いるデータがデータ蓄積部105に、蓄積されていない
場合については、従来のデータ蓄積装置の場合と同様
に、クライアントプログラム111を含む装置の処理動
作が中断する。
【0038】以上のように、本実施例によれば、データ
の送受信が不可能になった場合でも、蓄積データ返答部
107がデータ獲得要求に対応するデータをデータ蓄積
部105から検索し返答出力部104に渡すので、クラ
イアントプログラム111は処理動作を続けることが可
能となる。すなわち、クライアントプログラム111を
含む装置からデータ獲得要求をされているデータがデー
タ蓄積部105に、既に蓄積されている場合は、データ
の送受信が不可能になった場合でも、処理動作の中断が
避けられる。
【0039】(実施例2)次に、本発明にかかるデータ
蓄積装置の他の実施例について、図面を参照して説明す
る。
【0040】図2は、本発明の他の実施例におけるデー
タ蓄積装置の構成図であり、その構成について説明す
る。
【0041】本実施例と、上記実施例との主な相違点
は、予め指定されたデータをデータ蓄積部に蓄積するた
めのデータ蓄積指示部208を新たに設けたことであ
り、その他の構成要素は(但し、蓄積データ返答部20
7を除く)、上記実施例と基本的に同じである。
【0042】図2において、210はデータを提供する
サーバープログラム(サーバー計算機内に格納されてい
る)、211はサーバープログラム210にデータを要
求するクライアントプログラム(クライアント計算機内
に格納されている)、201はクライアントプログラム
211からのデータ獲得要求を受け付ける要求入力部、
202は要求入力部201から送り出されたデータ獲得
要求等をサーバープログラム210に送信するデータ送
信部、203はサーバープログラム210からの返答デ
ータ等を受け取るデータ受信部、204はデータ受信部
203から受け取った返答データをクライアントプログ
ラム211に渡す返答出力部、205は要求入力部20
1に入力されたデータ獲得要求とサーバープログラム2
10からの返答データを対にして蓄積するデータ蓄積
部、206はデータ送信部202とデータ受信部203
が通信可能かどうかを判定する通信判定部、207は通
信判定部206が通信不能と判定した場合に要求入力部
201に入力されたデータ獲得要求に対する返答データ
をデータ蓄積部205から検索し返答出力部204に渡
す蓄積データ返答部、208は予め指定されたデータに
関するデータ獲得要求をデータ送信部202に渡す、本
発明のデータ要求指示部としてのデータ蓄積指示部であ
る。
【0043】次に、以上のように構成された本実施例の
データ蓄積装置について、その動作について、まず、デ
ータの送受信が正常に行われている場合に関して、各ス
テップに別けて説明する。
【0044】(ステップ201)データ蓄積指示部20
8は、クライアントプログラムの内容とは必ずしも直接
関係がないかもしれないが、例えば通常よく使用するも
のであるとの判断に基づいて、利用者が予め指定したデ
ータについて、クライアントプログラム112のスター
トに先だって、それらのデータに関するデータ獲得要求
をデータ返答部207に渡す。
【0045】(ステップ202)蓄積データ返答部20
7は、そのデータ獲得要求のあったデータが、既にデー
タ蓄積部205に存在するか否かを調べて、存在しなけ
れば、データ獲得要求をデータ獲得要求データ送信部2
02に渡し、存在していれば、そのデータが更新されて
いるか否かを確認するための更新確認データをデータ獲
得要求データ送信部202に渡す。
【0046】(ステップ203)データ送信部202
は、サーバープログラム210を含む装置にデータ獲得
要求(又は、更新確認データ)を送信する。
【0047】(ステップ204)データ受信部203
は、サーバープログラム210を含む装置から、データ
獲得要求に対応する返答データ(又は、更新確認データ
に対応する更新情報データ)を受信して、蓄積データ返
答部207に渡す。
【0048】(ステップ205)蓄積データ返答部20
7は、データ獲得要求と返答データを対にしてデータ蓄
積部205に蓄積する。更新確認データに対応する更新
情報データについては、蓄積データ返答部207は、更
新情報データの内容に応じて、データ蓄積部205のデ
ータを更新する(更新情報データの内容が、データ蓄積
部205のデータが更新されている旨を示す場合)。
尚、更新情報データの内容が、データ蓄積部205のデ
ータが更新されていない旨を示す場合は、特に何もしな
い。
【0049】次に、クライアントプログラム112のス
タートに先だって、以上のように動作する本実施例のデ
ータ蓄積装置において、上記の動作後に、上記実施例で
説明した(ステップ11〜ステップ104)ような状況
で、データの送受信が行えなくなった場合の動作を説明
する。
【0050】(ステップ301)いま、サーバープログ
ラム210を含む装置を介した、データ送信部202と
データ受信部203との通信が不可能な状態になったと
する。
【0051】(ステップ302)通信判定部206は、
上記実施例の(ステップ102)で説明した内容と同様
にして、データ送信部202とデータ受信部20との通
信が不可能になったことを判定し、蓄積データ返答部2
07に通信不可能な状態であることを通知する。
【0052】(ステップ303)蓄積データ返答部20
7は、通信判定部206からの通信不可能を知らせる旨
の通知を受けて、要求入力部201からの要求に対応し
たデータをデータ蓄積部205に蓄積されたデータの中
から検索し、返答出力部204に渡す。
【0053】(ステップ304)返答出力部204は、
データ蓄積部105に蓄積されたデータの中から読み出
された要求入力部101からの要求に対応したデータ
を、クライアントプログラム111を含む装置に、返答
データとして渡す(ステップ104と同様)。
【0054】以上のように、本実施例によれば、データ
の送受信が可能な間に、必要なデータがデータ蓄積部2
05に蓄積されるため、データの送受信が不可能になっ
た場合でもクライアントプログラム211は処理を行う
ことが可能となる。さらに、本実施例のデータ蓄積装置
を用いることによってクライアント計算機をネットワー
クから切り離して利用することが可能となる。
【0055】尚、請求項1の本発明の、通信が実質的に
不能であることとは、上記実施例では、サーバープログ
ラムを含む装置を介した、データ送信部202とデータ
受信部203との通信が不可能な状態になった場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えば他の装置部分の
故障や、装置関のデータの送受信のトラブル等ハード的
なトラブル、あるいは、プログラム上の問題等ソフト的
なトラブル等、要するにクライアントプログラムの処理
動作が中断してしまうような状況になりさえすれば、そ
の原因の発生場所やその理由の如何を問わない。
【0056】又、上記実施例では、何らかのトラブルの
発生により、サーバープログラムを含む装置を介した、
データ送信部202とデータ受信部203との通信が不
可能な状態になった場合について説明したが、これに限
らず、例えば、利用者が意図的にクライアント計算機を
ネットワークから切り離して利用する場合であってもも
ちろんよい。
【0057】又、請求項2の本発明の、予め定められた
データとは、上記実施例では、クライアントプログラム
の内容とは必ずしも直接関係がないかもしれないが例え
ば通常よく使用するものであるとの判断に基づいて、利
用者が予め指定したデータについて、クライアントプロ
グラムのスタートに先だって、それらのデータに関する
データ獲得要求をデータ返答部に渡す場合に関して説明
したが、これに限らず、例えばクライアントプログラム
上において使用される予定になっているデータの内容を
クライアントプログラムのスタートに先だって、予め調
べておいたデータであってもよいし、あるいは、その使
用される予定になっているデータの内容が識別できる情
報をクライアントプログラムの処理動作が始まる初期段
階において事前に読み取れるようにしておく等、要する
にデータ蓄積部へのデータ蓄積に関する処理動作が事前
に行えるように予め定められたデータでありさえすれば
よい。
【0058】又、データ要求指示部による事前のデータ
蓄積に関する処理動作は、上記実施例では、データ蓄積
部におけるデータの有無に応じて処理動作を変えていた
が、これに限らず、蓄積データ返答部は、そのデータ獲
得要求のあったデータが、既にデータ蓄積部に存在する
か否かにかかわらず、全てのデータ獲得要求要求をデー
タ送信部202に渡し、それらの返答データについて全
部または一部をデータ蓄積部に蓄積するようにしていて
ももちろんよい。
【0059】又、本発明は、ハードウェア的に各構成手
段を用いて実現してもよいし、これに限らず、ソフトウ
ェア的に実現するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、第1装置と第2装置との通信が実質的に不可
能な状態になっても第1装置における処理が中断されな
いようにできるデータ蓄積装置を提供することができる
という長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータ蓄積装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の他の実施例におけるデータ蓄積装置の
構成を示すブロック図
【図3】従来のデータ蓄積装置の構成図
【符号の説明】
101、201、301 要求入力部 102、202、302 データ送信部 103、203、303 データ受信部 104、204、304 返答出力部 105、205、305 データ蓄積部 106、206 通信判定部 107 蓄積データ返答部 208 データ蓄積指示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1装置からのデータ要求命令により第
    2装置からデータを獲得する際、データを格納した格納
    手段における前記データの有無と、前記第2装置におけ
    る前記データの更新状況とに応じて、前記データ又は前
    記データの更新状況を示す更新状況データを、前記第2
    装置から又は前記格納手段から前記第1装置へ送り、又
    前記格納手段へ前記データを格納するデータ蓄積装置に
    おいて、前記第1装置と前記第2装置との通信が実質的
    に不能であることを判定するための通信判定手段と、そ
    の通信判定手段による前記通信不能の判定に基づいて前
    記データ要求命令の内容に応じた前記データを前記格納
    手段から読み出すためのデータ制御手段とを備え、その
    読み出されたデータを前記第1装置へ送ることを特徴と
    するデータ蓄積装置。
  2. 【請求項2】 予め定められたデータの、前記第1装置
    からのデータ要求命令の内容に応じて、前記予め定めら
    れたデータを要求する旨を指示するためのデータ要求指
    示部を備え、前記要求する旨の指示に基づいて前記第2
    装置から送られる前記予め定められたデータの全部又は
    一部を前記格納手段へ格納することを特徴とする請求項
    1記載のデータ蓄積装置。
JP5278614A 1993-11-08 1993-11-08 データ蓄積装置 Pending JPH07129481A (ja)

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