JPH0712820B2 - 車輌用空調制御装置 - Google Patents

車輌用空調制御装置

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JPH0712820B2
JPH0712820B2 JP63119136A JP11913688A JPH0712820B2 JP H0712820 B2 JPH0712820 B2 JP H0712820B2 JP 63119136 A JP63119136 A JP 63119136A JP 11913688 A JP11913688 A JP 11913688A JP H0712820 B2 JPH0712820 B2 JP H0712820B2
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圭二 吉村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車輛用空調制御装置、特に車輛に搭載され
ている空調制御装置の冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置としては、例えば、第2図に示すよ
うなものがあつた。
図において、符号(1)は空調制御装置箱で中にはイン
バーター、マイクロコンピユータ等の電子機器が納めら
れている。(2)は空調装置で、空調制御装置箱(1)
より電源供給や制御指令を受けて運転される。(3)は
空調制御装置箱(1)の内部を冷却するために送風する
冷却フアンで、空調制御装置箱(1)内で作られる交流
電源を電源としている。(4)は集電装置、(5)は直
流架線、(6)はコンバータ装置、(7)はインバータ
ーである。
次に、この従来装置の動作について説明する。
高圧の直流架線(5)より集電装置(4)を介して集電
した直流電源は、コンバータ装置(6)で安定化された
直流電源とされ、空調制御装置箱(1)内にあるインバ
ーター(7)により交流電源を作り、空調装置(2)に
交流電源を供給し、空調装置(2)を運転している。
一方、冷却フアン(3)は、空調制御装置箱(1)内よ
り発熱された熱を空調制御装置箱(1)外へ排出し、空
調制御装置箱(1)内を冷却している。
冷却フアン(3)は、インバーター(7)により交流化
された交流電源により運転されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の空調制御装置箱(1)内を冷却する冷却フアン
(3)は、インバーター(7)により交流化された電源
により運転されるために、インバーター(7)が停止す
ると、冷却フアン(3)の運転も停止される。
そのため、空調制御装置箱(1)内の異常温度上昇等に
より保護装置が作動しインバーター停止になつた場合、
冷却フアン(3)も同時に停止されるため、空調制御装
置箱(1)内は自然冷却にまかされ、従つて、復帰のた
めの所要時間が多くかかる。
また、インバーター停止状態で長時間停車した場合に
は、日射の影響で空調制御装置箱(1)内の温度が異常
に上昇する可能性があり、その場合には、収納されてい
る部品の寿命にも悪影響が生ずるなどの問題点があり、
このような問題点を解決したいという課題を有してい
た。
この発明は、上記の様な課題を解決するためになされた
もので、インバーター停止時であつても、空調制御装置
箱(1)内の温度が所定値以上に上昇すれば、冷却フア
ンが運転されて空調制御装置箱(1)内の温度を下げる
ことのできる空調制御装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る車輛用空調制御装置は、集電装置に接続
されたインバーターを電源として作動し、車輛に搭載さ
れている空調制御装置箱内に冷却風を送風する第1の冷
却ファンと、空調制御装置箱内の温度を検出する温度検
出装置と、車輛に搭載のバッテリーを電源として作動
し、空調制御装置箱内に冷却風を送風する第2の冷却フ
ァンと、温度検出装置により検出された検出値に応じて
第2の冷却ファンを制御する温度制御装置とを備えてい
るものである。
〔作用〕
この発明における車輛用空調制御装置は、バツテリーに
より電源供給を受けて運転される第2の冷却ファンが、
温度検出装置の検出値に応じて温度制御装置により制御
されて運転されるので、インバーターの停止により第1
の冷却ファンが停止しても、空調制御装置箱内が冷却さ
れる。
〔実施例〕
以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。なお、図中、符号(1)〜(7)で示すものは従
来装置において同一符号で示したものと同一又は同等の
ものである。
第1図において、符号(11)はバツテリー(12)を充電
するバツテリーチヤージヤー、(13)はバツテリー電源
で作動し、空調制御装置箱(1)内に送風して箱内を冷
却する冷却ファン(第2の冷却ファン)であり、インバ
ーター7を電源として作動する冷却ファン(第1の冷却
ファン)(3)と共に空調制御装置箱(1)に設けられ
ている。なお、バツテリーチヤージヤー(11)及びバツ
テリー(12)は、車輛の制御電源等のために、通常の車
輛には搭載されている。
また、(14)は空調制御装置箱(1)内の温度を検出す
る温度検出装置例えばサーモスタツトであり、その検出
値は温度制御装置(15)に送られて、バツテリー(12)
から冷却フアン(13)への電流の供給を断続する。
次に、上記実施例の動作について説明する。
空調制御装置箱(1)内には、インバーター(7)やマ
イクロコンピユータ等の電子機器が納められているの
で、周囲温度が異常に上昇すると、上記電子機器は誤動
作を生じたり、寿命低下の原因となる。
また、車輛停車時、インバーター(7)への電源が切と
なつている場合で、日射の影響で空調制御装置箱(1)
内の温度が異常に上昇した場合や、あるいは、インバー
ター(7)運転中、空調制御装置箱(1)内の温度が上
昇した場合、更には、保護装置が動作してインバーター
(7)が停止して温度が上昇した場合等にあつては、冷
却フアンを、空調制御装置箱(1)内に設けられている
温度検出装置例えばサーモスタツト(14)が作動して、
バツテリー(12)と冷却フアン(13)との電路を温度制
御装置(15)により閉じて冷却フアン(13)を作動さ
せ、これによつて、空調制御装置箱(1)内を冷却す
る。
なお、バッテリー(12)を電源とする冷却ファン(13)
のみを設けるとすると、バッテリー(12)の負荷が常時
増大するため、バッテリー(12)を大容量化、即ち大形
化する必要があり、車輛用としては好ましくない。しか
し、この実施例のように、インバーター(7)を電源と
する冷却ファン(3)と併用することにより、通常は冷
却ファン(3)のみの運転となるため、バッテリー(1
2)の容量を特別に大きくする必要がなくなる。
また、温度制御装置(15)の設定により、インバーター
(7)が停止する前に冷却ファン(13)を運転させるこ
ともでき、この場合、2種類の冷却ファン(3),(1
3)が同時に運転されるため、冷却能力が大幅に増大さ
れることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の車輛用空調制御装置
は、インバーターを電源とする第1の冷却ファンとバッ
テリーを電源とする第2の冷却ファンとを併用し、かつ
第2の冷却ファンは、温度検出装置の検出値に応じて温
度制御装置により制御されるようにしたので、インバー
ターが停止した場合にも第2の冷却ファンにより空調制
御装置箱内を冷却することができ、空調制御装置箱内の
部品を異常な温度上昇から守ることができるという効果
を奏する。また、通常は第1の冷却ファンのみが運転さ
れ、第2の冷却ファンは空調制御装置箱内の温度に応じ
て運転されるため、第2の冷却ファンの電源であるバッ
テリーの容量を特別に大形化する必要はないという効果
も有している。さらに、温度制御装置の設定により、イ
ンバーターが停止する前に第2の冷却ファンを運転させ
ることもでき、この場合、第1及び第2の冷却ファンが
同時に運転されるため、冷却能力を大幅に増大させるこ
とができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による空調制御装置とその
他の機器の車体搭載配置図、第2図は従来の空調制御装
置とその他の機器の車体搭載配置図である。 (1)……空調制御装置箱、(3)……冷却フアン、
(7)……インバーター、(11)……バツテリーチヤー
ジヤー、(12)……バツテリー、(13)……冷却フア
ン、(14)……温度検出装置(サーモスタツト)、(1
5)……温度制御装置。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集電装置に接続されたインバーターを電源
    として作動し、車輛に搭載されている空調制御装置箱内
    に冷却風を送風する第1の冷却ファンと、 上記空調制御装置箱内の温度を検出する温度検出装置
    と、 上記車輛に搭載のバッテリーを電源として作動し、上記
    空調制御装置箱内に冷却風を送風する第2の冷却ファン
    と、 上記温度検出装置により検出された検出値に応じて上記
    第2の冷却ファンを制御する温度制御装置と を備えていることを特徴とする車輛用空調制御装置。
JP63119136A 1988-05-18 1988-05-18 車輌用空調制御装置 Expired - Fee Related JPH0712820B2 (ja)

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JPS62216862A (ja) * 1986-03-17 1987-09-24 三菱電機株式会社 車両用空調装置

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