JPH07123766A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH07123766A
JPH07123766A JP27054393A JP27054393A JPH07123766A JP H07123766 A JPH07123766 A JP H07123766A JP 27054393 A JP27054393 A JP 27054393A JP 27054393 A JP27054393 A JP 27054393A JP H07123766 A JPH07123766 A JP H07123766A
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JP
Japan
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drive control
motor
motors
drive
control information
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JP27054393A
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English (en)
Inventor
Eiichi Furuya
栄一 古屋
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速や減速等を制御するための駆動制御情報
を同一とする複数のモータの駆動制御情報を共通とし、
これを格納する必要なメモリ容量を減少する。 【構成】 複数のモータの駆動制御を行うモータ制御装
置において、これらモータのうちフィードモータX3
1,Y32,Z33の加速や減速等を制御するための一
つの駆動制御データを格納するROM35を設け、この
駆動制御データをカウンタ37へ供給して、駆動制御デ
ータに基づくカウンタ37からの駆動パルスをフィード
モータに供給するとともに、駆動するモータの選択デー
タをラッチ38に供給する。これにより、ラッチ38
は、選択データに基づいて、選択されたフィードモータ
に駆動許可信号を供給する。こうして、選択されたフィ
ードモータをROMに格納した同一の駆動制御情報に基
づいて共通に駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のモータを備える
電子機器、例えば券発行装置等の各モータの駆動制御を
行うモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータ制御装置として
は、例えば券発行装置内に設けられ、券搬送用のフィー
ドモータや、カッタ駆動モータ、ヘッドキャリアモータ
等の複数のモータの駆動制御をそれぞれ別個に行うもの
が知られている。
【0003】このようなモータ制御装置は、具体的に
は、図5に示すように、制御部本体を構成するCPU
(中央処理装置)1、各モータX4,Y5,Z6(例え
ばフィードモータであり、これらはA層、B層への通電
を交互に切換えて駆動する周知のステッピングモータで
構成される)にそれぞれ対応した、加速や減速等を制御
するための駆動制御情報としての駆動制御データが予め
格納されたROM(リ−ド・オンリ・メモリ)2、前記
CPU1が処理するデータを格納するための各種メモリ
エリアが形成されるRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)3、ROM2から取出された駆動制御データを入力
し、この駆動制御データに基づいて各モータX4,Y
5,Z6に、それぞれ駆動パルスを供給するカウンタX
7,Y8,Z9、駆動するモータの選択信号を入力し、
選択されたモータに駆動許可信号を供給するラッチ10
とを備えている。
【0004】前記CPU1は、これらのモータX4,Y
5,Z6を駆動制御する場合には、図6に示すようなモ
ータ制御動作を行うようになっている。すなわち、先ず
モータX4の回転許可があるか否かを判断し、回転許可
があった場合はROM2からモータX4に対応する駆動
制御データの最初のデータを取出し、これをカウンタX
7へ供給するとともに、SC(チップセレクト)2信号
をカウンタX7へ供給することによって、最初の駆動制
御データをカウンタX7にセットする。
【0005】続いて、モータX4を選択するための選択
情報としての選択データをラッチ10へ供給するととも
に、選択信号(CS1信号)をラッチ10へ供給するこ
とによって、その選択データをラッチする。すると、ラ
ッチ10からは、駆動許可信号がモータX4へ供給さ
れ、これによりモータX4は駆動可能となる。
【0006】次に、モータY5の回転許可があるか否か
を判断し、回転許可があった場合はROM2からモータ
Y5に対応する駆動制御データの最初のデータを取出
し、これをカウンタY8へ供給するとともに、SC3信
号をカウンタY8へ供給することによって、最初の駆動
制御データをカウンタY8にセットする。
【0007】続いて、モータY5を選択するための選択
データをラッチ10へ供給するとともに、CS1信号を
ラッチ10へ供給することによって、その選択データを
ラッチする。すると、ラッチ10からは、駆動許可信号
がモータY5へ供給され、これによりモータY5は駆動
可能となる。
【0008】次に、モータZ6の回転許可があるか否か
を判断し、回転許可があった場合はROM2からモータ
Z6に対応する駆動制御データの最初のデータを取出
し、これをカウンタZ9へ供給するとともに、SC4信
号をカウンタZ9へ供給することによって、最初の駆動
制御データをカウンタZ9にセットする。
【0009】続いて、モータZ6を選択するための選択
データをラッチ10へ供給するとともに、CS1信号を
ラッチ10へ供給することによって、その選択データを
ラッチする。すると、ラッチ10からは、駆動許可信号
がモータZ6へ供給され、これによりモータZ6は駆動
可能となる。
【0010】すると、前記カウンタX7,Y8,Z9
は、それぞれモータX4,Y5,Z6に駆動パルスを供
給するとともに、次の駆動制御データを要求するデータ
要求信号(DREQ信号)をCPU1に供給する。CP
U1はこの要求に応じて、カウンタX7,Y8,Z9
へ、それぞれ次の駆動制御データを供給する。
【0011】こうして、各モータX4,Y5,Z6は、
それぞれ対応する駆動制御データに基づいて、駆動制御
される。このように、各モータX4,Y5,Z6を別個
に制御することにより、例えば重さが異なる券をそれぞ
れのビンから取出す場合等のように、各モータに必要な
トルクが異なるために加速、減速等の駆動制御データが
異なる場合であっても、選択的に制御できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなモ
ータ制御装置においては、ROM2等のメモリに予め格
納された各モータX4,Y5,Z6にそれぞれ対応した
駆動制御データに基づいて、各モータの加速や減速等を
すべて別個に制御するため、必要なメモリの容量が増大
するという問題があった。
【0013】しかも、これらのフィードモータの中には
駆動制御データが同一であるものも存在する。
【0014】そこで本発明は、加速や減速等を制御する
ための駆動制御情報を同一とする複数のモータの駆動制
御情報を共通とすることにより、これを格納するのに必
要なメモリ容量を減少することができるモータ制御装置
を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のモータ
の駆動制御を行うモータ制御装置において、モータの加
速や減速等を制御するための一つの駆動制御情報又は複
数の異なる駆動制御情報を格納する駆動制御情報記憶手
段と、複数のモータのうち駆動制御情報を同一とする複
数のモータに対して、駆動制御情報記憶手段に格納され
た駆動制御情報のうちの一つを出力する駆動制御情報出
力手段と、これらの駆動制御情報を同一とする複数のモ
ータに対し、駆動するモータの選択情報を出力するモー
タ選択情報出力手段と、このモータ選択情報出力手段か
らの選択情報に基づいて、選択されたモータに駆動許可
信号を供給する駆動許可信号供給手段とを備え、選択さ
れたモータを駆動制御情報出力手段からの同一の駆動制
御情報に基づいて共通に駆動制御するものである。
【0016】
【作用】このような構成の本発明においては、複数のモ
ータのうち駆動制御情報を同一とする複数のモータを駆
動する場合には、駆動制御情報出力手段が、これらのモ
ータに対して駆動制御情報記憶手段に格納された共通の
駆動制御情報を出力するとともに、モータ選択情報出力
手段が駆動するモータの選択情報を駆動許可信号供給手
段に供給する。すると、駆動許可信号供給手段はモータ
選択情報出力手段からのモータの選択情報に基づいて、
選択されたモータに駆動許可信号を供給する。これによ
り、駆動許可信号を入力したモータは、共通の駆動制御
情報に基づいて駆動する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を券発行装置に適用した場合の
実施例を図面を参照して説明する。
【0018】図1は、券発行装置の概略構成を示す図
で、11は連続用紙を収納する用紙収納部である。この
用紙収納部は複数の収納箱(本実施例では3個)、すな
わちビン11a、ビン11b及びビン11cから構成さ
れている。
【0019】前記ビン11a、ビン11b及びビン11
cには、例えばそれぞれ異なる券種の単票の券用紙(最
終的に券となる用紙の部分)を連続的につなげた連続用
紙が収納されている。この券用紙はそれぞれミシン目で
接続されている。
【0020】またこれら各券種の連続用紙はそれぞれビ
ン11a、ビン11b及びビン11cから搬送路12へ
引き出されており、所望のビンの連続用紙、すなわち所
望の券種の連続用紙が1つ選択されて、前記搬送路12
上を搬送されるようになっている。
【0021】前記搬送路12には、カッター部13、磁
気エンコーダ部14及びプリンタ部15が順に配設され
ている。また搬送路12の最終端は2方向に分岐されて
おり、その一方にはスタッカ16が設けられ、他方には
内部スタッカ17が設けられている。
【0022】前記カッター部13から前記磁気エンコー
ダ部14へ用紙を搬送する搬送路12の途中には、前記
磁気エンコーダ部14の近傍に用紙センサ18が設けら
れている。この用紙センサ18は例えば光学式透過形セ
ンサから構成されており、搬送された用紙の先端又は後
端の有無を検出するようになっている。
【0023】前記磁気エンコーダ部14には、書込み専
用磁気ヘッド14a及び読取り専用磁気ヘッド14bが
設けられている。前記書込み専用磁気ヘッド14aは、
入力されている発券情報の磁気エンコードデータを、前
記搬送路12を搬送されてきた単票の券用紙に形成され
た磁気ストライプに書込むようになっており、前記読取
り専用磁気ヘッド14bは、前記単票の券用紙の磁気ス
トライプに書込まれた情報を読取るようになっている。
【0024】前記プリンタ部15はサーマルヘッド15
a、インクリボン15bを備え、前記搬送路12に沿っ
て搬送された単票の券用紙に、発券情報の印字データ等
に基づいて印字を行うようになっている。
【0025】前記搬送路12には、前記ビン1a、ビン
1b及びビン1cのうちいずれかから供給された連続用
紙をそれぞれ前記カッタ部13に搬送するための第1の
搬送ローラ19,20,21が設けられている。また前
記カッタ部13から用紙センサ18へ単票の券用紙を搬
送する搬送路12の途中には第2の搬送ローラ22が設
けられている。
【0026】さらに前記用紙センサ18から磁気エンコ
ーダ部14へ単票の券用紙を搬送する搬送路12の途
中、及び磁気エンコーダ部14から前記プリンタ部15
へ単票の券用紙を搬送する搬送路12の途中にはそれぞ
れ搬送ローラ23,24が設けられている。
【0027】前記スタッカ16には、前記磁気エンコー
ダ部14及び前記プリンタ部15によりそれぞれ磁気エ
ンコードデータが書込まれ、印字データが印字された券
が収納されるようになっており、前記内部スタッカ17
には前記磁気エンコーダ部14及び前記プリンタ部15
で正常に処理されなかった券が収納されるようになって
いる。
【0028】前記各搬送ローラ19,20,21,2
2,23,24等は、複数のフィードモータにより駆動
される。これらのフィードモータは、例えばA層、B層
への通電を交互に切換えて駆動する周知のステッピング
モータで構成される。
【0029】図2は、これらのフィードモータのうち、
加速や減速等を制御するための駆動制御情報としての駆
動制御データが同一のフィードモータX31,Y32,
Z33を制御するモータ制御部の概略構成を示すブロッ
ク図で、このモータ制御部はその制御部本体を構成する
CPU(中央処理装置)34を備える。
【0030】また、加速や減速等を制御するための各フ
ィードモータX31,Y32,Z33に共通の駆動制御
データが予め格納された駆動制御情報記憶手段としての
ROM(リ−ド・オンリ・メモリ)35、前記CPU3
4が処理するデータを格納するための各種メモリエリア
が形成されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)3
6、ROM35から取出された駆動制御データを入力
し、この駆動制御データに基づいて各フィードモータX
31,Y32,Z33に、それぞれ駆動パルスを供給す
るカウンタ37、駆動するモータの選択信号を入力し、
選択されたモータに駆動許可信号を供給する駆動許可信
号供給手段としてのラッチ38を備えている。
【0031】さらに、用紙センサ18の出力信号を入力
するI/Oポート39、サーマルヘッド15aに印字デ
ータ等を供給して券用紙への出力を制御するサーマルヘ
ッドコントローラ40、カッタ部13に設けられた券用
紙から券を切離すためのカッタを駆動するカッタモータ
41を駆動制御するカッタコントローラ42、印字デー
タの作成等を行うホストコンピュータ43と通信回線を
介して接続されたI/F(インタフェース)44、前記
磁気エンコーダ部14の前記書込み専用磁気ヘッド14
a及び前記読取り専用磁気ヘッド14bを制御する磁気
エンコーダ制御部45を備える。
【0032】前記CPU34と、ROM35、RAM3
6、カウンタ37、ラッチ38、I/Oポート39、サ
ーマルヘッドコントローラ40、カッタコントローラ4
2、I/F44、磁気エンコーダコントローラ45と
は、アドレスバス,データバス,制御バス等のバスライ
ン46を介して相互に接続されている。
【0033】前記CPU34は、搬送開始プログラム等
によりモータを駆動するための回転許可があると、図4
(a)に示すようなモータの駆動制御データ(H1,H
2…)及び駆動するモータの選択情報としての選択デー
タ(S1)を、それぞれカウンタ37、ラッチ38へ供
給するようになっている。
【0034】また、これらのデータをカウンタ37、ラ
ッチ38がそれぞれ入力するタイミングをつくるための
同図(c)に示すような駆動信号(CS2信号)及び同
図(b)に示すような選択信号(CS1信号)を出力す
るようになっている。
【0035】上記駆動制御データは、例えばモータの加
速や減速を段階的に行うための複数の回転速度等のデー
タH1,H2…から構成されている。前記カウンタ37
は、このような駆動制御データH1,H2…を入力する
と、この駆動制御データに基づいてモータのA層、B層
(同図(f)、(g))への通電時間等の制御信号であ
る駆動パルス(同図(d))に変換して、この駆動パル
スを各フィードモータX31,Y32,Z33に供給す
るようになっている。
【0036】前記カウンタ37は、最初の駆動制御デー
タH1に基づいて駆動パルスを各フィードモータX3
1,Y32,Z33に供給すると、次の駆動制御データ
H2を要求するデータ要求信号(DREQ信号)をCP
U34へ出力するようになっている。すると、CPU3
4はこのデータ要求に応じて、次の駆動制御データH2
をカウンタ37へ供給する。こうして、各フィードモー
タX31,Y32,Z33は、カウンタ37からの駆動
パルスに基づいて、駆動する。
【0037】前記CPU34は、フィードモータX3
1,Y32,Z33を駆動制御する場合には、図3に示
す制御動作を行うようになっている。すなわち、先ずC
PU34はフィードモータX31,Y32,Z33の回
転許可があるかを判断する(ST(ステップ)1、ST
2、ST3)。
【0038】そして、これらのうちのいずれかに回転許
可があると判断した場合には、ST4にてROM2から
フィードモータX31,Y32,Z33を共通に駆動制
御するための一つの駆動制御データの最初のデータを取
出し、これをカウンタ37へ供給するとともに、駆動信
号(CS2信号)をカウンタ37へ供給することによっ
て、最初の駆動制御データをカウンタ37にセットする
(駆動制御情報出力手段)。これによりカウンタ37は
CPU46からの最初の駆動制御データに基づいて、フ
ィードモータX31,Y32,Z33に駆動パルスを供
給するとともに、次の駆動制御データを要求するデータ
要求信号(DREQ信号)をCPU46に供給する。
【0039】次に、ST5にて駆動するフィードモータ
の選択データをラッチ38へ供給するとともに、選択信
号(CS1信号)をラッチ38へ供給することによっ
て、選択データをラッチする(モータ選択情報出力手
段)。これにより、ラッチ38は選択データに基づいて
駆動するフィードモータへ駆動許可信号を供給する。す
ると、駆動許可信号を入力したフィードモータはカウン
タ37からの駆動パルスに基づいて、回転を開始する。
【0040】続いて、ST6にてカウンタ37からのデ
ータ要求信号に応じて、次の駆動制御データをカウンタ
37へ供給するとともに、選択信号(CS1信号)をラ
ッチ38へ供給することによって、選択データをラッチ
する(駆動制御情報出力手段)。
【0041】こうして、カウンタ37のデータ要求があ
るごとに、駆動制御データをカウンタ37へ供給するこ
とによって、選択されたフィードモータは、駆動制御デ
ータに基づくカウンタ37からの駆動パルスによって加
速、定速、減速等の駆動制御がなされる。
【0042】このような構成の本実施例においては、フ
ィードモータX31,Y32,Z33のうち、例えばフ
ィードモータX31のみを加速及び定速制御する場合、
先ずフィードモータX31の回転許可があるかが判断さ
れる。
【0043】このとき、フィードモータX31の回転許
可があったら、ROM2からフィードモータX31,Y
32,Z33を共通に駆動制御するための一つの駆動制
御データの最初のデータH1が、図4に示す時点Aでカ
ウンタ37にセットされ、続いて、フィードモータX3
1の選択データが、同図に示す時点Bでラッチ38にて
ラッチされる。
【0044】これにより、カウンタ37からの駆動パル
スに基づいて、同図に示す時点Cで、フィードモータX
31のA層に通電が開始され、続いてB層に通電が開始
される。こうして、フィードモータX31は回転を開始
する。
【0045】このとき、カウンタ37からのデータ要求
により(DREQ信号の出力)、図4に示す時点Dで、
次の駆動制御データH2がセットされる。
【0046】こうして、カウンタ37のデータ要求があ
るごとに、フィードモータX31,Y32,Z33に共
通の駆動制御データをカウンタ37へ供給することによ
って、フィードモータX31は、この駆動制御データに
基づくカウンタ37からの駆動パルスによって加速制御
される。
【0047】その後、フィードモータX31の加速が終
了すると、カウンタ37は次の駆動制御データを要求し
ないで、引き続き前の駆動制御データに基づいて駆動パ
ルスを出力する。これにより、フィードモータX31は
定速制御される。
【0048】ところで、上述したフィードモータX3
1,Y32,Z33以外のモータについても、加速や減
速等を制御するための駆動制御データが同一のものは、
別の共通の駆動制御データにより駆動制御される。
【0049】但し、この場合、同一の駆動制御データに
基づいて、制御されるモータであっても、時間的に互い
に一部のみオーバーラップして動作するものは除外され
る。
【0050】このように、加速や減速等を制御するため
の駆動制御データを同一とする複数のモータの駆動制御
データを共通とすることにより、従来のように各モータ
にそれぞれ対応した駆動制御データをROM35に予め
格納する場合に比して、必要なROM35の容量を減少
することができる。
【0051】また、駆動制御データを共通とすることに
より、共通にした駆動制御データの数だけ、カウンタ3
7を設ければ足りるため、従来のように各モータにそれ
ぞれ対応したカウンタを別個に設ける必要はない。従っ
て、カウンタの部品数も減少することができる。
【0052】なお、本実施例においては、複数のモータ
を使用する電子機器として、券発行装置に本発明を適用
した場合について述べたが、必ずしもこれに限定される
ものではなく、複数のモータを使用するプリンタや画像
形成装置等に適用してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、加
速や減速等を制御するための駆動制御情報を同一とする
複数のモータの駆動制御情報を共通とすることにより、
これを格納するのに必要なメモリ容量を減少することが
できるモータ制御装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略構成を示す図。
【図2】同実施例における概略構成を示すブロック図。
【図3】同実施例におけるフィードモータ制御を示す流
れ図。
【図4】同実施例におけるタイミングチャートを示す
図。
【図5】従来のモータ制御装置における概略構成を示す
ブロック図。
【図6】図5に示すモータ制御装置におけるモータ制御
を示す流れ図。
【符号の説明】
31…フィードモータX 32…フィードモータY 33…フィードモータZ 35…ROM 38…ラッチ 34…CPU 37…カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモータの駆動制御を行うモータ制
    御装置において、前記モータの加速や減速等を制御する
    ための一つの駆動制御情報又は複数の異なる駆動制御情
    報を格納する駆動制御情報記憶手段と、前記モータのう
    ち駆動制御情報を同一とする複数のモータに対して、前
    記駆動制御情報記憶手段に格納された駆動制御情報のう
    ちの一つを出力する駆動制御情報出力手段と、これらの
    駆動制御情報を同一とする複数のモータに対し、駆動す
    るモータの選択情報を出力するモータ選択情報出力手段
    と、このモータ選択情報出力手段からの選択情報に基づ
    いて、選択されたモータに駆動許可信号を供給する駆動
    許可信号供給手段とを備え、選択されたモータを前記駆
    動制御情報出力手段からの同一の駆動制御情報に基づい
    て共通に駆動制御することを特徴とするモータ制御装
    置。
JP27054393A 1993-10-28 1993-10-28 モータ制御装置 Pending JPH07123766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6252367B1 (en) 1999-01-11 2001-06-26 Fanuc Ltd. Servo controller
US8054028B2 (en) 2008-02-04 2011-11-08 Fanuc Ltd Servo motor control system

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US6252367B1 (en) 1999-01-11 2001-06-26 Fanuc Ltd. Servo controller
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