JP2011120411A - 電力供給装置及びその逆変換部の保護方法 - Google Patents

電力供給装置及びその逆変換部の保護方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズによる異常発生時に生じる逆変換部内のスイッチング素子の故障を効果的に保護することができる電力供給装置及びその逆変換部の保護方法を提供する。
【解決手段】第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とを誘導加熱コイル7に供給する電力供給装置1であって、交流電力を直流電力に変換する順変換部2と、順変換部2から供給される直流電力を第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とからなる時分割信号として出力する逆変換部3と、逆変換部の保護部5と、を含み、保護部5は、ノイズ発生の影響を受ける信号を所定時間毎に測定する信号測定回路21と、信号測定回路21で測定された測定値に基づいて、ノイズによる異常発生を判定する判定回路22と、判定回路22で異常発生を判定したとき順変換部の動作を停止させる誤動作防止信号発生回路23と、からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給装置及びその逆変換部の保護方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、互いに異なる2つの周波数からなる電力を時分割で切り替えて誘導加熱コイル等の負荷に供給する電力供給装置及び電力供給装置に用いる逆変換部がノイズの発生により生じる誤動作を防止するための逆変換部の保護方法に関する。
高周波加熱による金属の焼入れにおいて、互いに異なる2つの周波数をもつ交流電力を誘導加熱コイルなどの誘導負荷に供給し、この誘導加熱コイルで歯車や螺子等の被加熱物を均一に加熱する技術が知られている。この場合、高い周波数の交流電力は透過深度が浅いので、被加熱物の表面近傍は高い周波数の交流電力で加熱される。一方、低い周波数の交流電力は透過深度が深いので、被加熱物の内部は低い周波数の交流電力で加熱される。従って、被加熱物を互いに異なる2つの周波数で誘導加熱することによって、被加熱物の表面から低い周波数の透過深度の深さ程度までの領域を同時加熱することができる。互いに異なる2つの周波数としては、例えば高い周波数が100kHz〜400kHz程度であり、低い周波数が1kHz〜50kHz程度である。
このような2周波加熱を実施するための技術として、二つの方式の電力供給装置が知られている。即ち、二つの周波数の駆動信号を重畳させる所謂、重畳方式と、二つの周波数の駆動信号を時分割して切り替える所謂、時分割方式である。
図4は、従来の重畳方式の電力供給装置50を示すブロック図である。この図に示すように、重畳方式の電力供給装置50は、各周波数即ち高周波及び低周波に対してそれぞれ順変換部51a、51bと逆変換部52a,52bと、電源制御回路53a,53bと、整合部54a,54bと、を備えており、誘導加熱コイル55を駆動するように構成されている。
順変換部51a,51bは、商用電源56a,56b等の交流電力を直流電力に変換し、逆変換部52a、52bに給電する。
逆変換部52a、52bは、インバータとも呼ばれそれぞれ公知の構成である。逆変換部52aは、順変換部51aから給電される直流電力が電源制御回路53aにより制御され高周波電力を生成する。逆変換部52bは、順変換部51bから給電される直流電力が電源制御回路53bにより制御され低周波電力を生成する。
なお、電源制御回路53a,53bは、それぞれ電源側や焼入機側シーケンサ57からの制御信号により制御される。
各整合部54a,54bは、それぞれ例えば図示しない整合コンデンサ及び電流変成器から構成されている。
従来の重畳方式の電力供給装置50によれば、順変換部51a,51bから直流電力がそれぞれ給電されることで、逆変換部52a,52bが動作して、それぞれ電源制御回路53a,53bにより制御されて高周波及び低周波の電力が出力され、各整合部54a,54bを介して誘導加熱コイル55が駆動される。
図5は、重畳方式で誘導加熱コイル55に印加される波形を示す図である。この図に示すように、誘導加熱コイル55には高周波電力S11と低周波電力S12が重畳された電力S1が印加され、誘導加熱コイル55内に配置された被加熱物58が加熱される。
図6は、従来の時分割方式の電力供給装置60を示すブロック図である。
図6において、時分割方式の電力供給装置60は、順変換部61と、逆変換部62と、電源制御部63と、高周波用の整合部64a及び低周波用の整合部64bと、誘導加熱コイル65と、から構成されている。電源制御部63は、順変換制御回路63aと、周波数切り替え制御回路63bと、電源操作回路63cと、電源側シーケンサ63dと、焼入機側シーケンサ63eとから構成されている。
順変換部61は、商用電源66等の交流電力を直流電力に変換し、逆変換部62に給電する。具体的には、順変換部61は、電源制御部63の順変換制御回路63aで制御されることによって商用電源66を直流に変換して逆変換部62へ直流電流Idcを供給する。
逆変換部62は、周波数切り替え制御回路63bにより制御されることで、順変換部61から供給される直流電流電力から時分割された2つの周波数の電力、即ち時分割された高周波電力又は低周波電力を生成する。
なお、電源制御部63の順変換制御回路63a及び周波数切り替え制御回路63bは、それぞれ電源側のシーケンサ63dからの制御信号により制御される。
従来の時分割方式の電力供給装置60によれば、順変換部61から給電されることにより、逆変換部62が動作して、周波数切り替え制御回路63bにより制御されて、時分割で高周波電力又は低周波電力を出力し、整合部64a,64bを介して誘導加熱コイル65を駆動する。
図7は、時分割方式で誘導加熱コイル65に印加される波形を示す図である。
図7に示すように、誘導加熱コイル65には、高周波電力S21と低周波電力S22とからなる電力S2が時分割で交互に印加され、誘導加熱コイル65内に配置された被加熱物67が加熱される。時分割方式の加熱方法によれば、例えば100kHz程度の高い周波数で、被加熱物67の表面から浅い領域が加熱されると共に、例えば10kHz程度の低い周波数で、被加熱物67の表面から深い領域が加熱される。その際、2つの周波数のデューティ比を変更することにより、被加熱物67の最適な焼入れを行うことが可能である。
ところで、重畳方式の電力供給装置50においては、二つの順変換部51a,51b及び逆変換部52a,52bが必要である。
これに対して、時分割方式の電力供給装置60を重畳方式の電力供給装置50と比較すると、時分割方式の電力供給装置60では順変換部61及び逆変換部62が各一つでよいことから、設置スペースが少なくて済み、設備コストも低く抑えることができる。
特開2008−8859号公報
ところで、このような時分割方式を採用した電力供給装置60にあっては、周波数切り替えのために、電源制御部63部内の周波数切り替え制御回路63bに対して、電力側のシーケンサ63dから切り替え制御信号(ロジック信号)を入力するように構成されている。この切り換え制御信号は、例えばローレベル(Lレベルとも呼ぶ)で高周波を、ハイレベル(Hレベルとも呼ぶ)で低周波を指令するように設定されており、シーケンサ63dから電源制御部63内の周波数切り替え制御回路63bの基板に対して配線を介して入力される。
この周波数切り替え制御回路63bの基板の周囲には、逆変換部62や逆変換部62から時分割された大電力信号を誘導加熱コイル65に整合させるための整合部64a,64bが配置されている。このため、逆変換部62や整合部64a,64bから高周波や低周波の大電力からノイズが発生したり、あるいは整合部64a,64bに用いる変成器等から高磁界が発生する。従って、シーケンサ63dから電源制御部63内の周波数切り替え制御回路63bの基板内への切り替え制御信号の配線は、これらの時分割された高周波や低周波の大電力によるノイズや高磁界の影響を受けやすく、切り替え制御信号にノイズが乗ってしまうことがある。
上述したノイズを排除するために、シーケンサ63dから周波数切り替え制御回路63bへの切り替え制御信号の配線に、通常使用されるノイズを側路するコンデンサ所謂、バイパスコンデンサを設けることにより、ノイズの影響を排除することができるようになった。しかしながら、更に強いノイズの発生による誤動作に備え異常を検出する回路が必要となる。例えば、特許文献1には、負荷に電源を供給する電路の異常を検出する回路等が開示されている。
本発明は、上記課題に鑑み、簡単な構成により、ノイズによる逆変換部内の異常発生時に逆変換部を含む電力供給装置を効果的に保護できるようにした電力供給装置を提供することを一目的とし、この電力供給装置の逆変換部の保護方法を提供することを他の目的としている。
本発明者らは、2周波切り替え運転では上記ノイズが発生し易いことを確認し、切り替え制御信号にノイズが乗ると、逆変換部62に供給される直流電流が低下することを見出した。このノイズが消えると、逆変換部62に供給される直流電流が上昇する。従って、ノイズが断続的に発生すると、直流電流が波打つことになり、逆変換部62内のスイッチング素子の故障を引き起こしてしまう現象を見出した。本発明者らは、逆変換部に供給される電力等の監視及びノイズによる異常発生を検出した場合に逆変換部のスイッチング素子を保護することによって電力供給装置を安定して動作させることができるとの知見を得て、本発明に至った。
上記一目的を達成するために、本発明は、第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とを時分割で切り替えて誘導加熱コイルに供給する電力供給装置であって、交流電力を直流電力に変換する順変換部と、順変換部から供給される直流電力を第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とからなる時分割信号として出力する逆変換部と、逆変換部の保護部と、を含み、保護部は、ノイズ発生の影響を受ける信号を所定時間毎に測定する信号測定回路と、信号測定回路で測定された測定値に基づいて、ノイズによる異常発生を判定する判定回路と、判定回路で異常発生を判定したとき、順変換部の動作を停止させる誤動作防止信号発生回路と、からなることを特徴とする。
上記構成において、信号測定回路は、好ましくは、順変換部から逆変換部へ供給される直流電流の時間変化率を測定する回路からなる。
上記他の目的を達成するため、本発明は、逆変換部により第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とを時分割で切り替えて誘導加熱コイルに供給する電力供給装置の逆変換部の保護方法であって、ノイズ発生の影響を受ける信号を所定時間毎に測定する第1の段階と、第1の段階で測定された測定値に基づいて、ノイズによる異常発生を判定する第2の段階と、第2の段階で異常発生を判定したとき、電力供給装置の動作を停止させる第3の段階と、を含み、第2の段階で異常発生を判定したとき、逆変換部に供給される直流電力を停止することで逆変換部を保護することを特徴とする。
上記構成において、第1の段階で測定する信号を、逆変換部に供給される直流電流とし、第2の段階において、測定値を、演算条件が満たされて演算された直流電流変動許容値を基準に比較して、その比較結果から測定値の変化率を演算し、当該変化率が所定の範囲を超えたとき、異常発生と判定してもよい。
上記第2の段階において、監視開始条件が成立したか否かを判定するステップST1と、監視開始条件が成立したとき、記憶している直流電流変動許容値及び以前の測定値を消去するステップST2と、逆変換部が2周波モードで駆動されているか否かを判定するステップST3と、2周波モードが低周波出力中か高周波出力中の何れかを判定するステップST4と、2周波モードが低周波出力中の場合には、許容値演算条件が成立したか否かを判定するST5と、許容値演算条件が成立した場合には、第1の段階で測定された測定値に基づいて直流電流変動許容値を演算して記憶するステップST6と、直流電流変動許容値と直流電流現在値とを比較し、直流電流現在値が直流電流変動許容値を超えたか否かを判定するステップST7と、直流電流現在値が直流電流変動許容値の範囲を超えた場合には異常信号が発生したと判定して第3の段階へ進むステップST8と、から構成してもよい。
本発明の電力供給装置によれば、逆変換部に供給される直流電流等を監視し、ノイズによる異常発生から逆変換部を保護する保護部を設けることによって、逆変換部内のスイッチング素子の故障が効果的に保護することができる。
本発明の電力供給装置の逆変換部の保護方法によれば、2周数切り替え運転で生じ易いノイズや、単周波モードにおいてもノイズが発生した場合、このノイズ発生に基づく逆変換部のスイッチング素子等の誤動作を効果的に防止することができ、スイッチング素子の故障を回避することができる。
本発明の電力供給装置の構成を示す図である。 保護部の動作を示すフローチャートである。 電力供給装置の各部の波形を示し、(A)は直流電圧Vdc、(B)は直流電流Idc、(C)は制御信号F1である。 従来の重畳方式の電力供給装置を示すブロック図である。 重畳方式で誘導加熱コイルに印加される波形を示す図である。 従来の時分割方式の電力供給装置を示すブロック図である。 時分割方式で誘導加熱コイルに印加される波形を示す図である。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の電力供給装置1の構成を示す図である。電力供給装置1は、順変換部2と、逆変換部3と、電源制御部4と、保護部5と、整合部6と、誘導加熱コイル7と、を備えている。
順変換部2は、商用電源等の交流電源8に接続され、交流電力を直流電力に変換して逆変換部3に給電する。
逆変換部3は、順変換部2から供給される直流電力を交流電力に変換する所謂、インバータである。逆変換部3は、例えば電圧型インバータで構成される。逆変換部3には、順変換部2から直流出力電圧が一定となるような直流電力が供給される。
電源制御部4は、順変換部2と逆変換部3を制御する回路であって、順変換制御回路11と、周波数切り替え制御回路12と、電源操作回路13と、電源側や焼入機側のシーケンサ14と、から構成されている。
交流電源8を直流電力に変換する順変換部2は、電源制御部4の順変換制御回路11により制御されることにより、逆変換部3に所定の直流電力を供給する。順変換部2に流れる直流電流をIdcと呼ぶ。
逆変換部3は、電源制御部4の周波数切り替え制御回路12により制御されることにより、この直流電流Idcから、二つの周波数、例えば200kHzの高周波と10kHzの低周波の駆動信号を生成する。つまり、周波数切り替え制御回路12は、逆変換部3のスイッチング素子を、高周波及び低周波で駆動するための信号を発生する。
順変換制御回路11及び周波数切り替え制御回路12は、電源側のシーケンサ14からの制御信号により、電源操作回路13を介して制御される。
ここで、シーケンサ14から逆変換部3の周波数切り替え制御回路12に第1〜第3の制御信号が出力される。
第1の制御信号(以下、DTとも呼ぶ)は、所定の周期T(例えば100ms)で高周波の期間及び低周波の期間をデューティ比として決定するロジック信号である。このロジック信号は、L(ロー)レベルで高周波を、H(ハイ)レベルで低周波を設定する。従って、第1の制御信号DTは、ロジック信号のデューティ比10〜90%(例えばHレベルの期間が10〜90ms)の間で、低周波及び高周波の切り替えを設定する(2周波モードと呼ぶ)。ロジック信号のデューティ比91〜100%(例えばLレベルの期間が91〜100ms)では、実質的に低周波を設定(低周波モードと呼ぶ)すると共に、ロジック信号のデューティ比0〜9%(例えばHレベルの期間が0〜9ms)では、実質的に高周波を設定(高周波モードと呼ぶ)する。
これに対して、第2の制御信号(以下、F1Sとも呼ぶ)は、低周波出力の期間(低周波モード)を設定するロジック信号である。このロジック信号はHレベルで低周波出力を設定する。従って、第2の制御信号(F1S)は、前述した第1の制御信号(DT)に対して、その低周波モード及び2周波モードの期間、Hレベルとなる。
第3の制御信号(以下、F2Sとも呼ぶ)は、高周波出力の期間(高周波モード)を設定するロジック信号である。このロジック信号はHレベルで高周波出力を設定する。従って、第3の制御信号(F2S)は、前述した第1の制御信号(DT)に対して、その2周波モード及び高周波モードの期間、Hレベルとなる。
そして、周波数切り替え制御回路12は、電源側シーケンサ14からの第1〜第3の制御信号(DT,F1S,F2S)に基づいて、2周波動作状態信号、即ち低周波動作期間及び高周波動作期間を表す制御信号(F1,F2と呼ぶ)を生成し、これらの制御信号F1,F2に基づいて、逆変換部3のスイッチング素子を制御するゲート信号を生成して、逆変換部3に出力する。これにより、逆変換部3からは、時分割された第1周波数の高周波電力及び第2周波数の低周波電力が整合部6へ出力される。
なお、本発明においては、低周波電力及び高周波電力が出力される2周波モードを、この前後の時間領域で出力される低周波モード及び高周波モードから区別するために、2周波モードの低周波や高周波の出力状態を、それぞれ低周波出力中、高周波出力中と呼ぶことにする。
整合部6は、逆変換部3と誘導加熱コイル7との間に接続されており、高周波用及び低周波用の二つの整合回路6a,6bを有している。高周波用及び低周波用の整合回路6a,6bは、図示しないが、整合トランス、整合コンデンサや電流変成器等から構成されている。整合コンデンサは、電流変成器に接続されることにより、共振回路を構成する。電流変成器は、一次コイルが整合コンデンサや整合トランスを介して逆変換部3に接続されていると共に、二次コイルが誘導加熱コイル7に接続されている。このようにして、整合部6は、誘導加熱コイル7を駆動するように構成されている。
ここで、整合部を構成する整合コンデンサや電流変成器は、それぞれ逆変換部3からの高周波及び低周波の駆動信号に対して最適のものが選択される。
以上の構成は、図6に示した電力供給装置1と同様の構成であり、本発明による電力供給装置1は、以下に説明する逆変換部3の保護部5を備えていることを特徴としている。
図1に示すように、保護部5は、電源側や焼入機側のシーケンサ14内に設けられている。保護部5は、信号測定回路21と、判定回路22と、誤動作防止信号発生回路23と、から構成されている。
信号測定回路21は、ノイズ発生の影響を受ける信号を所定時間毎に測定する回路である。ノイズ発生の影響を受ける信号は、例えば逆変換部に供給される直流電流である。信号測定回路21は、所定時間毎に電力供給装置1の逆変換部3に供給される直流電流Idcを検出して、測定値を判定部22に出力する。直流電流Idcの検出には直流電流用のセンサを使用することができる。
ここで、所定時間は、第1の制御信号(DT)の設定値によって出力される各周波数の最短時間である10ms未満とすることができる。
判定回路22は、信号測定回路21からの直流電流Idcの測定値に基づいて、ノイズによる異常発生を判定する。その際、判定回路22は、先ず監視開始条件が成立したか否かを判定する。即ち、判定回路22は、電源操作回路13をモニタすることにより、例えば出力設定値が所定の出力未満、例えば出力設定の20%未満の場合には、直流電流Idcに異常が発生したとしても、逆変換部3内のスイッチング素子が故障するおそれがないので、直流電流Idcの判定を実行する必要がない。ここで、出力設定の20%とは、順変換部2が電圧制御電源の場合にはこの電源の定格電圧の20%を、電流制御電源の場合には、この電源の定格電流の20%を示している。
従って、監視開始条件が成立したとき、例えば出力設定値が20%以上の場合に、判定回路22は、ノイズによる異常発生の判定を実行する。
さらに、判定回路22は、前述した第1の制御信号DTに基づいて、逆変換部3が低周波で動作しているときと、高周波で動作しているときで、互いに異なる方式で、ノイズによる異常発生の判定を実行する。即ち、判定回路22は、逆変換部3の低周波動作時及び高周波動作時において、許容値演算条件が成立したか否かを判定する。
ここで、許容値演算条件とは、直流電流Idcの低下を監視する場合には、出力設定値が変更なく且つ測定値(直流電流現在値)が直前の測定値より大きいか否かであり、直流電流Idcの電流値の上昇を監視する場合には、出力設定値が変更なく且つ測定値(直流電流現在値)が直前の測定値より小さいか否かである。
判定回路22は、許容値演算条件が成立しているとき、直流電流現在値に基づいて直流電流変動許容値を演算する。直流電流変動許容値は、ある範囲内の値、つまり、直流電流変動許容範囲としてもよい。これにより、判定回路22は、逆変換部3の低周波動作時及び高周波動作時において、それぞれ直流電流変動許容値を演算して演算レジスタに記憶する。
次に、判定回路22は、測定値(直流電流現在値)と直流電流変動許容値とを比較することにより、測定値が直流電流変動許容値を超えているときに、異常信号が検出したと判定し、誤動作防止信号発生回路23に異常信号の発生を出力する。誤動作防止信号発生回路23は、異常信号の発生が入力されたときに、誤動作防止信号を電源操作回路13に出力して、逆変換部3の動作を停止させる。
なお、第1の制御信号(DT)は、Lレベルが高周波に対応しており、特にノイズの影響を受けやすいことから、逆変換部3が高周波で動作しているときのみ、判定回路22にてノイズによる異常発生の判定を実行するようにしてもよい。
また、判定回路22は、電源操作回路13をモニタすることにより、加熱動作終了または出力設定値の変更、あるいは第1の制御信号(DT)の切り替えの何れかが発生したとき、演算データリセット条件が成立したとして、直流電流変動許容値が記憶されている演算レジスタをリセットする。つまり、加熱動作終了、出力設定値の変更、あるいは第1の制御信号(DT)の切り替えの場合には、逆変換部3に供給される直流電流Idcが変化するので、直流電流変動許容値を再計算する必要がある。このため、再計算の前に直流電流変動許容値が記憶されている演算レジスタをリセットする。
本発明実施形態による電力供給装置1は以上のように構成されており、順変換部2から直流電力が給電されて逆変換部3が動作する。逆変換部3は、周波数切り替え制御回路12により制御されて、二つの周波数の駆動信号を時分割で切り替える。発生した高周波電力と低周波電力は、整合部6を介して誘導加熱コイル7に給電され、誘導加熱コイル7の内部等に配置された被加熱物9が加熱され、熱処理される。
図2は、保護部5の動作を示すフローチャートである。
最初に電力供給装置1が2周波数モードの場合、低周波電力に着目した逆変換部の保護方法について説明する。
図2において、ステップST1で、判定回路22により監視開始条件が成立したか否かを判定する。ここで、例えば出力設定値が20%以上の場合には、判定回路22は、ステップST2において、演算レジスタをリセットして、記憶している直流電流変動許容値及び以前の測定値を消去する。
続いて、ステップST3において、判定回路22は、第1の制御信号(DT)のデューティ比から2周波モードか否かを判定し、2周波モードの場合には、さらにステップST4にて、低周波出力中か否かを判定する。
他方、ステップST3で2周波モードでない場合には、判定回路22は、低周波モードであるか高周波モードであるかを判定するステップST10以降に進む。
次に、ステップST4で低周波出力中の場合には、判定回路22は、ステップST5にて、許容値演算条件が成立したか否かを判定する。ステップST4で低周波出力中でない場合には後述するステップST11へ進む。
次に、ステップST5で許容値演算条件が成立したとき、判定回路22は、ステップST6にて、信号測定回路21からの測定値に基づいて、直流電流変動許容値(許容範囲)を演算して、演算レジスタに記憶し、ステップST7に進む。
ステップST5で許容値演算条件が成立しない場合には、判定回路22は、ステップST6を実行しないで、ステップST7に進む。
判定回路22は、ステップST7にて、信号測定回路21からの直流電流測定値を、直流電流変動許容値と比較し、測定値が直流電流変動許容値の範囲を超えた場合には、ステップST8にて、異常信号を誤動作防止信号発生回路23に出力し、誤動作防止信号発生回路23は、電源操作回路13を介して、逆変換部3そして電力供給装置1の動作を停止させる、即ち電源、順変換部2をオフにして処理を終了する。
これに対して、ステップST7で測定値が直流電流変動許容値の範囲内である場合、ステップST9にて演算データリセット条件が成立するか否かを判定する。
ステップST9で演算データリセット条件が成立した場合は、判定回路22は、ステップST1に戻り処理を続行する。また、ステップST9で演算データリセット条件が成立しない場合には、判定回路22は、ステップST3に戻り処理を続行する。
以上で、保護部5の動作が終了する。
つまり、保護部5において、ノイズによる異常発生を判定する第2の段階は、電力供給装置1が2周波モードの場合には、以下のステップで実行される。
先ず監視開始条件が成立したか否かを判定するステップST1と、
監視開始条件が成立したとき、記憶している直流電流変動許容値及び以前の測定値を消去するステップST2と、
逆変換部が2周波モードで駆動されているか否かを判定するステップST3と、
2周波モードが低周波出力中か高周波出力中の何れかを判定するステップST4と、
2周波モードが低周波出力中の場合には、許容値演算条件が成立したか否かを判定するST5と、
許容値演算条件が成立した場合には、第1の段階で測定された測定値に基づいて、直流電流変動許容値を演算して記憶するステップST6と、
直流電流変動許容値と直流電流現在値とを比較し、直流電流現在値が直流電流変動許容値を超えたか否かを判定するステップST7と、
直流電流現在値が直流電流変動許容値の範囲を超えた場合には、異常信号が発生したと判定し、第3の段階へ進むステップST8と、
から構成される。
次に、ステップST10以降の高周波電力に着目した逆変換部の保護方法について説明する。
ステップST3で2周波モードでない場合には、低周波モードか高周波モードとなっている。判定回路22は、ステップST10にて、第1の制御信号(DT)のデューティ比から低周波モードであるか高周波モードであるかを判定し、高周波モードである場合には、判定回路22は、ステップST11に進み、許容値演算条件が成立したか否かを判定する。つまり、低周波モードでない場合には、高周波モードであると判断して、高周波モードの判定を行う。他方、ステップST10が低周波モードである場合には、ステップST5に進む。
ステップST11で許容値演算条件が成立したとき、判定回路22は、ステップST12にて、信号測定回路21からの測定値に基づいて直流電流変動許容値(許容範囲)を演算して演算レジスタに記憶し、ステップST13に進む。
ステップST11で許容値演算条件が成立しない場合には、判定回路22は、ステップST12を実行しないでステップST13に進む。
次に、判定回路22は、ステップST13にて、信号測定回路21からの直流電流測定値を直流電流変動許容値と比較し、測定値が直流電流変動許容値の範囲を超えた場合にはステップST8に進み、異常信号を誤動作防止信号発生回路23に出力する。異常信号が入力された誤動作防止信号発生回路23は、電源操作回路13を介して逆変換部3そして電力供給装置1の動作を停止させる、即ち電源をオフにして処理を終了する。
これに対して、ステップST13で測定値が直流電流変動許容値の範囲内である場合、ステップST9にて演算データリセット条件が成立するか否かを判定する。
ステップST9で演算データリセット条件が成立した場合は、判定回路22はステップST1に戻り処理を続行する。また、ステップST9で演算データリセット条件が成立しない場合には、判定回路22はステップST3に戻り処理を続行する。
以上で、保護部5の動作が終了する。
上述した保護部5の具体的な動作例を以下に説明する。
逆変換部3の低周波動作の周波数を10kHz,高周波動作の周波数を200kHzとして、誘導加熱コイル7を2周波加熱する。低周波電力は600kWであり、高周波電力は600kWとした。また、保護部5の信号測定回路21による直流電流Idcの検出周期を1msとした。判定回路22は、直流電流Idcの低下のみを監視し、直流電流Idcの−20%を直流電流変動許容値(許容範囲)と設定した。
図3は、電力供給装置1の各部の波形を示しており、それぞれ(A)が直流電圧Vdcであり、(B)が直流電流Idcであり、(C)が制御信号F1である。
符号Pで示すように、制御信号F1のLレベル(高周波出力期間)において、ノイズが発生すると、制御信号F1にノイズが乗って、ノイズが乗った部分がHレベルまで変動する。これにより、直流電流Idcは、図3(B)に示すように、ノイズの影響を受けて大きく波打つことになり、電流低下を引き起こす。
従って、保護部5はこの直流電流Idcの低下を検出して、逆変換部3そして電力供給装置1の動作を停止させる。これにより、逆変換部3のスイッチング素子の故障が回避されることになる。
なお、図3(A)及び(B)によれば、直流電圧Vdcのノイズによる変動はわずかであり、ノイズによる異常発生を効果的に検出するには直流電流Idcの変動を監視することが有効であることがわかる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、様々な形態で実施することができる。保護部5は、ノイズの影響を受ける信号として、逆変換部3の直流電流Idcを信号測定回路21により検出しているが、これに限らず、ノイズの影響を受ける信号として他の信号を検出するようにしてもよい。
さらに、保護部5は、図3の具体例では、高周波駆動時のみノイズによる異常検出を行うようになっているが、これに限らず、低周波駆動時にもノイズによる異常検出を行うようにしてもよい。
また、保護部5は、図3の具体例では、直流電流Idcが低下するとき、即ち直前の測定値に対して−20%を下回って低下するときに、ノイズによる異常検出を行うようになっているが、これに限らず、直前の測定値に対して+20%を上回って上昇するときにノイズによる異常検出を行うようにしてもよい。
図3では測定値を1ms毎に収集しているので、直流電流Idcの20%低下は、最短1msで検出することができる。比較の基準となる直流電流変動許容値は、許容値演算条件が成立しなければ更新されない。しかしながら、第1の制御信号DTが切り替われば許容値演算条件が更新されるので、許容値演算条件が成立しなくても、許容値が更新される最長時間は90ms程度となる。例えば、最初の測定値0msから1ms毎に測定して、9msまでの10回は直流電流変動許容値を更新したとする。次に、10ms〜88msまでは、許容値演算条件を満たさず直流電流変動許容値の更新をしなかったとする。そして89ms目の測定値を比較して、直流電流変動許容値を超えて異常の判定をした場合、比較の基準となった直流電流変動許容値は、最後に直流電流変動許容値を演算した9msのときの測定値を元に演算した直流電流変動許容値となる。従って、このような場合には1ms毎の直流電流Idcの変化率ではなく、80msでの変化率が直流電流変動許容値を超えたことになる。つまり、第1の制御信号DTが変化するまでの最長時間90msの間で、直流電流Idcの20%低下を検出することができる。
以上述べたように、本発明によれば、簡単な構成によりノイズによる逆変換部内の異常発生時に逆変換部を含む電力供給装置を効果的に保護することができる。
1 電力供給装置
2 順変換部
3 逆変換部
4 電源制御部
5 保護部
6 整合部
6a 高周波用整合回路
6b 低周波用整合回路
7 誘導加熱コイル
8 交流電源
9 被加熱物
11 順変換制御回路
12 周波数切り替え制御回路
13 電源操作回路
14 シーケンサ
21 信号測定回路
22 判定回路
23 誤動作防止信号発生回路

Claims (5)

  1. 第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とを時分割で切り替えて誘導加熱コイルに供給する電力供給装置であって、
    交流電力を直流電力に変換する順変換部と、
    上記順変換部から供給される上記直流電力を第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とからなる時分割信号として出力する逆変換部と、
    上記逆変換部の保護部と、を含み、
    上記保護部は、
    ノイズ発生の影響を受ける信号を所定時間毎に測定する信号測定回路と、
    上記信号測定回路で測定された測定値に基づいて、ノイズによる異常発生を判定する判定回路と、
    上記判定回路で異常発生を判定したとき、上記順変換部の動作を停止させる誤動作防止信号発生回路と、からなる、電力供給装置。
  2. 前記信号測定回路は、前記順変換部から逆変換部へ供給される直流電流の時間変化率を測定する回路からなる、請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 逆変換部により第1周波数の交流電力と第2周波数の交流電力とを時分割で切り替えて誘導加熱コイルに供給する電力供給装置の逆変換部の保護方法であって、
    ノイズ発生の影響を受ける信号を所定時間毎に測定する第1の段階と、
    上記第1の段階で測定された測定値に基づいて、ノイズによる異常発生を判定する第2の段階と、
    上記第2の段階で異常発生を判定したとき、上記電力供給装置の動作を停止させる第3の段階と、
    を含み、上記第2の段階で異常発生を判定したとき、上記逆変換部に供給される直流電力を停止することで上記逆変換部を保護する、電力供給装置の逆変換部の保護方法。
  4. 前記第1の段階で測定する信号を、前記逆変換部に供給される直流電流とし、
    前記第2の段階において、前記測定値を演算条件が満たされて演算された直流電流変動許容値を基準に比較して、その比較結果から測定値の変化率を演算し、当該変化率が所定の範囲を超えたとき、異常発生と判定する、請求項3に記載の電力供給装置の逆変換部の保護方法。
  5. 前記第2の段階において、監視開始条件が成立したか否かを判定するステップ1と、
    上記監視開始条件が成立したとき、記憶している直流電流変動許容値及び以前の測定値を消去するステップ2と、
    前記逆変換部が2周波モードで駆動されているか否かを判定するステップ3と、
    上記2周波モードが低周波出力中か高周波出力中の何れかを判定するステップ4と、
    上記2周波モードが上記低周波出力中の場合には、直流電流変動許容値の演算条件が成立したか否かを判定する5と、
    直流電流変動許容値演算の条件が成立した場合には、前記第1の段階で測定された測定値に基づいて、直流電流変動許容値を演算して記憶するステップ6と、
    上記直流電流変動許容値と直流電流現在値とを比較し、該直流電流現在値が上記直流電流変動許容値を超えたか否かを判定するステップ7と、
    該直流電流現在値が上記直流電流変動許容値の範囲を超えた場合には、異常信号が発生したと判定し、前記第3の段階へ進むステップ8と、
    からなる、請求項3又は4に記載の電力供給装置の逆変換部の保護方法。
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