JPH09293126A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09293126A
JPH09293126A JP10894796A JP10894796A JPH09293126A JP H09293126 A JPH09293126 A JP H09293126A JP 10894796 A JP10894796 A JP 10894796A JP 10894796 A JP10894796 A JP 10894796A JP H09293126 A JPH09293126 A JP H09293126A
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JP10894796A
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Hironori Ishii
裕基 石井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突然の割込みに対して他の処理に影響を及ぼ
すことを防止し、これにより処理の効率を上げて装置全
体の処理上のスループットを向上し、さらには処理の重
複による処理時間の遅れによる誤動作を防止する。 【解決手段】 用紙の搬送路の途中に各処理部及び用紙
を検出する複数のセンサA〜Eを設け、これらセンサの
うち各処理部に対応した所定のセンサが用紙の通過を検
出したタイミングで割込みを入れてデータ処理を行い、
このデータ処理の結果に基づいて各処理部から用紙に所
定の処理を行う情報処理装置において、各処理部での処
理を行うに当たり、その処理部に対応する所定のセンサ
に基づく割込みまでに、他のセンサが用紙の通過を検出
したタイミングで割込みを入れて、その処理部に必要な
データ処理の一部を事前に行っておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の情報の書込
みや読取り等する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の情報処理装置としては、例えば
券発行装置がある。この券発行装置は発券情報を受信す
ると、給紙部から連続用紙を搬送し、この連続用紙を搬
送路の途中に設けられたカッタにより切断して単票の券
用紙とし、その券用紙をさらに搬送して磁気エンコーダ
部やプリンタ部にて各種発券情報に基づいた情報を記録
して券発行を行うようになっている。
【0003】このような券発行装置においては、磁気エ
ンコーダ部やプリンタ部の搬送路上流側にそれぞれ用紙
センサを設け、券用紙に設けた磁気ストライプへの書込
みや券用紙への印刷を行うタイミングをとっている。す
なわち、これら用紙センサを券用紙が通過したか否かを
監視して、その通過タイミングで装置本体の制御部を構
成するCPU(中央処理装置)へ割込みを行い受信した
発券情報の展開処理等を行って、その処理した情報を券
用紙に書込むようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような情
報処理装置においては、磁気書込みや印刷を行う際、C
PUに対する割込み処理が入るのは、各処理ごとにその
処理部の直前にある用紙センサ通過時の1回限りである
ため、例えば次のデータを受信処理している間に印字部
の直前の用紙センサを券用紙が通過し印字データの展開
等の割込み処理が突然入ってしまうというように、複数
の割込みが重なった場合、いずれかの処理が遅延し、装
置全体の処理上のスループットが低下したり、処理のタ
イミングによっては誤動作を生じる場合があるという問
題があった。
【0005】そこで、本発明は、突然の割込みに対して
他の処理に影響を及ぼすことを防止することができ、こ
れにより処理の効率を上げて装置全体の処理上のスルー
プットを向上することができ、さらには処理の重複によ
る処理時間の遅れによる誤動作を防止できる情報処理装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送媒体の搬
送路の途中に複数の処理部及び複数の用紙検出手段を設
け、これら用紙検出手段のうち各処理部に対応した所定
の用紙検出手段が搬送媒体の通過を検出したタイミング
で割込みを入れてデータ処理を行い、このデータ処理の
結果に基づいて各処理部から搬送媒体に所定の処理を行
う情報処理装置において、各処理部での処理を行うに当
たり、その処理部に対応する所定の用紙検出手段に基づ
く割込みまでに、他の用紙検出手段が搬送媒体の通過を
検出したタイミングで割込みを入れて、その処理部に必
要なデータ処理の一部を事前に行っておくものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】図1は、券発行装置の概略構成を示す図
で、1は連続用紙を収納する用紙収納部である。この用
紙収納部は複数の収納箱(本実施例では3個)、すなわ
ちビン1a、ビン1b及びビン1cから構成されてい
る。これらビン1a、ビン1b及びビン1cには、例え
ばそれぞれ異なる券種の単票の券用紙を連続的につなげ
た連続用紙19が収納されている。この連続用紙19は
所定位置で切離されて券用紙となるが、この券用紙には
長手方向に沿って磁気ストライプが設けられており、こ
の磁気ストライプには、所定の規格に基づいて予め所定
情報が書込まれている。
【0009】また、これら各券種の連続用紙19はそれ
ぞれビン1a、ビン1b及びビン1cから搬送路2へ引
き出されており、所望のビンの連続用紙19、すなわち
所望の券種の連続用紙が1つ選択されて、上記搬送路2
上を搬送されるようになっている。この搬送路2には、
カッタ部3、磁気エンコーダ部4及びプリンタ部5が順
に配設されている。さらに、搬送路2の最終端は2方向
に分岐されており、その一方にはスタッカ6が設けら
れ、他方には内部スタッカ7が設けられている。上記カ
ッタ部3への搬送路2の途中には、連続用紙のジャムを
検出するジャムセンサAが設けられている。また、カッ
タ部3から磁気エンコーダ部4への搬送路2の途中に
は、カッタ部3の配設位置よりも下流側に券用紙の磁気
ストライプに書込まれた情報、例えばIATA規格によ
るSCNコードを読取るSCN読取り用ヘッド8が配設
されている。
【0010】例えば、本装置においては、このSCN読
取り用ヘッド8が読取ったSCNコードが、外部接続さ
れた後述のホストコンピュータ38から指示されたSC
Nコードであるか否かを判断し、指示されたSCNコー
ドでないと判断した場合は排紙され、指示されたSCN
コードであると判断した場合はその連続用紙19に基づ
いて所定の券発行処理を行うようになっている。
【0011】また、SCN読取り用ヘッド8から磁気エ
ンコーダ部4への搬送路2の途中には、連続用紙19を
所定の位置で切離すタイミングをとるためのカット位置
決めセンサBが設けられている。
【0012】上記磁気エンコーダ部4には、ライトヘッ
ド4a及びリードヘッド4bが設けられている。上記ラ
イトヘッド4aは、入力されている発券情報のエンコー
ドデータを、搬送路2を搬送されてきた単票の券用紙の
磁気ストライプに書込むようになっており、上記リード
ヘッド4bは、単票の券用紙の磁気ストライプに書込ま
れた情報を読取るようになっている。このリードヘッド
4bで読取ったデータは磁気ストライプに必要な情報が
正しく書込まれているか否かの確認に使用する。
【0013】また、磁気エンコーダ部4内には、ライト
ヘッド4aよりも上流側に単票の券用紙の磁気ストライ
プへの書込タイミングをとる書込位置センサCが設けら
れ、ライトヘッド4a及びリードヘッド4bの中間に単
票の券用紙の磁気ストライプの読取タイミングをとる読
取位置センサDが設けられている。
【0014】上記磁気エンコーダ部4からプリンタ部5
への搬送路2の途中には、印刷開始タイミングをとる印
刷スタートセンサEが設けられている。また、プリンタ
部5は、サーマルヘッド5a、インクリボン5bを備
え、搬送路2に沿って搬送された単票の券用紙に、発券
情報の印字データ等に基づいて印字を行うようになって
いる。
【0015】上記搬送路2には、ビン1a、ビン1b及
びビン1cのうちいずれかから供給された連続用紙19
をそれぞれカッタ部3に搬送するための搬送ローラ9,
10,11が設けられている。またSCN読取り用ヘッ
ド8から磁気エンコーダ部4まで単票の券用紙を搬送す
る搬送路2の途中には搬送ローラ12,13が設けられ
ている。さらに磁気エンコーダ部4から上記プリンタ部
5へ単票の券用紙を搬送する搬送路2の途中にはそれぞ
れ搬送ローラ14が設けられている。
【0016】上記スタッカ6には、磁気エンコーダ部4
によりそれぞれエンコードデータが書込まれ、さらにプ
リンタ部5により印字データが印字された券が排出され
収納されるようになっており、上記内部スタッカ7には
磁気エンコーダ部4及びプリンタ部5で正常に処理され
なかった券が排出され収納されるようになっている。図
2は、本実施例の概略構成を示すブロック図で、21は
制御部本体を構成する中央処理装置(中央処理装置)、
22はこのCPU21が各部を制御するためのプログラ
ムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモ
リ)、23は上記CPU21がデータ処理のために使用
するメモリ等を設けたRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)、24はメカニカルコントローラ、25は外部イ
ンタフェース、26はI/Oポート、27はリード・ラ
イトコントローラである。CPU21とROM22、R
AM23、メカニカルコントローラ24、外部インタフ
ェース25、I/Oポート26、及びリード・ライトコ
ントローラ27とは、データバスライン30により電気
的に接続されている。
【0017】上記リード・ライトコントローラ27は磁
気エンコーダ部4に設けられており、上述のライトヘッ
ド4a、リードヘッド4b、及びSCN読取り用ヘッド
8を接続している。このリード・ライトコントローラ2
7はリードヘッド4bによって読込んだ情報を読取っ
て、CPU21に供給するようになっている。また、リ
ード・ライトコントローラ27は、券用紙の磁気ストラ
イプに書込む情報を入力し、この情報をライトヘッド4
aに供給するようになっている。また、リード・ライト
コントローラ27には、上記書込位置センサC及び読取
位置センサDが接続している。
【0018】上記外部インタフェース25にはホストコ
ンピュータ28が通信回線を介して外部接続しており、
上記I/Oポート26にはオペレータが券発行情報の入
力等の各種操作を行うためのオペレーションパネル29
が接続している。
【0019】上記メカニカルコントローラ24には、上
記搬送ローラ9を駆動する搬送モータ32、上記カッタ
部3のカッタ3aを駆動するカッタモータ33の他、例
えば上記プリンタ部5に設けられたリボンの巻取りを行
うためのリボンの巻取りモータやリボンの巻戻しを行う
ためのリボンの巻戻しモータ等が接続されている。ま
た、メカニカルコントローラ34には、上記ジャムセン
サA、カット位置決めセンサB、印刷スタートセンサE
が接続している。
【0020】上記各センサA〜Eは、券用紙が各センサ
A〜Eを通過するタイミングに応じてCPU21へ割込
みを与える割込み処理制御回路35に接続されている。
この割込み処理制御回路35は上記バスライン30を介
してCPU21と相互に接続している。
【0021】図3は、上記割込み処理制御回路35の構
成を示す図で、各センサA〜Eはそれぞれノアゲート4
1の反転入力端子に接続している。またノアゲート41
の出力端子はインバータ42を介してラッチ回路43の
データ入力端子(D)に接続しており、このラッチ回路
43の反転出力端子(/Q)は、CPU21の割込み端
子(INT)に接続している。ラッチ回路43のリセッ
ト端子(R)はCPU21の出力ポートに接続してい
る。
【0022】また、上記各センサA〜Eはどのセンサに
対する割込みかをCPU21が確認するためのラッチ回
路44のデータ入力端子(D)に接続している。このラ
ッチ回路44のデータ出力端子(Q)はデータバス30
aを介してCPU21のDBUS端子に接続している。
ラッチ回路44のRD端子は、CPU21のRD端子に
接続しており、CS端子はデコーダ45に接続してい
る。そして、このデコーダ45はアドレスバス30bを
介してCPU21のABUS端子に接続している。
【0023】図4は、各センサA〜Eに用紙通過タイミ
ングで割込みを入れるときに行う処理のメモリ処理例を
示すもので、以下、CPU21が行う各割込み時の処理
とデータ処理としてのデータ受信処理、エンコードデー
タの展開処理、印字データの展開処理について説明す
る。
【0024】上記データ受信処理はホストコンピュータ
28からの発券情報データを受信してRAM23に一時
的に格納しておくものである。また、エンコードデータ
の展開処理はRAM23からの発券情報データを磁気エ
ンコーダ部4で書込む際に必要なデータに展開するもの
である。さらに、印字データの展開処理はRAM23か
らの発券情報データを発券情報データをプリンタ部5で
印字する際に必要なデータに展開するものである。
【0025】上記エンコードデータの展開処理では、磁
気エンコーダ部4のライトヘッド4a直前にある書込位
置センサCの用紙通過時に行う本割込みによる処理に先
立って、書込位置センサCよりも上流側にあるジャムセ
ンサA及びカット位置検出センサBの用紙通過時に上記
割込み処理回路35からCPU21へ入力される割込み
信号(INT)に基づいてエンコードデータの展開処理
の一部を事前に行っておくようになっている。
【0026】これと同様に、印字データの展開処理にお
いても、プリンタ部5直前にある印刷スタートセンサE
の用紙通過時に行う本割込みによる処理に先立って、印
刷スタートセンサEよりも上流側にあるジャムセンサ
A、カット位置検出センサB、書込位置センサCの用紙
通過時に上記割込み処理回路35からCPU21へ入力
される割込み信号(INT)に基づいて印字データの展
開処理の一部を事前に行っておくようになっている。
【0027】これらのデータ処理の関係については、例
えば各割込み時に行うエンコードデータの展開処理及び
印字データ展開処理の量を予め決めておき、次のセンサ
が用紙通過を検出するまでの時間が余れば、次のデータ
受信処理を行うようにする。これにより、データ処理の
効率が上がり、全体のスループットも向上する。
【0028】上記CPU21は、図5に示す券発行処理
を行うようになっている。すなわち、CPU21は先ず
ST(ステップ)1にてホストコンピュータ28から発
券情報データを受信したか否かを判断し、発券情報デー
タを受信したと判断した場合はST2にてその1枚目の
発券情報データを受信して図示しない受信バッファへ一
時的に格納するデータ受信処理を行う。続いて、ST3
にて搬送モータ22を駆動することによって搬送ローラ
9,10,11を駆動し、上記ビン1のうち指定された
ビンから連続用紙を繰出し搬送路2へ搬送する。
【0029】そして、ST4にてジャムセンサAが連続
用紙の通過を検出したか否かを判断する。具体的には、
ジャムセンサAが連続用紙の通過を検出すると、CPU
21には割込み処理制御回路35から割込み信号(IN
T)が供給される。すると、CPU21は、割込み処理
制御回路35のラッチ回路44からのデータからその割
込み信号(INT)がジャムセンサAのものであるか否
かを確認する。以下、他のセンサB〜Eにおいても同様
の処理を行って判断する。
【0030】ST4にてジャムセンサAが連続用紙の通
過を検出したと判断した場合は、ST5にてジャムセン
サAまでの処理が完了したか否かを判断する。このジャ
ムセンサAまでの処理では、最初の発券処理の場合には
1枚目の発券情報のデータ受信処理を行い、2枚目以降
はデータ受信処理の他に、既に受信してある発券情報デ
ータに基づくエンコードデータの展開処理の一部や印字
データの展開処理の一部を行ってもよい。
【0031】ST5にて、例えば2枚目以降におけるエ
ンコードデータの展開処理の一部や印字データの展開処
理の一部等のジャムセンサAまでの処理がまだ完了して
いないと判断した場合は、次の発券情報のデータ受信処
理を停止してST8の処理に移る。また、ST5にてジ
ャムセンサAまでの処理が完了したと判断した場合は、
ST7にて次の発券情報のデータ受信処理を開始する。
【0032】その後、ST8にてカット位置検出センサ
Bが連続用紙の通過を検出したか否かを判断する。そし
て、カット位置検出センサBが連続用紙の通過を検出し
たと判断した場合は、ST9にてカット位置検出センサ
Bまでの処理が完了したか否かを判断する。このとき、
連続用紙はカッタ部3にて所定のカット位置で切離され
て券用紙となって搬送される。このカット位置検出セン
サBまでの処理では、既に受信してある発券情報データ
に基づくエンコードデータの展開処理の一部、印字デー
タの展開処理の一部、データ受信処理の一部を行う。
【0033】ST9にてカット位置検出センサBまでの
処理がまだ完了していないと判断した場合は、ST10
にて次の発券情報のデータ受信処理を停止してST12
の処理に移る。また、ST9にてカット位置検出センサ
Bまでの処理が完了したと判断した場合は、ST11に
て次の発券情報のデータ受信処理を続行する。
【0034】その後、ST12にて書込位置センサCが
切離された券用紙の通過を検出したか否かを判断する。
そして、書込位置センサCが券用紙の通過を検出したと
判断した場合は、ST13にて書込位置センサCまでの
処理が完了したか否かを判断する。この書込位置センサ
Cまでの処理では、エンコードデータの展開処理の一
部、印字データの展開処理の一部、データ受信処理の一
部を行い、さらにこの場合の割込みは本割込みであるた
め、搬送された券用紙に書込むエンコードデータの展開
処理の残りをすべて行う。
【0035】ST13にて書込位置センサCまでの処理
がまだ完了していないと判断した場合は、ST14にて
次の発券情報のデータ受信処理を停止してST16の処
理に移る。また、ST13にて書込位置センサCまでの
処理が完了したと判断した場合は、ST15にて次の発
券情報のデータ受信処理を続行し、ST16にて磁気エ
ンコーダ部4に券用紙の磁気ストライプにエンコードデ
ータを書込ませるエンコード処理を行う。
【0036】続いて、ST17にて読取位置センサDが
券用紙の通過を検出したか否かを判断する。そして、読
取位置センサDが券用紙の通過を検出したと判断した場
合は、ST18にて読取位置センサDまでの処理が完了
したか否かを判断する。このとき、磁気エンコーダ部4
では券用紙の磁気ストライプに書込まれたエンコードデ
ータを読取って正しく書込まれているか否かを確認す
る。
【0037】この読取位置センサDまでの処理では、既
に受信してある発券情報データに基づくエンコードデー
タの展開処理の一部や印字データの展開処理の一部、及
びデータ受信処理を行う。
【0038】ST18にて読取位置センサDまでの処理
がまだ完了していないと判断した場合は、ST19にて
次の発券情報のデータ受信処理を停止してST21の処
理に移る。また、ST18にて読取位置センサDまでの
処理が完了したと判断した場合は、ST20にて次の発
券情報のデータ受信処理を続行する。
【0039】次に、ST21にて印刷スタートセンサE
が券用紙の通過を検出したか否かを判断する。そして、
印刷スタートセンサEが券用紙の通過を検出したと判断
した場合は、ST22にて印刷スタートセンサEまでの
処理が完了したか否かを判断する。この印刷スタートセ
ンサEまでの処理では、エンコードデータの展開処理の
一部、印字データの展開処理の一部、データ受信処理の
一部を行い、さらにこの場合の割込みは本割込みである
ため、搬送された券用紙に印字する印字データの展開処
理の残りをすべて行う。
【0040】ST22にて印刷スタートセンサEまでの
処理がまだ完了していないと判断した場合は、ST23
にて次の発券情報のデータ受信処理を停止してST25
の処理に移る。また、ST22にて印刷スタートセンサ
Eまでの処理が完了したと判断した場合は、ST24に
て次の発券情報のデータ受信処理を続行し、ST25に
てプリンタ部5に券用紙の印字出力を行わせる印字処理
を行う。印字が終了すると、ST26にて券用紙をさら
に搬送してスタッカ6へ排出させる。
【0041】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、ホストコンピュータ28からの発券要求がある
と、図6及び図7に示すような処理が行われる。すなわ
ち、ジャムセンサAまでの処理としてホストコンピュー
タ28からの1枚目の発券情報のデータ受信処理[1−
1]が行われる。そして連続用紙がジャムセンサAを通
過すると割込みが入り、カット位置センサBまでの処理
として1枚目のエンコードデータ展開処理[1−1]、
1枚目の印字データ展開処理[1−1]、2枚目のデー
タ受信処理[2−1]が行われる。
【0042】続いて、連続用紙がカット位置センサBを
通過すると割込みが入り、磁気エンコーダ部4の書込位
置センサCまでの処理として1枚目のエンコードデータ
展開処理[1−2]、1枚目の印字データ展開処理[1
−2]、2枚目のデータ受信処理[2−2]が行われ
る。このとき、連続用紙が切離されて券用紙となってさ
らに搬送される。
【0043】そして、券用紙が磁気エンコーダ部4の書
込位置センサCを通過すると本割込みが入り、1枚目の
エンコードデータ展開処理の残りが行われて券用紙の磁
気ストライプに展開処理したエンコードデータが書込ま
れる。そして、読取位置センサDまでの処理として1枚
目の印字データ展開処理[1−3]、2枚目のデータ受
信処理[2−3]が行われる。
【0044】続いて、券用紙が磁気エンコーダ部4の読
取位置センサDを通過すると割込みが入り、印刷スター
トセンサEまでの処理として1枚目の印字データ展開処
理[1−4]、3枚目のデータ受信処理[3−1]が行
われる。このとき、券用紙の磁気ストライプに書込まれ
たエンコードデータを読取り、正しく書込まれているか
の確認が行われる。
【0045】さらに、券用紙が印刷スタートセンサEを
通過すると本割込みが入り、1枚目の印字データ展開処
理の残りが行われて券用紙に展開処理した印字データが
印字出力される。その後は、繰返し各センサA〜Eまで
の用紙通過時に割込みが入り、本割込みによる処理を行
う前に、印字データ展開処理やエンコードデータ展開の
一部が事前に行われる。
【0046】このように、本割込みの前に、各センサの
用紙通過時に割込みが入るようにして、本割込みによる
処理を行う前にその一部のデータ処理を行っておくこと
により、本割込み時に行う処理の量を減らすことができ
る。これにより、本割込み時の処理を行うに当たり、他
の処理に影響を及ぼすことを防止することができる。従
って、データ処理の効率を上げて装置全体の処理上のス
ループットを向上することができる。
【0047】また、データ処理が重複することを防止で
きるため、他のデータ処理の遅れも生じることはない。
従って、データ処理が遅れることによる誤動作も防止で
きる。さらに、CPU21はセンサA〜Eからの割込み
により現在の用紙搬送状況を逐次把握できるため、その
搬送状況に応じた処理を行うことができる。また、各処
理部での処理の実行に必要なセンサA〜Eが事前割込み
のタイミングをとるためのセンサを兼ねるため、新たな
センサを設ける必要がなく、部品点数の増加を防止でき
る。
【0048】なお、本発明の実施の形態においては、割
込みを行うタイミングをとるためのセンサとしてジャム
センサA、カット位置決めセンサB、書込位置センサ
C、読取位置センサD、印刷スタートセンサEを利用す
るものについて述べたが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、他のセンサを利用するものであってもよ
い。また、割込みを行うタイミングをとるための専用の
センサを設けてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、突
然の割込みに対して他の処理に影響を及ぼすことを防止
することができ、これにより処理の効率を上げて装置全
体の処理上のスループットを向上することができ、さら
には処理の重複による処理時間の遅れによる誤動作を防
止できる情報処理装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略構成を示す図。
【図2】同実施の形態における概略構成を示すブロック
図。
【図3】図2に示す割込み処理制御回路の構成を示す
図。
【図4】同実施の形態における各センサまでの処理と各
処理部における処理との関係を説明する図。
【図5】同実施の形態における発券制御を示す流れ図。
【図6】同実施の形態における各センサまでの処理と各
処理部における処理との関係の具体例を説明する図。
【図7】同実施の形態における作用を説明する図。
【符号の説明】
2…搬送路 3…カッタ部(処理部) 4…磁気エンコーダ部(処理部) 5…プリンタ部(処理部) 21…CPU 35…割込み制御回路 A…ジャムセンサ(用紙検出手段) B…カット位置決めセンサ(用紙検出手段) C…書込位置センサ(用紙検出手段) D…読取位置センサ(用紙検出手段) E…印刷スタートセンサ(用紙検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送媒体の搬送路の途中に複数の処理部
    及び複数の用紙検出手段を設け、これら用紙検出手段の
    うち各処理部に対応した所定の用紙検出手段が前記搬送
    媒体の通過を検出したタイミングで割込みを入れてデー
    タ処理を行い、このデータ処理の結果に基づいて各処理
    部から前記搬送媒体に所定の処理を行う情報処理装置に
    おいて、各処理部での処理を行うに当たり、その処理部
    に対応する所定の用紙検出手段に基づく割込みまでに、
    他の用紙検出手段が前記搬送媒体の通過を検出したタイ
    ミングで割込みを入れて、その処理部に必要なデータ処
    理の一部を事前に行っておくことを特徴とする情報処理
    装置。
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