JPH08175321A - 自動車用保護キャップ構造 - Google Patents
自動車用保護キャップ構造Info
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- JPH08175321A JPH08175321A JP6326194A JP32619494A JPH08175321A JP H08175321 A JPH08175321 A JP H08175321A JP 6326194 A JP6326194 A JP 6326194A JP 32619494 A JP32619494 A JP 32619494A JP H08175321 A JPH08175321 A JP H08175321A
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 9
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G3/00—Removable ornamental heads for nails, screws, or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/14—Cap nuts; Nut caps or bolt caps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保護キャップの表面にひけを発生させず、取
付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状態での
しっかり感を向上し、保護キャップ取付時の取付作業性
を向上することが可能な自動車用保護キャップ構造を提
供すること。 【構成】 車体部材3に螺合される金属材よりなるボル
ト頭部35を被覆可能とした保護キャップ31と前記ボ
ルト頭部35との間には、該保護キャップ31を位置決
めするスペーサ部材43を介在してなること。
付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状態での
しっかり感を向上し、保護キャップ取付時の取付作業性
を向上することが可能な自動車用保護キャップ構造を提
供すること。 【構成】 車体部材3に螺合される金属材よりなるボル
ト頭部35を被覆可能とした保護キャップ31と前記ボ
ルト頭部35との間には、該保護キャップ31を位置決
めするスペーサ部材43を介在してなること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用保護キャップ
構造、特にシートベルトのショルダーアジャスターのア
ンカーの取付用ボルトのキャップ構造に関する。
構造、特にシートベルトのショルダーアジャスターのア
ンカーの取付用ボルトのキャップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用保護キャップ構造としては、例
えば図9(実開平1−89258号公報参照)に示すよ
うな例がある。即ち、保護キャップ1は、センタピラー
3に支持された図外のショルダーアジャスターに対し上
下動自在に支持された車体部材としてのアジャスタープ
レート11の裏面に固設された図外のウエルドナットに
螺合させた金属材よりなる取付用ボルト5の頭部7を被
覆可能としている。該取付用ボルト5は、シートベルト
9のスルーリングのアンカー13を前記アジャスタープ
レート11に取付ける為に用いられる。前記保護キャッ
プ1は、前記取付用ボルト5の頭部7を、前記アンカー
13の一部と共に覆うように三方を囲む形状に形成さ
れ、上部に形成された爪15が前記アジャスタープレー
ト11に形成された開口17に係合され、裏面1aより
前記取付用ボルト5の頭部7の平坦部19に当接する十
字状のリブ21が突設されることで、前記保護キャップ
1のベコツキを防止している。
えば図9(実開平1−89258号公報参照)に示すよ
うな例がある。即ち、保護キャップ1は、センタピラー
3に支持された図外のショルダーアジャスターに対し上
下動自在に支持された車体部材としてのアジャスタープ
レート11の裏面に固設された図外のウエルドナットに
螺合させた金属材よりなる取付用ボルト5の頭部7を被
覆可能としている。該取付用ボルト5は、シートベルト
9のスルーリングのアンカー13を前記アジャスタープ
レート11に取付ける為に用いられる。前記保護キャッ
プ1は、前記取付用ボルト5の頭部7を、前記アンカー
13の一部と共に覆うように三方を囲む形状に形成さ
れ、上部に形成された爪15が前記アジャスタープレー
ト11に形成された開口17に係合され、裏面1aより
前記取付用ボルト5の頭部7の平坦部19に当接する十
字状のリブ21が突設されることで、前記保護キャップ
1のベコツキを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の自動車用保護キャップ構造では、前記保護キャップ1
の裏面1aと前記取付用ボルト5の頭部7の平坦部19
との間の間隙が大きい場合には、該保護キャップ1の裏
面1aに突設されるリブ21の突設量Hがその分だけ大
きくなり、該保護キャップ1の表面1bに、該保護キャ
ップ1の成形時にリブ21の方に流れた樹脂液により歪
としての凹み(ひけ、という)が発生するおそれがあ
る。また、前記爪15が前記保護キャップ1の裏面1a
側に突設されているので、該爪15を前記アジャスター
プレート11に形成された開口17に係合させる時に、
爪15が作業者に見えず、しかも何の案内もないので、
叩き込むなどして、該爪15に過度の荷重を加えること
で、該爪15を折損させるおそれがある。更に、取付用
ボルト5の頭部7の平坦部19に前記保護キャップ1の
裏面1a側に突設されているリブ21が当接するに際
し、該取付用ボルト5の頭部7に対する位置決めがない
為、前記保護キャップ1のグラツキや前記保護キャップ
1の上下左右方向(矢印)への位置ずれが生じる可能性
があり、取付剛性の上で商品性を損なうおそれがあり、
改善が望まれている。そこで、本発明は、以上のような
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
保護キャップの表面にひけを発生させず、取付用ボルト
の頭部に対する保護キャップの取付状態でのしっかり感
を向上し、保護キャップ取付時の取付作業性を向上する
ことが可能な自動車用保護キャップ構造を提供すること
にある。
の自動車用保護キャップ構造では、前記保護キャップ1
の裏面1aと前記取付用ボルト5の頭部7の平坦部19
との間の間隙が大きい場合には、該保護キャップ1の裏
面1aに突設されるリブ21の突設量Hがその分だけ大
きくなり、該保護キャップ1の表面1bに、該保護キャ
ップ1の成形時にリブ21の方に流れた樹脂液により歪
としての凹み(ひけ、という)が発生するおそれがあ
る。また、前記爪15が前記保護キャップ1の裏面1a
側に突設されているので、該爪15を前記アジャスター
プレート11に形成された開口17に係合させる時に、
爪15が作業者に見えず、しかも何の案内もないので、
叩き込むなどして、該爪15に過度の荷重を加えること
で、該爪15を折損させるおそれがある。更に、取付用
ボルト5の頭部7の平坦部19に前記保護キャップ1の
裏面1a側に突設されているリブ21が当接するに際
し、該取付用ボルト5の頭部7に対する位置決めがない
為、前記保護キャップ1のグラツキや前記保護キャップ
1の上下左右方向(矢印)への位置ずれが生じる可能性
があり、取付剛性の上で商品性を損なうおそれがあり、
改善が望まれている。そこで、本発明は、以上のような
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
保護キャップの表面にひけを発生させず、取付用ボルト
の頭部に対する保護キャップの取付状態でのしっかり感
を向上し、保護キャップ取付時の取付作業性を向上する
ことが可能な自動車用保護キャップ構造を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、車体部材に螺合される金属材
よりなるボルト頭部を被覆可能とした保護キャップ構造
において、前記保護キャップと前記ボルト頭部との間に
は、該保護キャップを位置決めするスペーサ部材を介在
してなることを特徴とする。請求項2の発明は、請求項
1記載の自動車用保護キャップ構造であって、前記スペ
ーサ部材には、前記ボルト頭部の凹部に係合する係合部
を形成したことを特徴とする。請求項3の発明は、請求
項1記載の自動車用保護キャップ構造であって、前記ス
ペーサ部材には、前記ボルト頭部の周囲に係合する係合
部を形成したことを特徴とする。
めに、請求項1の発明は、車体部材に螺合される金属材
よりなるボルト頭部を被覆可能とした保護キャップ構造
において、前記保護キャップと前記ボルト頭部との間に
は、該保護キャップを位置決めするスペーサ部材を介在
してなることを特徴とする。請求項2の発明は、請求項
1記載の自動車用保護キャップ構造であって、前記スペ
ーサ部材には、前記ボルト頭部の凹部に係合する係合部
を形成したことを特徴とする。請求項3の発明は、請求
項1記載の自動車用保護キャップ構造であって、前記ス
ペーサ部材には、前記ボルト頭部の周囲に係合する係合
部を形成したことを特徴とする。
【0005】
【作 用】上記手段の請求項1の発明によれば、スペー
サ部材が前記ボルト頭部に係合されることで前記保護キ
ャップの位置決めをするので、スペーサ部材は保護キャ
ップと別部材であるから保護キャップの表面にひけを発
生せず、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取
付状態でのしっかり感が向上し、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる。請求項2の発明に
よれば、請求項1の発明の作用に加え、前記スペーサ部
材の係合部を、前記ボルト頭部の凹部に係合させること
で、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状
態でのしっかり感がより向上するし、該凹部によって係
合部が位置をガイドされるので、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる。請求項3の発明に
よれば、請求項1の発明の作用に加え、前記スペーサ部
材の係合部を、前記ボルト頭部の周囲に係合させること
で、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状
態でのしっかり感がより向上し、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる。
サ部材が前記ボルト頭部に係合されることで前記保護キ
ャップの位置決めをするので、スペーサ部材は保護キャ
ップと別部材であるから保護キャップの表面にひけを発
生せず、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取
付状態でのしっかり感が向上し、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる。請求項2の発明に
よれば、請求項1の発明の作用に加え、前記スペーサ部
材の係合部を、前記ボルト頭部の凹部に係合させること
で、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状
態でのしっかり感がより向上するし、該凹部によって係
合部が位置をガイドされるので、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる。請求項3の発明に
よれば、請求項1の発明の作用に加え、前記スペーサ部
材の係合部を、前記ボルト頭部の周囲に係合させること
で、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状
態でのしっかり感がより向上し、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1及び図2を用いて、本発明の第1実施例に係る
自動車用保護キャップ構造を説明する。図中、保護キャ
ップ31は、センタピラー3に支持された図外のショル
ダーアジャスターに対し上下動自在に支持された車体部
材としてのアジャスタープレート11の裏面に固設され
たウエルドナット32に螺合させた金属材よりなる取付
用ボルト33の頭部35を被覆可能としている。該取付
用ボルト33は、シートベルト9のアンカー13を前記
アジャスタープレート11に取付ける為に用いられる。
前記保護キャップ31は、前記取付用ボルト33の頭部
35を、前記アンカー13の一部と共に覆うように三方
を囲む形状に形成され、上部に形成された爪37,37
が前記アジャスタープレート11に形成された開口3
9,39に係合され、保護キャップ31の裏面31aに
複数形成された支持部41,41..により支持された
スペーサ部材43の中央に形成された係合部45が前記
取付用ボルト33の頭部35の中央に形成された「凹
部」としての工具挿入口47内に挿入されることで当接
されている。
る。図1及び図2を用いて、本発明の第1実施例に係る
自動車用保護キャップ構造を説明する。図中、保護キャ
ップ31は、センタピラー3に支持された図外のショル
ダーアジャスターに対し上下動自在に支持された車体部
材としてのアジャスタープレート11の裏面に固設され
たウエルドナット32に螺合させた金属材よりなる取付
用ボルト33の頭部35を被覆可能としている。該取付
用ボルト33は、シートベルト9のアンカー13を前記
アジャスタープレート11に取付ける為に用いられる。
前記保護キャップ31は、前記取付用ボルト33の頭部
35を、前記アンカー13の一部と共に覆うように三方
を囲む形状に形成され、上部に形成された爪37,37
が前記アジャスタープレート11に形成された開口3
9,39に係合され、保護キャップ31の裏面31aに
複数形成された支持部41,41..により支持された
スペーサ部材43の中央に形成された係合部45が前記
取付用ボルト33の頭部35の中央に形成された「凹
部」としての工具挿入口47内に挿入されることで当接
されている。
【0007】従って、本第1実施例によれば、スペーサ
部材43により前記ボルト33の頭部35に対する前記
保護キャップ31の位置決めをするので、スペーサ部材
43は保護キャップ31と別部材であるから保護キャッ
プ31の表面31bにひけを発生せず、取付用ボルト3
3の頭部35に対する保護キャップ31の取付状態での
しっかり感が向上し、保護キャップ31取付時の取付作
業性を向上することができる。前記スペーサ部材43の
係合部45を、前記ボルト33の頭部35の工具挿入口
47に係合させることで、取付用ボルト33の頭部35
に対する保護キャップ31の取付状態でのしっかり感が
より向上するし、該工具挿入口47によって係合部45
が位置をガイドされるので、保護キャップ31の取付時
の取付作業性を向上することができる。
部材43により前記ボルト33の頭部35に対する前記
保護キャップ31の位置決めをするので、スペーサ部材
43は保護キャップ31と別部材であるから保護キャッ
プ31の表面31bにひけを発生せず、取付用ボルト3
3の頭部35に対する保護キャップ31の取付状態での
しっかり感が向上し、保護キャップ31取付時の取付作
業性を向上することができる。前記スペーサ部材43の
係合部45を、前記ボルト33の頭部35の工具挿入口
47に係合させることで、取付用ボルト33の頭部35
に対する保護キャップ31の取付状態でのしっかり感が
より向上するし、該工具挿入口47によって係合部45
が位置をガイドされるので、保護キャップ31の取付時
の取付作業性を向上することができる。
【0008】図3は、本発明の第2実施例で、前記第1
実施例と主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭
部の周囲に係合する係合部を形成したことにある。即
ち、取付用ボルト51の頭部53の周囲に凹部55を形
成し、該凹部55にスペーサ部材57の係合部59が係
合されている。従って、本第2実施例によれば、前記ス
ペーサ部材57より外側に延在された「係合部」として
のフランジ59を、前記ボルト51の頭部53の周囲に
形成された凹部55に係合させることで、取付用ボルト
51の頭部53に対する保護キャップ31の取付状態で
のしっかり感がより向上するので、保護キャップ31取
付時の取付作業性を向上することができる。図4に示す
ように、前記「係合部」としてのフランジ59は、外側
ではなく、内側に延在されたフランジ58でも、良い。
実施例と主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭
部の周囲に係合する係合部を形成したことにある。即
ち、取付用ボルト51の頭部53の周囲に凹部55を形
成し、該凹部55にスペーサ部材57の係合部59が係
合されている。従って、本第2実施例によれば、前記ス
ペーサ部材57より外側に延在された「係合部」として
のフランジ59を、前記ボルト51の頭部53の周囲に
形成された凹部55に係合させることで、取付用ボルト
51の頭部53に対する保護キャップ31の取付状態で
のしっかり感がより向上するので、保護キャップ31取
付時の取付作業性を向上することができる。図4に示す
ように、前記「係合部」としてのフランジ59は、外側
ではなく、内側に延在されたフランジ58でも、良い。
【0009】図5は、本発明の第3実施例で、前記第1
実施例と主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭
部の周囲に係合する係合部を形成したことにある。即
ち、取付用ボルト61の頭部63の周囲に壁65を形成
し、該壁65にスペーサ部材67の「係合部」としての
フランジ69が係合されている。従って、本第3実施例
によれば、前記スペーサ部材67のフランジ69を、前
記ボルト61の頭部63の周囲に形成された壁65に係
合させることで、取付用ボルト61の頭部63に対する
保護キャップ31の取付状態でのしっかり感がより向上
するので、保護キャップ31取付時の取付作業性を向上
することができる。
実施例と主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭
部の周囲に係合する係合部を形成したことにある。即
ち、取付用ボルト61の頭部63の周囲に壁65を形成
し、該壁65にスペーサ部材67の「係合部」としての
フランジ69が係合されている。従って、本第3実施例
によれば、前記スペーサ部材67のフランジ69を、前
記ボルト61の頭部63の周囲に形成された壁65に係
合させることで、取付用ボルト61の頭部63に対する
保護キャップ31の取付状態でのしっかり感がより向上
するので、保護キャップ31取付時の取付作業性を向上
することができる。
【0010】図6は、本発明の第4実施例で、前記第1
実施例と主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭
部の周囲に係合する係合部を形成したことにある。即
ち、取付用ボルト71の頭部73の平坦部75に凹部7
7が形成され、該凹部77にスペーサ部材78の「係合
部」としてのフランジ79が係合されている。従って、
本第4実施例によれば、前記スペーサ部材78のフラン
ジ79を、前記ボルト71の頭部73の平坦部75に凹
部77に係合させることで、取付用ボルト71の頭部7
3に対する保護キャップ31の取付状態でのしっかり感
がより向上するので、保護キャップ31取付時の取付作
業性を向上することができる。図7は、本発明の第5実
施例で、前記第1実施例と主に異なる点は、前記スペー
サ部材がボルト頭部の周囲に係合する係合部を形成した
ことにある。即ち、取付用ボルト81の頭部83の周囲
に雄ネジ85が形成され、該雄ネジ85にスペーサ部材
87の端部88に形成された「係合部」としての雌ネジ
89が羅合されている。
実施例と主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭
部の周囲に係合する係合部を形成したことにある。即
ち、取付用ボルト71の頭部73の平坦部75に凹部7
7が形成され、該凹部77にスペーサ部材78の「係合
部」としてのフランジ79が係合されている。従って、
本第4実施例によれば、前記スペーサ部材78のフラン
ジ79を、前記ボルト71の頭部73の平坦部75に凹
部77に係合させることで、取付用ボルト71の頭部7
3に対する保護キャップ31の取付状態でのしっかり感
がより向上するので、保護キャップ31取付時の取付作
業性を向上することができる。図7は、本発明の第5実
施例で、前記第1実施例と主に異なる点は、前記スペー
サ部材がボルト頭部の周囲に係合する係合部を形成した
ことにある。即ち、取付用ボルト81の頭部83の周囲
に雄ネジ85が形成され、該雄ネジ85にスペーサ部材
87の端部88に形成された「係合部」としての雌ネジ
89が羅合されている。
【0011】従って、本第5実施例によれば、前記スペ
ーサ部材87の端部88の雌ネジ89を、前記ボルト8
1の頭部83の周囲に雄ネジ85に羅合させることで、
取付用ボルト81の頭部83に対する保護キャップ31
の取付状態でのしっかり感がより向上するので、保護キ
ャップ31取付時の取付作業性を向上することができ
る。図8は、本発明の第6実施例で、前記第1実施例と
主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭部の周囲
に係合する係合部を形成したことにある。即ち、取付用
ボルト91の頭部93に平坦部95が形成され、該平坦
部95にスペーサ部材97の「係合部」としての底部9
9が係合されている。従って、本第6実施例によれば、
前記スペーサ部材97の底部99を、前記ボルト91の
頭部93の平坦部95に当接させることで、取付用ボル
ト91の頭部93に対する保護キャップ31の取付状態
でのしっかり感がより向上するので、保護キャップ31
取付時の取付作業性を向上することができる。
ーサ部材87の端部88の雌ネジ89を、前記ボルト8
1の頭部83の周囲に雄ネジ85に羅合させることで、
取付用ボルト81の頭部83に対する保護キャップ31
の取付状態でのしっかり感がより向上するので、保護キ
ャップ31取付時の取付作業性を向上することができ
る。図8は、本発明の第6実施例で、前記第1実施例と
主に異なる点は、前記スペーサ部材がボルト頭部の周囲
に係合する係合部を形成したことにある。即ち、取付用
ボルト91の頭部93に平坦部95が形成され、該平坦
部95にスペーサ部材97の「係合部」としての底部9
9が係合されている。従って、本第6実施例によれば、
前記スペーサ部材97の底部99を、前記ボルト91の
頭部93の平坦部95に当接させることで、取付用ボル
ト91の頭部93に対する保護キャップ31の取付状態
でのしっかり感がより向上するので、保護キャップ31
取付時の取付作業性を向上することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、車体部材に螺合される金属材よりなるボルト頭部を
被覆可能とした保護キャップ構造において、前記保護キ
ャップと前記ボルト頭部との間には、該保護キャップを
位置決めするスペーサ部材を介在してなることを特徴と
するので、スペーサ部材により前記ボルト頭部に対する
前記保護キャップの位置決めをするので、スペーサ部材
は保護キャップと別部材であるから保護キャップの表面
にひけを発生せず、取付用ボルトの頭部に対する保護キ
ャップの取付状態でのしっかり感が向上し、保護キャッ
プ取付時の取付作業性を向上することができる。請求項
2の発明によれば、前記スペーサ部材には、前記ボルト
頭部の凹部に係合する係合部を形成したことを特徴とす
るので、請求項1の発明の効果に加え、前記スペーサ部
材の係合部を、前記ボルト頭部の凹部に係合させること
で、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状
態でのしっかり感がより向上するし、該凹部によって係
合部が位置をガイドされるので、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる、という実益的効果
を有する。請求項3の発明によれば、前記スペーサ部材
には、前記ボルト頭部の周囲に係合する係合部を形成し
たことを特徴とするので、請求項1の発明の効果に加
え、前記スペーサ部材の係合部を、前記ボルト頭部の周
囲に係合させることで、取付用ボルトの頭部に対する保
護キャップの取付状態でのしっかり感がより向上するの
で、保護キャップ取付時の取付作業性を向上することが
できる、という実益的効果を有する。
ば、車体部材に螺合される金属材よりなるボルト頭部を
被覆可能とした保護キャップ構造において、前記保護キ
ャップと前記ボルト頭部との間には、該保護キャップを
位置決めするスペーサ部材を介在してなることを特徴と
するので、スペーサ部材により前記ボルト頭部に対する
前記保護キャップの位置決めをするので、スペーサ部材
は保護キャップと別部材であるから保護キャップの表面
にひけを発生せず、取付用ボルトの頭部に対する保護キ
ャップの取付状態でのしっかり感が向上し、保護キャッ
プ取付時の取付作業性を向上することができる。請求項
2の発明によれば、前記スペーサ部材には、前記ボルト
頭部の凹部に係合する係合部を形成したことを特徴とす
るので、請求項1の発明の効果に加え、前記スペーサ部
材の係合部を、前記ボルト頭部の凹部に係合させること
で、取付用ボルトの頭部に対する保護キャップの取付状
態でのしっかり感がより向上するし、該凹部によって係
合部が位置をガイドされるので、保護キャップ取付時の
取付作業性を向上することができる、という実益的効果
を有する。請求項3の発明によれば、前記スペーサ部材
には、前記ボルト頭部の周囲に係合する係合部を形成し
たことを特徴とするので、請求項1の発明の効果に加
え、前記スペーサ部材の係合部を、前記ボルト頭部の周
囲に係合させることで、取付用ボルトの頭部に対する保
護キャップの取付状態でのしっかり感がより向上するの
で、保護キャップ取付時の取付作業性を向上することが
できる、という実益的効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例にかかる自動車用保護キャ
ップ構造の要部拡大斜視分解説明図である。
ップ構造の要部拡大斜視分解説明図である。
【図2】図1の組み立て後のII−II線断面図である。
【図3】本発明の第2実施例にかかる図2相当要部断面
説明図である。
説明図である。
【図4】図3を一部変更した図3相当要部断面説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第3実施例にかかる図2相当要部断面
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明の第4実施例にかかる図2相当要部断面
説明図である。
説明図である。
【図7】本発明の第5実施例にかかる図2相当要部断面
説明図である。
説明図である。
【図8】本発明の第6実施例にかかる図2相当要部断面
説明図である。
説明図である。
【図9】従来例の自動車用保護キャップ構造の要部拡大
斜視分解説明図である。
斜視分解説明図である。
1 保護キャップ 31 保護キャップ 1a 保護キャップの裏面 31a 保護キャップの裏面 1b 保護キャップの表面 31b 保護キャップの表面 3 車体部材としてのセンタピラー 5 取付用ボルト 33 取付用ボルト 51 取付用ボルト 61 取付用ボルト 71 取付用ボルト 81 取付用ボルト 91 取付用ボルト 7 取付用ボルトの頭部 35 取付用ボルトの頭部 53 取付用ボルトの頭部 63 取付用ボルトの頭部 73 取付用ボルトの頭部 83 取付用ボルトの頭部 93 取付用ボルトの頭部 9 シートベルト 11 アジャスタープレート 13 アジャスタープレートのアンカー 15 爪 37 爪 17 アジャスタープレートの開口 39 アジャスタープレートの開口 19 取付用ボルトの頭部の平坦部 75 取付用ボルトの頭部の平坦部 95 取付用ボルトの頭部の平坦部 21 保護キャップのリブ 32 ウエルドナット 41 支持部 43 スペーサ部材 57 スペーサ部材 67 スペーサ部材 78 スペーサ部材 87 スペーサ部材 97 スペーサ部材 45 係合部 59 係合部 58 係合部 69 係合部 79 係合部 89 係合部 99 係合部 47 凹部 55 凹部 77 凹部 65 壁 85 雄ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 政信 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 車体部材に螺合される金属材よりなるボ
ルト頭部を被覆可能とした保護キャップ構造において、 前記保護キャップと前記ボルト頭部との間には、該保護
キャップを位置決めするスペーサ部材を介在してなるこ
とを特徴とする自動車用保護キャップ構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車用保護キャップ構
造であって、 前記スペーサ部材には、前記ボルト頭部の凹部に係合す
る係合部を形成したことを特徴とする自動車用保護キャ
ップ構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動車用保護キャップ構
造であって、 前記スペーサ部材には、前記ボルト頭部の周囲に係合す
る係合部を形成したことを特徴とする自動車用保護キャ
ップ構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326194A JPH08175321A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 自動車用保護キャップ構造 |
US08/932,831 US5913649A (en) | 1994-12-27 | 1997-09-18 | Protector cap for use in automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6326194A JPH08175321A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 自動車用保護キャップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08175321A true JPH08175321A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18185075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6326194A Pending JPH08175321A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 自動車用保護キャップ構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5913649A (ja) |
JP (1) | JPH08175321A (ja) |
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1994
- 1994-12-27 JP JP6326194A patent/JPH08175321A/ja active Pending
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1997
- 1997-09-18 US US08/932,831 patent/US5913649A/en not_active Expired - Fee Related
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US5913649A (en) | 1999-06-22 |
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