JPH0712617B2 - 成形プレス用クッション材 - Google Patents

成形プレス用クッション材

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JPH0712617B2
JPH0712617B2 JP10583793A JP10583793A JPH0712617B2 JP H0712617 B2 JPH0712617 B2 JP H0712617B2 JP 10583793 A JP10583793 A JP 10583793A JP 10583793 A JP10583793 A JP 10583793A JP H0712617 B2 JPH0712617 B2 JP H0712617B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/061Cushion plates
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばメラミン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等による化粧合板、
プリント基板、電気絶縁板、硬質ポリ塩化ビニル積層板
等を製造する際の熱プレス成形に用いられる成形プレス
用クッション材に関する。
【0002】
【従来の技術】熱プレスでシート状物を成形する場合、
成形材料を熱盤と熱盤との間に挟み込んで一定の圧力と
熱をかける方法が一般に用いられている。このようなプ
レス成形は、通常、被成形物と直接接触する面に金属鏡
面板を配置する一方、被成形物の全面に均等な圧力と熱
を加えるために、熱盤と鏡面板との間に平板状のクッシ
ョン材を介在させた状態で行われている。従って、この
ようなクッション材に要求される機能上の特性として
は、クッション性、熱伝導性、耐熱性、耐久性等が挙げ
られる。
【0003】このような使用目的のための成形プレス用
クッション材として、古くからクラフト紙を5〜20枚
程度重ね合わせたものが用いられていた。このクッショ
ン材は、特に使用初期において優れたクッション性を有
していたが、繰り返し使用における耐久性に著しく劣っ
ており、1回からせいぜい5回までの使用が許容限度で
あったため、近年はほとんど使用されていない。
【0004】これに対し、耐久性の向上したクッション
材として、合成ゴムを用いたものが提供され、現在も多
く使用されている。その代表的なものの構成は、ガラス
繊維、芳香族ポリアミド繊維等の耐熱性繊維からなる織
布あるいは不織布の層と、ブチルゴム等の合成ゴム層と
を組み合わせて積層一体化したものである。また、これ
らに離型性を持たせるため、クッション材の表面にふっ
素樹脂フィルム等の耐熱性離型層を接着一体化すること
が知られている。
【0005】しかしながら、この種の合成ゴムを用いた
クッション材は、クラフト紙に比べてクッション性や繰
り返し使用における耐久性には優れている反面、合成ゴ
ムを用いているために耐熱性があまり良くなかった。特
に、近年需要が増しているプリント基板や電気絶縁板の
成形は高温化傾向にあり、230°C〜250°Cとい
った高温下でプレス成形がなされることもあるため、ク
ッション材の耐熱性を改善することが望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】合成ゴムを用いたクッ
ション材の耐熱性を改善する方法として、例えば、耐熱
性ゴムであるシリコーンゴムやふっ素ゴムをクッション
材に用いることが試みられている(例えば特公昭59−
51914号公報、実公平4−28755号公報)。し
かし、シリコーンゴムは有機過酸化物の加硫系であるた
め、未反応の加硫剤が製品を劣化させたり、低分子のシ
リコーンオイルがしみ出して被プレス物を汚染するとい
う問題がある。一方、ふっ素ゴムを用いたクッション材
は耐熱性、クッション性、耐久性等において極めて優れ
た特性を示すにもかかわらず、ふっ素ゴム自体が非常に
高価であるため、ふっ素ゴムを用いたクッション材は従
来産業的には使用しずらいという問題があった。
【0007】ふっ素ゴムのコストダウンを図るために
は、ふっ素ゴムと他のゴムとをブレンドする方法が考え
られる。本発明者は、ふっ素ゴムと種々のゴムとのブレ
ンドについて検討を重ねたが、いずれも耐熱性、クッシ
ョン性等の特性を低下させるため、良好な結果を得るこ
とが出来なかった。
【0008】この発明の目的は、シート状物品の熱プレ
ス成形の高温化を可能にするため、クッション材の耐熱
性を向上させ、しかもクッション性、熱伝導性、耐久性
等においても優れた特性を有する成形プレス用クッショ
ン材を提供することにある。また、この発明の目的は、
ふっ素ゴムを用いた耐熱性の良好な成形プレス用クッシ
ョン材のコストダウンを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ふっ素ゴム
中に充填剤を多量に配合することによって耐熱性の向上
及びコストダウンを実現しようと試みた。しかし、ふっ
素ゴム中に、カーボンブラック等の通常用いられる充填
剤を多量に配合した場合、ゴムの粘度が上がり過ぎて成
形できなくなり、またクッション性等の諸特性が低下し
てしまう。本発明者は、ふっ素ゴムの配合について研究
を重ねた結果、ふっ素ゴム中に特に粒子径の大きい充填
剤を多量に配合することによって上記目的を達成し、同
時に成形プレス用クッション材として好ましいゴム組成
物の配合割合を見い出すことに成功した。
【0010】この発明は、クッション材本体と、その表
面に接着一体化した離型性を有する表面層とからなる成
形プレス用クッション材において、クッション材本体
が、ふっ素ゴム原料を45〜80体積%と、平均粒子径
が1〜100μmの充填剤を15〜50体積%と、受酸
剤を3〜30体積%と、ふっ素ゴムを加硫するための加
硫剤とを必須成分として配合したふっ素ゴムからなるふ
っ素ゴム層を有していることを要旨とする。上記ふっ素
ゴム中には、必要に応じて反応性可塑剤を2〜10体積
%配合しても良い。
【0011】この発明による成形プレス用クッション材
の本体は、上記ふっ素ゴム層の単体とすることもできる
が、1層以上の上記ふっ素ゴム層と、他の種々の層とを
組み合せて積層一体化することにより形成することが好
ましい。ふっ素ゴム層と組み合せる他の層は、耐熱性繊
維層、改質剤複合耐熱性繊維層、耐熱性合成樹脂層、繊
維強化耐熱性合成樹脂層、繊維強化耐熱性合成ゴム層、
金属層およびセラミックス層の中から被成形物品の種
類、プレス条件、クッション材への要求特性等に応じて
適宜選択し、組み合せることができる。
【0012】
【構成の具体的な説明】以下、ふっ素ゴム層を構成する
各配合材料およびふっ素ゴム層と積層一体化してクッシ
ョン材を構成する各層について、更に詳しく説明する。
【0013】《ふっ素ゴム層》 〔ふっ素ゴム原料〕ふっ素ゴム原料としては、含ふっ素
アクリレートの重合体、ふっ化ビニリデンの共重合体、
含ふっ素けい素ゴム、含ふっ素ポリエステルゴム、含ふ
っ素ジエンの共重合体等種々のものがあるが、特にその
種類が限定されるわけではなく、これらの中から適宜選
択して用いることが出来る。ふっ素ゴム中に占める原料
ゴムの配合割合は、45〜80体積%とする。45%よ
り少ないと、クッション性、耐熱性等の良好な物性が得
られず、また加工性が悪くなる。80%より多い場合
は、コストが高くなり過ぎて好ましくない。
【0014】〔充填剤〕充填剤としては、通常ゴムに配
合される充填剤よりも粒子径の大きなものを用い、ま
た、その量も多量に配合する。この充填剤は、ふっ素ゴ
ムの耐熱性をより一層向上させる。また、ふっ素ゴム中
に占める体積割合を大きくすることで、クッション材の
コストダウンを実現できる。充填剤は、平均粒子径が1
〜100μmのものを用い、好ましくは5〜50μmの
ものを用いる。また、その配合割合は15〜50体積%
とする。1μmより小さい充填剤をこのように多量に用
いた場合、ゴムの粘度が上がり過ぎて加工不能となる。
逆に、100μmより大きい場合は、ゴムが可塑化し過
ぎて加工できなくなる。また、配合量が15%より少な
い場合は、耐熱性向上とコストダウンの効果がない。5
0%より多いと、クッション性、強度等のふっ素ゴムの
持つ好ましい特性が得られない。
【0015】充填剤は、上記の条件に合致するものであ
れば何を用いても良いが、本発明の目的を達成するため
には、ふっ素ゴムよりも耐熱性があり、かつ低価格のも
のを用いるのが好ましい。具体的に例示するならば、ガ
ラスビーズ、中空ガラスビーズ、セラミックスパウダー
等の無機材料、芳香族ポリアミドパウダー、シリコーン
樹脂パウダー、ふっ素樹脂パウダー、フェノール樹脂パ
ウダー等の有機材料、ミネラルブラック等の化石材料、
蛍石、クレー等の鉱物材料の中から1種あるいは2種以
上を混合して用いることができる。
【0016】〔受酸剤〕ふっ素ゴムには通常、加硫反応
中に発生するふっ化水素を中和し、加硫を促進する意味
で、少量の受酸剤が配合される。しかし、ふっ素ゴムを
成形プレス用クッション材に用いた場合には、高温下で
使用されるために使用時にもふっ化水素を発生し、ゴム
の物性低下や鏡面板の腐蝕をもたらす危険がある。この
ため本発明では、加硫時だけでなく、使用時にも発生す
るふっ化水素を中和する意味で、受酸剤を多目に配合す
る。
【0017】受酸剤の配合量は、3〜30体積%とす
る。3%より少ない場合は、上記の弊害をもたらす危険
があり、好ましくない。また、30%より多くした場合
は、ふっ素ゴムの好ましい物性が得られなくなる。受酸
剤としては、通常用いられるような金属酸化物や塩類を
適用でき、具体的には亜鉛華、酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化鉛、二塩基性リン酸鉛等が挙げられ
る。
【0018】〔加硫剤〕加硫剤としては、過酸化ベンゾ
イル、過酸化ジクミル等の有機過酸化物系加硫剤、トリ
エチレンテトラミン(TETA)、トリエチレンペンタ
ミン(TEPA)、ヘキサメチレンジアミン(HMD
A)等のアミン系加硫剤、およびポリオール系加硫剤と
いった、ふっ素ゴムの加硫剤として公知のものを用いる
ことができる。なお、この出願において、「加硫剤」は
ふっ素ゴムを加硫するための配合剤のことを指してお
り、後に述べる反応性可塑剤と反応させるための「架橋
剤」とはその呼び方を区別している。
【0019】〔反応性可塑剤〕ふっ素ゴムの加工性を向
上させ、また上記充填剤の充填率を上げる目的で、必要
に応じて可塑剤を配合することができる。この場合の可
塑剤は、ふっ素ゴムの物性低下を防ぐ意味で、特に一官
能性、あるいは多官能性の反応性可塑剤とする必要があ
る。反応性可塑剤の適量は、2〜10体積%とする。2
%より少ない場合は、可塑剤を配合する効果が現れな
い。また、10%より多いと、未反応の可塑剤がゴム中
に残ってしまい、耐熱性、強度等のゴム特性が損なわれ
るため好ましくない。
【0020】本発明によるふっ素ゴム中に配合できる代
表的な反応性可塑剤としては、テトラヒドロフルフリル
メタクリレート、メトキシジエチレングリコールメタク
リレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシ
ジエチレングリコールアクリレート、エチレンジメタク
リレート、1,3−ブチレンジメタクリレート、1,4
−ブチレンジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタク
リレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、2,2’−
ビス(4−メタクリロキシジエトキシフェニル)プロパ
ン、2,2’−ビス(4−アクリロキシジエトキシフェ
ニル)プロパン、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペ
ンタエリトリトールトリアクリレート、トリアリルイソ
シアヌレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルト
リメリテート、ジアリルフタレート、ジアリルクロレン
デート、ジビニルベンゼン、2−ビニルピリジン、N,
N’−メチレンビスアクリルアミド、1,2−ポリブタ
ジエン等が挙げられる。なお、これら反応性可塑剤は、
自己架橋できる場合には単独で用いることができるが、
自己架橋できない場合には、未反応の可塑剤と反応させ
るために微量の架橋剤を併用することが好ましい。この
場合の架橋剤としては、有機過酸化物系、アミン系、ポ
リオール系、イソシアネート系、エポキシ系のいずれか
の架橋剤を使用することができる。
【0021】《耐熱性繊維層》耐熱性繊維層は、耐熱性
繊維からなる織布、不織布又は紙のうち、いずれの形態
をとってもかまわない。また、耐熱性繊維層を2層以上
設ける場合は、それぞれ形態及び素材が同じものを用い
ても良いが、形態あるいは素材が異なるものを用いても
構わない。
【0022】耐熱性繊維の素材としては、耐熱性有機繊
維および/又は耐熱性無機繊維の単体あるいは2種以上
の複合体として用いることができるが、ふっ素ゴムと同
等以上の耐熱性を有することが好ましい。このような耐
熱性有機繊維としては、芳香族ポリアミド繊維、ポリイ
ミド繊維、ポリアミドイミド繊維、芳香族ポリエステル
繊維、ポリアリレート繊維、ふっ素繊維等が挙げられ
る。また、耐熱性無機繊維としては、ガラス繊維、スラ
グ・ロック繊維、セラミックス繊維、金属繊維等が挙げ
られる。
【0023】《改質剤複合耐熱性繊維層》改質剤複合耐
熱性繊維層は、耐熱性繊維からなる織布、不織布又は紙
に改質剤を含浸、塗布又は内添した形態をとる。この発
明において、改質剤とは、耐熱性繊維の耐熱性と寸法安
定性を向上させるために用いる材料のことをさしてい
る。上記において、織布及び不織布に対しては液状の改
質剤を含浸又は塗布し、紙に対しては、液状の改質剤を
含浸又は塗布するか、固形状の改質剤を内添することが
できる。
【0024】ここで、耐熱性繊維の素材は、前記耐熱性
繊維層に適用可能なものがいずれも適用できる。また、
改質剤としては、ふっ素樹脂系、芳香族樹脂系、フェノ
ール樹脂系、メラミン樹脂系、エポキシ樹脂系、不飽和
ポリエステル樹脂系、シリコーン樹脂系、ポリイミド樹
脂系、熱硬化性アクリル樹脂系、水素化NBR系、ふっ
素ゴム系、EPM系、EPDM系等の有機系改質剤、ア
ルカリシリケート系、コロイダルシリカ系、酸性金属リ
ン酸塩系、重クロム酸リン酸系、ほうろう系等の無機系
改質剤、およびアルキルシリケート系、アルキルチタネ
ート系、ボロンシロキサン系等の有機・無機複合系改質
剤を挙げることができ、それぞれ単独で、又はブレンド
系で、又は共重合体として用いることができる。改質剤
複合耐熱性繊維層を2層以上設ける場合は、それぞれ形
態及び素材が同じものを用いても良いが、形態あるいは
素材が異なるものを用いても構わない。
【0025】《耐熱性合成樹脂層及び繊維強化耐熱性合
成樹脂層》耐熱性合成樹脂層は、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シ
リコーン樹脂、ポリイミド樹脂、熱硬化性アクリル樹
脂、フラン樹脂、ユリア樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂の単独又はブレ
ンド系又は共重合体を板状あるいはシート状にして用い
ることができる。また、これらの樹脂中に繊維を分散さ
せ、繊維強化耐熱性合成樹脂層として用いることもでき
る。この場合の繊維素材としては、耐熱性繊維層に適用
可能なものとして挙げた繊維がいずれも使用できる。ま
た、これらの層を2層以上設ける場合は、それぞれ形態
及び素材が同じものを用いても良いが、形態あるいは素
材が異なるものを用いても構わない。
【0026】《繊維強化耐熱性合成ゴム層》繊維強化耐
熱性合成ゴム層に適用できる耐熱性合成ゴムとしては、
水素化NBR、ふっ素ゴム、EPM、EPDM等の単独
又はブレンド系又は共重合体が挙げられる。これらのゴ
ム中に繊維を分散させ、板状あるいはシート状にして、
繊維強化耐熱性合成ゴム層として用いる。この場合の繊
維素材としては、耐熱性繊維層に適用可能なものとして
挙げた繊維がいずれも使用できる。また、この層を2層
以上設ける場合は、それぞれ形態及び素材が同じものを
用いても良いが、形態あるいは素材が異なるものを用い
ても構わない。
【0027】《金属層及びセラミックス層》アルミニウ
ム、ステンレス、鉄、銅等の金属や、各種セラミックス
を板状あるいはシート状にして、金属層あるいはセラミ
ックス層として用いることができる。これらの層を2層
以上設ける場合は、それぞれ形態及び素材が同じものを
用いても良いが、形態あるいは素材が異なるものを用い
ても構わない。
【0028】《接着材層》各層を積層一体化する際に接
着材が必要な場合は、接着材層として、耐熱性繊維に熱
硬化性樹脂又は合成ゴムを含浸又は塗布して使用する
か、固形状あるいは液状の熱硬化性樹脂又は合成ゴムを
使用することができる。この場合、耐熱性繊維として
は、前記耐熱性繊維層に適用可能な素材及び形状のもの
がいずれも適用できる。また、熱硬化性樹脂としては、
フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂、
熱硬化性アクリル樹脂等の単独、ブレンド系あるいは共
重合体が使用できる。合成ゴムでは、水素化NBR、ふ
っ素ゴム、EPM、EPDM等の単独、ブレンド系ある
いは共重合体が使用できる。
【0029】《表面層》クッション材には被成形物に対
する離型性が要求されるため、表面層は、離型性を有す
る材質で形成する必要がある。表面層としては、耐熱性
繊維からなる織布、不織布又は紙、あるいはこれらのい
ずれかに改質剤を含浸又は塗布したもの、耐熱性合成樹
脂からなる板、シート又はフィルム、及び金属箔のうち
のいずれかを用いることができる。
【0030】この耐熱性繊維は、前記耐熱性繊維層に適
用可能なものとして挙げた繊維がいずれも適用できる。
また、改質剤は、前記改質剤複合耐熱性繊維層に適用可
能な改質剤がいずれも適用できる。板、シート又はフィ
ルムとして用いることができる耐熱性合成樹脂として
は、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミ
ドイミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリアリレー
ト樹脂、ふっ素樹脂等が挙げられる。金属箔としては、
前記金属層に適用できる金属素材をいずれも用いること
ができる。
【0031】
【実施例】この発明の実施例について、以下に説明す
る。
【0032】〔ふっ素ゴムシートの作成〕表1に示す配
合割合で、2本のロールを用いてサンプル1〜3の未加
硫ふっ素ゴムシートを作成した後、金型で170゜C×
30分のプレス加硫を行って、厚み約2mmのサンプル
1〜3の加硫ふっ素ゴムシートを作成した。サンプル1
および2は本発明の実施例であり、サンプル3は比較例
である。なお、表中の配合割合は、上段に重量部数を示
し、下段に体積%を示した。
【0033】
【表1】 (注) (1)ダイキン工業株式会社製;ダイエル▲R▼G75
5C(ポリオール系加硫剤入) (2)東芝バロティーニ株式会社製;HSC110A (3)中部カーボン株式会社製;HTC20 (4)協和化学工業株式会社製;マグサラット▲R▼3
0 (5)協和化学工業株式会社製;キョーワマグ▲R▼1
50 (6)新中村化学工業株式会社製;BPE200 (化学名)2,2’−ビス(4−メタクリロキシジエト
キシフェニル)プロパン (7)新中村化学工業株式会社製;AMP20G (化学名)フェノキシジエチレングリコールアクリレー
ト (8)HERCULES社製;VUL−CUP▲R▼4
0KE (化学名)ジ−tert−ブチルペルオキシジイソプロ
ピルベンゼン (9)Rhein−Chemie社製;Rhenofi
t▲R▼−CF (10)花王株式会社製;ルナックS30 (11)住化カラー株式会社製;イプシロン・レッドL
B−ITO34
【0034】表2に、各サンプルの比重および加硫ゴム
物性を示す。なお、加硫ゴム物性は、JIS−K630
1に規定の方法により測定した。
【0035】
【表2】
【0036】〔耐熱性の比較〕耐熱性の比較のため、各
サンプルの熱分解温度を示差熱熱重量同時測定装置(セ
イコー電子工業株式会社製:SSC5200H)によっ
て測定した。その結果を表3に示す。なお、サンプル4
は、ブチルゴム(IIR)とEPDMとのブレンドゴム
に補強材としてカーボンブラックを配合し、樹脂加硫し
たもので、従来クッション材に用いられていたものであ
る。表3から、本発明の実施例であるサンプル1および
2は、比較例であるサンプル3および4に比べて耐熱性
に優れていることが判る。また、サンプル1は、充填剤
を特に多く配合しているためにコストダウンの効果が大
きい。一方、耐熱性や強度の点では、反応性可塑剤を配
合していないサンプル2が最も優れている。
【0037】
【表3】
【0038】次に、クッション材の具体的な実施例につ
いて、図面に基づき説明する。
【0039】〈実施例1〉図1に、実施例1によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、未加
硫状態のふっ素ゴム層(1)の両面に改質剤複合耐熱性
繊維層(2a)を積層し、更にその両面に表面層(3
a)を積層した後、温度180°C、面圧20kg/c
で70分間プレス加硫して一体化したものである。
ここで、ふっ素ゴム層(1)は、上記サンプル1の配合
によるものを用いた。改質剤複合耐熱性繊維層(2a)
としては、芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製;コ
ーネックス▲R▼)のスパン糸よりなる目抜きクロスに
メラミン樹脂系改質剤を塗布したものを用いた。表面層
(3a)には、4ふっ化エチレン−6ふっ化プロピレン
共重合体樹脂(FEP)からなるふっ素樹脂フィルム
(ダイキン工業株式会社製;ネオフロン▲R▼FEP)
を用いた。
【0040】〈実施例2〉図2に、実施例2によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、耐熱
性繊維層(4a)の両面に未加硫状態のふっ素ゴム層
(1)を積層し、更にその両面に耐熱性繊維層(4b)
を積層し、更にその両面に接着材層(5)を積層し、更
にその両面に表面層(3b)を積層した後、温度180
°C、面圧20kg/cmで70分間プレス加硫して
一体化したものである。ここで、ふっ素ゴム層(1)
は、上記サンプル1の配合によるものを用いた。耐熱性
繊維層(4a)は、目抜きガラスクロスの表面にレゾル
シン・フォルマリン・ラテックスによる接着促進処理
(RFL処理)をほどこしたものを用いた。耐熱性繊維
層(4b)は、芳香族ポリアミド繊維(帝人株式会社
製;コーネックス▲R▼)よりなる基布補強ニードルパ
ンチ不織布を用いた。接着材層(5)は、ガラスクロス
にエポキシ樹脂を含浸してプリプレグ化したものを用い
た。表面層(3b)としては、銅箔を用いた。
【0041】〈実施例3〉図3に、実施例3によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、未加
硫状態のふっ素ゴム層(1)の両面に耐熱性繊維層(4
a)を積層し、更にその両面に耐熱性繊維層(4b)を
積層し、更にその両面に接着材層(5)を積層し、更に
その両面に表面層(3c)を積層した後、温度180°
C、面圧20kg/cmで70分間プレス加硫して一
体化したものである。ここで、ふっ素ゴム層(1)は、
前記サンプル2の配合によるものを用いた。耐熱性繊維
層(4a)、(4b)および接着材層(5)は、実施例
2で用いたものと同じものを用いた。表面層(3c)と
しては、芳香族ポリアミド繊維よりなる紙(デュポン社
製;ノーメックス▲R▼アラミド紙410)を用いた。
【0042】〈実施例4〉図4に、実施例4によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、未加
硫状態のふっ素ゴム層(1)の両面に耐熱性繊維層(4
c)を積層し、更にその両面に未加硫状態のふっ素ゴム
層(1)を積層し、更にその両面に耐熱性繊維層(4
b)を積層し、更にその両面に接着材層(5)を積層
し、更にその両面に表面層(3d)を積層した後、温度
180゜C、面圧20kg/cmで70分間プレス加
硫して一体化したものである。ここで、ふっ素ゴム層
(1)は、前記サンプル1の配合によるものを用いた。
耐熱性繊維層(4c)は、シラン−カップリング剤処理
をほどこした目抜きガラスクロスを用いた。耐熱性繊維
層(4b)および接着材層(5)は、実施例2で用いた
ものと同じものを用いた。表面層(3d)としては、芳
香族ポリアミド繊維(帝人株式会社製;コーネックス▲
R▼)のスパン糸よりなる綾織クロスにメラミン樹脂系
改質剤を塗布したものを用いた。
【0043】〈実施例5〉図5に、実施例5によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、改質
剤複合耐熱性繊維層(2b)の両面に未加硫状態のふっ
素ゴム層(1)を積層し、更にその両面に表面層(3
a)を積層した後、温度180°C、面圧20kg/c
で70分間プレス加硫して一体化したものである。
ここで、ふっ素ゴム層(1)は、上記サンプル1の配合
によるものを用いた。改質剤複合耐熱性繊維層(2b)
は、スラグ・ロック繊維を主成分とする抄造紙にエポキ
シ樹脂系プリプレグ粉末を改質剤として内添したものを
用いた。表面層(3a)は、実施例1で用いたふっ素樹
脂フィルムを用いた。
【0044】〈実施例6〉図6に、実施例6によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、耐熱
性繊維層(4c)の両面に未加硫状態のふっ素ゴム層
(1)を積層し、更にその両面に表面層(3a)を積層
した後、温度180゜C、面圧20kg/cmで70
分間プレス加硫して一体化したものである。ここで、ふ
っ素ゴム層(1)は、上記サンプル1の配合によるもの
を用いた。耐熱性繊維層(4c)は、実施例4で用いた
シラン−カップリング剤処理をほどこした目抜きガラス
クロスを用いた。表面層(3a)は、実施例1で用いた
ふっ素樹脂フィルムを用いた。
【0045】〈実施例7〉図7に、実施例7によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、改質
剤複合耐熱性繊維層(2c)の両面に未加硫状態のふっ
素ゴム層(1)を積層し、更にその両面に表面層(3
a)を積層した後、温度180°C、面圧20kg/c
で70分間プレス加硫して一体化したものである。
ここで、ふっ素ゴム層(1)は、前記サンプル2の配合
によるものを用いた。改質剤複合耐熱性繊維層(2c)
としては、ガラス繊維からなる二重織クロスにメラミン
樹脂系改質剤を塗布したものを用いた。表面層(3a)
は、実施例1で用いたふっ素樹脂フィルムを用いた。
【0046】〈実施例8〉図8に、実施例8によるクッ
ション材の積層構成を示す。このクッション材は、耐熱
性繊維層(4b)の両面に未加硫状態のふっ素ゴム層
(1)を積層し、更にその両面に表面層(3a)を積層
した後、温度180°C、面圧20kg/cmで70
分間プレス加硫して一体化したものである。ここで、ふ
っ素ゴム層(1)は、上記サンプル1の配合によるもの
を用いた。耐熱性繊維層(4b)は、実施例2で用いた
芳香族ポリアミド繊維不織布を用いた。表面層(3a)
は、実施例1で用いたふっ素樹脂フィルムを用いた。
【0047】〈比較例1〉実施例2において、サンプル
1の配合による未加硫状態のふっ素ゴム層(1)に代え
て、前記サンプル3の配合による未加硫状態のふっ素ゴ
ム層を用い、それ以外は実施例2と同じ構成のクッショ
ン材を、実施例2と同じ方法で製造した。
【0048】〈比較例2〉実施例2において、サンプル
1の配合による未加硫状態のふっ素ゴム層(1)に代え
て、前記サンプル4の、未加硫状態のブチルゴムとEP
DMとのブレンドゴム層を用い、それ以外は実施例2と
同じ構成のクッション材を、実施例2と同じ方法で製造
した。
【0049】〔試験及びその結果〕実施例1〜8及び比
較例1、2のクッション材を用い、加熱温度230°C
×圧力50kg/cmの熱プレス試験を、加熱時間7
0分間、冷却時間20分間のプレスサイクルで繰り返し
行ない、クッション材及び鏡面板の状態を目視確認し
た。その結果を表4に示す。比較例1のクッション材
は、約100回のプレスでふっ化水素の発生による鏡面
板の腐蝕がみられた。また、比較例2のクッション材
は、約20回のプレスでゴムの軟化劣化による粘着現象
が起り、クッション材や鏡面板にゴミの付着が発生し
た。なお、熱プレスでは精密性が要求されるため、鏡面
板の腐蝕やゴミの付着を引き起こすクッション材は使用
することができない。一方、実施例1〜8のクッション
材は、約200回のプレスを行ってもクッション材や鏡
面板に異常は見られなかった。
【0050】
【表4】
【0051】
【発明の効果】以上、詳しく説明した通り、この発明に
よる成形プレス用クッション材は、粒子径の大きい充填
剤を多量に配合したふっ素ゴムを用いているため、従来
品に比べて耐熱性および耐久性を向上させることがで
き、しかも、ふっ素ゴムを用いたクッション材を低コス
トで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図2】実施例2による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図3】実施例3による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図4】実施例4による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図5】実施例5による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図6】実施例6による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図7】実施例7による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【図8】実施例8による成形プレス用クッション材の積
層構成を示す図
【符号の説明】
1 ふっ素ゴム層 2a 改質剤複合耐熱性繊維層:芳香族ポリアミド繊
維の目抜きクロスにメラミン樹脂系改質剤を塗布したも
の 2b 改質剤複合耐熱性繊維層:スラグ・ロック繊維
の抄造紙にエポキシ樹脂系プリプレグ粉末を内添したも
の 2c 改質剤複合耐熱性繊維層:ガラス繊維の二重織
クロスにメラミン樹脂系改質剤を塗布したもの 3a 表面層:ふっ素樹脂フィルム 3b 表面層:銅箔 3c 表面層:芳香族ポリアミド繊維よりなる紙 3d 表面層:芳香族ポリアミド繊維の綾織クロスに
メラミン樹脂系改質剤を塗布したもの 4a 耐熱性繊維層:目抜きガラスクロスの表面にR
FL処理をほどこしたもの 4b 耐熱性繊維層:芳香族ポリアミド繊維よりなる
基布補強ニードルパンチ不織布 4c 耐熱性繊維層:シラン−カップリング剤処理を
ほどこした目抜きガラスクロス 5 接着材層:エポキシ樹脂含浸ガラスクロス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション材本体と、その表面に接着一
    体化した離型性を有する表面層とからなる成形プレス用
    クッション材において、クッション材本体が、ふっ素ゴ
    ム原料を45〜80体積%と、平均粒子径が1〜100
    μmの充填剤を15〜50体積%と、受酸剤を3〜30
    体積%と、ふっ素ゴムを加硫するための加硫剤とを必須
    成分として配合したふっ素ゴムからなるふっ素ゴム層を
    有していることを特徴とする成形プレス用クッション
    材。
  2. 【請求項2】 クッション材本体と、その表面に接着一
    体化した離型性を有する表面層とからなる成形プレス用
    クッション材において、クッション材本体が、ふっ素ゴ
    ム原料を45〜80体積%と、平均粒子径が1〜100
    μmの充填剤を15〜50体積%と、受酸剤を3〜30
    体積%と、反応性可塑剤を2〜10体積%と、ふっ素ゴ
    ムを加硫するための加硫剤とを必須成分として配合した
    ふっ素ゴムからなるふっ素ゴム層を有していることを特
    徴とする成形プレス用クッション材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の成形プレス用ク
    ッション材において、クッション材本体が、上記ふっ素
    ゴム層を1層以上と、耐熱性繊維層、改質剤複合耐熱性
    繊維層、耐熱性合成樹脂層、繊維強化耐熱性合成樹脂
    層、繊維強化耐熱性合成ゴム層、金属層およびセラミッ
    クス層の中から選ばれる1種以上かつ1層以上の層とを
    組み合せて積層一体化した成形プレス用クッション材。
  4. 【請求項4】 耐熱性繊維層が、耐熱性繊維からなる織
    布、不織布および紙の中から選ばれる1種以上のもので
    ある請求項3に記載の成形プレス用クッション材。
  5. 【請求項5】 改質剤複合耐熱性繊維層が、耐熱性繊維
    からなる織布、不織布又は紙に改質剤が含浸、塗布又は
    内添されたものの中から選ばれる1種以上のものである
    請求項3又は4に記載の成形プレス用クッション材。
  6. 【請求項6】 表面層が、耐熱性繊維からなる織布、不
    織布又は紙、あるいはこれらのいずれかに改質剤を塗布
    又は含浸したものである請求項1〜5のいずれかに記載
    の成形プレス用クッション材。
  7. 【請求項7】 表面層が、耐熱性合成樹脂からなる板、
    シート又はフィルムである請求項1〜5のいずれかに記
    載の成形プレス用クッション材。
  8. 【請求項8】 表面層が、金属箔である請求項1〜5の
    いずれかに記載の成形プレス用クッション材。
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