JPH07125Y2 - 商品棚仕切り枠用支持継手 - Google Patents

商品棚仕切り枠用支持継手

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JPH07125Y2
JPH07125Y2 JP3410391U JP3410391U JPH07125Y2 JP H07125 Y2 JPH07125 Y2 JP H07125Y2 JP 3410391 U JP3410391 U JP 3410391U JP 3410391 U JP3410391 U JP 3410391U JP H07125 Y2 JPH07125 Y2 JP H07125Y2
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JP
Japan
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product shelf
support joint
partition frame
insertion portion
protrusion
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Application number
JP3410391U
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JPH04128664U (ja
Inventor
徳司 園田
Original Assignee
株式会社園田商店
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、いわゆる商品ころび
止め金具と言われる商品棚仕切り枠用支持継手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来から、図9に示すよう
に化粧品、菓子、食品類などの商品を載せる木製棚にお
いて、その周囲に仕切り枠を設けて、商品の転倒、転落
を防止している。この仕切枠Aは、直径部分となる構成
杆aとそのコーナ部をなす各種支持継手bとから成り、
その支持継手bを商品棚Gに挿し込み支持するととも
に、構成杆aを支持継手bに嵌め込んで構成される。
【0003】この支持継手bの従来例として、実開昭6
3−71749号公報に記載され、図10に示すよう
に、商品棚仕切り枠構成杆a接続用腕杆1を有する支柱
2下部を前記商品挿入部3とし、その挿入部3の表面に
ローレット刻み10を設けたものがある。この支持継手
bは商品棚Gへの挿し込み時、ローレット刻み10が商
品棚Gの挿し込み孔内面に喰い込んで、支柱2のずれ動
き、横振れ等を防止するとしている。
【0004】しかしながら、ローレット加工は、挿入部
3を回転させながら、刻み目を有する治具を圧接するも
のであり、鋭利な刻み10を得ることは困難であるうえ
に、その刻み10の上面(支柱の軸方向において)が上
方内向き傾斜面とならざるを得ない。このため、上記従
来の支持継手bにあっては、そのローレット加工による
刻み10が十分に商品棚に喰い込まず、支柱2の引抜き
防止作用を十分になし得ず、支持継手bが抜ける等の不
都合があった。
【0005】この考案は、以上の点に留意し、上記引抜
き防止作用を向上させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案にあっては、上述の周知の支持継手におい
て、その支柱挿入部の上端にその挿入部表面より突出す
る段部を形成し、挿入部表面には先に向って徐々に鋭く
なる突起を形成し、この突起の上面は上方外向き傾斜面
とするとともに、下面は下方内向き傾斜面として成る構
成としたのである。
【0007】
【作用】このように構成するこの考案に係る支持継手
は、従来と同様にして、商品棚に挿入部より少し小さい
径の挿込み孔を形成して、その挿込み孔に挿入部を挿し
込むことにより取付ける。このとき、段部が商品棚表面
に当接してそれ以上の挿込みを防止し、突起は、その下
面が下方内向き傾斜面であるため、円滑に挿し込める。
一方、引き抜き方向の力に対しては、突起の上面が上方
外向き傾斜面となっているため、その力によって突起が
商品棚により喰い込むこととなって、引き抜きを有効に
防止する。
【0008】
【実施例】図1に示す実施例は、直線状腕杆の中程に支
柱2を設けたものであり、腕杆1の両端に小径の突軸4
を設け、同図鎖線で示すように、その突軸4に枠構成杆
aを嵌め込んで連結する。支柱2の下部は小径の挿入部
3となっており、その挿入部3の上端に鍔5が一体に形
成されている。この鍔5によって、挿入部3表面より突
出する段部5aが形成され、挿入部3を商品棚Gに挿し
込んだ際、この鍔5が棚表面に当接してそれ以上の挿し
込みを防ぐ。挿入部3、鍔5の拡縮はヘッダー加工によ
る。
【0009】挿入部3はその軸方向に円錐台を三つ重ね
た形状をしており、その円錐台の外面によって、外側に
向って徐々に鋭くなる突起6が形成される。この突起6
は、その上面6aが水平な面をしており、下面6bは下
方内向き傾斜面となっている。したがって、挿入部3を
商品棚に挿し込むと、突起6の下面6bが下方内向き傾
斜面であるため、円滑に挿し込める。一方、引き抜き方
向の力に対しては、突起6の上面6aが水平面となって
いるため、その力によって突起6が商品棚Gにより喰い
込むこととなって、引き抜きを有効に防止する。なお、
突起6の上面6aは水平面であっても前記従来例に比べ
て十分に引き抜き防止力を発揮するため、「請求の範
囲」に記載の「突起6上面6aの上方外向き傾斜面」は
この実施例のごとく「水平面」を含むものとする。
【0010】図2に示す実施例は、図1の実施例におい
て、腕杆1を半分としたものであり、他は同様である。
また、図3、図4に示す実施例は、図1、図2の実施例
において、鍔5を除去し、挿入部3の縮径によって段部
5aを形成したものである。
【0011】図5乃至図8に示す実施例は、図1乃至図
4の実施例において、突起6を、挿入部3表面に先鋭治
具を突き当て、その表面を切り起こして形成したもので
ある。
【0012】なお、各実施例は、腕杆1が直線状のもの
であったが、L字状、T字状(図9、上記公開公報第3
図、第4図参照)等の周知の形状を採用し得ることは勿
論である。
【0013】
【考案の効果】この考案は、以上のように構成したの
で、突起により十分な引き抜き防止作用が行われ、支持
継手が不意に抜ける等の不都合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の正面図
【図2】他の実施例の正面図
【図3】他の実施例の正面図
【図4】他の実施例の正面図
【図5】他の実施例の正面図
【図6】他の実施例の正面図
【図7】他の実施例の正面図
【図8】他の実施例の正面図
【図9】支持継手使用説明図
【図10】従来例の正面図
【符号の説明】
A 仕切枠 G 商品棚 a 構成杆 b 支持継手 1 腕杆 2 支柱 3 挿入部 4 突軸 5 鍔 5a 段部 6 突起 6a 上面 6b 下面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品棚仕切り枠構成杆a接続用腕杆1を
    有する支柱2下部を前記商品棚挿入部3とし、その挿入
    部3の上端にその挿入部3表面より突出する段部5aを
    形成し、挿入部3表面には先に向って徐々に鋭くなる突
    起6を形成し、この突起6の上面6aは上方外向き傾斜
    面とするとともに、下面6bは下方内向き傾斜面として
    成る商品棚仕切り枠用支持継手。
JP3410391U 1991-05-15 1991-05-15 商品棚仕切り枠用支持継手 Expired - Lifetime JPH07125Y2 (ja)

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JP3410391U JPH07125Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 商品棚仕切り枠用支持継手

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JP3410391U JPH07125Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 商品棚仕切り枠用支持継手

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Publication Number Publication Date
JPH04128664U JPH04128664U (ja) 1992-11-24
JPH07125Y2 true JPH07125Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31916589

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JP3410391U Expired - Lifetime JPH07125Y2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 商品棚仕切り枠用支持継手

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JP5336535B2 (ja) * 2011-03-11 2013-11-06 日研工業株式会社 商品表示具

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JPH04128664U (ja) 1992-11-24

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