JP2558670Y2 - 鉢植え植物のサポート枠 - Google Patents

鉢植え植物のサポート枠

Info

Publication number
JP2558670Y2
JP2558670Y2 JP8742892U JP8742892U JP2558670Y2 JP 2558670 Y2 JP2558670 Y2 JP 2558670Y2 JP 8742892 U JP8742892 U JP 8742892U JP 8742892 U JP8742892 U JP 8742892U JP 2558670 Y2 JP2558670 Y2 JP 2558670Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support frame
frame
engagement
support
pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8742892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0652432U (ja
Inventor
登 中河
澄遠 瀬下
Original Assignee
株式会社ニチカン
澄遠 瀬下
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニチカン, 澄遠 瀬下 filed Critical 株式会社ニチカン
Priority to JP8742892U priority Critical patent/JP2558670Y2/ja
Publication of JPH0652432U publication Critical patent/JPH0652432U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558670Y2 publication Critical patent/JP2558670Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、鉢植えされた植物の
倒れを防止するサポート枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉢植えされたアマリリスや蘭
は、生育するにつれて安定性が悪くなるため、サポート
する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来から知
られているサポート枠は、支柱を有し、その支柱の下端
部を鉢内の土壌に突き刺す組立てであるため、土壌が腐
葉土のような柔らかい土壌の場合、安定性に問題があ
り、また、アマリリスのような球根から観葉植物におい
ては球根を傷付ける危険がある。
【0004】そこで、この考案は、鉢に対してきわめて
簡単に、かつ安定よく取付けることができ、しかも植物
の根を傷付けることなく取付けることができるサポート
枠を提供することを技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、線材から成る支柱の両端を
横方向に折曲げて上下で対向する支持枠と係合枠とを形
成し、下側の係合枠には鉢上に被せた環状の多孔性カバ
ーの孔に対して係合可能な複数の折曲片を設けた構成を
採用したのである。
【0006】ここで、折曲片の形成に代えて、係合枠の
支柱連成側の端部を外側にU字形に折曲げて係合受杆を
形成し、かつ下側係合枠の先端を下向きに折曲げて上記
係合受杆に係合可能なフックを設け、このフックと係合
受杆の係合状態における環状係合枠の内径がテーパ状鉢
の大端径より小径としてもよい。
【0007】また、係合枠を鉢の外側に嵌合させるサポ
ート枠においては、支柱の下端部に鉢の上面に対して係
合可能な係合杆部を形成してもよい。
【0008】
【作用】係合枠に折曲片を形成したサポート枠において
は、その折曲片を多孔性カバーの孔に係合して鉢上に支
柱を起立させ、その支柱上部の支持枠内に鉢植え植物の
葉や茎を挿入して倒れを防止する。
【0009】また、係合受杆とフックを有するサポート
枠においては、係合受杆にフックを係合して係合枠を環
状に形成し、その係合枠を鉢の外側に嵌合して鉢上に支
柱を起立させ、支柱上部の支持枠で植物を支持する。
【0010】さらに、支柱の下部に係合杆部を設けたサ
ポート枠においては、その係合杆部を鉢の上面に係合さ
せて係合枠を鉢に嵌合する状態に保持する。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図1および図2は、この考案に係るサポー
ト枠の第1の実施例を示す。図示のように、支柱1の両
端には上下で対向する支持枠2と係合枠3とが設けら
れ、全体が線材で形成されている。
【0013】ここで、線材は耐食性を有するものがよ
く、実施例では、金属線の外側に合成樹脂被膜を形成し
たものを用いている。
【0014】上側の支持枠2は切り離し部4を有し、そ
の切り離し部4から内側に植物を挿入し得るようになっ
ている。この支持枠2は、図示のような環状の他、U字
形のものであってもよい。
【0015】下側の係合枠3は、切り離し部5が形成さ
れて縮径可能とされ、自然状態における外径は、鉢20
の上部に被せた環状のカバー21の凹部22の内径より
大径とされている。
【0016】ここで、カバー21は、凹部22の底板2
3に多数の孔24が形成された多孔性のものから成って
おり、上記係合枠3にはその孔24に対して係合可能な
複数の折曲片6が設けられている。
【0017】上記の構成から成るサポート枠は、係合枠
3を縮径して多孔性カバー21の凹部22内に嵌合し、
折曲片6をカバー21の孔24に係合して支柱1を鉢2
0上に起立させ、支持枠2内に鉢植え植物の葉や茎を挿
入して植物の倒れを防止する。
【0018】上記のようなサポート枠の使用状態におい
て、係合枠3は外径方向に拡径しようとする弾力を有す
るため、折曲片6は孔24から離脱することはない。こ
のため、支柱1は起立状態に安定よく保持され、支持枠
2によって植物の倒れを確実に防止することができる。
【0019】図3の(イ) 、(ロ) は、この考案に係るサポ
ート枠の第2の実施例を示す。この実施例では、支柱1
の下端に設けた係合枠3の支柱連成側の一端部を外側に
U字形に折曲げて係合杆部7を形成し、係合枠3の他端
を下向きに折曲げて上記係合受杆7に係合可能なフック
8を設けている。
【0020】上記係合枠3は係合受杆7に対するフック
8の係合によって環状に保持される。その環状係合枠3
の内径はテーパ状鉢20の大端径より小径とされてい
る。
【0021】上記の構成から成るサポート枠は、フック
8を係合受杆7に係合して係合枠7を環状に保持し、そ
の係合枠3をテーパ状の鉢20の外側に嵌合して密着さ
せ、その密着力により係合枠3のずれ落ちを防止して支
柱1が鉢20上に起立する状態に保持し、その支柱1の
上端の支持枠2で植物を支持して倒れを防止する。
【0022】第2の実施例で示すサポート枠において
は、係合枠3をテーパ状鉢20の外側に密着させる取付
けであるため、カバー21のない鉢に対しても安定よく
取付けることができる。
【0023】図4の(イ) 、(ロ) は、この考案に係るサポ
ート枠の第3の実施例を示す。この実施例においては、
支柱1の下端部に鉢20の上面に係合可能な係合杆部9
を設けており、他の構成は第2の実施例で示すサポート
枠と同一の構成とされている。
【0024】上記のように、支柱1に係合杆部9を設け
たことにより、その係合杆部9を鉢20の上面に係合さ
せることによって、鉢20に外嵌した係合枠3を嵌合状
態に確実に保持することができるため、サポート枠のよ
り安定した装着状態を得ることができる。
【0025】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
下記に示す効果を奏する。
【0026】請求項1に記載のサポート枠においては、
係合枠を縮径し、外方向に弾力を有する状態で折曲片を
多孔性カバーの孔に係合させるようにしたので、サポー
ト枠の装着がきわめて容易であると共に、鉢に対してサ
ポート枠をきわめて安定よく取付けることができ、支持
枠によって鉢植え植物の倒れを確実に防止することがで
きる。
【0027】また、カバー上にサポート枠を取付けるた
め、鉢植え植物の根を傷付けるおそれは全くない。
【0028】請求項2に記載のサポート枠においては係
合受杆にフックを係合して係合枠を環状に保持し、その
係合枠を鉢の外側に嵌合して支柱を起立状態に保持する
ようにしたので、このサポート枠も請求項1に記載のサ
ポート枠と同様に、鉢に対する取付けが容易であると共
に、鉢植え植物の根を傷つけるおそれは全くなく、しか
も多孔性カバーのない鉢に対しても使用することができ
る。
【0029】請求項3に記載のサポート枠においては、
支柱の下端部に鉢の上面に対して係合可能な係合杆部を
設けたことにより、請求項2に記載のサポート枠と同様
の効果を挙げることができる他、サポート枠を鉢に対し
てより安定よく取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るサポート枠の第1の実施例を示
す斜視図
【図2】同上サポート枠の使用状態を示す斜視図
【図3】(イ) は同上サポート枠の第2の実施例を示す斜
視図、(ロ) はその使用状態を示す正面図
【図4】(イ) は同上サポート枠の第3の実施例を示す斜
視図、(ロ) はその使用状態を示す正面図
【符号の説明】
1 支柱 2 支持枠 3 係合枠 6 折曲片 7 係合受杆 8 フック 9 係合杆部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−162120(JP,A) 実開 昭59−141756(JP,U) 実開 昭59−83333(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材から成る支柱の両端を横方向に折曲
    げて上下で対向する支持枠と係合枠とを形成し、下側の
    係合枠には鉢上に被せた環状の多孔性カバーの孔に対し
    て係合可能な複数の折曲片を設けた鉢植え植物のサポー
    ト枠。
  2. 【請求項2】 線材から成る支柱の両端を折曲げて上下
    で対向する支持枠と係合枠とを形成し、その係合枠の支
    柱連成側の端部を外側にU字形に折曲げて係合受杆を形
    成し、かつ下側係合枠の先端を下向きに折曲げて上記係
    合受杆に係合可能なフックを設け、このフックと係合受
    杆の係合状態における環状係合枠の内径がテーパ状鉢の
    大端径より小径とされた鉢植え植物のサポート枠。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の鉢植え植物のサポート
    枠において、支柱の下端部に鉢の上面に対して係合可能
    な係合杆部を形成した鉢植え植物のサポート枠。
JP8742892U 1992-12-21 1992-12-21 鉢植え植物のサポート枠 Expired - Fee Related JP2558670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742892U JP2558670Y2 (ja) 1992-12-21 1992-12-21 鉢植え植物のサポート枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742892U JP2558670Y2 (ja) 1992-12-21 1992-12-21 鉢植え植物のサポート枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0652432U JPH0652432U (ja) 1994-07-19
JP2558670Y2 true JP2558670Y2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=13914603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8742892U Expired - Fee Related JP2558670Y2 (ja) 1992-12-21 1992-12-21 鉢植え植物のサポート枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558670Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0652432U (ja) 1994-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4117629A (en) Pot holding arm support
JP2558670Y2 (ja) 鉢植え植物のサポート枠
JP3148053U (ja) 植物支持装置及び植物栽培棚の組み立てセット
JP3562838B2 (ja) 積層型吊り鉢
US7013598B2 (en) Retainer for preventing tipping of flower pot
GB2157143A (en) Horticultural holders
JP3020648U (ja) 支柱つき植木鉢
JP3073861U (ja) 植木鉢又は植木鉢カバー、及びプランターの支柱立て。
JPH0537046U (ja) 植木鉢の植木支柱の支持構造
JP3224017B2 (ja) つる草花用支持具
JP3054484U (ja) 柱枠一体型プランター
JP3054715U (ja) 植木鉢用の支柱の保持具
JPS62228212A (ja) 園芸用支柱
JPH0424920Y2 (ja)
JPH0733643Y2 (ja) 苗受け育苗用筒
EP0544106A1 (en) Pot for culturing plant
JPH0735549Y2 (ja) シクラメンの整形笠
JP3119228U (ja) 栽培容器及び栽培容器ユニット
JPH0317641Y2 (ja)
JPH04103446U (ja) 角形プランター用つる支柱
JPH0980A (ja) 観葉植物用支柱
GB2269738A (en) "Flower pot holder"
JP2000253750A (ja) 園芸用鉢
JP3084307U (ja) 花立て
JP3005238U (ja) 屋外での鉢植え用スタンド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees