JPH07125583A - 自動車用バンパカバー - Google Patents

自動車用バンパカバー

Info

Publication number
JPH07125583A
JPH07125583A JP29384993A JP29384993A JPH07125583A JP H07125583 A JPH07125583 A JP H07125583A JP 29384993 A JP29384993 A JP 29384993A JP 29384993 A JP29384993 A JP 29384993A JP H07125583 A JPH07125583 A JP H07125583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper cover
section
thin
ribs
bumper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29384993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Hidaka
達郎 日高
Shinya Watanabe
紳也 渡辺
Masao Sakai
正夫 境
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP29384993A priority Critical patent/JPH07125583A/ja
Publication of JPH07125583A publication Critical patent/JPH07125583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作能率を維持すると共に、一部を代替部品
を使用して補修できる自動車用バンパカバーを提供する
こと。 【構成】 自動車用の樹脂製のバンパカバー(10)
は、切断箇所となるべき複数の薄肉部(12)と、各薄
肉部によって仕切られるセクション(14、15)と、
各薄肉部をはさんで位置するバンパカバーの裏面の部分
から突出される一対のリブ(18)とを備えるように一
体に成形されている。薄肉部(12)で切断されたセク
ションに代えてこのセクションと実質的に同じ形状の別
のセクションをリブ(18)を使用して取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用バンパカバーに
関し、特に、樹脂によって成形するバンパカバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】バンパセンタ部と一対のバンパサイド部
とからなり、バンパセンタ部と各バンパサイド部とをそ
れぞれに設けたフランジ部を重ね合わせて金具で挾持し
たバンパカバーがある(実開昭62-176061 号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バンパカバーが樹脂製
である場合、その全体を一体に成形することが製作能率
の点で好ましいが、前記バンパカバーでは、バンパカバ
ーを1つのバンパセンタ部と2つのバンパサイド部とに
分けて成形し、金具で結合するため、余分な手間がかか
っている。
【0004】ところで、近年の自動車用バンパカバーは
大型化、カラー化しており、車体との一体感を出すため
に表面の品質が向上してきている。その結果、バンパカ
バーは高価な部品となっているにもかかわらず、わずか
な傷がついたとき、修理することなくバンパカバーの全
体を交換しているのがほぼ実情である。
【0005】本発明の目的は、製作能率を維持すると共
に、一部を代替部品を使用して補修できる自動車用バン
パカバーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車用の樹
脂製のバンパカバーであって、切断箇所となるべき複数
の薄肉部と、該各薄肉部によって仕切られるセクション
と、前記各薄肉部をはさんで位置する前記バンパカバー
の裏面の部分から突出される一対のリブとを備えるよう
に一体に成形されており、前記薄肉部で切断されたセク
ションに代えて該セクションと実質的に同じ形状の別の
セクションを前記リブを使用して取付け可能である。
【0007】
【作用および効果】バンパカバーに傷その他の見栄え不
良が生じたとき、見栄え不良のあるセクションを薄肉部
で切断し、そのセクションと実質的に同じ形状の別のセ
クションをリブを使用して取り付ける。
【0008】バンパカバーの全体を一体に成形するた
め、製作能率を維持できる。そして、バンパカバーが切
断箇所となるべき薄肉部を有するため、見栄え不良のあ
るセクションを薄肉部で切断できる。これは、見栄え不
良のあるセクションと実質的に同じ、形状、寸法、品質
およびカラーのセクションを前もって準備できる点で、
任意の箇所で切断するのと異なる。このように、見栄え
不良のあるセクションだけを新しいセクションと交換す
ればよく、コスト的に、また省資源的に有利である。さ
らに、セクションがリブを有するため、新しいセクショ
ンの取付けに支障がない。
【0009】
【実施例】バンパカバー10は自動車用の樹脂製のもの
であって、図1および図2に示すように、薄肉部12
と、セクション14、15、16と、リブ18とを備え
るように、たとえば、塩化ビニルを射出成形して一体に
作られる。
【0010】複数、図示の実施例では、上下方向へ伸び
る2つの薄肉部12が切断箇所となるべき部分に設けら
れている。薄肉部12は、切断の目印であり、バンパカ
バー10の剛性に影響を及ぼさない程度の厚みを有する
ものとして形成する。薄肉部12を設けた結果、バンパ
カバー10に溝ないし凹みができるが、この溝ないし凹
みは、バンパカバー10の表面に現れても、また裏面に
現れてもよい。
【0011】隣り合うセクションは、各薄肉部12によ
って仕切られる。したがって、図示の実施例では、2つ
の薄肉部12によって3つのセクション、すなわち1つ
の中央のセクション15と、2つの側部のセクション1
4、16とが仕切られている。
【0012】一対のリブ18が、各薄肉部12をはさん
で位置するバンパカバー10の裏面の部分から突出され
ている。したがって、薄肉部12をはさんで隣り合う2
つのセクションのそれぞれが当該薄肉部12に近接する
1つのリブ18を有する。リブ18は、薄肉部12で切
断されたセクションに代えてこのセクションと実質的に
同じ形状、同じ寸法の別のセクションを取り付けるとき
使用するが、バンパカバー10の補強の機能をも有す
る。
【0013】リブ18は、図3ないし図5に示すように
形成することが好ましい。すなわち、一対のリブ18が
自動車のサイドメンバ20の前方または後方に位置する
ように、バンパカバー10の薄肉部12を定め、この薄
肉部12をはさんだ裏面の部分からリブ18を突出す
る。図3において、セクション14のリブ18の右側に
2つの水平リブ22、24を設け、さらに、セクション
15のリブ18の左側に2つの水平リブ26、28を設
け、リブ18をこれら水平リブとの共同でバンパカバー
10の支持アーム30に関わらせる。
【0014】支持アーム30は、サイドメンバ20にボ
ルトによって取り付けられる基部32と、基部32に溶
接された支持部33と、支持部33に設けた嵌合部34
とを有する。一対のリブ18を嵌合部34に嵌合し、支
持部33の上方面35を水平リブ22、26に当て、さ
らに支持部33の下方面36を水平リブ24、28に当
て、各水平リブを貫通するボルト38を支持部33にね
じ込んで、バンパカバー10を支持アーム30に支持さ
せる。バンパカバー10から、たとえば、セクション1
4を取外し、代替セクションを取り付ける場合、さら
に、リブ18の下方に設けた穴にボルト40を通し、ナ
ット42をねじ込む。
【0015】図3ないし図5に示した実施例によれば、
一対のリブ18によってバンパカバー10の横方向への
動きを抑え、水平リブ22、24・・によってバンパカ
バー10の取付けをし、さらにリブ18と水平リブ2
2、24・・との共同で剛性を高めることができる。し
たがって、同じ構造の代替用のセクションを使用するこ
とにより、セクションを交換した後でも、バンパカバー
は堅固に支持され、十分な剛性を備える。
【0016】バンパカバー10の、たとえばセクション
16に、図1に示すように、見栄え不良50が生じたと
き、セクション15とセクション16との間の薄肉部1
2を切断し、セクション16を取り外す。この場合、図
6に示すように、斜めの切れ目52によってセクション
16を外し、代替用のセクションにも斜めの切れ目を入
れておけば、切れ目が外部から人目につきにくくなる。
また、図7に示すように、代替用のセクション54のセ
クション15との突き合せ端に段部55を形成しておけ
ば、セクション15、54の車体の前後方向となるずれ
を抑えることができる。
【0017】代替用のセクションは、バンパカバー10
と同じ代替用のバンパカバーを備えておき、交換する
際、代替用のバンパカバーを薄肉部で切断し、同じ形状
のセクションを取り出してもよく、または、セクション
毎に前もって作っておいてもよい。いずれの場合であ
れ、バンパカバー10の成形に使用した型を利用して成
形できる。
【0018】見栄え不良のあるセクションを代替用のセ
クションと交換した後、各セクションにあるリブ18に
ボルトを通してナットをねじ込んで、2つのリブを挾持
可能なコの字形の金具をリブ18に打ち込んで、また
は、両者を行って代替用のセクションを取り付け、バン
パカバーとする。
【0019】前記実施例では、上下方向へ伸びる2つの
薄肉部12によってバンパカバー10を3つのセクショ
ン14、15、16に仕切っている。これに代え、バン
パカバーの形状、または自動車の仕向け地の道路事情な
どによって見栄え不良が発生しやすい箇所などを考慮
し、さらに多くの薄肉部を設けたり、横方向へ伸びる薄
肉部を設けたり、上下方向と横方向とへそれぞれ伸びる
薄肉部を設けたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のバンパカバーの斜視図で
ある。
【図2】図1の2−2線で切断した断面図である。
【図3】バンパカバーに設けることが好ましいリブと車
体への支持構造を示す背面から見たバンパカバーの斜視
図である。
【図4】図3の上方部分の取付けを示す平面図である。
【図5】図3の5−5線に沿って切断して断面図であ
る。
【図6】薄肉部で切断する様子を示す図2と同様な断面
図である。
【図7】代替用のセクションを突き合せた状態を示す図
2と同様な断面図である。
【符号の説明】
10 バンパカバー 12 薄肉部 14、15、16 セクション 18 リブ 22、24、26、28 水平リブ 30 支持アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用の樹脂製のバンパカバーであっ
    て、切断箇所となるべき複数の薄肉部と、該各薄肉部に
    よって仕切られるセクションと、前記各薄肉部をはさん
    で位置する前記バンパカバーの裏面の部分から突出され
    る一対のリブとを備えるように一体に成形されており、
    前記薄肉部で切断されたセクションに代えて該セクショ
    ンと実質的に同じ形状の別のセクションを前記リブを使
    用して取付け可能である、自動車用バンパカバー。
JP29384993A 1993-11-01 1993-11-01 自動車用バンパカバー Pending JPH07125583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29384993A JPH07125583A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 自動車用バンパカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29384993A JPH07125583A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 自動車用バンパカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07125583A true JPH07125583A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17799959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29384993A Pending JPH07125583A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 自動車用バンパカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07125583A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19546478A1 (de) * 1995-12-13 1997-06-19 Dynamit Nobel Ag Stoßfängerverkleidung aus Kunststoff für Kraftfahrzeuge
JP2009006933A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Suzuki Motor Corp 車両前部形状

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19546478A1 (de) * 1995-12-13 1997-06-19 Dynamit Nobel Ag Stoßfängerverkleidung aus Kunststoff für Kraftfahrzeuge
JP2009006933A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Suzuki Motor Corp 車両前部形状

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003127899A (ja) 車両のピラー下部構造
US9022428B2 (en) Vehicle splash guard
JP2006240415A (ja) 車体のフロアパネル
JPH09104240A (ja) 電気自動車のバッテリフレーム構造
JPH07125583A (ja) 自動車用バンパカバー
EP0602590B1 (en) Rear fender for motor-bicyle
JP2002220014A (ja) 自動車のバンパー構造
JP2000103295A (ja) 自動車用ルーフレールの取付構造
JP2563466Y2 (ja) 自動車のトランクリッド構造
JPH106887A (ja) 自動車のフロントバンパー構造
JPH08175321A (ja) 自動車用保護キャップ構造
JPH046990Y2 (ja)
JP4082583B2 (ja) 自動車の車体前部構造
CN218907129U (zh) 车顶侧装饰件总成以及车辆
JPWO2004074078A1 (ja) ハンドル部品取付具およびハンドル部品取付構造
JP2000006841A (ja) 前部車体構造
JP4281642B2 (ja) 車両の外装部品及びその取付方法
JP3651375B2 (ja) フェンダとバンパーとの結合構造
JPH0728058Y2 (ja) 自動車のカウル部車体構造
JP3815434B2 (ja) 車両のルーフモール
KR100453857B1 (ko) 자동차의 프론트 범퍼 고정구조
JP2001047945A (ja) ルーフバーエアロアタッチメント
JP4280911B2 (ja) 車両用リアバンパフェイシャの取付構造
JP2002104093A (ja) 車両ボディーを構成するパネル、モール及びモール取付構造
JPH076028Y2 (ja) ライセンスプレートの取付け構造