JP4082583B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車体前部構造に関し、特に、ラジエータコアサポートにおけるサイド部分の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車体前部構造において、車体の最前部に位置するラジエータコアサポートパネルの全体を樹脂材により一体成形したものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようにラジエータコアサポートパネルの全体を樹脂材により一体成形したものにあっては、複数個の金属パネル材を接合して構成した金属製のラジエータコアサポートパネルにおけるような捻じれ変形や組立寸法誤差等を回避することができると共に、造形の自由度が得られるという利点がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−187575号公報 (明細書(2)頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術におけるように、ラジエータコアサポートパネルの全体を樹脂材により射出成形する場合は、金型が大きくなり成形設備が大型化すると共に、この大型化に伴って寸法精度も出し辛くなる。
【0005】
一方、ラジエータコアサポートパネルの全体を金属板材にて一体に形成する場合には、ラジエータコアサポートパネルにおける両ラジエータコアサイド部分が車両の一部、例えばヘッドランプステイ等を構成し、これ等に取り付けられる部品も多いために複雑な形状となり、従って、成形が困難になることが多いという問題がある。
【0006】
また、両ラジエータコアサイド部分は、左右両フロントサイドメンバーの先端部に取り付けが行われる部分(サイドメンバー取付面)であると共に、この両サイドメンバー取付面の前側にはフロントバンパーにおけるバンパーレインフォースの両サイドを取り付けるためのパンパーステイが取り付けられる部分であり、フロントサイドメンバーとパンパステイとの間にラジエータコアサイドのサイドメンバー取付面部分を挟んだ状態でフロントサイドメンバーとパンパーステイとをボルトで締結固定するような構造となっているため、ラジエータコアサイドのサイドメンバー取付面部分の全体が樹脂材で構成されていると、ボルトによる締結時に潰れや破損を生じさせる虞がある等剛性上問題があり、また、ヘッドランプステイ等を構成するラジエータコアサイドにおけるサイドメンバー取付面部分の剛性が低いとランプステイに組み付けられるヘッドランプの光軸が安定しなくなる虞があるという問題もある。
【0007】
本発明の解決しようとする課題は、成形設備の大型化や寸法精度の悪化を招くことなしに、成形が容易でラジエータコアサイド部分に一体に設けられるヘッドランプステイ部分等の構成部分の造形の自由度が高められると共に、ラジエータコアサイドにおけるサイドメンバー取付面部分の剛性を高めることにより、ボルトによる締結時の潰れや破損の発生を防止し、かつ、ヘッドランプの光軸を安定させることができる自動車の車体前部構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、ラジエータコアサポートパネルにおけるサイドメンバー取付面部分の少なくとも一部およびヘッドランプステイを含む両ラジエータコアサイド部分が樹脂で一体に形成され、前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分の後面側に配置されるサイドメンバー取付面を構成する金属製のパネルロアサイドが前記両ラジエータコアサイド部分のサイドメンバー取付面部分とは別体にラジエータコアロアの両サイド部分に設けられ、前記金属製サイドメンバー取付面部分とバンパーステイとの間に前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分を挟み込んだ状態で前記パンパーステイとサイドメンバーとをボルトで締結固定することによりラジエータコアサポートパネルの車体への組み付けが行われるように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分がサイドメンバーにおける先端取付面のうちの上縁部側の一部分の範囲にのみ形成され、前記金属製サイドメンバー取付面部分の上縁部側とバンパーステイの上縁部側との間に形成された挟持空間内に前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分を挟み込んだ状態で前記パンパーステイとサイドメンバーとを少なくとも上縁部と下縁部のそれぞれ左右両側部をボルトで締結固定することによりラジエータコアサポートパネルの車体への組み付けが行われるように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0010】
【作用および効果】
請求項1記載の発明では、上述のようにラジエータコアサポートパネルにおけるサイドメンバー取付面部分の少なくとも一部およびヘッドランプステイを含む両ラジエータコアサイド部分が樹脂で一体に形成されているため、ラジエータコアサイド部分に一体に設けられるヘッドランプステイ部分等の構成部分の造形の自由度を高めることができるようになる。
【0011】
また、前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分の後面側に配置されるサイドメンバー取付面を構成する金属製のパネルロアサイドが前記両ラジエータコアサイド部分のサイドメンバー取付面部分とは別体にラジエータコアロアの両サイド部分に設けられているため、樹脂部分の成形が容易であり、かつ、成形設備の大型化および大型化による寸法精度の悪化を招くこともない。
【0012】
また、前記金属製サイドメンバー取付面部分とバンパーステイとの間に前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分を挟み込んだ状態で前記パンパーステイとサイドメンバーとをボルトで締結固定することによりラジエータコアサポートパネルの車体への組み付けが行われるように構成されているため、ラジエータコアサイドにおけるサイドメンバー取付面部分の剛性を高めることができ、これにより、ボルトによる締結時の潰れや破損の発生を防止することができると共に、ヘッドランプの光軸を安定させることができるようになる。
【0013】
請求項2記載の発明では、上述のように、樹脂製サイドメンバー取付面部分をサイドメンバーにおける先端取付面の全面の範囲ではなく、上縁部側の一部分の範囲にのみ形成された構成とし、金属製のパンパーステイと金属製のパネルロアサイドとサイドメンバーとを直接当接させた状態で少なくともその下縁部の左右両側部をボルトで締結固定する構造としたため、強固な締結固定が行われると共に、樹脂製サイドメンバー取付面部分は金属製サイドメンバーと金属製バンパーステイとの間に形成される挟持空間内に挟み込んだ状態でサイドメンバーに対する共締め固定が行われるため、樹脂製ラジエータコアサイドパネルにおけるサイドメンバー取付面部分の剛性を高めることができ、これにより、ボルトによる締結時の潰れや破損の発生を防止することができると共に、ヘッドランプの光軸を安定させることができるようになる。
また、樹脂製サイドメンバー取付面部分をサイドメンバーにおける先端取付面の全面の範囲ではなく、上縁部側の一部分の範囲にのみ形成した構成とすることにより、樹脂材料コストを低減できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、この発明の実施の形態の自動車の車体前部構造を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1はこの発明の実施の形態の自動車の車体前部構造におけるラジエータコアサポートパネル部分を示す全体斜視図、図2は同要部拡大斜視図、図3は樹脂製ラジエータコアサイド部分を示す拡大斜視図、図4はラジエータコアサイド部分に対するバンパーステイの組み付け状態を示す要部拡大斜視図、図5は図4のV−V線における縦断側面図であり、これらの図において、RSはラジエータコアサポートパネル、1はバンパーステイ、2はサイドメンバーを示す。
【0016】
前記ラジエータコアサポートパネルRSは、パネルアッパ3と、パネルロア4と、パネルセンタ(フードロックステイ)5と、左右のラジエータコアサイド6、6と、左右のパネルロアサイド7、7とで構成されている。
前記パネルアッパ3は、金属製パネルアッパセンタ31と金属製パネルアッパサイド32、32とで構成され、両パネルアッパサイド32、32はパネルアッパセンタ31の両端部にボルト33、33により連結固定されている。
【0017】
前記パネルロア4は、金属製パネルロアセンタ41の両端に金属製パッチサイド42、42が溶接により連結固定されると共に、両パッチサイド42、42の裏面側には、前記金属製パネルロアサイド7、7の下端縁部が溶接により連結固定されている。
【0018】
前記フードロックステイとしてのパネルセンタ5は樹脂で形成され、その上端部がパネルアッパセンタ31にボルト51で締結固定され、下端部がパネルロアセンタ41にボルト52で締結固定されている。
【0019】
前記左右のラジエータコアサイド6、6は、図3にその全体拡大斜視図を示すように、パネルアッパセンタ31の両端部後面側にボルト61で締結固定されるパネルサポート62と、ラジエータコアサイド本体63と、ヘッドランプステイ64と、サイドメンバー取付面65とで構成され、これら全てが樹脂で一体に形成されている。
【0020】
このラジエータコアサイド6は、後面側が開口する開断面に形成されていて、ラジエータコアサイド本体63の上端から内側に向けてパネルサポート62、外側面から斜め後方へ向けてヘッドランプステイ64、前面側にサイドメンバー取付面65がそれぞれ延設されている。
【0021】
前記樹脂製サイドメンバー取付面65は、サイドメンバー2の先端取付面21部分にパネルロアサイド7を介して取り付け固定される部分で、サイドメンバー2における先端取付面21の全面の範囲ではなく、上側の一部分の範囲にのみ形成されている。さらに詳述すると、前記樹脂製のサイドメンバー取付面65の下端縁部側は、幅方向内側より外側が下方へ長く延長された外側延長部65aが形成されると共に、幅方向略中央部分には前記外側延長部分65aよりさらに下方へ延長した延在部65bが形成されている。
【0022】
また、前記延在部65bの下端部とそれより上部のサイドメンバー取付面65部分、および前記外側延長部分65aの3個所にそれぞれ間隔を開けた状態で仮止め孔67a、67b、67cが形成されている。
【0023】
また、前記樹脂製のサイドメンバー取付面65の上縁部の左右両側部2個所にボルト挿通孔66が形成されている。ちなみに、サイドメンバー2の先端取付面21には、上縁部と中間部2個所のそれぞれ左右両側部と下縁部の中央部の合計7個所にボルト挿通孔22が形成されている(図1参照)。
【0024】
前記パネルロアサイド7は、図1、2に示すように、メインのサイドメンバー取付面を構成するもので、鋼板により前記サイドメンバー2の先端取付面21と同一広さの取付面部71を備えると共に、この取付面部71における前記仮止め孔67a、67b、67cとの対向面にも仮止め孔73a、73b、73cが形成され、さらに、中央下部には後述するバンパステイ1の取付プレート11と固定するためのボルト挿通孔74が形成されている。
【0025】
そして、図2、5に示すように、両仮止め孔67a、67b、67c、73a、73b、73cにそれぞれ仮止めボルト8a、8b、8cを挿通することにより、樹脂製のサイドメンバー取付面65とパネルロアサイド7の取付面部71との仮止めが行われるようになっている。
また、前記取付面部71には、サイドメンバー2の先端取付面21のボルト挿通孔22と同一位置7個所にボルト挿通孔72が形成されている。
【0026】
前記バンパーステイ1は、図4に示すように、鋼板により前記サイドメンバー2の先端取付面21と同一広さの取付プレート11を備え、該取付プレート11には、サイドメンバー2の先端取付面21に形成されたボルト挿通孔22のうち下端部の1個所を除く6個所と同一位置にボルト挿通孔12が形成されている。また、前記取付プレート11には、前記パネルロアサイド7のボルト挿通孔74と対応する位置にボルト挿通孔11cが形成されている。
そして、図5にも示すように、ラジエータコアサイド6のサイドメンバー取付面65の厚み分だけ裏面側に挟持空間hを形成すべく上部および中央部が前方に突出するように折曲部11aが形成されている。
【0027】
また、前記取付プレート11の前面上部には、後面側が開口する開断面に形成されたバンパーステイ本体13がその外周フランジ部を溶接することにより固定されている。このバンパーステイ本体13には、図示を省略したバンパアーマチュアを締結固定するための3本のボルト14が溶接により固定されている。
【0028】
また、前記取付プレート11の前面下部には、クラッシュボックス15が溶接により固定されている。
そして、前記樹脂製のサイドメンバー取付面65の外側延長部65aに形成された仮止め孔67cと対向する位置の取付プレート11には、仮止めボルト8cを遊通するための孔11bが形成されている。
【0029】
そして、ラジエータコアサポートパネルRSをフロントエンドモジュールとして車体に組み付ける際には、まず、サイドメンバー取付面65とパネルロアサイド7を重ね合わせ、前記パネルロアサイド7の取付面部71とパンパステイ1の取付プレート11との間に形成される挟持空間hに樹脂製のサイドメンバー取付面65が挟み込まれる位置に配置し(図5参照)、前記仮止め孔67a、67b、73a、73bにそれぞれ仮止めボルト8a、8bを挿入して固定することによって、サイドメンバー取付面65とパネルロアサイド7とを共に固定する。
【0030】
続いて、図4、5に示すように、前記サイドメンバー取付面65の前面側からバンパステイ1の取付プレート11を重ね合わせた状態とし、前記仮止め孔67a、73c、孔11bに仮止めボルト8cを挿入して固定することによって、サイドメンバー取付面71、パネルロアサイド7、取付プレート11を共に固定する。
また、前記ボルト挿通孔74とボルト挿通孔11cにボルト8dを挿入して固定することによって、パネルロアサイド7と取付プレート11とを共に固定する。
【0031】
最後に、前記取付プレート11のボルト挿通孔12とサイドメンバ2の先端取付面21のボルト挿通孔22との間を7本のボルト・ナットで締結固定することにより車体(サイドメンバ2)へ組み付けられる。
なお、前記サイドメンバ2に締結固定される7本のボルトのうち、最下部中央に位置するボルトは、パッチサイド42に形成されるボルト挿通孔42aを介して締結固定される。
【0032】
次に、この発明の実施の形態の作用・効果を説明する。
この発明の実施の形態では上述のように構成されるため、図4、5に示すように、前記金属製パネルロアサイド7の取付面部71とバンパーステイ1の取付プレート11との間に形成される挟持空間hに樹脂製のサイドメンバー取付面65部分を挟み込んだ状態でバンパーステイ1の取付プレート11とサイドメンバー2の先端取付面21との間を6本のボルト・ナットで締結固定することにより、ラジエータコアサポートパネルRSおよびバンパーステイ1の車体(サイドメンバー2)への組み付けが行われる。
【0033】
即ち、樹脂製サイドメンバー取付面65部分をサイドメンバー2における先端取付面21の全面の範囲ではなく、上側の一部分の範囲にのみ形成された構成とし、パンパーステイ1の金属製取付プレート11とパネルロアサイド7の金属製取付面部71とサイドメンバー2の先端取付面21とを直接当接させた状態でその中間部2個所のそれぞれ左右両側部を合計4本のボルト・ナットで締結固定する構造としたため、強固な締結固定が行われると共に、樹脂製サイドメンバー取付面65部分は金属製パネルロアサイド7の取付面部71とバンパーステイ1の取付プレート11との間に形成される挟持空間h内に収容挟持した状態でサイドメンバー2の先端取付面21に対する共締め固定が行われるため、ラジエータコアサイド6におけるサイドメンバー取付面65部分の剛性を高めることができ、これにより、ボルト・ナットによる締結時の潰れや破損の発生を防止することができると共に、ヘッドランプの光軸を安定させることができるようになるという効果が得られる。
また、樹脂製サイドメンバー取付面65部分をサイドメンバー2における先端取付面21の全面の範囲ではなく、上側の一部分の範囲にのみ形成された構成とすることで、樹脂材料コストを低減できるようになる。
【0034】
また、ラジエータコアサポートパネルRSにおけるサイドメンバー取付面65部分およびヘッドランプステイ64を含む両ラジエータコアサイド6部分が樹脂で一体に形成されているため、ラジエータコアサイド6部分に一体に設けられるヘッドランプステイ64部分等の構成部分の造形の自由度を高めることができるようになる。
【0035】
また、前記樹脂製のサイドメンバー取付面65部分の後面側に配置されるサイドメンバー取付面を構成する金属製のパネルロアサイド7の取付面部71が、樹脂製ラジエータコアサイド6のサイドメンバー取付面65部分とは別体にラジエータコアロア4の両サイド部分に設けられているため、樹脂部分の成形が容易であり、かつ、成形設備の大型化および大型化による寸法精度の悪化を招くこともない。
さらに、前記ラジエータコアサポートパネルRSにおけるラジエータコアサイド6部分をラジエータコアアッパ3とも別体に形成したため、樹脂部分の成形がさらに容易であり、かつ、成形設備の小型化が可能となる。
【0036】
以上本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明は上述の発明の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、発明の実施の形態では、樹脂製サイドメンバー取付面65部分をサイドメンバー2における先端取付面21の全面の範囲ではなく、上側の一部分の範囲にのみ形成された構成としたが、先端取付面21の全面の範囲に亘って形成するようにしてもよい。
【0037】
また、発明の実施の形態では、パンパーステイ1の金属製取付プレート11とパネルロアサイド7の金属製取付面部71とサイドメンバー2の先端取付面21とを直接当接させた状態でその中間部2個所のそれぞれ左右両側部を合計4本のボルト・ナットで締結固定する構造としたが、下端部のみを締結固定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態の自動車の車体前部構造におけるラジエータコアサポートパネル部分を示す全体斜視図である。
【図2】ラジエータコアサポートパネル部分の要部拡大斜視図である。
【図3】樹脂製ラジエータコアサイド部分を示す拡大斜視図である。
【図4】ラジエータコアサイド部分に対するバンパーステイの組み付け状態を示す要部拡大斜視図である。
【図5】図4のV−V線における縦断側面図である。
【符号の説明】
RS ラジエータコアサポートパネル
h 挟持空間
1 バンパーステイ
11 取付プレート
11a 折曲部
11b 孔
11c ボルト挿通孔
12 ボルト挿通孔
13 バンパーステイ本体
14 ボルト
15 クラッシュボックス
2 サイドメンバー
21 先端取付面
22 ボルト挿通孔
3 パネルアッパ
31 パネルアッパセンタ
32 パネルアッパサイド
33 ボルト
4 パネルロア
41 パネルロアセンタ
42 パッチサイド
42a ボルト挿通孔
5 パネルセンタ
51 ボルト
52 ボルト
6 ラジエータコアサイド
61 ボルト
62 パネルサポート
63 ラジエータコアサイド本体
64 ヘッドランプステイ
65 サイドメンバー取付面
65a 外側延長部
65b 延在部
66 ボルト挿通孔
67a 仮止め孔
67b 仮止め孔
67c 仮止め孔
7 パネルロアサイド
71 取付面部
72 ボルト挿通孔
73a 仮止め孔
73b 仮止め孔
73c 仮止め孔
74 ボルト挿通孔
8a 仮止めボルト
8b 仮止めボルト
8c 仮止めボルト
8d 仮止めボルト

Claims (2)

  1. ラジエータコアサポートパネルにおけるサイドメンバー取付面部分の少なくとも一部およびヘッドランプステイを含む両ラジエータコアサイド部分が樹脂で一体に形成され、
    前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分の後面側に配置されるサイドメンバー取付面を構成する金属製のパネルロアサイドが前記両ラジエータコアサイド部分のサイドメンバー取付面部分とは別体にラジエータコアロアの両サイド部分に設けられ、
    前記金属製サイドメンバー取付面部分とバンパーステイとの間に前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分を挟み込んだ状態で前記パンパーステイとサイドメンバーとをボルトで締結固定することによりラジエータコアサポートパネルの車体への組み付けが行われるように構成されていることを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分がサイドメンバーにおける先端取付面のうちの上縁部側の一部分の範囲にのみ形成され、
    前記金属製サイドメンバー取付面部分の上縁部側とバンパーステイの上縁部側との間に形成された挟持空間内に前記樹脂製のサイドメンバー取付面部分を挟み込んだ状態で前記パンパーステイとサイドメンバーとを少なくとも上縁部と下縁部のそれぞれ左右両側部をボルトで締結固定することによりラジエータコアサポートパネルの車体への組み付けが行われるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
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