JP2007166782A - 冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置 - Google Patents

冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置 Download PDF

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Yoshiaki Kurita
佳明 栗田
Tatsuo Ando
達夫 安藤
Hiromichi Shinohara
弘道 篠原
Takashi Oishi
孝 大石
Tsutomu Kasahara
励 笠原
Kuniaki Takatsuka
邦明 高塚
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Abstract

【課題】
電源瞬時停電や負荷変動で過大な直流電圧が発生した場合でも冷凍装置としての快適性を確保すると共に、インバータ装置としての信頼性を向上する。
【解決手段】
アクティブコンバータ225と、その出力に接続された平滑コンデンサ270と、インバータ221と、を備えた冷凍装置及びインバータ装置において、電源電流を検出する電源電流検出回路236と、インバータ221に流れる直流電流を検出する直流電流検出回路233と、アクティブコンバータ225にて生成された直流電圧を検出する直流電圧検出回路238と、アクティブコンバータ225とインバータ221へスイッチング指令を出力して制御するマイクロコンピュータ231と、を備え、直流電圧検出回路238で検出された直流電圧が過電圧となった場合、インバータ221へのスイッチング指令出力を継続し、アクティブコンバータ225へのスイッチング指令出力を停止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回転数が可変可能な電動機を内蔵する圧縮機を搭載する空気調和機、冷凍機などの冷凍装置及びそれに用いられるインバ−タ装置に関する。
従来、冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置において、小型化及び信頼性の向上のために、能動素子を用いて交流電源からの交流電圧を直流にするアクティブコンバータと、生成された直流を交流に変換して圧縮機に内蔵した電動機を駆動するインバータとを搭載した第1の基板と、アクティブコンバータ及びインバータを制御するマイクロコンピュータと、電流検出機構を搭載した第2の基板と、冷凍サイクルの各種温度あるいは圧力の検出信号が入力されるインタフェイス回路を搭載した第3の基板とを階層状に配置することが知られ、例えば特許文献1に記載されている。
特開2004−53050号公報
特許文献1の技術においては、アクティブコンバータ出力の直流電圧が過電圧となった場合については考慮されていなく、アクティブコンバータ及びインバータを駆動して電動機が運転している状態において、電源の瞬時停電が発生し直流電圧が低下した際は、マイクロコンピュータは制御目標値まで戻そうと働くが、電源の瞬時停電が復帰すると、直流電圧が一時的に過電圧になる恐れがある。なお、負荷が急激に変動し軽負荷になった場合についても、直流電圧が一時的に過電圧になる恐れがある。
また、直流電圧が上昇し、アクティブコンバータの保護用として設けられた過電圧設定値を超えた場合は、インバータの駆動を停止し、電動機の運転を停止する。したがって、冷凍装置としての快適性を損なうことがある。
さらに、アクティブコンバータの過電圧保護制御の仕様が適切ではない場合は、アクティブコンバータやインバータに過大な直流電圧が印加され続け、アクティブコンバータやインバータのパワー半導体、電解コンデンサなどの電気部品に過大なストレスが掛かり、パワー半導体や電気部品を破損させたり、信頼性を損なったりする可能性がある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、空気調和機、冷凍機などの冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置に搭載したアクティブコンバータにおいて、電源瞬時停電や負荷変動で過大な直流電圧が発生した場合でも冷凍装置としての快適性を確保すると共に、信頼性を向上することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、圧縮機を備えた冷凍サイクルを有し、前記圧縮機は運転周波数を可変制御される電動機により駆動され、能動素子を用いて交流電圧から直流電圧を生成するアクティブコンバータと、該アクティブコンバータの出力に接続された平滑コンデンサと、生成された直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機の運転周波数を可変して駆動するインバータとを備えた冷凍装置において、アクティブコンバータに流れる電源電流を検出する電源電流検出回路と、インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出回路と、アクティブコンバータにて生成された直流電圧を検出する直流電圧検出回路と、アクティブコンバータとインバータへスイッチング指令を出力して制御するマイクロコンピュータとを備え、直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えた場合、インバータへのスイッチング指令出力を継続し、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止するものである。
また、上記のものにおいて、直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値となり所定時間継続した場合、インバータの周波数を低減することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止してから所定時間経過後にアクティブコンバータへのスイッチング指令出力を再開することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、インバータの運転周波数を低減することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、冷凍サイクルの制御を行う上位制御基板と、該上位制御基板と前記マイクロコンピュータとの通信を行うためのインタ−フェイス用コネクタと、を設け、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、アクティブコンバータ停止信号を上位制御基板に送信することが望ましい。
また、本発明は、電動機の運転周波数を可変制御し、能動素子を用いて交流電圧から直流を生成するアクティブコンバータと、該アクティブコンバータの出力に接続された平滑コンデンサと、生成された直流を交流に変換して電動機の運転周波数を可変して駆動するインバータと、インバータ装置において、アクティブコンバータに流れる電源電流を検出する電源電流検出回路と、インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出回路と、アクティブコンバータにて生成された直流電圧を検出する直流電圧検出回路と、アクティブコンバータとインバータへスイッチング指令を出力して制御するマイクロコンピュータとを備え、直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えた場合、インバータへのスイッチング指令出力を継続し、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止するものである。
さらに、上記のものにおいて、直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えて所定時間継続した場合、インバータの周波数を低減することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止してから所定時間経過後にアクティブコンバータへのスイッチング指令出力を再開することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、インバータの運転周波数を低減することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、冷凍サイクルの制御を行う上位制御基板とマイクロコンピュータとの通信を行うためのインタ−フェイス用コネクタを設け、アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、アクティブコンバータ停止信号を上位制御基板に送信することが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、アクティブコンバータとインバータとを構成するパワー半導体と、直流電流検出回路に用いられるシャント抵抗と、電源電流検出回路に用いられるシャント抵抗とが同一の基板に設けられたことが望ましい。
本発明によれば、アクティブコンバータ及びインバータにより電動機を運転しているときに、電源瞬時停電や負荷変動で過大な直流電圧が発生した場合でも直ちに電動機の運転を停止せずにアクティブコンバータを一時的に停止するので、冷凍装置としての快適性等を維持すると共に、信頼性を向上することができる。
以下、図を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、一実施の形態による冷凍装置の冷凍サイクル系統図であり、圧縮機101、室内熱交換器102、室内膨張弁104、室外熱交換器105、アキュ−ムレ−タ107を順次連結して冷媒を循環させ冷凍サイクルを形成している。そして、室内を冷房する場合、圧縮機101で圧縮された冷媒は室外熱交換器105で凝縮して液化した後、室内膨張弁104で減圧し、室内熱交換器102で蒸発して圧縮機101に戻る。室内送風機用電動機103は室内機109の熱交換を促進し、室外送風機用電動機106は室外機108の熱交換を促進する。
圧縮機101は、冷凍サイクルに必要とされる能力に関連して運転周波数を可変制御される電動機111により駆動され、運転周波数はインバータ装置210により制御される。
冷凍サイクルは、圧縮機101の回転数以外に冷媒流量を調整する室内膨脹弁104、あるいは室外膨脹弁(図示せず)の開度、室内送風機用電動機103及び室外送風機用電動機106の回転数、冷房/暖房の運転モードを切り換える四方弁(図示せず)などが制御され、そのための情報として運転モード、温度設定などを行うリモコンによる操作指令信号、各部の温度(圧縮機の吐出ガス温度、外気温度、熱交換器温度、蒸発温度、吸込温度、吹出温度、凍結温度、ガス管温度など)及び圧力(圧縮機の吸入圧力、吐出圧力)を検出した信号などがサイクル制御基板250(図2参照)へ入力される。
また、インタ−フェイス用コネクタ240を介してサイクル制御基板250から出力されたインバ−タ要求周波数が入力されると共に、インバ−タ装置210からサイクル制御基板250へ運転周波数及び電動機運転電流を出力する。
サイクル制御基板250へ入力される検出信号及び指令信号は、インタ−フェイス用コネクタ240を介してマイクロコンピュータ(マイコン)231へ入力されることにより、冷凍サイクル制御をインバ−タ装置210にて行い、各種制御機構(室外膨脹弁、室外送風機用電動機106、冷房/暖房の運転モードを切り換える四方弁)を制御する。
図2は、インバ−タ装置のブロック図を示し、能動素子を用いて単相交流電源251からの交流電圧を直流にするアクティブコンバータ225と、生成された直流を交流に変換して電動機111を駆動するインバータ221と、アクティブコンバータ225に流れる電源電流を検出するシャント抵抗225を有する電源電流検出回路236と、インバータ221に流れる直流電流を検出するシャント抵抗224を有する直流電流検出回路233と、アクティブコンバータ225にて生成された直流電圧を検出する直流電圧検出回路238と、アクティブコンバータ225とインバータ221を制御するマイコン231と、インバ−タパワ−半導体をスイッチング動作させるインバータ用ドライバ回路232と、アクティブコンバータパワー半導体をスイッチング動作させるアクティブコンバータ用ドライバ回路235と、アクティブコンバータ225に流れる過大な電源電流を検出する過電流検出回路237と、サイクル制御基板250との通信をする通信回路239と、マイコン231及びインバータ用電流検出回路233、アクティブコンバータ用電流検出回路236、インバータ用ドライバ回路232、アクティブコンバータ用ドライバ回路235、アクティブコンバータ用過電流検出回路236、通信回路239とに制御電源を供給する電源回路234とが実装されたインバータ制御基板230とから構成される。
単相交流電源251からの交流電圧はアクティブコンバータ225(複数の整流素子229がブリッジ結線された回路と、スイッチング素子226とファーストリカバリーダイオード227を設けた昇圧チョッパ回路で構成され、電源力率を改善し高調波を抑制する機能を有する)にて直流にされ、直流/交流変換器であるインバータ221(スイッチング素子222が三相ブリッジ結線された電力変換手段)がマイコン231で交流周波数として制御され、電動機111が駆動される。
アクティブコンバータ225において、交流電圧は、複数の整流素子229にて整流され、圧縮機101に内蔵された電動機111を運転または停止する電磁接触器253、力率改善用リアクトル252、スイッチング素子226、ファ−ストリカバリ−素子227を介し、平滑コンデンサ270に至る。
また、電源投入時などに閉路する電磁接触器253が平滑コンデンサ270に流れる過大な突入電流で溶着しないよう電磁接触器253と並列に突入電流制限抵抗器254を設ける。
インバータ221においては、スイッチング素子222がスイッチング時に発生する逆起電力を回生するためにスイッチング素子222と併設してフライホイール素子223が設けられる。
電動機111に供給される電流は、インバータ用シャント抵抗224にてインバ−タパワ−半導体に流れる直流電流を検出し、電流検出回路233にて電流を増幅してマイクロコンピュータ231に取り込まれ、マイクロコンピュータ231にて電動機に出力している正弦波交流電流を再現して監視される。
また、単相交流電源251から入力される電流は、アクティブコンバータ用シャント抵抗228にて直流電流を検出し、アクティブコンバータ用電流検出回路236にて電流を増幅してマイクロコンピュータ231に取り込まれ、マイクロコンピュータ231にて監視される。
更に、単相交流電源251から入力される電流は、アクティブコンバータ用シャント抵抗228にて直流電流として検出され、アクティブコンバータ用過電流検出回路237にて過電流の判定を行い、マイコン231にて監視される。
マイコン231とスイッチング素子222との間にはマイコン231からの微弱な信号にてスイッチング素子221を駆動できるレベルまで増幅するインバータ用ドライバ回路232が設けられる。さらに、マイコン231とアクティブ用スイッチング素子226との間にはマイコン231からの微弱な信号にてスイッチング素子226を駆動できるレベルまで増幅するアクティブコンバータ用ドライバ回路235が設けられる。
通信回路239はサイクル制御基板250からの信号が入力されるインタフェイス用コネクタ240と、入力された信号をマイコン231へ光信号により伝達するフォトカプラ241とから構成され、電気的隔離が得られた状態で送受信する。
アクティブコンバータ225で生成された直流の一部は、電源回路234で高電圧から5Vまたは15V等の制御電源に調整されて、マイコン231及びインバータ用電流検出回路233、アクティブコンバータ用電流検出回路236、インバータ用ドライバ回路232、アクティブコンバータ用ドライバ回路235、アクティブコンバータ用過電流検出回路237、電圧検出回路238、通信回路241に供給される。
図3は、制御に係るタイムチャート(1)であり、アクティブコンバータ225及びインバータ221を駆動して電動機111が運転している場合において、電源瞬時停電が発生した際の制御及び現象の流れを示す。
電源瞬時停電が発生(図中、A点からD点まで)した際は、直流電圧が降下するが、電動機に供給する電力を確保するために電源電流は上昇する傾向がある。ただし、電動機電流はインバータ221にて制御されることで直流電圧の低下に依存せず電流は変化しない。
そして、直流電圧の低下に伴い、マイコン231が制御目標電圧まで電圧を引き上げようと判断した時点(B点)より、アクティブコンバータ225への出力を可変し、電圧を上昇しようとする。一方、電源電流は直流電圧を引き上げるために上昇してしまう。
直流電圧がマイコン231に設定された制御目標電圧まで到達する(C点)とその状態を保持することになる。
電源瞬時停電が復旧する(D点)と、直流電圧は一時的に急峻に上昇する。マイコン231が認識している直流電圧がマイコン231に設けられた過電圧設定値1となった時点、あるいは越えた時点(E点)で、アクティブコンバータ225の駆動を停止する。なお、電動機は運転を継続すべく、インバータ221の駆動信号は継続して出力する。アクティブコンバータ225を停止すると、直流電圧は低下する。この状態での運転は、アクティブコンバータ225を搭載しないインバータ装置と同等である。
アクティブコンバータ225が駆動する条件(マイコン231が認識している平均電源電流が設定電流を超えた場合)であるとマイクロコンピュータ231が判断した時点(F点)で、アクティブコンバータ225の駆動出力を行い再駆動することで、G点で電源瞬時停電前の直流電圧(制御目標電圧)に戻る。
以上の制御を行うことにより、電源瞬時停電が発生してもインバータ221を停止せずに電動機111の運転を継続することより、空気調和機、冷凍機などの冷凍装置の快適性を確保することができる。そして、アクティブコンバータ225に流れる電源電流を検出し、マイクロコンピュータ231に設けられた過電流設定値1を超えた時点でアクティブコンバータ225を停止することにより、アクティブコンバータの信頼性も確保することができる。
なお、アクティブコンバータ225が停止している間は、本来、駆動している場合に対して電源電流が上昇するため、ファーストリカバリーダイオード227の信頼性が懸念されるが、本現象の間はアクティブコンバータ225の駆動条件を常時満足しておれば良く、
アクティブコンバータ225が停止しても短時間(マイクロコンピュータ231の処理タイミングによる時間、及びアクティブコンバータ225のソフト駆動(アクティブコンバータ駆動時に電源電流が跳ね上がらないように徐々に直流電圧を上昇する駆動方式)に伴う時間)で再駆動することより実使用上支障はなく、信頼性を維持することができる。
また、電源電流の過電流判断をマイクロコンピュータ231に設けられた過電流設定値1ではなく、アクティブコンバータ用過電流検出回路237から出力される過電流信号を使用することにより、アクティブコンバータ225が駆動を停止しても良い。
さらに、アクティブコンバータ225の駆動再開にあたって、駆動条件を満足する判断の代わりに、所定時間後に駆動再開することで制御を簡略することができる。
さらに、アクティブコンバータ225が停止している間、インバータ運転周波数を所定の周波数まで下降することにより、電源電流を低減することができ、ファーストリカバリーダイオード227への負担を小さくすることで、より信頼性の向上を図ることができる。
さらに、アクティブコンバータ225が停止している間、サイクル制御基板250へアクティブコンバータ停止信号を送信することで、サイクル制御基板にてインバータ装置210での制御状態が把握でき、冷凍サイクル構成部品での制御(送風機回転数可変、膨張弁開度可変など)により電源電流を低減することが良い。
図4は、インバ−タ装置のモジュール構成を示し、パワー素子搭載基板220の側面を覆い、電源入力端子台260と電動機出力端子台261を設けられたケース262とを備え、ケース262の底面からパワー素子搭載基板220、インバータ制御基板230の順序で階層状に配置される。
パワー素子搭載基板220には、アクティブコンバータ機能部品のスイッチング素子226とファーストリカバリーダイオード227、整流素子229、シャント抵抗228、インバータ機能部品であるスイッチング素子222、フライホイール素子223、シャント抵抗224、を備える。
インバータ制御基板230には、マイクロコンピュータ231、インバータ用ドライバ回路232、インバータ用電流検出回路233、電圧検出回路234、アクティブコンバータ用ドライバ回路235、アクティブコンバータ用電流検出回路236、アクティブコンバータ用過電流検出回路237、電源回路238、インタ−フェイス用コネクタ240、フォトカプラ241を備える。
また、パワー素子搭載基板220の反実装面にはアクティブコンバータ225及びとインバータ221の熱を共に放熱する放熱フィン265が密着されている。
なお、パワー素子搭載基板220とインバータ制御基板230はリ−ドピン264で接続され、ケース262の上面にはケ−スフタ263を取り付けるものとする。つまり、インバータ制御基板230はケ−スフタ263の上に構成され、インバータ制御基板230の外形がケ−ス262外形よりも小さい。よって、本インバータ装置を例えば空気調和機の室外機に実装するうえでも無駄なスペースを無くすことができる。
また、パワー素子搭載基板220、インバータ制御基板230が階層状に近接してコンパクトに配置されるので、ノイズ発生の可能性が大きい部分の配線長を短くできるので、ノイズ発生の要因を少なくできる。
さらに、電磁ノイズの影響の大きい、例えば大電流が必要とされる圧縮機101からの影響が大きい比較的微弱な通信信号においては、フォトカプラ243を介して光信号によりマイクロコンピュータ231へ伝達されるので、ノイズの混入による誤動作を無くして冷凍サイクルの信頼性を向上できる。
本発明の一実施の形態による空気調和機の冷凍サイクル図。 本発明の一実施の形態によるインバ−タ装置のブロック図。 本発明の一実施の形態による制御に係るタイムチャート。 本発明の一実施の形態によるインバ−タ装置のモジュール構造を示す斜視図。
符号の説明
101…圧縮機、102…室内熱交換器、103…室内送風機用電動機、104…室内膨張弁、105…室外熱交換器、106…室外送風機用電動機、107…アキュームレータ、108…室外機、109…室内機、110…空気調和機、111…圧縮機用電動機、210…インバータ装置、220…パワー素子搭載基板、221…インバータ、222…インバータ用スイッチング素子、223…フライホイ−ル素子、224…インバータ用シャント抵抗、225…アクティブコンバータ、226…アクティブコンバータ用スイッチング素子、227…ファ−ストリカバリ−ダイオード、228…アクティブコンバータ用シャント抵抗、229…整流素子、230…インバータ制御基板、231…マイクロコンピュータ(マイコン)、232…インバータ用ドライバ回路、233…インバータ用電流検出回路、234…電圧検出回路、235…アクティブコンバータ用ドライバ回路、236…アクティブコンバータ用電流検出回路、237…アクティブ用過電流検出回路、238…電源回路、239…通信回路、240…インタ−フェイス用コネクタ、241…フォトカプラ、250…サイクル制御基板、251…単相交流電源、252…リアクトル、253…電磁接触機、254…電流制限抵抗器、255…サイクル制御基板、260…電源入力端子台、261…電動機出力端子台、262…ケ−ス、263…ケ−スフタ、264…リードピン、265…放熱フィン。

Claims (13)

  1. 圧縮機を備えた冷凍サイクルを有し、前記圧縮機は運転周波数を可変制御される電動機により駆動され、能動素子を用いて交流電圧から直流電圧を生成するアクティブコンバータと、該アクティブコンバータの出力に接続された平滑コンデンサと、前記アクティブコンバータにより生成された直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機の運転周波数を可変して駆動するインバータとを備えた冷凍装置において、前記アクティブコンバータにて生成された直流電圧を検出する直流電圧検出回路と、前記アクティブコンバータと前記インバータへスイッチング指令を出力して制御するマイクロコンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータは前記直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えた場合、前記インバータへのスイッチング指令出力を継続し、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止することを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1において、前記アクティブコンバータに流れる電源電流を検出する電源電流検出回路と、前記インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出回路とを備えることを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項1において、前記直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えて所定時間継続した場合、前記インバータの周波数を低減することを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1において、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止してから所定時間経過後に前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を再開することを特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項1において、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、前記インバータの運転周波数を低減することを特徴とする冷凍装置。
  6. 請求項1において、前記冷凍サイクルの制御を行う上位制御基板と、該上位制御基板と前記マイクロコンピュータとの通信を行うためのインタ−フェイス用コネクタとを設け、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、前記マイクロコンピュータがアクティブコンバータ停止信号を前記上位制御基板に送信することを特徴とする冷凍装置。
  7. 電動機の運転周波数を可変制御し、能動素子を用いて交流電圧から直流電圧を生成するアクティブコンバータと、該アクティブコンバータの出力に接続された平滑コンデンサと、生成された直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機の運転周波数を可変して駆動するインバータとを備えるインバータ装置において、前記アクティブコンバータに流れる電源電流を検出する電源電流検出回路と、前記インバータに流れる直流電流を検出する直流電流検出回路と、前記アクティブコンバータにて生成された直流電圧を検出する直流電圧検出回路と、前記アクティブコンバータと前記インバータへスイッチング指令を出力して制御するマイクロコンピュータとを備え、前記直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えた場合、前記インバータへのスイッチング指令出力を継続し、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止することを特徴とするインバータ装置。
  8. 請求項7において、前記直流電圧検出回路で検出された直流電圧が所定の過電圧設定値を超えて所定時間継続した場合、前記インバータの周波数を低減することを特徴とするインバータ装置。
  9. 請求項7において、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止してから所定時間経過後に前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を再開することを特徴とするインバータ装置。
  10. 請求項7において、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、前記インバータの運転周波数を低減することを特徴とするインバータ装置。
  11. 請求項7において、前記冷凍サイクルの制御を行う上位制御基板と前記マイクロコンピュータとの通信を行うためのインタ−フェイス用コネクタを設け、前記アクティブコンバータへのスイッチング指令出力を停止している間、アクティブコンバータ停止信号を前記上位制御基板に送信することを特徴とするインバータ装置。
  12. 請求項7において、前記アクティブコンバータと前記インバータとを構成するパワー半導体と、前記直流電流検出回路に用いられるシャント抵抗と、前記電源電流検出回路に用いられるシャント抵抗とが同一の基板に設けられたことを特徴とするインバータ装置。
  13. 請求項7において、前記電動機は冷凍装置の圧縮機を駆動する電動機であることを特徴とするインバータ装置。
JP2005359784A 2005-12-14 2005-12-14 冷凍装置及びそれに用いられるインバータ装置 Withdrawn JP2007166782A (ja)

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