JPH06282712A - 券発行装置 - Google Patents

券発行装置

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Publication number
JPH06282712A
JPH06282712A JP6883293A JP6883293A JPH06282712A JP H06282712 A JPH06282712 A JP H06282712A JP 6883293 A JP6883293 A JP 6883293A JP 6883293 A JP6883293 A JP 6883293A JP H06282712 A JPH06282712 A JP H06282712A
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JP
Japan
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ticket
ticket issuing
issuing command
bin
command
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Application number
JP6883293A
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English (en)
Inventor
Hironori Ishii
裕基 石井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06282712A publication Critical patent/JPH06282712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発券コマンドの受信完了前に発券処理動作を開
始し、しかも券の印字開始位置に正確に印字を行って、
発券時間の短縮を図る。 【構成】ビンNo.指定コードを先頭に配置した発券コ
マンドを送信するホストコントローラと、券を券種毎に
別々に収納するための3個のビンと、これらの各ビンの
うちいずれか1つから供給された券の先端を磁気エンコ
ーダ部の近くの位置で検出する用紙センサとを設け、ビ
ンNo.指定コードが受信されたときに、このコードで
指定されたビンの連続用紙を搬送させ、この連続用紙を
カッター部で切断して供給された1枚の券の先端が用紙
センサにより検出されたときに、発券コマンドの受信が
完了していなければ券の搬送を一時停止させ、発券コマ
ンドの受信が完了すると、券の搬送の一時停止を解除す
るもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多種類の券に対応し
て発券情報を印字する等の発券処理を行う券発行装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の券発行装置として、ホストコント
ローラ部とプリンタ部から構成され、発券時に、ホスト
コントローラ部から発券コマンドをプリンタ部へ送信
し、この発券コマンドの受信によりプリンタ部が券に印
字等の発券処理を行って、券を発行するものが知られて
いる。
【0003】すなわち、発券コマンドには券に印字する
データ等の各種発券情報が含まれており、プリンタ部
は、ホストコントローラから送信された発券コマンドの
受信を完了すると、この受信した発券コマンドの各種発
券情報に基づいて、券に印字する等の発券処理を行うよ
うになっている。この印字等の発券処理が完了した券が
このプリンタ部から排出されて券の発行完了となる。
【0004】また、券には多種類の券種がある場合があ
り、、そのように多種類の券種を扱う場合には、例えば
プリンタ部に、券を券種毎に区別して保管するための用
紙収納箱(以下ビン(bin)と称する)を複数設けた
ものが知られている。従って、各ビンにはそれぞれ異な
る券種の券が収納されている。
【0005】この各ビンに対してそれぞれビンNo.が
設定されており、このビンNo.は券種に対応するもの
となる。ホストコントローラ部がプリンタ部へ送信する
発券コマンドには、このビンすなわち券種を指定するた
めのビンNo.コードが発券情報の1つとして含まれて
いる。
【0006】プリンタ部は、発券コマンドの受信完了
後、発券コマンドに含まれているビンNo.コードによ
り指定されたビンから1枚分の券を搬送させ、この搬送
させた1枚分の券に各種発券処理を行って券を発行す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の券発行装置ではホストコントローラ部から送信された
発券コマンドを受信完了するまで、発券処理動作を開始
しないようになっていたが、券発行装置ではより発券時
間の短縮が要望されている。
【0008】しかし、発券コマンドを受信完了する前
に、券の搬送を開始すると、発券コマンドのデータが多
い場合に、例えば発券コマンドに含まれている印字デー
タの受信が完了する前に、プリンタの印字ヘッドに券が
到達してしまうと、各種券の予め決められた印字開始位
置に印字ができない虞があるという問題が予測される。
そこでこの発明は、上述した要望に応え、予測される問
題に対処するようになされたもので、発券コマンドの受
信完了前に発券処理動作を開始することができ、しかも
券の予め決められた印字開始位置に正確に印字を行うこ
とができ、従って発券時間の短縮を図ることができる券
発行装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、券をそれぞ
れ別々に保管する複数の保管部と、1枚の発券に対して
保管部のうち1つを指定する保管部情報を先頭に配置し
て、この保管部情報に続いて印字データ等の各種発券情
報を順次発生する発券コマンド発生手段と、この発券コ
マンド発生手段から発生された発券コマンドの取込みに
より券に印字等の処理を行って券発行を行う券発行部
と、発券コマンドの先頭の保管部情報の取込みにより、
続く発券情報の取込みと平行して、この保管部情報で指
定された保管部から収納された券を1枚分券発行部へ搬
送する券搬送手段と、この券搬送手段により搬送される
券を所定の位置で検出する券検出手段と、この券検出手
段により券が検出されたときに、発券コマンド発生手段
からの発券コマンドの取込みが完了するまで、券搬送手
段による券の搬送を一時停止させる券搬送停止手段とを
設けたものである。
【0010】
【作用】このような構成の本発明において、発券コマン
ド発生手段により、1枚の発券に対して、先頭には保管
部情報が配置され、この保管部情報に続いて印字データ
等の各種発券情報が順次発生される。
【0011】発券コマンドの先頭の保管部情報の取込み
により、続く発券情報の取込みと平行して、券搬送手段
によりその保管部情報により指定された保管部から収納
された券が1枚分券発光部へ搬送される。
【0012】この券搬送手段による搬送される券が、所
定の位置で券検出手段により検出されたときに、発券コ
マンド発生手段からの発券コマンドの取込みが完了して
いなければ、その取込みが完了するまで、券搬送停止手
段により、券搬送手段による券の搬送が一時停止され
る。
【0013】発券コマンド発生手段からの発券コマンド
の取込みが完了すると、券搬送停止手段により券の搬送
の一時停止が解除されるので、券は券発行部へ搬送さ
れ、この券発行部で印字等の発券処理が行われて券の発
行が行われる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0015】図1は、この発明を適用した券発行装置の
概略の内部構成を示す図で、この券発行装置は、券用紙
としてミシン目が所定間隔で設けられた連続用紙を使用
しているが、この発明はこれに限定されるものではな
く、券用紙として最初から単票用紙になっているもので
も良い。
【0016】1番のビン1a、2番のビン1b及び3番
のビン1cは、それぞれ異なる券種の連続用紙が別々に
収納されており、この1番のビン1a、2番のビン1b
及び3番のビン1cにより複数の保管部が形成されてい
る。これらの各ビン1a,1b,1cからは、それぞれ
各券種の連続用紙が搬送路2へ引き出されており、所望
のビンの連続用紙、すなわち所望の券種の連続用紙が1
つ選択されて、前記搬送路2上を搬送されるようになっ
ている。
【0017】この搬送路2上に、カッター部3、磁気エ
ンコーダ部4及びプリンタ部5が順番に設けられてお
り、この搬送路2の最終端は2方向に分岐され、一方に
はスタッカ6が設けられ、他方には内部スタッカ7が設
けられている。また、前記搬送路2には、各所に搬送機
構が設けられており、ビンから供給された連続用紙又は
カッター部3により切断された1枚の券を搬送するよう
になっている。
【0018】さらに、前記カッター部3と前記磁気エン
コーダ部4との間の、しかも前記磁気エンコーダ部4に
近い位置に、券検出手段としての光学式透過形センサか
らなる用紙センサ8が設けられている。
【0019】前記カッター部3は、前記搬送路2を搬送
されてきた連続用紙をミシン目で切断して1枚の券に
し、前記磁気エンコーダ部4への前記搬送路2に供給す
るようになっている。
【0020】前記用紙センサ8は、前記カッター部3か
ら前記磁気エンコーダ部4へ搬送される券の先端を検出
するようになっている。
【0021】前記磁気エンコーダ部4には、書込み専用
磁気ヘッド4a及び読取り専用磁気ヘッド4bが設けら
れている。前記書込み専用磁気ヘッド4aは、入力され
ている発券情報の磁気エンコードデータを、前記搬送路
2を搬送されてきた券に形成された磁気ストライプに書
込むようになっており、前記読取り専用磁気ヘッド4b
は、前記券の磁気ストライプに書込まれた情報を読取る
ようになっている。
【0022】前記プリンタ部5は、前記搬送路2を搬送
されてきた券に、入力されている発券情報の印字データ
を印字するようになっている。
【0023】前記磁気エンコーダ部4及び前記プリンタ
部5により、券発行部が構成されている。
【0024】前記スタッカ6は、前記磁気エンコーダ部
4及び前記プリンタ部5によりそれぞれ磁気エンコード
データが書込まれ、印字データが印字された発行券が収
納されるようになっており、前記内部スタッカ7は前記
磁気エンコーダ部4及び前記プリンタ部5で処理されな
かった券が収納されるようになっている。
【0025】図2に、券発行装置の要部回路構成のブロ
ック図を示す。
【0026】11は、制御部本体を構成するCPU(ce
ntral processing unit )である。このCPU11が行
う処理のプログラムデータが記憶されたROM(readon
ly memory )12、前記CPU11が処理を行う時に使
用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(random
access memory)13、オペレータが操作するオペレー
ションパネル14、発券コマンド発生手段としてのホス
トコントローラ15と回線を介して接続された通信イン
ターフェイス16が、それぞれシステムバス17を介し
て前記CPU11と接続されている。
【0027】また、前記用紙センサ8等からなるセンサ
部18からの検出信号を入力すると共に、前記搬送路2
の搬送機構を駆動させるモータ19及び前記カッター部
3のソレノイド3aを制御する機構制御部20及び、前
記磁気エンコーダ部4の前記書込み専用磁気ヘッド4a
及び前記読取り専用磁気ヘッド4bからなる磁気ヘッド
21及び券の磁気ストライプを検出するための磁気スト
ライプセンサ22を制御する磁気エンコーダ制御部23
は、それぞれ前記システムバス17を介して前記CPU
11と接続されている。
【0028】図3に、前記CPU11が行う発券処理の
流れを示す。
【0029】まず、ホストコントローラ15から送信さ
れた発券コマンドが受信されるまでの待機状態となって
いる。発券コマンドが受信されると、発券コマンドのビ
ンNo.指定コードが受信されるまでの待機状態とな
る。
【0030】ビンNo.指定コードが受信されると、こ
のビンNo.指定コードにより指定されたビンNo.は
1番か、又は2番か、又は3番かを判断する。以上のい
ずれの番号でなければエラーとなるようになっている。
【0031】ビンNo.指定コードにより1番が指定さ
れれば、1番のビン1aから連続用紙を搬送路2へ搬送
させ、ビンNo.指定コードにより2番が指定されれ
ば、2番のビン1bから連続用紙を搬送路2へ搬送さ
せ、ビンNo.指定コードにより3番が指定されれば、
3番のビン1cから連続用紙を搬送路2へ搬送させる
(券搬送手段)。
【0032】選択された連続用紙が搬送路2へ搬送され
ると、カッター部3により搬送されてきた連続用紙のミ
シン目で切断して1枚の券にし、磁気エンコーダ部4へ
の搬送路2に供給するカッター処理を行う。
【0033】次に、用紙センサ8により、搬送路2上を
搬送される券の先端が検出されるまでの待機状態とな
り、用紙センサ8により券の先端が検出されると、ホス
トコントローラ15から転送されたデータ(発券コマン
ドの全体)の受信が完了したか否かを判断する。
【0034】このとき、データの受信が完了していなけ
れば、券の搬送を停止し(券搬送停止手段)、データの
受信を続行して、データの受信が完了するまでの待機状
態となる。
【0035】データの受信が完了すると、券の搬送の停
止が解除され、受信データは正常か否か判断する。
【0036】受信データが正常でなければ、エラーとし
て、券を内部スタッカ7へ搬送して、内部スタッカ7に
収納(貯留)し、ホストコンピュータ15へデータの異
常を応答ステータスとして送信する。そして、この発券
処理を終了するようになっている。
【0037】また、受信データが正常ならば、券を磁気
エンコーダ部4に搬送して発券コマンドに含まれていた
磁気エンコードデータを書込む等の磁気エンコード処理
を行う。さらに、その磁気エンコード処理が行われた券
をプリンタ部5に搬送して、発券コマンドに含まれてい
た印字データを印字する等の印字処理を行う。次に、こ
の印字処理が行われた券をスタッカ6に排出し、券をス
タッカ6に収納させる。そして、この発券処理を終了す
るようになっている。
【0038】このような構成の本実施例においては、ホ
ストコントローラ15から送信される発券コマンドは、
例えば「TK#1C#…」のようなフォーマットで構成
されている。この最初の「TK」は、発券コマンドを示
すコードであり、次の「#」は、分離コードで各データ
の区切り目を示すコードである。次の「1C」がビンN
o.コードであり、ビン1に収納されている券種Cの券
の発行要求を示している。次の「#」は前述した#と同
じ分離コードで、以下、磁気エンコードデータ及び印字
データ等のデータが続くことになる。
【0039】上述したような発券コマンドが、ホストコ
ンピュータ15から通信インターフェイス16に送信さ
れたとき、まず、発券コード「TK」を受信した後、ビ
ンNo.指定コード「1C」が直ぐに受信される。
【0040】すると、1番のビン1aから券種Cの連続
用紙が搬送路2に搬送される。搬送された連続用紙は、
カッター部3によりミシン目で切断されて、1枚の券と
なって磁気エンコーダ部4への搬送路2に供給される。
この間、ホストコンピュータ15から送信された発券コ
マンドの受信が平行して実行される。
【0041】この供給された券は搬送路2をさらに搬送
され、磁気エンコーダ部4の近くの位置に設けられた用
紙センサ8によりその券の先端が検出される。この時、
ホストコントローラ15から送信された発券コマンドの
受信を完了しているか否かが判断され、発券コマンドの
受信が完了していなければ、券の搬送が一時停止され、
発券コマンドの受信が完了するまでの待機状態となる。
通常、券が指定のビンから搬送されて用紙センサ8の検
出位置に来るまでには、発券コマンドの受信が完了して
おり、受信データが正常であれば搬送動作は続行され、
券は磁気エンコーダ部4に搬送される。
【0042】発券コマンドの受信が完了すると、券の搬
送の一時停止が解除されると共に受信データ(発券コマ
ンド)が正常か否か判断される。
【0043】ここで受信データが正常ならば、券は磁気
エンコーダ部4に搬送されて、券の磁気ストライプに発
券コマンドの磁気エンコードデータが書込み専用磁気ヘ
ッド4aにより書込まれる等の磁気エンコード処理が行
われて、券はさらにプリンタ部5に搬送される。
【0044】プリンタ部5では、券に発券コマンドの印
字データが印字され、この印字された券はスタッカ6に
排出して収納される。
【0045】また、受信データが正常でなければ、券は
磁気エンコーダ部4及びプリンタ部5を通過して内部ス
タッカ7に収納される。
【0046】このように本実施例によれば、ビンNo.
指定コードを先頭に配置した発券コマンドを送信するホ
ストコントローラ15と、券を券種毎に別々に収納する
ための1番のビン1a、2番のビン1b、3番のビン1
cと、これらの各ビンのうちいずれか1つから供給され
た券の先端を磁気エンコーダ部4の近くの位置で検出す
る用紙センサ8とを設け、ホストコントローラ15から
送信された発券コマンドのビンNo.指定コードが受信
されたときに、このビンNo.指定コードで指定された
ビンの連続用紙を搬送させ、この連続用紙をカッター部
3で切断して供給された1枚の券の先端が用紙センサ8
により検出されたときに、ホストコントローラ15から
の発券コマンドの受信が完了しているか確認する。発券
コマンドの受信が完了していれば券の搬送は続行され
る。他方、発券コマンドの受信が完了していなければ券
の搬送を一時停止させ、ホストコントローラ15からの
発券コマンドの受信が完了すると、券の搬送の一時停止
を解除する。従って、ビンNo.指定コードが受信され
た時点で発券コマンドの受信中にもかかわらず、券の搬
送を開始させることができ、しかも、確実に発券コマン
ドの受信が完了し、受信データが正常であることを確認
してから、券を磁気エンコーダ部4及びプリンタ部5へ
搬送するので、券の予め決められた磁気エンコード開始
位置及び印字開始位置に正確に磁気エンコード及び印字
を行うことができる。
【0047】従って、少なくとも各ビン1a,1b,1
cからカッター部3への搬送時間、カッター部3での切
断処理時間及びカッター部3から用紙センサ8の検出位
置までの搬送時間を短縮することができ、発券時間の短
縮を図ることができる。
【0048】なお、この実施例では、券として連続用紙
を使用したためカッター部3を設けたが、券として予め
単票用紙になっているものを使用する場合には、カッタ
ー部3を設けなくとも良い。
【0049】図4に、この発明の他の実施例を示す。な
お、この実施例においては、前述の実施例とCPU11
が行う発券処理の内容が異なるだけで、要部回路構成等
はほぼ同一の構成になっているので、ここでは同一部材
には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0050】なお、この実施例のホストコントローラ1
5は、通信インターフェイス16を介してデータの異常
を応答ステータスとして受信すると、再び発券コマンド
の再送信をするようになっている。
【0051】図4に、CPU11が行う発券処理の流れ
を示す。
【0052】まず、ホストコントローラ15から送信さ
れた発券コマンドが受信されるまでの待機状態となって
いる。発券コマンドが受信されると、発券コマンドのビ
ンNo.指定コードが受信されるまでの待機状態とな
る。
【0053】ビンNo.指定コードが受信されると、こ
のビンNo.指定コードにより指定されたビンNo.は
1番か、又は2番か、又は3番かを判断する。以上のい
ずれの番号でなければエラーとなるようになっている。
【0054】ビンNo.指定コードにより1番が指定さ
れれば、1番のビン1aから連続用紙を搬送路2へ搬送
させ、ビンNo.指定コードにより2番が指定されれ
ば、2番のビン1bから連続用紙を搬送路2へ搬送さ
せ、ビンNo.指定コードにより3番が指定されれば、
3番のビン1cから連続用紙を搬送路2へ搬送させる
(券搬送手段)。
【0055】選択された連続用紙が搬送路2へ搬送され
ると、カッター部3により搬送されてきた連続用紙のミ
シン目で切断して1枚の券にし、磁気エンコーダ部4へ
の搬送路2に供給するカッター処理を行う。
【0056】次に、用紙センサ8により、搬送路2上を
搬送される券の先端が検出されるまでの待機状態とな
り、用紙センサ8により券の先端が検出されると、次
に、ステップ1(ST1)の処理として、ホストコント
ローラ15から転送されたデータ(発券コマンドの全
体)の受信が完了したか否かを判断する。
【0057】このとき、データの受信が完了していなけ
れば、券の搬送を停止し(券搬送停止手段)、データの
受信を続行して、データの受信が完了するまでの待機状
態となる。
【0058】データの受信が完了すると、券の搬送の停
止が解除され、受信データは正常か否かを判断する。
【0059】受信データが正常でなければ、エラーとし
て、ホストコンピュータ15へデータの異常を応答ステ
ータスとして送信し、再び前述のステップ1の処理に戻
るようになっている。
【0060】また、受信データが正常ならば、券を磁気
エンコーダ部4に搬送して発券コマンドに含まれていた
磁気エンコードデータを書込む等の磁気エンコード処理
を行う。さらに、その磁気エンコード処理が行われた券
をプリンタ部5に搬送して、発券コマンドに含まれてい
た印字データを印字する等の印字処理を行う。次に、こ
の印字処理が行われた券をスタッカ6に排出し、券をス
タッカ6に収納させる。そして、この発券処理を終了す
るようになっている。
【0061】このような構成の本実施例においては、例
えば「TK#1C#…」の発券コマンドが、ホストコン
ピュータ15から通信インターフェイス16に送信され
たとき、まず、発券コード「TK」を受信した後、ビン
No.指定コード「1C」が直ぐに受信される。
【0062】すると、1番のビン1aから券種Cの連続
用紙が搬送路2に搬送される。搬送された連続用紙は、
カッター部3によりミシン目で切断されて、1枚の券と
なって磁気エンコーダ部4への搬送路2に供給される。
【0063】この供給された券は搬送路2をさらに搬送
され、磁気エンコーダ部4の近くの位置に設けられた用
紙センサ8によりその券の先端が検出される。この時、
ホストコントローラ15から送信された発券コマンドの
受信を完了しているか否かが判断され、発券コマンドの
受信が完了していなければ、券の搬送が一時停止され、
発券コマンドの受信が完了するまでの待機状態となる。
【0064】発券コマンドの受信が完了すると、券の搬
送の一時停止が解除されると共に受信データ(発券コマ
ンド)が正常か否か判断される。
【0065】ここで受信データが正常ならば、券は磁気
エンコーダ部4及びプリンタ部5に搬送され、磁気エン
コード処理及び印字処理が行われて、発行された券スタ
ッカ6に収納される。
【0066】また、受信データが正常でなければ、券の
搬送は再び位置停止され、ホストコンピュータ15から
再送信された発券コマンドの受信完了の待機状態とな
り、受信完了すると、上述した処理を行うようになって
いる。
【0067】このように本実施例によれば、前述の実施
例と同様な効果を得ることができると共に、さらに、ホ
ストコンピュータ15から送信された発券コマンドにデ
ータ異常が発生しても、券を内部スタッカ7に搬送せず
に、用紙センサ8の検出位置で再び一時停止状態にさ
せ、ホストコンピュータ15からの再送信された発券コ
マンドの受信完了の待機状態となるので、発券コマンド
自体にデータ異常がなければ、発券動作の再試行を素早
く行うことができ、しかも搬送された券を無駄にせずに
済むという効果を得ることができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
発券コマンドの受信完了前に発券処理動作を開始するこ
とができ、しかも券の予め決められた印字開始位置に正
確に印字を行うことができ、従って発券時間の短縮を図
ることができる券発行装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部構成を示す図。
【図2】同実施例の要部回路構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の発券処理の流れを示す図。
【図4】他の実施例の発券処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1a…1番のビン、1b…2番のビン、1c…3番のビ
ン、8…用紙センサ、4…磁気エンコーダ部、5…プリ
ンタ部、11…CPU、15…ホストコントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券をそれぞれ別々に保管する複数の保管
    部と、1枚の発券に対して前記保管部のうち1つを指定
    する保管部情報を先頭に配置して、この保管部情報に続
    いて印字データ等の各種発券情報を順次発生する発券コ
    マンド発生手段と、この発券コマンド発生手段から発生
    された発券コマンドの取込みにより券に印字等の処理を
    行って券発行を行う券発行部と、前記発券コマンドの先
    頭の保管部情報の取込みにより、続く発券情報の取込み
    と平行して、この保管部情報で指定された保管部から収
    納された券を1枚分前記券発行部へ搬送する券搬送手段
    と、この券搬送手段により搬送される券を所定の位置で
    検出する券検出手段と、この券検出手段により券が検出
    されたときに、前記発券コマンド発生手段からの発券コ
    マンドの取込みが完了するまで、前記券搬送手段による
    券の搬送を一時停止させる券搬送停止手段とを設けたこ
    とを特徴とする券発行装置。
JP6883293A 1993-03-26 1993-03-26 券発行装置 Pending JPH06282712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6883293A JPH06282712A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 券発行装置

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JP6883293A JPH06282712A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 券発行装置

Publications (1)

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JPH06282712A true JPH06282712A (ja) 1994-10-07

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ID=13385072

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JP6883293A Pending JPH06282712A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 券発行装置

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