JP2013243025A - 誘導加熱システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】出力周期に対する高周波と低周波の出力時間の比を調整して高周波と低周波の各電力を出力する第1の電源21と、別の周波数の電力を出力する第2の電源22と、加熱コイル14を有する複数の誘導加熱機10と、切替手段30とを用い、第1の電源21から一方の周波数を有する電力の供給を受ける第1の切替モード、第2の電源22から電力の供給を受ける第2の切替モード、第1の電源21から時分割で異なる周波数の電力の供給を受ける第3の切替モード、第1の電源21から一方の周波数を有する電力と第2の電源22から電力とを受けて双方の電力を重畳して供給を受ける第4の切替モードの何れかになるように、切替手段30を切り替えて、任意の誘導加熱機10に配置されたワークを誘導加熱する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施形態に係る誘導加熱システムの構成図である。本発明の実施形態に係る誘導加熱システム1は、図1に示すように、複数の誘導加熱機10と、第1の電源21及び第2の電源26とからなる電源系20と、電源系20と各誘導加熱機10との間に介在して接続を切り替える切替手段30と、を備える。切替手段30は、第1の電源21に接続される第1の電源用出力切替器31と、第2の電源26に接続される第2の電源用出力切替器32と、各誘導加熱機10の入力側に接続される高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34とから構成される。図1では、複数の誘導加熱機10は三台を示しているが、二台でも、四台以上であっても、或いは一台であってもよい。以下、三台の場合を例にとって各部の構成について説明する。
誘導加熱機10として、図1では第1、第2、第3の誘導加熱機10A,10B,10Cを備えており、誘導加熱機10は、何れも、高周波用電流変成器11と低周波用電流変成器12と加熱コイル13と加熱機制御部14とを備える。
電源系20は、第1の電源21と第2の電源26とからなる。
第1の電源21は、出力周期に対する高周波と低周波の出力時間の比を変えて、異なる周波数の各電力を出力する。第1の電源21は、例えば200kHzという高周波と例えば10kHzの低周波を短時間で交互に出力する。第1の電源21は、或る時間(「出力周期」と呼ぶ。)Tの間において高周波と低周波との出力割合を0以上100%以下の間で調整する。図2は、第1の電源21から出力される波形を模式的に示す図である。横軸は時間であり、縦軸は、低周波占有率DT、出力強度である。図2に示すように、例えば100m秒という出力周期Tにおいて、時間tLでは低周波を出力し、時間tHでは高周波を出力する。低周波占有率とは、出力周期において第1の電源21から出力される電圧、電流であって、低周波のみが出力される場合を低周波占有率100%とし、高周波のみが出力される場合を低周波占有率0%としている。出力周期TはtLとtHとの和であり、出力周期Tに対して低周波のみが出力される時間tLの割合tL/Tを出力比と呼び、tL/Tを0から1の範囲で任意に設定することができる。この出力比は低周波のデューティ比である。なお、高周波のデューティ比は1から低周波のデューティ比を引いた値で定義される。よって、出力割合を0%に設定して第1の電源21は高周波のみ出力するようにしてもよいし、出力割合を100%に設定して第1の電源21は低周波のみ出力するようにしてもよい。
切替手段30は、第1の電源21及び第2の電源26の電源系20と各誘導加熱機10との間の接続を切り替えるものであって複数の切替器からなる。切替手段30は、第1の電源21の低周波用出力端子に接続される第1の電源用出力切替器31と、第2の電源26の出力端子に接続される第2の電源用出力切替器32と、各誘導加熱機10における高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34とを備え、切替制御部35がこれらの各切替器31〜34のON、OFF制御を統括的に行う。
従来から知られているように、表皮効果により、低い周波数ではワークの表面から深い領域まで渦電流が流れ、高い周波数ではワークの表面近傍、即ち浅い領域にしか渦電流が流れない。このような効果に基いて焼入れ、焼戻しなどの各種の誘導加熱処理において、周波数の違いにより硬化層の深さを制御することができる。本明細書においては、この効果のことを周波数効果と呼ぶことにする。実際に誘導加熱処理を行う際には、電源として、最適な硬化層の厚みが得られるように適切な周波数を出力するものを選択している。
次に、図1に示す誘導加熱システム1において、切替制御部35が第1の電源用出力切替器31をONにし、第2の電源用出力切替器32をOFFにし、第1の誘導加熱機10Aにおける高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34をONにし、それ以外の誘導加熱機10B,10Cにおける高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34をOFFにした場合を例にとり、電源系20と加熱コイル13との間の回路構成についてさらに詳細に説明する。なお、第1の誘導加熱機10A以外の或る特定の誘導加熱機10B,10Cにおける高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34をONにした場合であっても、その回路構成は同様である。ただし、誘導加熱機10毎に、電源系20と誘導加熱機10との間の給電路の距離が異なるので、給電路のインダクタンス等が異なるところ、この事項については説明を簡略化するために給電路の回路定数の違いは触れないことにする。
図1に示すシステム構成において、各誘導加熱機10は高周波用電流変成器11と低周波用電流変成器12とを備えている。前述したように、高周波用電流変成器11はコアを有しないのに対し、低周波用電流変成器12はコアを有する。高周波用電流変成器11がコアを備えない理由は、高周波は低周波よりも変成器の一次側に加わる電圧が高いことにより、その高い電圧に耐えうるコア入りのトランスを容易に作製することが難しいからである。
本発明の実施形態に係る誘導加熱システム1においては、ワークの加熱領域の形状、寸法に応じた加熱コイル13を設計して当該加熱コイル13を誘導加熱機10に設置し、ワークの加熱条件に応じて周波数を組み合わせるか否か、周波数の大きさ等を選定する。しかも、種類の異なるワークを誘導加熱するために、各誘導加熱機10にワーク毎に加熱条件に応じて設計した加熱コイル13を取り付け、単一の電源系20により誘導加熱機10毎に設定される加熱条件に応じて電源系20から電力を供給する。そのため、加熱コイル13は誘導加熱機10毎に異なっている。
電源系20から時分割方式で交互に高周波と低周波とを加熱コイル13に供給する場合にあっては、低周波の方が高周波と比べてインピーダンス整合をとり難い場合がある。図5は、図3に示す第1の電源21から出力制御する信号波形を模式的に示す図である。横軸は時間であり、縦軸は信号強度である。図5において、(a)は第1の電源21からの出力ON/OFFの波形、(b)は低周波占有率の波形、(c)は第1の電源21における直流電圧Vdcの波形、(d)は第1の電源21における直流電流Idcの波形である。
そこで、本発明の実施形態にあっては、低周波用電流変成器を交換する機構(以下、交換機構と呼ぶ。)を例えば後付けで備えることができる。交換機構を説明する前提として、誘導加熱機10における高周波用電流変成器11、低周波用電流変成器12、加熱コイル13、それらを電気的に接続する給電路(以下、「送電用ブスバー」又は単に「ブスバー」と呼ぶ。)の配置構成等について説明する。
図6は誘導加熱機の配置構成を示す概略側面図である。誘導加熱機10では、図6に示すように、架台80に低周波用電流変成器12及び高周波用電流変成器11が載置されて支持される。低周波用電流変成器12と高周波用電流変成器11とは、一次側ブスバー81,83を介してそれぞれ図6には示さない切替器と接続され、二次側ブスバー82を介して加熱コイル13に対して並列に接続されている。以下では、ワークを加熱して急冷する焼入機を想定して説明する。
加熱コイル13は、高周波用電流変成器11及び低周波用電流変成器12に接続された板状の二次側ブスバー82に接続されることで支持されている。誘導加熱機10においては、加熱コイル13としてワークの加熱領域に対応した形状及び寸法を有するものを選択して装着可能となっている。誘導加熱機10には、誘導加熱した後に焼入液を噴射するための焼入液噴射ノズル84が設けられている。
高周波用電流変成器11は、上述のように一次巻線及び二次巻線を有する。高周波用電流変成器11の一次巻線及び二次巻線にはそれぞれ通液路が設けられており、図示しない冷却液系からの冷却液が通液可能となっている。
架台80はアングル鋼材等で中空の立体形状に形成されている。架台80には、上部に高周波用電流変成器11を支持する上部支持部88が設けられ、上部支持部88の下に低周波用電流変成器12を支持する下部支持部89が設けられている。上部支持部88及び下部支持部89の前方は加熱コイル13が配置され。上部支持部88及び下部支持部89の前側面は加熱位置との間を仕切るためのカバー部材91により覆われている。架台80は、このような構成であれば図示した形状に限らない。
前述したように、簡易な交換機構が架台80に取り付けられている場合にはその交換機構を使用することで足りる。架台80にそのような交換機構が設けられていない場合、次のような交換機構を配備する。
高周波用給電路、低周波用給電路は、整合器、切替器、電流変成器などを収容したケース中のダクトに配設されている。図11は、高周波用給電路、低周波用給電路をダクトのフレームに配設した状態を示す図であり、(a)は断面図、(b)は平面図である。ダクトフレーム51は、縦フレーム51aと横フレーム51bと奥行きフレーム51cによって断面矩形の枠が奥行き方向に延びているとする。枠中には、一方のブスバー52aと他方のブスバー52bとが間隔をあけて配設されることによって高周波用給電路52が配設され、一方のブスバー53aと他方のブスバー53bとが間隔をあけて配設されることによって低周波用給電路53が配設されている。
図1に示す誘導加熱システムにおいては、切替器として、第1の電源用出力切替器31、第2の電源用出力切替器32、高周波用入力切替器33、低周波用入力切替器34が設けられている。これら切替器は、略同じような構成を有している。図12は、図1に示す誘導加熱システムにおける各切替器の構成を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
図1に示す誘導加熱システム1において、各誘導加熱機10でワークを順次加熱する方法について説明しながら、さらに、誘導加熱システムについて詳説する。
ST1−1として、第1の誘導加熱機10Aが切替制御部35に対してOFFからONへの切替要求信号を送信する。
ST1−2として、切替制御部35は、OFFからONへの切替要求信号を受信すると第1の電源用出力切替器31に対しOFFからONへの切替要求信号を送信する。
ST1−3として、第1の電源用出力切替器31は、OFFからONへの切替要求信号を受信するとOFFからONへ切替制御を行う。
ST1−4として、第1の電源用出力切替器31は、OFFからONへの切替制御が完了すると切替制御部35に切替完了信号を送信する。
ST1−5として、切替制御部35は、OFFからONへの切替要求信号を受信すると、第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34に対して、OFFからONへの切替要求信号を送信する。
ST1−6として、第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34は、OFFからONへの切替要求信号を受信すると、OFFからONへ切替制御を行う。
ST1−7として、第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34は、切替制御部35に切替完了信号を送信する。
ST1−8として、切替制御部35が、第1の電源用出力切替器31並びに第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34から、OFFからONへの切替完了信号を受信すると、第1の誘導加熱機10Aに対して切替完了信号を送信する。
ST1−9として、ST1−8において第1の誘導加熱機10Aが切替完了信号を受信したことを契機として、第1の電源21に対して出力開始信号を送信する。
第1の電源21は、ST1−9により出力開始信号を受信すると、出力開始信号と共に受信した出力制御情報に基いて第1の誘導加熱機に給電する。ここでいう出力制御情報としては、第1の電源21に対して通知される出力制御情報であり、その項目として、例えば高周波、低周波の何れも出力するのかそれとも高周波のみ出力するのかの識別情報、高周波と低周波の出力比、各出力強度、周波数設定が可能な場合にあってはその周波数の値、トータルの出力時間などが挙げられる。
ST1−10として、第1の電源21は上記出力制御情報に基づく給電を終了すると、第1の誘導加熱機10Aに対して給電終了信号を送信する。
ST1−11として、第1の誘導加熱機10Aは、給電終了信号を受信すると、切替制御部35に対してONからOFFへの切替要求信号を送信する。
ST1−12として、切替制御部35は、ONからOFFへの切替要求信号を受信すると第1の電源用出力切替器31に対しONからOFFへの切替要求信号を送信する。なお、切替制御部35は、ONからOFFへの切替要求信号を受信した時点において、他の誘導加熱機、例えば第2の誘導加熱機10Bから切替要求信号が入力されていると、第2の誘導加熱機10Bの要求に従って第1の電源用出力切替器31、第2の電源用出力切替器32並びに第2の誘導加熱機10Bの高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34のうち何れか一又は複数の切替器を切り替える。切替制御部35が他の誘導加熱機からの切替要求信号を受信していなければ、切替器の状態は現状を維持する。
ST1−13として、第1の電源用出力切替器31は、ONからOFFへの切替要求信号を受信するとONからOFFへ切替制御を行う。
ST1−14として、第1の電源用出力切替器31は、ONからOFFへの切替制御が完了すると切替制御部35に対して切替完了信号を送信する。
ST1−15として、切替制御部35は、ONからOFFへの切替要求信号を受信すると、第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34に対して、ONからOFFへの切替要求信号を送信する。
ST1−16として、第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34は、ONからOFFへの切替要求信号を受信すると、ONからOFFへ切替制御を行う。
ST1−17として、第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34は、切替を完了すると切替制御部35に切替完了信号を送信する。
ここで、ST1−2とST1−5とは同時になされてもよいし時系列が前後してもよい。ST1−12とST1−15とは同時になされてもよいし時系列が前後してもよい。
用することにより、単一の電源系20であっても複数の誘導加熱機10からの切替要求をバッティングなく処理することができる。
図13のST1−8及びST1−9の代わりに、切替制御部35が、第1の電源用出力切替器31並びに第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34から、OFFからONへの切替完了信号を受信すると、直接、第1の電源21に対して出力開始信号を送信する。第1の電源21は、切替制御部35から出力開始信号を受信すると、出力開始信号と共に受信した出力制御情報に基いて第1の誘導加熱機10Aに給電する。出力制御情報の項目としては前述と同様である。
図13のST1−10及びST1−11の代わりに、第1の電源21は、上記出力制御情報に基づく給電を終了すると、切替制御部35が第1の電源用出力切替器31をONからOFFになるように切替制御を行い(ST1−12)、切替制御部35は第1の誘導加熱機10Aに接続された高周波用入力切替器33及び低周波用入力切替器34に対して、ONからOFFへの切替要求信号を送信する(ST1−15)。
ST2−9として、ST1−9の代わりとして、ST1−8において第1の誘導加熱機10Aが切替完了信号を受信したことを契機として、第1の電源21及び第2の電源26に対してそれぞれ出力開始信号を送信する。
第1の電源21及び第2の電源26は、ST2−9により出力開始信号を受信すると、出力開始信号と共に受信した出力制御情報に基いて第1の誘導加熱機10Aに給電する。ここでいう出力制御情報とは、第1の電源21に対して通知される出力制御情報の項目としては、例えば高周波のみ出力するという識別情報、出力強度、トータルの出力時間などが挙げられる。第2の電源26に対して通知される出力制御情報の項目としては出力強度、周波数選択可能な場合にあってはその周波数の値、トータルの出力時間などが挙げられる。
ST2−10として、ST1−10の代わりとして、第1の電源21及び第2の電源は上記出力制御情報に基いて給電を終了すると、それぞれ第1の誘導加熱機10Aに対して給電終了信号を送信する。
これにより、ST1−11において、第1の誘導加熱機10Aは、第1の電源21及び第2の電源26から給電終了信号を受信すると、切替制御部35に対してONからOFFへの切替要求信号を送信する。
第1の切替モードとして、第1の電源21から一方の周波数、即ち高周波の電力供給を受ける。
第2の切替モードとして、第2の電源26から電力の供給を受ける。
第3の切替モードとして、第1の電源21から時分割で異なる周波数の電力の供給を受ける。
第4の切替モードとして、第1の電源21から一方の周波数を有する電力と第2の電源26から電力とを受けて双方の電力を重畳して供給を受ける。
よって、図1に示す誘導加熱システム1によれば、周波数効果を有する熱処理を行うことができる。
図15は、一つの電源系を用いて何台の誘導加熱機へ供給することが可能となるかを示すタイムチャートであり、(a)は2台の誘導加熱機を用いた場合、(b)は3台の誘導加熱機を用いた場合、(c)は5台の誘導加熱機を用いた場合を示す。サイクルタイムをτとする。なお、このタイムチャートでは、一つの電源系20を用いて複数の誘導加熱機10により同じ熱処理を行うことを前提としている。このタイムチャートは重畳方式、時分割方式の何れの電力供給にも適用される。
図1に示す誘導加熱システム1において、各誘導加熱機10から切替制御部35を含むシステム制御部への加熱条件を設定する手法について説明する。
時分割方式を採用する場合において、テーブル加熱を実施するときは参照する設定テーブル先の情報が設定され、ステップ加熱を実施するときは、図16(a)に示すように出力強度VRと低周波占有率DTのそれぞれが設定される。
重畳方式を採用する場合において、テーブル加熱を実施するときは参照する設定テーブル先の情報が設定され、ステップ加熱を実施するときは出力強度VRと周波数が設定される。ここで、周波数の設定というのは、第2の電源26が出力する周波数を設定できる場合を想定して、何れの周波数を出力するかを設定することを意味する。
一方、テーブル加熱とは、図16(b)乃至(d)に示すようなテーブルを、予め誘導加熱機から切替制御部35を経由して電源系20に送信しておき、第1の電源21、第2の電源26の各電源がそのテーブルに沿って出力制御してワークを加熱する手法をいう。
図16に示す各テーブルのように条件設定を行った場合の出力監視を、どのように行うのかについて説明する。図17は、出力監視画面の例を示す図である。
テーブル加熱を採用した場合には、次のような監視方法がある。
第1の手順として、図17に示すような監視画面上で各値を設定する。
第2の手順として、条件設定のどのステップのテーブル加熱を監視するか、さらにその監視するテーブルの15行のどの行を監視するか、を設定する。図17では、監視するテーブル加熱の行として3行設定可能な場合を示している。
第3の手順として、インバータテーブル運転測定データデバイスを常時読み出し、対応テーブル行を監視する。ここで、インバータテーブル運転測定データデバイスとは後述する測定部のことである。電力については後述するように、平均電力で監視するので、加熱終了時の値を読み出して監視する。
図3、図4に示す回路からどのように電力を監視するかについて詳細に説明する。図3、図4に示すように、インバータ制御部21c,26cにより、変換部21a,26a、逆変換部21b,26bが制御される。よって、変換部21a,26aから逆変換部21b,26bに流れる直流の電流Idc、電圧Vdcが図3、図4に示す電流センサ101、電圧センサ102で測定されて測定部103に入力される。測定部103に入力された値は、デジタル変換されて処理部104に出力される。測定部103はそれぞれ第1の電源21、第2の電源26に設けられ、処理部104は各誘導加熱機10に設けられるか又は誘導加熱システム1を統括する管理部(図示しない)に設けられる。
低周波電力P1(kW)は、
P1=vdc(V)×idc(A)×DT(%)×10-2×10-3
高周波電力P2(kW)は、
P2=vdc(V)×idc(A)×(100−DT(%))×10-2×10-3
q(J)=vdc(V)×idc(A)×サンプリング時間(s)
QL(J)=Σq(J) (ただし、DTがHigh(低周波出力)の期間加算する。)
QH(J)=Σq(J) (ただし、DTがLow(高周波出力)の期間加算する。)
P1(kJ/s=kW)=QL(J)/HT(s)×10-3
P2(kJ/s=kW)=QH(J)/HT(s)×10-3
処理部104は、測定部103によって測定した電流及び電圧のサンプリング時間毎の値から周波数毎に電力量を求め、周波数毎の電力量に基いて各周波数の平均電力を求める。
図20に示す出力監視装置110を用いて出力を監視する方法について説明する。
図3に示すように、逆変換部21bにより第1の周波数(例えば低周波)と第2の周波数(例えば高周波)とで直流をON/OFFして出力する際、先ず、電流電圧測定部103aが、電流センサ101,電圧センサ102から入力される検出データから、直流の電流及び電圧をサンプリング時間で測定する。
上述した出力監視方法は、時分割方式により電力が供給された場合の手法であるが、この監視方法は重畳方式において、低周波と高周波とを短時間に交互に出力する場合にも適用することができる。以下、詳細に説明する。図21は、重畳方式により電力が供給される場合で、第1の周波数の出力の有無と第2の周波数の出力の有無を時系列に示す図である。
これまでは、電源系20に対して切替手段30を介在して複数の誘導加熱機10のうち一台を接続して、電源系20から誘導加熱機10に対して給電する場合を主として説明した。しかしながら、一台の誘導加熱機10に電力を供給する場合であっても同様である。
図1に示す誘導加熱システム1に出力監視装置110が配備されていることで、各誘導加熱機10に供給される電力を監視することができる。この出力監視装置110を用いることにより、実際に出力されている周波数とか、非常に短時間の加熱の際のVdcについても監視することができる。
2:商用電源
10,10A,10B,10C:誘導加熱機
11:高周波用電流変成器
11a:一次巻線
11b:二次巻線
11c:コンデンサ
11d、11e:コイル
12,12A,12B:低周波用電流変成器
12a:一次巻線
12b:二次巻線
12c:タップ
12d:コア
12e,12f:リアクタンス
13:加熱コイル
14:加熱機制御部
20:電源系(電力供給装置)
21:第1の電源
21a:変換部
21b:逆変換部
21c:インバータ制御部
21d:ハイパスフィルタ
21e:ローパスフィルタ
21x:電源制御部
26:第2の電源
26a:変換部
26b:逆変換部
26c:インバータ制御部
26x:電源制御部
30:切替手段
31:第1の電源用出力切替器
32:第2の電源用出力切替器
33:高周波用入力切替器
34:低周波用入力切替器
35:切替制御部
51:ダクトフレーム
51a:縦フレーム
51b:横フレーム
51c:奥行きフレーム
52:高周波用給電路
53:低周波用給電路
52a,52b,53a,53b:ブスバー(高周波用送電ブスバー、低周波用送電ブスバー)
52c,52d,53c,53d:取付用フック
54:碍子
55:長穴
60:切替器
61a,62a:上流側ブスバー取付部
61b,62b:下流側ブスバー取付部
63:ベースプレート
64a:冷却水導入口
64b:冷却水排出口
63a,63b,63c:長穴
65:接続ブロック
65a:当接部
65b:支持部
65c:ロッド
66:支持ブロック
67:エアシリンダ
68:圧縮バネ
69:冷却配管
70:電磁弁
71:リミットスイッチ
72:碍子
80:架台
80a:側縁ガイド部
80b:台車ストッパ
80c:載置支持部
81,83:一次側ブスバー
82:二次側ブスバー
84:焼入液噴射ノズル
86,87:接続部
88:上部支持部
89:下部支持部
90:交換機構
91:カバー部材
91a:接続開口
91b:パッキン
92:前後方向支持部
93:ベースプレート
93a:走行面
93b:ベース突設部
93c:ベース用リブ
93d:延長プレート
94:台車
94a:ハンドル
94b:台車プレート
94c:台車リブ
94d:カムフォロア
94e:固定部材
95:前方変位手段
95a:固定ブロック
95b:押し込みネジ部
95c:螺合部材
96:傾斜部材
97:上下変位手段
98:コロ
99:治具
99a:案内面
99b:治具固定ネジ
101:電流センサ
102:電圧センサ
103:測定部
103c:第1の測定部
103d:第2の測定部
103a:電流電圧測定部
103b:周波数測定部
104:処理部
110:出力監視装置
P1:接続位置
P2:交換位置
Claims (3)
- 高周波用電流変成器及び低周波用電流変成器の各二次側を加熱コイルに並列接続してなる各誘導加熱機と、
上記各誘導加熱機のうち上記高周波用電流変成器の一次側に接続された高周波用入力切替器と、
上記各誘導加熱機のうち上記低周波用電流変成器の一次側に接続された低周波用入力切替器と、
出力周期に対する高周波と低周波の出力時間の比を調整して高周波と低周波の各電力を出力する第1の電源と、
上記第1の電源から出力される電力の周波数とは異なる周波数の電力を出力する第2の電源と、
上記第1の電源の出力端子のうち低周波出力用端子に接続される第1の電源用出力切替器と、
上記第2の電源の出力端子に接続される第2の電源用出力切替器と、
上記誘導加熱機毎に上記高周波用入力切替器及び上記低周波用入力切替器を制御すると共に上記第1の電源用出力切替器及び上記第2の電源用出力切替器を制御することにより上記各誘導加熱機のうち少なくとも一機と上記第1の電源及び上記第2の電源の何れか一方又は双方とを接続する切替制御部と、
を備えており、
上記各誘導加熱機は、上記第1の電源用出力切替器及び上記第2の電源用出力切替器の何れか一方をONにし他方をOFFにする指令と、上記高周波用入力切替器及び上記低周波用入力切替器をそれぞれON、OFFの何れかにするよう切り替える指令と、を上記切替制御部に対して要求する加熱機制御部を有する、誘導加熱システム。 - 前記切替制御部は、前記各誘導加熱機から指令を受けると、その指令に沿って前記第1の電源用出力切替器及び前記第2の電源用出力切替器並びにその指令を出力した誘導加熱機に接続された高周波用入力切替器及び低周波用入力切替器を制御し、
前記切替制御部は前記各誘導加熱機からの指令に対応した制御をし終えると当該誘導加熱機に対して切替完了信号を出力し、
前記各誘導加熱機は、前記切替制御部から切替完了信号を受けると、前記第1の電源及び前記第2の電源の出力を制御する、請求項1に記載の誘導加熱システム。 - 加熱コイルを有する複数の誘導加熱機と、出力周期に対する高周波と低周波の出力時間の比を調整して高周波と低周波の各電力を出力する第1の電源と、該第1の電源から出力される電力の周波数とは異なる周波数の電力を出力する第2の電源と、切替手段とを用い、
上記第1の電源から一方の周波数を有する電力の供給を受ける第1の切替モード、上記第2の電源から電力の供給を受ける第2の切替モード、上記第1の電源から時分割で異なる周波数の電力の供給を受ける第3の切替モード、上記第1の電源から一方の周波数を有する電力と上記第2の電源から電力とを受けて双方の電力を重畳して供給を受ける第4の切替モードの何れかになるように、上記複数の誘導加熱機のうち任意の誘導加熱機から上記切替手段を切り替えて、上記任意の誘導加熱機に配置されたワークを誘導加熱する、誘導加熱方法。
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